韓国ドラマから美しい言葉を学ぼう

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メリは外泊中8話あらすじvol.2

      2010/12/09

小さな思いを抱えて、与えられた道を歩くうちに
胸の中で大きく大きくなっていく本当のきもち…。

メリは外泊中8話の後半です。

どうぞ♪

ASTA TV12月号はチャン・グンソク特集が52ページ【予約】【韓国俳優】チャン・グンソク「ASTA T…

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演奏が終わると、女子高生3人組が「先生~~~♪」と歓声を上げてムギョルに突進します。
3人に囲まれて騒がれ、困っているムギョルを、遠くから笑って見つめるメリ。

「また明日来ますね~!」帰っていく女子高生に手を振ったムギョルは、
そこへ近づいてきたメリに気づきます。

久しぶりに会った瞬間の表情がとってもイイ^^

ムギョル:「来たか」
メリ:「うん、久しぶり」
ムギョル:「… だな」
メリ:「・・・」
ムギョル:「・・・」
メリ:「楽しそうだね。平穏そうで」
ムギョル:「(うなずく)自分の場所に戻ったんだ。平穏だよ」
メリ:「… そうなんだ^^」
ムギョル:「お前はどうしてる?」
メリ:「あたし?私も… 平穏よ」

穏やかに微笑み、それ以上言葉が続かずうつむくムギョル。

そこへやって来たのは見慣れたワーゲンバス。
二人のそばに停まった車の中からリノたちが降りてきます。

なにやらコンセプトチェンジをして再出発することにしたらしい彼ら。
ハードな衣装に身を包み、じゃらじゃらとチラつかせた手錠をムギョルの手首にはめます。

ムギョル:「こんなの俺の好みじゃないって。何すんだよ」

メリに気づき、新しいスタイルで(笑)挨拶する彼ら。

メリ:「で、何の用で呼んだの?」

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ムギョルの家の前にやって来た彼ら。
ムギョルはメリに封筒を差し出します。

メリ:「このお金渡すために呼んだの?お金、どうしたの?」
ムギョル:「金は出たり入ったりするもんだろ」

ムギョルの先輩がやっている音楽学院で講師をしているんだと、手錠でつながれたヨハンが説明します。
もうすっかり人気講師だと…。

さっさと手錠を外すように言われたヨハンは、「分かったよ」と素直に自分の手錠を外し、それをそのままメリの手首へ。

「ジャーーーン!」

オーディションの時間になったら呼ぶから、二人で仲良く♪ と言い残し、手錠でつながれた二人を残してさっさと車は走り去ります。

慌てて追いかけようとしますが、つながれたまま走れるわけはなく…。

ムギョル:「いいや。どうせ後で連絡があるから」
メリ:「ダメよ!あたし、今日は大事な用があるんだもん!」
ムギョル:「何の用だよ」
メリ:「・・・」

メリは突然上着のボタンを外し始め…
中を見せられてギョッと仰け反るムギョル。

彼女はドレス姿だったのです。

ムギョル:「おい… 結婚すんのか?」

メリは黙ってため息をつきます。

+-+-+-+

ソジュンの部屋へやって来たチョンイン。
ソジュンは彼に見向きもせず、ぼんやりと本のページをめくります。

チョンイン:「なぜ突然やめると言ったんです?」
ソジュン:「契約のときに言ったでしょう?気まぐれだって」
チョンイン:「・・・」
ソジュン:「やりたくなくなったのよ」
チョンイン:「・・・」

パタンと本を閉じ、チョンインを見るソジュン。

ソジュン:「待つだけ待ったんだから契約上は問題ないでしょ?」
チョンイン:「えぇ」
ソジュン:「・・・」
チョンイン:「ですが、僕にはソジュンさんが必要なんです」
ソジュン:「ふっ、プロポーズでもあるまいし」
チョンイン:「・・・」
ソジュン:「何もかも煩わしい。休みたいの…」
チョンイン:「ひょっとして… 中傷のせいですか?」
ソジュン:「気にしないって言ったでしょう!!!!!」

突然大声を上げるソジュンに、眉ひとつ動かさないチョンイン。
ソジュンは彼を睨みつけ、「帰ってください」と部屋を出て行きます。

仕方なく帰ろうとしたチョンインは、ふと気になって立ち止まり、振り返ります。

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とりあえずムギョルの部屋へやって来たメリとムギョル。
バンドのメンバーに連絡をしますが、誰の電話もつながりません。

ムギョル:「婚約式はいつだって?」
メリ:「晩の7時から」
ムギョル:「(時刻を確かめ)はぁ~、まだ12時にもなってない。時間はたっぷりだな…」(←ぷぷっ
メリ:「代表と行くことになってる所もあるの。もうすぐ連絡もあるはずなんだけど」
ムギョル:「あぁ~めんどくせ。髪も洗わなきゃいけないのにさ」
メリ:「ちょっと、何で今?」
ムギョル:「夜通し曲作っててそのまま出掛けたから」

頭をぐしゃぐしゃと掻きむしり、「臭わないか?」とメリに迫るムギョル。

というわけで

~~~ 新婚夫婦 2度目の共同作業 シャンプー中 ~~~

メリ:「何でいつもあんたと会うと事がこんがらがるんだろ」
ムギョル:「俺だって。お前に会わなかったら平穏そのものだったんだからな」
メリ:「だからぁ、あたしたち2度と会っちゃダメだったんだよ」

思わず力が入り怒られるメリ。

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ソジュンが入った洗面室の前で待っているチョンイン。
中からはずっとシャワーの音が響いたまま。

時間経過を確認したチョンインは、ためらった末にノックして声を掛けます。

チョンイン:「ソジュンさん、入りますよ」

勢い良く開くドア。
彼の視線の先には、服を着たままシャワーの水に打たれ、座り込んで泣いているソジュンがいました。

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ベッドの上でブランケットにくるまるソジュン。
彼女にタオルを渡したチョンインは、彼女のすぐ隣に腰掛けます。

チョンイン:「いつまでも沈黙しているだけでは中傷が事実になります」
ソジュン:「私の何がいけなかったのかしら」
チョンイン:「悪いことなんてありません」
ソジュン:「(?)」
チョンイン:「彼らは自分たちが信じたいことだけを信じるんです」
ソジュン:「・・・」
チョンイン:「だから、振り回されずに自分のことを堂々と話せばいいんです」
ソジュン:「・・・」
チョンイン:「これまで沈黙していた理由は… 家族を守るため。そうでしょう?」
ソジュン:「!」

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昼食中のムギョルたち。
早く出て手錠の鍵を手に入れたいメリですが、5時まで無理だというムギョル。
メリは慌てます。

そこへ鳴り始めるメリの電話。

メリ:「はい、代表」
チョンイン:「今どこですか?」
メリ:「あ… 今昼ごはん食べてるんです」
チョンイン:「そうですか。すみません、用事があって墓地まで一緒に行けそうにないんです」
メリ:「あぁ、いいんですよ。でも、どうしたんですか?深刻なんですか?」
チョンイン:「ソジュンさんの中傷記事のことで… 今一緒にいるんです」
メリ:「あ、そうなんですか。ソジュンさん大丈夫ですか?」

気になり、顔を上げるムギョル。

メリ:「気にせずお仕事なさってください。私、一人で行ってきますから」
チョンイン:「本当に申し訳ない…。気をつけて行って来てください。また連絡します」
メリ:「えぇ」

電話を切ったメリは、ホッとして思わず「良かった」とため息をつきます。

ムギョル:「ジュンがどうしたって?」
メリ:「最近、中傷で騒ぎになってるでしょう?昔の彼女に慰めのメール送りなよ!義理堅く生きなきゃ」

電話を取り出し、片手でポチポチとメールを打ち始めるムギョル。

ムギョル:「それで?今ジュンと一緒にいるって?」
メリ:「・・・」
ムギョル:「お前はいいのかよ」
メリ:「まぁ、業務上、制作者と俳優だもん」
ムギョル:「・・・」
メリ:「全部食べた?じゃ行こ」
ムギョル:「行くってどこに?俺は帰って寝るんだけど。家で母さんにも会うことになってんだ」
メリ:「分かったからさ、あたしにちょっとだけ付き合って。あたしだって用事があるんだから」
ムギョル:「何の用があんだよ。あぁ、めんどくせ」

+-+-+-+

メリはムギョルと一緒に母の墓前に来ていました。
ドレス姿で花を添えるメリ。

メリ:「お母さん、久しぶりだね」

ムギョルはそこにあるメリの母親の写真を覗き込みます。

ムギョル:「うわぁ~、お母さんにそっくりだな。ずっと女らしいじゃん。美人だな~」
メリ:「あたし、お母さんと話があるの。(指さして)ヘッドフォンしてて」

言われたとおり音楽が流れるヘッドフォンをつけ、遠くの景色に目をやるムギョル。

メリ:「お母さん、私今日婚約するの。だから、お母さんに見せようと思ってドレスも来てきたのよ」
ムギョル:「♪♪♪♪♪」
メリ:「婚約する相手も一緒に来る予定だったんだけど…」

メリ:「あはっ、お母さん、この人は違うんだよ。誤解しないでね」
ムギョル:「♪♪♪♪♪」
メリ:「とにかくさ、お母さん。私もお母さんとお父さんみたいに、お互い一目惚れで、お祖父ちゃんの反対も恐れずに夜逃げして結婚するくらい、そんな運命的な恋愛をしたかったんだけど、どういうわけかこうやって婚約することになったの」
ムギョル:「♪♪♪♪♪」
メリ:「愛する人じゃないけど、それでもすごくいい人だし、それにお父さんもとっても気に入ってるの。どうせこうなったなら、あたし、幸せに生きるよ。今日みたいな日は… 愛する人と一緒にお母さんがそばにいてくれたらどんなに嬉しかったかな… 」

メリの瞳からポロポロと零れ落ちる大粒の涙。

声は聞こえないまま、ムギョルはメリが泣いているのに気づき、そっと彼女の表情を伺います。

メリが溢れる涙を拭うと、黙って上着を肩に掛けてくれるムギョル。
泣きじゃくった赤い目で見上げるメリに、戸惑ったムギョルは…

ムギョル:「いや、寒いんじゃないかって心配になったから…。聞こえてないから続けろよ」

ムギョルは再び遠くへ視線を動かします。
そんなムギョルの優しさにますます涙が止まらなくなるメリ。

ムギョル:「・・・」

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二人は帰りのバスに揺られていました。

メリ:「子どもの時、お母さんがいたらいいのにな…って思ったのは雨の日だった」
ムギョル:「・・・」
メリ:「他の子はお母さんと手をつないで帰るのに、あたしは一人教室でお父さんのこと待ってたから」
ムギョル:「・・・」
メリ:「お父さんはあたしが雨に濡れるのは胸が痛んで見ていられないって… お父さんが迎えに来る前で絶対待ってろって言うから、会社が終わって学校に車で待ってたの」
ムギョル:「・・・」
メリ:「ある日は夜遅くまで一人でいたこともあったな…」
ムギョル:「何で待ってんだよ?雨にぬれて走りゃいいのにさ」
メリ:「あんたは傘持ってきてくれる人いなかったの?」
ムギョル:「母さんは仕事だし、親戚の家を転々として暮らしたから。(幽霊?)みたいな存在だったな」
メリ:「お母さんとはいつまで一緒に暮らしたの?」
ムギョル:「いつまでっていうか… ほとんどない。しばらくある家に住んで追い出されたら、その間はちょっとだけ一緒に住んで。で、また他の家に移って。一緒に住んだことはほとんどないな」
メリ:「それじゃ… お母さんとの思い出はあまりないんだろうね」
ムギョル:「思い出?… あ、一つあった。銭湯な」
メリ:「銭湯?」
ムギョル:「うん。母さんと一緒に女湯に連れて行かれてさ」
メリ:「(笑)私もお父さんといつも男湯に入ってた!」
ムギョル:「なぁ!あれってめちゃくちゃ恥しくないか?」
メリ:「うん、ホントに恥ずかしかったよ。同じクラスの男の子に会うんじゃないかって」
ムギョル:「俺、8歳までタオル巻いて女湯に入ってたんだけど、みんな俺のこと女だと思ってたんだ」
メリ:「はははっ、何だよ~」

そこに鳴ったのはムギョルの電話。

ムギョル:「もしもし、母さん^^ ちょうど母さんの話してたんだ。家に何時頃来る?何の話?」

+-+-+-+

ムギョルの家。

今度はメリが大音量で音楽が流れるヘッドフォンをつけ、
ムギョルとソヨンさんは厳しい表情で座っていました。

ムギョル:「… それで?パリへ発つって?」
ソヨン:「うん。1年付き合ったり別れたりして疲れちゃったのよ。韓国を離れて外国へ行けば自分たちしかいないでしょ。そうすればお互い相手だけを見つめて暮らせるわ」
ムギョル:「結婚でもする気かよ…」
ソヨン:「ううん。結婚はしないわ。(傷つきたくないから?)」
ムギョル:「で?」
ソヨン:「あんたのためにもあたしが離れたほうがいいと思うのよ」
ムギョル:「・・・」
ソヨン:「あんたがそばにいるからすぐ頼って、あんたに辛い思いさせるでしょ」
ムギョル:「何が辛い思いだよ!!!!!」

思わず立ち上がったムギョル。
手錠でつながったメリも引っ張られて立ち上がります。

キョトンとつったっているメリ。
気づいてジロリと見たムギョルに…

メリ:「聞こえないよ~。ダイジョブ^^」

もう一度座ったムギョル。
そして、引っ張られて再び座るメリ。

ソヨン:「メリ。メリ?」

そっぽを向いているメリをソヨンさんが呼びます。
気づかないメリの手を引っ張って振り向かせるメリ。
ソヨンさんはヘッドフォンを外すよう、目で合図をします。

メリ:「はぃ、おばさん」
ソヨン:「ムギョルのこと、お願いね。あなた、義理のある子でしょ」
メリ:「え?」
ムギョル:「(イライラ)」
ソヨン:「あたしね、カフェを閉めて1ヶ月後には遠くへ行くつもりなのよ。だから…」
ムギョル:「やめろ、何でそんなこと他人に話すんだよ!!!」
ソヨン:「・・・」

どうしようもなく腹が立ったムギョルは立ち上がって外へ出て行こうとします。
引っ張られて慌てて走りだすメリ。

そんな二人の後ろ姿を見送って微笑んだソヨンさん。
「アイスクリーム食べよ」と立ち上がります。

+-+-+-+

ムギョルは怒りを堪えながら、早足で歩いていました。
「カン・ムギョル!待ってよ!!!」とメリに叫ばれてようやく立ち止まったムギョル。

仲間に電話を掛け、ようやく出た相手を怒鳴りつけます。
オーディションの準備が出来たことを確かめ、すぐクラブへ来るように言って電話切ります。

ムギョル:「行こう」

振り返ったムギョルの目の前には… 草束 orz

確かにすぐ後ろにあります。
日本でも冬になればそこらじゅうに植えてある、あれ^^;

メリ:「ほら、プレゼント」

… orz シラフデヤンナヨ

それは出会ったばかりの夜。酔っ払って夜道を歩いているとき、ムギョルが彼女に差し出したプレゼントのお返しでした。

メリ:「イライラしないでさ」

思わず笑ってしまうムギョル。

ムギョル:「行こうぜ」
メリ:「ちょっと~、受け取ってよぉ~!」

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メリ父は婚約式のために髪を整えていました。
「本当の家族になるんですよね?」と嬉しそうにイン父に話す彼。

もう今日は完全に父親二人が茶番にしか見えない。

二人とも早くに両親を亡くし、寂しく育ったイン父とメリ父。
彼らにとって、親戚が集まるのは憧れでした。
メリとチョンインが結婚したら孫の顔をたくさん見たいと、先走った期待は高まります。

「先輩はチョンインを本当に上手に育てましたね」と感心するメリ父。

イン父:「あいつは俺のせいでずいぶん気苦労を掛けた」
メリ父:「そうだ…。実は気になっていたんだけど、先輩はどうして息子にあんなに厳しく接するんです?」

ハッと驚いたように顔を上げたイン父は、ふと遠い目になりため息をつきます。

+-+-+-+

ソジュンのそばで、チョンインはギターを弾いて聴かせていました。
穏やかな音色に耳を傾けるソジュンの表情はすっかり落ち着いていて…。

ソジュン:「私、俳優になるのに家族と絶縁したんです。大臣のおじいさんに、教授の父…。弁護士の兄に医者の姉。私が家族に認められるには結婚しかなかったんです。」
チョンイン:「・・・」

ギターから顔を上げることなく、じっと話を聞いていたチョンインは、突然左手の痛みを感じ、弦を押さえていた手を離します。

ソジュン:「どうしたんです?痛むんですか?」
チョンイン:「大丈夫です。いつものことですから」
ソジュン:「見せて」

チョンインの左手を手に取るソジュン。
そっと手を開くと、そこには大きな傷跡がありました。

ソジュン:「どうしたんです?」
チョンイン:「・・・」
ソジュン:「何だ、自分で傷でも?」
チョンイン:「… えぇ」

冗談交じりで言ったつもりが、思ってもみないチョンインの言葉に驚き、彼を見つめるソジュン。

ソジュン:「・・・」
チョンイン:「留学していたときギターが唯一の友人だったんですが、父にやめろと言われたんです。音楽は感性を脆くして人を弱くすると…」
ソジュン:「・・・」
チョンイン:「父の命令に背くことが出来ずにやめはしたんですが…(チラリとギターをみる)練習も出来ないギターを目にするのはすごく苦しかったんです。それで自分から弾けないようにしたんですよ」
ソジュン:「・・・」

ポツリポツリと呟くように話していたチョンインは、顔を上げ…

チョンイン:「だから、ソジュンさんは本当にすごいんですよ」

うつむいていた視線を上げて、チョンインをまっすぐ見つめるソジュン。

チョンイン:「ご両親の反対も顧みず、自分のしたいことを選んだじゃないですか」
ソジュン:「・・・」
チョンイン:「僕には出来なかった」

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ムギョルたちはオーディションのステージに上がっていました。
スカウトの担当者が一人見守る前で、準備をする彼ら。
ムギョルの後ろには、手錠でつながれたメリが見え隠れ^^;

スカウト:「そこ!ガールフレンドやファンは控え室で待ってなきゃ駄目だろ?ステージまで一緒に上がってどうするんだ?」

ヨハンが「手錠の鍵を失くしちまって!」と謝りますが、横からリノが「バックダンサーです」とナイス(?!)フォロー。
呆れ顔で黙るスカウトの男性。

ムギョル:「(メリに)おい、歌が始まったら自然に踊れよ」
メリ:「何言ってんのよ!あたしダンスなんか出来ないよ」

メリの返事は無視して「行くぞ」とメンバーに声を掛けるムギョル。

~~~~ 新婚夫婦 3度目の共同作業 ボーカル&セクシーダンス^^ ~~~

演奏が始まり、ムギョルの背中に隠れていたメリは、ボーカルの切れ目でムギョルにドンと肩でこづかれ、
前に飛び出すことに。
仕方なく、彼女は草束をフリフリ踊り始めます。

爆笑
新時代のバービーボーイズだw

スカウトマンは楽しそうに笑い始め、周りのメンバーも演奏しながら笑顔に。

+-+-+-+

演奏が終わり、近くの公園にやって来た彼ら。
ヨハンはギターケースの中に閉まったはずの手錠の鍵を焦って探します。
なかなか見つからない鍵。

すっかり辺りは日が落ち、メリはチョンインに電話を。

メリ:「代表、出発なさいました?私、まだ弘大にいるんです」
チョンイン:「弘大で何を?」
メリ:「あ、それは…ちょっと複雑な事なので、お会いしてから説明します」
チョンイン:「あ、今、父から電話が入ったので…」
メリ:「・・・」
チョンイン:「弘大の方へ向かいながらかけ直します」
メリ:「すみません、代表」

+-+-+-+

チョンインは助手席にソジュンを乗せ、車を走らせていました。

チョンイン:「少し気が楽になりましたか?」

微笑んで何度もうなずくソジュン。

ソジュン:「私を弘大で降ろして下さってから、代表はどちらへ?」
チョンイン:「実は今日、婚約式があるんです」
ソジュン:「婚約式?!」
チョンイン:「・・・」
ソジュン:「今、フィアンセを迎えに行かれるところなんですか?!」
チョンイン:「…えぇ」 (← やけに可愛い「ネー」に萌え

ソジュンは驚きで口をあんぐり開けたまま…。

ソジュン:「あ… 私、そうとは知らずに一日中失礼なことを」
チョンイン:「いいんです。大切なことだったじゃないですか」
ソジュン:「・・・」

ソジュン:「代表のフィアンセが誰なのか… 羨ましいわ。気にもなるし」
チョンイン:「式を挙げたら正式に紹介します」

+-+-+-+

家に戻ってきたムギョルとメリ。
ムギョルは鍵を開けようと夢中でドライバーを回します。

メリ:「あと1時間しかないのに…」
ムギョル:「(がちゃがちゃ)」
メリ:「代表が迎えに来るって。早くしてよ」

好きな女の子を別の男との婚約式に行かせるために、必死で自分と切り離そうとする男、ムギョル。
はぅ…。

いや、離れないと自分が困るからだけど。

ムギョル:「おぃ、努力してんだろ。全く、そんなに婚約式したいのかよ」
メリ:「したくてしてると思ってるの?約束だからでしょ」

諦めて、「ダメだ」とドライバーを放り出したムギョル。

メリ:「はぁ…。やっぱり、あんたのせいで」
ムギョル:「俺が何だよ?疫病神だって?」
メリ:「何よ。そんなこと言ったこともないでしょ?」
ムギョル:「俺に会ったら事がこじれるんだろ?」
メリ:「あんただってそうなんでしょ!それじゃあたしも疫病神だね」

引かないメリを見つめ、ムギョルは思わずふっと笑います。

メリ:「そんなふうに考えちゃダメ。あんたは果報者だよ」
ムギョル:「え?」
メリ:「祝福されるべきルックスに音楽的才能」
ムギョル:「?」
メリ:「それだけあれば、完全に果報者だよ」
ムギョル:「(苦笑)… 何だよ」

※「疫病神」と訳した部分は、これまでの回で「ろくでなし」と訳した言葉です。これは「果報者」と訳した言葉と韓国語ではちょうど対称になる言葉なんですが、日本語に訳すのが非常に難しく…。アドバイスをいただいた結果、「疫病神」にしました。これまでの回の訳も、ケースごとに順に見直します。
ここではムギョルのNGワードだった「ろくでなし(ここでは疫病神)」を、メリがうまくひっくり返して、ムギョルを元気づけるために使ったんですね^^

ソファーにくっついて座り、メリの言葉に嬉しくてにわかにドキドキなムギョル。

ムギョル:「俺のこと… 好きだって思ったことなかったのか?」
メリ:「え?」
ムギョル:「・・・」
メリ:「突然何言い出すのよ」
ムギョル:「いや、終った仲なんだしさ、お前はもう婚約するっつーから言うんだけど、途中ちょっと心が動いたことが会ったからさ」
メリ:「 あたしのこと、女に見えないって…」
ムギョル:「女として… っていうより、う~ん」

ドキドキしてムギョルの答えを待つメリ。

ムギョル:「あ~分かんね」

メリは期待したところをはぐらかされてしまいます。

メリ:「いつ… そう思ったの?」
ムギョル:「う~ん、最初はあの男と別荘に行った時。母さんと別れて一人でアイスクリーム食ってたとき、覚えてるか?」
メリ:「うん、覚えてる」(”覚えてる”にこもった力に、気合を感じる
ムギョル:「あのときちょっとドキッとして…。お前のこと待ってたのに、次の日もあの男と一緒に帰って来たろ。やっぱガッカリしたな 」

#正しく訳せてるか何箇所か不安なんですが、突然正直に気持ちを話しだしたムギョルにふにゃらら~っと力が抜けちゃいますね。魔性だ、どっちの男も魔性だぁ~~

そこへムギョルの電話に連絡が入ります。
「もしもし」と彼が電話を取る間も、メリは茫然としたまま…。

ムギョル(電話):「見つけた?!(メリに)鍵見つかったって」
メリ:「… え」
ムギョル(電話):「あぁ、すぐ行くから。今どこ?」

+-+-+-+

メリはまだぼぅ~っとしたまま、ムギョルと歩いていました。

ムギョル:「早く行こうぜ。遅れる」
メリ:「・・・」
ムギョル:「将来愛する人と結婚するから偽装結婚してくれってあんなに騒いだくせに、結局は政略結婚しちまうんだな。ウィ・メリ」
メリ:「やめてよ」

メリは立ち止まります。

ムギョル:「(お前、なんで泣こうとすんだよ?か?)」
メリ:「あたしがいつ?!」
ムギョル:「… お前さ、あの人のこと愛してんのか?」
メリ:「まだよく分かんない。愛が何かなんて… あたしに分かるワケないでしょ」
ムギョル:「まぁな。恋の一つもしたことないのに、愛がわかるワケない」
メリ:「あんただって分かってないでしょ!」
ムギョル:「… え?」
メリ:「彼女と1ヶ月以上続かないのが自慢?」
ムギョル:「… それで?」
メリ:「偉そうにしないでよ。あんた、それ病気だよ」
ムギョル:「何?病気だって?」
メリ:「そうよ、病気!言うなれば人間関係忌避症よ」
ムギョル:「俺の何が分かんだよ!」
メリ:「分かんないわけないでしょ。偽の嫁として50日以上も一緒にいたのに!あんた、その病気早く治さなきゃダメよ。じゃなきゃホントの恋愛なんて出来ないから!」
ムギョル:「何様のつもりで俺に愛だのどーだの言ってんだよ。愛してもいない男と結婚するくせに偉そうにすんじゃねーよ!!!」
メリ:「… もういい」
ムギョル:「・・・」

そこへ向こうから歩いてきたのは、ムギョル大好きの女子生徒たち。
ムギョルを見るなり、「先生~」「きゃ~」と走り寄ってきた彼女たちは、
先生と手錠でつながれているメリに気づきます。
「先生、恋人ができたんですか?」「二人はどういう関係なの?」と詰め寄る彼女たち。

ムギョルは突然「逃げろ!!!」と叫んだかと思うと、メリを引っ張って走り出します。
走り始めた二人を追いかける女の子たち。

+-+-+-+

家族だけのささやかな婚約式会場で、二人の到着を待つ両父。
「どれほどこの日を待ち望んだか」と感無量です。

イン父:「俺は前からお前の家と一つの家族になりたいと願って来たからな」
メリ父:「今日みたいな日はメリの母親がいてくれたら本当に喜んだろうに…」
イン父:「…そうだな」

そして、そろそろ当人たちが来ないことを不安を感じ始めます。
確認の電話を掛けてみるメリ父。

+-+-+-+

ムギョルの家の前にチョンインの車が停まります。
彼女降りようとしたとき、チョンインのイヤホンからはメリ父の声が聞こえています。
ソジュンに会釈しながら答えるチョンイン。

メリ父(電話):「チョン亭主、今メリと向かっているところなんですよね?いつごろ到着します?」
チョンイン:「えぇ。遅れないように向かいます」

ソジュンが車のドアを締め、電話を切ったところで、すぐにメリに連絡を入れるチョンイン。
呼び出し音が流れ、彼はメリが電話を取るのを待ちます。

そのとき、外から車の窓ガラスをノックするソジュン。

ソジュン:「代表、携帯をちょっと貸してください。バッテリーが切れてしまって」

携帯電話の発信をキャンセルし、彼はそれをソジュンに渡します。

さっそく電話をかけてみるソジュンですが、「電話を取ることができません」というメッセージが流れるばかり。

電話を切り、何となく「発信記録」のボタンを押す彼女。
そこにはズラリと並んだ「ウィ・メリ」の名前がありました。

ソジュン:「???」

下へ下へとスクロールしても表示されるのは「ウィ・メリ」ばかり。

でーぴょーにむ!じゃんじゃん仕事の電話が掛かって来るのに、自分から掛けるのはメリばかりなんて、もぅ~♪

訳がわからず、後ろを振り返ると、そこには時間を気にして時計を見るチョンインの姿がありました。
ソジュンの中でにわかにつながり始める点と点…。

– チョンインはさっきメリが「説明するのが複雑なことで」と言いよどんだことを思い出していました。–

携帯電話に視線を戻したソジュンは、メリのアドレス画面を表示させます。
そこに表示されたアイコンには、ウェディング衣装に身を包み、並んでいるチョンインとメリの姿が!

ソジュン:「!!!!!!」

背後にやって来たチョンインが声を掛けます。

チョンイン:「電話は終わりました?」

茫然としたまま彼の方を振り返るソジュン。

チョンイン:「???」

+-+-+-+

いまだ逃げ続けるムギョルは、ふと目に入った建物の陰にメリを引っ張り込みます。

すれ違うことも出来ないほど、狭いその空間。
汗をかき、息を弾ませた二人は、顔を見合わせて笑います。

ムギョル:「高校生たちに…^^;」
メリ:「大騒ぎだね」

そこへ突然通りかかった女子学生たち。
ムギョルは咄嗟にメリを覆うように抱きしめて背中を向け、壁に張り付いて身を潜めます。
遠ざかっていく足音。

ムギョルは体を話しますが、その中から現れたのはドキドキしてどーしようもないメリの顔。
自分を見上げるメリをムギョルも見つめます。
慌てて視線を下にそらすメリ。

ムギョルはふいに彼女にキスをしようと顔を近づけます。
でも、メリは頑なに逸らし…。

メリ:「… 女ったらし」
ムギョル:「何?」
メリ:「あんたには… 何でもないことなんでしょ」
ムギョル:「・・・」
メリ:「あの時あたし… 心臓が破裂しそうだったんだから」
ムギョル:「!… じゃ、お前あのとき…」
メリ:「… 愛する人としなきゃいけないのに、あんたがブチ壊しにしちゃったのよ!」

げんこつでバンバンとムギョルの胸を叩くメリ。

メリ:「悪いヤツ!」
ムギョル:「・・・」

ムギョルは彼女の両腕を捕まえ…

ムギョル:「メリ… 」
メリ:「主観的に女に見えないんでしょ!」
ムギョル:「主観的に男に見えないって…!」
メリ:「 好きになるなって…言ったじゃん」
ムギョル:「お前だって… 俺のことなんか好きにならないって…」
メリ:「・・・」
ムギョル:「・・・・・・」

彼女の両腕を掴んでいた手をふいに離した彼は、
その手で彼女の頬を包みこみ、膨らんだ思いが溢れ出たかのように激しくキスを…。

重なりあった二人の手首にはキラリと手錠が光ります。

+-+-+-+

ここでエンディングです。

いやぁ~、ヤラレマシタ。

別の男との婚約式が迫る時間。
追われて逃げ込んだ狭い狭い壁のあいだ。
走って汗ばんだ体に弾む呼吸。
しっかりとつながれた手首と手首。
ギリギリまで来てやっと分かり合えたお互いの気持ち。

はぁ、自分で書いていて困るくらいどーしようもない完璧さでございます。
誠に美味しゅうございました。

前回のチョンソバンもものすご~くピュアで良かったんだけど、
今回メリに受け入れる気持ちが入っちゃってる時点で、もう平等に比べられませんから、私は。

あぁ、これから可哀想なチョンソバンに悶える日々が始まるんだろうか。

私はね、偽装結婚が発覚しても100日契約の3人の関係はちゃんと続けて欲しかったんですよ。
昼間はチョンソバン、夜はカンソバン。
行ったり来たりするのが面白いのにぃ。

お互いが気持ちを確認してしまった今、もう先が見えてはいないか、と非常に心配です。
チョンインと接するときのメリがとても良くて、彼がメリに惹かれることも自然と理解できるので、
そこは彼の抱える心の傷をちゃんとメリが癒してくれるまで見届けさせて欲しいですね。

頑張れ!チョンソバン!!!オオーーッ

<追記>考えてみたら、元々100日契約はメリとムギョルが愛し合っているという前提で生まれたものだから、本当にそうなってしまった今、父親たちがもう一度契約を提案してくる可能性は十分ありますね。
ただ、メリとムギョルの気持ちは契約当時と変わってしまっているので、二人が承諾するかどうかの問題。
ここは初めてチョンインの父に期待して、もう一度混ぜあわせていただきましょうか^^
どっちにしてもチョンソバンにはとても辛いに違いないけれど…。

… と、記事を公開した後、急いで買い物に向かう道中でこんなことを延々考えている自分が本当に痛orz

 - メリーは外泊中 ,