イタズラなkiss韓国ドラマ版15話 あらすじ vol.1
イタズラなキス韓国版!あっという間に最終週が来てしまいました。
後ろにはあと1話残すのみの15話です^^
成均館を訳しながら、聞こえてましたよ。
皆さんの悲鳴が^^
リアルタイムでざくざく流れていく皆さんの感想だけ見ながら過ごすのも、ドSな冷血くんにイジワルされてるようで楽しいものですw
ではでは、どうぞ~
+-+-+-+
ハニも無事家出から戻り、数日ぶりに全員がそろったペク邸。
母:「私も話があるのよ」
一同:「?」
母:「今度の水曜日、みんな予定を空けてね」
スンジョ父:「水曜日?ユン会長とゴルフの約束があるんだが」
ハニ父:「従業員たちとアウトドアに出掛けるんだけど…」
ウンジョ:「僕もダメだよ。誕生日会に呼ばれてるんだ」
スンジョ:「僕もです」
母:「はいOK!!!全部キャンセルよ!」
一同:「何で?」
スンジョ:「何の日なんですか?」
母:「あなたの結婚式♪♪♪ 」
一同:「あぁ~」
・・・・。
一同:「… えっ?結婚?」
^^;
スンジョ:「お願いですから!母さんの勝手気ままであれこれ振り回すのはやめてくださいよ!」
母:「あ~ら?誰が振り回してるのよ?結婚するってあなたが言ったんでしょ♪」
スンジョ:「卒業してからですよ!」
ハニ:「・・・」
母:「それいつになるの?レジデントの後はインターン。兵役だってあるのよ。延ばしちゃダメよ。(ハニにニッコリ)綺麗なときに一日でも早くしなきゃ」
スンジョ父:「それにしても今…!」
ウンジョ:「僕、誕生日会…」
母:「ストップ!これ以上は言いっこなしよ。式場取るの大変だったんだから。その日はみんな予定を空けて、明日から積極的に協力してくださいね」
言うだけ言って大満足なママに、呆れて溜息をつくスンジョ。
終始黙っていたハニは思わずニッコリと…
+-+-+-+
いくら強引なママでも、やはり一人、気にしなければならない人が。
ママはハニ父がテラスで考えごとをする姿を見かけ、彼に声を掛けます。
母:「お休みじゃなかったんですね」
ハニ父:「あ、えぇ」
母:「どうなったんです?私が…あまり勝手なマネをし過ぎたかしら」
ハニ父:「そんなことは…」
母:「どうせ一緒に暮らすなら、いっそ結婚して一緒に暮らすほうが他人の目にもいいと思ったんです」
ハニ父:「あぁ、えぇ。実は私も、その辺が気になっていましたから。いろいろとありがとうございます」
そう言いつつ、やはり思わず溜息が出てしまうハニ父。
母:「もぅ… それなのに、どうしたのかしら。表情が冴えないわ」
ハニ父:「そんなことありませんよ。ただ、何からどうすればいいか分からなくてですね…」
母:「あら、何もありませんわ。もう一緒に暮らしてるんだから買い足すものもないし、式場も取ったし。ドレスと指輪だけでいいんですよ」
ハニ父:「しかし…^^;」
+-+-+-+
そして、お次はこちら。
ジュリ&ミナ:「来週の水曜日?」
ハニ:「うん」
ミナ:「うわ~。ホントにスンジョのお母さんのリードは凄いよね」
ジュリ:「だよね」
急に声を潜めたジュリ。
ジュリ:「ちょっと、あんたたちさ、まさかデキちゃったんじゃないの?」
ハニ:「もう!何言ってるのよ!」
厨房では忙しく働く父やジュングの姿。
ジュリ:「ボン・ジュングも知ってるの?」
ハニ:「…うん。お父さんが話したって」
ジュングを見て、複雑な表情を浮かべるジュリたち。
ミナ:「それであんなに元気ないんだね。あたしたちに話し掛けもしないし」
ハニ:「・・・」
ジュリ;「ねぇ、ドレスは決めたの?」
ミナ:「指輪も買わなきゃね」
ハニ:「そろそろやらなきゃ。忙しいよ」
そこへ、入り口の扉が開き、一人の客が顔を覗かせます。
店員:「いらっしゃ…!」
入ってきたのは外国人の女性。
店員は慌てて奥に助けを求めます。
店員:「社長!」
そして、猛烈な勢いでククスをすすりはじめるハニたち^^;
「外国人が来ましたよぁ~~!」と引っ張り出されたハニ父は…
ハニ父:「あ~、Hi !」
女性客:「Hi !」
ハニ父:「Thank you ! Hahaha !」
そして、今度はハニの腕をひっぱり…
ハニ父:「ハニ!注文とってくれ、早く!」
ハニ:「あたしが?英語できないもん!」
ハニ父:「大学生だろ。早く!」
客の前に引っ張り出されてしまったハニ。
ハニ:「Hi !」
女性客:「Hi !」
ハニ:「How are you ?」
女性:「ンー、わたし、ククスたべたいんです。カルククスください!」
彼女の口から飛び出した意外な言葉に、口をぽっかり空ける一同。
ハニ父:「(ハニに)韓国語話せるんだな」
ハニ:「…うん」
ハニの隣に座った彼女は、フォークで美味しそうにククスを食べます。
女性客:「これはなんですか?」
ハニ父:「キノコ、まつたけですよ」
女性客:「あ~。まつさけですか。(香りをかいで)これ、香りが…香りがサイコーです!」
思わず笑ってしまうジュリ。
ジュリ:「まつさけって?!何が裂けるの、まつが?」
ハニ父:「こらっ^^;」
ハニ:「体にもいいんですよ」
女性客:「(うんうん)」
ハニ:「これは”カキ”。オイスターね」
女性客:「あ~はい!カキね。あまり食べないんだけどオイシイです!」
一口食べてみた彼女は…
ミナ:「どうしてそんなに韓国語が上手なんですか?」
女性客:「ママが韓国人なんです。パパはイギリス人。韓国にママのふるさとを見にきたんです。あと10日でかえらなきゃいけないんです」
一同:「あぁ~~」
きゅうりのキムチを食べた彼女は…
女性客:「これすごくオイシイです!」
ハニ父:「それはキュウリのキムチですよ。あ、それはね、(奥を指さし)あいつが作ったんですよ」
奥を覗き込む女性客。
そこには静かに調理をするジュングの姿。
女性客:「あぁ~。(ジュングに)オイシイです。Good!!!」
ジュングは声も出さずに、力なく微かに笑ったのみ。
ハニ父:「あいつはね、釜山の男だから無愛想なんですよ」
女性客:「へ~~」
下を向いたまま、淡々と作業を続けるジュング。
+-+-+-+
ハニはその足で指輪を見に来ていました。
… スンジョと^^
ハニ:「さっきのどうだった?」
スンジョ:「派手すぎる」
ハニ:「… そう?じゃ、これは?キレイだな」
スンジョ:「嫌だ。光りすぎだろ」
ハニ:「・・・」
ニコニコして見守る店員のお姉さん^^
そして、私はスンジョの前かがみに萌えw
ハニ:「じゃ、あんたが選びなよ」
スンジョ:「おい、指輪なんて絶対しなきゃいけないのか」
ハニ:「何言ってるのよ…愛の証でしょ?」
スンジョ:「愛の証?こんなリングが何の証になるんだ。俺はいらない」
ハニ:「ダメ!あんたは絶対しなきゃ!」
スンジョ:「・・・」
ハニ:「結婚してる男だって表示しとかなきゃね」
スンジョ:「はぁ…愛の証じゃなくて鎖だな、鎖」
気の乗らないまま出て行ってしまうスンジョに、ハニは思わず溜息…。
+-+-+-+
スンジョの手を引いて、ハニがやって来たのは結婚衣装が飾られたショーウィンドーの前。
スンジョが手を ”引かれてやってる” だけで萌えw
いろいろ見たけど、こんな些細なことで萌えるドラマは他にないかもね。
スンジョ:「いらないって。一日着るだけなのに買うことないだろ。俺は礼服持ってるから」
ハニ:「でもさ~入ってみようよ、私も買うから」
スンジョ:「なら買って来いよ。どこかで待ってるから」
待ってるんだ♪
歩き出したスンジョを「分かったよ!」と追いかけて引き止めるハニ。
ハニ:「スタジオに行こうよ」
スンジョ:「スタジオ?何で?」
必殺技「両手で袖口つかんでお願い♪」発動のハニ^^
これができたら私の人生も違ったかもね。
ハニ:「何でって…アルバムの写真撮ろうよ」
スンジョ:「写真?いいって!」
ハニ:「・・・」
スンジョ:「”新郎様こちらをご覧ください、新婦様笑ってください~” そんな馬鹿げたことを俺にやれって?絶対イヤだね」
ハニ:「ヒドイよ…。指輪もイヤ、写真もイヤ、じゃあ何で来たの?」
スンジョ:「来たくて来たと思ってんのか?家から押し出されて仕方なく来たんだろ」
ハニ:「例えそうでも、どうせ来たんなら我慢して合わせてくれないの?ずっと不機嫌で”イヤだ”ばっかり…。一日中ずっとよ!!!」
腹が立って声を荒げるハニに、スンジョは周りの視線が気になります。
スンジョ:「おい… 何だよ。道端でみっともない」(왜이래萌え♪
そんな大事なシーンでもないからいいけどさぁ、同じ通行人を2回通らせるのとか、もうちょっと気をつけてください^^; 完全に興ざめだから。
ハニ:「みっともない?もぅ!あたしだってみっともないよ!宝石店の人たちあたしのことどう思ったかな。何でずっとあんたの機嫌ばっか伺いながら合わせなきゃいけないの」
スンジョ:「合わせるな」
ハニ:「… 合わせなかったら?あたしまで我慢しなかったら?」
スンジョ:「はぁ…。だから結婚前にダメになるカップルが多いんだな」
最後に一睨みして歩き始めるスンジョ。
+-+-+-+
車の中で引き続きマズイ雰囲気の二人。
スンジョ:「ハッキリ言っとくけど、結婚したからって構ってやることは出来ない。合わせられないから」
ハニ:「合わせてくれたことないでしょ?」
スンジョ:「はぁ… 全く。母さんのおかげで何だよ」
ハニ:「お母さんのせいじゃないじゃん」
スンジョ:「・・・」
ハニ:「それなら、どうして結婚しようだなんて…」
スンジョ:「だよな。自分でも何で言ったのか…”後悔先に立たず”だよ」
何、この初めて見る険悪な感じ(ガクブル
冷え切ってるよ…
冷え切ってる。
スンジョ:「今からでも考え直したほうがいいかもな」
そう言って、ハニにそっぽを向くかのように視線は窓の外へ。
+-+-+-+
ハニはジュリの美容室で不安を口にします。
ジュリ:「ホント?それで衣装も合わせてないの?」
ハニ:「(うん)家でも口をきかないの。顔合わせたら避けるし」
ミナ:「どうしたのよ。あと数日なのに…」
ハニ:「結婚しようって言ったの、後悔してるみたい。考え直そうって」
ミナ:「大丈夫だよ。ペク・スンジョって元々意地悪なとこあるでしょ?口ではそう言ってもホントに思ってるわけじゃないって」
ハニ:「・・・」
+-+-+-+
なぜか本を何冊も買い込み、店で熱心に読んでいるハニ父。
そこへ、スンジョが一人でやって来ます。
ハニ父:「こんな時間にどうした?」
スンジョ:「… お話したいことが」
+-+-+-+
ペク邸。
ママは新婚の二人が使う食器を前にご機嫌ですが、ハニは憂鬱な心を隠すことができず…。
ママ:「これで一緒にコーヒーでも飲んだら素敵でしょうね~」
ハニ:「(我に返って)えぇ、キレイですね」
ママ:「結婚前の新婦がそんな顔してどうしたの?スンジョのこと?」
ハニ:「そんなことないですよ。(食器に目をやり)わ~キレイ」
ママ:「・・・」
そこに、ハニの電話が鳴り始めます。
ハニ:「うん、お父さん」
ハニ父:「ハニ、どうしてる?…あぁそうか。ならちょっと出ておいで」
ハニ:「今?どうして?何かあったの?…デート?」
母:「…^^」
ハニ:「分かった。今すぐ行くね」
+-+-+-+
ククス屋にハニが到着すると父は入り口で待っていました。
店の中をみると、そこにはぽつんと座っているスンジョの姿。
3人は車で出かけます。
ハニ:「どこ行くの?」
スンジョ:「・・・」
ハニ:「… どこ行くのよ」
スンジョ:「行けば分かる」
あ、分かったかも!
車は山の中へと入っていきます。
そして…。
やっぱり…(あぁスンジョ(´;ω;`)ブワッ
3人はハニの母が眠る地に。
何てキレイなところなの?(涙
スンジョはハニの母の墓前に花を捧げます。
もうお一人、写真があるのはお祖母さんですね。
父:「スンジョが祖母さんと母さんに挨拶したいって言ってな」
ハニ:「・・・」
父:「私は忙しくて思いもしなかったんだが…」
スンジョ:「はじめまして、お母様。お祖母様、孫婿が会いに来ました。お気に召したでしょう?」
ハニ:「・・・」
スンジョ:「オ・ハニ、もうすでに言うこと聞かなくて大変ですよ。でも、心配なさらないでください。僕がしっかり手を引いて生きていきますから。
ハニ:「… 憎いよ」
スンジョ:「憎い?」
ハニ:「(首を横に振り)嬉しい。ありがとう」
ハニ:「お母さん、お祖母ちゃん、あたし、お嫁に行くね」
+-+-+-+
スンジョ:「司会はギョンス先輩がしてくれるし、主禮は…やめよう。それから」
ハニ:「新婚旅行は?あたしたち、新婚旅行どこに行く?」
スンジョ:「行かなきゃダメか?時間もないのに」
ハニ:「… ほらまた」
スンジョ:「あぁ分かった分かった」
ハニ:「・・・」
スンジョ:「どこにする?行きたいとこあるのか?」
ハニ:「うん! イタリア、それともローマ?」(←それ同じ
スンジョ:「ローマ?何がローマだよ)
ハニ:「冗談だよ^^ えーと、外国じゃなくても海とか島がいいな」
スンジョ:「島か。それでいいな。汝矣島は?」※汝矣島(ソウル。漢江の中洲)
ハニ:「汝矣島?」
スンジョ:「何だよ。汝矣島だって島だろ」
ハニ:「・・・」
スンジョ:「嫌なら… 栗島。そうだ、纛島は?」
ハニ:「纛島 ?!」
スンジョ:「あぁ、面倒くさいな」
ハニ:「・・・」
ねぇねぇ、日本も島だよ( `・∀・´)ノ
スンジョ:「分かった。それなら…」
と言って携帯を取り出すスンジョ。
スンジョ:「振ってみて同じ絵が3つ揃ったら、お前の行きたいところに行ってやる」
ハニ:「分かった^^けど、確率低くない?」
スンジョ:「いや?」
と言って何気なく振ってみたスンジョ。
携帯の柄が動き出し…
ハニ:「済州島!済州島!」
スンジョ:「汝矣島」
ハニ:「済州島よ!」
端から順番に止まった絵は…見事一致!
ハニは大喜びでスンジョの周りを飛び回ります。
もう一度振ってみるスンジョですが…答えはまた同じ。
思わずスンジョも微笑みます。
+-+-+-+
結婚前夜。ハニの部屋にはジュリとミナが泊まりに来ていました。
ジュリ:「気分はどう?いよいよ明日だね」
ハニ:「分かんない♪ 実感ないよ」
ジュリ:「準備はできてるの?」
ハニ:「だいたいね」
そこで彼女たちが取り出したのは…プレゼントの箱。
ハニが開けてみるとそこには…ピンクの下着とパジャマ、それに香水が^^
ハニ:「ちょっとーーーーっ!(照」
ジュリ:「ちょっとじゃないよ。調べてみたんだけどさ、新婚初夜で一番重要なのは下着とパジャマよ」
ミナ:「それから、香水~♪」
ハニ:「あ~」
ジュリ:「あんたが先にシャワーすんのよ。ラララ~♪ スンジョオッパーン♪ それからこの下着をセクスィ~につけるんだってば。それから香水をシュッシュッ!」
ミナ:「化粧も軽くね」
ジュリ:「あ、シャワーのときめちゃくちゃ大事なポイントがあるんだよね」
ハニ:「何?」
ジュリ:「”決して鼻歌を歌ってはいけない!!”」
ハニ:「何で?」
ミナ:「男が引くんだって。強そうで」
ハニ:「あ~。うふふふ♪」
ジュリ:「ねぇ、ペク・スンジョってキス上手い?」
ハニ:「… 何よ~(照」
ジュリ:「キス上手いの~?」
照れるハニをからかって大騒ぎになる3人。
+-+-+-+
リビングでは、ペク夫婦に包みを差し出すハニ父。
中身は銀のさじと揃いの食器だと…。
いよいよ親戚同士になる親どうし。「よろしくな」と笑顔で挨拶を交わします。
+-+-+-+
そして、スンジョの部屋では…。
ウンジョが眠れずにゴソゴソ^^
ウンジョ:「お兄ちゃん」
スンジョ:「… ん?」
ウンジョ:「寝ちゃった?」
スンジョ:「いや」
ウンジョ:「いよいよだね、オ・ハニと」
スンジョ:「(笑)そうだな。どうした?イヤか?」
ウンジョ:「そりゃまぁね。頭も悪いし、おっちょこちょいだしさ。バカなんだもん」
スンジョ:「・・・」
ウンジョ:「泳げもしないくせに僕を助けようとするしさ」
スンジョ:「・・・」
ウンジョ:「お兄ちゃんにあんなにイジメられても…(笑)喜んじゃってさ」
スンジョ:「(ニッコリ)」
ウンジョ:「僕さ、オ・ハニよりずっと美人で賢い女の人と結婚するんだ!」
スンジョ:「…そうだな」
ウンジョ:「けど、お兄ちゃんとオ・ハニが結婚するのは賛成だよ。僕、お兄ちゃんのこと大好きだけど、性格にちょっと問題があるのは事実でしょ?」
スンジョ:「・・・」
ウンジョ:「お兄ちゃんはオ・ハニみたいな人と結婚するべきだと思ったよ。よくやったよね。おめでとう!」
そう言って布団をかぶるウンジョ。
スンジョも弟の可愛い祝福に、笑顔のまま目を閉じます。
+-+-+-+
そのころ、ペク邸をひっそりと見つめている人が一人。
ジュング:「ハニ…。俺はな、今めっちゃ幸せや。何でか言うたらな、ハニ、お前が幸せやからや。お前が幸せやったらな…」
溜息を一つ。
ジュング:「俺はそれでええ。おめでとうな、オ・ハニ。いい夢見て…、明日会おうや」
精一杯の笑顔で届かない愛をつぶやいた彼は、
ハニの部屋の下から元気に手を振ります。
そして、思いを振り切るように走り出し…。
+-+-+-+
浴室からハニが戻ると、ジュリとミナはすっかり眠っていました。
ハニ:「何よ^^; 一晩中おしゃべりしようって言ったくせに」
掛け布団をかけてやり、小さな声で「おやすみ♪」と言って部屋を出るハニ。
+-+-+-+
ハニが1階へ降りると、そこには一人静かに酒を飲んでいる父の姿がありました。
ハニ:「お父さん」
父:「何で寝ないで降りてきた?」
ハニ:「(座って)眠れなくて。お父さんは?」
父:「… 父さんもな」
ハニは父の手に自分の手を重ねます。
ハニ:「お父さん」
父:「… あぁ」
ハニ:「ありがとう。私を立派に育ててくれて」
口をぎゅっとつぐんだまま頷く父。
ハニ:「・・・」
父:「泣いちゃいかんぞ。お前が泣いたら、明日みんなが新婦がキレイじゃないって悪口を言うからな」
ハニ:「… うん(涙」
父:「泣いちゃダメだって言ってるんだ。嬉しい日なのに泣くなんて」
ハニ:「・・・」
父:「父さんも笑うから… お前も明日、笑顔でいるんだぞ」
ほとんど声にならない「…うん」。
ハニは何度も頷きます。
父:「男やもめの一人娘が嫁入りするのに泣いたりしちゃ悲しすぎるだろ?」
ハニ:「分かった。笑顔でいるね」
父:「あぁ」
ハニ:「お父さん」
父:「ん?」
ハニ:「腕、組んでみる?」
父:「そうするか?」
立ち上がり、明日するように父と腕を組んでみるハニ。
「せーの」 1歩、2歩、3歩…。
+-+-+-+
さて、いよいよ結婚式の当日です。
式場に続々と現れる招待客を迎えるスンジョと両親、そしてハニの父。
ウェディングドレス姿のハニは友人たちと写真撮影。
あぅ。
ウェディングドレス姿、一目見ただけで完全泣きモードです。
そこに顔を覗かせたのは… 1+7組担任。
ハニ:「先生!」
再会と結婚を喜び合うハニと恩師ですが…
そんなガンイ先生のお腹には赤ちゃんが^^
ハニ:「妊娠なさったんですか?!」
幸せそうに笑ってジオ先生を指差す彼女^^
ガンイ先生:「ハニ、おめでとう~~!ペク・スンジョと結婚するなんて、あんたホントにデカしたわ!!!やったわね!!!」
ハニ:「^^」
ジオ先生:「ハニ、また後でな」
+-+-+-+
先生たちと他の友人が出て行った後…
一人、扉を開けたのはヘラ。
笑顔でハニの前に立った彼女は…
ヘラ:「キレイだわ」
ハニ:「…あなたも」
ヘラ:「良かった…。あなたで」
ハニ:「え?」
ヘラ:「ペク・スンジョが… 私じゃなくてあなたを選んで… 良かったなって。…そう、そういう男だから私は好きになったのよ。そんな気になったわ」
ハニ:「…難しいよ^^;」
ヘラ:「難しくなんてないわ。”ペク・スンジョは女を見る目がある”…そういう意味よ」
ハニ:「…ヘラ」
ヘラ:「幸せになってよ。羨ましくて私が早く結婚したくなるようにね^^」
ハニ:「うん。努力するね」
ヘラ:「努力しちゃだめよ。私、あなたが頑張ると怖いんだから。”オ・ハニの根気と我慢強さ”!」
ハニ:「(笑)」
ヘラ:「そこに努力まで加わったら…」
ハニ:「無敵よ。ふふふ♪」
ヘラ:「そうね」
1歩進みでて、ヘラは手を差し出します。
その手を取るハニ。
ヘラ:「おめでとう」
ハニ:「… ありがとう」
+-+-+-+
会場で友人たちと挨拶を交わすスンジョ。
一人になり、あたりを見回すと、こっちを見ている男が一人。
あぅあぅ。
あんたどんどんえぇ男になって(涙
スンジョ:「来てくれたんだな」
ジュング:「はぁ~!ペク・スンジョ、よっぽど嬉しいねんな。そんなに笑ろうて」
スンジョ:「カッコいいな」
ジュング:「当然やろ。お前、気ぃつけろや。ハニはな、俺を見て気が変わるかもしれんぞ。ギリギリになって俺の手ぇ取って逃げるかもな」
そのとき、案内の声が場内に流れます。
ギョンス:「ご案内申し上げます。しばらくいたしましたr新郎ペク・スンジョくんと新婦オ・ハニさんの結婚式を執り行ないます」
それは控え室のハニの耳にも。
ドキッとしてウンジョの手を握った彼女は…
ハニ:「どうしよう、ウンジョ!もう始まるよ」
ウンジョ:「緊張してんのか?」
ハニ:「うん」
ウンジョ:「全く… また失敗しないでよ。指輪落としたりとか、ドレス踏んづけてコケるとかさ」
ハニ:「ちょっと!そんなこと言わないでよ」
ウンジョ:「結婚祝いのプレゼントあげようか」
ハニ:「プレゼント? うん、なぁに?」
ウンジョ:「耳貸して」
ハニの耳元にコソコソと話しかけるウンジョ。
ウンジョ:「○▽※?&%#@:*☆♡♥$」
ハニ:「え゛っ?!」
+-+-+-+
さあ、結婚行進曲とともに、結婚式の始まりです。
二人で自ら誓いを立てるハニとスンジョ。
うん、この方が「らしくて」絶対いい^^
新郎の父として挨拶をするスンジョ父。
幼い頃から親友で、家を行き来して育った無二の友が、親戚になった喜びを語ります。
スンジョ父:「友よ、大切に育てたお嬢さんを… 許してくれて本当にありがとうな」
続いて、ハニの父が新婦の父として挨拶を始めます。
ハニ父:「何を話そうかと考えながら、私の短い結婚生活を振り返ってみたんです。結婚式の日、雪がたくさん降っていたことや、クリスマスの夜は売れ残りのククスを一緒に食べながら、二人で”メリークリスマス!”なんて言ったり…。そして、ハニが生まれ、妻は笑っているのに私はハニを抱いて泣いたり…。そんなことが思い出されます。平凡でしたが、とても幸せでした。きっと二人で一緒に歩んできたからでしょう。義母にいつも”ノアのかたつむり”と呼ばれていたほど、自分の進むべき道を理解し、笑顔で進む娘です。一人ぼっちで寂しい思いをさせ、いつもすまない気持ちでおりましたが、今日からはあんなに落ち着いて立派な新郎が一緒にいてくれるので安心です。スンジョ、ありがとうな。ハニと最後まで一緒に歩んでくれ」
+-+-+-+-+
ここで区切ります。
何だかイタキス韓国版をずっと見てきて、ここへ来て初めて「あ、やっぱりこれは韓ドラだ」と実感した前半でございました^^;;;;;(補足:お墓参りなど泣かせる演出etc
泣いたけど。
いや、泣いたけどね。
ダラダラやってたせいかな?あんまり訳した記憶がなく(爆)、全く手応えを感じていないのですが、大丈夫なんだろうか。
※前半記事のコメント欄は閉鎖しています。
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