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イタズラなkiss韓国ドラマ版10話 あらすじ vol.2

      2011/05/09

韓国ドラマ「イタズラなキス」10話の後半に入ります。

スンジョが家を出ていってしまっただけでもガックリ落ち込んでしまったハニでしたが…、ギョンス先輩に教えてもらったスンジョのバイト先で自分もバイトを!と思いきや、一足違いでヘラにバイトの空きを奪われてしまいます。

ぼやぼやしてはいられない!とスンジョのバイト先へ張り付くハニは、今日こそスンジョの家を突き止めようと付いて行った先で、スンジョがヘラと一緒にあるマンションに入っていくのを目撃してしまいます。

では、続きをどうぞ

—————————

マジメに学校には行くものの(エライ!)、落ち込んで呆然としたままのハニ。

ジュリ:「全く…。ダイエットでもしてるわけ?最近全然食べないじゃん!」
ハニ:「食欲ないから…」
ミナ:「どうしたの?ペク・スンジョのせいでしょ」
ハニ:「・・・」
ミナ:「話してみなよ。聞いてあげるからさ」
ハニ:「あたし…もうおわりにしようかな」
ミナ:「はぁ~。それは100回以上聞いたよ。(ジュリに)だよね?」
ジュリ:「聞き飽きたよ」
ハニ:「けど、今度はホントに…(ウッ」

事情を聞いたジュリとミナ。

ミナ:「え?同棲?!」
ジュリ:「ユン・ヘラとペク・スンジョが?!」
ミナ:「見間違いじゃないの?」
ハニ:「(首をふにふに)」
ジュリ:「それでも…家から1時間以上出てこなかったってことは…そ、そういう関係?」
ミナ:「・・・」
ハニ:「うっ(泣)こうなってみて…あたしってホントにスンジョのこと好きだったんだって…」
ミナ:「ホントに片想いって…苦しいね」
ハニ:「・・・」
ジュリ:「ハニ… どうしたらいいの?」

One more time by キム・ヒョンジュン

本当に大切なものは消えて初めて分かるんだね 今の君のように
ごめん 君の流した涙に気づけなくて
ごめん 今さら君の前に現れて

one more time … one more time…

もう一度僕のそばへ来てくれないかな
いつだって君だけを愛してる
遅れてしまったこの後悔の分 もっと愛するから

いつだって僕にくれたその愛
僕が全部返してあげられるよう… 受け入れてくれ

僕の手をとって…

——————————————
ジュリとミナはすっかり元気を失ってしまったハニの様子に、とうとうスンジョを捕まえて訴えることに。

ジュリ:「ちょっと!ペク・スンジョ!」
スンジョ:「誰?」
ジュリ:「だ、誰って?!あんなに長い間一緒に過ごしたのに…わからないの?」
ミナ:「オ・ハニの友だちよ。IQ200のくせに覚えてないってわけ?同じクラスじゃなかったけど、同じ高校だったのに」
スンジョ:「無駄なデータは消しちゃったからね」
ジュリ&ミナ:「!!!」
スンジョ:「あ~、思い出した。オ・ハニと同じ頭脳レベルのチョン・ジュリとトッコ・ミナだっけ?」
ジュリ&ミナ:「・・・」(落ち着け
スンジョ:「何か用?」
ジュリ:「ホント…ハニはこんなヤツのどこが好きで…」
スンジョ:「…何のこと?」
ジュリ:「ちょっと!あんたヒドイんじゃない?ハニのことよ、知らないの?
スンジョ:「・・・」(←シュ~っと顔から消えていくダーク性
ジュリ:「あの子、12日間もこの世の人間じゃないような様子よ!」
ミナ:「友だちとして…これ以上見ていられないわ」
スンジョ:「それで?用件は?」
ジュリ&ミナ:「同棲のことよ!!!」
スンジョ:「… 同棲?」
ジュリ:「何よ、今さら違うって言い逃れするつもり?あんた、ユン・ヘラと一緒に住んでるんだってね!」
スンジョ:「?」
ジュリ:「ハニがあんたたちの後をつけて自分の目で見たらしいけど…可哀想に、外で1時間以上も待ってたのよ!!!」
スンジョ:「・・・(遠い目)」
ミナ:「ハニの気持ち知っていながら家を出て、同棲までしなきゃいけないわけ?」
スンジョ:「・・・・・・(さらに遠い目)」
ミナ:「ちゃんとケジメつけなさいよ!!!卑怯だよホント」
スンジョ:「・・・」
ミナ:「こそこそしてないで男らしくハッキリ言いなさいよ」
スンジョ:「あぁ。ハッキリ言えばいいんだな」(どうぞ
ミナ:「…そ、それは」
ジュリ:「あ、あんまりハッキリ言ったら…ハニがちょっと…」(言わせりゃいいのに
ミナ:「あの子…心は見かけより弱い子なのよ」
スンジョ:「・・・」
ジュリ:「だから!ハニを苦しめないでってことよ!」
ミナ:「ヘラを好きになるなって言ってるんじゃないの。言ってること分かるよね?」
スンジョ:「・・・・・・・・・(再び遠い目)」
ミナ:「見込みはないから…もう諦めろって言ってほしいの。オ・ハニは3年間あんたのこと片思いしてきたんだから」
ジュリ:「あたしたちが言いたいのは…そういうことよ」

最初は「そんなに感情的になっちゃって”だから女は…”な典型だよorz」なんて思ってたけど、だんだん泣けてきてしまった…。
3年以上片思いしてるのを見てきて、「もう断ち切ってやって」って直接相手に頼みに行く親友…何だかすごく辛いですよね。
こんなとこでイチイチ細かく泣いてる場合じゃないのにさぁ。

スンジョ:「・・・」
ミナ:「…じゃあね」

急いで走り去るミナたち。
遠ざかっていく足音を聞きながら、スンジョは思わずふっと笑います。

それはきっと、(また…バカなやつ)という苦笑いと、ハニの姿が見えなくてずっと気になっていた心配がふっと解けた瞬間。

—————————

食堂ではジュングがハニの前にお手製のごちそうをたっぷり並べていました。
彼女を元気づけたくて、ジュリとミナ、ジュングが3人で用意したのです。
「新しい愛を見つけるのよ」「いい男は他にいくらでもいるわ」と励まされるハニ。

でもハニは、「食欲ないからみんなで食べて…」と手をつけようとしません。

—————————

ハニ(心の声):「もう2週間スンジョに会ってないな…。そうか、あたしがわざわざ会おうとしなきゃ、こんなに会わないものだったんだ…」

深く溜息をつくハニ。
そこへ…

スンジョ:「どうした?こんなとこで」
ハニ:「?!」
スンジョ:「誰か待ってんのか?」
ハニ:「あ…その…」

ハニの隣に座るスンジョ。

スンジョ:「久しぶりだな。最近見かけなかったけど…」(イジワルorz
ハニ:「う、うん。そうだね。あたし先に行くね(立とうとするハニ)」
スンジョ:「何だよ、素っ気ないな」

何だか意外なほど柔らかい引き止め方に、思わずまた座るハニ。

スンジョ:「待ち合わせなんだけど、しばらく一緒にいてくれないかな」
ハニ:「あ…まぁ…うん」
スンジョ:「・・・」
ハニ:「えっと…どう?新しい家は」
スンジョ:「あ~。快適だよ、広いし」
ハニ:「…そう。食事はどうしてるの?」
スンジョ:「そうだな。バイト先で食べたり…誰かが作ってくれたり」(確信犯め
ハニ:「!」

ハニ(心の声):「作ってくれるって?」

ハニ:「急に一人暮らし始めたから…寂しいだろうな」
スンジョ:「そうでもないな。ほとんどユン・ヘラと一緒にいるからさ」(鬼男!
ハニ:「あ、あぁ。そうなんだ」

何なのさ?このちょっとずついたぶって殺すみたいな攻め方orz

そこへ「先生!」と誰かが走ってきます。

女の子:「来ました♪」
スンジョ:「(時計を見て)時間通りだな」
女の子:「目標のパラン大に来てみたら、もっと一生懸命勉強しなきゃって思いました!」
ハニ:「?」
女の子:「あ…ひょっとしてオ・ハニさん?」
ハニ:「どうして私を?」
女の子:「あ~、やっぱり。ヘラ先生の言うとおりですね。一目で分かりました。よく話は聞いてますから」
ハニ:「あ、はい…。え?!どんな話?」
女の子:「ビリだったのにペク・スンジョ先生に教えてもらって全校50位まで上がったんでしょう?」
ハニ:「あぁ」
女の子:「今でも伝説なんですって」
ハニ:「あ、まぁ…はい」

女の子:「先生!」

そこへやって来たヘラ。

ヘラ:「待った?」
女の子:「今来たところです」
ヘラ:「ふふふっ」
女の子:「(ハニに)英語はヘラ先生に、数学はスンジョ先生に教わってるんです。私もこの大学を受けたくて」
ハニ:「じゃあ…先生って?」
女の子:「1週間に3回ウチへいらっしゃるんです。お母さんがすごく喜んで、いつも食事まで作ってるんですよ」

やっと話がつながってきたハニ。
ハッとして後ろのスンジョを振り返ります。

女の子:「ところで…ヘラ先生とハニさんはあんまり親しくないんですね…」

ハニ:「じゃあ…ヘラと一緒に行ったのは、同棲してるわけじゃなかったんだ。だよね?」

この「クッチ!(だよね)」で爆笑www
もう可愛くて可愛くて可愛くて仕方ない。
すごいこと新発見したようなその言い方www

スンジョ:「同棲?」
ハニ:「・・・」
スンジョ:「お前が勝手に思い込んでたくせに。いいバイトだよ。夕食のことまで解決するし」

ヘラ:「もう行きましょ」
スンジョ:「(ハニに)じゃ、気をつけてな」

立ち上がり、ヘラたちと共に歩き出すスンジョ。

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ハニはキッチンでチョコレート作りの真っ最中。
そこへやって来たママは…

母:「そもそもチョコレートは愛する人のために~?」
ハニ:「^^」
母:「あなたひょっとして…!」
ハニ:「うふふ♪」
母:「わぁ~嬉しいわ!この瞬間をどれだけ待ってたか!」
ハニ:「時間かかりましたよね^^;」
母:「やっと元のハニに戻ったみたいね。この頃ずっと元気がなくてすごく心配したけど…」
ハニ:「・・・」
母:「頑張りましょ^^」
ハニ:「はい!」
母&ハニ:「ファイト!」

さてさて、チョコを味見してみたハニ。
あまり味がしないので首をかしげながらも、「味はたいして関係ないか♪」と楽天的^^

ただ、何だか胸焼けのような違和感を感じます。

ハニ:「最近食べてなかったからかな」

一生懸命作ったチョコをスンジョに渡す…そんな場面を想像するハニ。

>>ハニの妄想

大切に抱えた箱をスンジョに渡すハニ。
開けてみたスンジョは笑顔になり…

スンジョ:「自分で作ったのか?綺麗だな。美味しそうだ^^」

そして、スンジョは胸元から何かを取り出し、

スンジョ:「つけてやろうか?」

それはキラキラと光る指輪。

ハニ:「スンジョ~♥」

————————–

ハニはチョコレートの箱を抱え、雨の中タクシーに乗っていました。

ハニ:「はぁ~。よりによってこんな日に雨だなんて…傘も持って来なかったのに」

膝の上に大切に乗せた箱を見つめ、思わず笑みをこぼすハニ。
そのとき…何だかスコンとおかしな音がして、タクシーのエンジンが停まってしまいます。

ハニ:「どうしたんですか?」
運転手:「どうしましょう。故障したみたいで…」
ハニ:「え?」

————————–

スンジョは今日もヘラと一緒にバイト中。
そこへ現れたのは…

全身びしょぬれになってブルブル震えているハニ。
手にはチョコレートの箱を抱えて…。

スンジョ:「!」
ハニ:「スンジョ… 来ちゃった(ブルブル」
ヘラ:「こんな雨の日に…すごい執念ね」

ずぶ濡れのまま席につくハニ(エェェーーッ?!

ヘラ:「スンジョがバイト終わるの待ってても無駄よ。思いがけないことに今日はジヨンの家庭教師の日だから。あ、コーヒーよね?量はたっぷりで^^」

余裕の笑顔を振りまいて下がるヘラ。

テーブルの上には持って来た大切なチョコレート。
この雨の中、きっと濡れないように大事に抱えてきたんだろうけど、やっぱり雨が染みてしまっていますね…。

ハニ(心の声):「じゃあ、いつ終わるんだろ…ここじゃちょっと…ヘラだっているし…うううっ(ブルブル」

ヘラが持って来て無言で置いていった温かいコーヒーカップを口に運ぶハニ。
一口飲んだ彼女は、やっぱり胸が苦しくなって顔を歪めます。

そこへ、黙ってタオルを差し出すスンジョ。

スンジョ:「その顔どうしたんだ」
ハニ:「あたしの顔がどうかした?」
スンジョ:「顔色が良くないな。今日は早く帰れ」
ハニ:「ヤ、ヤダよ」

スンジョが行ってしまった後、お手洗いに行こうとして席をたった途端、ハニはその場に倒れてしまいます。
そばにいた店員が「お客様!」と声を掛け…

【あ、あんたじゃないってば!】と私がイラッと来た瞬間、「ハニヤ!」と駆け寄るペク・スンジョ!

ジフ先輩も「ジャンディヤ!」と初めて呼んだのは確か彼女がお手洗いで倒れたときだったな(遠い目vol.4

スンジョ:「ハニ!オ・ハニ!ハニーッ!」

——————————

ハニが目を覚ますと店長が「大丈夫?」と声をかけます。

ハニ:「あ…すみません、騒ぎ起こしてしまって…」

店長:「救急車呼ばなくて大丈夫ですか?スンジョさんが応急処置はしたんですが」
ハニ:「?…あ、大丈夫です。もう良くなりましたから」
店長:「ペク・スンジョさん、知り合いなの?」
スンジョ:「…はい」
店長:「そうか。じゃあ、今日はもう帰りなさい。このお嬢さんをお送りして」
ハニ:「い、いいんです。ホントに大丈夫ですから」
店長:「こんな雨の中、その体で一人では無理でしょう。そうしなさい、スンジョさん。ね?」
スンジョ:「はい、分かりました」
ハニ:「・・・」

ハニはせっかくチョコレートをプレゼントしようと思って訪ねた日に、またスンジョに迷惑をかけることになってしまいました。

スンジョ:「(ヘラに)ジヨンの課外指導は一人でしてもらわなきゃな」
ヘラ:「分かったわ。仕方ないもの。お騒がせなお嬢さんのせいで毎度頭が痛そうね」
ハニ:「・・・」
ヘラ:「オ・ハニ!… 大したものね、あなた。 とにかくお大事にね」

———————————–

そして、さっそくラブラブ相合傘で店を出たお二人。
タクシーを拾おうとしますが…

スンジョ:「全然空車もないし、タクシーで帰るのは難しいな」

そう言いながら、傘はちゃんとハニの方へ傾けているスンジョ。
彼の肩には冷たい雨が降りかかります。

ハニ:「スンジョ!雨がかかっちゃう!入りなよ」

彼女はスンジョが濡れないように傘の中へ引っ張ります。
そんな彼女の顔をじっと見下ろしたスンジョ。

スンジョ:「濡れてぶつくさ言うんだから…こっち来いよ」

ふたたびハニを自分の方へ引っ張るスンジョ。
「入れ」じゃなくて「来い」と言ってるのが小さいけど大事なポイント。

ハニ:「スンジョ、あたし電車の駅までこのまま歩くから、先に帰りなよ」
スンジョ:「駅まで30分かかるぞ。それにこんな雨だと前みたいに電車も止まるかもな」
ハニ:「・・・」
スンジョ:「ここから歩いて10分で俺のアパートなんだけど…行くか?」

キャッキャッ 「…なんだけど」のへんから何か意味深な感じになってるし(・∀・)ニヤニヤ

ハニ:「?!」
スンジョ:「俺の部屋から母さんに電話して車で迎えに来てもらおう」
ハニ「(うんうんうん)^^」

そして、そのまま無言で腕を抱えられ、ゾロゾロと連れていかれるハニ^^

————————–

エントランスを入って、彼の後をちょこちょこ付いて歩き、
ボタンを押してエレベーターが来るのを待っている短い時間。
これがどんなにドキドキするか女の子ならみんな知ってるはず+(0゚・∀・) + ワクテカ +
ハニは嬉しくて嬉しくて、笑顔が隠せません。
横で待っているスンジョの顔をチラリと見て、また下を向いてニヤニヤ…。

逆にスンジョは頑として前を向いたまま、心の中を覗くことはできません。

————————–

とうとう第?ステージ「スンジョの部屋」へ足を踏み入れたハニ!
「思ったより広いね~!」とさっそくスンジョの部屋に興味津々です。

無言のままの彼を振り返ると、背中を向けて上着を脱いでいるところ。
ハニはとりあえずカウンターのスツールに腰掛けます。

ハニ:「ヘラも…ここに来たの?」
スンジョ:「ここに?」(←すぐに答えず少しだけ遊ばせる男
ハニ:「・・・」

冷蔵庫から水を取り出すスンジョ。

スンジョ:「お前が初めてだ」

黙ったまま、スンジョから顔を背けて静かに喜びを表現するハニ^^

スンジョ:「具合はどうだ?」
ハニ:「…もう大丈夫」
スンジョ:「そんな(?)でコーヒー飲んだりして…お前じゃなくても胃を壊すだろ」
ハニ:「…大丈夫だってば」

「拭けよ」。コップに水を入れ、スンジョは乱暴にタオルを投げて渡します。

ハニ:「スンジョの匂い♪」
スンジョ:「…新品なのに匂うもんか」
ハニ:「ふふっ」

スンジョは実家の母親に連絡を。

スンジョ(電話):「お母さん、僕です、スンジョ。家です。え?あ~、会いましたよ。バイト先に来たんで。コーヒーだけ飲んでるうちに胃痛で倒れて。いえいえ、今は…どうにか大丈夫です」

ハニ(心の声):「二人でいられるのもお母さんが迎えにいらっしゃるまでだよね…。それまでのスンジョの部屋をすっかり覚えとかなきゃ」

スンジョ(電話):「今一緒です」
母(電話):「まぁあ~~!そうなの?!」
スンジョ:(電話):「雨でタクシー拾えなくて。場所教えますから、お母さんが迎えに来てやってくださいよ。え?…え゛?!」
ハニ:「?!」
スンジョ(電話):「ふざけてるんですか?」

ピロポンッと電話の切れる音。

スンジョ:「お母さん?!…何だよ、切るなんて」

電話を置くスンジョ。

ハニ:「どうしたの?何て?」
スンジョ:「雨が強いから…来るのイヤだとさ」
ハニ:「え?」
スンジョ:「”明日迎えに行くから今夜はそこでゆっくり休ませてやって”だとさ」

イライラして立ち上がり、洗面室のドアをバタンと閉めるスンジョ。

シャワーを使う音がドアの向こうから聞こえています。
ハニはドアにぴったり張り付き、その「おこぼれ音」を拝聴^^;

ハニ(心の声):「彼はシャワーを浴びてて…それに、今夜は二人きりでこの部屋に!はぁ~!恋愛小説に出てくるみたいなシチュエーションだわ!どうするんだろ、スンジョの家でもこんなことは一度あったけど、今回は状況が違うもん。ここには部屋が一つしかないわ。はっ!」

そのとき、洗面室のドアが開きます。
出てきたスンジョはすっかりくつろいだパジャマ姿で…。

上の方のボタンをちょっと開いてあると、勝手に広がってV型になってるのがけしからん♪

「ごくん♥」

ハニはドキドキして生唾ごっくん。

ハニ(心の声):「ベッドだって一つしかないってば!!!」

スンジョ:「おい」
ハニ:「え?」
スンジョ:「シャワー浴びるか?」
ハニ:「シャ、シャ、シャワー?」
スンジョ:「・・・」
ハニ:「あ、うん、それじゃシャワーするね」
スンジョ:「お前、ひょっとして緊張してんのか?」
ハニ:「き、緊張だなんて!…全然」

ニヤリと笑ったスンジョは、服をベッドの上に投げて渡します。

スンジョ:「着替えろよ」
ハニ:「?」
スンジョ:「俺のしかないから、嫌ならやめとけ」
ハニ:「(服をさっと掴み)…ありがと」

—————————

洗面室に入ったハニは、バスタブの縁に腰掛け、スンジョが生活する空間を見渡します。

ハニ(心の声):「ときめいてる今の気分、いい感じ♪ ついさっきまでスンジョがいた空間に、今度は私が入ってきたの。スンジョは今、外で私を待ってるのかしら。今夜の私…、誰もが一度しか経験できない…そんな気分かも」

ハニはシャワーの栓を開きます。

—————————

ところで、ママには一箇所連絡しておかなければならないところがありました。
えぇえぇ、もちろんお父さんのところ。
すなわち、ジュングが働いているソ八福ククス屋でございます。

忙しいシェフの代わりに電話にでたジュングorz

ジュング:「はい!ソ・八・福・ククスです!」
母:「スンジョの家のものですが、ハニのお父さんをお願いします」
ジュング:「あ!ペク・スンジョのお母さんですね」
母:「あら、そうおっしゃるそちらはどちら~?ジュングくん?」
ジュング:「はい、ボン・ジュングです。今シェフはめちゃくちゃ忙しいんですよ」
母:「…じゃあね、ジュングくんがよ~く聞いて、ハニのお父さんに必ず伝えてちょうだい」
ジュング:「あ~はい、分かりました。おっしゃってください」
母:「今夜ハニが外泊することになったんだけど…」
ジュング:「え?」
母:「ご心配にはおよびませんって。スンジョの部屋に一晩泊まってくるんですからぁ~♪」
ジュング:「え゛ーーーっ?!」
母:「こんなに雨が強いんだから、無理して帰ってくるより、そうしたほうがいいと思ったの」
ジュング:「な!な!何すかそれ?!ホンマですか?ペク・スンジョの家で、ハ、ハ、ハニが一晩?!ペク・スンジョの家どこですか?!」
母:「あら~どうしましょ♪ よく知らないのよね。まぁ知ってたとしても教えてあげないけどぉ~~♪」
ジュング:「な、何ですと?!」
母:「じゅあ、切るわね~(ブチ」
ジュング:「も、もしもし!おばさん!切らんといてください!」

「どうした?」と声を掛けるハニ父。

ジュング:「シェ、シェ、シェ、シェフ!ペク・スンジョがどこに住んでるか知ってはりますか?!」
ハニ父:「俺が知るか!」
ジュング:「(アワアワアワ)」
ハニ父:「どっかのファミリーレストランでアルバイトしてるとしか」
ジュング:「何て名前のレストランっすか?!」
ハニ父:「鶏肉屋だかチキン屋だか…えっと…」
ジュング:「鶏肉?チキン?どっちなんっすか?あ゛ーーーっ。先に帰りますわ!」

上着を掴み、慌てて飛び出すジュング。

————————-

シャワーを浴び、セクシーな濡れ髪で登場したハニ。

ハニ:「あの…シャワー借りたよ。ありがと」

スンジョはもうベッドに。開いている本を見つめたまま、ハニにはチラリとも目をくれず…

スンジョ:「… あぁ」

さて、そのまましばらく放置されるのかしら?(ニヤニヤ

ハニ(心の声):「で、これから何をどうすればいいのかな」

何も言わないスンジョの様子をうかがいながら一生懸命考えるハニ。

————————-

さてさて

スンジョがバイトするレストラン。
店長は何かに気づき驚いて声を掛けます。

店長:「あのー、あのーー!」

そこにいたのはびしょ濡れになって床でうめいているボン・ジュング。

ジュング:「ちょっと聞きたいことが…。この店にスンジョってヤツいてますか?」
店長:「スンジョ?ペク・スンジョ?」
ジュング:「あ…(腕を掴み)社長はん、社長はん!」

そこであえなく力尽きるジュング。

ボン・ジュング、戦闘不能。

————————-

さてさてさて

ハニはまだ放置されておりました。
スツールに座り、スンジョの一挙一動にセンサーを働かせるハニ。

ベッドで本を読んでいたスンジョは、やけに大きな音でパタンとそれを閉じます。
そして…

スンジョ:「もう寝るわ」

さっさと横になり、ハニに背を向けてしまいます。
ガクッ^^;

ハニ:「あ、うん。もう12時だし」
スンジョ:「・・・」
ハニ:「じゃあ、あたしは床で寝るからさ、あんたはベッドで寝てね」
スンジョ:「…トーゼンだろ」
ハニ:「え?何?」
スンジョ:「布団は一枚しかないから、クローゼットから俺のコートでも出して掛けろ」
ハニ:「…ねぇ!普通はさ、女の人に”何言ってんだ。俺は床で寝るから、お前がベッドで寝ろよ”…そう言うもんじゃないの?」
スンジョ:「お前にそんなこと言いたくないね」
ハニ:「病人に対して何?あんた人間じゃないよ。冷血人間!」
スンジョ:「(体を起こし)何だって?!」

————————-

そして…

灯りの消えたスンジョの部屋。

彼のベッドに入っているのはハニでした。

床で横になっているスンジョをそっと覗くハニ。

ハニ:「あのね…。(咳払い)あのさ…」
スンジョ:「何?」
ハニ:「あたし…暗いのイヤだから、灯りつけてもいい?」
スンジョ:「俺は暗くなきゃ眠れない」
ハニ:「お化けが出そうなんだもん」

イライラしながら起き上がるスンジョ。

————————-

そして…

薄明かりの灯ったベッドで横になっているハニ。

ハニ:「あのさ…」
スンジョ:「今度は何だよ?」
ハニ:「寒くない?」
スンジョ:「寒いに決まってんだろ。(?)」
ハニ:「あたしが下で寝るよ」
スンジョ:「いいから早く寝ろ」
ハニ:「でも…」
スンジョ:「(イライラ)」
ハニ:「でも寒いのに…」

ガバッと起き上がるスンジョ。

スンジョ:「分かったよ!俺もそこで寝りゃいいんだろ」

起き上がった勢いで、彼はハニの横に滑り込みます。

↑前半の衝撃妄想画像の対抗馬的意味で^^;

ハニ:「じゃ…あたしが下で」
スンジョ:「結構。こうすりゃお前も静かになるんだろ」

彼はハニの横でさっさと目を閉じます。

スンジョ:「寝ろよ」

ハニは恐る恐るスンジョの隣に横になります。

「・・・・・・・・・・・・。」

勢いでハニの隣に入ったものの、ますます自分も眠れなくなったスンジョ。
二人で仰向けになったままお互いじっと天井をみつめます。

ハニ:「(ゴクリ)」
スンジョ:「緊張してんのか?」
ハニ:「き、緊張だなんて…してないよ」
スンジョ:「じゃ、生唾飲み込む音は何だよ?」
ハニ:「え?」
スンジョ:「俺と一晩過ごすのに…何かあるかもしれないよな。キスとかさ…」
ハニ:「・・・」
スンジョ:「それとも、それ以上のことだって起きるかもしれないよな」

そして、突然起き上がり、ハニを見つめるスンジョ。

緊張して見つめ返すハニをじっと見つめた彼は…
もう一度布団に潜り込み、背中を向けます。

スンジョ:「期待したんだろうけどさ…悪いけど俺は何もしない。おやすみ」
ハニ:「うん。おやすみ」

ハニはもう一度、彼の隣に横になります。
スンジョはハニに背中を向け、じっと目を開けたまま…。

ハニ(心の声):「気が抜けちゃった…。でも、ホッとする感じ♪ 女の子と同じベッドに入って何もしないなんて…もしかして不感症なのかしら。あたしが女性として魅力がないだけかな。はぁ…やっぱりそうだわ。絶対あたしなんか…」

落ち着かないハニの心を、背中で感じているスンジョ。

スンジョ:「…反省中か?」
ハニ:「は、反省なんて…ちがうよ」
スンジョ:「俺…母さんの思い通りにはなりたくない。もし今夜俺たちに何かあってみろ。一生母さんの思うつぼだ」
ハニ:「・・・」
スンジョ:「そういうことだ。だから、期待してないでもう寝ろ」

静かに目を閉じるスンジョ。

ハニ(心の声):「あぁ…あたしのことイヤじゃないって言ってたんだっけ。何だか温かくて幸せな気持ち♪ スンジョの隣で眠れるなんて…はぁ、もったいなくて眠れないよ…」

眠れないのはスンジョも同じ。
背を向けたまま、また目を開けてみるスンジョ。
背中の向こうにいるハニの気配を感じ、今度は強く目を閉じます。

—————————————

ここでエンディングです。

今回はスンジョがすごく良かった!

ハニは最初から安定してるから、ずっといいんですけど、今回は「ふふっ、スンジョってこういうヤツよね」っていうペク・スンジョ像が、見ていてちゃんと捉えられて、とても気持よく観られた気がします。

可愛いから苛めたくなったり…
本当は心配だったり…
ホッとして笑ったり…
思わず苛立ったり…
でも放っておけなかったり…
流されたくなかったり…
それで、ちょっと無理してたり…

そして、結局いつものように、ぶっきらぼうでイジワルなスンジョに安心感さえ覚えたら、
あなたはもうどっぷり染まっている証拠♪

これからもそんなスンジョと、彼を追いかけているようで本当は背中を押しているハニ…
そんな二人が見られますように。

今回も長~い記事を最後までお読みいただきありがとうございました!

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