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イタズラなkiss韓国ドラマ版9話 あらすじ vol.1

   

SS501リダことキム・ヒョンジュン、チョン・ソミン主演の韓流ドラマ「イタズラなキス」9話です。

先週の記事も本当にたくさんの方に読んでいただき、ありがとうございました。
コメント欄、コンタクトフォームからのメール、Twitterの方にもイタキス愛で溢れんばかりの楽しいメッセージ、心から感謝します。

さてさて…

スンジョとヘラが映画を見に行くことを知ってしまったハニ。
気になって後をつけていくとそこには同じようについてきたギョンスが…。
一緒にスンジョたちの様子を伺うハニとギョンスですが、強面の男たちに絡まれてしまい危機一髪。
そこへ通りがかったスンジョはギョンスと息を合わせ「1、2の3!」で逃亡!
彼が手を取ったのは…

ハニでした。

では、続きをどうぞ^^



「韓国語リーディング」読む力をつけたいならコレ!おおざっぱにとらえて要約する練習が効果的です。

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映画館から出て、手と手を取り合いチンピラたちから逃げるスンジョとハニ。
おっちゃんたち、普段運動してないから遅いって^^;

ハニ(心の声):「今ペク・スンジョと一緒に走ってるわ… 嘘みたい…ホントに夢みたい!」

とっさにお店の中に隠れ、追手をまいたスンジョたち。
買ってもらった飲み物を大切に抱え、ハニは嬉しくて笑顔を隠せません。

スンジョ:「ホント…珍事ばかりだな」
ハニ:「…ごめん」
スンジョ:「でも運動した効果があったな。ちゃんと付いてきたってことは」
ハニ:「(嬉)エヘヘ♪ あ、でさぁ… 知ってたの?あたしたちが付いて回ってたの」
スンジョ:「気づかない方が変だろ。そんな不格好で」
ハニ:「どうしようもなかったのよ。ヘラと二人っきりで映画観に行くって知っちゃったら…独りでに。でも、ひょっとしてあんたがヘラのこと好きなんだったら…それなら仕方ないって…」
スンジョ:「・・・」

さっさとコーヒーを飲み干し、ゴミ箱へ投げ捨てたスンジョ。

スンジョ:「どこ行く?」(←優しいこと言う時はぶっきらぼう
ハニ:「え?」
スンジョ:「どこ行きたいんだよ」

スンジョが私とどこかへ行ってくれるって!
しかも、どこに行きたいか聞いてくれてるよ!

下を向いて喜びを噛み締めるハニの表情はさぞかしスンジョのテンションを人知れず上げたに違いない。
なんとハニと一緒にボートになんか乗っちゃったんだから。
しかも、自ら漕いであげちゃってるんだから。

ハニ(心の声):「夢みたい。あたしとスンジョが…スンジョが… まるで今日一日で一生の幸せを使っちゃったみたいに…幸せだわ」

周りは他のボートで賑わっています。

ハニ:「みんな家族連れみたい。恋人みたいに見えるのはあたしたちしかいないね」
スンジョ:「当然だろ。ここでボートに乗ったカップルは6ヶ月以内に必ず別れるって言われてるからな」
ハニ:「!」
スンジョ:「知らなかったのか?」
ハニ:「え!」
スンジョ:「知らなかったのか。有名だけど」
ハニ:「(オロオロ)」
スンジョ:「まぁ関係ないよな。俺たち恋人でもないし」
ハニ:「あのさ!もう降りようよ(慌てて立ち上がりよろける)キャー!」
スンジョ:「オイ!」(←ヤーヤー!に萌え

ボートがよろけ、ふたり仲良く池ポチャするスンジョとハニ。

その前を普通に通り過ぎるスワンボートの子どもが「わ~っ」「わ~っ」ってorz

—————————–

ベンチで髪を乾かすハニ。
濡れた服はベンチの背に。
服の入った袋を手に歩いてくるスンジョ。
緑の中でいい光景^^

スンジョ:「(袋を渡し)乾くまで着てろよ。安物だけど濡れたままよりマシだろ」
ハニ:「(嬉)」
スンジョ:「道端で安く売ってた」
ハニ:「(手にした服をじーーっ)」
スンジョ:「気に入らないのか?」
ハニ:「(スンジョが着替えてきた服と見比べて)お揃いだ!じゃ、ペアルックだ!」

それには答えず、手に持った別の袋からハンバーガーを出し、無言でハニに手渡すスンジョ。
ハニがすごく喜んでいるときは必ず無言。いいのよいいのよ、照れくさいもんね。

ハニ:「ハンバーガーだ!めちゃくちゃお腹空いてたの!」

またまた何も言わずに、今度は飲み物を出して渡してやります。
ハンバーガーとカップと服を大切に抱きしめるハニの素直な反応がもうマトモに見ていられないスンジョくん、そ知らぬ顔してハニの前を離れます。

—————————-

緑の中でのんびりハンバーガーを食べるペアルックの2人。

ハニ(心の声):「はぁ~、ホントに美味しい。美味しいフランス料理よりイタリア料理より…こんなに美味しいハンバーガーはもう食べられないわ。はぁ~、このまま時間が止まっちゃえばいいのに」

あまりの幸せにじ~っとハンバーガーを見つめているハニ。

スンジョ:「食べろよ。ハンバーガー」

ハッと我に返ったハニ。

ハニ:「ところでさ、さっきどうしてあたしの手を取って逃げたの?ヘラも一緒にいたのに」
スンジョ:「それは…すぐ横におまえがいたから」

意外と当たり前すぎる答えは、きっと余裕のなさの表れ?

ハニ:「… ありがと。いっつも迷惑ばかり掛けてるのに」
スンジョ:「これまで俺には大変だと感じるほどのことなんてなかった。けど、お前が現れてからはまるで違う世界に来たような気分だ」
ハニ:「・・・」
スンジョ:「突拍子もなくて…答えのない数学の問題を解いてる気分…って感じかな」
ハニ:「・・・」
スンジョ:「俺に課された試練なのかもしれないな。避けられない…必ず解かなきゃならない…」
ハニ:「その試練って…あたしのこと?」
スンジョ:「最初はどう対処すべきなのか… 戸惑って、とりあえずただ避けたかった」
ハニ:「・・・」
スンジョ:「けど、(一瞬ハニを見るのだ^^)もうこれ以上逃げないことにする」
ハニ:「?」
スンジョ:「問題が間違っているんじゃなければ、答えは必ずあるはずだから」
ハニ:「?」
スンジョ:「(ハニを見つめて)立ち向かってみようかってな」
ハニ:「え?あたしに立ち向かう?」
スンジョ:「…(イラッ)理解できないならいい」

どう聞いても告白にしか聞こえませんが。

ハニ:「ううん、分かるって!つまり… あたしがあんたにとって試練で…それであんたが逃げようとばかりしてたけど…」
スンジョ:「(イライラ)」
ハニ:「考え方を変えて、あたしと… ちゃんと… ハッ!これって… プロポーズ?!!」
スンジョ:「おい、何で結婚の話が出て来んだよ」
ハニ:「・・・」
スンジョ:「イヤじゃないって… お前といるのは楽じゃないけど、イヤじゃないって言ってんだ」
ハニ:「あぁ…」

嬉しくなってスンジョの足にしがみついちゃうハニ。そして避けないスンジョ。

ハニ:「ありがとう!あたし…あんたに嫌がられてると思ってた。高1の時からずっとあんたのことだけが好きだったの」
スンジョ:「(表情の変化は別添付録でお楽しみください)
ハニ:「あたし、サルトルもニーチェも知らないし、料理もヘタでグラマーでもないけど…けど、努力するね。もっとマシになるように頑張るから!」
スンジョ:「… ホントか?それは期待だな」

驚いて顔をあげるハニ。

ハニ:「え?」
スンジョ:「俺のために賢くなるって…期待できそうだなってな」
ハニ:「・・・」
スンジョ:「よし。ちょうど中間考査まで日がないから、今の決意、中間考査で確かめなきゃな。どうだ?」
ハニ:「中間考査?はぁ…試験は嫌だな…」
スンジョ:「試験が好きな人がいるかよ」
ハニ:「じゃあ…評価Cとか?」
スンジョ:「C?!何言ってんだ…」
ハニ:「じゃ、C+?」

—————————

日も暮れかかった静かな公園。
帰り支度をの済んだ二人は、お互い歩調を合わせて歩き始めます。

ハニ(心の声):「いつもみたいに意地悪な言い方だけど、その微笑みは前と少し違ってた…」

ハニ(心の声):「初めてラブレターを渡した日よりも…初めてキスしたときよりも…ペク・スンジョを間近に感じた…」

—————————

ハニをちゃんとククス屋の前まで送ってきたスンジョ。

ハニ:「ありがと♪ 家まで送ってくれて。ホント完璧デートだね」
スンジョ:「(家を見て)住めるのか?」
ハニ:「お客さんが使ってた部屋だから狭いけど…使えるわ。しばらくいるだけだし。新しい家が見つかるまでいるだけだから」
スンジョ:「・・・」
ハニ:「…けど大丈夫かな」
スンジョ:「何が?」
ハニ:「ヘラのこと…。今日あんたと一緒にいたのはヘラなのに、あんなふうに別れちゃって…」
スンジョ:「ま、ギョンス先輩と一緒だから」
ハニ:「・・・」

—————————

そのころ、ギョンスとヘラはぎこちなく向き合って食事をしていました。

ギョンス:「あの…ヘラ、話があるんだけどさ」
ヘラ:「・・・」
ギョンス:「やっとの思いで言うことだから、聞いてほしいんだ」
ヘラ:「・・・」
ギョンス:「分かってる。俺はあまりに物足りないって」
ヘラ:「え?足りないって?(自分の皿をすすめ)私のもどうぞ」
ギョンス:「?! あ…あ、飯は注文するさ。えーと、続けるぞ。考えないようにしようと…努力はしたんだがな」
ヘラ:「・・・」
ギョンス:「君のこと…考えないようにしようって…それがだんだん大きくなって…」
ヘラ:「もう帰りましょうか。頭が痛くて」
ギョンス:「あ、頭が痛むか?じ、じゃあ頭痛薬飲まなきゃな、頭痛薬(ポケットをゴソゴソ)」
ヘラ:「ゆっくり食べてください。支払い済ませて行きますから」

さっさと立ち上がり、行ってしまうヘラ。

ギョンス:「ヘラ… 俺、君には物足りないって分かってる。だから、考えないようにって努力したけど…、それがどんどん大きくなって、そのうち頭ん中一杯になっちゃうんだよ。はぁ… そう言いたかったのに」

—————————

部屋でハニがにやけているとノックの音。
父は何だかちょっと違うハニの様子を気にしている様子です。

ハニ:「お父さん、どうした?」
父:「何か…いい事でも?」
ハニ:「え?う、ううん、いい事なんて…えへへ」
父:「いい事でもあればいいんだがなぁ」
ハニ:「どうしたの?何かあった?」
父:「いや、そういうわけじゃないがな、家の件…まだしばらく掛かりそうだ」
ハニ:「・・・」
父:「天災だから保険で処理もできないし、施工業者もあれこれと責任逃ればかりしてな」
ハニ:「じゃ、どうしよう…お父さん」

父:「心配するな。解決はできるが時間がちょっと掛かりそうなんだ。ちょっと不便だけど、ここにもうちょっといるつもりでいてくれよ」
ハニ:「うん^^」
父:「すまんな、ハニ」
ハニ:「お父さんが謝ることなんかないよ。私のことは心配しないで。大丈夫だから^^」

—————————

ハニのいない間に、ジュリとミナがククス屋にやってきます。
笑顔で歓迎し、厨房に注文を通すジュング。
ジュングの働く姿に惚れ惚れするジュリとミナですが…(会話ちょっと端折りますね

ジュング:「ハニにメガネでも買ってやらなあかんかな。みんな俺を見て(?)って言うんやけど、ハニだけは気づかんのや」

はぁ…と溜息をつくミナ。

ミナ:「ジュング、あまり押せ押せだと、ハニはうんざりしちゃうよ」
ジュング:「な、何やて?」
ジュリ:「ボン・ジュング、あんた女の子とぜ~んぜん分かってないんだから」
ミナ:「いい?どうしてハニがスンジョにイカレちゃったか。それはスンジョが冷たいからよ」
ジュング:「え?冷たい?」
ジュリ:「女ってのはね、離れれば近づきたくて、近づけば逃げたくなるものよ」
ジュング:「それホンマか?」
ミナ:「そうよ。今の状態じゃ、ボン・ジュング、あんたのこと、だんだん嫌になるだけよ」
ジュング:「…はぁ~(しばらく考え)いや、違う!シェフが存在感を出せっちゅうから行動を変えてみたんやけどな、そんな小難しい存在感とか何とか…俺には出来ん!俺は釜山男や。自分のやり方で進むだけやで。そのうちハニもボン・ジュングの真価に気づいてくれるんちゃうか?」
ミナ&ジュリ:「はぁ…」

—————————

講義室の入り口でスンジョが見つけ、軽く微笑んだのは…

…ヘラでした。
ヘラが気づく前に微笑んでるし(フンッ

ヘラ:「あんにょん♪」
スンジョ:「昨日はちゃんと帰ったか?」(心配だったからホッとしたのね
ヘラ:「昨日?あ~もちろんよ。ちゃんと帰ったわ」
スンジョ:「ギョンス先輩がいたから大丈夫だろうと思ったんだ」
ヘラ:「チッ…一応心配はしたみたいね。ウフッ、面白かったわ。映画1本撮ったみたい。やくざと追いかけっこするシーンをね」

笑う二人。

スンジョ:「ちゃんと帰れたんなら良かった」
ヘラ:「フフッ^^ 入りましょ」

—————————

テニスサークルの活動時間。
非ラケットモードのギョンスは、ヘラの美しさをハニに力説していました。

ギョンス:「(携帯の写真を見せて)ほら、完璧な美しさ!絶対美!こういうのを言うんだぞ」
ハニ:「^^ いっぱい撮ったんですね~」
ギョンス:「ほら、綺麗だろ!」
ハニ:「で、昨日はどうなったんですか?デートしたんでしょ♪」
ギョンス:「デートなんて…飯食って別れたさ。あぁ~俺が払わなきゃいけなかったのに…」
ハニ:「はぁ?何やってんですか?!願ってもないチャンスなのに!」
ギョンス:「・・・」
ハニ:「告白しなきゃ、告白」
ギョンス:「…告白しようとしたけどさ、ヘラのこと見てたら頭ん中真っ白になって戯言ばかりでさ」
ハニ:「・・・」
ギョンス:「恐れ多くも俺みたいなヤツがヘラのこと好きになったのは欲張りすぎかと思ってみたり…」
ハニ:「何でですか~!先輩は魅力ありますよ~」
ギョンス:「知ってるさ、魅力あるって。おかしなことにヘラの前じゃ…。お前は?スンジョに告白したのか?」
ハニ:「手紙…書いたんで」
ギョンス:「手紙!手紙か!!!何でそれを思いつかなかったんだ!!!手紙だ手紙!」
ハニ:「絶対ダメです!」
ギョンス:「?」
ハニ:「ヘラは女版ペク・スンジョでしょ?(身震い)手紙書いちゃったらあたしの二の舞だよ…」
ギョンス:「?」
ハニ:「思い切って目を見つめて告白するんですよ!女はそれに一番弱いんですから」
ギョンス:「見つめることもできないのに、どうやって目を合わせるんだよ」
ハニ:「そんな~!練習すれば大丈夫ですよ~。(ギョンスの手を取り)私をヘラだと思ってみてくださいよ」
ギョンス:「(うんうん)そうだな」

真剣な表情でハニをじーーーーっと見つめるギョンス。

ギョンス:「ダメだ」
ハニ:「何で~?練習すれば大丈夫ですって!早く、もう1回!」
ギョンス:「お前を見てどうやってヘラを想像すんだ?お前も想像してみろよ。俺はペク・スンジョだ、ペク・スンジョ。やってみろ!ほら、ペク・スンジョだぞ~」

じーーーっとギョンスを見つめてみるハニ。
そして、やっぱり溜息をつくふたり。

—————————

まだまだ二人は諦めません。

ハニ:「だから、女っていうのはね!思ってもみないタイミングで隙をつかれたときグラっと来るんですよ」
ギョンス:「隙をつくねぇ」

ギョンスの手をガバッと掴み、物陰へ連れ込むハニ。

ギョンス:「お前何だよ!」
ハニ:「練習です!」
ギョンス:「え、練習?」
ハニ:「タイミングが大事なんです、タイミング!女の子がね、(壁にへばりついて)”何よ!何するんのよ!”って言ったら、手をこうやって”バン!”ってやって、”俺を忘れられるなら忘れてみろ!”って言ってね!”パッ” キスしちゃうんです」

素直に大感激するギョンス先輩。ハニのやったとおりにさっそく反復練習です。

ギョンス:「”俺を忘れられるなら忘れてみろ”」
ハニ:「ちょっと待った!」
ギョンス:「あん?」
ハニ:「ここはタイミングが大事なんです!女の子が顔をパッと上げた、そのとき!」
ギョンス:「顔を上げたとき、”何よ、何するのよ!”って騒いだとき!」

そのとき、ちょうど通りかかる部長。

ギョンス:「”俺を忘れられるなら忘れてみろ!”」
ハニ:「(大喜び)」
ギョンス:「これだこれだ!!!」

部長:「必死だな、必死^^;」

ギョンス:「(部長を振り返り)俺は忙しいんだ。みんな練習させといてくれよ」
部長:「オ・ハニ、しっかり練習させとけよ」
ハニ:「はい♪」

部長が去った後、また練習を再開する二人。
そこへ今度は他の部員たちがやってきます。
理想のキスシーンを実践練習する二人を目撃し、慌てて逃げ出す部員たち。

ハニ:「忘れられないでしょ?」
ギョンス:「こりゃ忘れられないぞ!タイミングが大事なのは分かるんだけどな、キスって…映画見てると(?)顎を左にするのか?右にするのか?(?)」
ハニ:「キスはタイミングですよ!」
ギョンス:「あ、キスはタイミング!…ハニ、君ってキスがホントにうまいんだな~」

その衝撃の発言を盗み聞きして仰天するテニス部員たち。

ハニ:「ホントのところ…私もよく分からないんですよ~」

—————————

美容室で客同士の会話を聞いて驚くジュリ。
「ペク・スンジョの後を追ってテニス部に入った女の子が、他の男とキスをしたらしい」と言うのです。

彼女は泡だらけの手を洗う暇もなく美容室を飛び出します。

—————————

噂のペク・スンジョ。
本日は真っ赤なシャツで登場です(キャー

周りの部員たちがしきりにうわさ話をしているのに気づきます。

部員:「ハニがギョンス先輩にキス?!」
部員:「オ・ハニ、やるな~全く!ギョンス先輩に”もう1回やってください~♪”って!」

自分とハニの噂にはもう慣れたものですが…

部員:「ペク・スンジョとはどうなってんだよ」
部員:「どうなってるって…オ・ハニがペク・スンジョを振ったんだろ」

—————————

一方、カートを運んでいたハニは、聴こえてきたヘラの声にドキリ。

ヘラ:「話って何ですか?」
ギョンス:「あ…ヘラ、俺、あの…」

「ほら!言って!」とジェスチャーで蹴しかけるハニ。

ヘラ:「今日はもう帰ります」
ハニ:「…orz」
ギョンス:「ヘ、ヘラ…」

去っていくヘラの後ろ姿にヤケになったギョンスは、ラケットを手に取り、ヘラを追いかけようとします。
慌てて止めるハニ。
「ダメですよ!」「いや、俺はやる!」
もつれあう二人を、また周りの部員たちが遠巻きに見て笑います。
その中に、一人笑えずに見つめているスンジョの姿。

—————————

ハニ:「何言ってんのよ?何であたしがギョンス先輩と!」

そう言ってから、ハッと気づき固まるハニ。

ミナ:「…そうなの?」
ジュリ:「…したの?キス?」
ハニ:「(ブルブルブル)そうじゃなくて…!はぁ…あんまりじれったいから教育したんだけど」
ジュリ:「教育?…教育って?まさか!性教育?!」
ハニ:「ちょっとぉ~性教育なんて!」

そこへゴン!とハニの頭を直撃するボール。
ボールを取りに来た女性はハニを見て「あの子よあの子!」的な反応^^;
通りかかった別の学生もハニに気づき噂話を始めます。

ミナ:「(学校中大騒ぎ?)」
ハニ:「え゛~!」

—————————

一方のスンジョは…?

ヘラ:「何?寂しいの?追い回してた子が離れていったから?」
スンジョ:「(憮然)」

そこへとにかくスンジョを探して走ってきたハニの姿が。

ハニ:「スンジョ!!!」

スンジョとヘラの前に回り込み、ハニは彼を引き止めます。

ヘラ:「あら、噂の当人がいらっしゃったわね。真面目そうにみえたのに…ギョンス先輩といつの間に発展したわけ?」

その間、じーーーーっとハニを睨んでいるスンジョ。

ハニ:「(スンジョに)あんたも聞いた?そのとんでもない噂…」
スンジョ:「(ヘラに)先に行く」

一人歩き出したスンジョはハニにはもう目もくれず、「せいぜい頑張れよ」と吐き捨て、行ってしまいます。

ヘラ:「おめでと♪ ふふっ」

彼に続いて歩き出すヘラ。

—————————

ペク邸では、ウンジョを一人残し、夫妻が出かけようとしていました。

母:「お兄ちゃんが帰ってくるまで一人でいられるわね?」
ウンジョ:「とーぜんだよ」
母:「スンジョに早く帰ってきてもらう?」
ウンジョ:「僕、子どもじゃないよ!僕だって一人になる時間が必要なんだ」
母:「もぅ~!」
父:「あぁ、じゃあウンジョ、明日の晩会おうな」
ウンジョ:「早く行きなよ」
母:「ゲームやりすぎちゃだめよ」
ウンジョ:「やらないよ!早く行きなって!」

両親が出ていくと、ウンジョは大喜びで一人を満喫し始めます。
ピザを次々と頬張り、ジュースをごくごく。
さて… どうなるかな?

—————————

大学。

ハニは何とかスンジョに誤解を解こうとメールを打ち始めますが…
どうしていいか分からず途方にくれます。

図書館で本をめくっていたスンジョの携帯に着信が。
電話に伸ばした手は何となく戸惑っているようで…

電話が鳴り終わってから開いてみるスンジョ。
発信者はオ・ハニでした。

—————————

学校でスンジョと話せなかったハニは、スンジョの家まで来ていました。

ハニ(心の声):「何となくここまで来ちゃった…。どうしてこんなことになっちゃったんだろ。初デートだって大喜びしたばかりなのに…」

そのとき、家の中でドンッと音が響いたのに気づき、そっと玄関を開けてみるハニ。

ハニ:「何の音かな?」

さらに何かが落ちる音に、ハニは慌てて中に入ります。
すると、奥から聞こえるのはウンジョの唸り声。
彼は床に倒れ、お腹を押さえて苦しんでいました。

—————————

スンジョの携帯が鳴ります。
発信元は自宅。

スンジョ:「もしもし」
ハニ(電話):「ペク・スンジョ!」
スンジョ:「お前、何でまたウチに?」
ハニ(電話):「ウンジョが…ウンジョの具合が悪いの」
スンジョ:「ウンジョが?ウンジョがどうした?」

ハニは苦しむウンジョを前に取り乱していました。

ハニ:「お腹が痛いって…さっきまで吐いちゃってて。どうしよう!どうしよう!!!」
スンジョ:「オ・ハニ、落ち着け。落ち着いて説明してみろ。ウンジョがどうした?」
ハニ:「お腹が痛いって。もどしてるの」
スンジョ:「そうか。盲腸かもしれない。俺の言うことをメモして、そのとおりにするんだ」

ハニはスンジョの指示に忠実に動きます。
ウンジョを横に寝かせ、暖かく。
そして、救急車を呼び、パラン大の大学病院へウンジョを運びます。

スンジョ(電話):「俺もできるだけ早く向かうから。オ・ハニ… ウンジョを頼む

—————————

病院へ運ばれたウンジョを診察した医師は、待っていたハニに「腸重積であり、症状がすぐ進んでしまうから、急いで手術をする必要がある」と説明します。

ハニ:「手術ですか?!」
医師:「合併症を引き起こす恐れもあるので、早く決断しなければなりません」
ハニ:「けど…どうしよう…」
医師:「そんなに難しい手術ではないので…」

今、ウンジョのそばにいるのは、家族ではない私だけ。
パニックになるハニの頭に、スンジョの声が響きます。

スンジョ(声):「オ・ハニ、ウンジョを頼む」

スンジョの声は天の声。
すぐに力強くうなずいたハニは…

ハニ:「分かりました。手術をお願いします」

—————————

病院へ走りこんできたスンジョ。
一人、不安そうに立っているハニの姿を見つけます。

ハニ:「来たのね…」
スンジョ:「あぁ」
ハニ:「手術中なの、ウンジョ」
スンジョ:「… 聞いた」

スンジョが来てもなお、心配でたまらず思いつめた様子のハニ。
スンジョもそれ以上声が掛けられません。

—————————

手術が終わり、医師は「手術は成功した」と説明します。
1週間ほどで傷口も回復するだろうとのこと。

ハニは手術を終えて病室に入ったウンジョのそばにピッタリ寄り添っていました。
そこへやって来たスンジョは、入り口で心配そうなハニと視線を合わせると、眠っているウンジョのそばへ近づきます。

スンジョ:「父さんと母さん、晩の飛行機で帰って来るって」
ハニ:「うん…すごく驚いただろうな…」
スンジョ:「先生がおっしゃってた。応急処置がしっかり出来ていたから楽だったって」
ハニ:「あんたが教えてくれなかったら何も出来なかったはずよ」

ウンジョの寝顔を見つめるスンジョ。

スンジョ:「回盲部腸重積症って言うらしい。知らなかった…」
ハニ:「?」
スンジョ:「本当に… 知らないってことがこんなに恐ろしいことだとは思わなかった」
ハニ:「… お父さんに電話して来る。心配するから」

ベッドのそばを離れようとするハニ。
スンジョはまだ緊張の解けないハニの様子が気に掛かります。

スンジョ:「オ・ハニ」
ハニ:「… あ、電話とか財布とか… どこやっちゃったんだろ。あたしってホント…もうボケちゃったのかな…」

そんな彼女の肩にすっと伸びる大きな手。
それは、一人で不安な時間を乗り越えたハニの心を癒します…

ハニ:「あのさ…ギョンス先輩との…あの噂は…」

ハニが続きを言う前に、彼女の肩をしっかり包んだ両方の手。

スンジョ:「部長に話は聞いた」
ハニ:「・・・」
スンジョ:「ありがとう、オ・ハニ…」

ハニはたまらず、スンジョにしがみつきます。

ハニ:「怖かった…!あたし、また失敗するんじゃないかって…そのせいでウンジョが死んじゃうんじゃないかって(泣)」
スンジョ:「もう大丈夫だ」(←なぜここで一瞬の手の動きをアップにしない!

彼の胸でホッとして泣くハニを、じっと抱いたまま泣かせてやるスンジョ…

ハニ(心の声):「初めて聞いたスンジョの温かい言葉… 温かい胸に… 緊張した心がわっと解けて、目も心も 全部溶けてなくなっちゃうくらい泣いた…」

—————————

ここでいったん区切ります。

※前半記事はコメント欄を閉鎖しています。

 - イタズラなKISS ,

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