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SPY(スパイ:JYJジェジュン主演)最終話あらすじ&日本語訳vol.1

   

キム・ジェジュン、ペ・ジョンオク出演。SPY最終話(16話)前半。
あらすじの中で情景や表情も捉えつつ、台詞を丁寧に拾って翻訳していきます。

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ヘリムはベッドの下に転がっていた医療器具に懸命に手を伸ばしていた。
と、そのとき、備え付けの電話が鳴り始める。「?」

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「出発の時間だ」ヘリムのいる部屋へ入ってくると、キチョルが言った。
ふとサイドテーブルの上の電話に視線を移すと、彼は黙って受話器を耳に当てる。

キチョル「…。」

ソヌ「…。」

ソヌもまた、繋がったじっと電話に耳を澄ました。
しばらくして、何も言わぬまま電話は切れる。

ソヌ「ファン・ギチョルだ」
ユンジン「!」
ソヌ「ここにいる」

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キチョルは電話の線を引っこ抜いておき、ベッドと繋いであったヘリムの手錠を外す。
「何の電話?」ヘリムが尋ねると、キチョルは答える代わりに微笑んだ。

キチョル「なんでもない。こうしてるうちに船に乗り遅れる」

キチョルは彼女の腕を引き、鞄を手に歩き出す。
ベッドの下に落ちていた器具は… もうそこにはなかった。

#前回からの流れが何だか変ですが、まぁいいか(笑

部屋を出ると、キチョルはハッとして立ち止まった。
手下たちが一斉に目の前で銃を向けたのだ。

キチョル「何の真似だ」
ホンラン「何の真似って、今まであんたがやってきたことでしょ」
キチョル「どうした?ハードディスクを目の前にしたら、持ち去らずにはいられなくなったか」

ホンランが笑みを浮かべる。
「欲望ってのは果てしないものだ」キチョルもまた苦々しく笑った。

キチョル「持って行きたきゃ、そうしてみろ」

キチョルはこれまで大事に手に持っていた黒い鞄を差し出した。
手下の一人が進み出て、それを受け取る。

「あんたがどうなるか見届けるって言ったわよね」ホンランがヘリムに言う。

※廃工場にいるとき、「何か企んでいるようね」と囁いたヘリムに対して毒づいたセリフです。

ホンラン「ファン・ギチョルの次はあんたよ」

鞄を確認した者が頷くと、ホンランは嬉しそうに笑みを浮かべた。「いいわ、ファン・ギチョル」

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ホンラン「ジョンアプ号に乗ることは知ってるんだけど、乗るときの合言葉が分からないわ。それだけ教えて頂戴。その代わり、なるべく苦しまずに殺してあげる」
キチョル「ハードディスクに船のチケットまで手に入れようとは。欲が過ぎるんじゃないか?」
ホンラン「…。」
キチョル「まぁ、お前たちの切符までは買っていないが」

ホンランの顔から笑みが消えた。「何ですって?」
次の瞬間、ジョンホが後ろにいた仲間を続けざまに撃つ。
ホンランが振り返って銃を向けたとき、彼は一瞬の差で先に引き金を引いた。

ホンランの胸から飛び散った血が、ヘリムの額を赤く染める。「!」

ジョンホはキチョルを振り返ると、銃を下ろした。
それを見て、キチョルもまた構えていた銃を下ろす。

# へぇ~~~ このドラマ、人を殺すときは一気に殺すねぇ

キチョル「ソンへ、お前がジョンホに妙な話をしたそうだな」
ヘリム「…。」
キチョル「だがどうだ?ジョンホは変わらない。教化所で犬コロのように過ごした兄弟だからな」

キチョルは目を細め、ふっと笑うと、彼女の額についた血を指で拭った。
そのとき、ジョンホが黙ってキチョルに銃を向けた。

キチョル「!」
ジョンホ「仰ったでしょう。当たりクジだって金で買えると。兄弟だって同じです」

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そのとき、撃たれた手下の一人が銃に手を伸ばす。

ジョンホ「ファン・ギチョル同志。船に乗るための合言葉は何です?」

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ソヌたちは急いで病院へ向かっていた。
少し手前で車を停め、彼は携帯で場所を確かめる。

ソヌ「先に行って確かめてみる。周辺を調べてくれ」

車を降りるソヌを、ユンジンは心配そうに見送った。

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「パン!」突然の背後からの銃弾に、ジョンホが倒れこんだ。
彼を体ごと抱きとめ、キチョルは手下たちにトドメの銃弾を浴びせる。

次の瞬間、鋭い金属音と共に、キチョルは顔をしかめる。「うっ!」
ヘリムが隠し持っていた医療器具で刺したのだ。

キチョルがその場にへたりこむと、ヘリムは鞄を掴み、正面玄関へと駆け出した。
そこは鎖で施錠されており、開かない。
彼女は踵を返し、病院の奥へと廊下を走る。

キチョルは背中に刺さった器具を自分で抜き取り、駆けていくヘリムの後ろ姿を見上げた。「キム・ソンへ!!!」

奥まで行くと、彼女はそばにあった消火器で扉の鍵を殴りつける。
急がなければ!
鍵が壊れ、彼女が扉の向こうへ飛び込んだその瞬間、追ってきたキチョルが銃を放った。
ギリギリのところで扉が銃弾を跳ね返す。

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車の中にいたユンジンは、少し向こうを黒い人影がよぎるのに気づいた。「?!」
その人影が走って行くのを、注意深く目で追う。

ユンジン「お母さん!!!」

彼女は慌てて車を降りた。

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病院の中へ忍び込んだソヌは、ロビーに転がっている4人の手下たちの前で足を止めた。「!」
ソヌは急いで彼らの間を駆け抜ける。

診療室には誰の姿もなかった。

部屋の外へ出てくると、倒れていたホンランが苦しそうに声を上げる。
彼女はまだ息があったのだ。
ソヌは彼女に駆け寄った。「どういうことだ?」
「ハード…」言葉にならないまま、ホンランは力尽きた。

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ユンジンはヘリムの後をついて歩きながら、ソヌに電話を掛けた。

ユンジン(電話)「ソヌさん、商店街にいるんだけど、今お母さんを追いかけてるの。ワケはわからないけど、お一人よ。ハードディスクもお母さんが…」

そう言った瞬間、ユンジンのすぐ後ろに、突然脇道から現れた別の人物が続く。

ユンジン「!!!」

ファン・ギチョルだった。
ユンジンが立ち止まったそのとき、注射器の針を出す音が、カシャッと小さく響く。
彼女が振り返るなり、彼はそれを腹に突き刺した。
衝撃で倒れる彼女を、キチョルが抱きとめる。

キチョル「忠誠心が足りないとどうなるか、教えてやったろう。チョ・スヨンと同じ苦痛を味わうがいい」

電話を通して、ソヌの耳にキチョルの声が伝わる。「!」

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ユンジン「あなたも… きっと同じ目に遭うわ」

キチョルはふっと笑うと、ユンジンをその場に放り出し、ヘリムの後を追って歩き出した。

ユンジン「!」

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ソヌは車へ駆け戻った。
ダッシュボードの扉を開き、そこから小さな箱を取り出す。
すぐに携帯のタイマーを3分に合わせた。

それはウナから受け取った解毒キットだ。
スヨン殺害に使われた毒薬を分析し、万が一を考えて作られたものだった。
3分以内に打つ必要があると、彼はウナから説明を受けていた。

ソヌは再び駆け出した。

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道端に倒れているユンジンの元へ、ソヌはすぐに辿り着いた。「ソヌさん…!」
「喋るなよ」彼はそれだけ言って、急いで解毒薬を準備すると、彼女の腕に突き刺した。

ユンジン「あっ!」

そこでようやく彼は携帯を取り出す。残り37秒。
彼の顔に安堵の色が滲んだ。

ソヌ「これで大丈夫だ。少し休んでろ」
ユンジン「お母さん、あっちへいらっしゃったわ」

ソヌは彼女の視線の先を目で追う。

ユンジン「絶対助け出して」
ソヌ「…。」

ソヌはユンジンをその場に残し、全速力で駆け出した。

#これはいいね。スヨンのことは守れなかったけど、その教訓で作った薬でユンジンは助けられたっていう展開。

ユンジン「もう… 傷つかないで…」

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ヘリムは入り組んだ商店街の中を無我夢中で進んだ。
走り続けるうちに苦しくなり、彼女は閉ざされたシャッターに倒れ込んで大きく喘いだ。
視界がかすみ、ぐらぐらと揺れる。

朦朧とした意識の中、彼女の頭に古い記憶が甦った。

~~~~

病院のベッドで、彼女は隣の産婦を眺めていた。
赤ちゃんを抱き、駆けつけた家族に囲まれたその女性は、とても幸せそうだ。

「君も早く会いたいのかい?」ウソクに声を掛けられ、ヘリムは再び天井に視線を戻す。

ウソク「僕が看護師に…」
ヘリム「産むべきじゃなかったのよ。私みたいな女が母親になれるわけないもの」
ウソク「何を言うんだ。君が命懸けで産んだ子なのに」
ヘリム「(***)私の手で断ち切るべきだった。不幸になるに決まってるわ…私のせいで」

ウソクは彼女の手を両手で握りしめた。「そんなことはないよ」

ウソク「僕たちがソヌを幸せにすればいいんだ」
ヘリム「…。」
ウソク「僕たちなら出来るよ」

~~~~

「私のせい…」彼女はシャッターにもたれたまま首を横に振った。

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商店街の中を歩いてきたキチョルは、角を曲がった先に映っている人影を見つけ、ニヤリと笑った。
「ソンへ」彼女の名を呼び、彼は影に近づく。「逃げれば済むと思ったか?」

キチョル「もう裏切りには遭わんと言ったろ」

彼の声に、ヘリムはじっと身を固める。

キチョル「俺の手で殺そうと思えば殺せた。お前もハードディスクも…絶対に逃すものか」

角を曲がると同時に、彼は銃を構えた。
「?」そこには誰の姿もない。
危ういところで、ヘリムは彼の手から逃れた。

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「先輩」ソヌは商店街の中を歩きながらヒョンテに連絡を取った。

ソヌ(電話)「僕の言う病院に人を送ってください。誰かに見られる前に現場を片付けないと」

「手に入ったのか?」ヒョンテは個人ブースで声を潜めた。

ヒョンテ(電話)「約束の時間まであと少しだ」
ソヌ「手に入れます、絶対に。必ず手に入れて戻りますから」

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細い通路を入った奥に、ヘリムは身を潜めていた。
走ったせいで、撃たれた腕の傷が一層痛み、つい呻き声が漏れる。
「ソヌ…」苦しみの中、彼女は思わず愛する息子の名を呼んだ。

不意にまた古い記憶が湧き上がる。

~~~~

「ソヌだよ」ウソクがおくるみに包んだ赤ん坊を差し出した。
その手にソヌを抱き、ヘリムはじっと見つめる。「お母さんが守るわ」

ヘリム「ソヌのことは… お母さんが守る」

~~~~

「母さん、そこにいるの?」突然向こうから聴こえてきた声に、彼女はハッとして振り返った。「母さん!!!」

ソヌだ。
「少しだけ我慢して。すぐ人が来ますから」彼は銃を構えたまま、力強い声を上げた。

ソヌ「周辺を包囲して、ファン・ギチョルも絶対に捕まえます」

「ソヌ…?ソヌ…」ヘリムは懸命に首を横に振った。「来ないで…。来ちゃ駄目よ」

やっとのことで身を起こすと、そこにソヌの姿が見えた。
同時にソヌも、潜んでいる母の姿に気づく。「母さん」
「大丈夫?!」彼は思わず駆け出した。

その瞬間…
反対側の角にいたキチョルが、銃を構えて待ち受けているのが見えた。

ヘリム「駄目よ!!!!!」

飛び出したヘリムが、両手を広げてソヌの前に立ち塞がったその時だ。

パン!!!!!

キチョルの放った銃弾が、ヘリムの背中を襲う。

ソヌ「!!!!!」

続けてキチョルの放った銃弾が今度はソヌの腕を掠め、彼は母親に駆け寄ることも出来ずに、角の向こうへ転がり込んだ。

キチョルは地面に落ちた黒い鞄を拾い上げ、ヘリムに向き直る。「ソンへ…」

キチョル「家族がそんなに大事か?命まで捨てるほどに…?」

「駄目…!」地面に突っ伏したまま、ヘリムは懸命に手を伸ばした。
彼女の痛ましい姿に、キチョルは思わず顔を歪める。

ヘリム「持って行かないで…。それがないと… うちの家族は…」

ソヌは手元に落とした銃を拾い上げ、やっとのことで立ち上がった。
彼が放った銃弾が、立ち去ろうとしていたキチョルを捉える。
何発か撃ち合った後、キチョルは彼に背を向け、その場を逃げ出した。

「母さん!」ソヌが母を抱き起こした。「母さん!!!母さん!!!」
ぼんやりと開けたヘリムの目に、ソヌの姿が映る。
彼女は無意識にソヌの腕を強く掴んだ。

ヘリム「!」

数日前、彼女の正体を知ったソヌの腕を、ヘリムは同じように掴んだのだ。

「いつも悩んでいたわ。何があなたにとってより良いことなのか。正しいことなのか。
あなたを身籠った時から今まで… ほんの一瞬でも悩まずに生きたことはないのよ、ソヌ!」

「産まなきゃ良かったんです。そうすれば何も起きなかったのに」あのときソヌが放った一言が、再び彼女に突き刺さる。

ヘリム「ソヌ…。お母さん、あなたがいて嬉しかった」
ソヌ「!」
ヘリム「あなたを産んで、成長していく姿を見るのが… 嬉しかったの。本当に嬉しかったわ」

「…。」目の前にいるソヌの顔がだんだんと薄れていく。

ソヌ「母さん!!!!!」

「!」ソヌの声に、ヘリムはハッとして目を開けた。

ヘリム「港へ行きなさい。ファン・ギチョルは… ジョンアプ号という船に乗るって言ってたわ」

「お母さんは大丈夫」ヘリムは息も絶え絶えに頷いてみせる。

ヘリム「お母さんここで待ってるから… 早く行きなさい」

彼女はソヌの腕を掴んでいた手を緩めた。

ソヌ「俺… このまま行けないよ!このまま行けるもんか、母さん!」

+-+-+-+

母を背負い、ソヌは商店街を引き返した。

「お母さんが悪かったわ…」

彼らが戻ってきたのを見ると、シャッターにもたれかかっていたユンジンが立ち上がる。

ユンジン「私が救急車を呼ぶわ。ソヌさんはファン・ギチョルを追って」

「いや。母さんを助けるのが先だ」ソヌは涙の滲んだ目でまっすぐに彼女を見上げる。

ソヌ「俺じゃなくたってヤツを捕まえる人はたくさんいる。船の名前さえ言えば…」
ユンジン「ソヌさんが自分で捕まえて、ハードディスクを手に入れなきゃ駄目よ!それでこそ家族を守れるんだって… 分かってるでしょ」

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「…。」ソヌの目から涙がこぼれ落ちると同時に、サイレンの音が遠くに聴こえてきた。

200

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キチョルは腹に銃弾を受けていた。
血の滲む手で腹を押さえ、苦痛に耐えながら、彼は一人車を走らせる。
もう仲間はいない。黒い鞄だけが助手席に同乗していた。

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ソヌもまた車を飛ばした。

ソヌ(電話)「ウナ、入港記録を調べてくれ。仁川港にジョンアプ号って船が着いてるだろ。正確な位置は?」

彼はアクセルを踏み込んだ。

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朝になっていた。
ヒョンテが次長の元へやって来る。

次長「ファン・ギチョルは逃がし、ハードディスクはまだ手に入れていないと…?」
ヒョンテ「えぇ。ですが、ファン・ギチョルの部下は全員死にました。キム・ソヌがハードディスクを確保できる可能性が高くなったってことです」

次長はつまらなそうに息をついた。「キム・ウソクを連れて来い」

次長「口裏を合わせておくことがたくさんあるからな」
ヒョンテ「そう慌てないでください。約束の時間を過ぎてからでも…」
次長「引き伸ばしてどうなる?」

「おい、キム・ヒョンテ」次長はヒョンテをジロリと横目で見た。

次長「こりゃお前にとってチャンスなんだぞ。まだ分からないのか?」
ヒョンテ「分かってますよ。だけど、事が上手く片付いてこそのチャンスじゃないですか?」

「じゃなきゃ不意打ちを食らう」ヒョンテがぷいっと視線をそらし、つぶやいた。

次長「上手く解決しようが、ぶざまに失敗しようが、お前のことは改めて話そう」

「とにかく、言われたとおりキム・ウソクを連れて来い」次長は立ち上がる。

一人残されたヒョンテは、困り果てて頭を抱えた。「…。」

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「行きましょう」自宅で待つウソクに、静かに出頭命令が伝えられる。
「少しお待ちください」ウソクは迎えに来た男に告げると、娘の部屋へ入った。

ヨンソはベッドで眠っていた。
彼はベッドの縁に腰を下ろすと、娘の寝顔を覗く。「ヨンソ」

ウソク「ヨンソ」

ヨンソが目を開け、父を見上げた。「どこか行くの?」
「あぁ」ウソクはいつもと変わらぬ穏やかな調子で頷いた。

ウソク「ヨンソ、父さん行かなきゃならないんだが、ちょっと話があるんだ」

「何?」ヨンソが起き上がる。「どこ行くの?」
ウソクはヨンソの手をしっかりと握り、微笑んだ。「ヨンソ」

ウソク「これから、母さんと父さんのことで、いろんな話を聞くだろう」
ヨンソ「…。」
ウソク「どんな話を聞いたとしても、一つだけ忘れないでほしいんだ」
ヨンソ「…。」
ウソク「母さんと父さんはヨンソをとても愛していて、ヨンソに恥ずかしくない人になろうと努力してたってことを」
ヨンソ「お父さん…」
ウソク「それから… お母さんとお父さんがどんな人であったとしても、どんな人生を生きてきたとしても、ヨンソとは何の関係もない」
ヨンソ「…。」

「忘れちゃいけないよ」ウソクは娘の大きな瞳を見つめ、そう念を押した。

ウソク「誰が何と言おうと、ヨンソの生きたいように生きるんだ」

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「頼んだよ」ウソクは懸命に涙を堪える。「な?」
「…お父さん!」不安で堪らなくなり、ヨンソは父に抱きついた。「お父さん、行かないで」

ヨンソ「一緒にいて。みんな私だけ置いてどこ行っちゃうの…?」

「いい子だ、ヨンソ」ウソクは優しく娘を抱きしめ、目を閉じる。「本当にごめんよ」

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。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン

メェメェ泣いたところで、一旦休みます…。

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