韓国ドラマから美しい言葉を学ぼう

韓国ドラマのあらすじや詳細日本語訳を紹介!プロデューサー/SPY/夜警日誌/トライアングル/主君の太陽など

メリは外泊中9話あらすじvol.2

   

紙飛行機と月と日の出…。

何だかほんわか幸せなワードに包まれて後半突入です。

続きをどうぞ

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ムギョルとメリの車はゆっくりと森林の中を進んでいました。
そこにキャンプ場のような施設が見えてきます。

メリ:「あ、ここだよ!見つけたぁ!」
ムギョル:「はぁ… 何とか無事にたどり着いたな」
メリ:「ほぉ~、あたしたちホントに果報者みたい^^ カーナビもなしに迷わずたどり着いたでしょ?」
ムギョル:「^^」(←なんちゅー顔すんねんorz

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あるログハウスに入った二人。

二人はすぐさま床にゴロンと横になります。
さっとメリに腕を差し出し、腕枕をしてやるムギョル。
そして、メリの顔をじっと見つめます。

メリ:「何でそんなにじっと見るの?」
ムギョル:「妙な気分でさ。こうやって一緒に寝転ぶの、初めてだろ」
メリ:「・・・」

美しい顔をゆっくりメリに近づけ、目を閉じるムギョル。

メリ:「ちょっと待って…」
ムギョル:「?」
メリ:「明るすぎて恥ずかしいの」
ムギョル:「・・・」

ドキドキしてたまらなくなって思わず起き上がるメリ。
彼に背を向け、わざとらしく外に視線を。

メリ:「わぁ~いい天気だなぁ~。外に出てみようよ」
ムギョル:「どこがいい天気だよ。風も強くてひやっとすんのに」

メリの背中にデレ~ンともたれかかるムギョル。

ムギョル:「寒いよぉ、中で話してよーぜ」
メリ:「(ドキドキドキドキ)… 太陽が出てきた!」
ムギョル:「・・・」
メリ:「日光浴しようよ、早く!」

メリに引っ張られ、仕方なく一緒に外へ出るムギョル。

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チョンインが次にソジュンを連れてきたのは市場。
市場のど真ん中を歩く、長身の美男美女^^
でも、チョンインはどこか心ここにあらずの表情で…。

ソジュン:「意外ですね。代表がこういう所お好きだなんて」
チョンイン:「・・・」

チョンインはメリに連れられて初めて来た日を思い出していました。

>>回想

メリ:「憂鬱なときは市場に来ると気分が良くなるんです」

>>

ソジュン:「人が多いのは大嫌いなんだけど…」

そこへソジュンのすぐ横を荷車が通り、チョンインは「気をつけて!」と咄嗟に彼女の体を自分の方へ引っ張ります。
紳士な行動に驚いて、ちょっと気まずいソジュン^^


先に歩き出したチョンインの後に続きます。

ソジュン:「市場に来たのはきっと初めてだわ」
チョンイン:「僕もそうでした」

そして、チラリと前方を見て、立ち止まったチョンイン。

チョンイン:「食事もここでして行きますか?」
ソジュン:「(うんうん)」

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チョンインはソジュンを連れて、またメリと共に来た屋台の席に座っていました。
美味しそうに汁をすするソジュンの横で、じーーっと考えに浸っているチョンソバンorz(そろそろ誰か助けてやってくれ

不思議に思ったソジュンに声を掛けられて我にかえり、彼も一緒に食べ始めます。

女主人:「あらまぁ~、お嬢さんすごい美人だね。芸能人にだってなれるよ!」
ソジュン:「!」

ニヤリとするチョンイン。

ソジュン:「そうしてみようかしら、おばさん^^」
女主人:「そうよ、美人だから上手くいくわ!」

嬉しそうに笑うソジュン。
チョンインをチラリと見た女主人は…

女主人:「恋人?」
チョンイン&ソジュン:「・・・」
女主人:「お似合いだね~」

楽しそうに微笑む二人。
「おばさん来たよ」「お、弟、来たのかい?」他の客が来て、女主人はそばを離れます。

ソジュン:「大韓民国はホント面白い国よ。知らない人同士でおばさんだの弟だの、初対面の人にも何歳だ、結婚してるのかって身の上調べて…」
チョンイン:「最初は拒否感があったんですが、情感を感じるようになりましたね」
ソジュン:「他人に関心がありすぎるからインターネットが盛り上がるんでしょうね…」

辺りを眺めたソジュン。

ソジュン:「ところで、ここはホントに気楽だわ。私のこと誰も知らないみたい」
チョンイン:「だから気楽に来たんですよ」

チョンインの心遣いを知り、ソジュンは穏やかに微笑みます。

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自転車に乗ったり、散歩したり… 楽しい時間を過ごすメリとムギョル。

焚き火を起こし、二人は静かに燃える炎のそばに並んで座ります。
近くには楽しそうな家族連れの姿。

メリ:「お母さんがいて、お父さんがいて… すごく幸せそう」
ムギョル:「そうだな。完璧な家族だ。なぁ、(?)」
メリ:「何よそれ~」
ムギョル:「^^」
メリ:「あのさ、あんな家庭を持ってみたいって思ったことなかった?」
ムギョル:「… どうかな。羨ましいとは思わないな。非現実的っていうか… CFに出てくる場面みたいだろ。俺の人生には全くない絵だし」
メリ:「そっか…。あたしは家族っていうと、いつもあんな風景が頭に浮かんでたけどな。あたし、子どもの頃は良妻賢母になるのが夢だったから。お母さんがいなくて寂しそうなお父さんを見てたらね、”私はいい妻にならなきゃ””いいお母さんにならなきゃ”って… いつも思ってたの」

静かに微笑むムギョル。

ムギョル:「俺、お前とよく似た環境なのに、考え方は反対だったんだな。父さんなしで育って、母さんとも一緒に暮らせなかった俺に、いい家庭を持つことなんか出来るかな… 」
メリ:「・・・」
ムギョル:「俺がいい父親、いい夫になれるかな… 」
メリ:「それで、恋愛ばかりしてきたの?」
ムギョル:「… うん。わずらわしくないだろ?いつだって付き合えるし、いつだって別れられる」
メリ:「それは… いい時だけ付き合うってことでしょ」
ムギョル:「うん。けど、女はみんな一緒だったんだ。最初はカッコいいって言ってたくせに、そのうち小言ばっか言うようになってさ」
メリ:「心配ないよ。あたしは小言なんか言わないから」
ムギョル:「ホントに?」
メリ:「^^」
ムギョル:「音楽やってるヤツらの理想は”小言を言わない女” なんだ」

笑う二人。

メリ:「あたしにギター教えてよ」
ムギョル:「ギター覚えたい?」
メリ:「うん^^ ロッカーの彼女なんだからギターのことも知ってなきゃね」
ムギョル:「OK ^^」

ムギョルはギターを手に取ります。

ムギョル:「じゃ、コードから教えてやろうか?」
メリ:「うん」
ムギョル:「最初はGコードで…」

弦の押さえ方を教えてやるムギョル。
ギターをメリに渡し、弦を一本ずつ押さえてからピックではじいてみると…「ペロペロペロ♪」という何とも可愛い音で…^^;

Gコードは難しいと判断したムギョルは、もっと簡単なEに変更。

優しいムギョルと、彼にピッタリくっついてる素直なメリが可愛くてホントに和みますね^^

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ソジュンも、チョンインの事務室でギターを手にしていました。
それぞれの思いに浸る二人。

ソジュン:「家族が望んでいる結婚相手は… 言ってみればチョンイン代表みたいな男性だったんだけど、そんな結婚条件は私にとって奴隷根性だと思ったんです」
チョンイン:「… そうでしたか」
ソジュン:「私は自分の人生に忠実に生きたいんの」
チョンイン:「それで、結婚せずに生涯恋愛だけしながら生きようと?」
ソジュン:「(うなずく)ムギョルも私に同じこと言ったんです。結婚は人を縛り付けておくために作られた制度だって」
チョンイン:「・・・」
ソジュン:「私たち、結婚しなくても夫婦みたいでいられると思ったんです。振り返ってみれば、それはあまりにも理想上の話だった…」
チョンイン:「・・・」
ソジュン:「・・・」

じっと考え、ソジュンに視線を送るチョンイン。
ソジュンは心が落ち着いたように微笑んでみせます。

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ムギョルとメリの前を老夫婦がのんびり通り過ぎます。

メリ:「素敵だな~」
ムギョル:「そうだな。あんな絵のほうが現実的に見える。羨ましいな」

ムギョルの言葉にホッとして、もう一度彼の肩にもたれるメリ。

ムギョル:「ああやって半生を共に生きようと思ったら、月が何回昇ったり沈んだりするんだろーな」
メリ:「そうだね~。愛だけじゃ難しそう」
ムギョル:「じゃ… 義理か?」
メリ:「うん^^ 義理ならできるかも」

ムギョルはもう一度、遠ざかっていく老夫婦を眺めます。

ムギョル:「…そうだな。ホントに義理を感じる」
メリ:「^^… あたしたちも義理がたく、ずっと一緒にいられるといいな」
ムギョル:「お前となら… 何となく思い描けるな…」(なによぉ?このスイートな言い方
メリ:「ふふっ♪」

ムギョルの肩にもたれ、すっかり寛いでいるメリ。

ムギョル:「疲れたなら帰るか?」
メリ:「(目を閉じ)ううん。今が幸せ…」
ムギョル:「・・・」
メリ:「夢みたい。あんたとこうなったの…。陽が沈むの見たいな」
ムギョル:「日の出は見られなかったから、沈むの見て帰るか?」
メリ:「ふふっ♪ お父さんどーしよっかな…」
ムギョル:「・・・。方法は真心しかないよ。帰ってちゃんと話そう」

ムギョルは優しくそう言い、メリのおでこにキスをします。

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ログハウスの中で眠るメリ。
そばで本を読んでいたムギョルは、メリの寝顔を見つめ、もう一度頬に口づけします。

メリが眠っているときにキスするのは、メリがそれをどう思うか考えない、100%いとおしさから出る行動。
今までのキスとは違って見えます。

あくびをした彼は、自分も彼女の隣に横になります。

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どれくらい時間が経過したでしょう…。

寝返りを打ったムギョルがメリを探し手を伸ばすと…
何となく変な手触りが。

目を開けてみると、そこにあったのは、ゴリラの顔が貼り付いたメリ父のお腹でした。

お、久しぶりに原作を思い出した!
途中までしか読んでないので、これまでにも原作のシーンはちょこちょこ出てきたのかもしれないけど。

ぎょっ!!!としたムギョルは慌てて起き上がり、メリを探します。
彼女の姿は見当たらず、目の前に怖い顔のメリ父が座っているのみ…。

メリ父:「呼んでみても返事はないぞ」
ムギョル:「メリは… どこに?」
メリ父:「どこですと?昨夜から二人してどれだけほっつき歩けば、人が入ってくるのも気づかないほど死んだように眠れるんですかね?」
ムギョル:「・・・」
メリ父:「メリは眠ったまま家へ連れ帰りました」
ムギョル:「え?!」
メリ父:「陽が昇るのを見に東海まで行ったはずが、なぜこんなところに?」
ムギョル:「・・・」
メリ:「私に一杯食わせようと、わざと煙に巻いたんですね?」
ムギョル:「・・・」

何も言い返せないムギョルの前で立ち上がったメリ父は…

メリ父:「うちのメリにはもう会おうと思わないでくださいね!」

ムギョルの反応も待たずに出て行くメリ父。

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ムギョルはメリの家にやって来て、今度はメリと二人でお説教を受けていました。

今度は夜逃げかと言われ、「帰って話すつもりだった」と説明するムギョル。
メリも「お父さんも反対されて、お母さんと夜逃げして結婚したんでしょ」と反論します。
形勢不利になった父は…

メリ父:「男同士で話すからお前は… 部屋へお戻りくださいな」
メリ:「お父さん、どうして突然丁寧語で話すの?」
メリ父:「私は気まずい人にタメ口を使いませんのでね」
ムギョル:「?」

そして、また以前のことを思い出し、吹き出すムギョル。

メリ父:「ほら!また大人をバカにして笑ってるじゃないか」
ムギョル:「(クックックック…)」
メリ父:「絶対に許せませんよ!!!!」

そして、また真顔で顔を上げるムギョル。

ムギョル:「すみません。交際をお許しください、お父様」
メリ父:「何がお許しだ…。それにね!私が何でお父様なんです?!今すぐ出てってくださいよ!」

怒鳴られても、冷静にメリ父の目をまっすぐ見たムギョルは…

ムギョル:「また伺います」
メリ父:「また来るとは何だ、また来るとは!!!」

立ち上がって足が痺れ、呻き声をあげるムギョルに、メリは「お父さんヒドイよ」と呟いて彼を助けます。
ムギョルに付いて行こうとするメリを無理やり引き止める父。

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父を振り切り、ムギョルを追って外へ出たメリ。
ちょうど彼女の前に現れたのは、チョンインでした。

チョンイン:「無事帰って来たんですね」
メリ:「ここに何のご用ですか」
チョンイン:「ある所へ一緒に行ってくださいませんか?」
メリ:「… 行きたくありません」
チョンイン:「父の具合が悪いんです」
メリ:「!」

むしろチョンインが怒ってくれたら、メリも突っ張れるのにね…。怒らないけどね。

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メリ父はムギョルの家の前に来ていました。
メリがムギョルを追いかけて、ここへ来ているだろうと思ったのです。

そこへ、慌てて出てきたソヨンさんとぶつかります。
さっそくムギョルへの苦情を並べ立て、中へ入ろうとするメリ父。
ソヨンさんはムギョルがメリと夜の逃避行をしたと聞いて感動^^

そして案の定、お互いの子どもたちを巡って派手な口喧嘩が始まります。
終いには、腹を痛めてムギョルを産んだ苦しみを思い出し、泣き出すソヨンさん。
メリ父もそれにホロッとし、「僕もメリを育てるうちに主婦湿疹が出来て、指紋が消えちゃったんですよ」と指先を見せます^^;
泣きながら「苦労したんだねぇ」とメリ父の肩を叩くソヨンさん。

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部屋にいたムギョルは、外でソヨンさんの泣き声がするのに気づき、立ち上がります。

外にはオイオイと泣いているソヨンさん。
親戚をたらい回しになって育った子だから、どうか許してやってくれと頼みます。
それを理解しながらも、うちの幸薄いメリも金持ちと結婚させたいから、諦めてくれと頼むメリ父。

そこへ出てきたムギョル。

ムギョル:「カム・ソヨン、何で泣いてんだ」
ソヨン:「ん?」
ムギョル:「泣くな。みっともないだろ」
ソヨン:「ムギョル、メリのお父さんいい人だよ。あんたが誤解してるんじゃない?」
ムギュル:「何言ってんだよ」
メリ父:「おたくの蛮行はお母さんに免じて大目に見て差し上げますよ」
ソヨン:「お母さんじゃなくてカム・ソヨンですよ」
メリ父:「メリ、ここへ来てるでしょ」
ムギョル:「来てませんけど」
メリ父:「ホントですか?」
ソヨン:「いませんよ、ホントに」
メリ父:「… お母さんがそう言うなら、信じて帰りますよ」

ペコリと頭を下げ、帰っていくメリ父。

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チョンインとメリが到着すると、イン父は眠っているところでした。
しばらく待つように言われ、ソファに腰掛ける二人。

チョンイン:「… 僕の(?)に変わりはありません」
メリ:「・・・」
チョンイン:「結婚契約を最後までやり遂げようという提案、考えてみましたか?」
メリ:「・・・」

辛そうにうつむくメリ。
チョンインは穏やかにうなずきます。

チョンイン:「断りたいということですね」
メリ:「・・・」
チョンイン:「それでも、父には以前のように接してくださいませんか?」
メリ:「!」
チョンイン:「ストレスが一番致命的だそうです。ウィ・メリさんが別の男性を選択したと知れば、とても辛い思いをなさるでしょう」
メリ:「分かります。でも、これ以上嘘をつきたくはないんです」
チョンイン:「ウィ・メリさんを可愛がっていらっしゃるでしょう?」
メリ:「・・・」
チョンイン:「僕ではなく、父のために… そうしてください」
メリ:「・・・」

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イン父の部屋へ恐る恐る入るメリ。
彼は笑顔でメリを迎えます。

差し出された手を握るメリ。

メリ:「ごめんなさい。私のせいで…」
イン父:「(首を横に振り)おじさんはメリが明るく笑う顔を見たいな」
メリ:「・・・」
イン父:「メリの笑顔を見れば、痛みもさっと消えそうだ。笑っておくれ」

メリはニッコリと笑って見せます。
うなずくイン父。

イン父:「君は笑っている時がお母さんに一番似ているな」
メリ:「・・・」
イン父:「忙しいのに無理して来たわけじゃないんだろう?」
メリ:「そんなことないです。これからはもっと会いに来ますから」
イン父:「ありがたい。家族になればもっと会えるんだが…」

そう言って、メリを見つめるイン父。
メリは思わずうつむいてまいますが、再び顔を上げ…

メリ:「薬は必ず飲んで、早く良くなってくださいね、おじ様」
イン父:「あぁ」

ムギョルへの気持ちと、自分を可愛がってくれるイン父を裏切れない思い。
その狭間でメリは苦しみ始めます。

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完全無欠のメンバーが集結していました。
一様に冴えない表情で…

未だに恋人一人養う力のない彼ら。
結婚したとしても、不規則な仕事で地方に連れていくこともできません。
ロックを続けながら幸せに結婚できるのだろうか… と話し合う彼らの話を聞きながら、ムギョルの顔は深刻です。

携帯を取り出したムギョルは誰かにメールを打ち始めます。

両手でちょこんと持つのがキュートすぎるんですけど!
木の実を食べるリスみたいだw

ムギョル(メ-ル):「母さん… 会いたい」

送信ボタンを押し、ふっとため息をつくムギョル。

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ソヨンさんはムギョルの家に来ていました。

ムギョル:「出発の準備は進んでるのか?1ヶ月残ってないな」
ソヨン:「う~ん、カフェが売れなきゃね」
ムギョル:「・・・」
ソヨン:「どうしたの?あんたから連絡するなんて」
ムギョル:「… 母さんは結婚しないの?」
ソヨン:「何よ?(笑)突然結婚だなんて」
ムギョル:「何となく… 気になってさ」
ソヨン:「分かってるでしょう?縛られるのもイヤだし、自信もないし。怖いしね」
ムギョル:「… やっぱそうか」
ソヨン:「けど最近… 年を取ったからかしら、ちょっと寂しいのよね。おばあちゃんになって誰もそばにいなかったらどうしよう… なんて心配にもなったり」
ムギョル:「・・・」
ソヨン:「それで彼とパリに行くことにしたんだけど… 正直、先のことは分からないわ」
ムギョル:「母さんには俺がいるだろ」
ソヨン:「そうよね^^ だけどムギョル、あんたどーしたらいいのかしら」
ムギョル:「・・・」

愛する人とずっと楽しく幸せに暮らしたい理想と、目の前の現実。
ムギョルはメリと話したことを思い出します。
メリとなら思い描ける、末永く義理でつながれた生活。

+-+-+-+

メリが家に帰ると、心配した父が待ち構えていました。
イン父の元へ行っていたと聞き、もしやと期待するメリ父ですが、
メリは「ムギョルへの気持ちは変わらないから」と念を押します。
とにかくムギョルの全てが気に入らないから別れてくれ、とすがる父。

メリ:「初めて愛した人よ。私のこと理解してくれないの?」
父:「結婚でもするつもりか?」
メリ:「付き合い始めたばかりなのに突然結婚だなんて…」
父:「子どもじゃあるまいし、結婚もしないのに付き合うのか?」
メリ:「それなら結婚前提なら許してくれるわけ?」
父:「… いかん。あいつは絶対ダメだ。浮気者だぞ。遊ばれて傷つくだけだ」
メリ:「お父さん、今まで偽装結婚で愛しあう関係じゃなかったけど、今はもう違うの。ムギョルは最善を尽くしてくれるわ、誠意の限り!」
父:「ダメだ、信じられん。メリ、人間はな、愛を受けて育ってこそ愛を授けられるんだ。けど、あいつはダメだ。無愛想すぎる」
メリ:「ムギョルのことよく知らないからよ。ムギョルはホントにキュートで愛らしいの」
父:「お前は恋に盲目になってるからだ!血迷ってる間にチョン亭主を逃しちゃバカ者だぞ!」
メリ:「関係ないもん。条件を気にして初恋を逃したくないの」
父:「メリ、初恋は成就しちゃダメだ」
メリ:「お父さんとお母さんは成就したでしょ!」
父:「だから母さんは不幸だったんだ。初恋だからって、良し悪し考えずに父さんみたいな男と付き合ったから」
メリ:「お父さんが何よ、どこがいけないわけ?!」
父:「メリ… 愛では50年暮らせやしない。父さんが願うのはお前の幸せだけなんだ」
メリ:「お父さん、私、ムギョルと一緒にいるとすごく幸せなの。こんな気分、生まれて初めてなんだもん」
父:「・・・」
メリ:「父さんも分かってるでしょ?私が今までどんなに寂しく生きてきたか。夢を見ることも、愛することもなく生きてきたのよ。これからは夢を見ながら、愛しながら生きていきたいの」
父:「・・・」
メリ:「ね?」

娘のまっすぐな思いにそれ以上何も言えず、涙ぐむ父。

+-+-+-+

チョンインはドラマのセットを組んでいるスタジオに来ていました。
作業が進むそばで、携帯に入っているメリとの写真を見つめる彼。

チョンソバン、いくら何でもそんなど真ん中で…^^;

そこへ、「セット素敵ですね~」と美術監督に明るく声を掛けながらソジュンがやって来ます。
チョンインに声を掛けるソジュン。

彼女はまだ海外ツアーに出ているイアンのスケジュールが気になっていますが、
帰国したらチョンインに入るはずの連絡はまだありません。
また逃げるつもりかもしれないから気をつけたほうがいいと忠告するソジュン。

そこへちょうどイアンが現れます。空港から直接来たという彼。
彼とパン室長はさっそく組み立て中のセットに文句をつけ始めます。

はっと思い出し、ソジュンを少し離れたところに呼んだチョンインは…

チョンイン:「音楽プロデューサーはこのまま継続してもらおうと思うんですが… 気まずいですか?」
ソジュン:「私が?なぜ?」
チョンイン:「・・・」
ソジュン:「私、当分の間は何も考えないで仕事に専念するつもり」
チョンイン:「・・・」
ソジュン:「セット見て来ますね」

そんな二人をパン室長がじっと見つめていました。
ソジュンが立ち去ると、ささっと近づくパン室長。

パン:「最近ソジュンさんと親しいんですね。この前、弘大のあたりで一緒にいるのを見かけたけど」

思い出すように視線を泳がせ、微笑むチョンイン。

チョンイン:「今でも弘大のインディーズバンドに関心がおありなんですね。まだ熱心に契約集めを?」
パン:「おほっ♪ 何をおっしゃるんです~~?私にはイアンしかいないんですから」
チョンイン:「^^」
パン:「とにかくお気をつけくださいな。ソジュンさんの件が落ち着いて間もないのに、またスキャンダルの記事が出たら困るでしょ」
チョンイン:「ご心配には及びませんよ」
パン:「代表がお作りになるドラマの妨げになるんじゃないかって心配だからですよ~」

今度はセットの防音に文句をつけながら、去っていくパン室長。

+-+-+-+

音楽学院での授業を終え、教室を出ながらメリに電話をするムギョル。

ムギョル:「授業終った。今から帰ろうと思ってさ。何してた?」

外に出て通りを歩き始めるムギョル。

こういう何気ない歩き姿がたまらなく綺麗だよな~^^
白っぽい背景とファッションがマッチしてるし。

メリ:「うん。作家先生に頼まれた資料を揃えてたの。夕食は?」
ムギョル:「まだ。お前の作ったテンジャンチゲが食べたいな」
メリ:「分かったよ。急いで仕事終わらせて、すぐ作るね。早く帰って来てね」
ムギョル:「そうする^^」

終始笑顔で話していた彼の表情は、電話を切ると厳しく変わります。
「うちのメリは結婚するんだから許しを請うても無駄だ」というメリ父の声が頭をよぎり…。

ため息をついて、彼は再び歩き出します。
そこへ「カン・ムギョルさん」と声を掛けたのは… チョンイン。

ムギョルが振り返ると、ちょうどそこへ「先生~~~♪」の女子学生たちが。
たちまち囲まれながら、二人は黙って視線を合わせます。

+-+-+-+

二人はカフェで向き合っていました。

ムギョル:「仕事の話があるんでしょ?」

黙って見つめるチョンイン。

ムギョル:「話したらいかがです?」
チョンイン:「会社の話もありますが、今日はウィ・メリさんの話からにしましょう」
ムギョル:「・・・」
チョンイン:「カン・ムギョルさんは結婚する準備があるんですか?」
ムギョル:「(鼻で笑い)誰が結婚するって言いました?」
チョンイン:「僕は準備が出来ています」
ムギョル:「 あぁ~。金でする結婚ね」
チョンイン:「・・・」
ムギョル:「・・・」
チョンイン:「もう一度言っておきましょう。僕はウィ・メリさんの法的な夫です。僕が終わりにして初めて… この契約は終了するんです」

お互いの心の内、出方を探るように、そして弱みを見せまいと、黙ったまま視線をそらさない二人。

+-+-+-+

ムギョルの家に帰る足取りは重く…。
彼の心をいろんな思いがうずまきます。

>>

メリ(声):「あたしたちもああやって義理がたく老いていけたらいいな」

チョンイン(声):「もう一度言っておきましょう。僕はウィ・メリさんの法的な夫です。僕が終わりにして初めて、この契約は終了するんです」

>>

家の前までたどり着いたムギョルに声を掛けたのはソジュン。
ムギョルを見て彼女は微笑みます。

ムギョル:「どうした?」

彼女が差し出したのは、ムギョルのピックが揺れるペンダント。

ソジュン:「これ返そうと思って」
ムギョル:「… 捨てろよ」
ソジュン:「・・・。そうね」

返そうとした思い出の品も受け取ってもらえず…。
ソジュンはかろうじて道端へそれを投げ捨てます。

ソジュン:「あんたと友だちでいるって言ったのは取り消すわ。思い続けるのも、会いに来るのもやめる」
ムギョル:「もう突然会いに来るなよ」

頷くソジュン。

ソジュン:「いいわ。最後の挨拶して帰るから」
ムギョル:「・・・」

そして、両腕をムギョルの首に回し、ソジュンは彼にキスします。
拒みもせず、受け入れもせず、抜け殻のようにそのまま立っているムギョル。

ちょうどそこへ、買い物袋を下げ、幸せそうに帰ってきたメリは、
二人の姿を見て立ち止まります。

大して驚かず、ただぼんやりと眺める表情がむしろ悲しく映りますね。

+-+-+-+

ここでエンディングです。


☆予約受付中☆【メリーは外泊中 壁掛け用2011年カレンダーが登場です!】
お別れのキスだって言われて男が拒むはずのないこと、それに、最後に生身の感触を残せば忘れられなくなるかもしれないこと…、そんなこと姐さんは十分分かってるはず。

メリが「ワンダフルデイ」を「ドロドロにしないほうがいい」とチョンインに言ってたけど、そのあんたら自身のドラマがドロドロじゃないかと小一時間…。

9話はとにかくムギョルの美しさがひときわ心に残りました。
寂しい顔、愛しそうな顔、楽しそうな顔、思い悩む顔、挑発的な顔…。
どれをとっても何と美しい美しいお顔なんでしょ~~!

それに、ムギョルに愛されていると分かった途端、ものすご勢いで可愛くなっちゃったメリにもビックリです^^

そして…

肝心のウリチョンソバンの邪険にされ方と言ったらorz

もし、すでにムギョルとメリが愛し合っている状態で100日契約が始まったとしたら、
完全に負けてるその時点から、チョンインの人柄に少しずつ触れていくこともできるのに…。

チョンインの人柄もしっかり分かった上でムギョルを選んじゃったんだから、
もーどうしようもないでしょーよ(泣

ムギョルとメリの方がずっとお似合いだし、それで全然構わないから、冷たくしないでお願い~!

さて、愚痴はこれくらいにして、超美麗なムギョルのお顔で記事をいっぱいにしましょうか^^

#いつも長文にお付き合いくださってありがとうございます。たくさんのツイートやコメント、本当に嬉しいです。

 - メリーは外泊中 ,