韓国ドラマから美しい言葉を学ぼう

韓国ドラマのあらすじや詳細日本語訳を紹介!セリフを題材にした文法解説も

ファン・ジニ(黄真伊)1話vol.4

   

ファン・ジニ、1話の終盤です。

ジニは無断で寺を抜け出し、教坊へ行ったことで、
一人、蔵に閉じ込められてしまいます。

ジニは妓生の子。
妓生の子は必ず妓生になることが国法で定められているのですが、
ジニの母親、ヒョングムは自分と同じ悲しい道をジニに歩ませたくないために、
寺の住職に預け、自分の子を死んだことにしていたのでした。

教坊に入りたいという一心のジニに困り、
住職はジニの母、ヒョングムをこっそりたずねます。

その場には、ヒョングムが信頼を寄せるオムスもいました。

ヒョングム:
아일.. 지켜주십시오, 스님.. 이 쪽으로 눈을 돌려선 안되는 아입니다.
子どもを守ってください、和尚様。こちらに目を向けてはいけない子なんです。

子どもを何とか守ってほしいと頼むヒョングムですが、
住職はもうどうしようもないと感じているようです。

住職:
이젠 내 손을 떠난 듯 싶으이..
피는 속일 수 없는 듯 싶으이..

もう私の手を離れてしまっているようだ。
血を欺くことは出来ない。

ヒョングム:
멀쩡히 살아있는 어린 것을 제 입으로 죽은 아이라 했습니다.
젖을 물리기는커녕, 한 번 안아보지도 못하고 박절하게 떼어 냈습니다.
오직.. 오직 이 박복한 팔자내림만은 하지 않겠다는 일념으로..

元気で生きている子を、私自身の口で死んだことにしたんです。
乳を与えるどころか、一度も抱くことさえ出来ず、薄情に手離したんです!
ただ…ただこんなに幸薄い運命を歩ませたくない一心で…。

住職:
이 사람아…!
この人はまったく…。

ヒョングム:
잠시만… 잠시만 더 그 아일 맡아 주십시오, 스님.
대책을 세우겠습니다. 그러니 잠시만…

少しだけ…もう少しだけあの子を預かってください、和尚様。
対策を立てますから。だからあと少しだけ…

そのとき、勢いよく扉が開きます。
そこに立っていたのは…ペンム行首でした。

今の話を全部聞いていたのです。

ペンム:
사실이냐?
멀쩡히 살아있는 자식을 죽었다 하고 산사로 빼돌린 것이
사실이냐 묻고 있질 않더냐?

本当なの?
生きている子を死んだことにして山寺にこっそり移したというのは
本当なのかと聞いているのよ!

ペンム:
종모법은 국법이야. 기녀의 딸은 기녀..
헌데 그토록 지엄한 국법을 어기고 간교한 사수를 쓰다니..

従母法は国法よ。妓女の娘は妓女。
それなのに、それほど厳しい国法を犯して悪賢い手を使うとは!

ヒョングム:
눈감아 주십시오.제발 눈감아 주십시오, 행수어르신.
見逃してください!どうか見逃してください!行首様。

そのまま立ち去る行首。

————————————————————-

すぐに、ジニを引き取ろうとする教坊側ですが、
ジニは蔵の窓を壊し、すでに脱出した後でした。

それを聞き、「それならきっとここへ来るはずだ」と、
そのまえにジニを見つけ出して阻止するよう、オムスに頼むヒョングム。
オムスはジニを探しに出かけます。
#オムスさん、いいですよね~。誠実で穏やかで(*^-^)

ジニがいなくなったのを、ヒョングムが先に手を打って隠したためだと思ったペンムは、
教坊に刑台を用意させ、ヒョングムを打ち、見せしめにします。
そこまでしてでもジニがほしいんですね…。

どんなに叩かれても、ヒョングムは頑として子どもの存在を認めません。

ヒョングム:
(여식?)은 잃은 지 오랩니다. 땅에 묻고 마음에 묻었소!
있지도 않은 아일 어찌 감춘단 말이오이까?

子どもはずいぶん前に死にました。土に埋め、心も埋めました。
存在もしない子どもをどうやって隠すというのです?!

ペンム:
또다시 국법의 지엄함을 일러 줘야 하느냐?
(관기?)의 자식은 어미라 해도 제 마음대로 할 수 없다는 것을 네 모른단 말이냐?

그 죄는 죽음으로 물을 수도 있음이야.
また国法の厳しさを教えなければいけないの?
妓女の娘は、母親であっても自由に出来ないことを知らないとでもいうの?
その罪は死にも値するものよ!

いっそ私を殺してくれ…
それでも子どもは妓生にはしたくないヒョングム。

そこへ、子どもが一人、ひょっこりと門のところへ現れました。
ジニが来たのです。
一気に顔を輝かせるペンム・

ペンム:
이게 누구야 ? 진이가 왔구나 ?
おや、これは誰!ジニが来たのね!

ジニ:
재주 배우러 왔습니다. 저 교방에 들어도 좋습니까?
芸を習いに来ました。教坊に入ってもいいですか?

ペンム:
되다마다.. 어서 이리… 이리로 오너라.
もちろんよ…。早くこちらへ…こちらへおいで。

そのとき、すがるような叫び声が。
ジニの母親、ヒョングムでした。

ヒョングム:
안된다.. 그리 말거라.
이리 들어와서면 안돼 !
도망치거라 ! 어서 멀리 도망 쳐 !

ダメよ!それはダメ!
ここに来てはダメよ!
逃げなさい!早く遠くへ逃げるのよ!

ジニはヒョングムが自分の母親だとは知りません。
ただならぬ様子に戸惑い、泣き叫ぶヒョングムと、笑顔で手を差し伸べるペンムを見比べます。

ペンム:
그 문턱 너머 난 길이 바로 교방으로 드는 길, 예인의 길이니라.
この門をくぐれば、それがまさに教坊に入る道。芸人への道よ。

ジニは差し出されたペンムの手を取ります。

+-+ 1話 終了 +-+

 - ファン・ジニ(黄真伊) ,