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メリは外泊中14話あらすじvol.2

      2011/01/25

いよいよストーリーも終盤へ。
メリは外泊中14話、後半に入ります。

どぞ

【Xmasに♪】毎年大好評の「韓国アクターズ名鑑2011」が今年も登場!

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再びチョンインの家で過ごすメリ。
忙しいムギョルとなかなか連絡がとれません。

彼女は留守番電話にメッセージを吹き込みます。

メリ(電話):「ムギョル… まだ電話がつながらないね。おめでとうって言いたかったんだけど。すごく忙しいんでしょ?忙しくてもご飯はちゃんと食べてね。暖かい格好して。また後で電話するね。… 会いたいよ、ムギョル」

電話を切り、ため息をつくメリ。

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インターネットにはワンダフルデイのOSTやムギョルに関する記事が溢れます。

『ドラマ ワンダフルデイ OST旋風!』

ムギョルの元にはあちこちから連絡が入りますが、無理をした腕のために断っている様子。
そこへ陽気にソヨンさんが登場します。
ウンザリして「要件だけ簡単に言え」とつぶやくムギョル。

実は最近、指輪代1000万ウォンを返すためにメリ父の店で働いていると話すソヨンさん。
苛立つムギョルに、自分または金を借りたくて来たのではなく、心配で来たんだと話します。

どこか怪我はしていないか、とムギョルの体を気にする彼女。
彼女はメリ父が「先輩」と電話でムギョルの話をしていたようで、なにやら怪しい話だったことを話します。

招待状の話も出ていたから、メリのお婿さんの家族ではないかと…。

ムギョルの中でにわかに鮮やかになる疑惑。

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ベッドに腰掛けてうなだれたまま、動けないでいるチョンイン。
ベッドの上には持ち帰った招待状が放り出してあり…。

そこへ声を掛けたのはメリでした。

メリ:「ユン女史が夕食は何時に召し上がるかと…」
チョンイン:「あまり食欲がないんです。また後にしましょう」
メリ:「あ… えぇ」

メリはベッドの上の招待状に気づきます。

メリ:「これ… 何ですか?」
チョンイン:「・・・」
メリ:「結婚式の話、本当に進んでいたんですか?!」
チョンイン:「えぇ… そうです」
メリ:「・・・」
チョンイン:「僕たちの結婚式が… 確かに」
メリ:「・・・」

再びうつむいて目を閉じるチョンイン。

そのとき、玄関のチャイムが鳴ります。

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入ってきたのはムギョル。

メリ:「ここにどうして?」
ムギョル:「チョン代表に話があって来た」

厳しい表情でムギョルは奥へと入って行きます。

チョンイン:「話とは何です?」
ムギョル:「確かめることがあって来たんだけど… あんたの父親がさせたんだろ?俺のこと拉致しようとしたのは」
チョンイン:「・・・」
ムギョル:「認めるってことか?」
チョンイン:「ちょうどそのことで、昼間父に会いに行きました」
ムギョル:「常識的に到底理解できないな。そこまで強く息子の結婚を望む理由は何だよ?」
チョンイン:「父に代わって僕が謝罪します」
ムギョル:「謝罪どーのこーのより、常識的に納得できないって言ってんだ!」

二人の話が気になり、部屋の前まで来るメリですが、そこへ現れたユン女史に「盗み聞きは礼儀に反します」と自分の部屋へ戻るように言われてしまいます。

そして…

チョンイン:「父はメリさんを格別に思っているんです。それであなたのことを整理するのがメリさんのためだと判断したんでしょう」
ムギョル:「何でそれをあんたの父親が判断すんだ?あんたの父親がメリの父親代わりにでも?」
チョンイン:「ですから、今度のショーケースで人気を得て成功してください」
ムギョル:「・・・」
チョンイン:「相手がどんな名分も立てられないよう… 誰も蔑むことができないように… 」
ムギョル:「・・・」
チョンイン:「・・・。あんたの父親にしっかり伝えろ。最後まできっちり勝負しようってな。誰が本当にメリを幸せにできる男なのか、最後に笑うのは誰か」
チョンイン:「・・・」

なぜチョンインがそれを説明しなきゃいけなくて、なぜチョンインがそう言われなきゃいけないのか、何だかやり切れなくてたまらん。

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チョンインの部屋から出てきたムギョルはキッチンの前を通りかかり、執事と二人で料理をするメリの姿を見かけます。


指導する執事の話を一生懸命聞いているメリ。

ムギョルはそのまま通り過ぎます。
彼が行ってしまってから目で追うメリ。

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ムギョルのOSTは爆発的な人気を得ていました。
JIエンターテインメントではスタッフたちが忙しく動きまわります。

チョンインの事務室でスケジュールを確認したムギョルは呆然。
とにかく分刻みでインタビューやTV出演などの予定が組まれています。

ムギョル:「俺はアイドルか何かっすか?このスケジュール」
チョンイン:「アイドルにひけをとりませんね」
ムギョル:「え?」
チョンイン:「現在ポータルサイトにはカン・ムギョルさんのファンサイトが12個出来ています。そのなかで一番大きなサイトの会員は3万人超。カン・ムギョルさんの人気が湧き上がって取材の申し込みが垣根のように連なってますよ」
ムギョル:「(唖然)」
チョンイン:「こちらで車、スタイリスト、マネージャー、スケジュールをワンダフルデイが終了するまで支援します」
ムギョル:「(ガクッ)」
チョンイン:「もちろん途中で他のマネージメント社と契約することになれば、そちらに全てを委任しましょう」
ムギョル:「だからってスケジュール全部埋めてどうするんですか?」
チョンイン:「一日でも早く成功するのがカン・ムギョルさんの望みでは?」
ムギョル:「・・・。いつからやればいいんです?」
チョンイン:「たった今からです」
ムギョル:「・・・」

そこに入ったのは新たな問い合わせ。

チョンイン(電話):「もしもし、はい。あぁ、カン・ムギョルさんですか?」

ムギョルはため息が出るばかり。

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移動するムギョルに詰めかける女性ファンたち。
ラジオからはムギョルの歌声が流れてきます。

メリが店で化粧品を選んでいると、聞こえてきたのは「Hello Hello」。
メリの表情から思わず笑みがこぼれます。
店員も「本当に素敵!」話しかけ、嬉しそうに頷くメリ。

そして、ラジオからはゲストに来たムギョルの声が。

DJ:「聞こえている曲は彼女のために作ったそうですが…」
ムギョル:「えぇ、そうです」

メリ:「^^」

DJ:「その方は私たちの知っているあの方ですか?」
ムギョル:「(笑)違いますよ。メリークリスマスは芸能人じゃないんです」

メリ:「^^♪」

DJ:「あら~。ずいぶん配慮なさるんですね。ソジュンさんのニックネームがメリークリスマスなんですね?」

メリ:「!!!」

ムギョル:「あぁ… ジュニのニックネームはそんなんじゃないですよ」
DJ:「あ… 元々そうじゃなかったけどカン・ムギョルさんが新しくメリークリスマスってつけたんですね」

メリ:「・・・」

がっかりしてレジへ行ったメリ。
店員も「ソジュンとホントに付き合ってるのね。いい男だと思ったら、みんな相手がいるんですよ」とムッツリ…。

そこに、怪我をしたと父から連絡があり、メリは慌てて家へ向かいます。

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家に帰ったメリの前で、父は落ち着き払って座っていました。

娘を呼び出すために腰を痛めたと嘘をついた父。

父はメリに結婚式のための韓服を買うようにとカタログを差し出します。
うんざりしたメリは「結婚しないって!」と念を押しますが、先輩が招待状も全て手配し、新婚旅行の準備までしてるのにどうしてだ!と怒る父。

なぜこうも当人たちを無視して平然と明後日のことばかり…

メリ:「準備を全部したからって、新婦がいなきゃどうやって結婚式やるのよ?」
父:「先輩がいい策でも立てるさ。あの遊び人にしたようにな」

言ってから「しまった」と表情を変える父。

メリ:「今何て言った?ムギョルに何って?」
父:「… 何も」
メリ:「もしかしておじ様がムギョルを拉致させたの?!」
父:「何言ってんだ!チョンソク先輩はそんな人じゃないぞ!ただ話の成り行きでそう言ったんだ!先輩がお前のことをエラく嫁にしたがってるから、そのくらいするかもしれんと言っただけだ」
メリ:「話を逸らさないでよ!」
父:「逸らしてるんじゃなくてただそうだって…」
メリ:「お父さんがちゃんと言ってくれないなら自分で確認するわ!」

家を飛び出すメリ。

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チョンインの元へ乗り込んできたのはムギョル。
スケジュールを確認し、なぜ歌手がグラビア撮影しなきゃいけないんだと疑問をぶつけます。

ソジュンさんと一緒に撮影すればワンダフルデイの宣伝効果が高いとチョンインは薦めます。

ムギョル:「あのね、俺は歌手であってモデルじゃない」
チョンイン:「ソジュンさんと恋人同士というコンセプトでコンテも出来ている状態なのに、突然やらないと言えばイメージが悪くなるだけですよ」

そこへ部屋の前までやってくるメリ。
ムギョルの声が聞こえてきます。

ムギョル:「俺は出来ない」
チョンイン:「どうしてもやってください」
ムギョル:「やらないっつってんだ!」
チョンイン:「カン・ムギョルさん!!!」
ムギョル:「何だよ?やらないっつったらあんたの父親みたいに無理やり引っ張って行くか?」

メリ:「!!!」

ムギョルをじっと見つめたまま、言葉の出ないチョンイン。
出て行こうとしたムギョルは部屋の前にメリがいるのに気づきます。

ムギョル:「メリ… 」
メリ:「・・・」

チョンインは驚いて立ち上がります。

きっとメリにだけは… 彼女にだけは知らせたくなかった事実。

メリ:「本当におじ様が… ムギョルを拉致させたんですか?」

チョンインは力なく目を伏せることしかできません。
そのまま立ち去るメリ。
彼女を追いかけてムギョルが出て行った後、
残されたチョンインはガックリとうなだれます。

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メリに追いついたムギョル。

ムギョル:「メリ!どこ行くんだよ」
メリ:「おじ様に会いに」
ムギョル:「行ってどーすんだよ」
メリ:「ヒドすぎるじゃない。これ以上は我慢出来ないわ」
ムギョル:「… わかった。一緒に行く」
メリ:「ううん、一人で行くわ。あたしが解決する」

一人で歩いて行くメリの後ろ姿を、ムギョルは見送ります。

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イン父の元を訪れたメリはストレートに問いかけます。

メリ:「本当におじ様がムギョルを拉致させたんですか?」
イン父:「人は時にほんの一瞬の愚かさのために一生を不幸に生きることもある。私はそれを防ぎたかっただけだ」
メリ:「いいえ、私、今不幸じゃありません。これからも不幸にはなりません。どうか私のためにムギョルに被害が及ばないようにしてください」
イン父:「元々被害を与えたのはその男だ。立派に花嫁修業をしているうちの嫁をそそのかす男を放っておけるわけないだろう?」
メリ:「すみません、おじ様。本当はおじ様が投資金を回収するのを防ぐために、代表と偽りの同居をしていたんです。おじ様を騙したのは私の過ちですから、私が罰を受けます。どんな罰でも私が全部受けますから!」
イン父:「過ぎた話はしたくないな。これからが重要なんだ。式を挙げて生活してみれば君も分かるはずだ。私がなぜここまでするのか…」
メリ:「お願いですから結婚式は取り消してください、おじ様。私、代表と結婚できません」
イン父:「メリ、君は約束したんじゃなかったか?この私は一度した約束は必ず守る人間だ」
メリ:「・・・」
イン父:「疲れたな。もう帰りなさい」

本当に叫びたいことは別のことなんですけどね… ここでメリがこんなに冷静に話をしていることに感心。
カッとして責めることもなく、それどころか最後までイン父を立てて自分を罰してくれと言うなんて…。
ため息が出るばかりです。

そして、メリにそんなつもりがなくても、イン父と一緒にチョンインが責められているようでものすごく辛い。

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結局ソジュンと二人での撮影に応じるムギョル。

撮影の合間。ムギョルにコーヒーを手渡したソジュンは…

ソジュン:「初めてなのに愚痴も言わずにちゃんとやるのね」
ムギョル:「あぁ… 。早く終わらせよう」
ソジュン:「^^ カン・ムギョルはこんな仕事絶対やらないと思ったのに」
ムギョル:「… そうだな」
ソジュン:「ウィ・メリがスゴイのは確かみたいね」
ムギョル:「?」
ソジュン:「絶対なつかないと思ってたカン・ムギョルをこんなに変えたんだから」

表情ひとつ変えずセットに戻るムギョル。
撮影は遅くまで続きます。

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ムギョルの家。
メリは帰って来ないムギョルを一人で待っていました。

待ち疲れて、いつの間にかウトウト居眠りしてしまったメリ。
ハっと目が覚めると、そこには自分を見つめて微笑んでいるムギョルがいました。

メリ:「帰ってたの?眠いでしょ。早くここに来て寝なよ」
ムギョル:「ううん。すぐ行かなきゃ」
メリ:「じゃ、どうして帰って来たの?」
ムギョル:「ちょっとでもお前の顔見たくって」
メリ:「…^^」
ムギョル:「チョン代表の父さんに会ってどうなった?」
メリ:「あ… ただ正直に全部お話したの。私、もう代表の家には行かなくていいわ」
ムギョル:「(うなずき)そうだな。よくやった。俺も1,2回ライブやれば、その指輪買い戻せると思うんだ。そうなりゃ縛られることもないんだし… もうあいつの家には行くなよ」
メリ:「^^」
ムギョル:「^^」
メリ:「それでね、ムギョル。もしかしてクリスマスイブも仕事なの?」
ムギョル:「んー。ライブか何か予定が入ってたと思うけど。どうした?」
メリ:「どうって… あたしたちが初めて迎えるクリスマスで、あんたの誕生日でもあるしょ?」
ムギョル:「(じーっ)」
メリ:「あたし、じっと待ってるから仕事頑張って来て」
ムギョル:「わかった^^ 終わったらすぐ飛んで帰るから」
メリ:「^^」

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車で移動するムギョル。

サンタの格好で犬を抱いて微笑む爽やかなステッカーの前に座っている本人は仏頂面^^

町の中で何かに目のとまったムギョルは「ちょっとだけ止めてください」と車を停めさせます。

ムギョルが入ったのは小さなアクセサリー店。
彼は小さな猫のペンダントを手に取ります。

子猫のような目ですがるように見つめるメリの顔を思い出し、微笑むムギョル。

ムギョル:「これください」

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ムギョルはTV出演の準備をしていました。
そこへ挨拶に来たPDは、放送の中で少し生演奏をしてもらえないかと打診します。

ムギョル:「僕が自分でギターを弾きながら歌ってもいいですか?」
PD:「えぇ!ここに質問することをピックアップしたシナリオもありますし、気楽に臨んでいただければOKです」

街頭テレビに映しだされるムギョルたちの演奏映像。

『音源公開一日にしてチャート1位達成!
ドラマ ワンダフルデイOST ”Hello Hello” -カン・ムギョル』

パン室長がそれを眺めます。

パン:「カン・ムギョル、エラくブレイクしたわね」

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放送を終えてロビーへ出てきたムギョルに「カン・ムギョルさん!」と声を掛けたのは… パン室長でした。

パン:「この前、私のために怪我したこと、謝りたいのよ」
ムギョル:「… 謝る?ヌナはそんな人じゃないだろ?」
パン:「テレビに出てるから口が上手くなったわね。海外進出してみたくない?」
ムギョル:「興味ないね」
パン:「興味は持てばいいものよ。最近は俳優より歌手の方が韓流の主体だって知ってるでしょ?日本はバンド文化も発達してるし…」

一生懸命話すパン室長に、穏やかに微笑むムギョル。

ムギョル:「そんな考えはありません^^」

歩き出すムギョルをパン室長は慌てて追いかけます。
イアンよりもっと売れる、契約金だって10億は出る云々と説得しますが、無視して出て行くムギョル。

放送局を出た彼は、記者に囲まれながら車に乗り込みます。

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再び…

誰もいない真っ暗な家に帰宅するチョンイン。

寂しい…。
本当に寂しくて涙が出る。

ノックしてメリの部屋の扉を開いてみますが…
そこに彼女の姿はありません。

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メリはムギョルの家でせっせとクリスマスの飾り付けをしていました。

すっかり飾り終えて大満足の彼女。
そこに電話が鳴ります。

発信者を見て表情を曇らせ、ため息を一つ。

メリ:「はい、代表」
チョンイン:「メリさん。今日は遅くなるんですか?後で久しぶりに書店に行こうと思ったんですが… 出るときに連絡してくれますか?迎えに行きます」
メリ:「・・・・・・」

長い沈黙。

苦しくなり、チョンインは思わず目を閉じます。

チョンイン:「もしもし、メリさん?」
メリ:「代表」
チョンイン:「… えぇ」
メリ:「私、もう代表の家には行きません」
チョンイン:「・・・・・・」
メリ:「昨日、おじ様に会ってありのままを申し上げ…」
チョンイン:「メリさん。突然そんなふうに…一方的に言われると困ります。まだ契約は終っていないんですから」
メリ:「もうその契約は… 無意味だと思います」
チョンイン:「・・・」
メリ:「すみません。これで失礼しますね」
チョンイン:「・・・」

電話を切ったメリ。その後、すぐにソラからの電話が鳴ります。

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主人のいなくなったメリの部屋で…
そこにいない彼女を思うチョンイン。

彼は小刻みに震えていて…

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ソラの働くカフェに来たメリ。
そこにはすでにジヘが待っていました。
クリスマスパーティーをするからムギョルと一緒に来いという彼女たち。
ムギョルと一緒に過ごしたいメリですが、いつものように無理やりな彼女たちになかなか断ることができません。

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クリスマスケーキを手作りするメリ。
すっかり仕上げると、ベッドを左右に仕切っていたカーテンをまとめ、リボンでくくります。

そこに鳴り始める電話。

メリ:「ムギョル、いつ帰って来るの!!!」
チョンイン:「… 僕です」
メリ:「あ、すみません。ムギョルだとばかり思って」
チョンイン:「最後に… うちへ来てくれませんか?」
メリ:「すみません」
チョンイン:「メリさんにこれまで言えなかったことがあるんです」
メリ:「今日はムギョルの誕生日なんです。家で二人でパーティをすることにしたので…」
チョンイン:「カン・ムギョルさんは… スキー場のイベントに出て、かなり遅くなるはずです」
メリ:「必ず帰って来るって言ったんです」
チョンイン:「… それでも、少しだけ僕に時間をください」
メリ:「代表。本当に… ごめんなさい」
チョンイン:「・・・」

電話を切ってしまうメリ。

切れた電話を静かに下ろし、じっと小さなため息をつくチョンイン。
メリも、「最後に…」と頼むチョンインを拒絶してしまったことで心に重いしこりが残ります。

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ムギョルは渋滞の中をなかなか進めないでいました。
家ではじっと彼を待っているメリの姿。

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チョンインはあのときのまま、じっとそこに座っていました。
そこに鳴り始めた電話。

チョンイン:「えぇ、カン・ムギョルさん」
ムギョル:「スケジュールちゃんと考えてくれって言ったでしょ」
チョンイン:「グラビア撮影でもなく、娯楽番組でもなく…。カン・ムギョルさんが望んだライブなのに何が問題なんです?」
ムギョル:「スキー客にBGM掛けてやるのがライブか?何で地方まで出掛けてこんな時間まで車の中に閉じ込められなきゃいけないんですか!」
チョンイン:「なぜ何もかも思い通りにしようとするんです?」
ムギョル:「俺がいつ自分の思い通りにしたよ?あんたが勝手に決めてんだろ!俺だって婚約指輪だか何だか…それさえ手に入れたらこんなバカみたいな真似やめてやるから覚えとけ!!!」

結局イライラを吐き出すだけになって電話を切ってしまうムギョル。

ふん♪ 恋人の喧嘩みたい。
…ってそうでも言わなきゃやってられない私を許して、みんな(涙

電話を切られた方のチョンインもたまったもんじゃありません…。
静かなダイニングで一人、どうしようもなく頭を抱えます。

顔を上げ、ふと空っぽの隣の席を眺めるチョンイン。
短い間でも、そこにはたくさんの暖かい瞬間が詰まっていました。

楽しい日々を思い出し、チョンインの顔にはふと笑みがこぼれます。

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ムギョルの帰りをじっと… じっと待っているメリ。
待って、居眠りして、また起きて。

ずっとつながらなかったムギョルの電話は、彼がどこかに着いて車を降りたときにたまたまつながります。

メリ:「あ、ムギョル!」
ムギョル:「あぁ、メリ」
メリ:「どこなの?^^」
ムギョル:「車が混んでてちっとも動かないんだ。遅くなりそうなんだけど…。待ってないで先に寝てな」
メリ:「あ、そうなんだ…。じゃあ仕方ないね」
ムギョル:「(ニヤニヤ)」
メリ:「ゆっくり帰っておいでね」
ムギョル:「あぁ、ごめんな」

ガッカリして電話を下ろすメリ。

一方のムギョルは嬉しそうに笑い、ある建物に入っていきます。

そこには『質屋』の看板が。

+-+-+-+

メリの電話にメールが入ります。
それはチョンインからのメール。

チョンイン(メール):「メリさん、まだ100日過ぎてはいません。話を聞いてくれるまでずっと待ってます」

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質屋から出てきたムギョル。
手にはあの指輪が入った箱がしっかり握られていました。

チョンインの父がメリに贈った指輪が質屋に渡り、ムギョルが自分で稼いだ金でそれを買い戻し、指輪をチョンインに返す。
…考えれば考えるほど、すごい構図。

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じっと待っているチョンインの背後にメリが現れます。
孤独な後ろ姿を見つめるメリ。

メリ:「代表」
チョンイン:「… !」

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二人は静かに並んで座っていました。
ふと、目の前にずっと置いてあったケーキを手に取るチョンイン。

チョンイン:「クリスマスには… ケーキを食べたいんです。そうじゃないとクリスマスじゃない気がするから」
メリ:「その気分は… 分かる気がします」
チョンイン:「・・・」
メリ:「私もお母さんが亡くなってお父さんが追われているとき、チョコパイやチョコクッキーで… 一人ぼっちのクリスマスパーティーをしましたから」
チョンイン:「すごくいいものですね…。クリスマスを誰かと一緒に過ごすのは。暖かくて…」
メリ:「… 代表。私、お話することがあるんです」
チョンイン:「・・・」

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チョンインの家へと向かう坂道を、ウキウキして上がってくるムギョル。

+-+-+-+

メリ:「私と… 離婚してください」
チョンイン:「・・・」
メリ:「そうすれば全て終わると思うんです」
チョンイン:「・・・」
メリ:「もう失礼します」

立ち上がるメリ。
背を向け歩き出した彼女の足音が遠ざかっていきます。

たまらず立ち上がり、後を追ったチョンインは後ろから彼女を掴まえ、
強く抱きしめるのでした。

メリ:「代表…!」
チョンイン:「少しだけ… 少しだけこのままでいさせてください」

二人の目から涙が零れ落ちます。

そこへ軽い足取りで入ってきたムギョルの目に入ったのは、
…抱き合う二人の姿。

+-+-+-+

ここでエンディングです。

寂しい。
とにかく寂しい。

メリとムギョルの姿が本当に微笑ましくて美しくて…。
でも、二人の愛が美しければ美しいほど、チョンインの孤独や苦悩が浮き彫りにされて、胸に突き刺さります。

ただ、ここしばらく二人の協力者として気持ちを抑えて理解を示していたチョンインが、
メリが契約終了を待たずに家に帰らなくなった途端にここまで感情が表れてしまうと、
もちろん理解は出来るものの、私の気持ちがイマイチつながり切らないというか…
少し残念な気がするのは否定できません。

これまでチョンインがメリに癒されている様子をもっとクレッシェンドで描いてくれれば良かったのに。彼が正直なところどう思っているのか、ムギョルやメリには分からなくても私たちにはもう少し分かりやすくしてくれると良かったのになと、そう思います。

幼い頃からのメリとのつながりも、もっと生きていればいいのになぁ。
このへんはまだ期待が残るけど。

はぁ… 우리 불쌍한 대표님…

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皆さん、今回も長い記事をお読みいただき本当にありがとうございます!
メリもあと残り少しですね。 最後までどうぞお付き合い下さいね^^

 - メリーは外泊中 ,