イタズラなKISS韓国版あらすじ 2話vol.2
韓国ドラマ「いたずらなキス」2話後半に進みます。
キモい露出男も少しは役に立った模様。
靴を取り戻して帰る二人の後ろ姿は、すこ~し近づいたように見えます。
そして…
続きをどうぞ~
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部屋で勉強を始めるハニ。
本のページをめくりますが、さっきスンジョが自分を助けてくれたドキドキの場面が頭に浮かび、ニヤケて仕方ありません。
そこに容赦なく降り注ぐ「頭の悪い女も、図々しい女も嫌いだ」の声。
ハニ:「しっかりするのよ、オ・ハニ!あんたプライドもないの?そうよ!勉強よ。
勉強して見せつけてやらなきゃ!…数学!数学やらなきゃ♪」
…と、数学の本を見てフリーズしたハニ、さっさと隣の本を開きます。
ハニ:「そうよ!英語からやろうっと」
・・・。
そうやって次々と横から出てくる他の教科。
ハニ:「あ゛ーー、どういうこと?分かんない!全然分かんないって!(ページを乱暴にめくり)これ、全部習ったっけ?」
そのとき、ハニの部屋の扉をノックする音が。
扉の外にいたのは差し入れを持ったスンジョママ。「これ食べて」
スンジョ母:「遅くまで頑張るのね」
ハニ:「えぇ…ただ座ってるだけなんです」
スンジョ母:「休みながらしなさいね」
ハニ:「(ニッコリ)」
そして、突然楽しそうに笑いだすママ。
スンジョ母:「私、こういうのすごくやってみたかったの!お夜食を持ってきてね、”休みながらしなさいよ”って言うのよ。これで高3の母親らしくなったわ」
ハニ:「スンジョは夜食を食べないんですか?」
スンジョ母:「とんでもない!スンジョは勉強しないから」
驚くハニ。
ハニ:「勉強…しないんですか?!」
スンジョ母:「うん。とっくに寝てるわよ」
ハニ:「それでもいつも満点なんて…ホントに天才なんですね」
スンジョ母:「?そうかしら~?」
立ち上がり、パソコンのキーをちょんちょんと叩くママ。
スンジョ母:「満点取ってどうするのかしら。あの子、何にも興味ないのに」
モニタに現れたのは…ママのブログのようで^^;
ハニ:「ブログなさってるんですか?」
スンジョ母:「もちろんよ~!私、パワーブロガーなんだから」
ハニ:「うわ~!コメントが160もついてる!」
画面にはウンジョの写真が。
ハニ:「あ!ウンジョだ」
こうやって素直に笑うハニはとっても可愛い^^
スンジョ母:「ウンジョは無作法でしょ?お兄ちゃんのことが好きだから真似してるのよ」
ハニ:「だけど可愛いです。スンジョにそっくりですよね」
スンジョ母:「ハニも小さいとき可愛かったんでしょうね!アルバムないの?見せてよ」
ハニ:「写真はあまりないんだけど…」
幼いハニの写真を見て、本当に嬉しそうに目を細めるママ。
アルバムをめくっていくと、ある女性の姿が。
スンジョ母:「お母さん?」
ハニ:「(うなずく)」
スンジョ母:「美人ねぇ。それでハニも可愛いのね」
ハニ:「実はよく覚えてないんです。4歳の時亡くなったそうで…。だから、ときどき写真を見るんです。忘れないように」
ニッコリほほ笑んでハニを見つめるママ。
もう一度アルバムに目を戻すと…
スンジョ母:「写真ごとにコメントがついてるのね、あら、これ面白いわ。”夏、もしかしたらエアコンがなくて逆に涼しかったかも”(?)ハニが書いたの? 」
ハニ:「えぇ!」
” (おチビちゃん?)。ほんとに軽い” (てのひらにヒヨコを乗せている写真)
” 軽いものもずっと持ってたら重い。生きていくのもそんな感じ T T”
アルバムを閉じ、優しい笑顔でハニを見つめるママ。
ハニは少し恥ずかしくてうつむきます。
スンジョ母:「もぅーーっ!可愛い!」
ハニ:「うふふ。スンジョも可愛かったでしょう?小さいとき」
そこで何か素敵なことを思い出したママ!
スンジョ母:「ハニ!面白いもの見せてあげようか」
———
そして…
二人で仲良くベッドに並び、すっかり盛り上がっているハニとママ。
二人が覗いているのはアルバム。
ハニ:「きゃーーっ!可愛いわ。これ誰ですか?スンジョにそっくり」
スンジョ母:「そう?」
アルバムの中には可愛い女の子の写真がいっぱいです。
ハニ:「この写真なんて一緒ですよ」
スンジョ母:「スンジョよ」
ハニ:「え゛?!」
スンジョ母:「この子、スンジョなの」
アルバムをめくり、一枚の写真を指さしたママ。
その写真の中でおどけてみせる女の子?の胸元には”ペク・スンジョ”の名札が。
スンジョ母:「スンジョを身ごもったとき…この子、すごくおとなしい子でね、スイカにイチゴ、ブドウ…そんなものばかり食べたくなったのよ。それで、私ったら娘だとばかり思っちゃって。だから、服も靴もオモチャも女の子のものばかり買ったの。だけど、息子だったのよ。全部捨てちゃうわけ?」
ハニ:「そりゃそうだけど…」
スンジョ母:「言ったでしょ。私すご~~く娘が欲しかったって。だから、しばらく女の子として育てたのよ」
ハニ:「・・・。」
スンジョ母:「けどね、プールに行ったときバレちゃったのよ。はぁ…そのときちょっと傷ついちゃったみたい。それであんなに冷たい子になっちゃったのかと思ったりね…」
ハニ:「・・・。」
スンジョ母:「これ…スンジョは全部燃やしたと思ってるわ」
ハニ:「!」
スンジョ母:「(クスクス笑って)けどどうする?ここにフィルムがあるのに!」
ハニ:「・・・。」
スンジョ母:「こんなもの見たら、天才じゃいられないわ!」
ハニはもう一度アルバムをじっと見つめ、ニヤリ。
これを利用しないわけにはいきませんよね~。
——–
翌日。7組の教室。
一人、席について下を向き、笑いが止まらないハニ。
ジュリ:「何よ!何でずっと笑ってるの?」
ハニ:「あたしのこと?あたしが笑ってるって?」
ミナ:「笑ってるよ」
ハニ:「そうかしら~~。どうしてかな?ムフフフフ」
ジュリ:「便秘薬の副作用じゃないの?」
そこへやって来て教室を覗いたのは…ペク・スンジョ!
女子:「誰かに御用ですの~ん?」
無視して誰かを探すスンジョ。
ハニ:「きゃははは~」
笑いが止まらないハニは…ようやくスンジョの姿に気づきます。
彼女を見つけたスンジョは、人差し指でヒョイヒョイっと手招き。
ハニ:「(私?)」
スンジョ:「(あっち→)」
廊下に出たハニにスンジョは…
スンジョ:「オ・ハニ。体操服持って来てるよな」
ハニ:「体操服?何で?」
スンジョ:「・・・。」
ハニ:「分かったわよ」
周りをすっかり囲まれてるから、何も言えなくて「分かれよ」的に黙って訴えるしかないのが楽しい^^
ハニが教室の中に戻ると、また背を向けてじっと待つスンジョ^^;ゲラゲラ
ジュリ:「ちょっとどうしたの?ペク・スンジョが何であんたに会いに?」
カバンから取り出した体操服を見ると、「ペク・スンジョ」の名前が。
朝、取り違えたんですね。「ふふふ」とまた不敵な笑みを見せるハニ。
ひとけのない庭へやってきた二人。
無言で体操服を交換します。
7組の生徒たちはもちろん偵察。
ミナ:「何か交換したよ」
ジュリ:「体操服じゃないの?」
——–
スンジョ:「はぁ…ホントに面倒だな」
ハニ:「何で?そのまま着ればいいのに」
スンジョ:「何?」
ハニ:「女の子のだって大丈夫よ。あんた、女の子の服は慣れてるでしょ?」
そういって思わず笑い出すハニ。
制服のポケットから取り出したのは… スンジョくん衝撃の女装写真!!!
スンジョ:「おい!何でそんなの持ってるんだよ!よこせよ!」
今度は追いかけっこを始めた二人に、ジュリたちの疑問は深まるばかり。
そこへやって来たホン・ジャンミは「何事よ!!!」と半狂乱。
二人のもとへ行こうとしますが、すかさず捕まえたのはミナ。「じっとしてな!」
もう一人…。来ちゃったのはボン・ジュング。
彼の大きな体を必死で止めるのはもちろんジュリです^^
———-
じゃれてるようにしか見えない当の二人ですが、「分かった、あげるから」と立ち止まったハニは…
ハニ:「代わりに条件があるの」
スンジョ:「条件?何だよ、条件って」
近づいてくる彼を手で制するハニ。
ハニ:「私に勉強教えて♪」
スンジョ:「何だって?」
ハニ:「今度の模擬試験の成績を上げてほしいの」
スンジョ:「あと数日しかないの分かって言ってるのか?」
ハニ:「だから言ってんのよ~。成績アップさせて!自習室に入らせてよ」
スンジョ:「俺に奇跡を起こせって?俺は神じゃない」
ハニ:「…分かったわ」
そして、向こうで見物している友達に向かって、思い切り写真を見せるハニ。
ふふ~ん、無邪気で可愛い^^
慌てたスンジョはハニを捕まえようとして、木の幹に彼女を押し付けます。
…そして、一瞬の気まずい沈黙。
スンジョ:「オ・ハニ。あんた、思ったよりずる賢いな。あんたが自習室に入るってことは、俺がおんぶしてやるのと同じ結果だ。勉強も教えてやって、おんぶもしろって?」
ハニ:「あ…教えてくれるなら、おんぶはもちろん無効よ。あたし、そんなひどくないよ」
スンジョ:「(疑)」
ハニ:「心配しないで。私はあんたのこと諦めたんだから。あんたにおんぶしてもらいたいなんて気持ち、これっぽっちもないわ」
顔を近づけ、彼女の目を覗き込むスンジョ。
スンジョ:「ホントに?」
———-
夜。ペク家では今日もみなで食卓を囲んでいます。
今夜はハニ父が食事を振る舞った様子。
スンジョ母:「美味しくいただきましたわ」
ハニ父:「そんな!売れ残ったものを持って帰っただけですから」
スンジョ父:「(おかずをつまみ)これ本当にウマイな。花煎?」
スンジョ母:「葱花煎よ。貝の香りが本当に良いわ!」
ハニ父:「そうですか。ありがとうございますー!」
スンジョ母:「ハニ、今夜も夜食作ろうか?」
ハニ:「・・・?」
ハニ父:「何?ハニ、お前勉強してるのか?」
ハニ:「うん」
スンジョ:「(母に)今日から二人分作ってください」
スンジョ母:「え?…どうして?まさか!あなた…スンジョも勉強するつもり?」
スンジョ:「脂っこいものや甘いものは避けて。記憶力が落ちるから。パンとオリーブオイル程度にしてください。卵の黄身と」
スンジョ母:「…うん、わかった」
スンジョ:「お先に失礼します」
さっさと立ち上がり、自室へ上がるスンジョ。
ウンジョ:「お兄ちゃん、僕も教え…」
またしても光の速さで阻止するママ。
スンジョ母:「あんたはお母さんとやるのよ」
ハニ:「お先に失礼します…」
スンジョに続いて立ち上がったハニを、ソワソワと見送る大人たち。
——–
さて、ハニの部屋では、腕組みして座っているスンジョの前で、ハニが今日も唸っていました。
スンジョ:「おい、オ・ハニ。これも分からないのか?」
ハニ:「・・・。」
スンジョ:「もうやめちまったらどうだ、学校」
ほっぺたに指をむぎゅーっと突っ込み、口をタコのようにとがらせるハニ。
スンジョ:「何やってんだ?」
ハニ:「チビスンジョの顔~~♪」
スンジョ:「オ・ハニ!」
ハニ:「(真面目な顔)」
スンジョ:「分かった。じゃあ基本の基本から説明するからよく聞けよ」
ハニ:「(うんうん)」
スンジョ:「じゃあ、とりあえず求める数をエックスとして… このエックスは何だ?」
ハニ:「あん?」
スンジョ:「このエックスは何だって!」
ハニ:「(自信たっぷりに手をたたき)アルファベットよ!」
スンジョ:「・・・。」
ハニ:「… わかんない。何?」
スンジョ:「そうだ。その”わからない”数。分からない数をエックスって言うんだ。解決しなきゃいけない事件を何て言う?」
ハニ:「X-File?」
スンジョ:「だろ。俺たちが子どものころ、新世代のことを何て言った?」
ハニ:「X世代!」
スンジョ:「そうだ。分からない世代、解けない事件、未知の数をエックスと呼ぶ…そういう約束だ」
ハニ:「ふ~ん。でもさ、どうしてエックスなんだろう。wもあるしhもあるのに」
スンジョ:「どーでもいいよ。もう決まってるんだ」
ハニ:「(つまんない…)」
スンジョ:「ほら(問題の方へうながす)エックス=(ほにゃほにゃほにゃらら」
すらすらと説明するスンジョの横顔をうっとりと眺めるハニ。
スンジョ:「エックスはいくつだ?」
ハニ:「ん?」
スンジョ:「100の二進数はいくつかって。計算してみろ」
ハニ:「…それ、どういう意味?」
言葉が続かず、ハニを見つめるスンジョ。
スンジョ:「はぁ…発狂しそうだ」
ハニはもう一度衝撃写真の真似を…
スンジョ:「おい!」
——–
その怒鳴り声にビビりまくったのはハニだけではありません。
気になって、隣の部屋から様子をうかがっていた大人チーム3人はこれで退散しようとしますが、その隙にお兄ちゃんを取り戻しに行こうとしたウンジョをしっかり捕獲!
———
さてさて…疲労困憊のスンジョくん。
スンジョ:「はぁ…10進法って何か知ってるか?」
ハニ:「…うん。10、20、30」
スンジョ:「じゃあ2進法は?」
ハニ:「・・・?」
スンジョ:「0と1。この二つだけであらわす方法だ」
ハニ:「何で?そんなのどこで使うの?」
スンジョ:「(指さし)コンピューター」
ハニ:「コンピューター?」
スンジョは2進法が使われるようになった由縁を話して聞かせます。
他の星にメッセージを送るのに、どの国の言葉で送るわけにはいかないから、最小限の数字で送ることにしたと。
ハニ:「そうか~!外界人と話すには2進法を覚えなきゃいけないのか」
スンジョ:「じゃあ、100を2進法であらわす方法は?」
ハニ:「それでさ!その外界人から返事は来たの?」
スンジョ:「…まだだそーですよ」
ハニ:「はぁ~。確かに!宇宙はめちゃくちゃ広いから。だよね?」
スンジョ:「それだ。宇宙がめちゃくちゃ広い…それがまさにlogだ」
ハニ:「そうなの?」
スンジョ:「logは一言でいうと、その言葉通りめちゃくちゃ大きいものをあらわすために作られたんだ」
ハニ:「?」
スンジョ:「…もう諦めたら?」
ゲラゲラ^^;
ハニ:「何で?面白いのに」
スンジョ:「何でそんなに知らないことだらけなんだ?」
ハニ:「チッ…。あんたは全部知ってるわけ?」
そばにあったアイドルグループの写真を見せるハニ。
ハニ:「この人たちは誰?」
スンジョ:「・・・。」
ハニは得意顔で端からスラスラと彼らの名前を言ってみせます。
ハニ:「関心のある分野がそれぞれ違うだけよ」
スンジョ:「・・・。」
ハニ:「logが…何だっけ?」
絶望的だ…。思わずベッドに倒れこむスンジョ。
——–
ベッドに横になり、天井に貼られた謎の紙を見つめ呼吸を整えるハニ。
集中力と記憶力高めるため、スンジョに言われた通り就寝前にトレーニングに励みます。
天井の紙の●に集中するハニ。
その中には、笑顔のスンジョが…
スンジョ(声):「集中!」
…笑顔のスンジョを振り払って集中するハニ。
スンジョン(声):「点だけが見えるように集中するんだ」
———
再び勉強中のハニ。
周りには覚えるべきことが書かれた付箋がそこらじゅうに貼られ…。
覚えながらもウツラウツラとしているところへ…
スンジョ:「動け!」
ハニ:「(ギクリ)」
スンジョ:「体を動かしながら覚えれば忘れない」
ハニ:「be angry at 物、be angry with 人!at 物 with 人!」
———-
教室でも休み時間に一人勉強しながらウトウトするハニ。
ジュリ:「きゃ!あんたどうしたの?(クマ?)が~」
ジュング:「ハニ!お前正直に言うてみろ」
ハニ:「何を?」
ジュング:「お前、その家でどーかしたんか?」
ハニ:「ちゃんと暮らしてるわ」
ジュング:「これがちゃんと暮らしてる姿か?!」
ハニ:「・・・。」
ジュング:「どー考えても変や。(取り巻きたちに)お前らも聞いたやろ。こないだも送ろうとしたら逃げよるし…。ハニ…ハニ、俺ら今日…」
…と振り返るとハニの席は空っぽでorz
ジュング:「どこ行ってん」
ってたいして驚いてもいないところが好き^^
ジュリ:「帰ったわ。勉強するんだって」
ジュング:「ほら見てみーっ!何の勉強するっちゅーねん!俺が思うにな、間違いなく」
ミナ:「間違いなく?」
ジュング:「その家で眠りもせんと働かされてるはずや。あの顔見たやろ!」
ジュリ:「・・・。」
ジュング:「とにかく!このポン・ジュングが一役買って出なあかんみたいや」
——–
家に帰ったハニはハチマキを巻いて勉強中。
そこへウンジョが入ってきて、ハニの横でPCに向かう兄に話しかけます。
ウンジョ:「お兄ちゃん、これどうやって解くの?」
スンジョ:「あぁウンジョ、兄ちゃん、これをやらなきゃいけないから母さんに聞きな」
黙って本を閉じ、出口へ向かうウンジョですが、やっぱりハニに腹が立って言わずにはいられません。
ウンジョ:「おい!オ・ハニ!バカアホ間抜けブタゴリラ!お前のせいで勉強もできないし、お兄ちゃんは寝られない!何だよお前!お前ん家に帰れ!」
ふと驚いたように後ろを振り向き、じっとハニを見つめるスンジョ。
嬉しそうに軽くほほ笑みます。
後ろでウンジョが悪態をついても、気づかずにいるハニを見て、きっと集中力が格段にアップしていることを確認したんでしょうね?
スンジョが作った問題がプリントされる音にハッとするハニ。
後ろを振り返り、ポカンと口をあけているウンジョに気づきます。
ハニ:「あ、ウンジョ、来たの?どうした?」
ウンジョ:「もういい!」
余計に腹が立って退散するウンジョ。
プリントアウトした紙を数枚束ねて止め、ハニの方へ投げるスンジョ。
ハニ:「何?」
スンジョ:「今日はそれでも解いて、早く寝よう。明日テストだからな」
ハニ:「これ何?」
スンジョ:「予想問題作ってみた」
ハニ:「わ~。いつの間にこんなに作ったの?めちゃくちゃ感動的だわ」
スンジョ:「(振り返り)おい!早く解けよ。無駄口たたいてないで」
ハニ:「…分かったわよ」
スンジョが作ってくれた問題を解きながらほほ笑むハニ。
ハニ:「ここから全部出たらいいな~」
そして、ふとスンジョを見ると…
彼女の隣で力尽き、無防備に眠っている彼。
ハニ:「はっ!…寝ちゃったのね」
ジーーーーーっ
ハニ:「そりゃそうよ。この頃、私のせいでロクに寝てないんだもん。天下のペク・スンジョが、こんなふうに寝てるなんて」
彼の顔を覗き込んだハニは…
ハニ:「ありがとう♪」
——–
いつものように夜食を持って、そっと扉をあけたスンジョママ。
スンジョ母:「子どもたち~♪」
彼女の前に広がった光景は…!
仲良く机に突っ伏して眠っているスンジョとハニ。
ラッキーな場面に遭遇してテンションが上がった彼女は、急いでカメラを取りに走ります。
そうとも知らず、スヤスヤと可愛い寝息を立てる二人^^
———-
試験当日がやって来ました。
スンジョにくっついて階段を上がってきたハニに、いつものように呆れた様子で教室へ入ろうとするスンジョ。
入り際に…
スンジョ:「…頑張れよ」
彼女をチラリとも見ずにさっさと消えるスンジョ。
驚いたハニは…「あいつ!」と嬉しそうに微笑んで教室へ向かいます。
———-
あっという間に試験は終わり、あっという間に成績が発表されようとしていました。
待ちきれずに集まっている生徒たち。
それに気づいて走ってきたハニは、真っ先にグラフの左側へ向かいます。
そう、スンジョがいつもいる、グラフの一番左端へ。
そこに、やっぱり一人で載っていた「ペク・スンジョ」の文字にホッとしてほほ笑むハニ。
ハニ:「また満点だ。私のせいでずっと眠れなかったのに…よかった」
自分の成績よりも、巻き込んでしまったスンジョの成績が落ちることが実は心配だったハニ^^
そこへ、スンジョもやって来ます。
彼が真っ先に目をやったのは「今月の自習室入室者」の下の方。
人が邪魔で見えず、ちゃんと確認しようと近づきます。
そして、何かを確認するとさっと踵を返してその場を離れ…
振り返ると、グラフの左の方で嬉しそうに微笑むハニの姿が目に入ります。
スンジョに気づき、笑顔で駆け寄るハニ。
ハニ:「満点だったよ。すごいね、おめでとう」
スンジョ:「当然だろ。生まれて初めて勉強してみたんだからな。満点取れないわけがない」
ハニ:「・・・。」
スンジョ:「…あんたも」
ハニ:「え?」
スンジョ:「まだ見てないのか?」
ハニ:「私?…私?!!!」
急いで掲示板に戻ったハニの目に入ったのは…
「50番 オ・ハニ (7組)」
感無量でスンジョのもとへ駆け寄ったハニ。
ハニ:「見た?私、やり遂げたわ」
黙って手を差し出したスンジョ。
ハニは大喜びで彼の手を取ります。
ハニ:「ありがとう!ホントにありがとう!!!あんたのおかげよ!あんたが作ってくれた予想問題からほとんど出たんだから!」
慌てて手を振り払うスンジョ。
スンジョ:「何すんだよ」
カ、カワユス…。可愛すぎてどーすりゃいいの?高校じゃ習わなかったわ。
ハニ:「?」
スンジョ:「あ、あれだよ」
ハニ:「…あ~(ポケットから写真を出し)これ?」
写真をサッと奪い取るスンジョ。
スンジョ:「どこででも出すなよ」
そして、背中を向けて歩き出したスンジョに、ハニは満面の笑みで声を掛けます。
ハニ:「スンジョ!ありがとーーーっ!!!」
きゃーーーーーーーっ
すみません。ここでしばし、のた打ち回っていいですか?
5分ください、5分。
・・・。
・・・。
・・・。
深呼吸して再開。
ハニに背中を向けたまま「ありがとう~~」の声に嬉しそうに微笑むスンジョ。
これまで何一つ努力して成し遂げる経験がなかった彼にとっても、初めて「やり遂げた」ことだったんですね。
そのとき…
7組担任「STOP!!!」
スンジョ:「え?僕ですか?」
7組担任:「そう、あんたよ、ペク・スンジョ」
スンジョ:「?」
7組担任:「たくさん証人がいるのにそのまま行くつもり?」
スンジョ:「え?」
7組担任:「ハニが~自習室に入れたらオンブして1周するって!!!」
ハニ:「!!!」
スンジョ:「・・・。」
ハニ:「違うんです、先生!それは無かったことに!」
7組担任:「そんなのないわ!こんな奇跡もうないわよ」
ハニ:「そ、それは…」
バツが悪そうにスンジョを見るハニですが、スンジョはじっと黙ったまま彼女をジロリと…。
ハニ:「とにかくあれは無かったことに…」
7組担任:「正直、あんたが勉強頑張ってるって聞いても、頑張ったところで無理だと思ってたの。先生は手伝ってあげることができなかたけど。本当にすごいわ、ハニ!あんたが先生の自尊心を取り戻してくれたの!!!」
大喜びでハニに抱きつく先生。
7組担任:「それなのに、あんたは何よ、男のくせに。男に二言はナシよ」
ハニ:「違うんです、先生、そうじゃなくて…」
7組担任:「(ジロリ)オンブしな」
知らん顔して背中を向けるスンジョに…
7組担任:「オンブしろ!!オンブ!オンブ!」
「オンブ!おんぶ!」先生に先導されて、合唱し始める生徒たち。
パニックになるハニをじっと見つめるスンジョでしたが、
小さく「ふぅ~っ」とため息をつくと…?
———-
ここでエンディングです。
はぅ…。
途中で疲れて頭と手元が狂い始め、”ウンジェ”とか”スンジュ”とかデタラメに打った名前を何度も直しながらノロノロ進んでいたわけですが、スンジョの笑顔に一瞬でテンションがk点越えしてしまいました。
これだからやめられない。
スンジョは冷たくて無関心な男。
これからだってずっとそうかもしれないけど、周りには見せない心の動きが私たちにはちゃんと伝わってきて心がぐっと熱くなる。
こういうところを外さないドラマはどんどん面白くなるはずです。
う~ん。
ホントはここに入江ママ役のチョン・へヨンさん絶賛のコメントを書いて締めくくるつもりだったんだけど^^;
またそれはそのうち書こうっと。
ではでは!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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Comment
[…] This post was mentioned on Twitter by ユジナ~♪, ユジナ~♪. ユジナ~♪ said: イタズラなKISS韓国版あらすじ 2話vol.2 http://is.gd/eSE9T […]
ユジンさん 早々のUPありがとうございます♪
今回生視聴を試みましたがダメでした。残念!でもユジンさんのサイトで知ることが出来てうれしいです。
イタキス台湾版は全部見ましたが 入江クン と呼ぶところ チショーウ!
と毎度聞こえてしまうし、中国語ってなんだかすっと入ってこなくて 厳しかったので 韓国版になりうれしい!(見てないけど)
あのドラマは ママと金ちゃん(ジュング)がきもなので あのチョン・へヨンさんのママが早く見てみたいし、金ちゃんはジローと固定されているので 早く実物みて すりかえなきゃ デス。
yujinさん、楽しく読みました。ありがとうございます。
キム・ヒョンジュンが好きで、『韓国版・イタKISS』楽しみにしていました。日本公開が待ちきれず、YouTubeで字幕なしで頑張って見ました。
台湾版を見ているので、話の展開はわかるのですが、細かい会話のやり取りが分からず、残念な思いをしていたところ、このサイトを知りました。
これからも楽しみにしていますので、頑張ってUPしてください!
よろしくお願いします。
はじめまして。
いたキスは私がはじめて見た日本ドラマです。
それで、キム・ヒョンジュンが好きでもっと嬉しいです。
こんにちは~☆
2話になって少し展開のテンポが良くなりましたよね♪
金ちゃんのテソンさんも張り切って頑張ってくれてますが
入江君ママのチョン・ヘヨンさんのなりきり感がドンピシャで
も~~最高です!!これからの展開でもスンジョママの頑張りに
ストーリーのウケが懸かっているので、このまま突っ走ってほしいですね
それにしても、今回のツンデレスンジョ君・:*:・( ̄∀ ̄ )。・:*:・最高~☆
あの微妙な感情の変化の表情に私も萌え萌えでした♪
ミンさん(。・∀・。)ノ☆はじめまして
そのお名前から察するとJM君ファンでしょうか?
JM君新事務所決まったんだから、大学生編になったら
びっくりカメオ出演で出ればいいのにね♪
(JM君ファンじゃなかったらごめんなさいです)
ユチョンの成均館のOSTにはJJとJSが参加してるし
スンギの九尾狐には『ミナミシネヨ』のA.N.JELL出演決定したし
これはもう、イタKISSにはSS501大集合しかないと思うんですよね
と、ものすごい先まで妄想してるおバカな私です。
へんてこなコメント書いてることもありますが
見かけたら広い心で笑ってください
通りすがりさん、はじめまして!
JM君って、もしss501のJungMin君のことですか?
すみません;
ミンは私の名前です;
私は芸能人の名前をイニシャルで言われると全然分からないので;
すみませんね;
でも、スンギの九尾狐には『ミナミシネヨ』のA.N.JELL出演は
本当にいい情報でした!
楽しみです!!
Yujinさん、はじめまして☆
リダペンのparamuと申します♪
Twitterでこちらの事を教えていただき
早速飛んで参りました~^^
原作も台湾版もまだ見てない私は
内容が???で、訳を教えていただけて
とっても嬉しかったです♪
ありがとうございました~☆
スンジョオンマのチョン・ヘヨンさん、
とってもステキな方ですよね^^
私はあのご夫婦がとっても好きで
3人のお子ちゃま達もみんなとっても可愛くて~♪♪♪
続きも楽しみに待たせていただきますね^^
yujinさん、はじめまして。
ありがとうございました! 偶然ここを見つけて拝見させてもらいました。まさかこんなに早くこのドラマの内容が詳しく知れるとは‥。
とっても気になっていたドラマだけに、すごく嬉しいです。
ありがとうございます!!
up大変だと思いますが、また楽しみにしています♪
こんばんは!
訳ありがとうございます!
2話前半の風呂上りリダのキャプ最高で~す!(≧▽≦)
画面を一時停止にして見ようとしたんですが難しかったんです~。
嬉しい~~!
痴漢からハニを庇うシーンはジフそのものですね~。
痴漢エピは台湾版と比べて不満だったんですが
訳を読んだらコチラも良くなりました。(キモい痴漢以外は)
>「持って行っちゃダメでしょう」の時のちょっと息の漏れた感じが超萌え~
ゆじんしさんて こ・細かい!マニアックですぅー! (≧m≦)
私の超萌えポイントは体操服を持って行った時。
ハニに向かって人差し指でチョイチョイと手招きのシーン!
悶絶です~~!(#^.^#)
リダとハニが同じ部屋で勉強してるシーンを見ると
将来を妄想してしまって早くもドキドキです。
ママとハニがハニ母の写真を見てるシーンはウルッときました。
paramuさんのコメを読んで初めて知ったのですが
チョン・へヨンさんは3人も子供がいるんですね~驚き!
「火の鳥」しか知りませんでした。
ママのあの髪飾りはどうなの??? と思いますが
普通の韓ドラではありえないキャラのママがとってもイイです。
次回も楽しみに待ってまーす!
<通りすがり様>
頑張って勉強してるんですね~エライ!
SS501大集合ーーー素敵な妄想です。
また一緒に盛り上がってくださいませ。^^
yujinさんはじめまして
本当に偶然にこちらのブログを拝見する事が
できました。
字幕なしのリアル視聴。
楽しんでいたものの。
こんなに素晴らしく・・コトバを伝えて下さるブログ
があったとは・・。
また寄せて下さいませ。
そしてありがとうございます。と・・
お伝えしたく・・コメント記させて頂きました☆