韓国ドラマから美しい言葉を学ぼう

韓国ドラマのあらすじや詳細日本語訳を紹介!プロデューサー/SPY/夜警日誌/トライアングル/主君の太陽など

夜警日誌あらすじ&日本語訳23話vol.1

   

チョン・ユンホ(東方神起ユノ/ユンホ)、チョン・イル出演、「夜警日誌」23話前半、ドラマのあらすじを掴みながら、セリフも丁寧に日本語に翻訳していきますね。

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国璽の笛を掲げ、新しい王朝建立を宣言した領相の前に、リンが現れた。

リン「大妃媽媽を害し、主上殿下を強迫し、国璽を強奪した反逆人が、大胆にも大義を名乗るとは!」
領相「大妃媽媽があのようになられたのは、大君のせいではありませんか」
リン「何と!」
領相「この国璽は殿下自ら私に授けられたもの。反逆ではなく、殿下が私に譲位なさったということですぞ」

「そうではありませんか、殿下」領相の気勢に、キサン君は後ろで視線を逸らした。
不敵に笑う領相を前に、リンは閣僚たちを振り返る。

リン「そなた方はなぜ領相の反逆を放っておくのですか!」

官僚たちも口を固くつぐんだまま、目を合わせぬように下を向くばかりだ。
「何をしておる!大逆罪人の月光大君を捕らえよ!!!」領相が声を上げた。

刀を抜いた兵士たちがリンへと迫ってくる。
リンは懐から出した護符を、領相へ向かって撒いた。「結界!」

その瞬間、リンと領相の姿が跡形もなく消え去った。

キサン君「一体どうなっているのだ?!」

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領相は突然暗がりへと飛ばされた。「!!!」
彼の前に立っていたのは… 松明を持ったリンだ。
彼らは誰も居ない空間で、二人きりで向き合うこととなった。

領相「大君」
リン「…。」
領相「最初から私をここへ引き入れるつもりだったのか」
リン「私が闇雲に駆けつけたと思っていたのなら、領相はまだ私のことを何も分かっていない」

「ここで決着をつけてやる!」領相が刀を抜いた。

リン「その前に、領相に見せるものがある」

リンはぐるりと回りこむと、領相の後ろを松明で照らした。
大蛇の石像。
ここは秘蔵庫だったのだ。

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領相「これは!!!」
リン「大蛇の石像だ」
領相「?!」
リン「サダムの目的はここにある。領相を推戴するというサダムの約束は、大蛇を再び目覚めさせるための嘘に過ぎぬ。大蛇が目覚め、昇天すれば、此の国は龍神族に支配されるであろう。サダムの魅惑から抜けだすのだ、領相」

俄に信じがたい話に、領相はじっと大蛇を見つめる。

領相「サダムだの大蛇だの、戯言ばかり並べおって。お前もやはり王になりたいのではないか!」

領相はついにリンに向けて刀を振り下ろした。
その隙に、リンは領相の手から国璽をかすめ取る。「!!!」

領相「国璽を渡せ。それは私の物だ!今すぐ渡せ!!!」

暴れる領相の前で、リンは再び姿を消した。

領相「月光?!」

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リンはムソクとトハの待つ宮廷内の庭へ瞬時に降り立った。

#便利だねー(棒読み
こういうのって結界じゃないよね テレポートだよね

トハ「ご無事ですか、大君!」
リン「私は大丈夫だ」
ムソク「国璽は?手に入ったのですか?」

「ここにある」リンは手に持った笛を見つめた。

ムソク「結界が解けて領相が出てくる前に、早く行かなければ」

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「…。」宮廷を振り返るリンの目に、強い決意が宿る。
リン(心の声)「御祖母媽媽、必ず戻ります。それまで、もう少しだけ堪えてください」

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「殿下、本当に領相に譲位なさるおつもりですか?」当人のいなくなった正殿では、官僚がキサン君を追及し始めた。

キサン君「領相の私兵がすでに宮中を掌握している。余にもどうしようもないであろう」
左相「殿下、すぐに王命を下されませ。領相を倒すのです!」
キサン君「…。」

そこへ内官がやって来た。「殿下」

内官「大妃媽媽が意識を戻されたそうです」
キサン君「御祖母媽媽が?!」

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尚宮たちが薬を用意している様子を確かめると、ランイは横になっている大妃のそばにそっと近づいた。
枕元に座り、じっと大妃を見つめる。「…。」
手を取ると、大妃は静かに目を開け、彼女を見た。

大妃が見たものは、心配そうに自分を見つめている中殿の姿だ。
懐かしいその姿に、大妃は嬉しそうに顔をほころばせる。

大妃「中殿!」
中殿「大妃媽媽」
大妃「中殿…。これまでリンを守ろうとして来ました。全ては私の過ちなのです」

中殿は首を横に振る。

中殿「媽媽が一人でリンを守ろうとなさっていたことは、よく存じております」
大妃「中殿がそう言ってくださるなら、この老いぼれの気持ちも救われます」

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大妃は胸が一杯になり、唇を固く噛み締めた。

そこへ扉が開き、キサン君が入ってくる。

キサン君「御祖母媽媽、意識が戻られて幸いです。本当に良かった!」
大妃「…。」

大妃は手を伸ばし、キサン君の手を握った。

大妃「主上」
キサン君「?」
大妃「どうか… 月光大君に譲位なさいませ」
キサン君「…。」
大妃「それが国と王室を守る道であり、主上自身を守る道なのです」
キサン君「なぜ御祖母媽媽は… 月光のことばかり気に掛けるのですか」
大妃「どちらが気に入っているかという話ではありません。最後まで王室を守れる者が誰なのか…そういうことなのです」
キサン君「…。」
大妃「主上が負っているその重荷を、月光へお渡しください」

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キサン君の目から涙が溢れる。「御祖母媽媽…」

大妃「祖母の… 最後の願いです」
キサン君「…。」
大妃「主上、どうか… 譲位なさいませ。主上…」

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「月光!!!」出口の分からぬ秘蔵庫の中で、領相は力の限り叫んだ。「どこにおるのだ!!!」

はっと気づくと、彼は静かにそびえ立つ大蛇と目が合う。
その瞬間、彼の足元に黒い気が渦巻いた。「!!!」

「あっちへ行け!」すっかり気が動転しているところへ、突然目の前に現れたのは…サダムだ!

領相「!!!」
サダム「領相大監、ここにおいででしたか」
領相「???」
サダム「…。」
領相「…そなた…どうして…」

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あっけにとられる領相に、サダムは微笑んだ。「ここから出して差し上げましょう」
サダムは領相の手を握ると、ぐいと引き寄せた。

次の瞬間…

領相が立っていたのは自身の執務室だ。

領相「???」

#便利だねー(鼻歌

領相「何だ、ここは…」
サダム「月光大君が夜警術で大監を欺いたのです」
領相「夜警術?!」
サダム「…国璽はどうなさったのです?」
領相「月光のヤツに掠め取られたのだ!」
サダム「!」

「大監」そこへ兵士たちがやって来た。

領相の手下「どうなさったのですか!」
領相「月光大君に国璽を盗まれた。今すぐ月光を捕らえるのだ!!!」

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リンは宿へと戻っていた。
庭で国璽の笛を見つめ、考えに耽っているところへ、ソン内官たちが駆けて来る。「大君さまぁ!」

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左相(霊)「大妃媽媽がお目覚めになりましたよ!」
リン「!」
左相「天が助けてくださったのです!」
リン「本当か!」
ソン内官「はい。あぁ、まことに宜しうございました。もう心配なさそうですね」

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夜。

イ尚宮は浮かない表情で、眠っている大妃を見守っていた。
そこへ、そっとリンが入ってくる。
「シーッ」イ尚宮が気づくと、リンは大妃を起こさぬよう、人差し指を唇に当てた。

二人きりになると、リンは静かに大妃の手を取る。
「リン…」大妃が目を開け、孫息子の名を呼んだ。

大妃「どうしてここに…」
リン「御祖母媽媽が心配で、じっとしていられませんでした」
大妃「成りません。早く… 早く行きなさい。いつ領相が来るか分からないわ。早く!」
リン「御祖母媽媽…」
大妃「リン…。主上を恨んでは駄目よ」
リン「…。」
大妃「あなたと主上はこの世でただ一人、血を分けた縁者なの。傷ついた自分の心を…しっかり労りなさい」

「心配なさらないでください」リンは微笑んでみせる。「肝に銘じます」

大妃「有り難いわ、リン」

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そこへ突如扉が開いた。

リン「!!!」

ズカズカと上がり込んできたのは、サダムだ。

リン「お前… なぜそんなに容貌が変わったのだ?」
サダム「龍神がじきお目覚めになる証拠です」
リン「!」
サダム「もはや大君も私の力に耐えられないでしょう」
リン「…。」
サダム「国璽をお渡しください。お渡しにならないなら、大妃の命が代償となるでしょう」
リン「何と!!!誰を脅すつもりだ!!!」

リンはその場で刀を抜き、サダムに斬りかかる。
彼はサダムの杖に容易く振り払われ、床に倒れ込んだ。
サダムが蝋燭の炎に手をかざすと、そこから噴き出した赤い気が大妃の首を締め上げる。
「やめぬか!」立ち上がったリンは、その赤い気により、ふたたび弾き飛ばされる。

サダム「大妃を助けたければ、早く国璽を出すのです、大君!」

「駄目よ、リン!」苦しみながら、大妃が必死で訴える。

大妃「駄目!それは多くの人を守る王室の宝なのです!私のためにそれを渡しては駄目よ、リン!」
リン「御祖母媽媽…!」

「その口を閉じよ」大妃の首を締め上げる赤い気がさらに強くなる。「うっ!」

リンは立ち上がり、国璽を前に掲げた。「ここにある」

リン「御祖母媽媽を放してくれ」
大妃「駄目よ、リン!!!」

サダムの手から発していた赤い気が消えた。
次の瞬間、リンへと伸ばしていた大妃の手が、バタリと床に落ちる。

リン「御祖母媽媽!!!」

サダムが国璽に手を伸ばすと、憤ったリンが持つその国璽から、青白い光が放たれる。

サダム「!!!」

サダムはその圧力に耐え切れず、慌ててそこから逃げ出した。

#走って逃げるんかい

「御祖母媽媽!」リンは動かなくなった大妃に駆け寄った。
すっかり弱り切っていた大妃は、結局サダムの攻撃に耐えられなかったのだ。

リン「お守りできず、申し訳ありません…!」

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大妃殿の前へやって来た領相は、見張りの兵士に確かめる。

領相「昨夜、月光大君が来ていたのか?」
兵士「はい」

領相が中へ入ると、大妃の枕元にはキサン君がポツリと座っていた。

領相「可愛がっていた血族の手で惨事に遭われるとは、実に哀れなことです」

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領相を見上げたキサン君の目は、怒りに満ちていた。

キサン君「領相、よくもそんなことを!御祖母媽媽をこんな目に遭わせたのは…」
領相「大妃媽媽を殺害したのは月光大君です!そうではないですか!」

「…。」キサン君は口をつぐむ。

領相「そうではないですか、殿下!!!」
キサン君「…領相の言うとおりだ」

「大妃媽媽を殺害した極悪無道の罪人、月光大君を今すぐ捕らえよ!!!」領相が声を上げた。

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大殿でそわそわと落ち着かないキサン君の元へ、サダムが顔を見せた。

サダム「殿下、お呼びでいらっしゃいますか?」
キサン君「…御祖母媽媽が崩御なさった。月光ではなく領相が殺したのだ」
サダム「…。」(←「髪染めた?」って言わないの?とか思ってる
キサン君「領相であろうと放ってはおけぬ。どうすればいい?」
サダム「殿下の脅威になるのであれば、私が排除して差し上げましょう」
キサン君「そうか!余の忠臣はお前しかおらぬ」
サダム「…。」
キサン君「しかし、常軌を逸している領相を、どうするというのだ?」

サダムは余裕の笑みを浮かべた。

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宿の庭で、リンは大妃殿の方角に深々と礼をした。

リン(心の声)「御祖母媽媽にいただいた御恩は計り知れません」

悲しみに暮れるリンを、夜警師の仲間たちが無言で見守る。

リン(心の声)「必ずや王室の此の国を守ります。どうか安らかに… お眠りください」

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橋の上でぼんやりしているトハのところへ、ランイがやって来た。
彼女はトハの隣にちょこんと腰を下ろす。

トハ「?」
ランイ「リンはすごく辛いはず。トハ、あんたがしっかり気遣ってあげて」

トハは頷いた。

トハ「ランイ、あんたどうかしたの?ちっとも元気がないみたい」
ランイ「お別れするときが来たから」
トハ「お別れって…どうして?」
ランイ「トハ、大妃媽媽が崩御なさって、私まで逝ってしまったら、リンのそばには本当に誰もいなくなる」
トハ「…。」
ランイ「リンはね、すごく寂しい子なの。どうか… リンをお願いね」

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ランイはその大きな目でまっすぐにトハを見つめる。
二人はそこで固い約束を交わした。

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「月光大君とサダム… どちらも邪術を使う者たちだ」領相が考えを巡らせる。

領相「将来、大きな脅威になるはずだ」

「どうぞご命令を」手下がそばに控えていた。

領相「災いの種は切り捨てねば」

そこへやって来たのはスリョンだ。

スリョン「お父様、大妃媽媽を殺害したのは大君だと噂が広がっています。一体どうなっているのですか!」
領相「月光大君の仕業だ。この目ではっきり見た」
スリョン「そんなはずがありません。お父様が大君に濡れ衣を着せたのでしょう!」
領相「月光大君を捕らえ、斬首に処してやる」
スリョン「何ですって?!」
領相「大君の首を街中に晒し、私に逆らえばどうなるか、見せしめにしてやろう」
スリョン「いけません、お父様!絶対にそうはさせません!」

「何様のつもりだ!」生意気な娘に、領相は思わず机を叩いた。

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昭格署の祠堂に兵士たちが入ってくる。

兵士「昭格署提調サダム、摂政大監の命令を受けよ」

瞑想していたサダムは、目を瞑ったまま口を開いた。

サダム「領相は愚かな真似をしたものだ…」

「罪人を捕らえよ!」兵士たちがサダムに手を掛けた瞬間、サダムの手のひらから発した気で、全員まとめて弾き飛ばされる。「!!!」

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サダムが外へ出てくると、ちょうどそこへ領相が現れた。

領相「サダムめ!!!」
サダム「邪悪な術で王と民を惑わせた罪で、お前を斬首する!」

「…。」サダムは嘆かわしいと言わんばかりに舌打ちをする。「人間共はなぜここまで愚かなのか」

領相「何と?!」
サダム「領相をその座まで上がらせ、力を与えたのは、まさに私」
領相「…。」
サダム「私に逆らった瞬間、自分の権力と人生は終わりだと、本当にご存じないので?」

「あの口を封じよ!!!」逆上した領相の命令で、兵士たちが一斉に駆け出す。
そんなものは、サダムの杖の一突きでお終いだ。
彼が杖で床をドンと鳴らすと、湧き起こった黒い気が兵士たちを襲った。
途端にそこは修羅場と化す。

領相「!!!」

黒い気に囚われ、狂気に冒された兵士たちは、突然同士討ちを始めた。
どうすることも出来ずに呆然としている領相の前で、兵士たちがバタバタと倒れていく。
ゆっくりと近づいてくるサダムに、領相は刀を抜いた。

領相「よくも私にこんな真似を!」
サダム「彼らは愚かな領相のために死んで行くのです」

刀を向ける領相に、サダムはゆっくりと詰め寄る。
その圧倒的な威圧感に、領相はジリジリと後ずさった。

サダムが杖で地面を叩くと、黒い気がまっしぐらに領相に向かう。

領相「あぁっ!!!」

領相は息も出来ず、その場にうずくまった。
その姿に、思わずサダムは愉しげに笑う。

サダム「領相の魂は、他の怨霊たちと共に龍神に捧げましょう」

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縄でグルグルと巻かれ、すっかり骨抜きにされた状態で、領相は大殿の前に連れて来られた。

キサン君「領相は一体どうしたのだ?まるで魂が抜けたようではないか」
サダム「領相はもう二度と正常に戻ることはないでしょう」
キサン君「!!!…気でも触れたのか?」
サダム「殿下の脅威になったのですから、当然の罰です」
キサン君「ならば… もう謀反を起こすことは出来ぬな」

キサン君はゆっくりと領相に近づき、腰を屈めると、その顔を覗きこんだ。

キサン君「領相、御祖母媽媽まで殺して権力を謳っておられたが、なぜこんなふうに転落なさったのです?王に逆らえばどうなるか、身を持ってお分かりになったでしょう」
領相「………」

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王を王とも分からず、もう死んだも同然の領相を前に、キサン君は笑い声を上げた。

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父が囚えられているという牢の前に、スリョンはふらふらとやって来た。
檻の向こうにいる父の変わり果てた姿に、スリョンは驚愕する。「お父様?」

スリョン「お父様!」

娘の声にも反応することなく、父は何もない空間を見つめるだけだ。

スリョン「なぜこんなことに?!誰がお父様をこんな姿にしたのですか!!!」

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そこへ領相の手下の兵士たちが近づいてくる。

#おまいら生きとったんかーい!っ゚Д゚)っドテッ

彼らは牢の前からスリョンを引き離した。「お父様!お父様!」

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スリョンはサダムの元へ乗り込む。「父を一体どうなさったのですか!」

サダム「領相は欲張った報いを受けておられるのでしょう」
スリョン「父を今すぐ元に戻してください。早く!」

背を向けていたサダムが、ゆっくりと振り返る。

サダム「私に命令するのですか?」
スリョン「!」

「お願いです」スリョンは俯いた。「父を助けてください」

サダム「…。」(←お嬢も「イメチェンした?」って言わないのか…と思ってるとこ
スリョン「家財を投げ打って、財物をご用意します。黄金100万両あればよろしいですか」
サダム「もう財物など必要ありません」
スリョン「ならば、何をお望みですか」
サダム「月光大君の持っている国璽。それをお持ちください」
スリョン「大君を裏切れというのですか!それは出来ません」
サダム「…。」
スリョン「この世の全てを裏切り、父と親子の縁を切ったとしても!大君だけは… 絶対に成りません」

「…。」じっとスリョンを見据えたまま、サダムが彼女に詰め寄る。

サダム「ならば、領相大監の命は保証できません」
スリョン「…。」
サダム「よくお考えくださいませ、房主」

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夜警師たちは次の作戦を話し合っていた。

リン「サダムの力は夜警術では抑えられないほど強くなっています。サダムの力を阻む道は、あやつの力の根源である大蛇を消すほかありません」
ムソク「そのためには神弓を見つけねば」
トハ「サダムは神弓をどこに隠したんでしょう」
サンホン「おそらくサダムの本拠地である昭格署に隠してあるはずです」

その言葉に、左相(霊)がハッと思い出す。「鬼神も通れない結界なんて始めてでした」

ソン内官「えぇ。私がそこにドーン!とぶつかって…。間違いなくあそこにありますよ」

そこへオンメがリンを呼びに来た。
スリョンがまたリンに会いに来ていると言うのだ。

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「領相が義禁府に囚われていると?」リンはスリョンから領相の消息を耳にした。

スリョン「サダムが術で父を害したのです。大君、どうか私を助けてください」

リンはスリョンに横顔を向けたまま、静かに首を横に振る。

リン「サダムの力が強大すぎて、今は私にもどうすることも出来ない。サダムの力の根源を取り除くには、神弓が必要なのです」
スリョン「神弓ですか?神弓と言うと、ひょっとして…青銅弓のことでしょうか?」
リン「!…スリョン嬢、弓を見たことがあるのですか?」
スリョン「昭格署の齋室に青銅の弓が置いてあるのを見たのです」
リン「昭格署の齋室と…?間違いありませんか」
スリョン「自分の目で間違いなく見ました」

#スリョンがサダムに言われたとおり「笛ちょーだい」と言わなかったのが、とっても嬉しい^^

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「スリョン嬢が昭格署の斎室で神弓を見たそうです」リンはサンホンに告げた。

リン「神弓を取りに行かなければ」
サンホン「サダムが人目につくところに神弓を置いているのは妙です。強力な結界を張ってあるに違いありません」
リン「例え罠だとしても、正面突破するつもりです」
サンホン「大君!」
リン「必ずや神弓を手に入れねばなりません。父上がなさったように、私が大蛇を破壊します」
サンホン「…。」

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ここで一旦区切ります。

イ・ジェヨン氏の独壇場でございました。
顔芸も素晴らしすぎて、キャプ撮るのを控える瞬間が多々…。

いい加減飽き飽きしていた「月光大君を捕らえよ!!!」がようやく終わったかと、ホッとしておりますが(笑

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