韓国ドラマから美しい言葉を学ぼう

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個人の趣向11話あらすじvo.2

   

個人の趣向(ソン・イェジン、イ・ミノ主演)11話 後半を訳していきますね。

ジノの母親に会うことになった二人。
何とか和やかに話は進みますが、「1つだけ約束してほしい」という母親からの頼みに二人はビックリ!
ま、当然といえば当然なお願いなんですが、ウブなお二人は動揺を隠せません。

個人の趣向 画像

では、どうぞ~

<個人の趣向>原作本 韓国語の勉強にいかがですか?ドラマとの比較もぜひ!

——–

サンゴジェへ帰ってからもケインはプンプン怒ったまま。
いきなり何か怖い顔でジノを振り返ります。

ジノ 「おっと、ビックリした」
ケイン 「すぐに荷物まとめて帰ってください」
ジノ 「え?」
ケイン 「お母さんにあんな嘘までついて、どうしてここに住む必要が?」
ジノ 「・・・。」
ケイン 「こ、婚前妊娠…どうして私がそんな心配されなきゃいけないんですか?!」
ジノ 「心配ばかりだな…僕はケインさんに指一本触れる気はないですから、気にしないで」(←すでに嘘
ケイン 「ジノさんだけがそう思ったって仕方ないでしょう!母親の立場なら当然心配に決まってるわ…」
ジノ 「じゃ、ホントに荷物まとめて帰りますよ」
ケイン 「・・・。どうぞ」
ジノ 「は~この人ホントに冷たいな…ホ、ホントに帰りますよ」
ケイン 「帰りなさいよ」

さっそくジノは部屋で荷物をまとめ始めます。
怒って「帰って」と言ってしまったものの、取り下げるタイミングがなく、気になって見物しているケイン^^;

ケイン 「ちょっと…手伝いましょうか?」
ジノ 「結構です」
ケイン 「えらくのんびり荷造りするんですね」
ジノ 「元々手際がよくないんで」
ケイン 「…行きたくないんだ!」
ジノ 「そんなわけないでしょ。ケインさんの面倒みなくて済んでどんなに幸せか」
ケイン 「私たち、その…デートは1週間に1度くらいだけしましょうよ」
ジノ 「?」
ケイン 「私、子どもの休憩室の仕事ですごく忙しいじゃないですか~。1週間に1度、時間が作れるかどうか分からないな…」
ジノ 「あ~そうですか。ちょうど良かった。僕もタム美術館のプロジェクトのためにめちゃくちゃ忙しいから。いっそのこと、1ヶ月に1度くらい会うことにしましょう」
ケイン 「!!!えぇえぇ!いいですよ。じゃ、しっかり荷造りしてお帰りください。私は作業が忙しいから」

ケインの方から折れるだろうと思っていたであろうジノw
作業室に引っ込んでしまったケインに唖然として何も言えません。

ジノ 「あ…こんなはずじゃないのに…」

——–

のろのろと続けた荷造りも、いつかは終わってしまいます。
荷物をすっかりまとめてしまったジノは、一応出て行く挨拶をするために作業室の前へ。

ジノ 「じゃあ行きます」
ケイン 「どうぞ~」

顔も見せずにそっけない返事をするケインに、正直焦るジノ(笑
ケインがんばれ~^^ 復讐のために練習してた(らしい)「駆け引き」がここでちゃんと発揮されてるんじゃ?

ジノ 「出て来ないつもりですか?」
ケイン 「忙しくてそんな時間ないですね~」
ジノ 「じゃ、仕事ばかり死ぬほど頑張っててくださいよ。もう行きますから」
ケイン 「…お気をつけて」
ジノ 「ホントに…行きます」

遠ざかるジノの足跡に呆れるケイン。

ケイン 「もう!自分で(ドアを)開ければいいじゃない!心の狭いヤツ!」

さてさて…
本当にサンゴジェを出てきてしまったジノ。

ジノ 「パク・ゲインはとにかくバカだよ。(一度家に入ったらどう言い訳してまた出て来いと?)」(今さらどうやって戻れる?ってことかな?

一方、作業を続けていたケインですが、こちらもイライラして放り出してしまいます。

ケイン 「はぁ~っ!婚前妊娠?女の私がそんなことを言われて平気でいられるわけないわよ!それで出て行けって言ったらスネて出て行っちゃってさ」

再びジノ陣営。
車の中で時間をつぶしながら、戻る作戦を考えておいでです。

作戦1

ジノ 「うーーっお腹がーーっ!急いでトイレを!…………幼稚すぎるな」

作戦2

ジノ 「(クールに)戸締りをちゃんとしたか見に来たんです。危ないから………あーこれはつまらなすぎる」

作戦3

ジノ 「ガソリン切れなんですけど今財布がないんですよ。お金貸してもらえませんか?……ひょっとして(予備軍?)の通知書は来てませんか?そろそろなんだけど…あ~」

——–

さて、この我慢比べは…

ジノの負け^^

物音に気づいたケインは「やっと帰ってきたか」とばかりに部屋から出てきます。

ケイン 「どうして戻ってきたんです?」
ジノ 「PCを取りに来ました」(あれほど考えた結果がこれかorz 逆に愛しさが増しますが
ケイン 「毎日持ち歩いてるのにどうしてお忘れに?」
ジノ 「僕だってうっかりすることがあるんですよ」

部屋でPCを丁寧に整えるジノ。あら、ホントに忘れたんですね。

ケイン 「早く持って行ったらどうですか?」
ジノ 「今やってるじゃないですか!」

PCの整理も全部やってしまったジノ、また部屋から出てくるしかありません。

ケイン 「また来なくていいように忘れ物がないかよく見て行ってくださいよ」
ジノ 「全部揃いましたよ」
ケイン 「じゃ、本当にお気をつけて」
ジノ 「本当にお元気で」

ジノが歩き始めるやいなや、わざとらしく欠伸をして部屋へ戻るケイン。

ジノ 「何だよ、あれ…。また見送りもせずに引っ込むとは…」

とりあえず部屋へ戻ったケインはじーっと耳を澄ましてジノの様子を伺います。
もう…そろそろ誰か二人まとめて説教してやってください。

何の音もしないので、ケインもさすがにやばいと思ったのか…
あろうことか転んで足をひねったフリorz

ケイン 「あ゛ーーーっ!あ゛ーーーっ!」

そして…「ちょろいもん」とはこのことで(爆)
さっそく心配してすっ飛んできたジノは、本気でケインの足の心配を。

ジノ 「どこですか?こっちの足ですか?どこどこ?」

嬉しいやら可笑しいやら、思わず笑ってしまうケイン。
慌てて表情をつくろって「ここが…」と示したところに、ある傷跡が。

ジノ 「これは…?」
ケイン 「小さいときに怪我したみたいなんですけど、よく憶えてないんです」
ジノ 「すごく痛かったでしょうね…」

傷跡をジノがなでると、くすぐったくて突然笑い出すケイン。
また気を取り直して「あ~痛い」と言い出すケインに…

ジノ 「もうやめたらどうです?」
ケイン 「ホントにひびが入ったみたいなんですから!」
ジノ 「全くひどい演技力ですよ」
ケイン 「(起き上がりながら)ホントなんだから!」

…と気づいたときには、二人の顔は間近^^;
慌てて視線をそらしますが、ジノはキスをしようとさらに顔を近づけます。
そして、ケインも目を閉じ…

ヨンソン(声) 「ケイン!!!!!」

ヨンソンの声に慌て始めるケイン。

ケイン 「どうしよう!」
ジノ 「どうして?」
ケイン 「ヨンソンはジノさんがゲイじゃないこと知ってるんですよ」
ジノ 「それで?」
ケイン 「この部屋で二人一緒にいたら何してたと思われるか!!」
ジノ 「・・・。」
ケイン 「とりあえずここでじっとしててください!」

ケインを部屋の中へ突き飛ばし、ヨンソンを出迎えるケイン。

ケイン 「こんな時間にどうしての?」
ヨンソン 「水ちょーだい」

ケイン 「あんた…この大きな荷物は?」
ヨンソン 「見れば分かるでしょ」
ケイン 「ジュニョクのパパと…また喧嘩した?」
ヨンソン 「…ケイン。私、しばらくここにいちゃダメ?」

戸惑いながらも笑って頷くケイン。

ケイン 「でも、こんなふうに出て来ちゃダメだよ。あんた母親でしょ。ジュニョクはどうすんのよ」
ヨンソン 「そんなの!自分で何とか世話するでしょーよ」
ケイン 「・・・。」
ヨンソン 「はぁ~。久しぶりに(?)して、私が何とか…いいムードにしようとシャワーも浴びたのに…寝てたのよ。いくらいいモノつけてても役に立たない…(泣)」
ケイン 「・・・。」

そこで、ジノのことが気になりだしたヨンソン。

ヨンソン 「ジノさんに全部聞こえたかも!」
ケイン 「あ~大丈夫よ。もうジノさんいないから」
ヨンソン 「あ~そうよね。ゲイじゃないから同じ家に住むわけにはいかないもんね」
ケイン 「当然よ。私は(?)」
ヨンソン 「正直、あんたたちがお熱いラブストーリーを繰り広げてるところにお邪魔しちゃったらどうしようって心配だったのよ」
ケイン 「(独り言のように)そんなに心配ならあんなに思い切り門を開けるかな…!」
ヨンソン 「え?」
ケイン 「あ~うん」
ヨンソン 「喧嘩したらお腹すいちゃった。ご飯食べなきゃ」
ケイン 「ちょっと!」

焦ったケインは、とりあえず暖かいお風呂に入ってリラックス&喧嘩でかいた汗を流そう作戦!
ヨンソンをお風呂場に送り込みます。

急いで部屋に入ったケインに呼ばれ、戸棚から出てきたジノ。

ジノ 「早く帰らせてくださいよ!」
ケイン 「喧嘩して来たっていうのにどうやって?!」
ジノ 「じゃ、いつまでここに隠れてろって言うんです?」

ジノの声が大きかったので、慌てて制するケイン。

ケイン 「ジノさんがそっと出ればいいでしょ?どうせ出て行こうとしてたじゃないですか」
ジノ 「全く…いっそゲイだった方が楽だったな…」
ケイン 「(ジノをつつき)そんなに私と一緒にいたいんですか?」
ジノ 「・・・。」

嬉しくて、ジノの頬にキスするケイン。
そのとき、グッドタイミングで踏み込む(爆)ヨンソン。
二人を見て慌ててドアを閉め…

再び、開けます。

ヨンソン 「あの…こんばんは」^^;
ジノ 「…こんばんは」
ヨンソン 「(ケインに)あたし、何も見てないから!続けて」

——–

結局ノートパソコンをぶら下げ、帰ろうとするジノ。

ヨンソン 「泊まっていけばいいのに…」
ジノ 「いえ、行きます」
ヨンソン 「ちょっと待った!あの…私が来る前…二人で何か…しようと?(ニヤリ)」
ジノ 「(何も言えず咳払い)」

一目散に退散するジノ。
嬉しそうに笑うヨンソンをケインが睨みつけます。

ヨンソン 「…しようとはしてたんだ」

——–

日は変わって…。

美術館では会長秘書がイニに資料を渡しています。
会長が望むタム美術館についての資料であり、チェ館長に渡すよう、言付かったのです。
「最初からパク・チョラン教授が引き受けてくれたら公募などせずに済んだのに…」という秘書に、その理由を尋ねるイニ。

秘書 「おそらく、タム美術館のコンセプトはパク・チョラン教授のサンゴジェという家を念頭に置いているのかと…」

——–

一方、子ども休憩室の作業を続けるケインの元を訪れたのは…旅の準備をしたヘミ。

ケイン 「ヘミさん…!」
ヘミ 「ホントにジノオッパと結婚するつもりなんですか?」
ケイン 「・・・。」
ヘミ 「時間が無いからさっさと答えて。空港へ向かう途中に寄ったんだから」
ケイン 「去ろうと…?」
ヘミ 「ジノオッパが他の女の人と結婚する姿なんて見られる訳ないわ。私がどうして韓国に来たか!両親も友達も勉強も全部諦めてジノオッパ一人のために来たの」
ケイン 「ごめんなさい。それほどとは…知らなくて」
ヘミ 「ごめんなさい?あなたに負けなきゃいけない理由が全然分からないわ!ホントに腹がたって悔しくておかしくなりそうよ!」
ケイン 「・・・。」
ヘミ 「この世に私ほどジノオッパを愛してる人は絶対にいないわ」
ケイン 「私がヘミさんよりもっとジノさんを愛しているとは…自信を持って言えないわ」
ヘミ 「やっぱり…」
ケイン 「でも…ジノさんがゲイなのを各層とお母さんに私と結婚するって言ったんだと思ってたとき…ジノさんが結婚しようって言うなら、彼がゲイだったとしても…私はしたと思います」
ヘミ 「・・・!」
ケイン 「それほど…ジノさんのそばにいたかったから…」
ヘミ 「…何よ…うんざりだわ」

ケインの告白に何も言えず、出て行くヘミ。
溜息をつきながら歩いていると…また都合のいいところにいるイニ。

イニ 「…ヘミさん?何かあったんですか?」

イニはヘミと知り合いでしたっけ?パーティーで会ったから?
この二人がつながることになるとは思いもしなかったので(ヘミは10話で諦めると思ってました)イヤ~な展開です。

——–

カフェに場所を移した二人。

ヘミ 「そちらもジノオッパに下心があったんでしょう?」
イニ 「・・・。」
ヘミ 「やめたほうがいいですよ。もう全部終わっちゃったから。もうお母さんも私よりあの人を嫁にと思っていらっしゃるし」
イニ 「思ったより早く進んでるのね…」
ヘミ 「ジノオッパがゲイだったとしても結婚するって、あの人…あーうんざりしてどうにかなりそう!ホントの愛だと感じてたってことよ…」
イニ 「どうしてジノさんをゲイだと思ったのかしら?」
ヘミ 「それは私もちょっと…変だとは思ったけど」
イニ 「そういう手段でジノさんの心を掴んだんじゃ?ジノさんが騙されてるっことは…ありません?」
ヘミ 「あの女の人…知ってるんですか?」
イニ 「10年来の友達なんです。ひょっとして…ハン・チャンニョルって人を?」
ヘミ 「ハン・チャンニョル?あ!ジノオッパのお父さんを死なせた仇の息子?そちらは…その人をどうして知ってるんですか?」
イニ 「こじれることがなかったら…私の夫になっていた人です」
ヘミ 「ホントですか?!」
イニ 「だけど…結婚式場で全て水の泡になったんです。ケインが式場を…修羅場にしたおかげで」
ヘミ 「どうして?」
イニ 「チャンニョルさんの元彼女だったんです、ケインは。それで私たち二人…結局別れたんです。なのに…チャンニョルさんとはダメになってそれほど経ってないのに、また付き合ってるんですよ」
ヘミ 「じゃあ!パク・ゲインが二股かけてるってことですか?!ジノオッパとハン・チャンニョルの間で?!」

——–

ケインが家に帰って来ると、家の前で待っていたハン会長と鉢合わせに。
ケインに贈り物を渡して気を引こうと言うのです。
家の中へ入ろうとするのを断り、「チャンニョルさんとは別れました」と説明するケイン。
でも、ハン会長は「まぁ男女の仲はいい時もあれば悪い時もある。息子のしたことは、代わりに私が謝ります」と引き下がりません。

そこへ現れたのは…

ヘミを連れたジノの母。
ハン会長もジノの母に気づき、双方が凍りつきます。

ケイン 「お母さん!」
ジノ母 「…どうしてここに?」
ハン会長 「奥様がここにどんなご用で?」
ジノ母 「(ケインに)まさかと思ったけど…」

もちろん、ケインは二人がどのような関係か、何も知りません。

ハン会長 「うちの嫁になる娘を…ご存知で?」
ヘミ 「嫁?!じゃあ…」
ケイン 「お…お母さん」
ハン会長 「お母さん?なぜこの人をお母さんと?」
ケイン 「お母さん…全て説明いたします」
ジノ母 「(ケインに)お母さんと呼ばないで」

その場にもう1秒でもいることができず、そのまま帰ってしまうジノの母。
ケインは追いかけて説明しようとしますが、彼女は耳を貸そうとはしません。

——–

すぐに母の元へ駆けつけるジノ。
ジノも「僕が全部お話します」と訴えますが、決してあの子とは許さないと…ジノ母は話を聞こうともしません。

あ゛ーあ゛ーあ゛ー イヤだイヤだ…orz
ありがちなパターンだけど、私はこういうのが一番苦手です。
親の恨みつらみで、愛し合う子どもたちが「がんじがらめ」になるケース。
苦しくて見ていられないです。
ただ、ジノ母が恨んでるのはケインの親ではなく、チャンニョルの親なので、絶望的ではないと思いますが、
ケインがチャンニョルと付き合っていたのは事実ですから、ケイン自身がよっぽど誠意をみせないと、解決は難しそうですね。

——–

そして、一応問題が起きている場所がもう1箇所。
チャンニョルも父に追及されていました。

ハン会長 「説明しろ!説明!何でパク教授の娘がジノのヤツの母親を”お母さん”と呼んでるのか!!!なぜだーーーっ!!!」

ちょ…すっかりどんより気分だったところを、なんて面白い怒り方で笑わせてくれるんすか^^;
そのうち、ハン会長のコミカルさが、深刻化したドラマを和ませてくれる回が来るのかもorz

——–

ケインは何も手につかず、ジノのことを待っていました。
そこへ曇った表情で入ってくるジノ。

ケイン 「お母さん…どうでした?すごく怒ってらしたでしょう?」
ジノ 「どうしてチャンニョルの父親がプレゼントまで持参して訪ねてくるんです?」
ケイン 「私がどうにかできる状況じゃなかったんです。いきなりプレゼントを持って訪ねて来られて」
ジノ 「だから最初から復讐だなんてするべきじゃなかったんです」
ケイン 「それはジノさんのせいでしょう?ジノさんへの気持ちのせいで、どこかにでも気持ちをぶつけなきゃって…」
ジノ 「じゃあ最初からそう言えばよかったじゃないですか。”あんたが男に見えるからこんなマネでもしなきゃ”って」
ケイン 「そんなの言えるわけないでしょう!」

おいおい…今そんな話をするときじゃ…

ケイン 「じゃあジノさんはどうして最初からゲイじゃないって言わなかったんです?そしたら事はここまで大きくならなかったわ」
ジノ 「そうですよ。最初から僕が悪かったんですね!」
ケイン 「いや…そんなつもりじゃなくて…」
ジノ 「とにかく僕の問題ですから、僕が引き受けるべきでしょうね」

さっと踵を返し、今来たばかりの道を引き返すジノ。

——–

ケインに対して怒ったジノですが、ちゃんとすぐ家に帰って母を説得していました。
こういうところがジノの一番いいところ^^

ジノ 「彼女とチャンニョルはとっくに終わった関係なんです」
ジノ母 「やっと1ヶ月よ…1月前にチャンニョルの結婚式に行って(ぶち壊した?)子よ」
ジノ 「母さんが怒るのは分かります」
ジノ母 「じゃあ…もうこの話はやめましょう」
ジノ 「けど…僕が先に好きになって、僕の方がもっと好きでしがみついたんです」
ジノ母 「ジノ!」
ジノ 「彼女の心にチャンニョルが少しでもいたのなら…そうはしなかった…」
ジノ母 「・・・。」
ジノ 「僕は母さんの息子でしょう?分からないんですか?」
ジノ母 「私あの子はイヤよ。あなたが何と言おうと、チャンニョルの家とそんなに関係のある子は…死んでもうちの嫁に迎えたくないわ」
ジノ 「母さん…」
ジノ母 「・・・。」
ジノ 「僕はあの人じゃないとダメなんです」
ジノ母 「!!!」

個人の趣向 イ・ミンホ 画像

驚く母を、まっすぐなまなざしで見つめるジノ。
こうやって、気持ちを伝える一番大事なときは、迷わずど真ん中直球なのもジノのいいところ。
さぁ、みんなでジノのいいところを挙げていこう~^^

——–

一方、ケインの元にはヨンソンが駆けつけていました。

ヨンソン 「ハン・チャンニョル…あいつは一体なんであんたの人生を(?)にするのよ?!」
ケイン 「ジノさんの言うとおりだわ。私が悪かったの。復讐だとか何とか…あの人を引きずるんじゃなかった…」
ヨンソン 「過ぎた事言っても仕方ないわ。それに愛の争いは刀で水を切るようなもの。あんたたちの気持ちさえしっかりしてれば問題ないわ」
ケイン 「ジノさん…私のせいですごく怒って行っちゃったの。ジノさんの顔を見るのが怖いわ…」
ヨンソン 「サンジュンさんに電話しておいたの。あいつにはもう連絡しないつもりだったけど、あんたのためにジノさんのスパイを頼んだのよ」
ケイン 「ジノさん…今どうしてるって?」
ヨンソン 「オフィスにいないって」
ケイン 「・・・。」
ヨンソン 「あ!そうだ!!!チェジュ島に出張するって言ってたけど、そこに行くのよ!行ってちゃんと怒りを解いてくるの」
ケイン 「・・・。」
ヨンソン 「いやいや、いっそのことチェジュ島で”やらかし”ちゃいなさいよ。そうすればジノさんのお母さんにだってどうしようもないんじゃない?」

で、そのままピョーンと飛ぶのが韓ドラクオリティ。
まぁいいんだけど、このつながりはちょっと不自然ですよね、何となく^^;

飛行機の中でもケインは心配で仕方ありません。

ヨンソン 「チェ館長はあんたの恩人よ。こんなことが起きるとも思わずに飛行機のチケットまで用意してくださるなんて」
ケイン 「私が行くことは正解なのかな…ジノさん、私の顔見たくないはずよ」
ヨンソン 「仲直りしたくてチェジュ島まで来たのを見たら感激するはずよ!」

ところでヨンソン、あなたのそのリボンは何ですか?

——–

チェジュ島のホテルについたケインは、ロビーでヨンソンと待ち合わせをしている様子。
ヨンソンが来ないので「早く来なさいよ!」と電話しますが…

ヨンソンはそのままスパイに連絡。
ジノの動向を確認します。
ケインとジノをそれぞれがロビーへ向かわせ、ばったり合わせる作戦のようですね。
お膳立てだけしておけば後は本人たちに任せるべき。ヨンソンは久しぶりにサンジュンを飲みに誘っているようです。

そして…

作戦通りロビーへ送り込まれたジノは、すぐにケインの後ろ姿を発見します。
もちろん、ここまで見てきた私たちは、「ジノが怒ってるわけない」のは当たり前のこと(笑
めちゃくちゃ嬉しそうにニヤけた後、クールを装ってケインに声を掛けます。

ジノ 「僕のことが大好きなんですね」

振り向いて驚くケイン。

ケイン 「仕事で来たんですよ。チェ館長がチェジュ島には子どものテーマパークが多いから見てまわるといいって」
ジノ 「言い訳しなくていいですよ」
ケイン 「言い訳じゃないですから」
ジノ 「外に出て決着つけましょう」

さっとケインの手を引いて歩き出すジノと、引かれるままトコトコついていくケイン。
この二人可笑しい…。

二人は海辺に来ていました。

ケイン 「お母さんのこと…どうしましょう。簡単にお怒りが収まりそうにないわ」
ジノ 「僕を信じて」
ケイン 「どうするつもりです?」
ジノ 「息子なのに…まさか殺したりしないでしょう?」
ケイン 「(溜息)」
ジノ 「僕はパク・ゲインじゃなければ絶対ダメです(←直訳:死にそうです)…そう言ったんです」
ケイン 「…ジノさん!」
ジノ 「感動しないでくださいよ。言っただけだから。まさか僕がパク・ゲインさんのためにホントに死ぬと?」
ケイン 「からかわないでください。私…ホントに心配で仕方ないんですから」

不安そうなケインの背中。
ジノは後ろから優しく抱きしめます。

ジノ 「からかってるんじゃないですよ。あなたと別れることは決してない…。だから心配しないで」

——–

ドライブして戻ってきた二人を迎えたのは、日本から到着したチェ館長でした。

チェ館長 「(ジノに)セミナーは始まりました?」
ジノ 「はい」
チェ館長 「パク・ゲインさんは?テーマパーク…あちこち見てみましたか?」
ケイン 「まだ…」

「おやおや」という顔で軽く笑ってみせるチェ館長。

チェ館長 「3人で食事でもいかがです?」
ジノ 「僕から…お話があるんですが」
ケイン 「・・・!」
チェ館長 「今ですか?」
ジノ 「…はい」
チェ館長 「分かりました。行きましょう」

そして、ジノはケインにそっと話しかけます。

ジノ 「僕が解決すべきことだから…行ってきます」

ってジノのいいところはここ!(笑
今まで言ったことと共通してるんですが、こういうことを後回しにせず精一杯の誠意を見せ、ケインにも一声掛けて安心させるとは…何と出来る男なんでしょう~♪
男女関係なく、ジノには学ぶべき部分がいろいろある気がします。

——–

そして、一人になったケインが数歩進んでエンカウントしたのは…チャンニョル。

しばらく考えたケインは…

ケイン 「チャンニョルさん…外で少し話しましょう」

硬い表情のケインに、チャンニョルの緊張は高まります。
自分の父親の勝手な行動でケインをまた苦しめているのですから…彼もすごく辛いはずですよね。

外へ出るところを…その後ろで目撃するイニ。

——–

庭に出て、並んで座ったチェ館長とジノ。
もう…チェ館長がこれから受けるショックを想像すると、今から胸が痛みます。

チェ館長 「セミナーは参考になりそうですか?」

とりあえず先にセミナーの話を振ったのは、ビクビクしてるからですね?チェ館長…

ジノ 「いつも細かい配慮をしていただいて感謝します」
チェ館長 「負担に思わないでほしいんです。ただ才能ある若い人材への投資くらいに思ってください。その代わり、成功したら知らぬ振りはナシですよ?」
ジノ 「・・・。」
チェ館長 「それで…話とは?」
ジノ 「僕は…」
チェ館長 「そうだ!ジノさん…カンディンスキーお好きでしょう?画集をやっと手に入れたんですが、後で私の部屋へ寄って、持って行ってください。いや、ロビーにしましょう」
ジノ 「申し訳ありませんが…受け取れません」
チェ館長 「これはタム美術館に関する手助けではないですから…ただ受け取ってください。そのくらいは…してくれるでしょう?」
ジノ 「・・・。」
チェ館長 「喜んで受け取ってくれるとは思いませんでしたが、いざ…ジノさんのそんな表情を見たら、少し寂しいですね」

深刻な顔で黙っているジノに…そろそろ辛くなったチェ館長。
う゛ーーっ!終わらせるなら早く終わらせてあげてorz
言いにくいことだけど、拷問ですよ、これは。

チェ館長 「どんな話か分かりませんが、ジノさんの表情を見ると覚悟して聞かなきゃいけないようですね。その話、次の機会に延ばしてもらった方が良さそうです」

チェ館長が立ち上がったその時…

ジノ 「チェ館長」

——–

で、チェ館長はこんな局面で置いといてorz ケインの方へ行っちゃうんですか?(涙

こちらも話をしに外へ出てきたケインとチャンニョル。

ケイン 「チャンニョルさんのお父さん…もう私を訪ねて来ないようにして」
チャンニョル 「(うなずいて)あぁ…そうするよ。これまでいろいろと君を苦しめたのに、もうやめなきゃな」
ケイン 「復讐するためにチャンニョルさんとまた付き合ったこと…ごめんなさい」
チャンニョル 「(笑って)まともに復讐もできなかったくせに…」
ケイン 「…帰るわ」

歩き出したケインの背中に、チャンニョルが問いかけます。

チャンニョル 「幸せなんだな?」

立ち止まり、振り返るケイン。

チャンニョル 「ジノのやつと幸せなのか…って」
ケイン 「(うなずいて)…うん」
チャンニョル 「じゃあ、いいよ俺は…いいんだ」

ふたたび歩き出したケインに、近づく車の気配を感じたチャンニョル。
車に気づかないケインを見て、チャンニョルは車の前に飛び出します。

——-

ふたたびチェ館長&ジノへ。

立ち上がり、チェ館長の方へ向き直ったジノは…
深く頭を下げます。

ジノ 「申し訳ありません」
チェ館長 「何が…申し訳ないんです?」
ジノ 「僕は…パク・ゲインさんを愛しています」

——–

車に当たる寸前でケインをかばったチャンニョル。
倒れたときに頭を打ったようで、意識を失います。

ケイン 「チャンニョルさん!チャンニョルさん!!!」

——–

ここでエンディングです。

はぅ~~~クタクタ。
このドラマ、みんなよく喋る喋る^^;
いわゆる「MV状態」の部分がなくて、セリフの量が多いですね~。
それに、脇のちょっとしたやり取りも面白いから、全部書き留めたくなるし。

この記事の途中で12話を見たんですが、楽しかった11話とは打って変わって、見るのが辛い1時間でした。
うー、聞き取りどうしようかな^^;

とにかく、最後までお読みいただいてありがとうございました♪

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