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成均館スキャンダル20話対訳:後半之書

      2011/03/03

成均館スキャンダル20話、後半に入ります。

王の思い描く新しい国のため、金縢之詞を探しだしたユニ。
しかし、そんな世界を夢見る間もなく捕らえられてしまいます。

3人は大切なユニを助け出せるのでしょうか。
そして、王はどのような決断を下すことになるのでしょう。

続きをどうぞ。

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+-+-+-+

明かりもつけず物思いに耽る息子の元へやって来た左相。

左相:
한심한 놈.
모자란 위인.

情けない奴。
未熟者め…。

ソンジュン:
・・・。

左相:
나라의 존폐가 걸린 일도 아닌 일에 정부가 일생이라도 걸겠단 말이냐 ?
国の存廃が掛かっているわけでもなし、そんなことに大の男が一生を掛けるつもりか?

(背を向け、出て行こうとする左相)

ソンジュン:
아버님 !
父上!

(立ち上がり父を追うソンジュン)

ソンジュン:
도와 주십시오, 아버님.
お助けください、父上。

(彼は父の足元にひざまずきます)

ソンジュン:
구해 주십시오, 그 아이.
그 아이를 만나 비로소 제게 새로운 세상이 열렸습니다.
서책에서 가르침을 얻은 장부가 만들어 나가야 할 세상이 아닌 제가 살고 싶은 세상.
그런데 그 나라가 무너지고 있습니다.

救っていただきたいのです、あの人を。
あの人に出会い、ようやく私に新しい世が開けました。
書で学び得たように男が作り活躍する世ではない、私の生きたい世が…。
しかし、その国が崩れ去ろうとしているのです。

左相:
・・・。

ソンジュン:
허나 한심하고 모자란 저는 제가 할 수 있는 일이 그 어디에도 아무것도 없습니다.
それなのに、情けなく未熟な私には、 どこにも… 何一つ… 出来ることがありません。

左相:
・・・。

ソンジュン:
그러니 , 저를 좀 도와 주시겠습니까? 아버님…
ですから、私を助けてくださいませんか、父上。

(一人の女性のために涙を流し、助けを求める息子をじっと見つめる父)

左相:
니가 내 아들이냐 ?
お前は… 私の息子か?

+-+-+-+

(ヨンハとジェシンは酒場にいました)

ヨンハ:
내 뭘했어 ?
금상은 안 믿는다고 했지 ?

私が何と言った?
王のことは信じないと言ったろ?

ジェシン:
・・・。

(何も言わず、また酒を飲もうとした手を、ヨンハが押さえます)

ヨンハ:
뭐라고 말 좀 해 봐.
답답해 죽겠다.

何とか言ってくれよ。
もどかしくてたまらない。

ジェシン:
그 자식 겁나겠다, 지금.
혼자서…

あいつ… 震えてんだろうな、今。
たった一人で…。

(酒がなくなり、女主人に追加を頼むヨンハ。ちょうど彼らの後ろの席にやって来た儒学者たちが「晦日の日まで宿が空いていない」「なぜ突然兵判が儒学者をみな呼び集めたんだ?」「王がなにかやらかしたか、我らの力が必要らしい」と口々に話し始め…)

ヨンハ:
병판이 유림을 불러 올렸다…
그믐 날이면 ?

兵判が儒学者を呼び寄せていると…
晦日といえば…?

ジェシン:
경연… 금상이 선포한 경연 날이다.
閣議… 王が宣布した閣議の日だ。

+-+-+-+

左相は老論の面々を集めていました。

左相:
화성으로 도읍을 옮기는데 힘을 실어줍시다.
華城へ都を移すことに加勢しましょう。

老論派の一人:
대감 !
大監!

(ざわめく面々)

左相:
사도세자의 묘소가 있는 화성으로 천도를 하는데 우리 노론이 힘을 실어 준다면은
금상 역시 더는 임오년의 일로 우리 노론을 압박하는 일은 없을 겝니다.

思悼世子の墓所がある華城に遷都することに我々老論が加勢すれば、
王はこれ以上、壬午年の出来事について我々老論を圧迫することはありますまい。

老論派の一人:
아니 대감, 갑자기 무슨 일입니까 ?
大監!突然何事です?

左相:
이 사람의 정치적 생명을 걸고 하는 간청입니다.
この私の政治生命をかけた懇請です。

(しかし、老論派の面々は王の遷都に反対する方針を曲げようとはしません)

+-+-+-+

(チョソンはじっとこれまでの”彼”のことを思い巡らせていました。あらわになった肌に上衣を掛けてくれた出会い。そして…)

>>回想

(ソンジュンとヒョウン、4人での酒席を先に立ったチョソンを追ってきたユニ)

ユニ:
미안하오, 초선이.
내가 잘못했소.
다… 다 내 잘못이오.

すまない、チョソン。
私が悪かった。
すべて… すべて私の過ちだ。

(身請けしてくれと頼むチョソンに…)

ユニ:
이렇게 곱고 심지 곧은 그대에게 난 참 부끄럽고 모자란 사람이오.
미안하오.
미안합니다. 초선이…

このように美しく、気性も真っ直ぐなそなたに… 私は恥ずかしく至らない人間だ。
すまない。
申し訳ない…チョソン。

>>

+-+-+-+

(ヨンハとジェシンは足早に出かけようとしていました)

#師兄たちがユニのために朝から大急ぎで動く。こういう姿がすごく気持ちいい^^

ヨンハ:
유림들 숙소부터 되짚어가다 보면 회합장소에 대한 단서를 얻을 수 있겠지.
儒学者たちの宿から辿ってみれば会合の場所の手がかりが掴めるだろうな。

ジェシン:
유시 전에만 알아내면 방법이 있다.
酉の刻までに調べ出せば方法はある。

(そこにやって来た胥吏は…)

胥吏:
고운 기녀들이 댓바람부터 연서를 전하고 청춘이 좋긴 좋습니다.
하하하하하.

美しき妓女たちから出し抜けに恋文を言付かるとは… 青春とはいいもんですな。
ははははは。

(そう言ってわざとらしく手を差し出す胥吏。ニッコリ笑ったヨンハは懐から金を出し、手のひらに乗せてやります。小さく折り畳まれた手紙をヨンハに手渡す胥吏。開いてみると…?)

『昨今 兵曹判書原曰 金允植以 兵判面前之待令指示也 緊急来要  草善』

ヨンハ:
이건 초선이 ?!
これは… チョソンの?!

+-+-+-+

(兵士たちを集め、出かけようとする父に尋ねるインス)

インス:
유림 앞에 김윤식 그 계집을 세운다 하셨습니까 ?
儒学者たちの前にキム・ユンシクを立たせるおつもりですか?

兵判:
그 계집을 데려 올 내 사람이 있다.
あの女を連れて来ることになっている手の者がおる。

インス:
지난번 홍벽서 때 그 아이입니까 ?
以前、紅壁書のときの… その者ですか?

兵判:
지금껏 내 명을 단 한번도 어긴 적 없는 틀림없는 아이지.
これまで私の命令をたったの一度も破ったことのない… 間違いのない者だ。

(そこに聞こえてくる何者かの声)

声:
그 명령 더이상 받을 수 없게 됐습니다.
その命令は… これ以上受けることが出来なくなりました。

(そこには黒装束に身を包んだチョソンの姿。インスは驚きます)

インス:
!!!

ピョンチュン:
장의, 초선이 아닙니까 ?!
掌議、チョソンではありませんか?!

兵判:
너 ! … 그 계집은?
그 계집을 유림을 앞에 세우라 하지 않았어?!

お前!(咳払い)あの女は?
あの女を儒学者たちの前に連れて来いと言ったであろう!

チョソン:
대감께서도 가시지 못할 겁니다.
大監もいらっしゃることは出来ません。

兵判:
!!!

チョソン:
이 년이 길을 내들이지 않을 생각이니까요.
道を空けるつもりはございませんから。

(兵判から視線を逸らさず、ゆっくり斜めに構え直して背中の剣を抜くチョソン)

#ここまで何も言わずチョソンを見つめているインスの視線が男前すぎる!

(兵判の合図で兵士たちがチョソンを囲みます。一人で戦い始めるチョソン。兵士がチョソンに刀を振りかざした瞬間、インスは彼女を抱きかかえるように守ります)

兵判:
뭐하는 짓이냐 ?
당장 나오지 못해?!

何の真似だ?
今すぐ離れなさい!!!

インス:
이 아이에게 지금껏 무슨 짓을 하신 겁니까 ?!!!
この娘に… 一体今何をなさったんですか!!!

兵判:
비켜.
이 애비가 다 알어서 하마.

退きなさい。
この父に任せるのだ。

インス:
아니요. 제가 안 이상 그렇게는 안 만들 겁니다.
いいえ。私の知るところとなった以上、そうはさせません。

(驚いてインスを見上げるチョソン)

兵判:
길을 내라 ! 유림들에게 갈 것이다.
道を空けろ!儒学者の元へ行くぞ!!!

(構える兵士たち。ピョンチュンも駆け寄り、チョソンを守るように立ちふさがります)

(そこへ突然降り立ったのは… ジェシンでした。インスと背中合わせに立った彼は…)

ジェシン:
길을 내라 ?
… 싫은데 ?

道を空けろだと?
… 嫌だね。

(ジェシンから父へ、視線を戻すインス)

ジェシン:
싫은 건 곧 죽어도 못하는 성미라서.
嫌なことは死んでも出来ない性分でね。

(背中合わせのままインスに視線を落すジェシン)

ジェシン:
난생 처음이다.
니가 사럼답게 구는 거.

初めてだな。
お前が人間らしく振舞うのは。

インス:
・・・。

兵判:
저것들 다 치워라!!!
あいつら全部片付けろ!!!

(飛びかかる兵士たち)

+-+-+-+

(ヨンハは中から儒学者たちが押す扉を外から押さえていました)

儒学者たち(口々に):
대감께서는 왜 안 오십니까 ?
우리가 당장 궁으로 들어가야겠네.
성균관 상태의 진실 확인해야겠네!

大監はなぜいらっしゃらないのだ!
我々はすぐ宮殿入りしなければ!
成均館がどうなっているのか真実を確認せねばならんな!

ヨンハ:
아휴… 지금쯤 기별이 가고도 남았을 텐데.
정박사께서는 이정도는 막아 주셔야 되는 거 아냐 ?
책상 다리하고 서책만 읽은 양반들이 뭐 이렇게 힘이 세 ?

あぁーーっ!とっくに知らせが届いているはずなのに…。
このくらいはチョン先生が抑えてくれてもいいんじゃないか?
机にかじりついて書物ばかり読んでいる両班たちが、何故こんなに腕っぷしが強いんだ?!

(これ以上押さえていられず扉から離れた途端、中からおじさんたちがワラワラワラと!慌てて微笑んだヨンハは…)

ヨンハ:
병판 대감의 명을 받고 왔습니다.
저 성균관 박사 구용합니다.

兵判大監の命を受けて参りました。
成均館博士、ク・ヨンハにございます。

儒学者たち:
박사 ?
博士???

+-+-+-+

領議政:
전하, 유시가 다 됐습니다.
곧 경연장으로 납실 시각입니다.

殿下、酉の刻でございます。
そろそろ閣議場へお出ましになる時刻にございますが…。

(金縢之詞の箱を撫で、考え込む正祖)

+-+-+-+

(続々と集まる大臣たち。左相は目を閉じ、緊張した様子で開始を待ちます)

(ある部屋へ幽閉されているユニ)

(再び王の執務室)

正祖:
그대 역시 과인에게 그 아이를 구명해 달라 찾아왔는가?
そなたもやはり余にあの娘を救ってくれと頼みに参ったのか?

(振り返った王の前にはソンジュンの姿)

ソンジュン:
김윤식, 아니, 김윤희를 버리시라 청하러 왔습니다.
キム・ユンシク、いいえ、キム・ユニをお見捨てになりますようお願いに上がりました。

正祖:
・・・。

ソンジュン:
또한 저 역시 버리시길 청하러 왔습니다.
そして、私のこともお見捨てになりますよう、お願いに上がったのです。

正祖:
・・・。

ソンジュン:
전하께서 꿈꾸시는 세로운 조선에 희망이 없기 때문입니다.
전하께서 김윤희를 버리고자 하시는 이유,
그 아이가 국법을 기만하고 오륜을 무너뜨려
여인의 몸으로 금녀의 공간, 성균관에 들었기 때문이 아닙니다.
전하께서 꿈꾸시는 개혁에 방해가 되기 때문 아닙니까 ?

殿下が夢見ておられる新しい朝鮮には希望がないためです。
殿下がキム・ユニをお見捨てになろうとされる理由は…
あの娘が国法を欺き、五倫を乱して、
女人の身でありながら禁女の空間、成均館へ足を踏み入れたためではありません。

正祖:
・・・。

ソンジュン:
예와 법도에 걸맞지 않은 서얼들을 등용하신 분이 바로 전하십니다.
전하의 개혁을 위해 …

礼と法度に不相応な庶子たちを登用なさったののは殿下ご自身でいらっしゃいます。
殿下の改革のため…

正祖:
과인의 총애가 과했군.
余の寵愛が過ぎたようだな…。

ソンジュン:
... 백성을 살리기 위한 싸움이 아닌
저들 노론을 이기기 위한 싸움을 해 오신 겁니까 ?
전하께서 꿈꾸신 대동세상엔 백성이 아닌 신념만이 가득한 것입니까 ?

… 民のための闘いではなく
あの老論たちを打ち負かすために闘ってこられたのですか?
殿下が夢見る大東の世は、民ではなく信念で満ちているのみなのですか?

正祖:
그만.
그만하라.

やめよ。
やめるのだ。

(何かを正祖の前に置くソンジュン)

ソンジュン:
스스로를 경계하지 않고, 더는 흔들리지 않는 바늘이라면 제대로 방향을 가리킬 수 없다…
전하께서 주신 경구는 돌려드립니다.

自らの居場所を知らず、動くことの出来ない羅針盤は、正しい方向を指し示すことが出来ぬ…
殿下がくださった警句はお返しいたします。

(一礼して去るソンジュン。正祖は何も言うことが出来ず。彼の前に残されたのは、かつて自身がソンジュンに授けた羅針盤であり…)

+-+-+-+

(まだ儒学者たちをなだめるのに四苦八苦しているヨンハ)

儒学者:
네 이놈!!!
내가 감히 누굴 줄 알고 !
난 형조참의대감의 둘째 아들 구창서다, 구창서 !!!

こやつめ!!!
畏れ多くも私を誰だと思うておる!
私は刑曺參議大監の次男、ク・チャンソであるぞ、ク・チャンソ!

ヨンハ:
잠깐!
명륜당 감나무 길에 사신다는 그 구유서 대감의 ?

おっと!
明倫堂の柿の木の通りにお住まいのあの…ク・(ユソ?)大監の?

ク・チャンソ:
어, 어…
あ、あぁ…

(儒学者ク・チャンソに抱きつくヨンハ)

ヨンハ:
저 구용하입니다, 작은 아버지 !
ク・ヨンハでございます、叔父上!

ク・チャンソ:
???

ヨンハ:
왜 , 그 !
과거에서 연거푸 미끄러시고는 논 한마지기에 저희 가족을 족보에 올려 주셨던!

あれですよ、あの!
科挙に立て続けに落ちた末に、300坪ほどの土地で私どもの家族を族譜に載せてくださった!

(ざわめく儒学者たち)

ク・チャンソ:
그… 그건 저 네 이놈 !!!
そ…それはその… こやつめ!

ヨンハ:
알고 있습니다.
그게 다 저 같은 한심한 녀석에게 공자의 가르침을 몸소 실천 해 보이시려 했던
살신성인의 자세였다는 걸.

心得ております。
それは全て、私のような情けない者に対し、孔子の教えを自ら実践してお見せくださった
殺身成仁の精神であったと…。

※殺身成仁=身を殺して仁を成す。仁義を守るためには命をも捨てること。

(目を閉じ、深く頷いて見せるヨンハ。気まずく黙りこむク・チャンソ)

ヨンハ:
신분이 천해 성균관 유생의 자질이 없다 자포자기했던 제게 …
“有教無類”
가르침 앞에는 어떤 차별도 없이 만민은 평등하다.
이건 논어 위령공편의 말씀인데 기억들 하시지요?

卑しい身分ゆえ成均館の儒生となる資格がないと自暴自棄になっていた私に
(指で文字を書いてみせる)「有教無類」、
教えの前ではいかなる差別もなく万民平等である…
これは論語衛霊公篇の言葉ですが、皆さん覚えておいででしょう?

(もちろん!と一斉に頷く儒学者たち)

ヨンハ:
귀한 깨달음을 주지 않으셨습니까 ?
尊い悟りを授けてくださったものです。

(チャンソに丁寧に頭をさげるヨンハ)

ク・チャンソ:
내…내가 ?
わ… 私がかね?

(ヨンハはチャンソを見つめ、ニッコリ)

ク・チャンソ:
그, 그렇지 ! 암 !
そ、そうとも!もちろんだ。

ヨンハ:
”得天下英才而教育之”
(再び指で書いてみせる)「得天下英才而教育之」

一同:
・・・?

ヨンハ:
똘똘한 녀석을 얻어 가르치는 기쁨이 군자의 삼대 기쁨 중 하나다.
이건 맹자 선생의 말씀인데.

利口な若者を見出し、教えを授けることは人格者の三つの喜びのうちの一つである。
これは孟子先生のお言葉ですが。

(愉快そうに笑い、感心する儒学者たち)

ク・チャンソ
공맹의 가르침을 솔선하기 위해서 내가 자넬 그… 거뒀지 않는가.
孔孟の教えを率先するために私が君をだな… 見出したのではないか。

ヨンハ:
설마 고친 족보에 먹물 자국도 변하기 전에 그 가르침을 잊으신 겁니까 ?
まさか、 直した族譜の墨が乾く間もなく、その教えをお忘れになったのでは?

ク・チャンソ:
아…
あ…

ヨンハ:
성균관 유생의 자질을 운운하시고자 하신다면
가장 먼저 벌을 받아야 할 분은 저와 작은 아버지 같은데요 ?

成均館儒生としての資質を云々なさるおつもりなら、
まず最初に罰を受けるべきは私と叔父上かと存じますが?

(そのやり取りを扉の向こうで聞いているチョン博士)

チョン博士:
이제 구경꾼 자리에서 내려온 모양이군.
구용하 상유, 통.

ようやく高みの見物席から下りてきた様子だな。
ク・ヨンハ庠儒、通だ。

※通=合格

+-+-+-+

(厳しい表情で急ぐ兵判の姿)
(外へ出てきたヨンハの前には、厳しい表情で待っているジェシンが)

ヨンハ:
병판은 ?
兵判は?

ジェシン:
궁으로. 간신히 유림회합 막았더니 경연장으로 간 모양이다.
宮廷にな。かろうじて儒学者会合は阻止したが… 閣議場へ向かったようだ。

ヨンハ:
이제 모두 금상의 손에 달린 건가 ?
あとは全て王の手に掛かっているってことか?

(これ以上ユニのために何も出来ず、溜息をつく二人)

+-+-+-+

(閣議場。大臣たちの前で口を開く正祖)

正祖:
과인은 (경우?)들이 화성천도에 반대하고 있다는 사실을 잘 알고 있소.
과인의 꺾을 수 없는 꿈이요 !
그대들의 꺾을 수 없는 당론이 한 치의 타협안을 찾을 수 없소.
과인은 그대들의 반대의견을 한번에 불리칠 비기를 찾아냈소.
금등지사 !

皆が華城遷都に反対しているという事実を余はよく分かっている。
余の曲げることの出来ぬ夢だ!
そなたたちが曲げることの出来ぬ党論には一寸の妥協案も見出せぬ。
余はそなたたちの反対意見を不利に追いやる秘器を見つけ出した。
金縢之詞!

(ざわめく大臣たち)

正祖:
노론들의 임오년의 일을 역모로 몰아 단한번에 제압하고 과인의 뜻을 관철시킬 수 있는 비기.
壬午年の事件で老論たちを謀反に追いやり、ただの一度で制圧し、余の意志を貫くことができる秘器。

(そこへ閣議場へ入って来たのは兵判)

兵判:
전하 , 신 병조판서 하우규 (들게?)나이다.
殿下、兵曹判書ハ・ウギュがお目にかかります。

正祖:
바로 !!!
여기. 이것이오.

まさに!
(金縢之詞の箱に触れ)ここに。これがそうである。

兵判:
전하 ! 그것은 !
殿下!それは!

正祖:
과인의 말이 아직 끝나지 않았다, 병판!!!
余の言葉はまだ終わってはおらぬ、兵判!!!

兵判:
・・・。

(金縢之詞が入った箱の鍵を開ける正祖。慌てて前へ進み出る兵判)

兵判:
신은 다 알고 있습니다, 그 금등지사는 !!!
私は全て分かっております。その金縢之詞は!!!

正祖:
금등지사는 !!!
… 남아 있지 않았소.

金縢之詞は!!!
… 残ってはいなかった。

(じっと目を閉じていた左相が目を開ける)

正祖:
과인의 미욱한 바람을 비웃듯 말입니다.
허나, 과인은 화성천도의 꿈을 포기하지 않을 것이오.
그대들을 이기기 위해 시작한 싸움이 아니라,
나의 백성들을 위해 시작한 싸움이기 때문이오.
과인은 끝까지 해 볼 생각입니다.

余の愚かさを嘲笑っているかのように。
しかし、余は華城遷都の夢を諦めはしない。
そなたたちを打ち負かすために始めた闘いではなく、
我が民のために始めた闘いであるからだ。
余は最後までやり通すつもりである!

(静かに目を閉じる左相)

+-+-+-+

(閣議が終わり、大臣たちが外へ出てきます)

大臣の一人:
대체 이게 무슨 일입니까 ?
금등지사는 없질 않습니까 ?

一体これはどういうことです?
金縢之詞はなかったではありませんか。

兵判:
그, 그러니 이제 나도 도무지…
だ、だからもう私にもさっぱり…

声:
대감.
大監。

(後ろからやって来たのは大司憲)

大司憲:
지난 신축년 선대왕 유지 찬탈 사건의 주범으로 의금부로 압송하라는 어명이 계셨소이다.
辛丑年、先代王遺旨簒奪事件の主犯として義禁府へ押送せよとの御命が下されました。

兵判:
뭐 ! 뭐라 !
な、何と!

+-+-+-+

(ゆっくりと火に包まれていくのは、王があれほど欲した金縢之詞。王はユニと共にそれを見つめていました)

正祖:
내게도 그리하겠다 약초하라.
私にもそう約束してほしい。

(顔を上げ、正祖を見つめるユニ)

正祖:
과인의 초라한 죽음이 아닌 과인의 짧은 생애가 아닌,
과인의 꿈… 과인의 그토록 소망하던 이 땅의 내일.
그대가 오래도록 기억해 주겠는가 ?
나 역시 그대의 기억 속에서 살아갈 수 있도록…

余の取るに足らぬ死ではなく、余の短い生涯でもなく、
余の夢… 余があれほど望んだこの地の明日を。
そなたがいつまでも覚えていてくれるか?
私もやはりそなたの記憶の中で生きて行けるよう…

ユニ:
그리하겠습니다, 전하.
そう… いたします、殿下。

(微笑みあう二人)

+-+-+-+

(放免され、廊下を歩いているユニの前に偶然現れた左相。驚いて頭を下げるユニを、左相は厳しい視線で見つめます)

(二人は左相の執務室で向きあっていました)

左相:
여인의 몸으로 성균관이라 …
생각보다 더 당돌한 이었군.

女人の身で成均館とな…
思ったより大胆な人だったようだ。

ユニ:
・・・。

左相:
갈지자로 걷지 않기 위해 나를 경계로 삼겠다 했던가?
曲がりくねった足取りで行き迷わぬよう、私を境界と思うことにしていると言ったか。

ユニ:
・・・。

左相:
잘되지 않을 걸세.
눈뜨고도 허방을 짚는게 그게 인생이니까.

うまくは行かぬであろう。
目を開いていても落とし穴に出食わすのが人生であるから。

ユニ:
・・・。

左相:
혼자는 쉽지 않을 것이니
우리 아이 곁을 지켜 주겠나 ?

一人では容易いことではなかろうに。
… うちの息子のそばで力になってくれるか?

ユニ:
… !!!

左相:
이 늙은이의 욕심이 과한 것인가 ?
この老いぼれの欲が過ぎたかな?

(驚いてただ左相を見つめるユニ)

+-+-+

(そして成均館)

ソンジュン:
고맙습니다, 사형.
ありがとうございます、師兄。

ジェシン:
이번이 마지막이었다.
이젠 니 몫이야.

これが最後だ。
ここからはお前の努めだからな。

ソンジュン:
・・・。

ジェシン:
내가 더는 그녀석 신경 쓰지 않을 수 있게
똑바로 제대로 끝까지 가는 거다.

俺がこれ以上あいつのことで気を揉まずに済むように、
しっかり、ちゃんと、最後までやれよ。

ソンジュン:
그동안 사형께서 아껴 주신 마음 잊지 않겠습니다.
고맙습니다.

これまで師兄が大切にしてくださったお気持ち… 忘れはいたしません。
ありがとうございます。

ジェシン:
그만해라… 낯간지럽다.
やめろや… 照れくさい。

声:
여기서 뭐해 ?
ここで何してんだ?

(大木の陰からくるりっと現れたのはヨンハ。手を振りながら笑顔で二人に近づいた彼は…)

ヨンハ:
주인공은 아까부터 와서 기다리고 있는데.
가자고 ! 대물녀석 왔다니까 ! 가자 !

主役がさっきから待ってるっていうのに。
行こうって!大物のやつが帰ってきたんだから!行こう!

(ソンジュンの肩に手を回し、歩き出したヨンハの首根っこを掴み、引き戻すジェシン。ソンジュンも足を止め、振り返りますが…)

ジェシン:
가 봐.
(ソンジュンに)行けよ。

ヨンハ:
아니, 같이 가자고 ! 응 ?
何だよ、一緒に行こうって!うん?

ジェシン:
니가 낄 자리냐 ?
お前が割り込む場かよ?

(笑顔で背を向けるソンジュン。ジェシンを見てニッコリ笑ったヨンハは彼の肩にポンと手を置き…)

ヨンハ:
그럼 내 자린 여긴가 ?
それなら、私の場所は… ここかな?

(照れてヨンハを小突くジェシン)

ヨンハ:
왜 ~!
何だよ~。

ジェシン:
하하하 !
ははは!

(ソンジュンの後ろ姿を見送る二人。そしてジェシンの笑顔を見たヨンハは彼の肩に手を回し、反対の方向へ…)

ヨンハ:
가자 !
行こう!

+-+-+-+

(ソンジュンがやって来たのはいつもの書庫。ゆっくりとユニの姿を探します)

(一番奥に佇む後ろ姿を見つけ、それでもなお、ゆっくりと歩みを進めるソンジュン。彼女の後ろ姿から一瞬たりとも目を離すことなく…)

>>回想

ユニ:
내가 줄 수 있는 건 용서가 아니라 정인… 여인의 마음 뿐이오.
私が捧げられるものは許しではなく情人の… 女人の心だけ。

>>

(彼女の真後ろまでやって来たソンジュン)

ソンジュン:
재주 넘는 건 곰 봤소 ?
芸ある熊を見たか?

ユニ:
왕서방 ?
(笑顔になって)ワンさん?!

※二人が1話で使った合言葉。”재주는 곰이 부리고, 돈은 왕서방이 버는 꼴이다”(芸は熊が振るい、金はワンさんが稼ぐ=苦労した人は得をせず、第三者が儲けを持って行く、という意)から来ているようです。

(振り返るユニ。二人は再会を喜び、笑顔で見つめ合います)

+-+-+-+

(夜の街中。妓女の服の紐をスルッと解いたヨンハは、あらわになった白い肌に、横に垂れ下がっていた赤い布を合わせ…)

ヨンハ:
음, 너한텐 이깔은 정말 아니다.
넌 이 구용하가 만든 옷을 소화하기에는 너무 고전적으로 생겼어.

うーむ、君にこの色は全く合わないな。
このク・ヨンハが作る服を着こなすには、君は顔立ちが古典的すぎる。

妓生:
성균관 유생 출신이라던데 이 솜씨는 대체 배우신 겁니까 ?
成均館の儒生であったと聞きましたが… この腕前は一体どこで身につけられたのです?

ヨンハ:
타고났지 !
나 구용하다 .

生まれ持った才能さ。
私はク・ヨンハだからね。

(微笑むヨンハの頭上から舞い降りてくる青い紙。「青壁書だ!」という叫び声が響きます)

ヨンハ:
이 친구 또 시작이구먼. 또 시작이…
また始まったか。また…

(上を見上げてニッコリ)

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(屋根の上では青い紙を撒きながら走る青壁書の人物。そこへ、たった一人でそれを追う武官が現れます。あっという間に先回りして立ちふさがり、青壁書を捕らえたその武官はジェシンでした。青壁書の覆面を剥ぎ、顔を見たとたんシャックリを始める彼。気を取り直し、懐から取り出して見せた青壁書は赤い添削だらけで…)

ジェシン:
이런 엉터리 문장 자꾸 쓰면 습관 된다 .
こんな出鱈目な文章、やたらと書いてると癖になるぞ。

(直した青壁書を渡し、黙って背を向けるジェシン)

ジェシン:
요즘 성균관에선 애들을 어떻게들 가르치는 건지.
제대로 된 벽서를 못 보네.

近頃成均館では一体どう教えてんだ。
まともな壁書を見かけないな。ヒック!

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(成均館。「博士様」「質問があるのですが」とある博士の後をゾロゾロと追いかける儒生たち。振り返った博士は… キム・ユニ!)

儒生:
논어 위정편 (?)에 대한 제 의견의 점수가 잘못된 듯하여.
論語爲政篇についての私の点数が間違っているようで…。

ユニ:
배우기만 하고 생각하지 않으면 …
学ぶばかりで思案することがなければ…

(そこへ、横から答案を奪い取る人物が。それは、厳しい表情のソンジュン)

ソンジュン:
배우기만 하고 생각하지 않으면 머리가 딱딱하게 굳어 버린다는 뜻이다.
자네 ! 스스로 생각치 않고 스승을 졸졸 따라다니만 하니 …
그 자세를 선비라 할 수 없어. 불통 !

学ぶばかりで思案することがなければ、頭が固まってしまうということだ。
(儒生に)君!自ら考えることなく師匠の後をぞろぞろついて回ってばかりいるとは…。
それを学者の姿勢とは言えない。不通だ!

※不通=不合格

ユニ:
!!!

ソンジュン:
질문을 했으면 서책으로 눈을 돌리지 않고
감히 우러를 수도 없는 스승의 얼굴만 바라보니…
결코 학인의 자세라 할 수 없다.
자넨 불통. 불통이다.

質問をしたのであれば書から目を離さないでいるべきものを、
大胆にも尊い師匠の顔ばかり眺めているとは。
決して学者の姿勢とは言えまい。
君は不通、不通だ。

ユニ:
아는 것도 되묻는 것은 학문의 기본이니
이 유생은 통이오.
또한 스승에 대한 깊은 존경의 마음을 갖는 어여쁜 제자의 마음은 통이오.
그것도 대통입니다, 이박사.

知っている事でも反問するのは学問の基本。
ゆえにこの儒生は通です。
さらに、師匠に深い尊敬の心を抱く美しい弟子の心も通。
それも大通です、イ博士。

(じっと睨み合う二人。そこへやって来て儒生たちを押しのけた大司成は…)

大司成:
지금 뭐하는 겁니까, 이선준박사, 김윤식박사?
자네들이 학문이면 학문 유생 관리면 유생 관리 ,
매번 이렇게 쌈박질이니.
내가 부하직원 관리 소홀로 이번 인사이동에서도 또 미역국을 먹었습니다!
제발 철 좀 드세요. 철 좀 !!!
언제까지 이렇게 싸우기만 할 겁니까 ?!
그래 가지고서야 어디 … 이 사람이… 살아 생전에 중앙조정에 발길이라도 한번 해 보겠습니까 ?

一体何をしているんです、イ・ソンジュン博士、キム・ユンシク博士?
君たちは学問にしろ儒生管理にしろ、
毎度このように言い争うばかりとは…。
部下職員の管理不徹底で、私は今度の人事異動でまた脱落いたしましたよ!
しっかりしてくださいよ、お願いですから!
いつまでこうやって言い争ってばかりいるつもりですか?!
そんなことではこの私、生きているうちに中央朝廷へ足を踏み入れることなど出来ないではありませんか!

#うーん、このへん↑かなりいい加減な聞き取り&訳です。全然見当違いかも。ごめんなさい!

(ふたたび睨み合う二人。大司成はハッと儒生たちの視線に気づき…)

大司成:
그러니까 이게 어디까지나 그게 나를 위해서가 아니라
어디까지나 이 성균관의 평화를 위…

ですからね、これは私ためではなくですね、
全てはこの成均館の平和のため…

(取り繕う大司成を残し、その場を後にする二人。振り返った大司成が気づいたとき、二人はそそくさとお互い反対の方向へ)

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(その夜。昼間と同じように部屋で向き合った二人。壁を指でスッと撫で、指先を見たユニは)

ユニ:
오늘 청소당번은 이선준박사인 걸로 아는데
하라는 청소는 제대로 안하고 질투만 하면 지아비로서 통 받겠소 ?

今日の掃除当番はイ・ソンジュン博士ではなかったかしら。
やれと言った掃除もまともにせず、嫉妬ばかりしていて夫として通が貰えると?

ソンジュン:
날 틀렸다고 하는 건 하는 수 없지만
날 싫다고 하는 건 용납 할 수 없소.

間違っていると言われるのは仕方がないが、
嫌いだと言われるのは聞き入れられないな。

(ふいにユニにくちづけをするソンジュン)

ソンジュン:
허면 이건 통이오 ?
ならば、これは通か?

(驚いて思わず笑ってしまうユニ)

ソンジュン:
통을 받을 때까지 난 멈추지 않을 생각이오.
通を貰うまで辞めるつもりはないからね。

(再びユニに、今度はゆっくり顔を近づけるソンジュンだが、ユニは指でさっと彼の口唇をおさえ、ろうそくの灯りを吹き消す。ニヤリと微笑み、彼女を押し倒すソンジュン)

ユニ:
오늘 왜 이러시오 ?
今日はどうなさったの?

(ゴソゴソしていたソンジュンは、机の上のに置いてあった赤い本に手を伸ばす)

ソンジュン:
아직 미숙해서.
まだ慣れないからね…

ユニ:
그 책은 언제까지…
そんな本をいつまで…

ソンジュン:
이거구나…
아, 이게 아니었소 ?

これだな…
あれ、こうではなかったか?

ユニ:
!!!

( 完 )

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無駄がなく抑制のきいた言葉は、ひとたび俳優たちが口にすると洒落た会話となってイキイキと私の心の中で踊り、
どの登場人物も個性的で魅力に溢れ、カメラワークや照明、衣装、音楽、あらゆる面で素晴らしいドラマでした。

こうやってじっくり聞き取っていると、特にヨリムの魅力に改めてウキウキしております^^
彼がいなかったら堅物とぶっきらぼう二人で一体どーなっていたことか(笑

リアルタイムで1話からTwitterのお仲間と一緒に観始めたものの、難しくて最初は全然話が理解できず、こうやって聞き取り翻訳をやろうだなんて、考えもしませんでした。
6話?くらいでどうにもこの萌え萌えなセリフたちを書き留めたくなり、回を追うごとにシーンを増やしながら最終回に至りました。

途中から始めたので、こうやって最後までたどり着いても、何となくこのまま手放すには忍びなく^^;

すでに原作本は少しずつ読んでいますが、ドラマ成スとも何らかの形でまだまだ付き合いを続けていこうと思います。
とりあえず1話から順に観直しだな^^

長い文章を最後までお読みいただきありがとうございました!

 - 成均館スキャンダル