韓国ドラマから美しい言葉を学ぼう

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49日 18話あらすじ

      2011/05/19

韓国ドラマ「49日」ストーリーもいよいよ大詰めの18話です。

アパートを離れ、ジヒョンと共にガンの元へ身を寄せることになったイギョン。

夜。

眠れずに店の方へ降りていくと、そこには同じく眠れずにいるガンがいました。

ジヒョンはもう先がないんだから、あまり情をかけるなと言うイギョン。
それは、残されるガンの悲しみを思っての言葉でした。

しかし、ガンは怒りに声を荒らげます。

#グッバイ、イギョン(ジ)…

では、続きをどうぞ


☆涙のペンダント~涙が3滴宿ったバージョンも作ってほしい♥
記念に買っちゃうかも。ポラリスネックレス以来久々に(笑)

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ガン:「僕は…!ジヒョンが去るその時まで諦めません。いや、諦められない。お願いです。ジヒョンには絶対そんな言い方しないでください」

彼女に背を向け、歩き出すガン。
そのとき、彼女がガンの広い背中にしがみつきます。

ガン:「!!!」
イギョン:「・・・。」

彼女の目に滲む涙。

ガン:「ソン・イギョンさん?」

振り返ろうとするガンですが…

イギョン:「…もう少しだけ」
ガン:「!」
イギョン:「・・・。」
ガン:「・・・。」

目に溜まった涙が流れ落ち…

ガン:「… ジヒョンなのか?」
イギョン(ジ):「・・・。」
ガン:「・・・。」

イギョン(ジ)の目から涙がとめどなく流れます。
何も言わず、自分の腰に回した彼女の手を包み込むように握るガン。
そっと握った手に、彼はぎゅっと力を込めます。

ガン:「必ず目覚めて、今言いたいことを…もう一度言って欲しい…そうジヒョンに伝えてください」
イギョン(ジ):「(涙)」
ガン:「聞きたいんだ」
イギョン(ジ):「・・・。」
ガン:「それから、何も言わずに行かないでくれって。母さんみたいに何も言わずに…」

言葉もなく、彼の背中で頷くイギョン(ジ)。

静かに彼女の手を下ろしたガンは、そのまま振り返ることなくその場を後にします。
その場にたちすくむイギョン(ジ)。

#一応17話ラストを検証しておくと…。階段の途中でのイギョンのアップのショット。その後、彼女が1階に降りて来た店の外からのショットの間に時間の経過があったようですね。今回もズルイわ…。

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…そんな二人を店の外から目撃したミノは、茫然と彼女の後ろ姿を見つめていました。

自身のマンションにいた彼女はジヒョンが憑依した状態ではなかったこと。
カフェでイギョンが「ジヒョンを置いて戻って来た」と話したこと。
今この目で見た光景との矛盾に彼は衝撃を受けます。

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事務室へ戻ったガンは、今の状況や自分のすべきことを思い巡らせていました。
手元のメモには…

【D-8
事務室でオ先輩と会議。
JCコンサルティングとヒョクサン産業の動向把握
シンカ産業株式下落】

ページをめくると、そこには【D-7】と1行だけ…。

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ガンの部屋のイギョンとジヒョンは…

ジヒョン:「オンニ、ありがとう」
イギョン:「私の命と替えられるものならそうしてあげたい…。私はイスについて行って、ジヒョンさんはハン・ガンさんのそばに残れるといいのに」
ジヒョン:「そんなこと言わないでください。ソン・イスはオンニに会いに来るのに」
イギョン:「私のもとへ戻って来られる人じゃないでしょう」
ジヒョン:「オンニは自暴自棄になって私に体を貸してくれたんですか?私みたいに…オンニも私のことを思ってそうしてくれてるんだと思ってたのに」
イギョン:「ジヒョンさんのことを思っているのもそうだし… 自暴自棄なのも当たってるわ」
ジヒョン:「・・・。私はガンを置いて逝きたくないし、オンニはイスについて逝きたいなんて…。私たち本当にどうなってるの?」
イギョン:「・・・。」

+-+-+-+

部屋で眠っていたインジョン。

彼女は、突然枕元に現れ自分に迫ってくるジヒョンの霊に震え上がります。

ジヒョン:「インジョン」

微笑み、自分を抱きしめるジヒョン。

インジョン:「きゃー!!!」

夢から目を覚まし、ベッドから飛び起きたインジョンは、慌てて電気をつけます。
「私がシン・ジヒョンなら生涯シン・インジョンさんにつきまとうわ」というイギョン(ジ)の言葉が彼女の頭から離れないのです。

携帯電話を掴んだインジョンは…

インジョン(メール):「オッパ、すごく怖いの。家に来てくれないかな」

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ベッドで眠っているイギョン。
その脇で、スケジューラは彼女の寝顔を見つめます。

そして、二人に背を向け、ベッドの反対側の隅っこに座っているジヒョン。

#ジヒョンが背を向けてるのが何気にいい。

夢を見ているのか、少し寝苦しそうにするイギョンの前髪を、彼がそっと撫でます。

彼の目からすっと流れ落ちる涙。
頬を撫で…細い肩に手を置き…

スケジューラ:「… 残酷すぎる」
ジヒョン:「・・・。」

+-+-+-+

震えるインジョンの元へやって来るミノ。

「来てくれてありがとう」とインジョンは彼を出迎えます。

ミノ:「君の言うとおりだった。ジヒョンは帰って来てる。ソン・イギョンじゃなかったんだ!」
インジョン:「ほら、私の言うとおりだったでしょ」
ミノ:「あぁ。ソン・イギョンはシン・ジヒョンであり、シン・ジヒョンはソン・イギョンなんだ」
インジョン:「ジヒョンは私に生涯つきまとうって言ったわ。ソン・イギョンの体じゃなくても、霊魂だけで動き回れるって。夢にも出てきたの。怖くてたまらないわ」
ミノ:「怖いなら… そう出来ないようにするんだ」
インジョン:「どうやって?」
ミノ:「ジヒョンの呼吸器を外せ」
インジョン:「オッパ!何言ってるの!」
ミノ:「ジヒョンは霊じゃない。体が生きているから動き回れるんだ。君の言うとおり俺たちに復讐するために…いや、俺たちをとことん苦しめるつもりだろう。生涯な」
インジョン:「オッパ!」
ミノ:「シン社長に全部知れたから俺はもう病院へは行けない。だから、君がやるんだ」
インジョン:「オッパ、どうかしちゃったの?!」
ミノ:「それなら、生涯ジヒョンが君の周りをうろついてもいいのか?」
インジョン:「だからって!」
ミノ:「いつまでもあのままにはしていられない」
インジョン:「!!!」
ミノ:「そうだ、君が始めたことなんだから、君が終わらせるんだ」

涙を流し、愕然としてその場へ座り込んでしまうインジョン。

+-+-+-+

朝。

イギョンが顔を洗って出てくると、ジヒョンはソファでぼんやりカレンダーを見つめていました。

ジヒョン:「あと4日なんです」
イギョン:「・・・。」

自分もソファに腰掛けるイギョン。

イギョン:「夜通しカレンダー見てたんですか?」
ジヒョン:「…オンニ、どうしてこんなに早起きを?」
イギョン:「昼間も夜も眠ったから」
ジヒョン:「オンニ、ひょっとして… 昼間私がオンニの体に入っていたときのこと、全部覚えてるんですか?」
イギョン:「(微笑む)」
ジヒョン:「どうして笑うの?」
イギョン:「昨夜のことは覚えてます。悪いけど… それはどうしようもなくって」
ジヒョン:「オンニまでそんなこと言わないで。ただでさえガンの前でどんな顔したらいいか困ってるのに。あ?!オンニ、さっき笑ったわ!」
イギョン:「ジヒョンさんに体を貸すことにしてからは、昼間ちゃんと眠っているみたいです。よく覚えてなくって…。カン・ミノさんの家に行ったときみたいに、一緒にいるときは目覚めてるし」
ジヒョン:「オンニ、もう私のことが全く怖くないの?人間からみたら私は霊なのに、オンニが何でもないように見えるから、自分でも魂だってことときどき忘れちゃうわ」
イギョン:「私に会いに来るっていうイスだって、人間じゃないでしょう?」
ジヒョン:「それも。イスの話をした後、それ以来イスのことはどうなったのか、どうして来るのか…オンニはそんなこと一度も聞かないでしょう?」
イギョン:「どうしてくるか分かるから、聞かなくてもいいんです」
ジヒョン:「分かるんですか?私もハッキリ知らないのに…?」
イギョン:「私を迎えに来るんです」
ジヒョン:「オンニを迎えに来るって?!」

そこへ、「ソン!」と呼びに来たガンの声がドアの外に聞こえます。

イギョン:「ジヒョンさんを呼んでるわ」
ガン(声):「(ノック)ソン!」
ジヒョン:「こんなに早くどうしたのかな?」

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店の外へイギョン(ジ)が出て行くと、そこに彼女を待っているガンがいました。
ダダダッと走って来て、彼の前で微笑んでうつむくイギョン(ジ)^^

ガン:「グッドモ~ニング♪ ソン」
イギョン(ジ):「(ジロジロ)」
ガン:「マナーも知らないのか。挨拶されたら返さなきゃダメだろ」
イギョン(ジ):「・・・。」
ガン:「行こう」
イギョン(ジ):「どこに?」
ガン:「買い物に行くんだけど、荷物持ちがいないんだ」
イギョン(ジ):「・・・。」

さっとイギョン(ジ)の手を掴み、引っ張って歩き出すガン。

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市場へやって来たガン。

八百屋でほうれん草を二つ手に取ったガンは…

ガン:「どっちが良さそうかな?」
イギョン(ジ):「どっちも同じほうれん草でしょう?」
ガン:「ほうれん草はね、こんなふうに茎が短くて葉が多く、下の方の色が濃いのがいいんです」
イギョン(ジ):「!」

店の女主人に「これをください」とほうれん草を渡すガン。

イギョン(ジ):「そんなことまで知ってるんですか?!」
ガン:「アメリカで一人暮らししてた男が、何もしないでこのルックスと健康を維持できると思うか?」
イギョン(ジ):「ひょっとして、今、中にカン・ミノが入ってるんじゃないですか?めちゃくちゃ偉そうに」(ナイス!
ガン:「あー!ご馳走作ってやろうと思ってけど、やめた!」
イギョン(ジ):「朝ご飯作ってくれるつもりだったんですか?!」
ガン:「耳も悪いのか?作ってやろうと思ったけど、やめたって言ったろ!」

ガンは店の主人からほうれん草の袋を受け取ります。

イギョン(ジ):「それならまぁ…せっかく来たんだしトッポッキでも食べればいいわ」
ガン:「最後まで聞けよ。作ってやろうと思ったけど、やめようかと思っているうちに、今、また作ってやることにしたんだから!」

ほうれん草の袋を彼女の顔の前に振りかざすガン^^
仏頂面で歩き出したガンの背中を、ニコニコ嬉しそうなイギョン(ジ)が追いかけます。

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HEAVENの庭で、手作りの朝ご飯を食べる二人。

…というか、パクパクとよく食べるイギョン(ジ)と、眺めているガン^^

イギョン(ジ):「ふ~♪」
ガン:「・・・。」
イギョン(ジ):「どうしてこんなに美味しいのかな。朝早くから動いたからかな」
ガン:「…言い訳だろ」
イギョン(ジ):「?!」
ガン:「ところかまわず食べまくるのが特技のくせに」
イギョン(ジ):「食べたくてたくさん食べるわけじゃないですから。この体はこういうのたくさん食べさせてあげなきゃダメなんです。これまでロクなもの食べてないから、ビタミンとかミネラルが致命的に不足してるはずよ」
ガン:「・・・。」
イギョン(ジ):「…っていうのは言い訳で、すごく美味しいから^^」
ガン:「・・・。」
イギョン(ジ):「朝早くから賑やかな市場で買い物して、一緒に朝ご飯食べて、一日忙しく働いて… こんな店をやりながら夫婦で暮らすのも素敵だな♪」

#何気に大胆に出始めたなw

ガン:「今日は何するんです?」
イギョン(ジ):「仕事しますよ」
ガン:「仕事なんかしてられるか。こんな天気のいい日に。(封筒を差し出し)いい服でも買って、靴も三つ四つ。バッグも一つ買うといい」
イギョン(ジ):「?」
ガン:「っていうのは夢にも考えないで…バイト代ですよ。時間計算はきっちりやったから、美味しい物でも食べて」
イギョン(ジ):「・・・。」
ガン:「僕は今日ジヒョンのお父さんに会いに病院へ行ってくるから」
イギョン(ジ):「どうして?また会社に何かあったんですか?」
ガン:「いやいや、そうじゃなくって。これまで集めた資料で、ミノ先輩とヒョクサンの関係を調べてもらうための陳情書を検察に出すつもりなんだ」
イギョン(ジ):「そんな方法もあったのね。どうして考えつかなかったのかな?」
ガン:「不渡りも乗り越えたし、お父さんももうすぐ退院なさるから、会社のことは心配しないで時間を大切に使うんですよ」
イギョン(ジ):「もちろんですよ~!めちゃくちゃ楽しく使わなきゃ!」
ガン:「秘密金庫、二重帳簿、全部忘れなきゃダメだからね」
イギョン(ジ):「(うんうん)そうします。私、もう死んでシン・ジヒョンに会ってもやましくないわ」
ガン:「・・・。」

明るく話す彼女を見つめ、小さく溜息をつくガン。

イギョン(ジ):「シン・ジヒョンの家の不渡りも防いでどれだけ感無量か…!少し時間は掛かったけど会社は救えたから心残りはないっていうか…^^」
ガン:「・・・。心残りもないくらい?」

ガンをまっすぐ見つめ、イギョン(ジ)は微笑んで力強く頷きます。
そんな彼女に、自分も小さく頷いて見せるガン。

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ジヒョン父を尋ねるガン。

ガン:「ヘミドも心配だというのはどういうことですか?」
ジヒョン父:「ジヒョンの土地を売る代わりに、ヘミドの土地の残りの前払金をJCから借りたんだが、その返済が一週間後なんだ」
ガン:「それを返済できないとどうなるんでしょう?」
ジヒョン父:「持分の20%を譲渡することにしたから、ヘミドの経営権も向こうに渡ることになる」
ガン:「・・・。」
ジヒョン父:「それをミノが手に入れるためにヒョクサンと密約を交わしているに違いない」
ガン:「不渡りも何とか凌いだのに、70億ウォンをまた用意するアテはありそうですか?」
ジヒョン父:「明日ハノイの受注さえ取れれば、まぁ何とか収拾をつけることはできる。とにかく、今日は会社に出ないとな」
ガン:「・・・。」

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社長室へ久しぶりにやって来たシン社長を、秘書のインジョンが迎えます。
一緒に入ってきたガンに気づきながら、顔を上げられないインジョン。

ガンに帰るよう伝え、社長室へ入ろうとしたシン社長は、入り際にチラリとインジョンを見ます。
思わずさっと顔をそむけるインジョン。

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ガン:「話がある」

ガンはインジョンをカフェに連れ出していました。

ガン:「ミノ先輩が何を考えてるのか知らないが、今からでもやめさせるんだ」
インジョン:「ガン、私、オッパのこと止められないわ。だから私にそんなこと頼まないで」
ガン:「先輩はジヒョンに冷酷な真似が出来るだろうが、お前はジヒョンの友だちだったろ」
インジョン:「友だちだったのにこんな真似をしたのが私なのよ。カン・ミノを諦められないし、離れられない人間なの」
ガン:「・・・。」
インジョン:「オッパがこの会社にいる限り私もいるし、最後までオッパについて行くわ。…私、そうするしかないの。もう遅すぎたのよ」
ガン:「遅すぎることはない。死んでいない限りな」
インジョン:「・・・。」
ガン:「最後にもう一度頼む。お前たちの計画は…もう明るみに出てるんだ」
インジョン:「・・・。」

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シン社長が幹部たちを集めて会議をしているところへ、ミノがやって来ます。

ミノ:「緊急対策会議に企画室長(ミノ)をお呼びにならないのはなぜですか?」
シン社長:「辞表を持って来い」
ミノ:「辞表を要求する根拠…おありなんですか?」
シン社長:「証拠なしに解雇は出来ないし、どうせ自分の会社になるんだから荷物をまとめる必要もないと?」
ミノ:「・・・。」
シン社長:「どうしてこんなことが出来る?なぜ俺を騙した?…そんなことを聞きはしない。お前を信じた自分の責任だから…その代価を払おうじゃないか」
ミノ:「・・・。」

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HEAVENにやって来たスケジューラ。
イギョン(ジ)の姿を見つけ、嬉しそうに微笑んで、庭のテーブル席に座ります。

超イケメンの来店に大喜びで駆けつける女店員ですが…

女店員:「お一人様ですか?」
スケジューラ:「(イギョン(ジ)を指差し)あの人に注文したいんですよね」
女店員:「はい?!」
スケジューラ:「めちゃくちゃ可愛いでしょ。俺のソン・イギョンさん♪」

他の客に応対し、振り返ったイギョン(ジ)は、「ハ~イ♪」と手を振るスケジューラに気づき、慌てて駆け寄ります。
ぷいっと膨れて店に戻る女店員。

スケジューラ:「見たろ?この世では俺の意志に関係なく女の興味が集まってくるんだ」
イギョン(ジ):「なんで来たのよ!」
スケジューラ:「なんで来たって?お前の顔見に来たんだろ^^」
イギョン(ジ):「私の顔?あんた、私のことソン・イギョンとして見ないでって言ったでしょ!」
スケジューラ:「じゃあどーすんだ!昼はあんただし、夜は寝顔しか見られないのに!」
イギョン(ジ):「・・・。」
スケジューラ:「あぁ~!それに夜も。昨日の晩、エラいラブシーン演じてたみたいだけど…」
イギョン(ジ):「^^;」
スケジューラ:「警告したろ。イギョンの体で勝手にラブシーンなんか!!!」
イギョン:「オンニに許してもらったもん!オンニがそうしろって言ったんだから!」
スケジューラ:「あんたがよっぽどメソメソしてたんだろ」
イギョン(ジ):「ひょっとして… 大切な願いって、オンニを連れて行くことだったの?」
スケジューラ:「どういう意味だよ?」
イギョン(ジ):「オンニは、あんたが迎えにくるんだと思ってるけど」
スケジューラ:「!」
イギョン(ジ):「あんたのやってることみてても、まだ自分の彼女みたいに管理しようとしてるでしょ」
スケジューラ:「イギョンが…そう思ってるって?」
イギョン(ジ):「ホントにそのつもりでスケジューラに志願したの?」

茫然と立ち上がったスケジューラは、「帰る」とボソッとつぶやき、店を出て行きます。

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ガンを探して事務室へやって来たイギョン(ジ)ですが、そこに彼の姿はありません。

イギョン(ジ):「どうして戻って来ないの?(彼の席に座り)病院に行くだけだって言ってたのに」

机の上の物を愛しそうに触ってみるイギョン(ジ)。
そこへ…携帯電話からスケジューラの声が。

スケジューラ(声):「ハン・ガンから電話だぞ」
イギョン(ジ):「はっ♥」
スケジューラ(声):「待ち焦がれたハン・ガンからの電話だ」

うきうきして電話を取るイギョン(ジ)。

イギョン(ジ)(電話):「どうしてまだ帰って来ないんです?…帰って来れないって?」
ガン(電話):「今日ジヒョンのお父さんが退院するから、お家まで付き添って、病室に残ります」

#ガンの話し方が穏やかで優しすぎて死ねる♥

イギョン(ジ):「それじゃ…夜通し病院にいるんですか?」

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シン社長だけでなく、会社の幹部たちにも自分のことが知れてしまったミノは…

ミノ:「金だけ持って発とうって?君は前にもそう言ってたよな。俺の答えもその時聞いたはずだ。どうしてまた同じことを?」
インジョン:「今は状況が変わったでしょう?バレてしまったんだから」
ミノ:「金のためならこんなこと絶対やりはしない」
インジョン:「ガンもジヒョンのお父さんも馬鹿じゃないわ。会社を奪ったってそれで終わりじゃないのよ」

そこへジニョンから電話が入ります。
ジヒョンの父が退院し、夫妻を家まで送ったと。
ガンがそこまでジヒョンの家族と親しくしていることに苛立つミノ。

インジョン:「ホントにどうしたの?オッパらしくもない。今、ガンのこと聞いて怒ってる場合なの?!」
ミノ:「どういう意味だ?」
インジョン:「オッパの好きなジヒョンとソン・イギョン。二人ともガンのそばにいるから腹が立つの?オッパの出来ないことをガンはやってるから?」
ミノ:「…二人の女?」
インジョン:「そうじゃない?誰を愛してるのか分からないんじゃなくて、二人とも愛してるように見えるわ」
ミノ:「!」
インジョン:「ソン・イギョンの体に入り込んだジヒョンに許してもらってもう一度婚約したいのに、断られるのが怖くて出来ないの?」
ミノ:「あぁ、そうだ」
インジョン:「!!!」
ミノ:「ジヒョンのことが気になって気が狂いそうだ。ジヒョンがソン・イギョンとして…ソン・イギョンと一緒にいる限り!…俺は何一つ出来ない」
インジョン:「・・・。」
ミノ:「ジヒョンがいる限り、君も俺のそばにはいられない。君がシン・インジョンなのか…ジヒョンが憑依したシン・インジョンなのか!…確かめられないからな」
インジョン:「・・・。」

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ガランとした家に座り込み、ジヒョンとソウ、3人で撮った写真をぼんやりと見つめるインジョン。

ゆっくり立ち上がった彼女は、壁に掛けたその写真を外します。

ミノ(声):「ジヒョンがいる限り、君も俺のそばにはいられない」

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ジヒョンは自分の病室の前でウロウロしていました。

そこへやって来たのはインジョン。

病室の前で周りの様子を窺ったインジョンは、意を決してそっと中へ忍び込みます。
扉が開いた隙に一緒に中へ入るジヒョン。

ゆっくりとジヒョンのベッドへ近づいたインジョンは、そこでじっとかつての親友の顔を見つめます。

ジヒョン:「シン・インジョン?あんた…どうしたの?何をするつもりなの?」

そこへ、少しの間病室を離れていたガンが戻って来ます。
彼が扉を開けると、そこにはインジョンの後ろ姿が。
彼女は、ジヒョンの呼吸器に手を伸ばそうとしていました。

ガン:「シン・インジョン!」
インジョン:「!!!」

インジョンの腕を掴み、思い切りジヒョンから引き離すガン。

ガン:「気でも狂ったのか!!!」
インジョン:「・・・。」

インジョンは顔を上げることも出来ず、震えながら涙を流します。

ガン:「何でこんなこと出来るんだ?ジヒョンを…ジヒョンを!」
インジョン:「・・・。」
ガン:「お前、人間なのか?何でこんな真似できるんだよ?!」
インジョン:「・・・。」
ガン:「ここまでやりたいのか?ここまでやりたいのかよ!ジヒョンが何をしたんだ?お前らに何したんだよ!!!」
インジョン:「・・・。」
ガン:「お前ら、人間じゃない」

ガン:「帰れ」
インジョン:「!」
ガン:「お前のこと殺してしまうかもしれないから…帰れよ」
インジョン:「・・・。」

病室を出て行くインジョン。
扉の横で、ジヒョンはその場に座り込んで泣きじゃくっていました。

怒りに震え、その場に立ち尽くすガン。

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ガンは夜通し、ジヒョンのベッドの横で彼女を見守り、
ジヒョンもまた、彼のいる病室で夜を過ごします。

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翌朝。
ミノのマンションを訪れたガン。

ミノ:「朝からどうした?」
ガン:「先輩がどんな人間か言ってやるよ」
ミノ:「何だって?」

ソファに座り、テーブルの上にあった飲み物を一気に口に入れるガン。

ガン:「先輩はただのしみったれだ」
ミノ:「・・・。」
ガン:「神に見放されて人間に仕返しを…悲惨な運命を与えた神に挑む…。そんなもっともらしい口実に隠れて、父親よりさらに汚い真似をした人間だ」
ミノ:「何だと?」
ガン:「先輩がどうしてしみったれだと思う?MBAまで勉強させてくれたお母さんがいたから」
ミノ:「母さんの話をするな」

立ち上がるガン。

ガン:「アメリカで先輩から聞いたお母さんはどういう人だった?一緒に稼ぐと言った先輩を叩いて学校へ行かせた方だ」
ミノ:「やめろ!!!」
ガン:「父親のようになるな!!!」
ミノ:「!!!」

ガン:「それなのにお前は…罪もないお母さんのわずかなお金を奪って、借金を重ねて博打に明け暮れた父親よりもっと汚い真似をしたんだ」(※ここから”お前”と言っています

ガンの襟首を掴み…「やめろ」とすごむミノ。
しかし、ガンはミノをまっすぐ睨んだまま、目を逸らそうとはしません。

ガン:「お前は…お前のことを愛する女に…一時は自分が愛した女に…友だちの呼吸器を外させたヤツだ」
ミノ:「!!!」

自分に掴みかかったまま愕然とするミノを突き飛ばすガン。

ミノ:「・・・。」
ガン:「父親のようになるなと願うお母さんの犠牲を踏みにじったヤツであり、父親よりも一発当てようと企んだヤツでもある。それにお前は!…一人でいくらでも成功できる能力を持ってるヤツだ。だから!!!…お前はしみったれなんだ」
ミノ:「・・・。」
ガン:「お前のお母さんに恥じるんだな」
ミノ:「・・・。」
ガン:「ジヒョンがいなくなったら俺はどうすると思う?」
ミノ:「・・・。」
ガン:「俺の体、俺の魂、俺の力でいつまででもお前につきまとうことだって出来るが」
ミノ:「そこまで元気になったのはジヒョンの力か?」
ガン:「強がるな。…もう通用しない」

出て行くガン。

#そうか。ミノが母親に会いに行けないのは、母親の気持ちを裏切っているからなんですね…。

+-+-+-+

HEAVENに戻ったガンは、男店員や支配人とすぐに打ち合わせます。

男店員:「ヘミドの前所有者パク・スンジェはJC(?)の前々理事で、ジュンセの代表ソ・イノはヒョクサンのオ社長の個人秘書の義弟のようです」
ガン:「確かなのか?」
男店員:「社長(ガン)の先輩が確かな情報だからって、急いで知らせろと」
支配人:「ジュニ(男店員)が撮ってきた写真も添えれば関係がパッと浮かぶな」
ガン:「あぁ。これなら陳情書出せば捜査してもらえるはずだ」

+-+-+-+

必要な写真を整理していたガンは、ふと床に落ちているカメラに気づきます。
電源を入れてみると…

現れたのは笑っているジヒョンの写真でした。
思わず顔をほころばせるガン。

一枚、また一枚と、彼は画像を送って行きます。

そして、次に再生されたのは、以前イギョン(ジ)が涙を集めようと、友だちを回って撮った動画でした。

ガン:「?」

そこには、しんみょうな顔でジヒョンへのメッセージを話す友人たち。

ガン:「何だこれ?」

画面の中の友人たちは皆、声を上げて泣いています。

ガン:「?」

そのうち…ジヒョンについて友人たちが話し始めます。

A:「うんざりするほどいい子でしたよ」
B:「だけど…偉そぶってるだけなんです」

そして、他の動画も…

イギョン(ジ):「友だちが自分をどれだけ愛してるか知ったら、ジヒョンも生きる意欲が湧くと思うんです」
イギョン(ジ):「だけど…涙は出ないんですね」

これまでイギョン(ジ)がしていたことを悟るガン。

ガン(心の声):「お前…こんなことして回ってたんだな…」

カメラの電源を切るガン。

ガン(心の声):「もう…やり尽くしたんだな」

+-+-+-+

外へ出て、庭のテーブル席で接客するイギョン(ジ)を見つめるガン。
気配に気づき、彼女が振り返っても、彼はその目を逸らしません。

イギョン(ジ):「?」

そこへニコニコして出てきた支配人は…

支配人:「なぁ、ガン。そんなに見つめちゃ変だぞ。(イギョン(ジ)にニッコリ微笑んでおいて、ガンに)来い」

ガンを無理やり引っ張って中へ連れて行く支配人。

+-+-+-+

事務室へ戻ったガンは、支配人を前に号泣していました。

支配人:「・・・。」
ガン:「おじさん。ジヒョンを助けたい。助けたいんだ。生きて欲しいんだ!」
支配人:「あぁ…そうだな。どうすればいいんだ…?」

そんなガンの姿を、イギョン(ジ)は階段の上からそっと見つめていました。

ガン:「可哀想に…」
支配人:「・・・。」
ガン:「可哀想でたまらないよ」

何も言えず、ガンの背中をさする支配人。

+-+-+-+

イギョン(ジ)は、スケジューラのところへ来て泣きじゃくっていました。

イギョン(ジ):「一度でいいからガンの前でジヒョンとして生きたいの!”ジヒョン”って呼ぶ声を聞きたいし、”ガン”って呼びたい」
スケジューラ:「・・・。」
イギョン(ジ):「あと3日で死んじゃうのに、このまま死ぬなんて諦めきれないわ」
スケジューラ:「…シン・ジヒョンの気持ちは分かる。目の前でも他人の振りしか出来なくて、自分だって言うことも出来なくて…。(溜息)何でこんな苦痛を与えるのか分かんねーよ」
イギョン(ジ):「私、一度だけでもジヒョンとしてガンに会うことも出来ないの?残りの3日を放棄して、3時間だけジヒョンとして過ごせない?」
スケジューラ:「無理だ!そんなに生き返る自信ないのか?」
イギョン(ジ):「生き返っても49日間のことは忘れちゃうんでしょ?それじゃ、この気持ちだって忘れちゃうわ!」
スケジューラ:「当然だろ」
イギョン(ジ):「そんなの酷いよ。他の人たちは、ガンもカン・ミノもシン・インジョンも覚えてるんでしょ?」
スケジューラ:「覚えててみろ。この世のあちこち幽霊の目撃情報だらけになるだろ!」
イギョン(ジ):「その人たちが私に言ってくれるかもしれないじゃない!」
スケジューラ:「そんなの無駄だ。あんたの耳には冗談に聞こえるはずだから」
イギョン(ジ):「それじゃ私どうなるのよ!」
スケジューラ:「49日間は生を取り戻すためのチャンスに過ぎない。延命じゃないんだ」
イギョン(ジ):「・・・。」
スケジューラ:「チッチッ 49日の旅行者には恋愛するヤツらもいるって聞いたけど…」
イギョン(ジ):「49日…残酷すぎるわ」

+-+-+-+

ジヒョンの病室でジヒョンの両親は報告を受けていました。
ハノイの受注は、手を引くはずだったヒョクサンに決まったと。

この件について根回しを担当していたのはミノだったのです。

愕然とするジヒョンの両親。

+-+-+-+

ガンはソウの店へ来てうなだれていました。

ソウ:「ガン、どうしたの?何かあったの?」
ガン:「この間はごめん。気分悪かったろ」
ソウ:「気分悪くする権利なんかないわ…」
ガン:「俺はただ…愛されていたんだってジヒョンに知らせてやりたかっただけなんだ」
ソウ:「どういうこと?」
ガン:「言葉通りだ。ジヒョンはお前たちを愛してるのに、インジョンはジヒョンの死を願って、お前は…」
ソウ:「あんたまるで…ジヒョンが生きてるように話すのね」
ガン:「それなら、ジヒョンが死んだものと思って、もう平気になったのか?」
ソウ:「そ、そんなんじゃなくて…病院でもう希望はないって」
ガン:「(溜息)そうだな…。医学的にはジヒョンはもう死んでる。けど、ジヒョンが死んだからって縁が切れたわけじゃないんだ」

+-+-+-+

ソウの店を出て、力なく歩くガン。
そこへ電話が鳴ります。

ガン(電話):「はい、お母さん」
ジヒョン母(電話):「大変なの!受注はヒョクサンに決まったって…」
ガン:「え?…分かりました。今から病院に向かいます」

電話を切ると、そこへしょんぼりと歩いて来るイギョン(ジ)の姿が…。
ガンに気づき、イギョン(ジ)は思わず笑顔を浮かべます。

ガン:「何をそうウロウロしてるんです?一人で」
イギョン(ジ):「楽しく過ごすって言ったでしょう?」
ガン:「(笑)」
イギョン(ジ):「私は暇なのに、一人で忙しそうにしちゃって…」
ガン:「・・・。」

イギョン(ジ)を見つめた彼は、手を彼女の頬に伸ばし…

イギョン(ジ):「・・・。」

そこで止まった彼の手は、彼女に触れることなく遠ざかります。

ガン:「…陳情書の準備がやっかいで」
イギョン(ジ):「・・・。」
ガン:「無駄に遊び回ってるはずないだろ!行こう」
イギョン(ジ):「・・・。」

並んで歩き出した二人。
触れそうで、決して触れない二人の手…。

+-+-+-+

ガンの事務室。

支配人:「おい!あと何日もないのにアメリカへ行くだって?!電話で頼んでみろよ!」
ガン:「父さんは事業家なんだ。また連絡してくれた息子に感謝してるからって、すぐに投資してはくれない。直接訪ねて行って説得したって、うまく行くかどうか分からないんだ」
支配人:「もう5日しかないんだぞ!」
ガン:「明日発って二日で帰ってくれば二日残る。お父さんの会社を救えて思い残すことはないって…そう言ってたんだ。最後までミノ先輩にやられるのを放ってはおけない」
支配人:「向こうで肩透かしを食らったらどうするんだ?」
ガン:「ヘミドはカン・ミノが考えたプロジェクトなんだ。勝算は十分ある」

+-+-+-+

すぐにジヒョンの両親の元へやって来たガン。

ジヒョン父:「いくら何でも…投資を受けるためにアメリカまで行くのか?」
ガン:「今はこの方法しかないんです。…ここで倒れてしまってはいけません」
ジヒョン母:「ガンはここまでしてくれるのに…インジョンは顔も見せないのね」
ガン:「・・・。」
ジヒョン父:「君(妻)、ソウに会ってインジョンのことを尋ねてみろ」
ガン:「・・・。」

+-+-+-+

インジョンのマンションにミノが来ていました。

向き合って座る二人。

彼は印鑑と通帳を差し出します。
事が終わるまで外国に行けというのです。

用件だけ短く伝え、立ち上がったミノ。

インジョンは「一人では行けないわ!」と拒みます。

ミノ:「お前は金を持って逃げたがってたろ。俺のそばにいたらお前までおかしくなる」

玄関へ向かうミノをインジョンが追いかけます。

インジョン:「オッパ、ダメよ!私こんなお金必要ないわ。お金が欲しいなんて言ったことある?!」
ミノ:「・・・。」

何も答えず、ミノが家を出ようと玄関の扉を開けたその時…
扉の向こうに立っていたのは、ジヒョンの母でした。

ジヒョン母:「!!!」
ミノ&インジョン:「!!!」
ジヒョン母:「…人間のクズね」
ミノ:「・・・。」
ジヒョン母:「あなたはもう結構よ。ごみ屑の匂いにも気付かなかった私の責任だわ」

うつむくインジョンを冷たい目で一瞥し、家に入るジヒョンの母。
インジョンは印鑑と通帳をミノのポケットに返し…

インジョン:「…オッパ、帰って」
ジヒョン母:「!!!」

※オッパと言う呼び方は、かなり親しい男性に対するもの。表向き、ミノはインジョンにとって同僚のカン室長であり、友だちの婚約者。決してオッパと呼ぶような関係ではありません。

背を向けたまま、家を出て行くミノ。

「座ってください」と声を掛けたインジョンに、ジヒョン母は平手打ちを食らわせます。

ジヒョン母:「何てこと…私の前で!どうしてそんなことが出来るのか、聞くのも忍びないわ」
インジョン:「・・・。」
ジヒョン母:「自分の恋人を…友だちにあてがうなんて。そうよ、あなたが小賢しいのは前から分かっていたわ」
インジョン:「えぇ!私も分かっていました。お母さんは私のことが気に入らないって」
ジヒョン母:「!」
インジョン:「分かっていながら居候するために私…結構気を遣いましたから」
ジヒョン母:「何ですって?!」
インジョン:「私が気づいていないとお思いでしたか?親戚や友人たちが来るたびに、わざわざ私を呼んで挨拶させたでしょう?ご自分がこの世で一番親切な女性なんだって満足するために」
ジヒョン母:「あなたを家族だと思っていたからよ」
インジョン:「家族?私が拉致されそうになった日、お母さんは何ておっしゃいました?”まぁ、ジヒョンどうしましょう!ジヒョンだと思って拉致したんじゃないの?ジヒョンは早く帰って来て良かったわ”…大丈夫なのかって、私には一言もおっしゃらなかった」
ジヒョン母:「それは…あのときは!わが子が心配で慌てるのは親の本能なのよ。あなた、だからって私たちにこんなことを?!」
インジョン:「えぇ!だからやったんです!」
ジヒョン母:「!!!」
インジョン:「お母さんに腹が立って、ジヒョンにはプライドを傷つけられて!一度…どん底まで落ちるといいわ」
ジヒョン母:「!!!」
インジョン:「どうして私を受け入れたりなさったんですか?!嫌なら最初から嫌だって言えば良かったのよ!どうして親切な振りなさったんですか!!!」

言葉を失い、大きな溜息をついて出て行くジヒョンの母。
ドアの閉まる小さな音が響きます。

インジョン:「…受け入れなきゃ良かったのよ」

+-+-+-+

ガンの部屋で話すジヒョンとイギョン。

ジヒョン:「ガンには与えられるばかりで…何かしてあげたいんです。オンニは彼にどんなことしてあげたんですか?」
イギョン:「私は…のり巻を作ってピクニックに行ったんです。イスは私の作るのり巻が好きだったから」
ジヒョン:「・・・。」
イギョン:「ごろごろ寝転がって本を読んで…音楽を聴いて」
ジヒョン:「すごく素敵だわ。私はそんなデート一度もしたことないな…」
イギョン:「・・・。」
ジヒョン:「…けど、こっそりお弁当作るにはどうしたらいいかしら」

+-+-+-+

そのころ、ガンは二人のいる部屋の前にいました。
中に声を掛けることもなく、彼は扉にそっと手を重ねます。

ガン(心の声):「行って来る。ジヒョン…無事でいろよ」

+-+-+-+

携帯電話(声):「残り2日4時間29分です」

出掛ける準備をしているガンのところへ支配人がやって来ます。

支配人:「おい、もう出るのか?」
ガン:「検察庁に寄って陳情書を出してから空港に向かおうと思って」
支配人:「ジヒョンさんに挨拶してから行けよ」
ガン:「アメリカへ行くって言ったら理由を聞かれるだろうし、それで事態を知ってしまったらジヒョンに残された時間は悪夢だろ」
支配人:「・・・。ジヒョンさんに聞かれたら何て言えばいいんだ?」
ガン:「適当に言ってくれよ。遅くならないように帰って来るって、必ず伝えて」
支配人:「・・・。」

そうは言われたものの、不安でたまらない支配人。

+-+-+-+

「社長に聞かれたら、用事で出掛けたって言ってくださいね」…支配人に告げ、笑顔で出掛けていくイギョン(ジ)。

彼女は元々住んでいたアパートでせっせとのり巻きを作っていました。

そこへ入ってきたのはミノ。
彼はイギョン(ジ)の姿を見て、思わず顔をほころばせます。

振り返り、ミノに気づいて驚くイギョン(ジ)。
恐怖に縮む彼女に、笑顔の消えたミノが近づきます。

ミノ:「俺に捕まるのが怖くてガンのところへ逃げたくせに、虎の穴に自ら戻って来たのか?」
イギョン(ジ):「カン・ミノさんの長所はそこよ。自分がご立派な人物だと思ってるところ」
ミノ:「・・・。」
イギョン(ジ):「短所もそこだわ。自分がご立派だと思ってるから、他人のことは眼中にないのよ」
ミノ:「ジヒョンなのに、なぜ俺の前ではジヒョンじゃないんだ?」
イギョン(ジ):「その答え、もうあなた自身が分かってるはずだけど?」
ミノ:「・・・。」

そこへ何かを持って来た家主。
「お嬢さん、もう来てたのね」と微笑んだ家主は、「あの…」と言いよどんだミノに構わず、「契約書を持って来たわ」と封筒を差し出します。

イギョン(ジ):「何の契約書ですか?」
ミノ:「・・・。」

困ったように部屋を出て行くミノ。

家主:「あの人どうしちゃったの?わざわざお嬢さんの名前でここの契約書を作れって言っておいて」
イギョン(ジ):「え?」

+-+-+-+

スケジューラ様は新しく入ったニューフェース相手に研修中♪
人間のことに関与しないこと、身なりをととのえて品格を保つこと。
厳しい掟を伝授します。

そして、「人間の死亡予定」は10日に一度ダウンロードするように、と指示し、新しい予定表を見つめます。

スケジューラ:「あぁ~。最後までスケジュールで一杯だ。(画面をスクロールし)最後に俺とエレベーターに乗る人間は誰だ? ・・・。」

+-+-+-+

お弁当箱を提げ、ガンの事務室へやって来たイギョン(ジ)は…

イギョン(ジ):「おじさん、ハン・ガン社長は出掛けたんですか?電話も電源が切れてて」
支配人:「あ…。アメリカへ行ったんです」
イギョン(ジ):「それ、どういう…?」
支配人:「アメリカのお父さんに急に呼ばれてね。…心配しないで。あさってには帰って来るよ」
イギョン(ジ):「…あさって?…ダメよ!!!」

慌ててイギョン(ジ)は走り出します。

+-+-+-+

イギョン(ジ):「ガン!!!ガン!!!」

無我夢中で彼の名を呼び、HEAVENからの道を走るイギョン(ジ)。
どこにも彼の姿はありません。

イギョン(ジ):「そのときには…私もういないのよ!!!そのときは…もういないのに!!!」

時すでに遅し。
彼女はその場に座り込み泣き崩れることしか出来ません。

そのころ、ガンを乗せた飛行機は青空へと飛び立っていました。

+-+-+-+

イギョンの体から離れたジヒョンは、ガンの部屋のベッドの上で泣き続けます。
そばで彼女を見つめるイギョン。

ジヒョン:「(泣)挨拶もなしに行くなって言ったくせに…!お母さんみたいに行くなって!!!」
イギョン:「2日後に帰って来たら会えるでしょう?」
ジヒョン:「会えないんです。きっとガンが帰ったときには、私もういないわ」
イギョン:「・・・。2日経ったら…ジヒョンさんも行ってしまうのね…」
ジヒョン:「・・・。」
イギョン:「今日はもう…私が必要になることはないですか?」
ジヒョン:「(頷く)」
イギョン:「ちょっと出掛けてきますね」

+-+-+-+

イギョンがやって来たのはキョンビンのところでした。

キョンビン:「本当に…その魂のために暮らしているんですか?」
イギョン:「(頷く)先生に理解できないことなのは分かってます」
キョンビン:「どうして…そこまで出来るんです?」
イギョン:「前におっしゃったでしょう?経験してみなければ分からない苦しみがあるって。今もそうなんです。どうして私がそうしてあげるのか…先生にはお分かりにならないと思います」
キョンビン:「僕を信頼できなかったんですね。僕がここを去るように薦めたから」
イギョン:「先生の立場なら当然です」
キョンビン:「僕はイギョンさんの友だちになったと思っていたんだけど…違ったみたいだ」
イギョン:「・・・。」
キョンビン:「相変わらず自分の立場で考えてたんです。イギョンさんにどうしてもそうしてほしい…そう願っていたから」
イギョン:「分かってます。だから、ご挨拶に伺ったんです。これまで…ありがとうございました」
キョンビン:「どこかへ行くんですか?」
イギョン:「どこかへ…行こうと思って」

+-+-+-+

ガンの部屋に一人でいるジヒョンの元へ、スケジューラが来ていました。
黒いスケジューラの正装で。

スケジューラ:「おい、シン・ジヒョン旅行者」
ジヒョン:「慰めはいらないわ」
スケジューラ:「慰めに来たんじゃない。49日旅行の最後の業務のために来たんだ。よく聞け」
ジヒョン:「・・・。」

古めかしい時計の鐘の音が響きます。
時間を確認するスケジューラ。

スケジューラ:「シン・ジヒョン旅行者、現在の時刻午前零時を基準に、残る時間は16時間55分であることをお知らせします」
ジヒョン:「・・・。」
スケジューラ:「あなたは明日午後4時55分、事故に遭った時刻に49日の旅行を終了することになります」
ジヒョン:「・・・。」
スケジューラ:「重大機密にあたる物は全て、手紙等も残すことは出来ません」
ジヒョン:「!…手紙も残せないの?」
スケジューラ:「シン・ジヒョン嬢の名義である手紙は残しても消滅するのみ」
ジヒョン:「!」
スケジューラ:「それではシン・ジヒョン旅行者担当のスケジューラは、旅行終了時間5分前に参ります。以上」
ジヒョン:「・・・。」

淡々と伝達事項を言い終わったスケジューラ。
彼はジヒョンに近づき、元気づけるように彼女の背中をそっと叩きます。

スケジューラ:「幸運を祈ってる」

言い終わった瞬間、彼は消えてしまい、再びジヒョンは暗い部屋に一人取り残されます。

+-+-+-+

インジョンのアパート。

彼女は荷物のなくなった部屋の片隅で、うずくまって眠っていました。

そこへ、入って来て電気をつける人物が…。

インジョン:「?」

ソウでした。
起き上がって座るインジョン。

ソウ:「…いいざまね」
インジョン:「言いたいことがあるなら早く言って」
ソウ:「ジヒョンのお母さんにあんたたちの関係を聞かれたからお話ししたわ」
インジョン:「…殺すまではできないって」
ソウ:「昨日からずっとグッタリしてるってことは、ミノさんとも終わったの?」
インジョン:「・・・。」
ソウ:「…男も失って友だちも失って。気の毒だね、シン・インジョン」
インジョン:「彼と私は…終わってないわ」
ソウ:「・・・。」

悲しそうにインジョンを見いたソウは、床に3人の写真が下ろしてあるのに気づきます。
拾い上げ、写真を見つめるソウ。

ソウ:「ガンはジヒョンのこと、まだ生きてる人みたいに言うの。ガンがジヒョンのこと好きだって聞いたとき、どうして寂しいと思ったのか考えてみたんだけど…私、医者の話しか信じないでジヒョンがもう死んじゃったって思ってたみたい」
インジョン:「・・・。」
ソウ:「死んだって縁が切れるわけじゃないのに」
インジョン:「・・・。」

写真を大事に持ったまま、ソウはインジョンの隣に座ります。

ソウ:「あたしたち3人…どうしてこうなっちゃったのかな?」

+-+-+-+

翌日。

買い物に出掛け、いろいろな物を買って、帰り道を歩くイギョン(ジ)。

道端に転がっている白い石を拾ってみた彼女は、じっとそれを見つめます。

イギョン(ジ):「あんた…綺麗だね」

美しい自然…その風景をしっかり心に刻みつけようとしているかのように、彼女はゆっくりと辺りを眺めます。

+-+-+-+

ガンの部屋に帰って来た彼女は、イギョンの私物箱に手紙を忍ばせます。

そして、HEAVENの店舗へ降りてきて、楽しそうに働く従業員たちや大好きな店内を見つめ…
誰にも聞こえないように、そっとつぶやきます。

イギョン(ジ):「皆さん…これまでありがとうございました」

+-+-+-+

次にイギョン(ジ)がやって来たのはソウのパン屋でした。
「ソウさん!」これまで通り、笑顔で話しかけるイギョン(ジ)。

イギョン(ジ):「ケーキ一つ、選んでください。一番きれいで美味しいのをね」
ソウ:「今日何かあるんですか?」
イギョン(ジ):「ジヒョンのご両親の結婚記念日なんです」
ソウ:「あ…ジヒョンの友だちだって言ってたけど、私よりマシだわ(苦笑)」
イギョン(ジ):「^^」

ショーケースの中からケーキを選び、店員に指示するソウ。

イギョン(ジ):「おいくらですか?」
ソウ:「私が出しますから」
イギョン(ジ):「いいんですよ!」
ソウ:「私だってジヒョンの友だちなんです」
イギョン(ジ):「・・・。」
ソウ:「ホントは私のほうが仲が良かったのに…。私たち、文句なしのベストフレンドなんですから」
イギョン(ジ):「分かってますよ。ジヒョンがご両親の次に好きな友だちだって言ってました」
ソウ:「…そうだったんですか」
イギョン(ジ):「大きな木陰みたいな友だちだって。ソウさんはそんなふうに思ってなかったかもしれなけど、ジヒョンはソウさんのことすごく好きだったんです」
ソウ:「そんな話聞いたら…ジヒョンに会いたくなっちゃった」

+-+-+-+

イギョン(ジ)は病室に揃っている両親の前でケーキにろうそくの火を灯します。
母が嬉しそうに吹き消すと、拍手で祝うイギョン(ジ)。

ジヒョン母:「毎年結婚記念日にはジヒョンが歌を歌ってくれたんだけど…」
イギョン(ジ):「えぇ。それで私、代わりにCDを用意してきたんです」

イギョン(ジ)はプレイヤーにCDを入れ、再生ボタンを押します。
流れて来た音楽に、両親の表情もほころび…。

※以前、イギョン(ジ)がHEAVENで、ジヒョンが高校の音楽室でピアノを弾いた、あの曲。

そんな両親を見つめるイギョン(ジ)。

ジヒョン(声):「オンニ、今、押し出してくれますか?」

目を閉じ、念を込めるとイギョンの体からジヒョンが抜け出します。
ゆっくりと両親に近づくジヒョン。

目を覚ましたイギョンは、何気なくベッドの方へ。
そこには、49日間、意識を取り戻すことなく眠っている、痛々しいジヒョンの体が横たわっていました。

イギョン:「!」

どこにも傷のないジヒョンの魂しか知らなかったイギョンの前にいるのは、紛れもなく現実のジヒョン。

ジヒョンを思いながら、じっと歌に耳を傾ける両親。
両親を見つめていたジヒョンは、そっと…曲に合わせて歌い始めます。
愛する両親への最後の歌を…。

ジヒョンの目から涙がこぼれ…
彼女の体から視線を上げて魂を見つめるイギョンの目からも…大粒の涙がとめどなく流れます。

+-+-+-+

ガンの部屋へ帰ってきた二人。

イギョン:「あんなご両親もいるのに…子どもを捨てる親もいて…」
ジヒョン:「捨てたんじゃなくて…はぐれてしまっただけなのかもしれないでしょう?」
イギョン:「(首を横に振り)弟が生まれてから、私のことが煩わしくて怒ってばかりいたこと…まだ覚えてるんです」
ジヒョン:「そんな…」
イギョン:「だから両親の代わりに…イスに会わせてくれたみたい」

~~小学校時代のイスとイギョン~~

学校の帰り道、ベンチで一人ぼっちだったイギョンのところへ、イスがやって来ます。

イス:「待ってろって言ったのに、何で一人で帰るんだよ?」
イギョン:「みんながからかうでしょ。ソン・イギョンとソン・イスは兄妹で付き合ってるって」
イス:「そうだって言えばいいだろ」
イギョン:「え?」
イス:「違うって言ったってからかうのにさ。俺たち兄妹じゃないだろ?付き合っちゃいけないわけじゃないんだ」
イギョン:「ソン・イス!」
イス:「付き合おうって言ってんじゃなくて…どうせからかわれるんだから悔しいだろ」
イギョン:「あんたが私にこんな名前付けたからでしょ?」
イス:「分かったって。俺が大人になってお金稼いだら、お前の本当の名前探してやるから」

立ち上がって歩き出したイスを、イギョンが引き止めます。

彼女は手に持った手作りの勲章を彼の胸にぺたっと貼り付けます。

イス:「何だよ?」
イギョン:「あんた、私のお母さんなんでしょ?」
イス:「?」

もう一つ、勲章を反対側の胸にも貼り付けてやるイギョン。

イギョン:「お父さんで、お兄ちゃんで、友だちで」
イス:「そうさ!俺はソン・イスなんだから、何でも全部やってやるよ!」

シュンとしていたイギョンの顔に、笑みが戻ります。
一緒に明るく笑うイス。

~~~~~~

現在。

ジヒョン:「そんな人を失って…こうやって生きてたのね」

真剣な顔でジヒョンを見つめたイギョン。

イギョン:「ジヒョンさん、本当にごめんなさい」
ジヒョン:「・・・。」
イギョン:「(頭を下げ)ごめんなさい」
ジヒョン:「オンニ、どうしたの?」
イギョン:「あんなご両親を残して私のせいで逝くなんて…ごめんなさい」
ジヒョン:「オンニ…」
イギョン:「死ねないって分かってても死にたくて…イスが死んでから5年、手首を切ってみたり、薬を飲んでみたり、首をくくろうとしたり…」
ジヒョン:「オンニだけのせいじゃないわ」
イギョン:「だけど…死ねなかった」
ジヒョン:「・・・。」
イギョン:「手首を切れば家主さんが来て、薬を飲んだら吐いてしまって…首をくくろうとしたら紐が外れてしまったわ。それであの日、イスが死んだ日だったから…。本当にごめんなさい」
ジヒョン:「そう思うなら…しっかり生きてください」
イギョン:「・・・。」
ジヒョン:「辛いときはこうやって…名残り惜しがっていた私を思い出して」
イギョン:「・・・。」
ジヒョン:「元気に生きてください」
イギョン:「・・・。」

+-+-+-+

そして…

イギョンはハッとしてベッドの上で目を覚まします。
慌てて部屋を見渡しますが、そこには誰もいません。

イギョン:「!!!」

立ち上がり、部屋中ジヒョンの姿を探し回るイギョン。

ふとテーブルを見ると、

そこには食事の用意とプレゼントの包みが置いてありました。

+-+-+-+

HEAVENの前。

階段を降りて来たジヒョンを、待っていたスケジューラが出迎えます。
振り返り、HEAVENを見上げるジヒョン。

スケジューラ:「さて!」
ジヒョン:「?」
スケジューラ:「最終日にスケジューラの特別サービスだ。7時間55分残ってるけど、何したい?どこでも行きたいところへ連れてってやるよ」

#アメリカへ連れて行け!!!

ジヒョン:「やりたいことはないわ。今エレベーターを呼んでくれる?」
スケジューラ:「え?」
ジヒョン:「最後の最後まで心をすり減らしながら時間を費やしたくないの」
スケジューラ:「・・・。」
ジヒョン:「もう逝くわ」
スケジューラ:「…分かった」
ジヒョン:「スケジューラ!…今までありがとう」
スケジューラ:「…バイバイはエレベーターの前でしようぜ」

彼をまっすぐ見つめ、頷くイギョン。

+-+-+-+

ジヒョン母とソウがいる病室に、チョ博士が来ていました。

ジヒョン母:「どういうことですか?つまり、ジヒョンを…諦めろとおっしゃるんですか?」
チョ博士:「会社の事情がよく分かるから申し上げるんです」
ジヒョン母:「!!!」
チョ博士:「ジヒョンは医学的に希望はありません、奥さん」
ジヒョン母:「!!!」

+-+-+-+

イギョンはプレゼントの箱を開けてみます。

ジヒョン(メモ):「驚かないでくださいね、オンニ。お世話になったお礼に掃除してるんです。それから、どうか怖がらないで。もう二度と… 現れませんから」

※10話で一度諦めたときに書いたものと同じようです。

ジヒョン(メモ):「私が誰だったかっていうと、オンニの知らないうちに勝手に情が移っちゃった可哀想な魂なんです」

箱に詰められたプレゼントを手に取り…イギョンの目から涙がこぼれます。

ジヒョン(メモ):「お願いです。カップ麺ばかり食べないで、ちゃんとご飯を食べてくださいね」



+-+-+-+

いつかの庭園へやって来たジヒョンとスケジューラ。

スケジューラ:「さぁ」

スケジューラは右手を差し出します。

スケジューラ:「別れの挨拶だ」

彼女はその手を取らず…

ジヒョン:「早くエレベーターを呼んでちょうだい。未練が湧く前に」

どこまでも感情を押し殺すジヒョンに、彼はうなずいて手を引っ込めるしかありません。
やりきれない表情で、その手を彼女の前にゆっくりと振りかざします。
黙って眼を閉じるジヒョン。

彼の手がジヒョンのペンダントの前に来たとき…

突然涙のペンダントが白い光を放ちます。

スケジューラ:「え?」

そこには、もう一つ、2滴目の涙の粒が宿っていました。

ジヒョン:「?」

目を開き、ペンダントを手にとってみるジヒョン。

ジヒョン:「あ…!」

二人は驚いて顔を見合わせます。
そして…

スケジューラ:「あれ?!」

再び白く輝くペンダント。

+-+-+-+

ジヒョンの病室では、娘にしがみついてジヒョンの母が泣き崩れていました。
彼女の後ろで、ソウも黙ったままボロボロと涙を流します。

ベッド脇で突然早くなるジヒョンの心拍数。

+-+-+-+

ジヒョンの涙のペンダントには、確かに3滴、美しい涙が並んでいました。

ジヒョン:「!!!」

+-+-+-+

病室。

ベッドの上で49日間眠っていたジヒョン。

彼女の目が開きます。
ゆっくりと…そして、はっきりと。

+-+-+-+

ここでエンディングです。

怒涛の展開でした。

とにかく、次回の冒頭から状況がガラっと変わるはず。
振り返るついでに、思いつくままメモっておきましょう。

・ジヒョンの49日間の記憶は消える
・周りの人たちは49日間のことを覚えている
・ジヒョンが事故の前に目撃したことは、事故の後遺症でもない限りきっと覚えている
・イギョン(ジ)にはもちろんもう会えない(グスン
・イスとイギョンが5年ぶりに会えるまで、あとわずか
・ミノはもうジヒョンを愛してしまっている

今後とっても気になるポイントは…

・ジヒョンはガンを愛した記憶を取り戻せるのか
・ガンはシンカ産業を救えるのか
・イスがイギョンに伝えたかったこと。そして、本当の別れ
・未消化アイテム。ガンの母のブレスレット(そもそも復活したジヒョンの元に戻るのか?!)、イギョンの私物箱
・ソン・イギョンの本当の名前…?

まだまだ皆さんのチェックポイント募集します^^
イスとイギョンのクライマックス、どれだけ泣いちゃうんだろうな…(ボソッ

+-+-+

前回と今回を見ていて、このドラマがものすごく好きな理由がよく分かった気がします。

名前を呼びたいのに呼べない、言いたいのに言えない、触れたいのに触れられない…。
愛する人を前に、心から愛するがゆえに何も出来ない苦しさ。
でも、お互いの気持ちを分かっているから、切ないけどすごく温かい。

そして、キーワードの一つでもある「記憶」。
覚えていること。忘れてしまうこと。思い出すこと。
どれも、時に残酷であり、時に幸せであり…。

ジヒョンとガン、イギョンとイス、二組の彼らのそんな部分が私を夢中にさせてくれたんだと思います。

+-+-+

あと2滴の涙が誰になるのか、あれだけ気になっていたのに、
いざ18話のエンディングを迎えると、今後気になることが大きすぎて、そんなことはどうでも良くなってしまいました^^;

私は、ソウとイギョンの涙なんだと思っていますが…

インジョンが最後まで、純粋な涙を流さなかったとしたら、それがとても心残り。
残り2話。最後の最後に、インジョンが4滴目の涙を流してくれたらどんなに素敵だろうと…そう願います。

いつも読んでくださってありがとうございます。
翻訳に時間が掛かってしまうため、全てのコメントにお返事出来なくてごめんなさい。
いただいたコメントは全て、ありがたく読ませていただいています。
最後までどうぞお付き合いくださいね。

 - 49日(私の期限は49日)