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テバク20話あらすじ&日本語訳vol.3

      2016/06/08

チャン・グンソク、ヨ・ジング出演「テバク」20話の終盤です。

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「延礽君は夢にも思っていないはずだ」インジャは愉しげだ。「自分の命が危機に瀕しているとは」

ムミョン「ペク・テギルの方はどうするのですか」
インジャ「気にするな。集団を斬る時はひとりずつに集中しなければ不意を突かれる」

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「白面書生の不意を突く?」トッケビがテギルに問い返す。「どういうことだ?」

「ほら、あたしゃ不意を突く専門じゃありませんか」”不意に”入ってきたのは…ホンメだ!

#わぁ~い!やっぱり♪

ホンメは家の中を素早く値踏みする。「こじんまりした家だねぇ」

トッケビ「よくも勝手に入ってきてふざけたことを!」
テギル「俺が呼んだ」

ホンメが袖口から出したのは… 燃やしたはずの血書だ!

#ムミョンに毒づいて血書を燃やしてやるっていうホンメの行動は矛盾しているのに、ムミョンもインジャも血書が本物かどうか疑いもしないのをツッコミたくて仕方なかったんだよね。

ソリム&ヨナ「?」(←コンビ名募集中)
トッケビ「?」

ホンメが差し出した血書を、テギルはその手に掴んだ。「逆賊鄭氏とイ・インジャの血書だ」

テギル「この血書があれば、イ・インジャは終わりだ」
ホンメ「本当に悩んだんだけどね」

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テギルはあらかじめホンメと話していた。

ホンメ「何?あたしを殺すって?何で?血書のせいかい?」
テギル「よく知ってるだろ。イ・インジャはそういう人間だ」
ホンメ「それで、あんたの望みは何だい?」
テギル「血書」
ホンメ「結局あんたも同じじゃないか」
テギル「違う」
ホンメ「?」
テギル「首に刀を突きつけられようとも、俺は絶対に仲間を殺したりはしない」

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ホンメ「あたしゃ誰かさんみたいにまっとうに生きるつもりはないんだ」
テギル「…。」
ホンメ「けどね、ドブに落ちてくたばるのはもっと嫌なんだよ。上手くやりな」

「確かに」ホンメはもう一度家の中を見渡す。「こういうのが人の生きる楽しみだよ」

ホンメ「細々と集まって麦飯を食べるのもいいもんだ」

ホンメはいつになく柔らかい表情でつぶやくと、出て行った。

テギル「イ・インジャ…」

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帰宅したキム・チェゴンに、テギルは血書のことを話した。

チェゴン「この血書でイ・インジャを捕まえるなら、急いだほうがいい」
テギル「?」
チェゴン「宮中の雰囲気が尋常じゃない。老論の大臣たちが延礽君様の代理聴政を要請して殿下が激怒された。殿下は延礽君様を呼んで問責されたのだ」
テギル「変だな。世弟に冊封されたばかりなのに、代理聴政まで…。ひょっとしてイ・インジャの魂胆じゃ?」

#いちいち言ってられないけど、元ケトンイのセリフとは思えん。・゚・(ノ∀`)・゚・。

チェゴン「違うとは言い切れんな。事が露見すれば、延礽君様に災いとなるのは間違いない」

チェゴンは卓上の血書をテギルに押し戻した。「明日すぐ殿下にお会いして、真実を明かせ」

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夜がとっぷり更けていた。
月香閣に集まっていたのは、少論の大臣たちだ。

彼らを呼び寄せたのは、イ・インジャだった。

キム・イルギョン「こんな時間になぜ皆を集めたのだ?」
インジャ「明日、刀を抜くつもりです」
イルギョン「刀というと?」
インジャ「老論の大臣たちを一掃するのです」
大臣たち「!」

「話を聞いてみましょう」驚く大臣たちを、イルギョンがとりなす。

イルギョン「(インジャに)何か上手い方法があるのか?」

「中へお入りを」インジャが外へ声を掛けると、一人の男が入ってきた。

チョ・イルス「どなただ?」
男「モク・ホリョンと申します」

ホリョンは意味ありげに目を伏せる。「老論です」

大臣たち「!」
インジャ「老論は老論の刀に討たれることになるでしょう」
イルギョン「詳しく話してくれ。一体どうするつもりなのだ?」
インジャ「”三急手”という言葉をお聞きになったことは?」
イルギョン「?」
インジャ「王を殺す三つの方法です」
大臣たち「…。」

#少論チームはイルギョンさん一人でいいよね

ホリョン「私は明日、殿下に告発いたします。老論が王を殺害する計画を立てていると」

※モク・ホリョン=老論から少論に寝返り、老論四大臣を陥れる告発をしたことは、史実でも間違いありません。もともとは風水師なんですよね♪

少論の大臣たちは黙ってお互い顔を見合わせる。

インジャ「皆様はただモク・ホリョンの後押しをしてくださればよろしいのです」

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真夜中。

恐ろしい夢に景宗は飛び起きた。

景宗「誰かおらぬか。水を…」

そう言って振り返った彼は、突然凍りついた。「!!!」
扉の外にそっと現れた人影が、刀を抜いたのだ。「誰だ?」

景宗「誰もおらぬか!!!」

護衛たちが駆け込んでくると同時に、影は消えた。

護衛「お呼びですか、殿下」

景宗「…。」

#すんごい心理作戦(゚д゚;)

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朝が来た。

尚宮たちが重湯を準備するのを、景宗はぐったりとして待った。

気味尚宮(=毒味係)が重湯を少し器に取り、毒味をする。
器を景宗に運ぼうとした気味尚宮は、突然喉を抑え、苦しみ始めた。

景宗「!!!」

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いつもの会議のため、正殿に集まった大臣たちは、困って顔を見合わせた。
景宗が現れないのだ。

#いつも思うけど、みんな座ってやればいいのにね

そこへ内官が慌ただしく駆け込んでくる。「気味尚宮が倒れたので、今日の政事報告は取消となりました」

全員「!!!」

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宮廷へやってきたテギルは、大臣たちがぞろぞろと通りすぎるのを見て立ち止まった。「?」
そこへチェゴンが合流する。「遅くなった」

「師匠」テギルは大臣たちの集団を指した。

チェゴン「誰かが殿下の食事に毒を盛ったようだ」
テギル「毒?!」

チェゴンが頷いた。

テギル「イ・インジャの仕業だ。間違いない」

#もう”イ・インジャの仕業”で単語登録したい

テギル「急いで殿下に会わないと」

チェゴンが何か話すのも待たず、テギルは駈け出した。

テギル「…。」

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倒れた気味尚宮を診た御医が、景宗の元へやってきた。「殿下」

御医「(山野草?)にございます。附子や砒霜のような毒草ではありませんが、間違って服用すれば発作を起こします」
景宗「…。」

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王のいる便殿へ駆けつけたテギルを、入り口を守っている内官が制した。「今、殿下にお目にかかるのは無理だ」

テギル「重要な用件で今すぐお目にかからなければなりません。ペク・テギルだとお伝えください」

#イケメン内官は~?(・∀・ )っ/凵⌒☆

内官「午後に出直されよ」

護衛官たちがさらに周囲を囲む。
テギルは仕方なく引き下がった。

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老論の大臣たちは延礽君への害を防ぐことに懸命だ。

延礽君「殿下に謁見するな?」
チャンジプ「当分は便殿(=王の住処)にも足を踏み入れぬほうがよろしいでしょう」
延礽君「理由をおっしゃってください」
チャンジプ「気味尚宮が倒れたこの状況で、いらぬ火の粉を浴びることもあります。邸下は当分の間、政事から遠ざかり、住処でご滞在ください」
延礽君「…。」
イ・イミョン「全ては邸下のためなのです」
延礽君「私のためと言う方々が、なぜこんな愚かなことをなさったのですか」

イミョンたちは神妙な顔で口をつぐむ。

チャンジプ「すでに起きてしまったこと。収拾をつけるのが最優先です」
延礽君「…。」

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「邸下に会ってはならん」訪ねて来たテギルに、チャンジプが言った。

チャンジプ「もう表沙汰になってしまった」
テギル「!」
チャンジプ「だが、それをなぜ別武士が知っているのだ?」
テギル「イ・インジャが仕組んだことです」
チャンジプ「予想はしていた。権力を握れば、もっと欲しくなって暴れるものだ」
テギル「危険です。下手をすれば邸下まで…」
チャンジプ「そなたが前へ出ることで邸下がさらに窮地に陥るとは考えぬか?」
テギル「阻止せねばなりません!」
チャンジプ「邸下のことは私がお守りする。老論が最後まで守り通すのだ!」
テギル「…。」

+-+-+-+

少論の大臣たちの部屋に、インジャが姿を現した。
後ろにモク・ホリョンを従えている。

イルギョン「ちょうど良いところへ来た」
インジャ「?」
イルギョン「昨晩、王は眠りつけなかったようだ。朝には気味尚宮が嘔吐して倒れた」
インジャ「…。」
イルギョン「そなたの言うとおり、刀を使うのが大急手、毒を使うのが中急手ならば、平地手とは何だ?」
インジャ「凶報です」
イルギョン「凶報?」
インジャ「宮中に噂が広まっているのをご存知ありませんか?先代王の遺言のことです」
イルス「先代王の遺言と?」
インジャ「世子を廃位し、延礽君を後を継がせるようにと。そう遺言したと聞きましたが」
大臣たち「…。」
インジャ「すでに宮中に知らぬ者はいないでしょう。殿下も例外ではありません」

#でも少論のおじさんたちは知らなかったんだね♪

インジャ「さぁこれで準備は終わりました。どなたが先頭に立たれますかな?」
大臣たち「…。」
イルギョン「私が殿下にお会いしましょう」

イルギョンは立ち上がり、モク・ホリョンを振り返った。「ついて来られよ」

+-+-+-+

モク・ホリョンが持参した上疏文に、景宗は逆上した。「刀に毒に… 凶報で私を追いやろうと?!」

景宗「嘘偽りない事実か?!」
ホリョン「嘘を申し上げるはずがありましょうか。間違いのない事実であり、この目と耳ではっきり見聞きいたしました」
景宗「キム・チャンジプ、イ・イミョン、イ・ゴンミョン、チョ・テチェ!他に老論100名が謀反に加担したと?!」

「延礽君様もまた例外ではございません」用意していた決め台詞でホリョンが畳み掛ける。

景宗「!」
イルギョン「殿下、勇断をお見せくださいませ!君主の威厳なる刀で逆賊を断罪なさるのです!」
景宗「今すぐ謀反に加担した老論の重臣たちを全員捕らえよ!!!一人残らず、今すぐだ!」
イルギョン「殿下、延礽君様はどういたしましょう」

「延礽君…!」景宗は立ち上がり、刀を掴んだ。

+-+-+-+

宮中を歩いていたテギルは、どこかへ急ぐ武官の一団に出くわした。「?!」
その尋常でない雰囲気に、すぐさま王の様子を探りに行ったテギルは、王もまた刀を手にどこかへ出掛けるのを目にする。

追いかけようとしたそのとき!
武官たちが数人駆けて来て、テギルを取り囲んだ。「!」

彼らの後ろから姿を現したのはイ・インジャだ。

#ここまであからさまに幅を利かせだすと、苦笑いするしかない。ちょっとねぇ…。

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インジャ「行かぬほうがいい」
テギル「何を企んでる?」
インジャ「企みじゃない。御命だ」
テギル「!」
インジャ「(武官たちに)何をしている?別武士を捕らえぬか」

「はい」武官が答えると、テギルは慎重に刀に手を掛けた。

インジャ「宮中で刀を抜くつもりか?素直に縄を受けろ。そうすれば何事もなかろう」

「道を開けろ」後ろで誰かの声がした。
テギルを取り囲んでいた武官たちが、さっと左右に退く。「?」
向こうからやってきたのはキム・チェゴンだ。

「急を要する。今すぐ殿下に会いに行け」チェゴンの指示に、テギルが走り去った。

インジャ「キム・チェゴン」
チェゴン「…。」
インジャ「恐れ多くも御命に逆らうのか!!!」
チェゴン「御命なのかお前の企みなのか、そのうちわかるだろう」

「今度はそう簡単に終わりはせぬぞ!」インジャは怒りに震え、背を向けた。

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突然乗り込んできた粛宗は、住処の奥にいた弟、延礽君にいきなり刀を突きつけた。

延礽君「はっ!!!」
景宗「言え。本当に謀反に加担したのか!」
延礽君「!!!」
景宗「言うのだ!本当に刀を抜いたのかと訊いている!」
延礽君「殿下!一体何をおっしゃっているのですか!」
景宗「いっそのこと… 玉座が欲しいと、玉座を渡せと言え」

「そうすれば心も軽くなるのに」そう言う景宗の目に、じわりと涙が滲んだ。

景宗「お前を殺す… この兄の心が」
延礽君「!!!」

「わぁあ!!!」景宗がありったけの声を上げ、刀を振り上げた。
そのとき!

「殿下!」駆け込んできたのはテギルだ。

「…。」刀を高く掲げたまま、景宗はゆっくりと振り返った。

テギル「世弟邸下をお助けくださいませ!!!」

テギルを睨みつけ、景宗はふたたび延礽君にくるりと向き直る。

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延礽君「!!!」

景宗が意を決して刀を振り下ろそうとしたそのとき、テギルが間に割って入った。
ちょうど下りてきた刀が、テギルの首元スレスレで止まる。

292

景宗「退くのだ。今すぐそこにいる逆賊の首を討つ」
テギル「殿下、世弟邸下をお斬りになるなら、まずは私を」
延礽君「!!!」

#あれ?少し前にどっかで聞いたセリフだよ~♪

景宗「命を差し出すと?なぜだ?お前も謀反に加担したのか」
テギル「!!!」
景宗「ペク・テギル、一体お前の魂胆は何だ?イ・インジャを追いやり、私を追いやり、最後にはこいつを王にするつもりか?」
テギル「滅相もありません!」
景宗「それとも!!!三宗血脈の血統だからと、お前たち二兄弟の命を助けてやるとでも思ったか!!!」
テギル「!!!」
景宗「知らぬとでも思ったか」
テギル「…。」
延礽君「…。」
景宗「今日、このうんざりする因縁を終わらせてやる」

「退け!」テギルの胸元を掴み、脇へ押しやると、景宗は再び高く刀を振り上げた。

延礽君「!!!」
テギル「!!!」

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ここでエンディングです。

今になって改めて、タムソはただただ余計なことをしたなぁとしみじみ。
彼女がどうしようと、インジャがそこで死ぬわけにはいかなかったんですけどね。

さてさて、俄に慌ただしくなってきましたが、残りの回で起きるであろうアレコレを史実を元に考えると、さらに慌ただしくなりそうですね。牢屋のチョン・ヒリャンをどうするのかも気になります。

ではでは(*´∀`)ノシ
今週もお付き合いありがとうございました!

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