韓国ドラマから美しい言葉を学ぼう

韓国ドラマのあらすじや詳細日本語訳を紹介!セリフを題材にした文法解説も

トライアングル2話あらすじ&日本語訳vol.1

   

ジェジュン(JYJ)、イ・ボムス、イム・シワン(ZE:A )主演、「トライアングル」2話、セリフの日本語訳を交えつつ、あらすじを追っていきますね。

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赤パン一丁での決死の逃走劇の挙句、ヨンダルは女と二人、男たちに囲まれていた。
女の亭主が二人を前に怒りをぶちまける。

男「バカ女!こんなクズみたいな男とデキちまうとは!よくもこんな真似が出来たな!よくもこんな真似を!!!」

怒鳴る男に女がすがりついた。

女「ごめんなさい、あなた!だけど、ヤってないわ。ホントよ。信じて!」

隣でヨンダルが頷く。

男「何?ヤってないだと?!この期に及んで何を!!!」

掴みかかろうとした男を手下が止めると、男は天に向かって吼えた。

男「(ヨンダルに)おい、お前は舎北じゅうに名の知れてるチンピラだから、これ以上汚れようもないだろうが… だが、どうすりゃいいんだ?ヨンダル?」
ヨンダル「…。」
男「俺はここでどのツラ下げて生きていきゃいいんだ…?」

「兄貴!申し訳ありませんでした!」がっくりと頭を垂れた男にヨンダルが口を開くと、男が人差し指で制した。

男「俺がこの地獄で気の晴れる道はたった一つ。お前がこの世から消えることだけだ」
ヨンダル「兄貴!一度だけ!一度だけお許しください!お許し… お許しください!!!」

すがりつくヨンダルを、男が力いっぱい投げ飛ばす。
真横に大きく掘られた穴に、ヨンダルは転がり落ちた。

ヨンダル「僕がそこまで悪いことしましたか!!!」
男「(手下に)埋めろ!」

手下たちが一斉に動き出す。
シャベルを手に取ると、穴の中のヨンダルに土をかけ始めた。

「やめて」女が夫の足にすがる。
「助けてくれ!」穴から這い上がろうとするヨンダルを男は何度も足で蹴落とした。

「何をしてるんです?」
そのとき、不意に聞こえた声に一同の動きが止まった。
呑気にも聞こえるその声の主が歩いてくる。それはクク刑事だった。

ヨンダル「クク刑事さん!助けてください!」

クク刑事が男にニヤリと笑う。

クク刑事「埋めるおつもりで?」
男「いや、そういうわけじゃなくて… ちょっとビビらせようと」
クク刑事「あぁ~、ビビらせようとね。なぜ?」
男「いや…」
クク刑事「いくら”法より拳”だと言ってもね、キム社長、こんな勝手な真似はないでしょう」
男「…。」

「何してんだ?さっさと出てこい」クク刑事がヨンダルに声を掛ける。
穴から出てきたヨンダルは、頼もしいクク刑事の背後に避難した。

クク刑事「こいつが何をしでかしたのか言ってご覧なさい。法に背いたのが確かなら、私がしょっ引いて罰しますよ」

沈黙が流れる。

クク刑事「どうなんです?」
男「…連れて行ってください」

「行くぞ」クク刑事はヨンダルに小さく言い、歩き始めた。
ヨンダルはそそくさとそれに続く。

静かになったその場には、男のやり場のない雄叫びが響いた。

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離れていたところで待っていたドンスたちの元へ、クク刑事の車が戻ってくる。
「何してる?降りて来い」クク刑事に言われ、助手席から泥だらけの若者が降りて来た。

クク刑事「(ヨンダルに)ご挨拶しろ。こちらの方はソウル広域捜査隊の班長さん」

ヨンダルはペコリと頭を下げた。

ドンス「名前は何だって?」
ヨンダル「ホ・ヨンダルです」
ドンス「ホ・ヨンダルか。君に”ストロー”になってもらいたい」
ヨンダル「えっ?ストローって?」
クク刑事「お前、急に何を純情ぶってんだ?ストローが何か、ホントに知らないのか?」
ヨンダル「…。」
ドンス「俺の情報屋になって欲しいんだよ」
ヨンダル「俺が誰だかよくご存知ないようだけど、俺、そういうことする人間じゃないんすよ。頼む相手を間違えましたね」
ドンス「カジノ周辺のゴロツキや金貸し達の動きを把握して俺に報告してくれればいい」
ヨンダル「…。」
ドンス「特に、金貸したちの資金がどこに流れてるか、それを突き止めるんだ」
ヨンダル「そんなことして、しくじった日には刺されるんですよ!俺、いくらチンピラでもそんな真似は出来ません」

「ふっ」ドンスの口角が上がる。

ドンス「金貸したちに刺されるのは怖くて、俺のことは怖くないのか?」
ヨンダル「…。」
ドンス「ナイフより怖いもの、見せてやろうか?」

ヨンダルは困ったように視線を落とすと、ため息をついて顔を上げた。

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ヨンダルたちと別れた帰り道。
ドンスは山を切り崩しただだっぴろい場所へ車を向かわせた。

タク刑事「何でこんなところに?」
ドンス「父さんに一度会って行こうってな」
タク刑事「え?」

ドンスは車を降り、歩き出した。
そこは黒い石ころが果てしなく転がっているだけ。他には何一つ空間だ。

008

幼い頃…

一番下の弟を背負い、もうひとりの弟を連れ、ドンスはこの場所で父の遺骨を散骨したのだ。

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公衆浴場の浴槽で、ヨンダルはお湯に浸けていた顔をバシャッと上げた。

ヨンダル「あー、こっぱずかしい」

昼間、追われてホテルから逃げた時、彼は途中ですれ違った女の子を思い浮かべ、ため息をついた。

トライアングル ジェジュン

ジャンス「噂ははえーな」

ふいにジャンスがそばで笑う。

ヨンダル「いつからいたんだよ?」
ジャンス「たった今。もう舎北でキム女史とお前の関係を知らないヤツはいないぞ」
ヨンダル「早かろうが遅かろうが関係ねー」
ジャンス「キム女史のことは悪く言っても、お前のことどうこう言うヤツは一人もいない」
ヨンダル「…。」
ジャンス「お前みたいに生きるのが一番ラクかもな」
ヨンダル「今頃気づいたのか?」

「はははっ」ジャンスが楽しげに笑い声を上げた。

ジャンス「ところで、お前どうやって逃げられたんだ?兄貴、お前のことぶっ殺すってエラい騒ぎだったらしいけど」
ヨンダル「お前の知ったことじゃない」

ヨンダルはまたお湯の中へと顔を沈めた。

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ヨンダルたちは風呂から上がり、脱衣場へやって来る。

ヨンダル「オ・ジョンヒって言ったか?カジノで交通整理してる子」
ジャンス「急に何だ?」
ヨンダル「別に」
ジャンス「ひょっとして…」
ヨンダル「?… ひょっとして何だ?」
ジャンス「気があるんじゃないだろうな」

ヨンダルはそれには答えず、ため息をついた。

ジャンス「おい!お前、他の子はさておき、ジョンヒには手ぇ出すなよ!あいつにちょっかい出したら天罰が下るぞ」
ヨンダル「…。」
ジャンス「なぁ、あいつ性格こそキツイけど、どんなに立派な子だと思ってんだ?両親のいない家の家長なんだぞ!」
ヨンダル「家長?」
ジャンス「父親は炭鉱でじん肺症になって死んだ。母親は癌で死んだんだ。今、一人で稼いで、婆ちゃんと弟二人を養ってるんだ、あいつは!」
ヨンダル「…。」
ジャンス「もう一度言うぞ。ジョンヒには絶対手ぇ出すなよ。いいな?キム女史とは全く別の問題だ。あんないい子までダメにしちまったらお前!お前、ホントに人間じゃないぞ」
ヨンダル「お前がそこまで言うから余計に気になるだろ…」

ヨンダルが鏡越しにジャンスを見る。

ヨンダル「1ヶ月以内にモノにしてやる」
ジャンス「こいつ!ジョンヒに手ぇ出したら、俺とはホントに終わりだからな!」
ヨンダル「冗談で言ったんだって!」
ジャンス「…本当だな?」
ヨンダル「冗談だって!」

ヨンダルがニヤリと笑うと、ジャンスはようやくホッとして「ビックリしたろ」と呟いた。

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カジノ内のスタッフルーム。
ジョンヒは休憩スペースでチップを扱う練習をしていた。
そこへ先輩が顔をのぞかせる。

先輩「ご飯食べた?」
ジョンヒ「うん。座って」
先輩「(腰を下ろし)何してるの?」
ジョンヒ「練習してただけ」
先輩「あんたね、いくら練習したからってディーラーになれるわけじゃないのよ」
ジョンヒ「わかってるよ。だけど、一度やってみようと思って^^」

そう言って、ジョンヒはチップを均等に分けてみせる。

ジョンヒ「じゃーん!どう?なかなかでしょ?」
先輩「やるわね」
ジョンヒ「今日はうまく行くわ♪」

「あ、そうだ」ジョンヒが顔を上げた。

ジャンヒ「先輩、ひょっとしてホ・ヨンダルって人、知ってる?」
先輩「!!!」

名前を聞いたその瞬間、彼女は凍りついた。

先輩「あんた、あんなチンピラどうして?」
ジョンヒ「昼間美容院に行こうとしたら、パンツ一枚で追っかけられてたのよ」
先輩「(笑)」
ジョンヒ「周りの人たち、ホ・ヨンダルがどーのこーの言ってたから」
先輩「(興味津々)あんた、それ見たのね!!!」
ジョンヒ「(うんうん)」
先輩「(小声で)それってさ、あのチンピラが不倫現場をおさえられて逃げたらしいよ。ウンネ食堂知ってるよね?あそこのオーナーの女だって」
ジョンヒ「(呆れ)」
先輩「とにかくあいつはチンピラの中でも極悪だから、あんた目もくれちゃダメよ」
ジョンヒ「(笑)先輩、そんなわけないでしょ」
先輩「大変なことになるわ!」

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慣れ親しんだ夜の街、ヨンダルがバイクを走らせる。
彼は繁華街を抜け、ある道端でバイクを止めた。
視線の先には… 黄色いユニフォーム姿のジョンヒがカジノの前で交通案内をしている。
遠くから彼女を眺めるヨンダルの目は、それだけで優しく和らいだ。

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コ・ボクテはある店の座敷で誰かを待っていた。
そこへ現れたのは…ドンスだ。

コ・ボクテ「いらっしゃい」

彼は微笑み、ドンスに向かいの席をすすめる。
ドンスが腰を下ろすと、コ・ボクテが口を開いた。

コ・ボクテ「忙しいだろうに、時間を作ってくれてありがたい」
ドンス「用件を話せ」
コ・ボクテ「せっかくの時間なんだ。焦ることはない。この店は刺し身が実に美味いんだ」

二人の前に料理が並ぶ。
コ・ボクテが用件に入った。

コ・ボクテ「チャン班長、そろそろ終わりにしようじゃないか。これ以上無駄なことを続けてどうする?」
ドンス「…。」
コ・ボクテ「君のためを思って言ってるんだ。心からな」

黙って聞いていたドンスは急須から水を注ぎ、ゴクゴクと音を立てて飲み干すと、ようやく口を開いた。

ドンス「戯言ほざいてないで、本当に言いたことを言え」
コ・ボクテ「はははっ、全く…。人の真心が分からんのか」
ドンス「…。」
コ・ボクテ「率直に話そう。君は私をヤクザの頭だと思っているが、私はそうじゃない。国中の頭たちがどんな人生を送ったか、君も私もよく知っているじゃないか。(※すみません、中略)気が狂ったってそんな人生送るものか。私が事業を始めた理由はそれだ。ヤクザの頭になったところで湿っぽい人生、かっこ良く生きたくて事業を始め、今ようやく他人が認めてくれる段階まで来たのに、チャン班長は私の真心を疑うのか?」
ドンス「(笑)俺の尊敬する人がこんなことを言った。二言目には”真心”を口にする人間には気をつけろってな」
コ・ボクテ「…。」
ドンス「話がそれだけなら、もうお開きにしよう」

立ち上がり、歩き出すドンス。
コ・ボクテが引き止めると、外に控えている側近を呼んだ。
入ってきた側近は手に持った封筒をドンスに差し出す。

コ・ボクテ「君がそう来るならと、準備しておいた」
ドンス「?」
コ・ボクテ「君のところのチームワークはバラバラだな」

中から出てきたのは、写真と書類だ。
そこにはドンスの部下たちがコ・ボクテ側と通じている現場が写真におさめられ、彼らに渡った金の入金記録が細かく記されていた。

ドンス「!!!」
コ・ボクテ「私はな、チャン班長の頭の先から足の先まで、知らないことなど何もない。だから、むやみに俺に手を出そうなどと考えるな。大怪我するぞ」

ドンスが手に持った封筒をテーブルに放り出すと、コ・ボクテはさも愉快そうに笑い声を上げた。

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ヨンダルたちはカジノのロビーで困り果てていた。
出入り禁止になったまま、頼んでも処置が解けないのだ。
カジノで金を工面しないと、そろそろキチャン兄の金に手を付けたことがバレてしまう。
そうなれば二人はおしまいだ。
「いい方法はないのか?」ジャンスに言われたヨンダルは、ある人物の顔を思い出した。
カジノに出入りする金貸しの情報を流すよう依頼してきた刑事、チャン・ドンスだ。

「いたぞ。出入り禁止を解いてくれる人が」ヨンダルは携帯を取り出す。

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警察署に帰ると、ドンスにヨンダルから連絡が入った。

ドンス(電話)「おぅ、どうした?何か掴んだか?」
ヨンダル(電話)「あの、それが…。情報屋をするのに、班長さんに解決していただきたいことがあるんですよ」
ドンス「何だ?」
ヨンダル「資金の流れを把握するにはVIPルームに入らなきゃいけないんですけど…出入り停止を食らっちまいまして」
ドンス「出入り停止?何で食らった?」
ヨンダル「酒によって騒いじまって…」
ドンス「(笑)呆れたヤツだな」
ヨンダル「班長さんが出入り停止を解いてくだされば、俺、がっつり情報流せますよ」
ドンス「分かった。俺から言ってみよう」

「よっしゃ!」ヨンダルは無言で拳を握る。

ヨンダル「ありがとうございます。班長さん」

ヨンダルたちは晴れてカジノの中に足を踏み入れた。

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ジョンヒは申し訳なさそうに頭を下げた。
相手は、金貸しをしている男。ヨンダルの仲間のミンジュンだ。

ジョンヒ「すみません。もう少しだけ延ばしてください」
ミンジュン「何度も困るよ」
ジョンヒ「私、カジノに就職したんです。これからは毎月少しずつ返せますから」
ミンジュン「(笑)毎月少しずつ?元金を返す期間が長くなったら、利子はどうするつもりだ?」
ジョンヒ「利子は…ちょこっとだけマケてくだされば」
ミンジュン「何だ?全く… 金貸しに利子をマケてくれなんて、よく言えたもんだな」

そこへ事務所のドアが開き、女が入ってくる。
ヨンダルが通う賭博場の女主人、チャンマダムだ。

ミンジュン「良心ってもんがないぞ」
ジョンヒ「すみません」
ミンジュン「分かった。よーく考えてみるから、とりあえず返すんだぞ」
ジョンヒ「はい^^」

ジョンヒが笑顔で立ち上がり、事務所を出て行く。
黙って見ていたチャンマダムが入れ替わりにミンジュンの前に腰を下ろした。

マダム「あのお嬢さんは?」
ミンジュン「あぁ、うちのジャンスの高校の後輩だからって金を貸してやったんだがな、利子も返さずに全く困ったもんだよ」
マダム「いくら借りて行ったんです?」
ミンジュン「1200だ。どうした?」
マダム「顔もいいし、うちで使えそうだわ。担保は?」
ミンジュン「権利証書は預かってるが、もともと古い家だから担保にもならんよ」
マダム「構いませんよ。それ、私が引き受けます」
ミンジュン「チャンマダム、前言撤回はなしだぞ」
マダム「ヤン社長ったら!私がいつ前言撤回を?」

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ヨンダルたちはカジノのあるテーブルで勝負に入っていた。
チップを手のひらの中で転がしながら、ヨンダルはスコアボードを見つめる。
ディーラーに促され、ヨンダルは手に持ったチップを差し出し、バンカーの位置にベットした。

※ルールが全くわからないので、なんとなくで進みます^^;

ジャンス「プレイヤーだと思うけどな」
ヨンダル「テンション落ちるから黙って見てろ」

カードが配られる。
こちらの2枚をめくった結果… まずまずの持ち札だ。
これならいける…ヨンダルたちの期待が高まった。

ディーラーがプレイヤー側のカードをめくる。
「プレイヤーの勝ち」ヨンダルの力が抜けた。

ジャンス「ほらな!俺の言うとおりじゃないか」
ヨンダル「(ジロリ)」
ジャンス「(ギクッ)」

ヨンダルは気を取り直し、ディーラーに向き直る。

ヨンダル「お姉さん、全部賭けるから、いいカードくださいね」

そう言って手元のチップを重ねてプレイヤーの位置に差し出した。

ジャンス「俺が思うに今度は…」
ヨンダル「お前の考えはいらねーから」

再びカードが配られ、ヨンダルは注意深くそれをめくった…。

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下のホールへの階段を降りてくる間、ジャンスは文句たらたらだ。

ジャンス「お前、ちっとも俺の言うこと聞かないな。俺の言う方に掛けてれば、もう1億になってるのに」
ヨンダル「泣きたくてたまらないのに責めんなよ」
ジャンス「いくら残ってるんだ?」
ヨンダル「2000」
ジャンス「もう8000スッたのか?!」
ヨンダル「お前な、李舜臣将軍の言葉を知らねーのか?」
ジャンス「李舜臣将軍がどうした?」
ヨンダル「”臣にはまだ12隻の船が残っています”」
ジャンス「…。」
ヨンダル「李舜臣将軍はたった12隻の船で倭乱を退けたのに、俺には2000残ってるだろ。巻き返すには十分だ」
ジャンス「全く大口叩いて…。それにしても、出入り禁止を解いてくれた人、最後まで言わないつもりか?」

「訊くなよ~♪」ヨンダルが鼻唄で答える。

ヨンダル(歌)「なぜそんな高いところまで 登るのかと訊かないでくれ~」

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ジョンヒが居間でトランプを切る練習をしていると、祖母が食事の膳を抱えてやってきた。
「ピョンス!」ジョンヒは弟を食事に呼ぶが、返事がない。
再び呼ぶと、「食べない!」反抗期真っ盛りの返事が返ってきた。
「全くもう!」ジョンヒは立ち上がる。

ジョンヒが部屋を覗くと、置い等とのピョンスはゲームに熱中していた。

ジョンヒ「ご飯食べな」
ピョンス「食べないってば!」

「こいつ!」姉の平手がピョンスの後頭部に飛ぶ。

ジョンヒ「立ちな」

素直に居間にやってきたピョンスを加え、3人は食事を始めた。
姿の見えないビョンテを心配する祖母に「大丈夫」と声を掛け、ジョンヒは下の弟のピョンスを睨みつけた。

ジョンヒ「あんたね、中間考査で成績が落ちたら許さないからね」
ピョンス「(ニヤリ)」
ジョンヒ「何よ?」
ピョンス「僕知ってるもん。姉ちゃんはいつもビリっけつだったのに、何で僕に成績のこと言えるの?」
ジョンヒ「誰がそんなこと言ったのよ!」
ピョンス「おばあちゃん、そうなんでしょ?」
祖母「どうもこうもないよ」
ジョンヒ「おばあちゃん!」
ピョンス「(笑)」
ジョンヒ「あんたね、とにかく今度成績が落ちたら、スマホ買ってあげるって言ったの取り消しだからね」

ジョンヒは匙でコツンと弟のおでこを叩く。

そこへ「ごめんください」と玄関先で女性の声が聞こえた。

ジョンヒ「ん?誰かな」

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ジョンヒが外へ出てくると、そこに立っていたのはチャンマダムだ。

ジョンヒ「何かご用ですか?」
マダム「私と少し話せるかしら?」
ジョンヒ「?」

近くの喫茶店にやってくると、マダムは封筒を差し出した。

マダム「おたくの家の権利証書だと聞いたんだけど」

ジョンヒが中身を確認する。

マダム「間違いないでしょう?」
ジョンヒ「えぇ。そうですけど」
マダム「一週間で…(※保留)」
ジョンヒ「えぇ?!」
マダム「ヤン・ミンジュンさんには私が肩代わりしたわ。だから、今後は私に返してくださればいいの」
ジョンヒ「あの…今の状況では一週間じゃ到底無理です。もう少し時間をくだされば…」

007

マダムの語気がにわかに強くなる。

マダム「一週間じゃなかったら?二週間?」
ジョンヒ「い、いえ…そうじゃなくて。少しずつお返しすれば…」
マダム「そんなの話にもならないわね」
ジョンヒ「…。」

マダムがソファにもたれかかり、腕を組んだ。

マダム「お嬢さん、名前はオ・ジョンヒね?」
ジョンヒ「はい」
マダム「あたしの方が年上だから気楽に話すわ。いいでしょ?」
ジョンヒ「…。」
マダム「あんた、あたしと仕事してみない?」
ジョンヒ「…。」
マダム「そうすれば、もう返さなくてもいいわ」
ジョンヒ「?」

+-+-+-+

マダムに連れられ、ジョンヒは地下の賭博場に足を踏み入れる。
まだ昼間で、マダムと一緒にとり仕切るマンガン以外、そこには誰もいなかった。

マダム「どう?」
ジョンヒ「ここ…不法じゃないんですか?」
マダム「当たりよ、不法。だからお金になるの」
ジョンヒ「…。」
マダム「あんたがここでディーラーとして働くなら、月給は300万」
ジョンヒ「!」
マダム「それにお客から貰うチップもたんまり♪まぁ、下手でも月に500にはなるわね」
ジョンヒ「!」
マダム「そうすれば、3ヶ月もせずに借金は精算よ」
ジョンヒ「…。」
マダム「どう?やってみる?」

「…。」考えこむジョンヒの後ろで、マンガンがニヤリと笑った。

+-+-+-+

静かなバーに急いだ様子で入ってきたのは、ファン・シネだ。
誰かの姿を見つけると、「ごめんなさい」とシネは声を掛けた。

シネ「遅くなったわ」
男「いや、僕も今来たばかりだ」

男性は落ち着いた様子で彼女を見つめる。

男「この間より顔色がいい。充実しているようだね」
シネ「何とかうまく行き始めたわ。楽しいし」
男「君がなぜそんな仕事を選択したのか、僕には未だに理解できないが、ともかく楽しいなら良かった」
シネ「あなたはどうなの?」

男性は胸元から箱を取り出し、彼女に差し出した。

男「この間、香港に出張した時に買ったんだ」
シネ「…。」
男「見てごらん」

蓋を開けてみると、そこには豪華なネックレスが上品に収まっていた。

シネ「私に受け取る資格なんてあるのかしら」
男「まだ法的には夫婦だ」

「ありがとう」シネは顔を上げた。

男「でも、今日ははっきりケジメをつけなきゃな。一体いつまで見せ掛けの夫婦を続けなきゃいけない?周りの人にごまかし続けて、もう2年だ」
シネ「…。」
男「やり直すなり離婚するなり、お互い決着をつけたいんだ」
シネ「…。」
男「僕の立場を先に話すなら… 僕は今でもやり直したい」

淡々と話す別居中の夫、ピルサンを彼女は黙って見つめた。

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ここで一旦区切ります。
うまく聞こえない部分は粘らずにすっ飛ばしてます^^;;;
粘りたいシーンでは粘りますが、あまり気張らずに楽に進めることにしました(笑

保留と書いてあるところは、またそのうち埋めますね。お許しを~

そして、ここで一つお願いです。
私の翻訳をコピペしてご自身のブログに載せていらっしゃる皆さん。
翻訳を気に入ってくださり、悪気なくなさったことだと私は分かっています。
でも、皆さんのなさっていることは完全なルール違反です。
訳を載せたいのであれば、ご自分で訳してくださいね^^
すでにTwitterでの警告等で気付き、削除してくださった方、ご理解感謝します。

※全く関係のない大半の方には、不快な文章ごめんなさい。

 - トライアングル ,