韓国ドラマから美しい言葉を学ぼう

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成均館スキャンダル1話対訳:後半之書

   

科挙試験場で恥をかかされたソンジュン。

ユニを捕まえようとしますが、それは単に腹が立っただけでしょうか。それとも…

後半に入ります。

ムン・ジェシン登場!

+-+-+-+

(ソンジュンに見つかり、逃げ出したユニは街の中へ。橋を渡ろうとしたユニは成均館儒生たちの一行を避けきれず、転びそうになります。それを華麗に抱きとめたのはヨンハ。あはぁ~~ん♥)

(そのまま逃走するユニ。ソンジュンも追いかけようとしますが、ピョンチュンに止められます)

(腕に残った感触を確かめながら、ユニの後ろ姿を見つめるヨンハ)

ピョンチュン:
어이, 성균관 상유를 봤으면 응당 인사를 해야지.
아, 개선장군이라 이건가 ?
과장에서 활약이 대단했다지.

おい、成均館の庠儒に会ったら挨拶すべきだろ。
あぁ、凱旋将軍にでもなったつもりか?
試験場でえらく活躍したそうだな。

コボン:
그래서 선비 체면 냅다 던지고 뛰었구먼.
“아이고, 아버지 ! 엉덩이 줌 두드려 주세요!”

それで学士の体面をすっかり捨てて逃げて来たんだろ。
(お尻を振り)”うわーん、父上!お尻をぶってください!”

ソンジュン:
무례를 법했습니다.
난장판이 된 과장을 보고 나니 글 읽는 선비러서 수치심이 들어 차마 고개를 들 수가 없었습니다.

無礼を働きました。
騒動になった試験場を見るに、文を読む学士として恥ずかしくなり、到底顔を上げることが出来なかったのです。

(ソンジュンに興味をそそられた様子のヨンハ)

ソンジュン:
저같은 일개 유생이 이럴진데 성균관 상유들께선 전혀 부끄러움을 모르시는 듯 합니다.
私のような一介の儒生でさえこうなのに、成均館庠儒の皆さんは恥というものを全くご存じないようで。

(初めて振り返り、ソンジュンを見る掌議、インス)

ソンジュン:
성균관 유생임을 자랑하며 백주대로를 활보하시니 말입니다.
成均館の儒生であることをひけらかしながら、白昼の通りを闊歩なさっていますので。

(思わず吹き出すヨンハ)

インス:
자네 말이 맞네.
글 읽는 선비의 바른 길이라…
성균관에 들거든 자네가 한수 가르쳐 주겠나?
내 기다리고 있겠네.
허나, 시건방을 봐 주는 건 이번이 마지막이다.

君の言うとおりだ。
文を読む学士の正しい道とは…
成均館へ来たならば、君がひとつ教えてくれまいか。
待っていよう。
だが、その思い上がりに目をつぶるのも今日が最後だ。

ソンジュン:
어울리지도 않는 선배 노릇을 봐 주는 것도 역시 이번이 마지막이요.
似合いもしない先輩面に目をつぶるのもやはり… これが最後です。

インス:
・・・。

(立ち去ろうとしたソンジュンの襟首を掴むピョンチュン)

ピョンチュン:
뭐야 ? 네이놈! 내 오늘 니놈에게 선배를 대하는 바른 법도를 가르쳐 주마.
何だと!こいつめ!先輩に対する正しい道理を教えてやろう。

ソンジュン:
길 위에선 갈 길을 막지 않는 것만이 법돕니다.
道の上では行く手を塞がないことが唯一の道理です。

(ほぉ~とヨンハが目を輝かせた瞬間、掴みかかった手をソンジュンに払われたピョンチュンは橋の下へドボン!)

(素知らぬ顔をして立ち去るソンジュン)

ヨンハ:
누군가 ?
誰なんだ?

コボン:
좌상의 아들 이선준. 글 잘해. 인물 좋아. 대를 이은 노론가의 영수! 흐흐흐.
左相の息子、イ・ソンジュン。文才があって善良。由緒ある老論家門の盟主!ふふふ

ヨンハ:
그 녀석 묘하게 정이 가네.
(手を見つめ)あいつ、妙に気になるな。

(黙ったままちらりとヨンハを見るインス)

ヨンハ:
뒤엣놈이 말고 앞에…. 놈 ?
後ろの奴じゃなくて前の… やつさ。

+-+-+-+

(市場の雑踏の中へ逃げ込んだユニ。魚売りにぶつかってしまったソンジュンはもう少しのところでユニを見失います。ユニが入っていった方向へと、吊るされた色とりどりの反物をくぐっていくと、その奥には顔を隠したユニの姿。顔を確認しようとしたソンジュンにユニの平手打ちが飛びます)

ユニ:
사대부가 반가의 아녀자를 희롱하다니 이 무슨 해괴한 짓이란 말입니까 ?
殿方が班家の婦女子をからかうとは何と非常識な行いでしょう。

ソンジュン:
미,미안하오. 무례했다면…
も、申し訳ない。無礼でしたら…

(ソンジュンに背を向け、してやったり!と笑顔で立ち去るユニ。ソンジュンは上着に残された詩文を見つめ、溜息をつきます)

+-+-+-+

(宮廷内の的場。矢を選ぶ王のそばにはチョン博士の姿がありました)

正祖:
하하하하하, 이선준이라.
제 아배의 잔칫판을 뒤엎은 아들이라니…재밌군.
재미있는 녀석이야.

ハハハハハ、イ・ソンジュンとな。
実父の祝いの席をひっくり返した息子か… 面白い。
面白い奴じゃないか。

チョン博士:
허나 전하, 그는 노론영수의 아들이입니다.
しかし殿下、彼は老論盟主の息子にございます。

正祖:
노론의 아들이라.
그대를 성균관으로 좌천시킨 자들의 아들이니 내 경계를 해야 한다…이런 말인가?

老論の息子と…
そなたを成均館へ左遷した者たちの息子だから警戒しろ… そういうことか?

チョン博士
송구합니다.
恐縮にございます。

正祖:
과인은 그래서 더 마음에 듭니다.
余はだからこそ気に入ったのだ。

+-+-+-+

(宮中を歩く大臣たち)

左相:
마음에 드셨다니 다행입니다.
お気に召したとは… 幸いです。

大司成:
마음에 들다마다요!
아드님같은 인재를 길러내는 것이야말로
오직 성균관만을 지키고 살아온 이 외길인생의 유일한 보람이지요.

もちろんですとも!
ご子息のような人材を育て上げることこそ
ひたすら成均館を守ってきた一途な人生唯一の甲斐なのですから。

左相:
아들의 젊은 치기야 대사셩께서 혜량해 주시리라 믿습니다만.
息子の若気の至りを大司成が理解してくださるといいのですが。

兵判:
오늘 일로 피해를 보는 우리 노론 명문가 자제들 있어서는 안 될 것이네.
교육이 어디 서책에만 있다던가?
교육이야 밥상머리 교육이 으뜸이지.

今日のことで我々老論名門の子弟に被害があってはならん。
書物を読むだけが教育ではなかろう?
食卓が教育の基本じゃないか。

大司成:
이미 예조에 들러 각별히 당부를 해 뒀습니다.
すでに禮曹に寄って特別に申し入れておきました。

(響く兵判の笑い声)

+-+-+-+

(再び水車小屋で男装を解き、腰掛けるユニ。自分が用意した答案用紙を手にとり…)

ユニ:
10냥, 20냥,15냥, 그래고 이건 30냥.
부자네, 나.

10両、20両、15両、それからこれは30両。
お金持ちね、私。

+-+-+-+

(ユニが家の前まで帰って来ると、そこにはたくさんの荷物が。隣人が噂します)

隣人たち:
후처로 팔려간다지?
아이고, 아까워.

売られて後妻になるんだって?
あぁ、勿体ないね。

(そこへ出てきたユニ母。力なく娘を見つめます)

+-+-+-+

(ユニの家の中で…)

ユニ母:
자라리 잘된 일이다.
병판댁 사람이 되면 평생 배 곯을 일은 없겠지.

かえって良かった。
兵判の妻になれば生涯お腹をすかすことはないだろうからね。

ユニ:
하지만 어머니, 윤식인 한고비 넘겼고, 빚은 제 힘으로 어떻게든…
だけど母上、ユンシクは峠を超えたし、借金は私が何とかして…

ユニ母:
이렇게 말이냐 ?
こうしてかい?

(母が取り出したのは、巨擘のための答案用紙と、ユンシクの身分証)

ユニ:

ユニ母:
관원이 다녀갔다.
과장 난리 속에서 분실한 듯하다며 가져왔다.
윤희 너… 니가 저지른 짓이 얼마나 큰 죄인지 알고는 있는 게냐 ?
다른 사람의 호패로 그것도 계집이 과장에 서다니,
남녀가 유별하고 강상의 법도가 지엄하거늘
죽음으로 죄를 묻는다 해도 너는 할 말이 없었어.

役人が来たんだ。
科場での騒動で落としたんだろうと言って、 持って来たんだよ。
ユニ、お前… 自分の仕出かしたことがどれほど大きな罪になるか分かっているのかい?
他人の身分証で、しかも女が科場に立つとは…。
男女間にそれぞれ守るべき礼儀があり、綱常の道理が厳格である以上、
死罪に問われようと何も言えないことだ。

ユニ:
잘못했습니다, 어머니.
すみませんでした、母上。

(溜息をつく母)

ユニ母:
죄를 묻자면 모두가 이 에미 죄겠지.
罪を問うと言うなら… 全てこの母の罪だろうね。

ユニ:
・・・。

ユニ母:
어린 계집이 100냥 빚을 갚겠다 호언장담을 할 때,
아니, 윤식이 행세로 저자에서 약값을 대기 시작했을 때,
그 때 널 다잡았어야 했다.

若い娘が100両の借りを返すと豪語したとき、
いや、ユンシクに成りすまして薬代稼ぎを始めたとき、
あのとき、お前を引き止めるべきだったんだ。

ユニ:
・・・。

ユニ母:
윤식이를 살릴 욕심에 에미가 너를 사지로 몰아 넣을 뻔했어.
더는 안된다.
이젠 계집으로 살거라.
사내 처마에서 비를 피하며 그렇게 계집으로 살어.

ユンシクを救いたいがために、母がお前を墓場へ追いやるところだった。
これ以上はいけない。
これからは女として生きなさい。
男の軒下で雨をしのぎながら… そうやって女として生きなさい。

ユニ:
어머니, 다신… 다신 이런 일 없을 거에요.
빚은 제가 필사 일을 더 열심히 해서…

母上、もう二度と… 二度とこのようなことはありませんから。
借金は筆写の仕事をもっと頑張って…

ユニ母:
아직도 모르겠니 ?
조선팔도에 글이 재주가 되고 밥이 되는 계집은 기생년들 뿐이다.
윤희 네게 글 재주는 독이다.

まだ分からないの?
朝鮮八道、文才で生きていける女は妓生だけだよ。
ユニ、お前にとって文才は害になる。

(それ以上何も言い返せず、涙をこらえきれずに部屋を出て行くユニ。一人残された母もまた、声を押し殺して泣くのでした)

+-+-+-+

(ソンジュンの部屋。出来上がったユニの人相書きを侍従のスンドルが覗きます)

スンドル:
어따… 뭔 놈의 사내가 이렇게 곱다요 ? 허허, 반해버리겠소.
おっと… こんな綺麗な男がいるんですかい?惚れちまいそうですよ。

ソンジュン:
도성 안 서책방을 정부 다 뒤져서라도 반드시 찾아내야 한다.
내 이 자에게 꼭 갚아 줄 빚이 있다.

(人相書きを見つめ)都城じゅうの貸本屋を全て探してでも、必ず見つけ出さねば。
この者に返すべき借りがあるのだ。

+-+-+-+

(兵判宅。家人の男が門を開けると、そこにはユニが立っていました)

ユニ:
빚을 갚으러 왔네.
借りを返しに来たわ。

家人:
정말인가?
本当か?

ユニ:
뭐하는가?
어서 대감께 인도하지 않고서.

何してるの?
早く大監のところへ案内なさい。

家人:
・・・。

(黙りこむ家人。ユニは案内を待たずに家の中へ入っていきます。それを見ていたのは、息子のインスでした)

インス:
・・・。

(そこへ妹のヒョウンが走ってきます)

ヒョウン:
오라버니!
お兄様!

インス:

ヒョウン:
여기 좀 봐 봐. 큰일났어.
진무르지 않았어?

(目元を指差し)ここ、ちょっと見て。大変なのよ。
ただれていない?

インス:
아프면 의원에게 보여야지.
痛いなら医者に見せなきゃ駄目だろ。

ヒョウン:
보고 있잖아.
오라버니 보고 싶어서 병 난건데.

見せてるじゃない。
お兄様に会いたくて病気になっちゃったのよ。

インス:
녀석… 이번엔 또 뭐냐?
こいつ… 今度は何だ?

(ふふふっと笑うヒョウン)

+-+-+-+

(兵判の元へやって来たユニ)

ユニ:
빚보다 더한 은혜를 갚으러 왔습니다, 대감.
借り、そして恩をお返しに参りました、大監。

兵判:
은혜를 갚는다?
恩を返すと?

ユニ:
대감께선 제 동생을 살려 주신 은인이십니다.
허나 이제 민심은 대감께서 고리채를 놓고 어린 께집을 사 여흥거리로 삼는다 손가락질을 하겠지요.
저를 인해 은인께서 공연한 추문에 오르시는 일은 없기를 바랍니다.

大監は弟を助けてくださった恩人でいらっしゃいます。
ですが、もはや高利の借金の形に幼い娘を買い興じる方と、民に後ろ指を指されることになりましょう。
私のために恩人が無意味な汚名を着せられることは望みません。

(懐から金の入った袋を取り出すユニ)

ユニ:
부족한 돈이어나 말미를 주시면 은혜를 갚듯 정성을 다해 갚겠습니다.
少しばかりですが、猶予をくだされば恩をお返しするため最善を尽くします。

兵判:
내가 녜년의 협박을 두려워할 것이라 여겼느냐 ?
私がお前の脅迫を恐れると?

(しばらく考え、ゆっくりと口を開くユニ)

ユニ:
육도의 이르길…
싸우지 않고 화를 피하는 것이 상책이요.
명장은 두려운 적 앞에서 싸움을 피한다 했습니다.
대감께서 두려워하실 리가 있다면 그는 오직 민심이요.
이 나라의 병판이시니 응당 화를 피하는 상책을 택하시리라
그리 믿었을 뿐입니다.

六韜(中国の兵法書)には…
「戦うことなく怒りを避けるのが上策。
名将は強敵の前では戦いを避ける」とあります。
大監が恐れるとすれば、それはひとえに民の心。
この国の兵判でいらっしゃるのですから、当然怒りを避ける上策をお選びになるだろうと
そのように信じただけにございます。

(高らかに笑い、ユニに手招きをする兵判)

兵判:
계집이 병법을 다 아는구나.
제법이다. 제법이야.

女が兵法を熟知しているとは。
感心だ。かなりのものではないか。

ユニ:
・・・。

兵判:
그래.
니 말이 맞다.
내 생각이 짧았다.
해서! 네년이 빌려간 돈은 지금 당장 갚는 것이 좋겠다.
저자의 민심이 그 사실을 알기 전에 당장 말이다 !

よかろう。
お前の言うとおり。
私が浅はかであった。
ならば!借りた金は今すぐ返して貰わなければな。
民がその事実を知る前に、今すぐだ!

(簾を上げ、顔を覗かせる兵判)

兵判:
그리고 난 니 그 당찬 배포가 마음에 들었다.
사내가 마음에 든 계집을 취하는 건 허물이 되지 않을 터.
내 너를 내 사람으로 삼아야겠다.
사흘 뒤에 가마를 보내마.

それに、お前のその肝っ玉が気に入った。
男が好いた女を手に入れることは過ちにはならぬ。
私はお前を我が妻としたい。
三日後に輿をやろう。

(困惑して兵判宅を後にするユニ。その後姿を見送り、家人はニヤリと笑みを浮かべます。そこへ…)

インス:
자넬 아버님께서 너무 총애하시는 듯 싶군.
父上は君をえらく可愛がっているようだな。

家人:
도련님, 그 무슨 ?
若様、それはどういう…?

インス:
그렇지 않고서야 저딴 계집따위가 아버님과 말 섞는 해괴한 일이
어떻게 감히 내 집에서 일어날 수가 있나 ?

そうでなければ、あれしきの小娘が父上と話を交えるなどという不可解なことが
畏れ多くも私の家で起きるはずがあるまい。

家人:
・・・。

インス:
난 아버님과는 달라.
두번짼 봐 주질 않지.

私は父上とは違う。
二度目は見逃しはしないぞ。

+-+-+-+

(賑わう市場をとぼとぼと歩くユニ。兵判に収めるつもりだった金の袋を見つめます。そこへ、走ってきた男にあっという間に袋を奪われ…。男は追ってくるユニを誘いこむように、人目につかない場所へ逃げ込みます)

ユニ:
내 놔 ! 내놓라고 ! 이리 내란 말이야 !
返して!渡すのです!渡せと言ってるのよ!

(男が袋を投げると、そこへもう一人の男が現れて受け取り、さらにぞろぞろと何人もの男たちが。すっかり取り囲まれてしまったところへ、兵判家の家人が現れます)

家人:
애들아. 잘 모시어라.
귀하신 몸이시다.

お前たち、丁重にお連れしろ。
大事なお体だからな。

(ユニを包囲する男たちの輪はゆっくりそ狭まり…。ユニはその場に跪きます)

ユニ:
부탁이요. 그 돈은 내 목숨과도 바꿀 수 없는 돈이요.
그러니 제발 그 돈만큼은 돌려 주시오, 제발…

お願いです。そのお金は私の命にも代えられぬ物。
ですからどうかそのお金だけは返してください、どうか!

(ユニは隙を見て、金の袋を持っている男の腕に噛み付きます。叫び声を上げる男。その叫び声に、ムシロの下で居眠りをしていた誰かが目を開きます。手に持ったリンゴを男の頭に見事命中させ、起き上がったその人物は…)

ジェシン:
잠 좀 자자.
시끄러워서 잠을 잘 수가 있어야지.

寝かしてくれ。
うるさくて眠れねぇだろ。

(飛び掛ってきた男を蹴り飛ばし、ユニを自分の後ろへ下がらせるジェシン。あっという間に男たちを片っぱしから倒してしまいます)

ジェシン:
없는 놈들끼리 사이 좋게 좀 지내자고.
貧しいもん同士仲良くやろうぜ。

(リンゴをかじり、地面に落ちていた金の袋を拾い上げ、ユニに乱暴に渡すジェシン)

(そのとき、後ろに倒れていた男が起き上がり、ジェシンに襲いかかります。足元の棒をひょいっとすくい上げ、そばにいたユニの目を左手で覆い、男を殴り倒すジェシン)

ジェシン:
아직도 억울한 놈, 지가 뭘 잘못했는지 모르는 놈 있어 ?
있으면 다 나와 어서 !

まだ不服のある奴は? 自分の間違いがわかってない奴はまだいるか?
いたらさっさと出て来い!

(無言で逃げ出す男たち。兵判の家人もそっとその場を立ち去ります)

ジェシン:
술이나 한장씩 받아줄까 했더니 돈 굳었군.
一杯ずつ酒でも飲んでやろうと思ったのに、金使わずにすんだな。

(ふっと笑い去っていくジェシン。呆気に取られていたユニは慌てて彼を追いかけます)

#彼の魅力は「ここがいい」「あそこがいい」と説明できるレベルじゃない。生物学的に本能を揺さぶられる、そんなレベルの男だ。

ユニ:
고맙습니다.
덕분에 화를 면했어요.
정말 고맙습니다.

ありがとうございます。
お陰で免れることができました。
本当にありがとうございます。

(何も言わず歩き出そうとするジェシン)

ユニ:
저…
あの…

(ユニはジェシンの腕から血が流れているのに気づき、驚いて彼の顔を見つめます。黙ってうつむくジェシン)

(ユニは手巾を差し出しますが、ジェシンは受け取らずに歩き出そうとします。再び引き止めたユニは…)

ユニ:
보은할 수 있게 해 주세요.
恩返しをさせてください。

ジェシン:
보은…
은혜를 갚고 싶으면 다시 눈에 띄지 마라.
너같이 어둔한 녀석 두번 다시 보고 싶지 않으니까.

恩返しか…
恩を返したいならもう目の前に現れるな。
お前みたいな鈍くさいヤツ、二度と見たくないから。

ユニ:
・・・。

ジェシン:
함부로 고개 숙이지 마라.
아무한테나 무릎 꿇지도 마.
그거 습관된다.
한번 버릇 들면 영 고치기 힘들어지거든.

むやみに頭を下げるな。
誰にでも跪くのもやめろ。
癖になる。
一度癖になったら、直すのはえらく大変だから。

(再び歩き出すジェシンに慌てて声を掛けるユニ)

ユニ:
저…
あの…

ジェシン:
보은.
恩返しだろ。

(立ち去るジェシンは急にしゃっくりが…。ユニは取り返してもらった袋を抱きしめ、彼の後ろ姿を見送ります)

+-+-+-+

(ソンジュン宅の庭。ユニを探しているソンジュンの元へ報告が入ります)

ソンジュン:
찾을 수 없었단 말이냐 ?
探しだせなかったと?

スンドル:
도련님, 머리는 글공부할 때만 쓴다요?
죄짓고 ”나잡아 가시오.” 모가지 드밀 놈이 어디 있겠소?
거시기 외나무다리서 떡하니 배 깔고 기둘리다 보면은
싫어도 만나는 게 원수요.
며칠 뒤면 복시 아니어라,
그 때 거벽을 서는 그놈 덜미를 탁!

坊ちゃん、頭は勉強のときだけ使うもんですかい?
罪犯しといて「捕まえてください」って首を出す奴がどこにいます?
丸太橋で寝そべって待ってれば
嫌でも出会うのが仇ってもんです。
何日かすれば覆試でしょう。
また巨擘にきたそいつをパッと!

ソンジュン:
그러니 그 전에 잡겠다는 말이다. 반드시.
だから、その前に捕まえるのだ、必ずや。

スンドル:
・・・。

ソンジュン:
안되겠다.
내일부턴 내 직접 나서야지.

これでは駄目だ。
明日からは私が直接動かなければ。

スンドル:
예?
え?

(ユニが詩文を残した上着を見つめ)

ソンジュン:
이런 대접을 받고도 잊을 수 있다면 그는 선비가 아니다.
このようにあしらわれて忘れられるなら、それは学士ではない。

(そこへ父の低い声が響きます)

左相:
예 있었더냐?
ここにおったか。

(驚いて振り向き、手に持った上着を隠す二人。左相はそれに気づきながら何も言わず…)

ソンジュン:
이제 오십니까, 아버님.
お帰りですか、父上。

+-+-+-+

(ソンジュンは父の部屋へ呼ばれます)

左相:
과장에서의 일을 들었다.
선비의 기개를 제대로 지켰다… 그리 여기느냐?

科場でのことは聞いた。
学士の意気を立派に守った… そう思うか?

ソンジュン:
・・・。

左相:
부실한 녀석…
節操のない奴め…

ソンジュン:
・・・。

左相:
이제 세상이 널 주시하게 됐다.
모두가 너의 실수를 기다릴 것이고 네 실수가 전부인양 떠들어댈 것이다.
그것이 출사다.
명심하거라.
세상에서 가장 어리석은 자는 제 지혜를 자랑하는 자다.
학인의 길이 지혜를 닦는 길이라면 출사는 그 지혜를 감추는 것이 그 시작이다.

これからは世間がお前に注目することになる。
皆がお前の失態に期待し、失態が全てであるかのように騒ぐであろう。
それが出仕だ。
覚えておきなさい。
この世で最も愚かなのは己の知恵を誇る者だ。
学人の道が知恵を磨くものならば、出仕は知恵を隠すのがその第一歩なのだ。

ソンジュン:
감추고 싶지 않습니다.
隠したくはありません。

左相:

ソンジュン:
장부의 뜻을 세상에 펼치는 것이 출사라 하셨습니다.
헌데 지혜는 감추고 신념은 버려야 하는 것이 출사라면
그 것이 그저 벼슬을 사냥하는 것과 다른 바가 무엇입니까 ?

男子が志を世界に繰り広げるのが出仕だとおっしゃいました。
しかし、知恵を隠し信念を捨てねばならぬのが出仕であるなら、
それはただの官職狩りとどこが違うのでしょうか。

(息子の反論にニヤリと微笑む左相)

左相:
권력도 갖고 명예도 지키겠다…
権力も手に入れ、名誉も守りたいと…。

ソンジュン:
・・・。

左相:
나쁠 거 없지.
다만 너는 진성 이씨 문중에 장남이다.
매사 언행에 보다 각별히 주의토록 하거라.

悪くはなかろう。
ただし、お前は眞城李氏一族の長男だ。
あらゆる言動において特別に注意するように。

ソンジュン:
명심하겠습니다.
肝に命じます。

+-+-+-+

(成均館の書庫)

インス:
이선준… 버릇 좀 들여놔야겠다. 우리 도련님.
イ・ソンジュン…  お坊ちゃんに礼儀をつけてやらなければ。

ピョンチュン:
어떻게… 검계를 알아볼까요 ?
이 주둥아리가 싼 녀석들은 매가 약이죠.

どうしましょう。暴力組織を当たってみますか?
口八丁な奴には鞭が有効でしょう?

コボン:
미인곈 어떻습니까 ?
色仕掛けはどうです?

インス:
니들은 머리 쓰지 마라. 쭉…
お前たちは頭を使うな。ずっとな…

コボン:
그럼 몸을 쓰겠습니다. 하명하시죠.
(構えて)では体を使いましょう。ご命令を!

(ピョンチュンに怒られるコボン)

インス:
불러. 방법.
(そばにいる誰かに)言ってみろ、方法を。

(少し離れた場所で本をめくっていたのはヨンハ)

ヨンハ:
이선준?
녀석한테 딱 어울리는 비기가 하나 있긴 하지.

イ・ソンジュン?
あいつにうってつけの切り札が一つあるね。

+-+-+-+

(ユニの人相書きを手に、自ら市場を訪ね歩くソンジュン)

町人:
가슈.
(人相書きを見せられ)帰ってくれ。

スンドル:
거봐요.도련님, 없단게요.
지가 밥도 안 먹고 찾아 댕겼어요.

ほらね、坊ちゃん。見つかりませんって。
私が飯も食わずに探し回ったんですからね。

ソンジュン:
이런 사람 본 적 있소 ?
(他の人に)こんな人を見かけたことは?

町人:
아이, 몰라 .
知らないよ。

スンドル:
거봐요. 없어요.
ほらね。いませんって。

(ソンジュンは店の前で掃除をしていた貸本屋の店主、ファンガの元へ)

ソンジュン:
혹시 이런 사람 본 적 있소 ?
ひょっとしてこんな人を見たことは?

ファンガ:
・・・。

(人相書をじっと見つめ、何も言わず首を横に振るファンガ。ソンジュンは諦めて他へ回ります)

スンドル:
지 못 믿어요 , 예?
私を信じられないんですかい?ねぇ!

(そんな彼らの様子を物陰から見ていたのはユニその人でした)

+-+-+-+

(貸本屋に飛び込んできたユニ)

ユニ:
날 좀 도와 줘야겠소.
私を助けてくれないか。

(慌てて店の扉を閉めるファンガ)

ファンガ:
도와 드려야… 그래. 무슨 책 보시게?
お、お助けしますとも。えぇ、どんな本をお探しで?

ユニ:
100냥이면 내 지옥에라도 다녀오리다.
100両貰えるなら地獄へでも行こう。

ファンガ:
아이고 ! 돈도 벌고 구경도 하고 그런데 저도 달고 가시오.
何とまぁ!金も稼げて見物もできるなら、私だってお供しますよ。

ユニ:
며칠 후면 복시 아닌가 ?
선금을 좀 주게.

何日かすれば覆試であろう?
前金で頼む。

ファンガ:
선금 ?!
허, 지난번 초… 지난번 초시 때 선비님 덕분에 이 장사 접을 뻔 했소.
그 때 선비님과 엮인 도령이 지금 선비님을 잡겠다고 난리요, 난리!

前金ですと?!
はっ!この間の初… この間の初試のとき、学士様のおかげでこの店畳むところだったんですよ。
そのとき学士様と会った旦那が今捕まえに来て大騒ぎですよ、大騒ぎ!

ユニ:
왕서방 이 인간 ! 나랑 전생에 무슨 원수를 겼다고…
ワン書房のやつ!前世で私とどんな恨みがあると…!

(扉を開き)

ファンガ:
아무튼 이 일은 선비님과 안 어울리오.
그만 가보시오.

とにかくこの仕事は学士様には合いません。
もうお帰りを。

ユニ:
자네 말이 맞네.
난 이 일과 어울리지 않아.
해서 내 거벽으로 살던 지난날을 관가에 가서 자백할까 하는데…
어쩔 수 없이 이 책방과 황가 자네 이름은 말할 수 밖에 없지 않겠나 ?

君の言う通りだ。
私はこの仕事に合わない。
(店主の反応を伺いながら)だから、先日巨擘を行なったと、役所へ行って自白するつもりなんだが…、
この本屋と君の名前も話すしかあるまい?

(思わず唸るファンガ)

ユニ:
허면 우리 관아에서 다시 만나세.
では役所で会おう。

(店を出ようとするユニ。店主は慌てて扉を閉め、引き止めます)

ファンガ:
얼마나 필요하신가, 우리 선비님?
いかほどご入用なんです?学士様。

ユニ:
100냥 맞춰 주게.
100両 用立ててくれ。

ファンガ:
속옷을 베껴도 유분수지, 닷냥짜리 필사꺼린 얼마든지.
身の程知らずな!5文の筆写ならいくらでもあげますから。

ユニ:
허긴 장 200대면 죽기 밖에 더하겠는가?
황천길 내 길동무나 해드리리다.

ならば鞭打ち200回で死ぬ他ないな。
冥土までお供してやろう。

ファンガ:
50냥!
50両!

ユニ:
!

ファンガ:
금서를 배달하는 일이오.
괜찮겠소 ?

(耳打ちを)禁書を運ぶ仕事です。
出来ますかね?

ユニ:
내 지옥에라도 간다 하지 않았나 ?
(笑顔で)地獄でも行くと言ったろう?

(明るい顔で貸本屋から出てくるユニ。それを見ていたのはヨンハでした)

+-+-+-+

(ファンガが後ろを振り返ると、そこにはいつの間にかヨンハの姿が)

ヨンハ:
어느 쪽이야 ?
どっちの味方なんだ?

ファンガ:
밑도 끝도 없이 대체… ,저
何をやぶから棒に…

ヨンハ:
좌상 댁 도령이 찾는 그 녀석 감춰 두고 있잖아.
左相の息子が探してるあいつ、匿ってるじゃないか。

(驚愕の声を上げるファンガを見てニヤリと笑うヨンハ)

ヨンハ:
나 구용하야.
이 정도로 감동하다니, 서운한데.
좌상 댁 이목이 있으니 내놓고 쓸 순 없는 인산데다
거벽으로도 못 쓰겠고.
허면 그 보다도 은밀한… 금선가 ?

私はク・ヨンハだよ。
このくらいで感動されちゃ寂しいな。
左相宅の目があるから表立って使うことは出来ないし、
巨擘としても使えない。
ならばさらに隠密な… 禁書か?

(さらに驚愕するファンガに、ヨンハは楽しくてたまらず)

店主:
얼마면 되겠소 ?
얼마면 그 입 다물겠소 ?

いくら欲しいんです?
いくらでその口閉じてくれるんです?

ヨンハ:
입은 그 쪽이 다물어 줘야되는데.
口を閉じてくれなきゃいけないのはそっちさ。

+-+-+-+

(まだ市場を歩いているソンジュン。そこへ…)

声:
찾고 있는 걸…
探し物は…

(ソンジュンは声の主を振り返ります。そこにいたのはヨンハ)

ヨンハ:
내가 도울 수 있을 거 같은데.
私が助けてやれると思うけど。

(ヨンハが広げてみせたのは、ユニの人相書)

+-+-+-+

(二人は酒膳を挟んで向き合っていました。呑気に酒を飲むヨンハを硬い表情で見つめるソンジュン)

ヨンハ:
아, 좋다. 한잔 받지 ?
はぁ~美味い。(酒瓶を持ち)一杯飲むだろう?

ソンジュン:
왜 날 돕겠다 하셨소 ?
なぜ私を助けると?

ヨンハ:
아이… 고마워할 줄 알았는데.
달갑지 않으면 일어서지 뭐.

なんだ… 感謝されると思ったのにな。
有り難くないなら帰るとしよう。

(席を立とうとしたヨンハでしがた…)

ソンジュン:
날… 도울 이유가 없어 보여 하는 말입니다.
私を… 助ける理由があるように見えぬから言ったのです。

(ニヤリと笑い、再び腰をおろすヨンハ)

ヨンハ:
이유라…
진짜 궁금해 ?
머잖아 함께 생활을 동료유생의 대한 우정,
첫 만남에도 벗을 알아본다는 사내들끼리 뜨그운 신의,
누군가 간절히 염원하는 바를 이루길 바라는 선한 마음…

理由か…。
本当に気になるか?
そのうち共に生活することになる儒生への友情、
一目で友を見分ける男同士の熱い信義、
誰かの切実な願いが叶うのを願う良心…

ソンジュン:
・・・。

ヨンハ:
설마 이런 걸린 없잖아. 어 ?
… まさかそんなはずはあるまい。ん?

ソンジュン:
・・・。

ヨンハ:
재.미.
자네가 어디까지 갈 위인인지 지켜보는 재미.

興・味。
君がどこまでの偉人なのか見届けてやろうっていう興味だよ。

ソンジュン:
・・・。

ヨンハ:
그자를 찾고 싶다면 방법은 딱 한가지야.
아주 위험하고 큰 희생이 따르는…
그래도 할 텐가?

あいつを探したければ方法はたった一つ。
危険で大きな犠牲を伴う…。
それでもやるか?

ソンジュン:
선비가 한번 품은 뜻이오.
더 말이 필요합니까?

学士が一度決めたことです。
これ以上言葉が要りますか?

(ソンジュンを見つめ、うなずくヨンハ)

+-+-+-+

(夜。人気のない山道をユニが歩いています。手には大きな包みを抱え…。そこへ雨が降り始めます)

貸本屋店主ファンガ(声):
나라에서 법으로 금하고 있는 책이오.
관군에게 꼬리를 밟히지 않게 조심하시오.
참말 지옥 가는 수가 있으니까 !

国法で禁じられている本です。
官軍に尻尾を捕まれないよう気をつけて。
本当に地獄に行くことになりますから!

(決意を固めたユニの足はポツンと立っている小屋の方へ)

+-+-+-+

(放り出される大金。それを囲んでいたのは、成均館掌握インスたち一味でした。掌議の正面には官軍の兵士が二人…)

インス:
이선준 그놈이 금서를 넘겨 받으면 그 즉시 잡아들여라.
イ・ソンジュンの奴が禁書を受け取ったら、直ちに捕らえよ。

官軍:
예!
はい!

(ほくそ笑むインスたち)

+-+-+-+

(暗い小屋の中、月明かりを頼りに奥へと入っていくユニ。そこへ誰かの声が…)

声:
낮말은 새가 듣소.
”昼の声は鳥が聞く”

ユニ:
!!!

(ユニはファンガの言葉を思い出します)

ファンガ(声)
사내가 그렇게 말허면 ?
男がそう言ったら?

ユニ:
… 밤말은 쥐도 못 듣습니다.
… ”夜の声は鼠にも聞こえない”

※낮말은 새가 듣고 밤말은 쥐가 듣는다(昼の言葉は鳥が聞いて夜の話はネズミが聞く)という諺から決めた合言葉。日本の諺では「壁に耳あり障子に目あり」にあたるようです。

ファンガ(声):
보안이 생명이니 서로 얼굴 팔리지 않도록 조심하고…
安全が命ですから、お互いの顔も知られないよう気をつけて…

(背を向けたまま近づき、ユニは後ろの人物に包みを差し出します。が、手首を捕まれ、驚いて振り向くと、そこにいたのはソンジュンでした)

ユニ:
와, 왕서방 ?!
ワ、ワン書房?!

(慌てて逃げ出すユニ。追うソンジュン)

ソンジュン:
내 얼마나 찾았는지 아시오 ?
私がどれほど探したと?

ユニ:
알지. 내 잘 알지 !
ああ、よく知ってるさ!

ソンジュン:
・・・。

ユニ:
내가 너 때문에 !
あんたのせいで…!

(そこへ遠くから聞こえてくる声)

声:
잡아라 !!!
捕らえよ!!!

ユニ&ソンジュン:
!!!

(そこには二人めがけて走ってくる官軍たちの姿)

官軍の大将:
잡아라 ! (?)자들이다 !
捕らえよ!禁を犯した者どもだ!

官軍たち:
예 !!!
はい!

ユニ:
이제 아주 관군들까지 ?!
(ソンジュンに)今度は官軍たちまで?!

ソンジュン:
아…
あ…

(思い切りソンジュンの頬を叩くユニ)

ソンジュン:
이게 무슨 짓이요 !
何の真似です!

ユニ:
몰라서 물어 ?
しらばっくれるのか?

官軍たち:
토포하라 !
예!

捕まえるのだ!
はい!

(いよいよ追いつかれそうになり、逃げ出すユニたち。ソンジュンはユニが持っている包みを奪いとり)

ソンジュン:
이 책은 내가 가져가지.
この本は私が持って行こう。

ユニ:
책값은 주고 !
代金をくれ!

(そこへ追いついてきた官軍。ソンジュンは華麗に応戦します。飛び蹴りに回し蹴りに…官軍タジタジ)
(刀を一斉に抜く官軍たち。ソンジュンはユニを斜面の方へ突き落とし、自分は官軍に追われ、道なりに走り出します)

+-+-+-+

(妓楼で酒を飲んでいるのはインスたち)

ヨンハ:
실망이야, 이선준.
이렇게 싱겁게 잡혀 버리다니 재미 없구먼.

がっかりだな、イ・ソンジュン。
これほどあっさり捕まってしまうとは、面白くもない。

ピョンチュン:
하하하, 이렇게 되면 이선준은 지금쯤 의금부로 잡혀 가는 건가요 ?
ははは!それならイ・ソンジュンは今ごろ義禁府へ連行されるところですかね?

コボン:
이렇게 되면 이선준은 복시도 못 보게 되는 건가요 ?
それならイ・ソンジュンは覆試も受けられないんですかね?

(黙って微笑むインス。ヨンハの表情に笑顔はありません)

+-+-+-+

(山道を全速力で逃げるソンジュン。官軍に追われ、下へ飛び降ります。下を覗き込み、悔しがる官軍)

(一方、ユニは…)

ユニ:
책을 가져갔으면 돈을 주고 가야지!
왕서방, 이 몹쓸인간…

本を持って行くなら代金をくれなきゃ!
ワン書房、あの性悪!

(起き上がろうとしたユニは誰かに体を引き寄せられます。それは戻ってきたソンジュン。ユニが声を上げぬよう口を押さえ、岩陰に身を隠します)

(引き上げてくる官軍たち。二人が潜む岩の向こう側で立ち止まり、辺りを見回します。さらにユニの体を強く引き寄せるソンジュン。ユニの目の前には、ソンジュンの喉仏が…。高鳴る鼓動)

+-+-+-+

ここでエンディングです。

 - 成均館スキャンダル