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SPY(スパイ:JYJジェジュン主演)3話あらすじ&日本語訳vol.2

   

JYJキム・ジェジュン、コ・ソンヒ出演、「SPY」3話。後半に進みます。

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「どこですって?」ソヌは電話で話しながら、周囲のビルを見上げた。「モンキー?」

ソヌ(電話)「あぁ、見つけました。入ります」

ソヌは目の前にあるビルの階段を駆け上がった。
彼が入ったのは、あるバーだ。

まだ外は明るい。
客の少ない店内で、ポツンと座っている人の姿がすぐに見つかった。
同僚のウナだ。下を向いて口を尖らせ、彼女は見るからに落ち込んだ様子だ。
ソヌは思わず笑みをこぼした。

ウナ「何?どうやって来たのよ」
ソヌ「ここにいるって先輩がおっしゃったでしょ」
ウナ「そうね、10秒前に。言い終わるなり来るんだから」

ソヌは何の気なしに店内を見渡す。

ウナ「で?何で来たの?」
ソヌ「合コンが上手く行かなかったみたいですね」
ウナ「?!私が合コンに行くって、どうして分かったの?!」
ソヌ「僕ももう分析班所属じゃないですか。気合の入った髪に女性らしい服装、中途半端な時間帯。総合的に分析した結果ですよ」

ウナは面白くなさそうに彼を睨んだ。「怪しいわ」

ソヌ「長い間分析してるんだから、合コンの成功率が低いのはご存知でしょう?たいしたことでもないのに、何でひとりぼっちで酒なんか」
ウナ「たったの一杯よ!」
ソヌ「…。」

「言いたいことは?」ウナは腕を組んだ。

ウナ「私を慰めに来たはずはないし。何?」

「飲もうと思って」ソヌは笑ってカウンターに目をやる。「ここに冷たいビール2杯お願いします!」

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自宅のリビングで、夫婦はどうすることもできず黙り込んでいた。
とうとうヘリムが立ち上がる。「時間だわ」

ヘリム「行かないと」
ウソク「行ってどうするんだ」
ヘリム「あの男をソヌに会わせるわけには行かないでしょう?」

行こうとするヘリムの腕を、ウソクは思わず掴んだ。「一人で行かせるもんか!」

ヘリム「!」
ウソク「一緒に行こう。死のうと生きようと」

まっすぐに訴える夫に、ヘリムは深く頷いた。「そうね。一緒に行きましょう」
ウソクは妻を強く抱きしめる。

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「私の夢はね、良妻賢母なの」ウナはすっかり酔っ払っていた。
外は暗くなり、店内は他の客で賑わっている。

ウナ「申師任堂、許蘭雪軒… 全部ぶち壊しよ」

※申師任堂=シン・サイムダン。李氏朝鮮中期の女流書画家で、良妻賢母の鑑とされている。
※許蘭雪軒=ホ・ナンソロン。李氏朝鮮時代の女流詩人。

ソヌ「…。」
ウナ「北のヤツらのどうってことない報告書で徹夜。男に会っても”こいつ嘘ついてるんじゃないか”って疑って。徹夜ばっかで化粧ノリも悪いし、髪の色も抜けちゃってるし…」
ソヌ「…。」
ウナ「こういうのって労災処理してくれるべきなんじゃないの?!」

「それじゃ俺は?嘘つきに見える?」黙って彼女を見ていたソヌがようやく口を開いた。
「あんたはね」ウナは彼を指さし、そこでふと気づいた。「何でタメ口なわけ?」

ソヌ「タメ口でいいって自分で言ったろ」

「嘘!」ウナがけらけらと笑う。

ソヌ「同い年だろ。国家情報院じゃ君が先輩だけど、職級は俺のほうが上なんだ。友だちになろうって言ったくせに」

「そだね」ウナはまたジョッキを手に取る。「みんな友だち」

ウナ「ヒョンテ先輩も呼びなよ。友だちになろう」
ソヌ「ヒョンテ先輩ってさ」
ウナ「?」
ソヌ「どんな人?」
ウナ「一時はうちで最高の人材だったんだけど、今じゃ紐の切れた凧よ」
ソヌ「何でそうなったんだ?」
ウナ「それはね、ぜーんぶ事情があるの」

「監督官がね」そう言っておいて、ウナは急に辺りを見回し、声を潜めた。

ウナ「監督官が誰だか知ってる?」
ソヌ「労働団215局所属。韓国に派遣されたスパイの中じゃ最高位だろ。チャン・ソンテクの失脚以降、行方不明」

「うん、よく知ってるね」ウナがニッコリ笑う。

ウナ「先輩が前に監督官を捕まえようと罠を仕組んだことがあるの。上からは危険だって反対されたのに、押し切ったのよ。そしたら…」

「バン!」ウナがテーブルを叩く。「逆にやられたってわけ」

ソヌ「…。」
ウナ「先輩の目の前で同僚が一人こっぱ微塵になったって。言葉通り、”こっぱ微塵”よ」
ソヌ「…。」
ウナ「で、今みたいになっちゃったの。”静かに、ただ息だけして生きてる”ってわけ」
ソヌ「…。」

027

 

 

ウナ「でもさ、監督官の話が出た途端、目を剥いたってことは、忘れたわけじゃないみたい」
ソヌ「…。」

「そうでしょ?」ウナは携帯を手に取った。「報告書に書かなきゃ♪」

ソヌ「主任は?」
ウナ「主任?ヒョンテ先輩と同期だけど、頭がめちゃくちゃいいの。結婚相手だって… 誰だっけ?国会議員だった人の娘だって。そのうち政界進出するつもりなんじゃないかな」

ウナは膨れっ面で頬杖をついた。「うちのお父さんも国会議員だったらいいのに」
彼女がすっかりうなだれたところで、ソヌの携帯が鳴った。
ユンジンからだ。

ソヌ(電話)「あぁ、ユンジン。もう出ようとしてたところなんだ。うん、分かった。そっちに行くよ」

「俺、約束があるから」電話を切って立ち上がった彼の前で、ウナはすでに朦朧としている。

ソヌ「おい、ウナ」

彼女を揺すると、おでこをゴンとぶつけ、彼女はテーブルに突っ伏してしまった。

ソヌ「参ったな」

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バッティングセンターの店先には「営業終了」の看板が掛かっていた。

「すみません、店じまいです」仲間が客を追い返すのを、小さなブースで女が眺める。
昼間、ヘリムを尾行していた女だ。
そこへ、車が一台、駐車場へ入ってくるのが見えた。
降りてきたのはヘリムとウソクだ。
二人がやって来ると、さっき客を追い払ったばかりの男は無言で門を開き、二人を通した。

階段をあがると、ウソクは立ち上がったキチョルの手下に両腕を掴まれる。

ウソク「離せ!私はこの人の夫だ!」

手下に目で指図され、ヘリムは夫を残し、ネットの張られた奥のバッティングスペースへ足を踏み入れた。
キチョルが熱心にバットを振っている。

ヘリム「どうしてここで会おうなんて言ったの?」
キチョル「明るいし、人も多くて、いいじゃないか。顔が差す場所は嫌だろうし」

そう言って、キチョルは飛んできた球を軽快に打ち返す。

キチョル「南のヤツらはストレスが酷いんだな。夜通し酒を飲んだ上に、こんなところで棒切れを振り回すとは」

彼の視線が、向こうでじっと睨んでいるウソクに映った。

キチョル「あの旦那もえらく老けたもんだ。何で一緒に来た?」
ヘリム「夫婦だから」
キチョル「?」

キチョルは一旦構えたバットを下ろし、苦笑する。

ウソクの電話が鳴った。
「理事、どこですか?」ウソクの秘書だ。

ウソク(電話)「どうなった?」
秘書(電話)「理事がいらっしゃらないのに、テストが上手く行くはずないじゃありませんか。社長がどうにかしようとするうちにブルースクリーンになってしまって。一体どこへいらっしゃったんです?」
ウソク「それが… また話そう」

ウソクは電話を切り、すぐに妻へと注意を戻した。

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「今すぐソヌに連絡しろ」キチョルが語気を強める。「ここへ来いとな」

キチョル「ただそばにいればいい。説得は俺がするから」
ヘリム「出来ないわ!」

キチョルはバットを投げ捨てた。「出来ないんじゃない。やりたくないんだろ」

ヘリム「…。」
キチョル「それなら俺もやりたいようにやろうか」

彼は二人を隔てているネットを両手で鷲掴みにし、彼女を睨みつけた。
「君!!!」大声で叫び、ウソクが入ってくると、彼は二人の間に両手を広げて立ち塞がった。

ウソク「我々がやります!」
キチョル「!」

キチョルが思わずネットを掴んでいた手を下ろす。「キム・ウソクさん。今何と?」

ウソク「我々がやると言ったんです。あなた方がソヌに何を望んでいるかは知らないが、ソヌの代わりに我々がやりましょう。私たちはいつもソヌのそばにいるんです。だから…」
ヘリム「そうよ!無理にソヌを抱き込もうすれば失敗するかもしれないもの!」
キチョル「…。」
ヘリム「私たち、上手くやれるわ。あなたはよく知ってるじゃない、昔の私のこと」
キチョル「大昔の話だ。今じゃ平凡なおばさんじゃないか」
ヘリム「そして母親よ!」
キチョル「…。」
ヘリム「勘を取り戻すのに長くは掛からない。信じていいわ」
キチョル「キム・ソヌ一人にやらせる方が遥かにマシだ」
ヘリム「そう。やらせることさえ出来ればね」
キチョル「!」
ヘリム「でも、ソヌはあなたの言いなりにはならないわ。ひたすら正直に生きてきた子なの。そんなこと絶対にやらないわ!」
キチョル「一度試してみるか?あいつの愛国心がどれほどか」
ヘリム「分かってる。ソヌを抱き込めなきゃ、あなたはオシマイよ!」
キチョル「!」

続けて飛んでくる球が足元を掠め、キチョルはふと俯いた。

ヘリム「あなたが姿を現すのは、他に方法がないときだけよ。方法があるなら、とっくにうちの家族に手を出してるはずだわ」
キチョル「個人的感情より任務が優先だからな」
ヘリム「そう!党のためも… あなたの任務のためにもこれが最善よ。私たちがソヌの代わりにスパイになること!」

「…。」キチョルは目を細め、懸命に訴える夫婦を見比べた。

キチョル「考えて、答えを出そう」
ヘリム「決定権はあなたにないのね」
キチョル「!」
ヘリム「上に誰かいるんだわ。上の人に会わせて頂戴。直接話すから」
キチョル「黙れ!!!」
ヘリム「!」
キチョル「会えるのは俺だけだ。一つだけ肝に銘じろ。他のことはともかく、お前の運命は俺が決める」
ヘリム「…。」

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誰もいなくなった暗いバッティングセンターに、夫婦は黙ったまま取り残された。
外へ出たキチョルは、2階にいる二人を見上げる。
物憂げなヘリムの横顔と、彼女をいたわろうと微笑みかけるウソクの表情が見えた。

023

キチョル「…。」

キチョルは足早にそこを離れた。

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ユンジンはコーヒーショップの前で立ったまま、寒さに耐えていた。
そこへやって来たソヌに手を振った彼女は、彼が誰かを背負っているのに驚き、顔を曇らせる。

ユンジン「誰?」
ソヌ「ごめん。放って帰るわけにもいかなくて」
ユンジン「…。」

そのまま二人は並んで歩き出す。
背中のウナがどんどん重くなり、ソヌは苦しそうに息を乱した。
隣を歩きながら、ユンジンは眠っているウナの横顔を眺める。「綺麗ね」

ソヌ「何が綺麗だよっ」
ユンジン「綺麗じゃない。さすが育ちの良さが滲み出てるわ」
ソヌ「毎日君の顔ばかりみてるから、目が肥えたのかな。(ウナをチラリ)たいしたことないけど」
ユンジン「(ニヤリ)それで?たいしたことない女の人と、こんなになるまでお酒を飲んだわけ?」
ソヌ「違うって。飲んだのはこの子だけだ。俺はビール一杯だけ」
ユンジン「…。」
ソヌ「仕事で訊きたいことがあったんだけど、ただ訊くのもどうかと思って…。会社の外で会ったのだって、たった一回きりだ」

「ホントだって!」返事のないのが不安で、ソヌは彼女を振り返った。

ユンジン「(笑)言い訳されると余計怪しいな」

彼はそろそろ限界だった。「なぁ、ちょっと助けてくれないかな」

ユンジン「やれやれ。もっと楽に背負えばいいのに。私のことなんか気にしないで」

「腕、腕!!!」ぐらりと体勢が崩れ、ユンジンが慌ててウナの体を支える。

ソヌ「ありがとう。助かった」

「ホントにもう!」」そういってユンジンはウナを支えて前を向いた。「行こう、出発♪」

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二人はようやくウナの自宅に辿り着いた。
インターホンの向こうで、母親の声が聴こえる。「どなたです?」

ソヌ「こんばんは。ウナさんの会社の同僚なんですが、ウナさんが酔い潰れてしまって…」

ウナを連れて中へ入ったソヌを、ユンジンは門の前で待った。
いつしかチラチラと雪が舞っている。

母(声)「中で一杯飲んでいけばいいのに」
ソヌ(声)「いいんです。もう遅いですから」

ソヌはすぐに出て来た。
「良かったね。気に入られたみたいで」ユンジンは皮肉を漏らす。

# うん しつこい (・∀・)

ソヌ「そんなんじゃないって」
ユンジン「何で?職場も同じみたいだし、家も立派だわ」
ソヌ「イ・ユンジン」
ユンジン「私が見てもお似合いだからよ。仕事、家族、出身… 何一つ欠けてないもの。きっとソヌさんのお母さんだって遥かに気に入ると…」

不意にソヌが彼女の首に手を回し、彼女の口唇を塞いだ。「!!!」

「職場の同僚だ。それ以上でもそれ以下でもない」彼のまっすぐな瞳に、ユンジンは思わず目を伏せる。

024

ソヌ「俺には君だけだ」
ユンジン「本当?」
ソヌ「不安だってことは、俺が信じられない?」

ユンジンが首を横に振る。

ソヌ「うちへ帰ろう」

+-+-+-+

テレビのスイッチをつけると、お気楽なバラエティー番組が流れる。
今の彼らには、寧ろその騒々しさが必要だった。

#そして、うるさいので訳者泣かせ(小声

「とにかく時間を稼げて良かった」ウソクが言う。

ウソク「向こうで許可が下りれば…」
ヘリム「そんな簡単な問題じゃないの。今回が終わったら次、次が終わったらまたその次…」
ウソク「…。」
ヘリム「私とソヌだけじゃない。あなたまで巻き込まれるかもしれないわ」
ウソク「君が連れて行かれたとしても、結果は同じだ。国防部にいた私を誰が信じる?ソヌだって、国家情報院なんだろう?」
ヘリム「…。」
ウソク「誰も僕たちの潔白を信じやしないさ。時間を稼ごう。協力する振りをして、逃れる道を探すんだ。そうするしかないよ」
ヘリム「危険すぎるわ!」
ウソク「これまで一度でも楽に来られたことがあったかい?中国を脱出するときもそうだし、子どもたちを産んで育てる時もそうだ」
ヘリム「…。」
ウソク「今度だって、僕たちが判断さえ間違えなければ、解決できる」
ヘリム「だけど、今回は私たちだけじゃない。子どもたちの人生まで掛かっているのよ」

その瞬間、プツリとテレビが切れた。「?」
「何よ、うるさい」いつの間に帰ってきたのか、ヨンソがリモコンを握って二人を睨んでいる。

ヨンソ「近所じゅうの人が文句言いに来るよ」
二人「…。」
ヨンソ「二人ともどうしちゃったの?喧嘩?」
ヘリム「違うってば!話をしてただけよ」
ヨンソ「喧嘩みたいだったけど?」

「理解できないわけじゃないよ」ヨンソはニヤリとした。「新鮮だな♪」

+-+-+-+

ベッドの上に並んで仰向けになったまま、二人はずっと黙っていた。

ヘリム「ありがとう」

「…。」返事をする代わりに、ウソクは妻の手を取り、自分の胸の上で包み込んだ。

ヘリム「…。」

+-+-+-+

翌朝。
ダイニングテーブルの野草をゴミ箱へ放り込み、ヘリムはテキパキと朝食の用意を整える。
すでにウソクとヨンソはテーブルについており、そこへソヌがやって来た。「いただきます」
「…。」ヘリムの目がチラリとウソクへ向かう。

そのとき、リビングで電話が鳴り始めた。
「私が出るわ」立ち上がったソヌを止め、ヘリムがリビングへ向かう。
「もしもし」ヘリムが電話を取ると、向こうから唐突に声を聴こえた。「今すぐ会う必要がある」
キチョルだ。

ヘリムは静かに電話を切った。

ウソク「…。」

+-+-+-+

ソヌとウソクが連れ立って家を出ると、ウソクは悲壮な顔で妻に訴えた。

ウソク「一緒に行くよ」
ヘリム「いいえ、私一人で来いって。上手く行くから心配しないで。あなたはヨンソをしっかり送って頂戴」
ウソク「だけど…」

ウソクは辛うじて頷いた。「どんな結果であろうと、連絡してくれ」

ヘリム「分かったわ」

夫が後ろ髪引かれるように出掛けて行く。
静かにそれを見送ると、ヘリムは直ちに動き出した。

+-+-+-+

駐車場で誰かを待っていたソヌは、走りこんできた一台の車の前に立ち塞がった。
後部座席の窓が開き、中から主任のジュンヒョクが顔をのぞかせる。「ここで何してる?」

025

ソヌ「お話ししたいことがあるんです。今回やって来た工作員たち、捕まえる方法があります」
ジュンヒョク「…。とにかく乗れ」

+-+-+-+

目的地にやって来ると、彼女は建物の一室に入った。
一件役場のようにも見える室内には、多くの人びとが集まっている。
前のデスクで事務作業をしている女がヘリムに気づき、「あっちですよ」と目で指した。
奥のスペースを覗くと、ガラスの向こうに座っている人物のシルエットが見える。
「何してる?入れ」キチョルだった。

入ろうとした瞬間、そばにいた手下たちがヘリムを取り押さえると、一人がヘリムの持って来た鞄を奪った。「!!!」

キチョル「隅々まで調べろ」

テーブルの上に、バッグの中身が広げられる。
彼女が忍ばせていたナイフが転がり、手下がニヤリと笑って手に取った。
もうひとつ… バッグの中に入っていた小さな装置には気づいていないようだ。

手下「(ナイフを見せ)こんなものが入ってましたよ」
キチョル「俺はまた爆弾でも入っているのかと思ったが」
ヘリム「…。」

「お前たちに任せたくても、これじゃ出来ないじゃないか」冷たいキチョルの目が、ヘリムに突き刺さった。

026

+-+-+-+

ここでエンディングです。

訳の中には入れませんでしたが、ヘリムがここへ向かっている間、いつもと同じように退屈そうに授業を受けるヨンソの様子が描かれていて、何だかそれがとても心に残りました。
ヨンソの知らない間に家族の状況が激変していることや、それがヨンソたちを守るためであること。
そんなことが何気ないショットに込められている感じがして、印象深いです。

 - SPY ,

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