韓国ドラマから美しい言葉を学ぼう

韓国ドラマのあらすじや詳細日本語訳を紹介!プロデューサー/SPY/夜警日誌/トライアングル/主君の太陽など

49日 17話あらすじ

   

韓国ドラマ「49日」17話です。

えーっと。
真剣な私の予想はことごとくはぐらかされ、「1週間悩んだのは何なんだ」と叫ぶのが恒例になっているわけですが(笑)、
今回もいい意味で裏切り続けていただきましょう。

イギョンはジヒョンを追い出し、ミノの提案通りソウルを発つことに。
街を彷徨い、倒れてしまうジヒョン。
ガンは姿の見えないジヒョンを探し回ります。

では、続きをどうぞ。


☆チョ・ヒョンジェ、ペ・スビン、チョン・イルのインタビューあり♪

+-+-+-+

※今回から、本物のイギョンなのか、ジヒョンが憑依しているイギョンなのか、区別するのが難しくなっています。視聴者に対しても、劇中人物に対しても。翻訳の中では一応区別して書きますが、出来ればどちらのイギョンなのか映像の中で皆さん自身が感じ取ってください。

道端で倒れてしまったジヒョンの元へやって来たのはスケジューラでした。
彼女を助け起こした彼は…

スケジューラ:「ソン・イギョンがどこに向かったか知ってるか?」
ジヒョン:「(タクシーの運転手にイギョンが告げたのを思い出し)ソウル駅」
スケジューラ:「・・・。」

+-+-+-+

ガンは急いで車を走らせていました。

イギョンが乗ったタクシー会社に電話し、そのタクシーがどこへ向かったか調べさせたのです。

ガン(電話):「(タクシー会社に)嫁が余命宣告を受けて死のうとしてるんです!携帯電話も置いていったんですよ。僕が追いかけてるのを知ってタクシーから飛び降りたら、あなた方責任取るんですか?!人の生死が掛かってるんです!お願いだから助けてください」

+-+-+-+

ソウル駅の前に、スケジューラのバイクが到着します。

スケジューラ:「行って来いよ。先輩に許しをもらって、俺がしてやれるのはここまでだ」
ジヒョン:「ありがとう」
スケジューラ:「なぁ。イギョンのこと… 絶対連れ戻してくれ」

ジヒョンはうなずき、ソウル駅へと向かいます。

+-+-+-+

ガンもソウル駅に到着します。
階段を駆け上がり、ホームに降りて、止まっている列車の窓を一つずつ覗いて走るガン。

そして…

彼はとうとうイギョンの姿を見つけます。

ちょうどその時、ジヒョンもまた、ガンの姿を見つけ、彼を追って列車の中へ。

列車は静かに発車します。

+-+-+-+

ガン:「ソン・イギョンさん」
イギョン:「!」

イギョンが顔を上げると、そこにはガンが立っていました。

ガン:「驚かせてすみません。すごく切羽詰まっていて…。お聞きしたいことがあって来たんです」
イギョン:「・・・。」

彼女の向かいの席に腰を下ろすガン。

ガン:「僕はハン・ガンといいます」
イギョン:「どうして…」
ガン:「家の前でタクシーに乗るところを見たんです。絶対に会わなきゃいけない人がいるんですが、イギョンさんがいないと…どう説明すればいいのか分からないけど、イギョンさんがいないとその人に会えないんです」
イギョン:「知ってます」
ガン:「え?」
イギョン:「何のお話か、誰に会いたいのか分かってます」
ガン:「分かってる?どうして…」
イギョン:「その方はここにはいません。私と一緒には来ませんでしたから」
ガン:「それならどこに?」
イギョン:「分かりません。私、その方が原因でここを去るんです」

そこへやって来て、イギョンたちを見つけるジヒョン。

ガン:「いけません!ジヒョンはソン・イギョンさんがいないと生き返れないんです!僕が彼女に会うことも、僕に会いに来ることも出来ないんですよ。おわかりでしょう?」
ジヒョン:「!」
イギョン:「全くおかしな方だわ。どうして私が霊に体を貸さなきゃいけないんです?」
ガン:「・・・。」

静かにガンの隣に座るジヒョン。

ジヒョン:「オンニ、ごめんなさい!」
イギョン:「!」
ジヒョン:「怒ったりしてごめんなさい!どうしても… どうしても生きたくて…。」

よく目を凝らしてみると、ジヒョンが涙を流している姿が目に入ります。

イギョン:「!」
ガン:「?」
ジヒョン:「10日だけ… あと10日だけ助けてください。オンニが助けてくれなかったら何も出来ないんです」
イギョン:「・・・。」
ジヒョン:「死んでいくしかないんです…!」
イギョン:「!」

ボロボロと涙を流しながら懇願するジヒョン。

ガン:「どうしたんです?ひょっとして… ジヒョンが来てるんですか?」
イギョン:「・・・。」
ガン:「ジヒョンが… いるんですか?」
ジヒョン:「死んでしまうかもしれないけど、10日だけ…!10日だけ…!もしかしたら生きられるかもしれないから…!」
イギョン:「・・・。」

ジヒョンの涙の訴えに黙って耳を傾けたイギョンは、じっとガンを見つめます。

ジヒョン:「10日が嫌なら1日だけ…!」
イギョン:「・・・。」
ジヒョン:「お母さんとお父さんにもう一度だけ会って… この人(ガン)に伝えたいことを一言だけ…!言ってから逝かせてください…!」

イギョンの目からも涙が流れ落ち…。

+-+-+-+

ミノはイギョンの去ったアパートへ来ていました。
そこには家主の姿が。

家主:「男前が探しまわってたよ。何であんなふうに暮らしてたんだかね」
ミノ:「男?」
家主:「お嬢さんが出ていった後、男の人が探しに来て大変だったんですから」
ミノ:「二人が会わなかったのは確かですか?」

+-+-+-+

ガンはイギョンを自分の車に乗せ、ソウル駅を出ていました。

イギョンは釜山行きを取りやめ、列車を降りたのです。

ガンの車には、後部座席にイギョン。その隣にジヒョンが座っています。

ガン:「彼女の姿が見えて、話し声も聞こえるんですか?」
イギョン:「ずっとそういうわけじゃなかったんですけど、今日は」
ガン:「すごく驚かれたでしょうね」
イギョン:「いいえ。これまでも彼女の記憶や感じたことは私の中に残っていました。置かれている状況や経験したこと… いくらかは分かります」
ガン:「ジヒョンの記憶を共有しているってことですか?」
イギョン:「全部じゃないんですけど…」
ガン:「だけど、釜山に行かなかったことを知ったら、ミノ先輩がまたやって来るかもしれない。家に戻っても大丈夫ですか?家を追い出したのもミノ先輩でしょう?」
イギョン:「詳しいことは後で彼女から聞いてください」
ガン:「ジヒョンは今どうしてます?大丈夫そうですか?」
ジヒョン:「… 大丈夫だって言ってください」
イギョン:「大丈夫だって言ってます」
ガン:「・・・。」

ミラー越しに、自分の後ろの空席を見つめ、溜息をつくガン。

そこへ、助手席に現れるスケジューラ。

スケジューラ:「(ジヒョンに)めでたく無事帰還だな」
ジヒョン:「オンニと私の関係、ガンに全部分かっちゃったの。これからどうしたらいい?」
スケジューラ:「これまで通りにすりゃいいだろ。(ガンの横顔をチラリ)この人、うまくやってくれると思うけど?」
ジヒョン:「オンニ、私のことが見えるし、声も全部聞こえるの」
スケジューラ:「稀にあることだ。うまく疎通が出来る魂もあるってさ。(イギョンを見つめ)こいつの心が澄んでるからだ」
ジヒョン:「・・・。」
スケジューラ:「もう昼間うろつくなよ。日差しに耐えられるほどの体力もないからな。(イギョンを見つめながら)あとの話はまた今度にしよう。ここには平気でいられないから」

スケジューラは消えてしまいます。

+-+-+-+

アパートに戻ってきたイギョンは、ジヒョンと向き合って座っていました。
お互い、しっかりと目を合わせて…。

イギョン:「ジヒョンさん…っていうんですよね?」
ジヒョン:「”さん”はつけないで呼んでください」
イギョン:「まずは私のせいで事故に遭わせてしまってごめんなさい」
ジヒョン:「・・・。」
イギョン:「死にたかったのは私なのに…軽率すぎました」
ジヒョン:「オンニのせいだけじゃないんです。携帯を取ろうとしてシートベルトを外さなかったら、ここまでにはならなかったわ…」
イギョン:「だから私のところに来たんですか?」
ジヒョン:「それは絶対に違うんです。詳しいことは言えないけど、私はオンニの元へ送られたんです」
イギョン:「… 10日だって言ってましたよね?ジヒョンさんに与えられた時間」
ジヒョン:「えぇ」
イギョン:「償いのつもりで、ジヒョンさんだけのためにこの10日間を使います」
ジヒョン:「私だけのために?」

+-+-+-+

ガンはイギョンのアパートの前でじっと待っていました。

ガン:「二人で延々と何を話してるんだ?」

そこへ走って出て来たのは…

イギョン(ジ)。

二人は言葉もなく見つめ合います。

イギョン(ジ):「(微笑み)ずいぶん待ったでしょう?」
ガン:「(微笑み)会えて嬉しいよ」
イギョン(ジ):「私も」
ガン:「俺たち、お互い友だち口調にしたんじゃなかったか?」
イギョン(ジ):「私はただ… 気を抜いたら失敗するから」
ガン:「(うなずき)あぁ、そうしよう。その代わり、握手だ」

ガンが差し出した右手を合わせるイギョン(ジ)。
ガンが彼女の手を優しく握ります。

ガン:「・・・。」
イギョン(ジ):「… ありがとう」

そっと手を離す二人。

ガン:「どうすることになったんです?」
イギョン(ジ):「今日は家でやることがあるんです。明日店に行きますね」
ガン:「… ここにいることに?」
イギョン(ジ):「えぇ」
ガン:「それがいい。今日はすごく疲れただろうから。家主さんに会って話をつけて帰りますね」
イギョン(ジ):「いえ、大丈夫です。自分で解決できますから」
ガン:「どうやって?」
イギョン(ジ):「もう帰って下さい^^」
ガン:「先に入って」
イギョン(ジ):「見送りたいんです」
ガン:「その代わり、明日の朝必ず電話するんですよ。迎えに来るから」

車に乗り込むガン。

イギョン(ジ):「ありがとう。ガン…」

+-+-+-+

ガンを見送ったイギョン(ジ)はスーパーマーケットへ買い物に来ていました。
そこへ、彼女のカートにひょいっとウィンナーの袋を放り込んだのは…

スケジューラでした。

イギョン(ジ):「来てたのね^^ あのさ、オンニがね」
スケジューラ:「知ってる(さらにほうれん草をカートへ)」
イギョン(ジ):「知ってるの?じゃ、オンニが言うとおりにしていいの?」
スケジューラ:「体の提供者の勝手だとさ。全く!みんな何で体の提供者を大事にしないんだ?!」
イギョン(ジ):「だよね」

スケジューラがカートに入れた商品を掴み…

イギョン(ジ):「好き勝手に入れちゃって!」
スケジューラ:「そうじゃねーって!あんたがトラブル起こさずに無事49日を終えてこそ、俺だって無事に5年の任期の末に願いを叶えられるんだ。イギョンの心配ばかりしてるわけじゃないぞ。あんたがイギョンを連れ戻してくれてどんなに感謝してるか」
イギョン(ジ):「そうよね~。私が10日後に生きようが死のうが関係ないよね」
スケジューラ:「関われないだけだ。関心ないわけじゃないって!」
イギョン(ジ):「・・・。」
スケジューラ:「死んでも情は移るもんだからな」
イギョン(ジ):「(ニヤリ)それじゃ、オンニが言うとおりにしてもいいんだよね?」
スケジューラ:「お礼に韓牛でもオゴってくれたらな」
イギョン(ジ):「ちょっと!私5万ウォンしか使えないよ。オンニの家に調味料が何もないから、私、これ全部買わなきゃいけないんだから。(スケジューラが入れた商品を突き返し)これ何よ?子どもみたいに。返して来て!」
スケジューラ:「ヤダ!」

再びカートへ戻し、「今日だけ食べようぜ~」とイギョン(ジ)の肩を抱くスケジューラ。

イギョン(ジ):「(突き飛ばし)あんた何よ!私、シン・ジヒョンだよ!」
スケジューラ:「あ゛ーー!全く!(携帯を取り出し)この先輩さ、スケジューラ忍耐限界テストのために俺を選んだに違いない」
イギョン(ジ):「・・・。」
スケジューラ:「あ、そうだ。シン・ジヒョン、あんたもハン・ガンと恋愛にお忙しいようだけどな…」
イギョン(ジ):「^^;」
スケジューラ:「イギョンの体じゃスキンシップ絶対禁止だからな!」

彼女の手を取り、手のひらを払いながら…

スケジューラ:「手をつなぐのだってかろうじて見逃してやったんだ!」
イギョン(ジ):「(睨)」
スケジューラ:「何だよ、その顔?スキンシップさせろって?」
イギョン(ジ):「オンニの許可を貰ってやればいいでしょ?!」

さっさとカートを押して退散するイギョン(ジ)。

スケジューラ:「きょ、きょ、許可?!!!」

+-+-+-+

アパートへ戻ってきたイギョン(ジ)はさっそく料理を始めます。
野菜たっぷりのスープにほうれん草の和え物。
愛情のこもった料理が次々と…。

+-+-+-+

イギョンが目を覚ますと、そこに食事の用意とメモが置いてありました。

ジヒョン(メモ):「オンニと一緒に過ごしながら、一番してあげたかったのが食事をさせてあげることだったんです。勿体ないけど、カップ麺は捨てました。今日は本当にありがとうございました」

食卓に並んだおかずをじっと見つめたイギョンは、テーブルの前に座ります。
顔を上げると、そこには彼女の正面にやって来て微笑んでいるジヒョンの姿が…。
イギョンはゆっくり食べ始めます。
彼女の一口一口をじっと見守るジヒョン。

ジヒョン:「これ、ほうれん草も食べてみてください」

口へ運び、頷いてみせるイギョンに、ジヒョンの顔がほころびます。

ジヒョン:「スープ、少し塩辛かったでしょう?」
イギョン:「大丈夫ですよ」
ジヒョン:「どんどん食べていいんですよ。これまで私がオンニの胃を慣らしておいたんですから」
イギョン:「… ^^」
ジヒョン:「この献立、ソン・イスが教えてくれたんです」
イギョン:「!」
ジヒョン:「驚かないでください」
イギョン:「この前もイスの話をしてましたよね。イスを… どうして知ってるんですか?」
ジヒョン:「彼はオンニに会うために5年間待っていたんです」
イギョン:「そんな馬鹿な…。イスは5年前に死んだんです」
ジヒョン:「オンニは生きているからよく分からないだろうけど、私みたいにこの世では説明のつかないことがたくさんあるんです」
イギョン:「!」
ジヒョン:「オンニがほうれん草が好きなフリをしてたのはソン・イスに食べさせようとしたから。オンニはウィンナーが好きだったけど、高いから我慢するだろうと思って、彼は自分がウィンナーを好きなフリしたって…」

イギョンの瞳から涙がこぼれます。

~~イスとイギョンの大学時代~~

一生懸命バイトに励みながら、一緒に学校にも通う二人。

イギョン(声):「私たち、学費と生活費を稼ぎながら学校に通ったんです。イスは私の学費まで稼ぐためにほとんど眠れなくても必ずお弁当を作って…」

少し仮眠をとっただけで作ったお弁当を、イギョンの前で「ジャジャーン!」と広げるイス。

イギョン:「ソン・イス、まだやるつもりなの?お弁当は私が作って来るってば」
イス:「男だらけの厨房でお前が料理してるの見せるつもりか?」
イギョン:「お弁当作る時間、少しでも寝てほしいの」
イス:「死んだら寝る暇くらいいくらでもあるからさ」
イギョン:「じゃあナイトクラブの仕事やめてよ。私、次の学期から奨学金貰えるんだから」
イス:「家の代金貯めるまで絶対やめねーって!チップも貰えるし、あそこほど稼げる場所はないんだ。それにバンドの先輩たちにギターも習いたいし」
イギョン:「ずっと寝ないままで倒れちゃったらどうするのよ」
イス:「絶対倒れねーから!俺は誰だ?イスだろ^^」

ご飯をほおばるイスに、イギョンはウィンナーをお箸でつまみ、食べさせてやります。
「美味い」と微笑むイス。

~~~~~~~~

現在。

イギョン:「本当に… イスに会ったんですか?」

黙って深く頷くジヒョン。

イギョン:「!」
ジヒョン:「オンニが見たあの写真、彼が知らないうちに撮られたものなんですって」
イギョン:「!(涙)」
ジヒョン:「音楽のことでオンニとの間に葛藤はあったけど…。オンニ、私はこのくらいしか話してあげられないの。あとはオンニがソン・イスに会って直接聞いてください」
イギョン:「本当にイスに… 会えるんですか?」
ジヒョン:「正確な日は分からないけど、もうすぐなんです」
イギョン:「・・・。」
ジヒョン:「そのときまで彼はオンニの前に姿を見せられないから、あと少しだけ…待ってくださいね」
イギョン:「・・・。」

5年間、ずっと心の中に封じ込めていたイスへの思い。
ジヒョンの話でイスの愛に触れ、その思いは涙と共に溢れます。

+-+-+-+

そのころ…

スケジューラはアパートの前で、室内の明かりを見つめ、
ガンもまた、車の中でじっとアパートを見守っていました。

しばらくすると、イギョンがバイトに出掛けて行きます。
それに気づき、彼女の後ろ姿を見送るガン。

その向こうにはもう一人。
様子を探りに来たインジョンの姿がありました。
イギョンの姿に驚き、ガンがそこにいることにも気づくインジョン。

+-+-+-+

それはすぐにミノの耳にも入ります。

ミノ(電話):「ソン・イギョンがまだいるって?そんなはずない。俺が確認したんだ」
インジョン:「家の前でガンのことも見掛けたのよ」
ミノ:「何だって?」

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イギョンの働くカフェをキョンビンが訪ねていました。

キョンビン:「途中で引き返したんですか?」
イギョン:「あそこまで追いかけて来るとは思いませんでした。だから途中で降りてしまったんです」
キョンビン:「その魂… もう追って来ていないのは確かですか?」
イギョン:「一緒に降りられないようにしましたから」
キョンビン:「遠くに行ってしまうのは残念だけど、イギョンさんがこの機会にまた元の仕事が出来るようになって良かったと思っていたんですが」
イギョン:「・・・。」

そこへやって来たのはミノ。
「イギョンさんと話したいので」とキョンビンを帰らせた彼は…

ミノ:「どうなってるんです?」
イギョン:「あの女性を突き放して戻って来たんです。列車まで追いかけてきたんですから」
ミノ:「列車まで?イギョンさんの体を借りなくてもそこまで出来るんですか?
イギョン:「・・・。」
ミノ:「魂も見えるんですか?」
イギョン:「見えなくても感じることは出来ます」
ミノ:「それならジヒョンを突き放して戻って来たと… どうやって信じればいいんです?」
イギョン:「明日からは昼働きますから、夜来て確認して下さい」
ミノ:「昼間にどこで働くと?」
イギョン:「HEAVENです」
ミノ:「ガンの店で?!ガンが働いてくれと言ったんですか?」
イギョン:「彼は今まで通りシン・ジヒョンが働いていると思うでしょう」
ミノ:「ソン・イギョンさん」
イギョン:「これまで私が夜働いて昼間寝ていたから、あの人が私の体を使っていたんです。もう夜は怖くて働けないわ」
ミノ:「それでシン・ジヒョンに成りすまそうって?」
イギョン:「ハン・ガンっていいましたよね、あの社長」
ミノ:「・・・。」
イギョン:「彼は私の体に取り憑いていたのがシン・ジヒョンだって、100%確信がありません。あの女性は自分を表に出せないから」

ふっと微笑むミノ。

ミノ:「シン・ジヒョン。俺を馬鹿だと思ってるんだな。もっともらしいこと言っておけば俺が信じるって?」
イギョン:「今、私がシン・ジヒョンに見えるんですか?」
ミノ:「・・・。」
イギョン:「体を共有するうちに、私にもずいぶん彼女の記憶が染みこんだわ」
ミノ:「いくらそうだからって、話になるか。昼間働くところがないからHEAVENに?僕にそれを信じろと?」
イギョン:「なぜカン・ミノさんに信じてもらう必要があるんです?」
ミノ:「・・・。」
イギョン:「あの女性は私の許可もなしに体を使ったんです。そのせいで私がどんな目に遭ったか。すぐ昼間働かなきゃいけなくなったのに、私がシン・ジヒョンに成りすましたからどうだって言うんです?」
ミノ:「紹介したペンションに行けばいいでしょう」
イギョン:「何様のつもりで私に指図を?お宅が怖くて去ろうとしたんじゃないわ。シン・ジヒョンさんが怖くて去ろうとしたのよ」
ミノ:「ジヒョンが…怖くて?」
イギョン:「シン・ジヒョンさんの交通事故の原因が私だって… 恨んでるんです」
ミノ:「・・・。」
イギョン:「すごく怖かったのに、お宅まで私を訪ねてきて脅したわ」
ミノ:「・・・。」
イギョン:「それで去ろうとしたのに、シン・ジヒョンさんがついて来て、ペンションの住所を書いたメモまで見たんです。だから突き放して戻って来たんですよ」
ミノ:「・・・。」
イギョン:「信じられないなら自分で確かめて、シン・ジヒョンを探したいなら自分で探してください」
ミノ:「・・・。」
イギョン:「私の部屋も返して。それから二度とここを去れだなんて脅迫しないでください」
ミノ:「… ジヒョンがあなたに成りすましてたんだな」
イギョン:「どういう意味です?」
ミノ:「(イギョンを見つめ)そっくりだ。その眼差し… あなたのものだったんだ」
イギョン:「・・・。」

二人のやり取りをハラハラしながら見守っていたジヒョンとスケジューラ。
これはイギョンから提案してきたことだ、とジヒョンは彼に説明します。

+-+-+-+

その作戦はもちろんガンにも伝わっていました。

支配人:「ソン・イギョンさんが協力してくれるとはホントに良かったな!」
ガン:「けどハラハラするな。ミノ先輩にバレたら何するか分からないから」
支配人:「ジヒョンのお父さんが早く退院なさればカン室長のこともお話できるのに…」

そこへガンの携帯電話が鳴ります。

ガン(電話):「もしもし。えぇ、お父さん(自分の父)。JCコンサルティングを調べてくださったんですか?はい、メール確認します。ありがとうございます。…?」

電話を切り際に少し驚いた表情を浮かべるガン。

支配人:「ん?どうした?」
ガン:「父さんがありがとうって」
支配人:「罪悪感があるからだろう。頼みごとでもしてくれる息子がありがたいんだ」
ガン:「JCコンサルティングはちゃんとした会社じゃないって」
支配人:「なんてことだ」

もう一度鳴り始める携帯電話。発信者は二重契約の調査に協力してくれているオ先輩。

ガン(電話):「えぇ、先輩。こんな時間にどうしたんです?シンカ産業が不渡り?!」

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すぐに病院へ駆けつけるガン。
そこには関係者から説明を受けているジヒョンの母がいました。

ジヒョン母:「そんな… どうして手形が急に集まるんです?」
関係者:「今日の分は決済したんですが、明日、とくにあさっての手形額があまりに大きくて… 到底道がありません」
ジヒョン母:「カン室長はどこに?」
関係者:「金の工面に回っているようですが、まだ連絡がないんです」

頭を抱えるジヒョン母。

+-+-+-+

部屋へ帰ってきたガンは、ジヒョンの印鑑が土地を売るために必要だったという話を思い返します。

+-+-+-+

翌朝

携帯電話(声):「残り9日4時間29分です」

イギョンのアパート。

布団の上で目を開けたイギョン(ジ)。
そこへガンが訪ねてきます。

慌てて部屋に消臭スプレーを掛け、鏡でニッコリ、笑顔を確認してドアを開ける乙女イギョン(ジ)^^。
急いだ様子で入って来たガンは…

ガン:「驚かせて悪いけど、急いで話さなきゃいけないことがあって」
イギョン(ジ)「:「どうしたんですか?」
ガン:「ソン、驚かないで聞いて欲しいんだ」

ガンがポケットから出してみせたのは、彼女がガンの部屋に隠した印鑑でした。

イギョン(ジ):「!」
ガン:「これはジヒョンが君に預けたものだと思ってるんだけど、そうだよね?」
イギョン(ジ):「(うなずく)」
ガン:「これが使わなきゃいけないことがジヒョンのお父さんの会社に起きた。ソン、君の助けが必要なんだ」
イギョン(ジ):「(考えて)… 不渡りですか?」

頷くガン。

イギョン(ジ):「お父さ…!」

突然赤く光る涙のペンダント。彼女は慌ててそれを握り締めます。

ガン:「君が助けてくれれば防ぐことが出来る」
イギョン(ジ):「私がどうすれば?どうすればいいですか?」

+-+-+-+

ガンはイギョン(ジ)を連れ、再び病室へやって来ます。

ジヒョン母:「ジヒョンの父親に話すことも出来ないし、家であちこち探してみたんだけど、10分の1も用意できそうにないの」
ガン:「それで申し上げるんですが… 不渡りを止める方法があるんです、お母さん」
ジヒョン母:「不渡りを止める方法?」
イギョン(ジ):「ジヒョンが事故に遭った日、この印鑑を私に預けていたんです」

ジヒョンの印鑑を差し出すイギョン(ジ)。

ジヒョン母:「どういうことなの?!ジヒョンがなぜあなたに?」
ガン:「ジヒョンの土地を担保にすれば今回の不渡りは阻止できます。その代わり、ミノ先輩や会社側には決して知られてはいけません」
ジヒョン母:「それはどういうこと?」

+-+-+-+

さっそくジヒョンの母はジヒョンの印鑑を使って必要な手続きを済ませ、立ち会った人物にも「誰にも言わないように」と念を押します。
ジヒョン母の隣に付き添うガン。

今手続きをすれば、あさってまでには必ず間に合うと聞き、ジヒョン母はホッと胸を撫で下ろします。

+-+-+-+

会社で「シンカ産業不渡り」の報道を見るインジョン。

イギョンのアパートでは、おそらく(※セリフが聞こえないので推測)、今回の不渡りについてジヒョンがイギョンに話します。

その間にも下がり続けるシンカ産業の株価。

HEAVENでは、ガンや支配人、オ先輩、ジュニ、イギョン(ジ)たちが集合し、知識を集めて対応を話し合います。
熱心なガンを頼もしそうに見つめるイギョン(ジ)。

そして、ミノとも繋がっているジュニは、何やらミノに報告している様子…。

+-+-+-+

ジニョンは3日間イギョンの生活を監視していました。
ミノのところを訪れた彼は、彼女が宣言したとおり、昼間だけ出掛けて、夜は働かずに家にいると報告します。

そこへチョン理事から電話が。

ミノ(電話):「はい、チョン理事。手形が止められた?どういうことなんです?!」

その知らせはインジョンにも。

インジョン:「あり得ないわ。40億ウォン近いお金をジヒョンのお母さんが用意したなんて!」
ジニョン:「どこかで借りたようです」
インジョン:「そんな金額を借りるアテはないわ、ジヒョンのお母さんに…」

+-+-+-+

ガンもジヒョン母から嬉しい知らせを受け取ります。

ガン(電話):「本当に良かったですね、お母さん。僕のおかげだなんてそんな…!これまで調べた資料を持ってお父さんのところへ伺います」

そこへやって来たイギョン(ジ)は…

イギョン(ジ):「どうなりました?」
ガン:「全部阻止したって!」

大喜びでガンに抱きつこうと駆け寄るイギョン(ジ)。
ガンも彼女を受け止めようと両手を広げますが…

イギョン(ジ):「!」
ガン:「!・・・。」

スケジューラに「イギョンの体でスキンシップ絶対禁止だ」と言われたのを思い出し、彼女はシュンとして広げた手をおろします。
黙ってそれに従うガン^^

イギョン(ジ):「・・・。」
ガン:「(微笑み)君がやり遂げたんだ」
イギョン(ジ):「…ありがとうございます^^」

モジモジと指先を弾くイギョン(ジ)。
それをチラリと見たガンは…

ガン:「あぁ、分かったよ、ソン・イギョンヌナ。代わりに何してくれるんだ?」
イギョン(ジ):「?」
ガン:「俺にすごく感謝してるのに抱き合うのは嫌なんだろ?それなら俺だって抱き合うのはいいから… 何だ?何してくれるんだ?」
イギョン(ジ):「突然… どうしたんですか?」
ガン:「一つ年上なんだろ?ソン・イギョンヌナ!」
イギョン(ジ):「私、ヌナになりたいなんて思ってないわ」
ガン:「・・・。」
イギョン(ジ):「オッパよりオッパみたいな人に…」
ガン:「・・・。」
イギョン(ジ):「言えるのに言えなくて、見えても見たって言えなくて…。それがソン・イギョンなのにどうしろって…?」

黙って彼女を見つめるガン。

イギョン(ジ):「… ごめんなさい」
ガン:「いい。もういいんだ」
イギョン(ジ):「・・・。」
ガン:「分かった。全部分かってるし、全部見える。だからもう言うな」

イギョン(ジ)の目から涙がこぼれ落ちます。

ガン:「・・・。」

+-+-+-+

彼女がアパートへ帰って来ると、そこにインジョンが来ていました。

イギョン(ジ):「この前コーヒーショップに来ていましたよね。どうぞ入って」

アパートの中に入り、恐る恐る部屋を見回すインジョン。

イギョン(ジ):「探してみてください。シン・ジヒョンっていう人を探しに来たんじゃないんですか?」
インジョン:「私たちに求めてるのは何?」
イギョン(ジ):「知り合いでもないのにタメ口ですか?」
インジョン:「シン・ジヒョンの土地を担保にしたのは知ってるわ」
イギョン(ジ):「!」
インジョン:「やっぱり…印鑑はあんたの手にあったのよ」
イギョン(ジ):「どうして皆私がシン・ジヒョンなのかソン・イギョンなのか気を揉むんです?犯した罪がそんなに多いんですか?」
インジョン:「カン・ミノがどんな人間か分かってるでしょ。今回の不渡りを防いだからって… それで終わりかしら」
イギョン(ジ):「・・・。」
インジョン:「一体望みは何よ?」
イギョン(ジ):「シン・ジヒョンならどうするつもりです?それとも、ソン・イギョンなら?」
インジョン:「どうして全部知ってるのに何も言わずにいるのよ?私たちに復讐でもしてるわけ?」
イギョン(ジ):「・・・。」
インジョン:「黙ってないで何がしたいのか言いなさいよ!」
イギョン(ジ):「私がシン・ジヒョンなら… 生涯シン・インジョンさんに付きまとうでしょうね」
インジョン:「!」
イギョン(ジ):「ずっとソン・イギョンの体だけ使い続けるとは限らないわ。他の人の体に取り憑くこともできるし、魂の状態で動きまわることだって出来るのに」
インジョン:「・・・。」
イギョン(ジ):「それに、シン・ジヒョンさんがまた戻ってきたとすれば、きっと… それはシン・インジョンさんのためでしょうね」
インジョン:「!」

※これがイギョンなのかジヒョンなのか、ハッキリ区別されていません。コーヒーショップへ来ていた…というのはイギョンの記憶ですが。ジヒョンも一緒に帰って来ないとおかしいので、イギョン(ジ)としています。

+-+-+-+

退院を間近に控えたジヒョンの父。
彼は娘の病室で、今回の顛末を聞きます。

ジヒョン父:「つまり俺が重患者室にいる間に不渡りが出て、防いだと。そういうことなのか?」
ジヒョン母:「でもしっかり防いだから心配しなくて大丈夫よ」
ジヒョン父:「・・・。」
ガン:「お父さん、HM開発の共同会社、JCコンサルティングとはどういう関係ですか?」
ジヒョン父:「長く付き合いのある証券会社の支店長出身の人から紹介されたんだ。それがどうした?」
ガン:「その方のお名前を教えていただけますか?」
ジヒョン父:「お前がなぜそんなこと聞くんだ?」

+-+-+-+

インジョンがミノのマンションに来ていました。

ミノ:「ジニョンに3日間見張らせた。出入りしているのはソン・イギョン一人しかいなかったんだ」
インジョン:「ジヒョンがソン・イギョンの体を支配してるのかもしれないでしょう?雰囲気は確かにジヒョンだったわ」
ミノ:「ソン・イギョンかシン・ジヒョンか、俺に区別出来ないと思ってるのか?」
インジョン:「出来なかったでしょ!」
ミノ:「・・・。」
インジョン:「ジヒョンだって知らずに好きになったでしょう!」
ミノ:「… (首を横に振り)俺が好きになったのはジヒョンじゃない」
インジョン:「オッパのことをどうこう言ってるんじゃなくて… 怖いのよ。私たちはジヒョンのことが見えないのに、ジヒョンは私たちのこと見てる。怖くないの?」
ミノ:「だからって何が出来るんだ?」
インジョン:「ジヒョンは私たちより先に印鑑を手に入れて不渡りまで防いだの!私たちの知らない計画が… まだあるはずよ」
ミノ:「…どういうことだ?!」
インジョン:「不渡りを防いだお金…ジヒョンの土地を担保にしたものなの」
ミノ:「そんな話、何で今まで黙ってたんだ!!!」
インジョン:「・・・。」

+-+-+-+

インジョンが家に帰ると、ソウは自分の荷物をすっかり外へ出していました。
インジョンと一緒にいたくないから逃げ出すんだというソウ。

ソウ:「ジヒョンの会社の不渡り、あんたたちの仕業なんだって?」
インジョン:「・・・。」
ソウ:「あんたとは今この瞬間おしまいよ」

出て行こうとするソウをインジョンは引き止めます。

インジョン:「私が悪いのは分かってるわ!」
ソウ:「分かってる?」
インジョン:「後悔しなかったわけじゃない。何度も後悔したのよ」
ソウ:「意味ないわ。後悔はいくら早くても遅いってさ」
インジョン:「オッパを止められなかったのよ!私が先にオッパのこと騙したから」
ソウ:「・・・。」
インジョン:「ソウルの生活がものすごく辛かったときにミノオッパに出会ったの。一目惚れだったわ。彼が大好きだったから、みすぼらしく見られたくなくて、父親がシン・イルシクだって言ったのよ」
ソウ:「!… シン・インジョン!」
インジョン:「その嘘とジヒョンへの恨みが合わさって、取り返しのつかないことになってしまったの」
ソウ:「・・・。」
インジョン:「あんたもガンのことが好きだから、私の気持ち分かるでしょう?」
ソウ:「いくら好きでも、男を捕まえるために友だちを裏切ったりしないわ」
インジョン:「もう私たち二人きりなのよ、ソウ!ミノオッパは止められないけど、ジヒョンのご両親を惨めにはしないから!」
ソウ:「(冷笑)惨めにしない?」
インジョン:「そんなつもりじゃないの!私、どうしようもないのよ!」
ソウ:「あんたをどうしようもなくしたカン・ミノの家に行きなさいよ。何であたしにごちゃごちゃ言うわけ?!」
インジョン:「・・・。」

出て行ってしまうソウ。

+-+-+-+

イギョンのアパート。

ジヒョン:「インジョンの言うとおりだわ。不渡りを阻止したからって終わりじゃない。…こんなことで終わりにさせられないのに!」
イギョン:「あんなに生きたいって言ってたのに… ずっとお父さんの会社の心配ばかりしてるんですね」
ジヒョン:「全部私のせいで起きたことなんです。もう少しインジョンの立場に立って考えれば… 私にもう少し人を見る目があって、カン・ミノに傾かなかったら…。お母さんもお父さんもこんな目に遭わなかったんです」
イギョン:「両親や家族がいるって、こういうことなのね。死を目前にしても自分のことだけ考えられなくなるんだわ…」
ジヒョン:「…ごめんなさい」
イギョン:「ハン・ガンさん… 彼のことは考えないんですか?」
ジヒョン:「・・・。」
イギョン:「本当にいい男性だし、二人ともお互いに好きみたい。私たちに残された時間が分かっていたなら、彼の顔をもっと見に行って、もっと愛して、親切にして、もっとたくさん… そうしたいと思うけど」
ジヒョン:「そうすれば、死ぬのがもっと嫌になるでしょう?…もっと名残惜しいでしょう?」
イギョン:「・・・。」
ジヒョン:「だから怖いんです。私に生き返る希望はないのに…ガンがもっと心を痛めるわ」

つぶやくようにそう話すジヒョンの横顔を見つめるイギョン。

+-+-+-+

ガンはソウの店を訪ねていました。

ガン:「インジョンの家を出てどこにいるんだ?」
ソウ:「とりあえずここの後輩の家に。荷物は引越センターに預けてあるの」
ガン:「不便じゃないのか?」
ソウ:「不便なんて問題じゃないわ。同じ家で顔見て暮らせないのに…」
ガン:「ジヒョンにお前みたいな友だちがいてホントに良かった。お前のためにも早く目覚めなきゃいけないのに」
ソウ:「ガン… ジヒョンのことすごく好きなんだね」
ガン:「?」
ソウ:「もしね…ジヒョンの意識が二度と戻らなかったら、いつになれば他の女の人を見るようになるのかな…?」
ガン:「それ… どういう意味?」
ソウ:「あんたのこと好きな他の女がいたとしたら… どれくらい待てばいいのかな?」
ガン:「・・・。」

+-+-+-+

ミノのマンションの前へやって来たイギョン(ジ)。

ソン・イギョンの誕生日をミノに話したことを思い出し、誕生日を暗証キーに入力してみます。

【1108】

解錠される玄関。

イギョン(ジ):「!」

彼女は周りを確認し、さっと彼のマンションに忍び込みます。

+-+-+-+

ガンはイギョン(ジ)に連絡を取ろうとしていました。
彼女の携帯電話は「通話不能。通話不能。通話不可能!」とスケジューラの声で応答が流れるばかり。

支配人:「何かあったんじゃないか?」
ガン:「家に行ってみなきゃな」
支配人:「なぁ、あれ、一度やってから行けよ。位置追跡みたいなの」
ガン:「あぁ、けどそれって電源切ってある時でも出来るのか?」

試しにイギョン(ジ)の位置追跡をしてみるガン。

すると、またスケジューラの声で応答メッセージが流れます。

スケジューラ(声):「010-010-4949の携帯電話の現在位置はパラダイスオフィステル703号です。パラダイスオフィステル703号居住者は”カン・ミノ”です」
ガン:「!」

+-+-+-+

ミノの寝室。

クローゼットの一番下の扉を開けたイギョン(ジ)。
ミノから聞き出した本当の母親の誕生日を記憶から呼び出します。

【520110】

ピピピピ!という音と共に、画面に表示される「OPEN」の文字。

イギョン(ジ):「!」

そっと扉を開いてみると…

金庫の中は空っぽだったのです。

イギョン(ジ):「はっ!どうして何もなにの?確かにここから書類を出してたのに」

+-+-+-+

ガッカリしてミノの寝室から出てくるイギョン(ジ)。

そこには…

イギョン(ジ):「!!!」

目の前で待ち構えているミノの姿がありました。

ミノ:「シン・ジヒョン。全く俺を上手く騙したもんだな」
イギョン(ジ):「… まだ私がシン・ジヒョンに見えるんですか?」
ミノ:「ソン・イギョンがなぜ俺の家に忍び込み、なぜ俺の部屋から出てくる?!」
イギョン(ジ):「話したでしょう?シン・ジヒョンさんの記憶が残っているって。好奇心だったんです。この家の記憶が何度も頭に浮かぶから」
ミノ:「(微笑み)お前がシン・ジヒョンだって理由、言ってやろうか?」
イギョン(ジ):「私はソン・イギョンよ」
ミノ:「シン・ジヒョンはカン・ミノを決して好きじゃない!」
イギョン(ジ):「・・・。」
ミノ:「それなのに関心を見せた。それだけでなく、うちのお手伝いまでした。合鍵でこっそり入ったこともある。理由は何だろうか…。俺がそんなことも推測できないと思って、またやって来る…それがシン・ジヒョンだっていう証拠だ」

1歩2歩と近づいてくるミノに追い詰められ、後ずさりするイギョン(ジ)。
よろめいて寝室のドアにぶつかったそのとき、ふいに目覚めたイギョンの体からジヒョンが放り出されてしまいます。

静かに目を開くイギョン。

ミノ:「どこまでも単純で、自分の立場からしか物事を考えられない…それがシン・ジヒョンという女だ」
イギョン:「そのシン・ジヒョンを愛したんでしょう?」
ミノ:「俺が愛したのはシン・ジヒョンじゃない!!!」
イギョン:「それなら… 私ですか?」
ミノ:「… ふざけるな」
イギョン:「ソン・イギョンの体に入っている状態で愛したのなら、シン・ジヒョンを愛したことになるわ」
ミノ:「・・・。」
イギョン:「自分が愛した女かどうか、それも見分けられないんですか?」
ミノ:「…俺だって気が狂いそうだ。自分が誰を愛したのか分からなくておかしくなりそうだ!!!」
イギョン:「・・・。」

出て行こうとするイギョンの腕を、ミノが強く掴みます。

ジヒョン:「オンニ!!!」

振り払おうとするイギョンですが、ミノはさらに強く握り、決して離そうとはしません。

ミノ:「どんなにあがいてもシンカ産業は不渡りを出し、ヘミドは俺の手に入ってくる。それだけは絶対に手に入れるつもりだ。お前が俺を狂わせたようにな」
イギョン:「まだ愛しているんですね」
ミノ:「!!!」

玄関に向かって「入って来い」と指示すると、ある男性を伴ったジニョンがやって来ます。

イギョンを見て「この方ですか?」と口にする男性。

そして…

男性は座ったイギョンの体に手をかざし、念を込め始めます。
頭から始まり、肩、腕と全身を調べる男性。

男性:「変だな。他の霊魂はおりません」
ミノ:「いない?」
男性:「えぇ。今、この方は憑依された状態ではありません」
ミノ:「そんなはずはない。もう一度やってみて下さい」

立ち上がった男性は、「家の中を調べてみましょう」と、空間に手をかざし始めます。

ジヒョン:「!」

リビングからキッチンへ。
そこで彼はジヒョンの気配に気づき、少しずつ彼女に近づいてきます。
とうとう、寝室のドアの前に座り込んでいるジヒョンの前へ来た彼は、彼女に直接手をかざし…

男性:「ここにいますね」
ジヒョン:「!!!」

男性が手をかざした場所をじっと見つめるミノ。

ジヒョン絶体絶命のそのとき!

ピンポーン

玄関のチャイムが鳴り、ガンの声が響きます。

ガン:「(ノック)ソン・イギョンさん!(ノック)カン・ミノ!!!」

そして、ガンの後ろへゆっくりとやって来たのはスケジューラでした。

スケジューラ:「(ピンポーン)警察です」
ミノ:「!!!」

室内のインターホンには、警察官の扮装をしたスケジューラの顔が映し出されます。(キャッ♥

スケジューラ(インターホン):「不法監禁の通報を受けて来ました。検問させていただきます」
ジニョン:「本当に警察だ」

無言でイギョンを見つめるミノ。

ガン:「先輩、中にいるのは分かってるんだ!早く開けろ!」

そこへドアが開き、「警察の方がどうして…?」とジニョンが出てきた隙に、ガンは中へ入ります。
開いた玄関のドアから急いで逃げ出すジヒョン。
ガンは真っ直ぐにミノの前へ向かいます。

ミノ:「騒ぐな。彼女の方が勝手に入ったんだ」
ガン:「・・・。」
イギョン:「置いて行ったものがあったので」

そう言って家を出て行くイギョン。
ガンも彼女に続いて出て行きます。

外から戻って来たジニョンは…

ジニョン:「警察官の姿が見えないんだ」
ミノ:「何だと?」

+-+-+-+

心配で膨れ上がっていたガンは、ホッとしたせいか帰りの車で怒っていました^^

#この御一行様、最高♥

わざわざ車を停め、シートベルトを外した彼はミラー越しに…

ガン:「ソン、一体何の真似だ?何でそう恐れもなしに!」
スケジューラ:「この旦那、誰にそんな口を!何でイギョンに怒るんだよ!」
ガン:「どうしてミノ先輩の家に行ったんだ?何しに行ったんだよ?!」
イギョン:「私、ソン・イギョンです」
ガン:「…君がソン・イギョンだって皆知ってる!」
イギョン:「すみません。お友だちは私の横にいるんです」
ガン:「!(ミラー越しにキョロキョロ)」
ジヒョン:「…どうしよう」

驚いて振り返ると、イギョンの胸元には確かにペンダントがありませんでした。

ガン:「昼間なのにどうしてソン・イギョンさんが?二人で一緒に動きまわったり出来るんですか?」
イギョン:「私がそうしようって言ったんです」
ガン:「それなら前もって僕に言ってくれなきゃ!」
スケジューラ:「言う暇なんかあったかよ?」
ガン:「ミノ先輩の家になぜ行ったんです?」
イギョン:「あの家の秘密金庫に書類があったようなんです」
ガン:「秘密金庫?」
ジヒョン:「オンニが言ってくれてスッキリしたわ」
イギョン:「・・・。」
ガン:「そうだったんだな!(自分の後ろの空席に向かって)お前、それで今までミノ先輩と付き合ってたのか」
ジヒョン:「言えなくて…ごめんね」
イギョン:「・・・。」
ガン:「じゃあ、こっそり忍び込んだところをミノ先輩に捕まったんですか?」
イギョン:「・・・。」

黙っているイギョンを切ない目で見つめるスケジューラ。

+-+-+-+

ミノのマンション。

一人になった彼は荒れに荒れていました。
叫びながら飾り棚を派手にひっくり返したところへ、インジョンがやって来ます。

インジョン:「オッパ!!!」
ミノ:「・・・。」
インジョン:「どうなってるの?ジヒョンが憑依してたわけじゃなかったってジニョンさんが…。本当なの?」
ミノ:「俺をからかいやがった」
インジョン:「どういう意味?」
ミノ:「ソン・イギョンとシン・ジヒョンは全く同じだ。俺は一体誰を愛したんだ?」
インジョン:「・・・。」

+-+-+-+

ミノは病院のジヒョン父を訪ねていました。(恐らく呼び出されたのかと)

冷静に口を開くジヒョン父。

ジヒョン父:「最近、会社でずいぶんいろいろあったようだな」
ミノ:「お聞きになりましたか」
ジヒョン父:「不渡りも衝撃だったが、製品不良によるチナン工場の設備交替の指示、確かにしたはずだ。ヘミドの借用金返済にするための工事代金も入っていない」
ミノ:「それを全てお調べになるほど回復なさったんですか?」
ジヒョン父:「ミノ、俺にはおかしな考えが浮かんでいるんだ」
ミノ:「おかしな考えではありません」
ジヒョン父:「!」
ミノ:「今お考えのとおりです。社長」
ジヒョン父:「…何だと?」
ミノ:「ですが、もう手遅れです」
ジヒョン父:「!!!」

+-+-+-+

チョン理事に会うミノ。

チョン理事:「印鑑が見つからないと言ったのに、結局その土地で不渡りを防がれたと?一日二日と不渡りを引き延ばしておいて!どうするつもりだ?」
ミノ:「偶然印鑑が見つかっただけです」
チョン理事:「カン室長。いつも口だけは雄弁だが、まともにやったことは一つもないじゃないか」
ミノ:「・・・。」
チョン理事:「我々の条件はシンカを手に入れることだ」
ミノ:「順序が変わりましたが、へミドをこちらが手に入れ、シンカをお渡しするようにしましょう」
チョン理事:「こっそりヘミドだけ手に入れようと目論んでいるなら、まともには死ねないぞ、君は」
ミノ:「脅迫するな。俺は人の手で死んだりしない」
チョン理事:「・・・。」
ミノ:「シンカ産業… 絶対に無事では済ませません」

+-+-+-+

荷物をまとめたイギョンは、ミノを避け、ガンのいるHEAVENで寝泊まりすることに。

ガンと一緒にやって来たイギョンを、支配人夫婦が笑顔で迎えます。

支配人妻:「いらっしゃい、イギョンさん。ベッドカバーも布団も新しいものに全部取り替えておいたから、楽に眠れるわ」
イギョン:「ありがとうございます」
支配人:「(ガンに)早く上がって荷物を置いて、下で夕食にしろよ」
ガン:「お願いします。(イギョンに)行こう」

自分自身は初めてのHEAVEN。彼女は店の周りを少し見渡し、ガンに続きます。

+-+-+-+

二人はガンの部屋へやって来ます。

カウンターにイギョンの荷物を置いたガンは…

ガン:「ジヒョンは…ついて来ましたか?」

イギョンが部屋を見回していると…
ジヒョンを抱っこしたスケジューラが入って来ます。

スケジューラ:「今配送中で~す」

彼はジヒョンをソファの上に寝かせます。

ジヒョン:「オンニ、私、ここにいるわ」
イギョン:「(ガンに)ここに来てます。ソファの上に」
ガン:「!」

ソファを見つめ、ゆっくり近づいて、その端に腰掛けるガン。
彼女の気配を探るように視線をキョロキョロと動かしながら…

ガン:「シン・ジヒョン。大丈夫か?」
ジヒョン:「面倒起こしちゃってごめん」
イギョン:「心配かけてごめんなさいって」
ガン:「(ジヒョンに)おい、あんなことするなら、イギョンさんを通して俺に言えよ」
イギョン:「私にも話していなかったんです」
ガン:「・・・。あ、すみません。ジヒョンのためにここへ来ていただいたのに。まずは夕食を召し上がってください」
イギョン:「私はいいんです」
ガン:「降りて来てください。お待ちしてますから」
ジヒョン:「・・・。」

部屋を出て行くガン。

イギョン:「(ジヒョンに)大丈夫ですか?どうやってここまで?見えなかったけど」
ジヒョン:「私には守護天使がいるんですよ^^」

イギョンの横でこれまでのやり取りを黙って見ていたスケジューラは…

スケジューラ:「おい!俺はあの世の使者だ!はっ!(お口をペンペン)いや、スケジューラだって!」

ジヒョン:「オンニ、降りて行って夕食にしてください」
イギョン:「・・・。」
ジヒョン:「この店、パスタがすごく美味しいの。ピザも美味しいし」
イギョン:「・・・。」
ジヒョン:「私の代わりにたくさん食べてね」

うなずくイギョン。

スケジューラはイギョンの横顔を見つめ、彼女の髪にそっと触れようとします。
その瞬間、何かを感じ、ふっと彼の方を見るイギョン。

イギョン:「?」
スケジューラ:「!」

思わず手を引っ込め、自分の方を向いたイギョンを彼はじっと見つめます。

+-+-+-+

ガンと一緒に夕食の席につくイギョン。

ガン:「ミノ先輩に全部分かってしまったから仕方なくこちらへ来ていただきましたけど、どうぞ気楽に過ごしてください」
イギョン:「そんなに馴れないわけじゃないですから…」
ガン:「これまで余裕がなくてまともに挨拶もできなかったけど…本当にありがとうございます。ジヒョンにチャンスを与えてくださって心から感謝します」
イギョン:「ジヒョンさんの切実さが分かったんです。私はすごく死にたかったのに…こんなに捨てたい命を、あんなに切実に求める人がいるんだなぁって」
ガン:「・・・。それでも、ここまでしてくださるのがどんなに難しいことか分かります」
イギョン:「私の借りに比べたら…何でもないことです」
ガン:「借り?」
イギョン:「・・・。」
ガン:「あ、いいえ。いいんです。僕には何もおっしゃらなくて構いません」
イギョン:「・・・。」

+-+-+-+

ガンの部屋に残ったジヒョンとスケジューラ。

ジヒョン:「カン・ミノの家で助けてくれてありがとう」
スケジューラ:「あんたを助けたんじゃねーから!」
ジヒョン:「ソン・イギョンオンニを助けたんだろうけど…そのおかげで私も助かったの。ありがとう」
スケジューラ:「感謝してるなら…なるべくイギョンに会わないで済むようにしてくれ」
ジヒョン:「ところで…またペナルティ受けるんじゃない?」
スケジューラ:「49日旅行者のせいで体の提供者が危機に瀕したとき、助けてもいいって条項がある。スケジューラは合法的なことしかやらねーんだ。記憶が戻っちまって一日が千年にも感じるのに…またペナルティ受けてられるか?」
ジヒョン:「それに…私、だんだんこうやって力がなくなるの?」
スケジューラ:「・・・。」
ジヒョン:「昼間だけじゃないわ」
スケジューラ:「49日がもうすぐ終わりだから。これからも続くぞ」
ジヒョン:「・・・。」

+-+-+-+

ガンは事務室のソファに横になり、眠れずに悶々としていました。

#目を開けた瞬間、キラッと光る瞳がものすごく綺麗なのだ

とうとう起き上がった彼は…

ガン:「(溜息)不安で眠れそうにないな」

+-+-+-+

ガンの部屋。

イギョンとジヒョンは並んでベッドに横になっていましたが、イギョンが起き上がります。

ジヒョン:「オンニ、眠れないんですか?きっと私のせいで寝る場所が変わったからね…」
イギョン:「違うんです。今までジヒョンさんのお陰でよく眠れたわ。ちょっと気晴らしに行ってくるけど、一緒に出ましょうか?」
ジヒョン:「気力がなくて出られそうにないんです。危ないから遠くへ行っちゃダメですよ」

うなずき、部屋を出て行くイギョン。
ジヒョンは静かに目を閉じます。

+-+-+-+

イギョンが下へ降りていくと、落ち着かない様子でいるガンの後ろ姿が目に入り、彼女は足を止めます。

イギョン:「・・・。」

彼の背中を見つめ、考えるイギョン。

ガン:「(独り言)今日が過ぎたらあと6日だ。時間の経つのがこんなに早いとは…。まともに出来たことなんて一つもないのに」

+-+-+-+

考え込むガンの後ろへ、イギョンが黙って近づきます。
振り返り、彼女に気づくガン。

ガン:「何かあったんですか?」
イギョン:「早く寝てくださいってジヒョンさんが」
ガン:「…そうですか」
イギョン:「ハン・ガンさんと一緒にいるだけで、心穏やかで安心だって」
ガン:「…ミノ先輩のせいで」
イギョン:「ちゃんと戸締りして眠れば大丈夫だって」
ガン:「ジヒョンは?眠ってるんですか?眠れるんですか?」
イギョン:「(ガンを見つめ)ジヒョンさんが羨ましいわ」
ガン:「え?」
イギョン:「だけど…あまり情けをかけないでください。ジヒョンさん…もう残された日がないでしょう?」
ガン:「どういう意味ですか?」
イギョン:「経験したから分かるんです。信じれば信じるほど…愛すれば愛するほど、その人がいなくなれば耐えがたくなるから」
ガン:「ソン・イギョンさん!どうしてジヒョンが死ぬような言い方をするんです?」
イギョン:「ジヒョンさん自身が生き返るのは無理だと思っているんです」
ガン:「そんなことはない!神様だってこの世を作るのに7日掛かったって言うのに!なぜ希望を捨てるんです?」
イギョン:「ハン・ガンさんがそう思えば思うほど…ジヒョンさんはもっと辛くなるわ。この世では縁がなかったんだと思って、未練は捨ててください」
ガン:「ソン・イギョンさん!僕の恩人だけど、腹が立つからもうやめましょう。戻ってください」
イギョン:「私はお二人のことを思って…」
ガン:「もういいと言ってるんです!」
イギョン:「・・・。」
ガン:「僕は…!ジヒョンが去るその時まで諦めません。いや、諦められない。お願いです。ジヒョンには絶対そんな言い方しないでください」

彼女に背を向け、歩き出すガン。
そのとき、彼女がガンの広い背中にしがみつきます。

ガン:「!!!」
イギョン:「・・・。」

+-+-+-+

ここでエンディングです。

 - 49日(私の期限は49日)