韓国ドラマから美しい言葉を学ぼう

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メリは外泊中15話あらすじvol.2

      2011/01/25

誤解によってすれ違ってしまう二人。

ただその場を誤解しているだけでなく、ムギョルがスタイルを曲げてまで突っ走ったことを、自ら否定してしまうような、難しい状況に陥ってしまいます。

寝ても覚めても顎ショットが美しいでっぴょにむ♥

続きをどうぞ。

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イン父の方も大晦日の結婚式で着る服を仕立て、着々と準備を進めていました。
ユン女史も準備に抜かりのないことを報告します。

イン父:「嫁になる子が物足りなく思わないように、ユン女史がしっかり気を遣ってやってください」
ユン女史:「憂慮なさることはありません、会長」
イン父:「(満足)」
ユン女史:「これで一安心なさってもよろしいのではないでしょうか。会長が抱いておられるご意思を遂げられたのですから」
イン父:「はっはっ。あ、そうだった、チョンインの会社の方にも招待状は回りましたよね?」
ユン女史:「はい、もちろんでございます、会長」

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チョンインの会社前。

スタッフたちが続々とバスに乗り込みます。
その後ろから一人、現れるメリ。

メリ:「おはようございます」
スタッフ:「^^」
チョンイン:「いらっしゃい」
スタッフA:「おはようございます、ウィ・メリさん^^ あ、もう奥様というべきでしょうか?」
メリ:「?… それどういう意味ですか?」
スタッフB:「もぅ~ 今朝招待状見ましたよ」
チョンイン:「・・・」
スタッフB:「こんなに上手く騙すなんて~!私たちはカン・ムギョルさんと付き合ってるんだろうと思ってたのに^^」
メリ:「あ… 」

戸惑ってチョンインを見るメリ。

メリ:「代表」
チョンイン:「… では出発しましょうか」
スタッフたち:「はい」
チョンイン:「ワークショップとは言え、ショーケースを立派に終えられたので、会食や休息、いろいろ兼ねて楽しく遊びましょう」
メリ:「やっぱり私… 行けそうにありません。私、ここで帰ります。(スタッフに)楽しく遊んでいらしてください」

頭を下げ、さっさと帰ろうとするメリ。
そこへやって来たのはジヘとソラ。
抜かりのないチョンインはメリだけでなく、ちゃっかり友だち2名も招待していたのでした。

ジヘ:「代表、ありがとうございます~。こんな風に私たちまで加えてくださって!ホントにステキですわ~♪」
チョンイン:「知らない仲ではありませんし、メリさんのお友達じゃないですか。一緒に行くと楽しいでしょう。来てくれて感謝します」
ソラ:「ありがとうございます。メリ、行こう!」

友だち二人に強引に引っ張られ、メリはバスに乗り込みます。
その様子を見届け、自分もバスへ向かうチョンイン。

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バスの中。

チョンインは一人で座っているメリの様子が気になります。
そこへ「結婚する仲なんだから一緒にお座りなさいよ!」とおせっかいをやき始めるスタッフたち。
すっかりチョンイン贔屓になっているジヘとソラもさっとメリの隣の席のカバンをどけます。
チョンインを隣に座らせ、写真を撮ろうとする女性スタッフ。
カメラを向けられても、メリはどうしても笑顔が作れません。

うーん、さっきからずっと観てるのが辛い(涙

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進むバス。

日頃の激務+苦悩で眠れない夜を過ごすチョンインは、メリの隣でうとうと…。
ふっと自分の肩にもたれてきたチョンインの頭をそっと起こし、メリは後ろにもたれさせます。

そして… 再挑戦だ!うりでーぴょーに~む!

もう一度チョンインの頭がメリの肩に。
すっかり寝入っているチョンインをこれ以上どうすることも出来ず、メリはそのままにしておくのでした。

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その頃ムギョルくんは…

家で一人、自分が歌う姿がテレビから流れるのを眺めてため息をついていました。
そこへ鳴る電話。

ソジュンからでした。

ソジュン:「ねぇカン・ムギョル!あんた、ホントにワークショップ行かないの?」
ムギョル:「俺がなんで行かなきゃなんねーんだよ」
ソジュン:「あ、ムギョルちょっと待ってねーー!」

ソジュンが電話をバンドメンバーたちに向けると、みんな「早く来い!」「何してんだ!」と口々に叫びます。

ムギョル:「… 何大騒ぎしてんだよ」
ソジュン:「ウィ・メリも行ったんだって!」
ムギョル:「… だから何だ?」
ソジュン:「男女の仲は旅行先でどーなるか分かんないわよ~♪」
ヨハン:「そうだよ!」
ソジュン:「あんたがウィ・メリを信じるっつーんなら家にいれば?」
ムギョル:「興味ないから切るぞ」

切れた電話。

リノ:「何って?」
ソジュン:「切れたわ」
レオ:「ムギョル兄、メリヌナとホントに終わりにするつもりなのかな」
ソジュン:「どういうこと?」
ヨハン:「こいつ!喧嘩したくらいでオーバーな…」
リノ:「あいつらまだ幼いからな…」(何と味のあるセリフ^^;
レオ:「・・・」
リノ:「見てろ。仲直りしたときにはベタベタっぷりが過激になるぞ」
ソジュン:「… もう行こう!」
メンバーたち:「おぃ行こうぜ!」

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ワークショップでは楽しいバーベキューパーティが始まっていました。

こんなときもリノはどっしり座っていつもと同じ感じ^^;

チョンインが皆の労をねぎらい、ワンダフルデイの成功を願って乾杯の声を掛けます。
盛大に乾杯する面々。

関係した人みんなに声を掛けろと言ってた割には、とんでもなく寂しい人数でございます。

盛り上がる中、一人そっと場を抜けるメリ。
そんな彼女の姿を見ていたのはソジュンでした。
きっと、ずっとメリの様子を気にしていたのでしょう。
メリの暗い表情にやはり只事ではないと感じたようです。

ソジュン:「ウィ・メリさん」

振り返るメリ。

ソジュン:「チョン代表と結婚するって聞きましたよ」
メリ:「・・・」
ソジュン:「意外ね。ムギョルのことを本当に愛してると思ってたんだけど?」
メリ:「それは事実じゃないんです。私、チョン代表と結婚しません」
ソジュン:「口ばかりね。結果的にはムギョルを傷つけてるだけじゃない!!!」
メリ:「・・・」
ソジュン:「一言だけ言うわ。チョン代表とメリさんは、ムギョルとは住む世界が違うと思うの」
メリ:「・・・」
ソジュン:「よく考えてみればメリさんにも分かるはず。ムギョルと付き合ってれば、楽しいことより辛くて苦しいことの方が多いって」
メリ:「・・・」
ソジュン:「いくら愛してるって言っても意志だけで成し遂げられるわけじゃないって事、あたしはムギョルを通してハッキリ悟ったの」
メリ:「・・・」
ソジュン:「今、ムギョルのためにメリさん自らケジメをつける時じゃないかしら」
メリ:「!」
ソジュン:「メリさんが本当に愛してるのは誰なんです?あたしの目にはムギョルでもないし、チョン代表でもないように映るわ」

厳しい視線でメリを睨みつけ、その場を後にするソジュン。

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目に涙を浮かべ、メリは歩き出します。
そこへやって来て彼女の後ろ姿を見つけたのはチョンイン。
彼女の後をついて歩き始めます。

メリは山道をゆっくり歩いていました。
歩く彼女の頭に浮かんでくるのは、出会ったその場から夢中で駆け抜けたムギョルとの日々。

いつしか彼女は、立ち止まって涙を流していました。
涙を拭い、ふたたび歩き出すメリ。

彼女の後をチョンインは距離を保ちながら付いて歩きます

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ムギョルは彼女のために買ったペンダントを見つめていました。

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苦しみを振り払うように歩き続けた末に、メリは山の一番上までたどり着いていました。
そこに広がる広大な眺めに、思わず「わぁ…」と声を漏らすメリ。

メリ:「ムギョル… カン・ムギョル!ごめんね!あたし、あんたのこと苦しめてばかりだった!結婚も同居も全部あたしの過ちよ… 。でもあたし、あんたと幸せに生きて行きたかったなんだけど… それはあたしの欲張りだったみたい。ごめん… 苦しめてホントにごめんね!(泣)ごめんね、ムギョル… 」

座り込んで泣き崩れるメリ。

そんな彼女の姿を、チョンインは目の前にしていました。
辛くなって視線を逸らし、そのうち微かな笑みを浮かべる彼。
そして、静かにため息をつき、もう一度彼女をまっすぐ見つめます。
彼女に向かって歩き出すチョンイン。

そっと肩に手を添えられ、メリはチョンインの姿に気づきます。
涙を拭って立ち上がる彼女。

チョンイン:「下りましょう」
メリ:「・・・」
チョンイン:「下りて… 全て元通りに戻すんです、僕たち」
メリ:「?」
チョンイン:「・・・」

チョンインに寄り添われ、メリは歩き始めます。

メリのそばへ行く前のチョンインの表情だけのカット。心の動きが手に取るように分かる。
あぅあぅ…。

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右側の空いたベッドでウトウトしているムギョル。
電話が鳴り始め、目を開きます。

発信者を見てウンザリした表情を浮かべる彼。

ムギョル:「何だ」
ソジュン:「ムギョル、大変よ!メリさんとチョン代表がいなくなったの」

飛び起きるムギョル。

ムギョル:「何だって!!!」
ソジュン:「山に登って道にでも迷ったのか、もう何時間も下りてこないのよ」
ムギョル:「電話でもしてみろよ」
ソジュン:「携帯置いて行っちゃって… 通じないのよ。チョン代表も同じで」
ムギョル:「・・・」
ソジュン:「あぁ!(狼狽)あたし、さっきメリさんにちょっと言ったんだけど… そのせいかしら」
ムギョル:「・・・」
ソジュン:「どうしよう、ムギョル!」
ムギョル:「今頃言ってどーすんだよ!!!」

電話を切ったムギョルは上着を引ったくるように取り、家を出ます。

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急いでタクシーを走らせるムギョル。

ソジュンやバンドのメンバーたち、ジヘとソラ、スタッフたちは懐中電灯を手に、二人を探して山へ入って行きます。

ソジュン:「ウィ・メリさーーーん!!!」

力の限りメリの名を呼ぶ姐さんの姿に思わず泣けた。

すっかり日の落ちた山の中。
このままでは自分たちまで危険だ、とスタッフがソジュンに声を掛けます。

まず最初に相談する相手が姐さんなのは「さすが」と言うしかない。

彼は119番に通報したから、いったんペンションに戻って待とうと提案し、
全員に撤収の号令を掛けます。

みながそれに従う中、ソジュンは山の方を見つめたまま、なかなか戻ることができません。

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その頃、チョンインとメリは夜の山を彷徨っていました。

メリ:「暗くて道が分かりませんね」
チョンイン:「さっき確かにこの道を上がってきたはずなんですが…」
メリ:「すみません、私のせいで」
チョンイン:「(ニッコリ)いいんです。メリさんから”すみません”って言葉を聞くのも、今日が最後かもしれませんね」
メリ:「・・・」

立ち止まって俯くメリ。
合わせて立ち止まったチョンインは穏やかな表情で彼女を見つめます。

チョンイン:「早く行きましょう^^」
メリ:「えぇ」

ふたたび歩き出したメリでしたが、その足元にはにょきっと顔を出した太い根っこ?
それに足を取られ、前につんのめってしまいます。

咄嗟に彼女を抱きかかえ、一緒に転ぶチョンイン。
彼は彼女に覆いかぶさったまま、脇の斜面を転がり落ちます。

やっと止まった二人。
それは、大きな石にチョンインが頭をぶつけたからでした。

すぐに体を起こすメリですが、彼女の下になったチョンインは目を閉じたまま意識がありません。

メリ:「代表?代表!しっかりしてください、代表!!!」

頭を打っても、気絶しても美しい、でっぴょにむ♥

メリ:「どうしよう!(大声で)すみません!助けてくださーーーい!人が倒れたんです!!!(チョンインを揺すり)どうしよう、代表…」

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ペンションの前で救急隊を待つ面々。
そこへムギョルを乗せたタクシーが到着します。

駆け寄るソジュンたち。
ムギョルはまず、ソジュンに静かに状況を尋ねます。

ムギョル:「メリは?」

黙って首を横に振るソジュン。

居ても立ってもいられないムギョルは、ソジュンが持っていた懐中電灯を奪い取り、探しに行こうとしますが、ソジュンは腕を掴んで引き止めます。

ソジュン:「どうするつもりよ!」
ムギョル:「今こうしなきゃ、一生後悔するから」

ソジュンの手を振り払い、ムギョルは走り出します。

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一人、山の中へ入っていくムギョル。

ムギョル:「メリーーー!ウィ・メリ!!!」

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その頃、メリは意識のないチョンインに覆いかぶさるようにし、彼の体を温めていました。
「しっかりしてください!」と声を掛けながら、ボロボロ零れ落ちる涙は止まりません。

そこへ…

二人の姿を発見したムギョル。
彼の目に入ったのは横たわったチョンインに必死で抱きついているメリの姿でした。

二人の姿を懐中電灯の明かりが照らします。

メリは顔を上げ、そこにムギョルが立っているのに気づきます。

メリ:「ムギョル…」

じっと二人を見つめたまま、ムギョルはその場を動くことも、声を掛けることもできません。

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翌日、または数日後?

メリはチョンインが眠っている病室で、彼に付き添っていました。
父からの電話に答えるメリ。

父:「メリ、チョン亭主、まだ意識が戻らないのか?」
メリ:「うん」
父:「何で丈夫だった人がそんな姿になるんだよ?」
メリ:「・・・」
父:「それにお前、ご飯食べたのか?」
メリ:「大丈夫だよ、お父さん。あたしがやらなきゃいけないことなの」
父:「お前まで倒れるんじゃないかって怖いんだ」
メリ:「… 切るね」

電話を切ったメリは、まだ意識の戻らないチョンインを見つめます。
口を開けて爆睡中のでっぴょにむ^^;

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病室から出て廊下を歩いて行くメリ。
その後姿をムギョルが見送ります。
声を掛けられないまま、ため息をつくムギョル。

メリは洗面台の蛇口を捻り… そのままぼんやりと鏡の中自分を見つめます。

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いつものカフェに集まるバンドメンバーとジヘ、ソラたち。

ジヘ:「どうなったんですか?チョン代表、意識戻ったんですか?」
ヨハン:「まだだって」
ジヘ:「はぁ…」
ソラ:「どうしよう。メリも病院に住み込んでるみたいだし」
リノ:「こうしてるうちにムギョルとメリ、完全に終っちまうんじゃないか?」
ジヘ:「だけど!そんなこと言ったって、メリはチョン代表のそばを離れるわけにいかないでしょ。メリのせいで事故が起きたんだから」
ソラ:「ちょっと…」
レオ:「メリヌナ、ホントに可哀想だな…」
リノ:「目覚めるよ。チョン代表は強い人だから。どうなってでもひょっこり意識が戻るはずだ」
ヨハン:「それはそうとムギョルの奴も心配だな」

何も言葉が続かず、ため息をつく面々。

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一人、ムギョルは家へ戻って来ます。
それに気づき出迎えたのは、台所で食事の用意をしていたソヨンさんでした。

何だかすったもんだの末に結局一緒に暮らせるようになりましたね、この母子。

ソヨン:「その… チョンイン代表っていう人、どうだって?まだ意識ないって?」
ムギョル:「・・・」
ソヨン:「お母さん、テンジャンチゲ作ってるからね。一緒に夕飯食べよう!」

イソイソと台所へ戻るソヨンさん。

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テーブルの上にはすっかりテンジャンチゲが出来上がっていました。
匙ですくって一口、すすってみるムギョルをソヨンさんがじっと見守ります。

そして黙りこむムギョル。

「美味しくないよね。久しぶりに作ったから…」と水を足そうと立ち上がるソヨンさんを、「いいんだ」とムギョルが止めます。

ムギョル:「いいんだ。このまま食べよう、母さん」

二人で鍋をつつき始めるムギョルたち。

彼は湯気をみつめながら、メリがテンジャンチゲを作ってくれたあの日を思い出していました。
自分のご飯の上に卵焼きを乗せてくれるメリに「ホントの母さん、いや、嫁みたいだ」と、まんざらでもなかったあの日…。

そして、頭をぐるぐる回り続けるその思いを振り払うように、ご飯をがっつき始めます。
しばらくその姿を見つめていたソヨンさんは…

ソヨン:「メリのこと、ホントに愛してたの?母さんには付き合うだけにしろって言ってたのに」
ムギョル:「・・・」
ソヨン:「今度はね、ホントにホントに綺麗な人に出会って付き合うだけにしなさい」
ムギョル:「・・・」
ソヨン:「あたしたち、ウィ・メリがどれだけ順風満帆に生きてくか見届けようよ」
ムギョル:「・・・」

ムギョルは美味しくもないテンジャンチゲを黙々と食べ続けるのでした。

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代表が席を空けているJIエンターテインメントでは、対応に大わらわ。
チョンインの意識が戻らないことが投資者たちに伝わり、ドラマ制作自体が危機に直面しているのです。

そんな様子をエレベーターを下りて眺めるムギョル。

目の前ではパン室長がイアンにもうワンダフルデイから手を引くよう説得していました。
もう彼女の言うことには全く動じない彼。

イアン:「ヌナ、俺だって男だ。今まで聞き分けのない韓流スターとして生きてきたけど、この一度くらいは弱さを克服して人間らしく生きてみたいんだ!」
パン室長:「・・・」
イアン:「悪いけどもう帰ってくれ」

パン室長を残し、イアンは立ち去ります。
黙ってその姿を見送るムギョル。

そして、手にした封筒を見つめます。

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チョンイン代表のデスクでは、ソジュンが彼に成り代わり、関係者を説得していました。

ソジュン:「監督、何をおっしゃってるんですか!チョン代表は病院にいますけど、私もイアンもちゃんと待っているのに制作者を変えるだなんて!監督がそんなことおっしゃるなんて寂しいですよ!」

そこへムギョルが顔を覗かせます。
彼に気づき、電話を続けながら手を振るソジュン。

ソジュン:「(電話に向かい)これは例えて言うなら同志に対する義理ですよ。私は一介の俳優に過ぎないけど、少なくともチョン代表に対しては一人の俳優じゃなくて、真の友人なんです!」
ムギョル:「・・・」
ソジュン:「(ふっと笑い)えぇ、分かりました^^ありがとうございます、監督。じゃ、来月のクランクインは予定通りということでいいですね。はぁーい!」

電話を切った彼女は、ムギョルをソファに案内し、自分はいつもチョンインが座る席へ。
彼女の堂々たる仕事ぶりを褒めるムギョルに、彼女はやっかいなことが山積みの仕事で、ずっと続けることなんて出来ない、と微笑みます。

ムギョル:「こんなときに… ごめんな」
ソジュン:「ん?」

持ってきた封筒を差し出すムギョル。
ソジュンが中身を取り出すと、そこには「専属契約解除要請書」と書かれていました。

ソジュン:「ちょっと、カン・ムギョル!」
ムギョル:「どう考えてもこれ以上は無理だと思う」
ソジュン:「・・・。卑怯な奴」

書類を乱暴にテーブルの上へ戻し、腕を組むソジュン。

ソジュン:「あんたは前からそうだったわ。あたしと結婚しようとしたあの男、あんたはわざとパトロンだって誤解した振りしてたこと、気づいてないとでも思った?」
ムギョル:「・・・」
ソジュン:「あたしは全部分かってたわ」
ムギョル:「・・・」
ソジュン:「あのとき腹が立ったのは、あんたがあたしに直接事実を確認しなかったからよ」
ムギョル:「・・・」
ソジュン:「あんたはまるっきり正面から向き合おうとしなかった」
ムギョル:「・・・」
ソジュン:「あたしとあんたのことは取り返しがつかないけど… (うなずく)そうね、心からあんたにお願いするわ。ウィ・メリにはそうしないで」
ムギョル:「・・・」
ソジュン:「あのときは幼かったけど、今はそうじゃないでしょ」
ムギョル:「・・・」
ソジュン:「今度もあんたがそうやって逃げてしまったなら、あたし… 本当に惨めだわ」
ムギョル:「… ごめん」

立ち上がったムギョル。

ソジュン:「カン・ムギョル」
ムギョル:「?」
ソジュン:「あたしの言いたいこと、分かるわよね」

ムギョルは黙って彼女の言葉を受け止め、部屋を出て行きます。

ドアの閉まる音が静かに響き、一人ため息をつくソジュン。

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まだ意識の戻らないチョンイン。
どこにももう異常はないのに、意識だけが戻らない状況に医師も首を傾げます。
眠っているのと変わりがないので、そばに付き添い、患者が目覚めるよう働きかけるしかないとのこと。

それは目覚めたくないからね… でっぴょにむ(涙

眠り続けるチョンインをメリがじっと見つめます。

メリ:「あまりにも残忍です…代表」

そこへやって来たのはユン女史を伴ったイン父でした。
枕元に腰掛けた彼は、息子の頭を撫で、じっと顔を見つめます。

イン父:「情けない奴め。なぜ目覚めない?」

イン父の問いに、「これで3日目です」とユン女史が答えます。
立ち上がった彼は…

イン父:「このままじゃメリ、君が倒れそうだな。今日は私がチョンインのそばにいるから、家に戻って休みなさい」
メリ:「いいえ、おじ様。私は大丈夫です」
イン父:「帰りなさい^^ いつ目覚めるか分からないのに、昼夜問わずそばにいるわけにはいかんだろう」
ユン女史:「そうなさいませ、奥様。今日は私もここにおりますのでご心配なさらずに」
イン父:「デハンがエラく心配しているだろう。君も父親に心配かけてはダメだ」

ユン女史に促され、病室を出るメリ。

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メリは病院の出口へと向かうエスカレーターに乗っていました。
下りて、歩き出した彼女は、柱の陰に立っていたムギョルに気づかず、通り過ぎます。

ムギョル:「メリ」

驚いて振り返るメリ。
そこには自分を見つめているムギョルが立っていました。

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座って向きあう二人。

メリ:「この間はありがとう。あんたがいなかったら大変なことになるところだったのに、 あたし、余裕がなくてお礼が言えなかった…」

うつむくメリを、ムギョルはじっと見つめます。

メリ:「ドラマのOST制作は… うまく行ってる?」
ムギョル:「・・・」
メリ:「代表がいらっしゃらないから会社がどうなってるか…」
ムギョル:「ウィ・メリ」

恐る恐る視線を上げるメリ。

ムギョル:「お前、今ここで何やってんだ?」
メリ:「・・・。あたしのせいだもん」
ムギョル:「全部自分のせいだと思ってんのか?」
メリ:「代表はあたしを庇って怪我したの。それなのに、知らないふりなんて出来るはずないわ」
ムギョル:「これだけやれば十分だ。ここでやめたって誰もお前を罵ったりしない」
メリ:「ムギョル…」
ムギョル:「俺がこうでもしないと、お前はチョン代表の元を離れられない、だから、この場でケリつけようぜ」
メリ:「・・・」
ムギョル:「今まで冷たく振舞ってたのは… ごめん。お前のこと避けたのも謝るよ。けど、お前が遭難したって知らせを受けたとき、確信した」
メリ:「・・・」
ムギョル:「今度は、お前が俺の言う事を聞いてくれる番だ」
メリ:「ムギョル。代表が目覚めるまで待ってくれないかな?」
ムギョル:「・・・」
メリ:「代表が目覚めたら、あたし、いくらでもあんたの元に行ける。ううん、あたし、絶対あんたの元へ行くわ。だから、そのときまで…。ね?」
ムギョル:「今答えられないんなら、そのときに聞いたって同じことだ」
メリ:「・・・」
ムギョル:「俺か?チョン代表か?」
メリ:「・・・」

黙ってうつむいてしまうメリ。

ムギョル:「それが答えか?」
メリ:「・・・」

彼女を残し、席を立つムギョル。
メリは一人、追いかけることもできず…。

+-+-+-+

ここでエンディングです。

メリは外泊中【フォトエッセイ集】誕生!メリとムギョルの愛の36話?

そりゃ酷すぎる。
どう考えたって酷すぎるよ。

ここで「いや、今すぐムギョル、あんたのところへ行くわ」って、
意識のないチョンインを放棄したとして、
あんたは本当にそんなメリ子ちゃんでええんでっか?って話ですよ。

ホントはここで恋敵に付き添うメリを精神的に支えてこそ男っぷりが上がるってもんですが。

ソジュンの話を受けて、ムギョルがなぜこんな話をメリにしに行ったのか、
ざっと訳した今の時点ではスッキリしないので、今から考えます^^;

何とか最終回に間に合ったな。

んじゃ!

 - メリーは外泊中 ,