韓国ドラマから美しい言葉を学ぼう

韓国ドラマのあらすじや詳細日本語訳を紹介!セリフを題材にした文法解説も

トライアングル1話あらすじ&日本語訳vol.1

   

ジェジュン(JYJ)、イ・ボムス、イム・シワン(ZE:A )主演、「トライアングル」1話、台詞の日本語訳を交えつつ、あらすじを追っていきます。

まずは前半をさっそく♪

+-+-+-+

雨の降りしきる街は昼間でも人影がまばらだ。
細い路地を入ると、何やら歌声が聴こえてくる。
飲食店の片隅で、男が焼酎の瓶を片手に、気持ちよさそうに歌っていた。

(歌)「どこの誰の元へ去ったのか…」

チャン・ドンスだ。

+-+-+-+

遠く、山の向こうの彼方に陽が沈んでいく。

(歌)「心の傷を忘れる道はない 消えてしまった…美しき愛の影…」

ポツリポツリと歌う男は、ホ・ヨンダル。

+-+-+-+

バーのステージで女が歌う。

(歌)「情熱のバラ色の愛も 真っ黒な傷の痛みも 私の心深くに悲しみを残した あなた…」

ユン・ヤンハは感情の伺えない目で、客席からそれを静かに見つめていた。

001

+-+-+-+

ヨンダル(声)「江原道舎北って知ってるか?昔は炭鉱の町として有名だったそうだ。その頃は犬が万ウォン札を咥えて歩いていたって言うが、俺は見たことないからな。炭鉱が閉鎖になって、いつの日かカジノやリゾートが入ってきた。12時を前に夜が終わることはないし、カジノのお陰で上がった舎北の地価は少なくとも坪当たり2000万ウォンだ。嘘みたいだろ?とにかく、ここ舎北でホ・ヨンダルを知らない奴は”モグリ”だ」

ヨンダルが夜の街を歩くと、女性たちが甲高い声を上げて駆け寄ってくる。

ヨンダル(声)「なぜかって?そのうちわかるさ」

+-+-+-+

サウナの食堂でヨンダルは今夜も一騒動起こしていた。
威勢よく服を脱ぎ捨てたところに、慌てて駆けつけた女性が彼を止める。

ヨンダル「こりゃ、姉さん。もう会えないかと思った」
女「とりあえず出ましょ。ね?」
ヨンダル「(手を払い)ここまで来たんだから兄貴に会っていかないと。兄貴は?」

「兄貴!どこだよ?」ヨンダルが店じゅうに響き渡る声で呼ぶ。
隅で小さくなっている仲間に、彼は「兄貴をお連れしろよ」と声をかけた。

女「(すがるように腕を引っ張る)出ようって。ね?」
ヨンダル「何なんですか、全く!」

+-+-+-+

ヨンダルは結局服を来て店の外に引っ張って来られる。
「頭おかしいの?あんたクズよ!」目を見開いて責め立てる女に、ヨンダルは笑う。

ヨンダル「姉さんのことを思って、どうにか言葉に気をつけてたんだけど、そう来るんならもうヤメた」

彼は携帯を取り出す。

ヨンダル「姉さんにプレゼントだ」

彼女は自分の携帯をバッグから取り出す。
ベッドで二人が抱き合っているみだらな写真が届いていた。
慌てる彼女を前に、彼の口笛が響く。

女「あんた!」
ヨンダル「兄貴にも一枚送ろうかな?」
女「あんただってタダじゃ済まないわよ!」
ヨンダル「そんなことビビってたらホ・ヨンダルじゃないだろ。一緒に死のうぜ、俺たち(笑)」

「ちょっと…」女は力が抜けたようにその場にへたり込んだ。「待って…」
札束を女が無造作に地面に置くと、女は声を絞り出した。

女「最後よ。これ以上はダメ」

ヨンダルは腰を下ろし、軽く女の肩を叩いた。

ヨンダル「俺だってバカじゃない。心配しないで」

札束を拾い上げ、軽く枚数を確かめると、「寂しくなったらいつでも呼んでよ」と立ち上がった。
上機嫌で歌を歌いながら去っていく彼の後ろで、女は思わず地べたに座り込む。

ヨンダル(歌)「寂しかったら俺に会いに~♪ 」

ヨンダルは女から巻き上げた金でさっそく街へと繰り出した。

+-+-+-+

取り調べ室にドンスが入ってくる。
被疑者の前に座ると、モニタリング室にも緊張が走った。

ドンス「戯言はいらない。イエスかノー、どちらかだ。簡単だろ?」
被疑者「…。」
ドンス「今回の事件、コ・ボクテが指示したんだろ?」
被疑者「…。」
ドンス「答えるんだ」
被疑者「困りますよ、チャン班長。今回の件はコ会長と何の関係もないんですってば」

被疑者は笑い声を上げる。
ドンスの目が鋭くなると、被疑者は視線を逸らした。

ドンス「これで最後だ。コ・ボクテなんだろ?」
被疑者「…話のわからん人だな」

固く結んだドンスの口元がビクビクと震える。
彼はそっと机の下に手を伸ばし、スイッチを押す。
すると、モニタリング室の画面が一斉に消えた。
モニタリング室の刑事たちが慌てて取調室に駆けつけると、テーブルや椅子は倒れ、ドンスはすでに無抵抗の被疑者を蹴りあげていた。
椅子を振り上げたところに、かろうじて刑事たちが割って入る。

ドンス「そいつ、今すぐぶち込め!!!」

+-+-+-+

ソウル地方警察署の広域捜査隊。
デスクに戻ってきたドンスは、ファイルを力いっぱい叩きつけた。
そこへコ・ボクテについて情報が入る。

ドンス「みんな準備しろ」

彼は引き出しを開け、拳銃を掴む。

#そんなところにラフに入ってるのか…?

イ刑事「令状もないのに?」
ドンス「おい!緊急逮捕に令状なんかいるか!」
イ刑事「…。」

皆が訝しげに班長を見つめる。

ドンス「俺が責任とるから心配はいらん」
カン・ジン「ボディーガードがついてるそうですけど、応援呼ばないでいいんですか?」

ドンスが睨むと、彼女は口もつぐむ。

ドンス「急ぐんだ」

彼が出て行くと、一同にため息が漏れた。

タク刑事「(ジンに)お前、まだ班長の性格掴めてないのか?」
ジン「分かってますよ」
タク刑事「何だ?」
ジン「狂ってる!!!狂ってるわ!あんな人の言うこと聞いてしくじったら、誰が責任取るんですか?」

+-+-+-+

ドンス(声)「俺、チャン・ドンス。ソウル地方警察署広域捜査隊所属の刑事だ。俺が広域捜査隊に志願したのは、ひとえにコ・ボクテを捕まえるため。チョンジン建設の会長であるコ・ボクテは事業家として知られているが、実はチンピラ出身のヤクザだ。コ・ボクテと俺の関係については追々話すことにするが、これまでの対戦は2戦2敗。俺の完敗だ。俺はあいつにまだ指一本触れられずにいる」

+-+-+-+

クラブのフロアは今夜も若い客でいっぱいだ。
客の中を縫うように案内された女性が二人、奥にあるVIPルームに入ると、コ・ボクテが笑顔で迎えた。

コ・ボクテ「とりあえず一杯ずつやりなさい」

彼は彼女たちにシャンパンをついでやる。

コ・ボクテ「このシャンパンとキャビアはね、君たち、ブーチンを知ってるだろう?ロシアの大統領の」
女性「えぇ、知ってますよ」
コ・ボクテ「ブーチンに食べさせるために、苦労して手に入れたんだ」
女性「わぁ♪」
コ・ボクテ「はははっ。味は最高だぞ」

「乾杯」グラスがカチンと音を立てる。
そこへ、ドアを威勢よく蹴り飛ばし、ドンスが乗り込んできた。

ドンス「コ・ボクテ、今日こそ捕まえてやる」

微かに笑みを浮かべたコ・ボクテは、まず隣に座る女性たちに落ち着いて声を掛ける。

コ・ボクテ「お嬢さんたち、ちょっと席を外してくれるかい?」

女性たちが部屋を出て行くと、コ・ボクテの視線が厳しく変化した。

コ・ボクテ「お前にはもうウンザリだ。前世で俺とどんな悪縁が?」
テク刑事「戯言はそれくらいにして、お縄になるんだ」
コ・ボクテ「(笑)令状は持ってきたのか?」
ドンス「緊急逮捕だ。お前みたいなやつに令状などいらん」
コ・ボクテ「緊急逮捕だと…。どうにもうまく行かずに今度は緊急逮捕か?」
ドンス「…。」
コ・ボクテ「何の件で?」
ドンス「ユ・ジョンマン社長殺害教唆容疑だ」
コ・ボクテ「こいつ!そんなんじゃダメだ。他の件にしろ」
ドンス「その口閉じて、さっさと出るんだ!」

コ・ボクテの眉間のシワが深くなる。
「いいだろう。付き合ってやる」コ・ボクテは立ち上がった。

コ・ボクテ「(側近に)騒ぐことはない。ハン弁護士に連絡しておけ」

+-+-+-+

コ・ボクテを連行し、フロアを進む一同。
そこへ、知らせを聞いたヤクザたちが一斉に駆け込んでくる。

暴れだしたドンスたちを、コ・ボクテは愉快そうに見物した。

#この乱闘シーン、軽快で器物破損は皆無。なかなか見やすいです^^

ドンスが拳銃を取り出し、天井に向けて発砲すると、フロアの人々は一斉に床に伏せる。
刑事たちに緊張が走った。

ドンスは銃口をコ・ボクテに向ける。

ドンス「頭に風穴開けられたくなかったら、こいつら片付けろ!!!」

コ・ボクテは何も言わず、手錠を繋がれた前に掲げ… 不敵に笑った。

ドンス「!!!」

+-+-+-+

仲間のジャンスを後ろに乗せ、ヨンダルはバイクを走らせていた。

ジャンス「おい、ストップ!」
ヨンダル「(バイクを停め)なんだよ?」
ジャンス「ちょっと待ってろよ」

ジャンスはバイクを降りると、後ろを振り返り、歩き出した。

ヨンダル「?」

ジャンスは道の向こう側に渡ると、黄色いユニフォームに身を包み、笑顔で車を案内するある女性の顔を覗きこんだ。

ジャンス「お前、ジョンヒじゃないのか?」

ジョンヒと呼ばれたその女性は、彼の顔をちらりと見ると、気まずそうに咳払いをし、視線をそらす。

ジャンス「(名札を見て)やっぱりそうだ!オ・ジョンヒ!お前、いつからここで働いてんだ?」
ジョンヒ「1…1ヶ月くらい。(小声で)ごちゃごちゃ言ってないで、あっち行ってよ!」
ジャンス「あぁ、分かったって。いやぁ、お前、出世したなぁ!」
ジャンヒ「早く行ってってば」

バイクを降り、ヘルメットを外すと、ヨンダルは道の向こうを振り返る。
彼は視線の先の黄色いユニフォームの女性を眺めた。

+-+-+-+

ヨンダルたちはカジノの前に到着すると、歩き出した。

ヨンダル「誰なんだ?」
ジャンス「あぁ、オ・ジョンヒって言ってさ、工業高の後輩なんだ」
ヨンダル「女なのに?」
ジャンス「知らなかったのか?あそこは男女共学だろ」
ヨンダル「…。」
ジャンス「高校時代は超ぼんくらだったのになぁ。それでも美人だからめちゃくちゃ人気だったんだ。同級生のヤツらの中で、あいつと付き合ったことないやつなんか、数えるほどしかいない」
ヨンダル「お前は?」
ジャンス「あいつ、俺には見向きもしなかった」

ヨンダルは楽しそうに笑った。

彼らがカジノの受付カウンターに会員証を差し出すと、直ちに会員情報がモニターに映しだされた。

受付嬢「ホ・ヨンダルさん、3ヶ月出入り禁止ですが」
ヨンダル「何でです?」
受付嬢「保安課での決定事項ですので、理由はよく分かりません」

受付嬢はそっと会員証を戻す。

ジャンス「この間、酔って騒いだろ。あれじゃないか」
ヨンダル「はぁ、酷いな。(受付嬢に)あれくらいで一週間どころか3ヶ月も出入り禁止にしてどーすんだよ」
受付嬢「…。」
ヨンダル「責任者呼べよ。保安課の責任者呼べって!」
ジャンス「(騒ぎを抑えようと、受付嬢に)早く呼ぶんだ」

さっそく黒いスーツに身を包んだ警備員たちが駆けつけた。

警備員「何事ですか?」
ヨンダル「常連客相手にこんな待遇なんてアリか?本気でそう来るのかよ?」
警備員「…。」
ヨンダル「人をバカにするもんじゃねーぞ。あんた、俺のこと知らないのか?ホ・ヨンダルを知らねーのかよ、お前らぁ!!!」

静まり返ったホールに、彼の怒号だけが響いた。

警備員「これ以上騒がれるなら、永久出入り禁止にしますよ」
ヨンダル「何だって?永久だと?」

警備員に飛びかかろうとしたヨンダルを、ジャンスが慌てて抱き止める。
ジリジリと出口へ連れて行かれながら叫ぶヨンダルは、どこか楽しげにさえ見えた。

ジャンス「一杯やりに行こうぜ」
ヨンダル「一発やらなきゃ気がすまねー」
ジャンス「何をだよ」

+-+-+-+

小さな飲み屋が連なっているある一角でヨンダルはバイクを止めた。
細い路地を入り、暗い建物の中をどんどん進んでいく。
さらに地下へと降りて行くと、何の装飾もないドアの前に行き着いた。

+-+-+-+

小さな店の事務所で女主人は退屈そうに爪を磨く。

男「チャンマダム、あれ、ヨンダルじゃないのか?」
女主人「?」

彼女が顔をあげると、視線の先のモニターには、ドアの前でカメラに向かって手を降っているヨンダルたちの姿が映っていた。
女主人はため息をつき、眉をひそめる。

男「追い返そうか?」
女主人「追い返しても面倒が起きるわ。入れてやって」

男は中からドアの小窓を開く。

ジャンス「(ニコニコ)「こんばんは、兄貴」
男「金はあるのか?」
ヨンダル「野暮なことを」

ヨンダルはポケットから札束を取り出し、男の前で振ってみせた。

ヨンダル「ほら、これでいいだろ?」

男がしぶしぶドアを開ける。
店に入ると、ヨンダルは札をチップに替える。
煙の立ち込める店内では、いくつも並ぶテーブルで客達が思い思いにギャンブルを楽しんでいた。

ヨンダルはある席に移動すると、手に持ったチップをまとめてテーブルに置いた。
男性客が鋭い目でちらりと彼を見上げる。

ヨンダル「あぁ、お元気ですか、兄貴」

男性客「ヨンダル、お前何の真似だ?」
ヨンダル「何がです?」
男性客「何がだと?(テーブルを指し)皆、バンカーに行ったのが見えないのか?反対に行ってどうする?」
ヨンダル「プレイヤー次第でしょう?」
男性客「…。」
ヨンダル「怖いなら変えたらどうです?」

男性はため息をつく。

男性客「(ディーラーに)カード配って」

勝負が始まった。

ヨンダル「来い!来いよ!」

そっとカードをめくり、端っこを確かめると、彼は嬉しそうにカードを表に返した。
ヨンダルの勝利だ。
男性の顔が曇る。

男性客「ヨンダル、お前な、調子に乗ってると後で泣きを見るぞ」

「場所移すぞ」男性が立ち上がると、周りの取り巻きたちも一斉に後に続いた。

ヨンダルたちだけが残されたテーブルで、次のゲームが始まる。
「よっしゃ!!!」いいカードが続き、ジャンスが歓声を上げた。

ジャンス「9じゃなきゃ勝ちだぞ!」

最後のカードを威勢よく表に返す。

9だ。

ヨンダルたちの顔から一気に笑みが消えた。

ディーラー「バンカーの勝利」

彼らの前に積まれていたチップが回収される。

ジャンス「だから、一気に賭けるなって言ったろ!」
ヨンダル「静かにしろって」

+-+-+-+

ガックリとうなだれるヨンダルの様子を、事務所のモニターで女主人が見つめていた。

女主人「あの調子じゃ何かやらかしそうね」

+-+-+-+

ヨンダルたちは小さな居酒屋に場所を移していた。

ジャンス「はぁ、諦めきれないな。9さえ出なきゃ良かったのに、何でよりによって!」

グズグズと文句を言い続けるジャンスを前に、ヨンダルは一点を見つめたまま、黙って焼酎を口に運んだ。
「ジャンス」ヨンダルが静かに口を開く。

トライアングル ジェジュン

ヨンダル「キチャン兄貴の金を使おう」
ジャンス「何だって?(慌てて声を潜める)お前、死にたいのか?」
ヨンダル「どんな死に方したって一緒だろ」
ジャンス「(愕然)」
ヨンダル「いや、死ぬもんか。俺とお前さえ黙ってれば、誰も気づきやしない」
ジャンス「(震える)俺は出来ねえ!死にたくないんだ」

+-+-+-+

誰もいない真っ暗な山の中で、ヨンダルはショベル車の前に立っていた

ヨンダル「ここだ。早く掘れ」
ジャンス「(ぶるぶる)ヨンダル、マジでヤバイって!」
ヨンダル「いいから、さっさと掘れって」

ヨンダルに逆らえず、ジャンスは仕方なくショベル車の運転席に座り、レバーを引いた。
ひと堀り、ふた堀り…。
「待て」注意深く土を見つめていたヨンダルがストップを掛ける。
地面の中から丸い筒が顔を覗かせると、二人は土を払いのけ、蓋を開けた。
ぎっしりと詰められた現金に顔を輝かせた二人は、大急ぎでそれをバッグに詰める。

ヨンダル「きっかり1億だけ貰って、誰にも気付かれないうちに戻せばいい」
ジャンス「しくじったら?」
ヨンダル「お前は俺のことだけ信じてろ」
ジャンス「あ゛ー、親父に野良犬は信じてもホ・ヨンダルだけは信じるなって言われたのに!」
ヨンダル「なら、今からでも抜けろよ」
ジャンス「ふざけんな!ここまで来たのに今さらどうやって!」

ヨンダルはニヤリと笑った。

+-+-+-+

ここで一旦区切ります。
うーん。耳に全然しっくり来ない(←説明しづらい感覚)。早く慣れたいです。
かなりいい加減ですが、ごめんなさい。間違ってるところは気付き次第直しますね。

 - トライアングル ,