韓国ドラマから美しい言葉を学ぼう

韓国ドラマのあらすじや詳細日本語訳を紹介!セリフを題材にした文法解説も

メリは外泊中7話あらすじvol.2

      2010/12/12

メリをめぐりさらに緊張するムギョルとチョンイン。
そして、そこにとうとう事情を知らないソジュンまでが加わり、事はさらに複雑に。

すでに3分の1が経過した100日契約は第2ラウンドに突入です。

ムギョルと本当に愛しあっているのかと、いよいよチョンインに疑われることになってしまったメリ。
何も答えられず逃げるようにチョンインの家を出てきたメリは、雨の中、急いで走り出します。

では、どうぞ。

+-+-+-+

会社から出ようとしたムギョルの目の前には、太陽の光にキラキラと光る雨^^

立ち止まって空を眺めたところで電話が鳴ります。

ムギョル(電話):「もしもし」

メリ(電話):「もう嘘つくの疲れちゃった。いつ帰って来る?」

走るメリが通り過ぎたところで、停めてあった車のドアが開きます。

ソジュン:「ウィ・メリさん!」

ムギョルの家の前までたどり着いたメリ。
「先に入ってるね」と言って電話を切ったところで、近づいてくるソジュンに気づきます。

メリ:「ソジュンさん…」
ソジュン:「ムギョルを待ってたところだったんだけど、ちょうど良かったわ。聞きたいことがあるの」
メリ:「… おっしゃってください」
ソジュン:「この結婚、どちらからしようって言ったんです?」
メリ:「… 私です」
ソジュン:「・・・・。やっぱりね」
メリ:「・・・」
ソジュン:「ムギョルは先に言うような性格じゃないし。どうして結婚しようって?二人に何かあったんですか?」

俯き、ため息をついて顔を上げたメリは…

メリ:「私に事情があったんです」
ソジュン:「どんな事情?それならムギョルは無理に結婚したってことですか?」
メリ:「・・・」
ソジュン:「・・・。これまでどうして秘密に?」
メリ:「言わないでくれって私が頼んだんです」
ソジュン:「!」
メリ:「不都合なことがあったので…。だから、ムギョルが嘘をついていたわけじゃないんです」

考えられないことばかりで、何度も言葉を失うソジュン。

メリ:「なんて申し上げるべきか… よく分かりません」

ソジュンは(納得した)というように頷き…

ソジュン:「正直な振りして裏切るのはウィ・メリさんの特技なのかしら」
メリ:「時が過ぎれば、全てお分かりになると思います。… それでは」

小さく頭を下げ、ムギョルの家へではなく、ふたたび今来た方向へ走り出すメリ。
彼女が走り去るのを見送ったいた車がもう一台。
そこで彼女の後ろ姿を見つめていたのはチョンインでした。
助手席には、彼女が忘れて行った赤い傘…。

+-+-+-+

びしょ濡れになって帰ってきたムギョルはまずストーブのスイッチを捻ります。
後ろから続いて入ってきたソジュンは彼に黙ってタオルを差し出し…。
ムギョルはそれを受け取って、ソファーに座ります。

ソジュン:「ろくでなしって言ったこと、謝りに来たの」
ムギョル:「・・・」
ソジュン:「あのときは正気じゃなかった。あんたに言っちゃいけないことだったわ」
ムギョル:「・・・」
ソジュン:「だからと言って、あたしのこと騙したのを許すって意味じゃないわ」
ムギョル:「全部言い終わったんなら… もう帰ってくれ」
ソジュン:「・・・」

ソジュンは帰るのではなく、ムギョルのそばで空いていた椅子に腰掛けます。
彼にはそっぽを向いて…。

ソジュン:「何言ってるのよ?まだ始まってもいないわ」

ふとテーブルの上を見ると、そこにはブルーの手袋がきちんと揃えて置いてありました。
手に取り、じっと見つめるソジュン。

ソジュン:「女じゃないって言ってたけど… ウィ・メリが編んでくれたのね」
ムギョル:「・・・」

ソジュンがポイッとテーブルの上に放り出した手袋を、ムギョルは黙って拾い、ソジュンとは反対側の自分の脇へ片付けます。
それをじっと横目で追い、彼の心情を感じ取るソジュン。

ソジュン:「あんたもウィ・メリと同じね」
ムギョル:「… ?」
ソジュン:「何でまともに話も出来ないのよ」
ムギョル:「メリに会ったのか?いつだよ」
ソジュン:「ちょっと前にね。ここへ来るときに会って話したわ」
ムギョル:「何話したんだ?」
ソジュン:「何よ。あたしがウィ・メリに平手打ちでもするかって心配なわけ?!」

振り返ったソジュンの目には涙が滲んでいました。

ムギョル:「おい、ソジュン…」
ソジュン:「1年待ったあたしを拒んでおいて、たかがウィ・メリなんかと結婚したわけ?」
ムギョル:「・・・」

否定するなり怒るなり… きっと何らかの反応を期待して出た言葉。
でも、黙ってうつむいたムギョルに、ソジュンは戸惑いを隠せません。

ソジュン:「はぁ… プライドが傷ついたわ」

どうしようもなく、立ち上がったソジュン。
出て行こうとして立ち上がります。
ムギョルに見えないように背を向けた彼女の目から流れ落ちる涙…。

+-+-+-+

メリが入ったのは本屋でした。

本をめくるメリの隣に、傘を片手にそっと現れたチョンイン。

チョンイン:「書店へ来ると心が落ち着くでしょう」
メリ:「?」

メリが顔を上げると、チョンインは彼女に横顔を見せたまま、そこに並んだ本の表紙を眺めていました。

メリ:「… えぇ。それで来たんです。言ってみれば… 樹木園のようなものでしょう?まるで森林浴をしてるような気がするんです」
チョンイン:「… そうなんですか。(メリの手元に視線を落とし)詩集を読んでいたんですか?」
メリ:「えぇ。言葉を大切に生きたくて。複雑でなく、簡潔に…」

場所を移し、図書館に来た二人。
並んで床に座り込み、本を広げます。
ちょうど後ろの棚にある本を取ろうとした人の邪魔になり、少し、また少し左へ移動するチョンイン。
二人の距離は縮まります。

ふとメリの本が気になり、横から覗くチョンイン。
それに気づき、チョンインに見せてあげようと本を差し出したメリですが、
チョンインはちょっと気まずくて、再び自分の本に視線を移します。
ふっと微笑んで、また本を読み始めるメリ。次の瞬間、チョンインもまた微かにニッコリと…。

#この無言のシーンにMy Precious はいいですね~♪

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体の冷えたムギョルはソファの上で毛布にくるまっていました。
クッションを挟み、反対側にはぼんやりと座っているソジュンの姿。
顔を上げた彼女は、ムギョルが小刻みに震えているのに気づきます。
彼のおでこに手を当て、特に反応することもなくその手を外したソジュン。

ソジュン:「なんで雨に濡れて帰ってきたのよ」
ムギョル:「・・・」
ソジュン:「一晩辛いだろうから薬買って来ようか」

ムギョルはかすかに首を横に振ります。

ムギョル:「大丈夫」
ソジュン:「・・・。ウィ・メリに対するあんたの感情って何?」
ムギョル:「・・・」
ソジュン:「最初から全部話してよ」
ムギョル:「始まりが冗談みたいだったのは事実だけど、今までそればっかだったわけじゃない」
ソジュン:「・・・」
ムギョル:「メリは… 家族みたいな感じだ」
ソジュン:「家族?」
ムギョル:「・・・」
ソジュン:「あんたにとって家族はウザったくて辛い存在じゃなかったの?」
ムギョル:「… そうだったな。けど、メリを見てると、家族ってこういうものだったんだ… そんな気がした」
ソジュン:「・・・。それで1ヶ月以上付き合ってるのね。女じゃないから… 」
ムギョル:「メリは… 義理のある女だ」
ソジュン:「家族みたいだって言っても… 辛くなってくたびれたら遠ざかるかな」
ムギョル:「・・・」
ソジュン:「あんたはいつだって(人間関係については?)現実逃避型でしょ」
ムギョル:「・・・」
ソジュン:「… お大事にね」

力なく立ち上がり、家を出て行くソジュン。

+-+-+-+

メリとチョンインは市場を歩いていました。
見慣れない光景にきょろきょろしながら歩くチョンイン。

メリ:「はぁ~。憂鬱なときは市場に来ると気分が良くなるんです」
チョンイン:「こんな昔ながらの市場はTVで見たことはあるんですが、来てみたのは初めてです」
メリ:「わぁ~。ホント御曹司ですね^^」
チョンイン:「^^」

楽しそうに笑ってまた歩き出したメリは、前方に何かを見つけ走り出します。

メリ:「あ、ナツメだ!」

チョンインの視線の先には、年老いた女性が一人で出している露店。
「ナツメを買いに来たんです~!」とメリはおばあさんに声を掛けます。

ナツメを一盛、袋に入れてもらうメリ。
「おばあさんがご自分で干したんですか?わぁ~ホントですか?ありがとうございます!」と明るく話すメリの姿を、チョンインは立ち止まって見つめます。
お金を払い、「たくさんたくさん売ってくださいね~!」とおばあさんに頭を下げ、自分の元へ戻ってくるメリ。

メリは袋からナツメを一粒取り出し、チョンインに差し出します。

メリ:「一つ食べてみてください」
チョンイン:「ナツメはあまり好きではないんです」
メリ:「私は好きなんだけど…。ナツメを見かけたら食べないと老けるんですって」
チョンイン:「・・・。それどういう意味です?」
メリ:「ふふっ。それくらい体にいいってことですよ。(差し出し)ほら。食べて、若返ってくださいね」

それをそっと受け取るチョンインは、少し恐る恐る口に入れますが…

チョンイン:「思ったより美味しいですね」
メリ:「(うなずき)えぇ。言ってみれば、この小さな実の中に陽の光や雨風が詰まってるようなものでしょう?ナツメを食べれば太陽を食べたような気になるって感じかな」

もう一粒口に放りこみ、「ふ~ん♪」と気持よさそうに微笑むメリ。
チョンインはそんな楽しそうな彼女の表情を穏やかに見つめます。

+-+-+-+

”完全無欠”のメンバー3人はソジュンに捕獲されていました。
腕組みをしたソジュンに睨まれ、うつむく3人。

リノ:「二人とも愛しあって結婚したのは間違いないよ」
レオ:「うん、ヌナ。二人は交通事故で出会ったんだ。メリヌナがムギョル兄にぶつけたんだよ」
ヨハン:「そうさ。で、その夜がそのまま初夜に♪」
レオ:「うんうん」
ソジュン:「それで?」
リノ:「それでメリが会社に入れたんだよ、あいつを助けてさ」
ソジュン:「ウィ・メリが?!」
ヨハン:「あぁ、本当だよ」
ソジュン:「・・・。それで、結婚式は?いつ?どこで?どうやってしたのよ?」

黙りこむ3人。

ソジュン:「早く言いな!いつどこでどうやってか聞いてんのよ!」
リノ:「だからいつかって言ったら… い、1ヶ月前」
ヨハン:「おぉ、1ヶ月」
リノ:「あいつら出会って1ヶ月超えたよな」
ソジュン:「どこで?」
ヨハン:「ど、どこで?あ~、あの、メリが急ぐからってそこの… 隣のスタジオでさ」
ソジュン:「どうやって?」
レオ:「どうやって?どうやってって… 上手く…^^;」
ソジュン:「何なのあんたたち。まともに言えないわけ?!」
ヨハン:「何で俺たちにばっか聞くんだよ。気になるならムギョルに直接聞けばいいのにさ」
リノ:「そうだよな。全く困る…」

リノがグラスに伸ばそうとした手を、思い切り引っぱたくソジュン。

((((;゚Д゚)))ガクブル

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メリとチョンインはまだ市場にいました。
屋台に並んで座り、珍しそうに酒瓶を見つめるチョンイン。
メリに催促され、彼は彼女のグラスに酒を注ぎます。

このぎこちなさに萌える(ノ´∀`*)

一気に飲み干し、はぁ~っと一息ついたメリは…

メリ:「前に別荘で言ってたでしょう?お父さんは神だって。それってどういう意味なんですか?」
チョンイン:「僕の命を救ってくださったんです」

チョンインの頭に蘇る幼い頃の体験。
回想の中で、どこかに閉じ込められている幼いチョンインの姿が映し出されます。

チョンイン:「父は日本で危険な人間たちを相手に事業をなさってたんですが、8歳の時、報復のために拉致されたんです。死ぬ直前、僕を助け出してくれたのは父だったんです」

幼いチョンインの前で開いた扉の隙間から挿し込む明るい光。
彼の目の前に、父の姿が浮かび上がります。

チョンイン:「拉致の後遺症にあった僕を強く育てるため、父はより厳しくなりました。そうやって、父は僕にとって神になったんです。慈悲深く、残酷な神に…」

メリ:「まるでドラマですね。ものすごいショックだったでしょうに…」
チョンイン:「・・・」

じっと前を見つめたままのチョンインに、メリはさっと酒瓶を持って「さぁ、一杯どうぞ~^^」とすすめます。
グラスを持って応えるチョンイン。

メリ:「それで、そのときの後遺症のせいで8歳までの記憶がないんですか?」
チョンイン:「ときどき… そのときのことを夢に見てうなされることはあったんですが、別荘であの写真を見てから増えましたね」
メリ:「だからお父さんの前であんなに緊張なさってたんだ…」
チョンイン:「(小さくうなずき)えぇ。そうでしょうね」

俯き加減で前を向いたまま、ポツリポツリと話すチョンイン。
メリはそんな彼の横顔を見つめます。

+-+-+-+

ムギョルはベッドで布団にくるまり、熱にうなされていました。

どうにも辛く、母親に電話を掛けますが、虚しく呼び出し音が鳴るばかり。

ムギョル:「母さん… 電話に出てくれよ…」

電話を切った彼が次に開いたアドレスは… 「メリークリスマス」。

+-+-+-+

市場で靴下を買おうとしていたメリ。
チョンインは違う星に連れて来られたかのように、所狭しと並べられた商品に呆気に取られます。

電話が鳴っているのに気づいたメリは…

メリ(電話):「あ、ムギョル~!家に帰って来たの?」
チョンイン:「!」(←靴下10足セットを大真面目に持っているのがポイント
メリ(電話):「あぁ、今、代表と市場に来てるんだけど…。ところで、その声どうしたの?具合悪いの?・・・。雨に降られたりするから風邪引くのよ!」

ムギョルにお説教する彼女の横顔を、じっと見つめるチョンイン。

メリ(電話):「ただでさえ寒いの苦手なんだから雨に濡れたりしてどーすんのよ!!!」
チョンイン:「・・・」
メリ(電話):「薬飲んだの?あぁ~、買い置きしてある薬もないのに」
チョンイン:「・・・」
メリ(電話):「カン・ムギョル、待ってて。薬買ってすぐ持って行くから」

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そして、そんなメリが来るのを、なぜか家の前で待っているムギョル。
なかなか彼女は現れません。

ムギョル:「はぁ…。すぐ来るっつったのに何で来ないんだよ」

気になって仕方がなく、傘をさして歩き出すムギョル。

+-+-+-+

車でムギョルの家の前までやってきたメリとチョンイン。

車を降りるメリが濡れないように、チョンインは広げた傘を自分よりも彼女の上に差し出します。

#このとき、チョンインが彼女の動きに合わせるように傘をチラッと見るのに萌えw

メリ:「送ってくださってありがとうございます。私… 急いで行きますね」

中に入ろうと、チョンインの傘の中から出ようとするメリ。

チョンイン:「ウィ・メリさん」
メリ:「はい?」

彼が何かを言おうとした矢先、「あ、そうだ!」とメリはカバンを探り始めます。

そうしているうちに傘の中からはみ出していくメリ。
彼は咄嗟に彼女の腕をグッと掴み、傘の中へ引き寄せます。
驚いたメリは彼の顔を見上げ、何も言わず見つめ返すチョンイン。
メリは恥ずかしくなって俯き、顔を隠すように前髪を撫で下ろし…。

チョンイン:「何を探してるんです?」
メリ:「あ、待ってください」

メリがカバンから取り出したのは、黒いビニール袋。
チョンインはそれを受け取ります。

メリ:「眠るときに履く靴下なんです。触ってみてください。すごく柔らかいんですよ」

袋の中から取り出してみると、それはさっきムギョルから電話が掛かってきたとき、メリが買っていた靴下でした。
それを頬に当ててみるチョンイン。

チョンイン:「本当ですね」
メリ:「履いたら足が温かくてすごく良く眠れるんです」
チョンイン:「・・・」
メリ:「今日は辛い話を聞かせて下さってありがとうございます。初めて… 代表が人間的に感じられました」
チョンイン:「・・・」
メリ:「難しいだろうけど、感情をもっと表現しながら生きてください。お父さんのこともあまり怖がらないで。いくら恐ろしくても代表のお父さんなんですから^^」

にっこり笑って見上げるメリを、チョンインは黙って見つめます。

チョンインが手に持っていた靴下を受け取って袋に戻し、それをチョンインの指に掛けてやったメリは…

メリ:「これ、ぜひ履いて寝てくださいね。そうすれば悪夢にうなされることなんて絶対ないはず」
チョンイン:「・・・」
メリ:「じゃ、私、ホントに行きますね^^」

頭をペコリと下げ、傘から出て歩き出したメリ。

チョンイン:「ウィ・メリさん」
メリ:「え?」

振り返った彼女の頬を両手で捕らえ、チョンインは突然彼女にくちづけを。

#はぁ~。このシーンの最初とこの瞬間に入るムギョルの歌声が何とも言えねー

そして…

体を離した二人の向こうから現れたのはムギョルでした。

#5話ラストの構図と同じですね^^

チョンイン:「驚かせてしまったなら… すみません」

その瞬間、ムギョルの手から滑り落ちる傘。
思わず駆け寄った彼はチョンインに殴りかかります。

シャッターへぶつかったチョンインに、さらに殴りかかろうとするムギョル。
メリは必死で二人の間に入り、ムギョルを止めます。

ムギョル:「(チョンインに)何のマネだよ」
メリ:「大丈夫ですか?代表!」
ムギョル:「・・・」

メリの手を掴み、強引に引っ張って家に入るムギョル。

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メリ:「何でまた殴り合いになるのよ!!!!!」
ムギョル:「何であいつをこんなとこまで連れて来んだよ!!!!!」

イライラしてメリが突き出した手に固く握られていたのは、薬の入った袋。
咳き込んだムギョルに思わず駆け寄るメリですが、ムギョルはそんな彼女の手を払いのけ、手に付けていたブルーの手袋を乱暴に脱ぎ捨てます。

ムギョル:「大丈夫だ」
メリ:「どうしよう~!ベッドに行こう」

#メリに押されるようにベッドへトコトコ走っていくムギョルの後ろ姿に軽く和む

ベッドに倒れ込んだムギョルのおでこに触ったメリは、その熱に驚きます。
「どうしよう…」と慌てる彼女。

ムギョル:「… やめよう」
メリ:「うん、やめよう。具合悪いんだから今度話そうね。待ってて」

立ち上がったメリは急いで水をくみ、彼の元へ戻ってきますが…。

ムギョル:「もうやめよう」
メリ:「?!」
ムギョル:「偽装結婚… 」
メリ:「・・・。え?」

深くため息をついたムギョル。

ムギョル:「頭が混乱してこれ以上出来そうにない」
メリ:「… どういう意味?」
ムギョル:「単なる勝負欲なのか、お前のことが好きなのか…。この結婚が仮想なのか現実なのか… まるっきり分からないんだ」
メリ:「・・・」
ムギョル:「もう疲れた。… 終わりにしよう」

そう言って、涙が光る目を静かに閉じるムギョル。
しばらくじっとそこに立っていたメリは…

メリ:「今まで苦労かけちゃったね。あたしも辛いと思ってたの。… ごめんね」

目に涙をいっぱいためたメリ。

メリ:「それから… ありがとう」

ベッドの彼に背を向け帰ろうとしたメリは、部屋から出て行くことが出来ず思わず立ち止まります。

静かになり、顔を上げてみたムギョル。彼女が行ってしまったのを感じ、もう一度深く目を閉じます。
そこへ、やっぱり戻ってきたメリは冷やしたタオルを彼の額に当て…。

メリ:「これだけやって帰るから」

タオルを掴んだムギョルは起き上がりざまに思い切り投げ捨てます。

ムギョル:「いいって言ってんだ!!!」
メリ:「分かってるよ!!!契約は終わったの!!!」
ムギョル:「・・・」
メリ:「(彼に布団を掛けながら)怒らないで。熱が上がるから。大豆もやしのスープ作るから、それを食べて寝てね。待ってて」

キッチンへ向かう彼女の気配を背中で感じながら、再び目を閉じるムギョル。

+-+-+-+

すっかりひと通り食事を準備したメリはムギョルに声を掛けます。

メリ:「ムギョル、起きて。ご飯にしよう。ムギョル、食べて薬飲んでから寝ようよ」

彼のためにせっせと匙でごはんを混ぜるメリ。
やっとのことで起き上がったムギョルは、そんな彼女をぼんやりと見つめます。

彼女が優しく口元へ運んだご飯を飲み込むムギョル。
一口、また一口。
メリは辛抱強く彼に食事を食べさせてやるのでした。

+-+-+-+

さてさて、リノたち3人組はまだ解放されず尋問を受けておりました。
ムギョルたちのことで何時間も捕まり、もうウンザリする3人ですが…

ソジュン:「言わないつもりなのね」
ヨハン:「俺ら全部喋ったって」
ソジュン:「嘘つきばっかね。あんたたちもみんな同じよ」
レオ:「ヌナ!俺たちホントに全部話したって!」
ソジュン:「結構よ。あんたにも失望したわ。あんたたち二度とあたしに連絡しないで」

帰ろうとして立ち上がったソジュンをレオが追いかけて引き止めます。

#イイ子だね~。せっかく解放されそうなんだから放っときゃいいのに^^;

レオ:「ムギョル兄を苦しめないでやってくれよ。俺から話すから」
ソジュン:「・・・」

+-+-+-+

そのころ、チョンインの父は電話での報告に声を荒らげていました。

イン父:「何だと?!それをなぜ今頃報告する?!会社のパーティの時ならだいぶ経っているじゃないか!」

電話を切ったイン父はすぐ車を会社へ戻すよう運転手に指示します。
さらに途中でメリ父を乗せ、チョンインに連絡をとるよう付け足す彼。

+-+-+-+

チョンインは、まだムギョルの家の前に立っていました。

>>回想

チョンイン:「ウィ・メリさんとカン・ムギョルさんは本当に愛しあって結婚したんですか?」
メリ:「・・・」

メリ:「言葉を大切に生きていきたくて。複雑でなく、簡潔に…」

>>

そこへ停まったタクシーから降りてきたのはソジュン。
家の前にポツンと立っているチョンインに驚いた彼女は声を掛けますが、彼は何も口にせず。

一体何事かと一層気になった彼女は、急いでムギョルの部屋へ入ろうとしますが、
チョンインがそれを引き止めます。

チョンイン:「入っちゃ駄目です」
ソジュン:「離してください。ムギョルと話があるんですから」

振り切って入ろうとした彼女を再び引き戻す彼。

チョンイン:「僕と話を」
ソジュン:「… ?!」

+-+-+-+

ふと目を覚ましたムギョルは、メリの姿を探して起き上がります。
姿が見えず、寂しそうに俯いた彼の目に入ったのは、ベッドの脇で小さくなって寝入っている彼女の姿。

彼は自分の掛けていた布団を彼女に被せてやり、顔にかかっている髪をそっとかきあげます。
結局「終わり」に出来そうにない心と状況に、ため息をつくムギョル。

+-+-+-+

ムギョルの家に揃って乗り込んできた両父。
まだ具合の悪いムギョルは、メリ父に襟首を掴まれ、揺さぶられるままになっていました。

メリ父:「傷一つない娘を人妻にするとは、一体どうするつもりだ!!!!」

#どの口でそれを…? としか言えませんよねぇ、全く。

メリ父:「どうするつもりかと聞いてるんだ!!!」
メリ:「やめてよお父さん、ムギョル具合が悪いの!!!」
メリ父:「お前、一体どういうつもりでこんな無責任なやつと結婚したんだ!!!」
メリ:「・・・」
メリ父:「(ムギョルに)おい、言ってみろ!言ってみろよ!責任取るつもりもない癖に!!!どういうつもりで会社の人たちみんなの前でメリと結婚したって言ったんだ!!!お?!言ってみろ!!!何で言えないんだ、こいつ!!!」

メリ父に突き飛ばされ、よろめいて倒れるムギョル。

ムギョル:「・・・」
メリ:「ムギョル!」
メリ父:「やっとのことで育てた娘なのに!20年間母親もなしに… ようやく育てた上げたのに!!!」

座り込んで泣く父。

メリ:「お父さん…」
ムギョル:「… 申し訳ありません」
メリ父:「(天を仰ぎ)母さん、うちのメリどうすればいいんだ…?!」

#約束破ったのは事実だけど、こんな目にまで遭ってただ謝るだけだなんて(悔涙

イン父:「デハン、もういい、泣き止みなさい」

ムギョルに目をやり、ゆっくりため息をついたイン父は…

イン父:「お前ひとりのためにどれだけ多くの人が被害を被ったか分かるか?!」

工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工

ムギョル:「・・・」
イン父:「お前!メリの人生に対してどう責任を取るつもりだ」
メリ:「やめてください!ムギョルには何の過ちもないんです」

涙を流しながらも、ムギョルに笑顔を見せるメリ。

メリ:「ごめんね。全部あたしのせいだ…」
ムギョル:「… いいんだ。大丈夫」
メリ父:「何だお前のせいなんだ?!」

涙を拭ったメリは立ち上がります。

メリ:「私たち、結婚したことはありません」
ムギョル:「… !」
イン父:「君、それはどういうことだ?」
メリ父:「(立ち上がり)それ… どういうことなんだ?結婚したことないとは?」

メリは父の顔を見つめて微笑みます。

そこへ入ってくるソジュンとチョンイン。

メリ:「私たち… 結婚したことはありません」
ソジュン&チョンイン:「!」

メリ:「全部… 嘘なんです」
ムギョル:「ウィ・メリ… 」

+-+-+-+

ここでエンディングです。

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はぁ…。

リアルタイムで何となくは見ていたものの、もっといい画質で改めて見直すと、すごく心に染みますね。

細かい表情の変化、カメラワークや音楽も良くて、見ていてすごく切ない想いでした。
やっぱりメインの俳優が演技派だと、物語が切なくなってきたときに気持よく引きこまれますね~。
(※何かと比べてる言ってるわけではないので念のため^^)

それにしても、ムギョルとチョンイン。どちらか、ひょっとしたら両方が諦めなければならないわけで。
親に無理やり押し付けられて100日間やり過ごすだけならまだしも、諦めなければならない方がすっかり心まで動いてしまっていたなら…。
親の身勝手は韓ドラでは定番ですが、ここまで心情的に罪深い押し付けはなかなかないですよね。
考えれば考えるほど歯がゆいです。

それに翻弄されながらも、親を見放すことなくまっすぐに生きている若者たちは、
事情が分かっていくにつれて、今後は一層お互いを理解して強く結びついていくことになるのでしょうか。

ではでは、今回も長文にお付き合いくださってありがとうございました。
感想や労りの声をたくさんかけていただき、とても励まされます^^
いつもありがとうございます。


 - メリーは外泊中 ,