イタズラなkiss韓国ドラマ版10話 あらすじ vol.1
韓国ドラマ イタズラなkiss 10話を訳していきますね。
一度ペク家を出たものの、ハニがウンジョを命の危険から救ったのをきっかけに、ふたたびハニと父はペク家との同居をスタートさせます。
自分の進むべき道を真剣に考え始めたスンジョ。
これまでの守られた環境ではなく、自分で自分を守らなければいけない環境に身を置き、自分を見つめることを決意します。
自分が出ていくことはあっても、まさかスンジョが家を出てしまうなんて…。
突然のことにハニも戸惑います。
では、どうぞ
☆AstaTV10月号特別版は成均館スキャンダルやイタキス、クミホなど今季の人気ドラマがたくさん^^
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静かな朝。
それはスンジョが家を出ていく日でした。
スンジョ:「電話しますね、お母さん」
母:「スンジョ、体に気を付けて…ちゃんと食事を摂るのよ。果物や野菜をたくさん食べて。それから、夜中にぶらついちゃだめよ。それから…」
スンジョ:「わかった、わかりましたよ」
母:「足りないものがあったら電話して」
スンジョ:「何もいりません」
母:「ときどきウチへ帰って来なきゃダメよ。いいわね?」
母にうなずき、後ろで涙をこらえているハニを見るスンジョ。(見る瞬間がいいね~♪
下を向いている彼女をじっと見つめたまま…
スンジョ:「じゃあな、ウンジョ」
ウンジョ:「お兄ちゃん…」
別れを惜しむウンジョをなだめながらも、彼の目はハニから離れません。
彼女には何も声を掛けないまま…スンジョは玄関を出ていきます。
外までついていけず、扉のところで見送るハニ。
ハニ(心の声):「… 行っちゃった、ホントに行っちゃった。あたし…この家でスンジョと一緒に暮らす生活に目覚めちゃったのに…。冷たくされても、イヤだって言われても…一緒にいられて嬉しかったのに」
母:「ハニ、泣かないで…。待ちましょうよ。すごく遠くへ行ってしまったわけじゃないんだから、またすぐに戻って来るわ。ね?」
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ハニは学校へ向かうバスに乗っていました。
ハニ(心の声):「もう学校でしか会えないんだ…。きっとスンジョはあたしのこと忘れちゃうよ」
学校でぼんやりしているハニにミナが声を掛けます。
ミナ:「ちょっと、オ・ハニ!」
ハニ:「… ん?何?」
ミナ:「しっかりしようよ。完全に気が抜けちゃってるよ。あんた、一日中ずっと骨なしのタコだよ、タコ」
ハニ:「・・・」
ミナ:「スンジョが出て行って辛いのは分かるけど、(ハニの肩に手を置き)これじゃあたしの友だちのハニじゃないよ。しっかりしよっ。ね?」
そのとき、偶然スンジョが友人と一緒に後ろを通るのに気づきます。
ハニには気づかず、そのまま通り過ぎるスンジョ。
ハニはぼ~っとしたままそれを見送ります。
ミナ:「何してるのよ、会いたかったんでしょ?早く追いかけなよ」
ハニ:「ヤダ。声かけるの…何だか怖いんだ」
ミナ:「…ジュリが昼休みで出てくるって。お昼食べに行こう」
ハニ:「・・・」
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食堂でも元気のないハニ。
ジュリ:「また元通りになっちゃったね…ハニ」
ミナ:「高校んときと同じだよ」
学食の厨房ではジュングが元気いっぱいで働いていました。
ハニの姿に気づき、声を掛けるジュング。
ジュング:「お、ハニ来たんか!」
ハニ:「・・・」
ジュリ:「鼻歌唄っちゃって…ごきげんだね、ボン・ジュング」
ジュング:「そりゃそうやろ。もう安心して仕事できるからな、鼻歌も飛び出すわな」
ジュリ&ミナ:「ペク・スンジョと闘って俺が勝ったってことや。ハニへの熱い情熱に屈したってことやで!」
テーブルについた3人。
ジュリ:「ペク・スンジョってさ、どこにいるの?」
ハニ:「…わかんない」
ミナ:「バイト先は?」
ハニ:「…わかんない」
ジュリ:「ちょっと、オ・ハニ、あんたが知らないって?」
ハニ:「もうわかんないんだよね…」
ミナ:「ふぅ…。片思いって…すごく悲しいね」
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そして、悲しくてもサークルにちゃんと来ているハニ。
一抹の期待を抱いて来ているものの、スンジョの姿はないようです。
部員A:「ハニどうなってんだ?ちょっと様子が変じゃないか?」
部員B:「ペク・スンジョが家を出てったからよ」
ハニ(心の声):「スンジョ来ないな…。分かってたけど、それでも、ひょっとしたらって…」
ぼ~っと座り込んでいるハニに気づき「球拾いもろくに出来ないのか!」と声を掛けるギョンス先輩@ラケットモード。
彼女の沈んだ様子が気にかかったギョンス先輩は…?
ギョンス:「ハニ、晩飯おごる気ないか?」
ハニ:「…ないですよ」
ギョンス:「そうか?残念だな。ペク・スンジョに関するほっかほかの情報を教えてやろうと思ったのに。イヤならいいや。よし、練習!」
ハニ:「おごります!おごります、先輩!!!」
ゆっくり振り返ったギョンス。
ギョンス:「美味い店、知ってんだけどな…」
ハニ:「え?」
ギョンス:「高い店じゃないから心配するな」
ハニ:「それより…その情報ってやつ」
ギョンス:「あ~、情報」
ハニ:「(ドキドキ)」
ギョンス:「まぁ、知っての通り、スンジョは俺に隠し事をしない。君に教えてやったら、俺と君しか知らない全くのレア情報だぞ。練習終わったら連れてってやる。スンジョのバイト先に」
ハニ:「えーーっ!♥ 」
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練習後、ギョンスがハニを連れて来たのは、あるレストランでした。
ハニ:「スンジョがここで働いてるんですか?」
ギョンス:「あぁ。ここでホール係をやってる。俺が紹介したんだ。俺もバイトしてるから」
ハニ(心の声):「天下のペク・スンジョがファミリーレストランでバイトしてるなんて…信じられないな」
席に案内されたハニはスンジョの姿を探し、キョロキョロ。
注文するよう促されたハニは、メニューを見て考え始めます。
端から順番に目についた料理をぶつぶつぶつぶつ…
すると…
スンジョ(声):「お決まりですか?」
ハニ:「(気づかず)」
スンジョ(声):「そろそろお決めください」
ハニ:「はい、えっと…(顔を上げる)!」
スンジョ:「15分も考えればもう十分でしょう?」
ハニ:「ペク・スンジョ…」
スンジョ:「鮭の醤油焼きセットですか?水参ナツメサラダですか?ガーリックチキンですか?
ハニ:「え…私は…」
ギョンス:「俺は鮭の醤油焼き」
ハニ:「水参ナツメサラダ。あ…紅茶も」
スンジョ:「ソースは何になさいますか?」
ハニ:「松の実ソース…」
スンジョ:「紅茶はミルクにしますか?レモンにしますか?」
ハニ:「レモン…」
スンジョ:「食後にお持ちしましょうか?」
ハニ:「はい」
スンジョ:「少々お待ちを」
ぼ~っとしたまま注文を終えるハニ。
スンジョはニコリともせず、テーブルを後にします。
ギョンス:「ハニ、俺の言うとおり…!」
ハニ:「(泣)」
ギョンス:「何だ、君、泣いてんのか?全くおおげさだな…」
ハニ:「…久しぶりに話したんですぅ、スンジョと」
ギョンス:「あ…君、今話したのか?注文しただけじゃ?」
ハニの視線は優雅に働くスンジョの姿に…。
ハニ:「ユニフォーム姿も素敵♪」
ギョンス:「チッ」
ハニ:「そうだ、先輩!ひょっとしてスンジョの住んでるところ、知りません?」
ギョンス:「家?あ…まだそこまでは知らないな」
そこへスッと滑り込んで来たワゴン。
スンジョ:「お待たせいたしました。鮭の醤油焼きミルジョンビョンセット、レモンチキン、水参サラダです」(←ハニの料理を置き終わるときの”どうぞ~”的な身のこなしに萌え!
ギョンス:「めちゃくちゃ美味しそうだ!」
スンジョの顔をぼ~~っと見上げるハニに、「美味しくお召し上がりを」と一瞬顔を向けるスンジョ^^ この「美味しくお召し上がりを」がチョー早口言葉なのがイイ♪
ワゴンを押して戻ろうとしたスンジョの背中に慌てて声を掛けるハニ。
ハニ:「スンジョ!」
スンジョ:「?」
ハニ:「… あんにょん^^; ところであんたどこに住んでんの?」
スンジョ:「勤務中なんですが」
ハニ:「… 怒った?来ちゃったから」
スンジョ:「そのうち来ると思ってた。ただし!ウチには絶対言うなよ(※ここでタメ口に戻る)」
ハニ:「…うん」
後ろで膝をついて注文を取るスンジョ。
ファミレスでこんな注文の取り方、ホントはあり得ないけど、それがスンジョなら激萌えモノですわっ
ハニは壁に貼ってある張り紙に気づきます。
そこには「一緒に働く人を募集しています」の文字。
ハニ:「あれよ!」
ギョンス:「何だ?」
ハニ:「あれ!ここでバイトすればめちゃくちゃ自然に会えるわ!」
ギョンス:「不自然だょ…」
さっそく立ち上がったハニ。
すぐにスタッフルームへ駆け込みます。
店長:「アルバイトですか?」
ハニ:「はい。頑張ります!」
店長:「おっと…悪いねぇ」
ハニ:「え?」
店長:「たった今、一人決まったから定員になっちゃったんだ」
ハニ:「え?」
店長:「悪いけどまたの機会にね」
そこへ奥から出てきたのは…ユニフォームに着替えたヘラ!
ハニ:「あんた!…何でここに?」
ヘラ:「アルバイトよ。一足遅かったわね♪」
ハニ:「はっ!(店長の手を取り)ほかにバイトいらないんですか?!」
店長:「えっ…悪いけど今は必要ないから(ヘラに)じゃ、今日から頼むね」
行ってしまう店長にガックリと肩を落とすハニ。
ヘラ:「立場が逆転したようね」
ハニ:「何が?」
ヘラ:「家を出た以上、あなたと会える場所はテニスサークルくらいでしょ?ま、ここに来るほど頻繁には行かないでしょうけど?」
ハニ:「・・・」
ヘラ:「私は同じ学部で同じバイト…はぅ… また飴玉を奪っちゃった気分だわ」
ハニ:「!」
ヘラ:「ふふっ、私はバイトしなきゃいけないから…じゃあね♪」
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料理をすっかりたいらげ、ギョンスは上機嫌。
ギョンス:「あ、アルバイトやることになったのか?」
ハニ:「・・・」
ギョンス:「すっかり解決したな!俺に感謝しなきゃダメだぞ~、全部俺の…」
ハニ:「もう出ましょ」
さっさとバッグを持ち、立ち上がろうとするハニ。
スンジョ:「お客様、お帰りですか?」
ハニ:「!」
スンジョ:「お紅茶が残っているんですが」
ハニ:「あ、それね、明日の分にしてもらえないかな」
スンジョ:「え?」
ハニ:「紅茶、明日また来た時に飲んじゃだめ?」
スンジョ:「そんなことは出来ません」
ハニ:「・・・」
スンジョ:「それから!明日お越しいただくのも全く有難くありませんので!」
ハニ:「邪魔しないからさ… それにお客さんだもん」
スンジョ:「ぉぃ…ウチには言うなよ」
ハニ:「じゃあ…来ていいってことね♪」
スンジョ:「はぁ…」
帰りかけたハニは、仲良さそうに働くスンジョとヘラが気になって仕方ありません。
ハニ(心の声):「ヘラがいるから安心して帰れやしないわ…。明日もあさっても来なきゃ」
ギョンス:「ハニ、何やってる?行こう」
ハニ(心の声):「でも、スンジョに会えて嬉しかった^^」
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笑顔で帰ってきたハニ。
ママとウンジョは食事中でした。
母:「ハニ!食事まだでしょう。一緒に食べましょ」
ハニ:「外で食べて来たんです」
母:「あら~?ハニが笑ってるの、久しぶりねぇ」
ハニ:「ふふふっ」
母:「何かいいことあったの?」
ハニ:「え?違いますよっ、大したこと…」
母:「スンジョが出て行ってから、ハニが寂しそうですごく心配したのよ」
ハニ:「あの…お母さん、スンジョがね」
>>回想
スンジョ:「ウチには言うなよ」
>>
母:「えーーっ?!スンジョがファミリーレストランでアルバイト?!」
ハニ:「(うんうんうん)秘密にしてくれって言われたんだけど…そこで食べて来たんです」
母:「あらまぁ!面白そうだわーーっ!会いたいわぁ~。ねぇ、ウンジョ、スンジョがウェイターしてるんだって!」
ウンジョ:「うん!僕も会いたい!」(おぅ!君も一緒に行けば大丈夫だっ!
母:「じゃあ明日の夕食、私たち3人でそこへ行く?」
ハニ:「え?でも、秘密だって言われたのに…」
母:「もぅ~~!ハニったら恥ずかしがって。じゃあね、みんなで変装しましょうよ」
ハニ:「?」
母:「こっそり行くのよ♪」
ウンジョ:「うん!」
母:「きゃ~~♪^^」
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静かな部屋で一人スンジョを思うハニ。
ハニ(心の声):「スンジョ…、今一人で何してるの?晩ごはん作ってるのかな。それとも読書?どんなとこに住んでるの?」
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翌日のファミリーレストラン。
7人の客が口々に自分の注文を頼み、追加したり取り消したり…。
一人が「それじゃ分からないよ。整理して言わなきゃ」と言ったところ、スンジョは全員の注文をスラスラと復唱します。
「一つ抜けてるけど?」と言われると、「はい、ブルーベリーシャーベットは食後にお持ちいたします」と締めくくるスンジョ。
客は感嘆の声をあげます。
その後ろに…?
黒い帽子をかぶり、めがねをかけた3人組。
ウンジョくん…子ども探偵みたいで可愛いね^^
ウンジョ:「お兄ちゃん、かっこいい!」
ハニ:「やっぱり天才だわ…」
母:「けど可愛げないわ~、元々可愛い子なのに」
ウンジョ:「お兄ちゃん、僕たちに気づかないかな?」
ハニ:「(焦)」
母:「ハニ!こんなに変装してるのに気づくわけないわ」
「すみませーん!」と声色を変えて手をあげるママ。
声を掛けられたスンジョは明らかに顔にイライラ感が^^;
スンジョ:「ご注文は?」
それぞれお顔を隠し、声を変えて注文を始める3人ですが…
ハニ:「何にするかな~、今日のおすすめメニューは?」
スンジョ:「ポテトフライサラダ」
ハニ:「(うっかり普通の声で)あ~それ昨日食べ…(はっ!!!)」
慌てて縮こまる3人。
スンジョ:「それ変装のつもりか?」
3人:「!!!」
ハニ:「…ごめん」
スンジョ:「(怒)」
そこへやってきたのはヘラ。
ヘラ:「スンジョのお母さんとウンジョね。いらっしゃいませ」
母:「何てこと?!あなたどうしてここに?」
ヘラ:「スンジョと一緒にここでバイトしてるんです」
その言い方はまさに「申し合わせて一緒にバイトすることにしたんですよね~」的な表現。
母:「え?!(ハニに)ハニ、何やってたのよーーっ!」
ハニ:「すみません…ヘラに先手を打たれちゃって」
———————-
食事を終えて帰る母たちを見送りに出てきたスンジョ。
ママのストレートヘアもすごく素敵^^
母:「スンジョ。ときどきウチに帰って来なさい。ヘラには絶対傾かないように注意よ!」
スンジョ:「分かってますよ」
母:「ねぇスンジョ… どこに住んでるのか教えて。ね?」
スンジョ:「…もう行ってくださいよ」
スンジョはさっさと中へ戻ってしまいます。
母:「いいわね?ハニ!絶対ヘラに負けちゃだめよ。しつこいとかうんざりだとか、何と言われようと構わないわ。毎日会わなきゃダメ!ガムみたいにピタっとくっついてなきゃ。毎日ここへ来るのよ!分かった?」
ハニ:「はい」
ウンジョ:「… ストーカーじゃん。可哀想なお兄ちゃん」
———————-
その作戦はすぐジュリとミナへ。
彼女たちも「毎日会わなきゃ」と同意します。
ハニ:「スンジョが嫌がらないかな…」
ジュリ:「何言ってんのよ!!!逃げられても嫌がられても、最後まで追いかけるのがオ・ハニでしょ!」
ハニ:「(うんうん)」
ジュリ:「木にピターーーっとくっついて夏の間じゅう鳴いてる…セミみたいにね」
ハニ:「そう!それよ!!!木にピタっとくっついてるセミ!」
ジュリ:「たださ…あんたがスンジョのところへ毎日通うお金と時間があるのか…それが問題よ」
———————-
さっそくスンジョのところへ通い始めたハニ。
水を差し出したスンジョは…
スンジョ:「家賃払ってんのか?」
ハニ:「^^」
スンジョ:「今日も勉強か」
ハニ:「来週までの課題があるの」
そこへやって来たヘラ。
ヘラ:「ここは私が注文取るわ」
スンジョ:「あぁ(去)」
ハニ:「何でわざと来るのよ!」
ヘラ:「お客様がうちの店員を取って喰う勢いだったので…。注文はどうなさいますぅ~?」
ハニ:「何でもいいわよ」
ヘラ:「はい、かしこまりました。では、私が適当に♪」
~~数分後~~
運ばれてきたのはボリュームたっぷりのスーパースペシャルセット。
~~時間経過~~
それをすっかりたいらげた後も、あの手この手で長時間居座るハニ。
ヘラ:「お客様、5杯目のコーヒー、お入れしましょうか?」
ハニ:「ううっ」
ヘラ:「毎日濃いコーヒー飲みつづけたら、胃がいくつあっても足りないわ」
ハニ:「あたしの心配まで?大丈夫よ、あたし、あたしから丈夫を奪ったら何も残らないもん」
ヘラ:「こんなふうに粘って寝ても覚めても(?)な女を…どこの男が好きになる?私が男ならうんざりだわ。ま、とにかく、お疲れ」
… ヘラ、急にキャラ変わりましたよね^^:方向転換したかな
~~時間経過~~
うつらうつらしているハニに「そろそろ閉店の時間で…」と店員が声を掛けます。
ようやく腰を上げたハニはレジで「12万3000ウォンです」と言われ驚愕。
持っているお金をかき集めてやっと払ったハニは…
ハニ:「バイトのペク・スンジョくん、何時までですか?」
店員:「(困)」
ハニ:「もぅ~、教えてくださいよ~」
店員:「そうですね…確か9時までかと」
ハニ:「あ~そうなんですか。ありがとうございますぅ~!」
外へ出てきたハニが時計をみると、現在8時半。
ハニ:「もう終わるわっ♪ 今日こそスンジョの家を確かめに行くのよ」
———————-
ハニが物陰からじっと待っていると…
先に帰り支度をして出てきたスンジョの後から急いで出てきたヘラ。
ヘラ:「待った?」
スンジョ:「今出てきたとこ」
ヘラ:「ホント?良かった。はぁ疲れた。行きましょ」
二人は揃って歩き出します。
ハニ:「きっと同じ方向だから一緒に帰ってるだけよ…分かってるわ」
二人の後をつけていくハニ。
すると、二人は慣れた様子で、ある同じマンションへと入っていきます。
スンジョはヘラの家に?!
ハニはあまりのショックに力が抜けてしまい…。
ハニ(心の声):「どういうこと…? スンジョがヘラと…?」
———————-
遠い道のりをフラフラと帰ってきたハニ。
家にたどり着いた彼女をママが迎えます。
母:「ハニ、どうしたの?何でこんなに遅く?心配したのよ。もう12時過ぎてるじゃない」
ハニ:「…ごめんなさい」
母:「サークルの集まりでもあったの?」
ハニ:「(横に首をほにゃほにゃ)」
母:「何かあったの?」
ハニ:「いえ、大丈夫です」
母:「お風呂は?お湯ためてあげようか?」
ハニ:「… 今日はもう寝ます。おやすみなさい」
ぼ~っとして沈んだ様子のまま階段をあがっていくハニ。
———————-
部屋でひとりになったハニの頭には、楽しそうなスンジョとヘラの姿が浮かびます。
涙が止まらないハニ…
ハニ(心の声):「すぐ隣の部屋にいたスンジョが…ヘラと暮らしてるなんて。あたしのことイヤじゃないって言ったのに…。あたしは嫌いじゃないけど、ヘラは好きだってことなのね…今頃二人は…」
~~~
っとここで何という不意打ち!
びっくりしたびっくりした。
仕方ない。
そりゃそういう妄想もするわな。
でも、ヘラが上にいるなんてまたぁ~~~^^;
———————-
翌朝。
降りてきたハニのやつれっぷりにママは驚きます。
「眠れなくて…」と言うハニに、「勉強のやりすぎじゃないの?」と心配するママ。
…ママ、昨日からのハニの様子見てそれはないだろう!と呆れるわけですが、「何かあったんでしょ!」と言われるより逆にホッとしますね。
ウンジョ:「そんなわけないじゃないか!」
母:「大丈夫?今日は学校休んだら?」
ハニ:「大丈夫です…」
母:「もし具合が悪くなったら、スンジョに言ってウチまで送ってもらいなさい」
ウンジョ:「そんな気味悪い妖怪みたいな顔、お兄ちゃんが見たら気絶するよ」
ハニ:「… だよね。気をつけなきゃ。行ってきます…」
いつもなら自分の憎まれ口に元気にやり返してくるハニ。
そんなハニから反応がなく、ウンジョも急に心配になります。
母:「ちょっとハニ、朝ごはんは?」
ハニ:「食欲なくて…」
ふらふらと出て行くハニ。
母:「ハニ…一体何があったのかしら」
スンジョ父:「どうみても只事じゃないな」
母:「う~ん」
ウンジョ:「・・・」
—————————
ここでいったん区切りますね。
※前半記事はコメント欄を閉鎖しています。
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