韓国ドラマから美しい言葉を学ぼう

韓国ドラマのあらすじや詳細日本語訳を紹介!セリフを題材にした文法解説も

メリは外泊中7話あらすじvol.1

      2010/12/12

断れずに無理難題に付き合った挙句、嫉妬に燃えたのか元カノたちの前でおもわず結婚宣言までしてしまった美男子の行く末をみんなで案じる「ムギョルはご乱心中」、7話です。

JIエンターテインメントの正式オープンの祝賀パーティ。

自分が歌う目の前でメリがチョンインと親しげに話す姿を見せつけられたムギョルは、
彼女を呼びつけて責め、そこへやって来たチョンインと睨み合いになります。

双方がメリの手を掴み、一歩も引かない状態のところへ、
今度はスタッフやソジュンたちまでが…。

そして…

「お、お父さんはいつもご乱心じゃないですか!」

ではどうぞ。

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ムギョル:「俺の女です」

ムギョルの言葉に驚く一同。
ソジュンも愕然として彼を見つめます。

ムギョル:「俺たち結婚してるんです」

メリの手を引き、その場を立ち去るムギョル。

ヨハン:「何だよあいつ、会社の人たちの前では気をつけろって言ったクセによ」
リノ:「あいつら、社内カップル宣言か?」

ムギョルたちがいなくなり、驚く人々の前に一人残されたチョンイン。
他の人たちが散り散りになっていく中、ソジュンだけがそこに残ります。

ソジュン:「どういうことなの…?(チョンインに)代表はご存知だったんですか?」
チョンイン:「・・・」
ソジュン:「何よ… 知らないのはあたし一人だったってこと?」

怒りに任せ、手に持っていたグラスを投げつけ、ソジュンも立ち去ります。
何も言えずじっと目を閉じるチョンイン。

再び目を開けた彼は、ムギョルたちが歩いて行った方向へ、自分も歩き出します。

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メリの手を引いてどんどん歩くムギョル。
その手を振り払ったメリは…

メリ:「あんた正気なの?何のマネよ!!!」
ムギョル:「これ以上やってられない…」
メリ:「だからって一方的にこんなことするなんて!!!」
ムギョル:「方法がないのにどーすんだよ!!!」
メリ:「!!!」

そこへ「カン・ムギョルさん」とまっすぐムギョルの元へ歩いてきたチョンインは、いきなりムギョルを思い切り殴り返します。

メリ:「ムギョル、大丈夫?!(チョンインに)何するんですか!!!」
チョンイン:「無責任なヤツ…!」

今度は起き上がったムギョルがチョンインを殴り返します。

ムギョル:「俗物め…。金で結婚できると思ってんのかよ!!!!!」
チョンイン:「全くどうしようもない人ですね」

二人はまっすぐに相手に向かい、激しく襟首を掴み合います。

メリ:「二人とも落ち着いてください、お願いだから!」

チョンイン:「これは厳然たる契約違反です。これでは公正な勝負にならないでしょう」
ムギョル:「その契約、あんた一人でやりな。(メリに)行くぞ」

離れようとしたムギョルの襟首をもう一度強く引き寄せるチョンイン。

チョンイン:「ウィ・メリさんの立場は考えないんですか」
ムギョル:「手、離せよ」

もう一度二人が思い切り腕を振り上げたとき、止めようとしたメリが代わりに吹き飛んでしまいます。
ハッとしてメリを見る二人。
おでこを押さえて起き上がるメリ。

ムギョル:「メリ!」
チョンイン:「ウィ・メリさん!」

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結局メリはムギョルを連れて家へ帰っていました。
顔の傷に薬を塗ってやるメリ。

ムギョル:「痛っ…」
メリ:「じっとしてなよ。喧嘩嫌いなんでしょ?平和が好きだって言ったくせに」
ムギョル:「先にやられたのに平和どころじゃねーよ」
メリ:「はぁ…。明日からどうなるんだろ」
ムギョル:「どうもこうもねぇって。100日も何もみんな終ったのにさ」
メリ:「お父さんに知れたらどうしよう…」
ムギョル:「… ごめん 」
メリ:「・・・。ホント、カッとなっちゃう性格なんだから。ごめんで済むの?好き勝手やっといてさ…」
ムギョル:「おい、お前だってごめんとか言いながら俺のこと好き勝手に引っ張りまわしたろ」
メリ:「それは… ごめん」

シュンとなるメリを見つめて「…ふぅ」とため息をつくしかないムギョル(←このため息可愛すぎる^^
彼はメリがぶつけてしまったおでこが気になり、前髪をかき分けて傷を確かめます。
赤くなった彼女のおでこ…。

ムギョル:「あざになりそうだな…」

おでこを覗き込んで、ふと顔が近いことに気づき、気まずくなる二人。

メリ:「一体… どんなつもりであたしと結婚してるって言ったの?」
ムギョル:「… 分かんねー。気がついたら口に出てた」
メリ:「あんたはいつもそうだよ。思いつきで無責任で好き勝手!」
ムギョル:「落ち着けよ…」
メリ:「あの人に勝ちたくてあたしを利用したんじゃない!」
ムギョル:「いや… そんなつもりでやったわけじゃないけど…」
メリ:「違うわけないよ!あたしのこと一体どう思ってるの?!」
ムギョル:「・・・」

怒って部屋から出て行くメリ。

ムギョル:「なぁ、メリ…。ウィ・メリ!」(←ソファの上にちょこん座り可愛すぎる^^

+-+-+-+

家に帰り曲を曲作りに没頭するムギョル。
机の上には楽譜や歌詞を綴ったノートの切れ端が何枚も重なっています。

ムギョルの目にふととまったのは、その下からちょこっと顔を出していた紙切れ。

それはメリに渡された「愛の交通事故」でした。

まさに交通事故のようだった… いや、実際交通事故だったメリとの出会い。
それからの出来事が彼の中に蘇ります。

>>回想

100日契約を決めた夜のこと。

ムギョル:「なぁ、俺のこと好きになんなよ」

>>

やりきれなくなったムギョルは、その紙をクシャクシャに丸めて後ろに放り投げ、深い溜息を…。
そして、視線は隅に置かれたブルーの手袋へ。
それを手に取った彼は、自分の心に問いかけるかのように握り締めます。

>>回想

ムギョル:「俺は1ヶ月以上同じ女とは続かない。そうなったら、この契約だって最後まで行けないぞ」

>>

手袋を置き、じっとしていられずに立ち上がるムギョル。

>>回想

メリ:「あんたはいつもそうだよ。思いつきで無責任で好き勝手!」

>>

+-+-+-+

翌朝、気まずさに下を向いたまま出勤するメリ。

チョンインの事務室の前で出会った彼は、顔を隠すように前髪を下ろしていて…。

メリ:「代表、大丈夫ですか?」
チョンイン:「…えぇ。ウィ・メリさんは大丈夫でした?」

おでこを隠すように前髪をなで下ろしたメリ。

メリ:「… 大丈夫です。それで代表、これからムギョルはどうなるんでしょう…」
チョンイン:「ご心配なく。これとは関係なく制作は続けます」
メリ:「はぁ… 良かった」
チョンイン:「それよりも、契約の状況を整理すべきですね」
メリ:「えぇ、代表。話をしなきゃいけませんよね」

そこへギターを背負ってやってきたムギョル。
メリの姿に気づくと…

ムギョル:「ハニー♪」

… orz チカラヌケタ

近づいてくるムギョルの後ろから、スタッフたちが思わず覗きます。
メリのところまでやって来ると、迷わず親しげに肩を抱くムギョル。

メリ:「どうしたのょ。こんなに早く出勤するなんて…」
ムギョル:「嫁を養うためには一生懸命働くべし。これからは俺、頑張るからな~♪」

そう言いながら愛おしそうにメリの頬をむぎゅ~。

メリ:「う、うん。ダーリン… 」

ムギョルは「見たか」とでも言いたそうに、挑発的な視線をチョンインに送ります。
平静を装い、のぞき見しているスタッフに「会議の用意を!」と指示するチョンイン。

そこへ、開いたエレベーターから降りてきたのはチョンインの父。
彼は降りるなり、息子の元へ歩いて来る間も惜しいとばかりに大声を上げます。

イン父:「勝手に事前制作を発表したそうだな!!!」
チョンイン:「!」

メリは慌ててムギョルを隠そうと、奥へ無理やり連れていきます。
そんな二人の後ろ姿を見ながら、息子の元へやって来るイン父。

チョンイン:「父さん。午前中にご報告するつもりだったんですが」
イン父:「(メリの方を向いたまま)誰だ」
チョンイン:「!… それは」
イン父:「入るぞ」

チョンインは部屋へ入っていく父の後に続きます。

+-+-+-+

ぐるっと回って?エレベーターの前まで連れてこられたムギョル。

ムギョル:「何だよ。あいつのおやじか?」
メリ:「うん。お父さんが一緒じゃなくて良かった。あたしたち3人揃って働いてるのがバレたら大変よ」
ムギョル:「・・・」
メリ:「早くスタジオに行こうよ」

ちょうど開いたエレベーターの中から降りてきたのは… そのメリ父。
ぶつかってしまったメリ父とムギョルは驚いて顔を見合わせます(←真剣に驚くムギョル可愛すぎる^^

メリ父:「いや、君がなぜここに?!」
メリ:「お父さん、それはね… ]
メリ父:「(ムギョルの髪に気づき)お?頭!その頭どーなってるんです?!!!!」

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父を上座に座らせ、自分も腰掛けたチョンインは…

チョンイン:「ドラマのOSTプロデューサーとして僕が招きました。作品に合う適任者でしたし、実際カン・ムギョルさんの音楽はドラマ制作に…」
イン父:「やめないか!!!」
チョンイン:「・・・。ウィ・メリさんとの関係を知らずに出会ったんです。僕もカン・ムギョルさんも二人とも… 公私の区別ができないアマチュアではありません」
イン父:「思いつきで事前制作を発表するのがプロのやることか!!!」

チョンインはテーブルの上に用意していた書類を父の方へ向けて置き直します。

チョンイン:「準備しておいた報告書です。監督との交渉を終えてセット制作に入りました。韓流スターをキャスティングしたことで…」
イン父:「3人が同じ会社で縺れ合ってることから今すぐ何とかしろ!!!」
チョンイン:「・・・。父さん、結婚の契約のことでお話しがあるんですが」
イン父:「これ以上何を言う必要がある?!お前は必ずや結婚と事業、二つとも成功させねばならん」
チョンイン:「・・・」
イン父:「失敗は許さん。お前は… 帰る場所がなくなるぞ」
チョンイン:「・・・」

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そして、再び長い髪を見つかってしまったムギョルへ。

メリ父:「大胆にも大人を騙してカツラを被ったと?!ハサミ持って来い!今すぐ切ってやる!!!」

間に入って父を止めるメリ。

メリ:「お父さん、やめてよ!!!」
メリ父:「お前は最後までそいつの味方か?!」

父を押さえ、メリは「早く早く!」と、ムギョルにスタジオへ入るよう促します。
「すみません!」と頭を下げ、スタジオ内に逃げこむムギョル。
追いかけようとしてメリに止められたメリ父は、メリのおでこに目が止まります。

メリ父:「おい!おでこどうした?」
メリ:「あ… 何でもないよ、こんなの」
メリ父:「お前、殴られてるんじゃないのか?!」

「あいつめ!!!」と再びスタジオの中へ殴りこもうとするメリ父。

メリ:「違うって!お父さん」
メリ父:「お前ってやつは!チョン亭主と一緒にいられるように会社へ来たはずなのに、何であいつまで引っ張り込む?!チョン亭主があいつの正体を知ったら…」
メリ:「お父さん!代表が自分でムギョルを見つけてきたのよ」
メリ父:「何だって?あり得ん… 」

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再びチョンインと父。

イン父:「今すぐ、まずあいつを追い出せ」
チョンイン:「・・・」
イン父:「スタッフたちにあいつの正体が知れれば、お前たちの結婚に傷がつくだろう」
チョンイン:「それについては僕がちゃんと処理します」
イン父:「あぁ。もう一度信じてみるとしよう」

父が納得して立ち上がったとき、興奮した様子で入ってきたメリ父と慌てて追いかけてきたメリが。

メリ父:「チョン亭主!一体どうなってるんですか?」
チョンイン:「・・・」
メリ:「申し訳ありません、おじ様」
イン父:「あぁ。メリ、君が話してごらん」
メリ:「おじ様とお父さんがお怒りになるのは十分に理解します。でも、今回のことは意図的に計画したことではなく、合理的に決定されたことだったんです」
メリ父:「いや、それにしてもですよ!3人が同じ会社にいるだなんて!正体を知りながら3人とも気まずくないのか?!」
メリ:「私が… 会社を辞めます」
イン父:「!」
チョンイン:「・・・」
メリ:「今は会社がピンチの時ですからムギョルは代表にとって絶対に必要です。契約には支障のないようにしますから、ムギョルに仕事をさせてください。お願いいたします、おじ様」

丁寧に頭を下げるメリ。

イン父:「・・・」
メリ「分かって、お父さん」
メリ:「はぁ… 全く」

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荷物をまとめるメリ。
そばには、納得できない様子で考え込んでいるムギョルがいました(←壁にもたれるだけで絵になる男

メリ:「会社の人たちも気まずいだろうし、良かったんだよ」
ムギョル:「・・・」
メリ:「どうせ100日契約が終われば辞める会社だったんだから」
ムギョル:「俺が辞める。お前は働けよ」
メリ:「カン・ムギョル!どうしたのよ。もう話は終わったの」
ムギョル:「・・・」

そこへ様子を見に来たチョンイン。

チョンイン:「整理出来たんですか?」
メリ:「(微笑む)」
ムギョル:「(チョンインに)メリはドラマが好きだから、仕事は続けさせてください。俺はやってもやらなくても別にどっちだっていいし、俺が悪かったんだから出て行きますよ」
チョンイン:「その問題なら気にすることはありません。出勤することはなくてもウィ・メリさんは在宅で作家先生の助手として働いてもらうことに」
ムギョル:「その仕事… 続けられるんですか?」
チョンイン:「お二人は公に結婚していることにはなりましたが、父親間の約束はまだ有効です」
ムギョル:「・・・」
メリ:「(ムギョルに)仕方ないよ、ムギョル」
ムギョル:「全く大したプロジェクトだな。(チョンインに)それじゃ、俺はもっと気を引き締めて、おたくはもっと最善を尽くさなきゃならないってことっすか

#この皮肉のきいたセリフいいなぁ(ボソッ

チョンイン:「お二人のことは認めます。1ラウンド目はカン・ムギョルさんの勝利です」
ムギョル:「今から2ラウン目だと…?」
チョンイン:「お二人はもうゲームオーバーだと思っているでしょうが、僕の立場としては共に最後まで契約をやり遂げたいですね」
ムギョル:「・・・」
チョンイン:「残り60日です」

納得した、という表情でチョンインを見つめ返すムギョル。

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ムギョルの家にやって来たメリは、入り口にスーツケースが置いてあるのに気づきます。

ソヨン(声):「ムギョル、どっか出掛けてるの?」

足をデ~ンと投げ出してソファに座っているソヨンさん登場。
メリは丁寧に頭を下げます。

メリ:「あ、こんにちは。ムギョルは出勤したんです、ちょっと仕事があって。電話なさいますか?」
ソヨン:「電話したら怒るかも。(スーツケースを指差し)あたしさぁ、ムギョルの家で世話にならなきゃいけないんだよね。メリさんは大丈夫?」
メリ:「それは… 私が大丈夫とか大丈夫じゃないとか言うことじゃないと思うんですけど。(電話を見せて)ムギョルと相談してみますね」
ソヨン:「あーだこーだ言って怒るから。電話しないで」
メリ:「あ… はい」
ソヨン:「あ、この家アイスクリームがないのよね」
メリ:「私たち、アイスクリームが好きじゃないので…」
ソヨン:「そうなの?アイスクリーム買いに行こうよ。ついでに買い物もね」

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スーパーにやって来たソヨンさんとメリ。

ソヨンさんが試食コーナーを満喫している間、メリはムギョルに電話してみますが…。

メリ:「カン・ムギョル…、仕事中だから電話切ってるんだね。問題が起きちゃったの。これ聞いたらすぐ電話ちょうだい」

メッセージを吹きこみ電話を切るメリー。
戻ってきたソヨンさんは、そばにあった食品(ハム?)を手に取りますが…

メリ:「それ、全部インスタントじゃないですか」
ソヨン:「簡単だし美味しいでしょ!」
メリ:「インスタントは体に良くないですよ」
ソヨン:「まだ若いんだからさ」
メリ:「たくさん食べたら肌が早く老化するって…」
ソヨン:「… 肌が?!」
メリ:「えぇ。TVでインスタント食品は老化を進めるって」

思わずメリの頬をつまみ、自分の頬のピチピチ具合と比べてみるソヨンさん。
そして、さらに思わず自分の頬を押してみる私と皆さんw

ソヨン:「ダメだわ!」

慌てたソヨンさんは、さっそく野菜売場へやって来ます。

ソヨン:「野菜よ!新鮮な野菜をたくさん食べなきゃね」
メリ:「えぇ、いい考えですね!」

野菜はを物色しながら「この間メリが作ったカクトゥギはホントに美味しかった」と言うソヨンさん。
メリが「ありがとうございます!」とお礼を言うと…

ソヨン:「白菜キムチも作れる?」
メリ:「白菜キムチですか?… えぇ」

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レコーディングを済ませた曲に、黙ったまま並んで聴き入るムギョルとチョンイン。

#この執拗なまでに二人を対比して見せるカメラワークに思わず笑ってしまうなど

曲が終わり、顔を上げたチョンインは…

チョンイン:「ありがたいですね」
ムギョル:「どういう意味です?」
チョンイン:「僕の判断と選択が間違っていなかったと確認させてくれましたから」
ムギョル:「・・・」
チョンイン:「格好つけて表面を飾ろうとする無理なコード進行もなく、自然な雰囲気がやはりカン・ムギョルさんらしい」
ムギョル:「・・・」(←素直に褒められてちょっと反応しづらい感じがいい^^

そこへ、入ってきたのはソジュン。
ムギョルがいるのに気づくと、彼女は彼から顔を背けますが…

ムギョル:「来たのか。何日か連絡がつかなかったけど…」
ソジュン:「頭が痛くてね。電話の電源切って寝てたのよ」
チョンイン:「ボーカルの練習… これでもう再開できますか?」
ソジュン:「いいえ。代表、しばらく席を外してくださいな」

ムギョルの意志を問うように、彼を見つめるチョンイン。
ムギョルもチョンインに頷きます。

黙って出て行くチョンインとレコーディング技師。
スタジオにはムギョルとソジュンだけが残されます。

先に口を開いたのはムギョルでした。

ムギョル:「お前の立場から見ればやってることがメチャクチャだよな。悪かった。前もって話せるような状況じゃなかっ…」

振り返りざまに、ソジュンは思い切りムギョルの頬に平手打ちを食らわせます。

おぃおぃ、姐さん。あんたは黙って睨むだけで十分暴力なんだから、
平手打ち…しかも遠心力つきでぶん殴るのはやめてぇ~

ムギョル:「・・・」
ソジュン:「結婚しないって?ファンだって…?!二人であたしのことからかって面白かった?」
ムギョル:「… ごめん」
ソジュン:「謝れば済むってわけ?何であたしに隠して嘘までついたのか言うべきじゃないの?!
ムギョル:「今は話してやれないんだ。後で全部説明するから」
ソジュン:「もういいわ。友だちも何も全部おしまいよ。もう顔も見たくないわ!」

背中を向け、ドアへ向かおうとするソジュン。

ムギョル:「ジュン…」

振り返ったソジュンは…

ソジュン:「ろくでなし…!」
ムギョル:「・・・」

ソジュンが出て行った後、ムギョルは動くことも出来ず…。

※細かいですが、ムギョルが最初に言った「悪かった」は、自分はそんなつもりはないけど、成り行きでそういうことになってしまった… というニュアンスです。「申し訳ないことになった」ですね^^

腹立つのは仕方ないけど、もう終ったってムギョルは言ってたのに、友だちならいいでしょ?って都合よく近寄ってきたのは姐さんなんですけどねぇ…。しかも1年経ってつい最近^^;

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一人ボンヤリと考え事をしているソジュンの元へ来て、黙って飲み物を差し出すチョンイン。
それに気づいているのかいないのか、ソジュンは一点を見つめたまま動きません。
ソジュンの隣に飲み物を置いたチョンインは…

チョンイン:「ソジュンさんのご気分は理解します。休息が必要でしょうから… しばらくゆっくりしてください」
ソジュン:「ドラマ辞めたいんです」
チョンイン:「… ソジュンさん」
ソジュン:「ホントに気が狂いそうだわ…」
チョンイン:「カン・ムギョルさんの結婚がそんなにショックだったんですか?」
ソジュン:「いい友だちになろうって言うのは、女の人がいない場合じゃないと不可能な話なんです」
チョンイン:「・・・」
ソジュン:「こんなこと想像も出来なかった…。ムギョルに腹を立てたことはあったけど、今度は収まらないわ」
チョンイン:「自ら毒になるような考え方はやめたほうがいい」
ソジュン:「分かってるわ!」

どうしても収まらず、思わず立ち上がるソジュン。

ソジュン:「理解出来ないわ。生涯結婚しないって言ったくせに、どうしてあっという間にこんなことが出来るの?」
チョンイン:「人の心は… 分からないでしょう?」
ソジュン:「いいえ。ウィ・メリはナイわ。絶対ムギョルのタイプじゃない!二人がどうして結婚したのかなんて、到底納得できないわ!」
チョンイン:「・・・」

ソジュンの言葉に何か引っ掛かりを覚えた様子のチョンイン。
いつの間にか自分の考えを巡らせ始めます。

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メリはまだ帰って来ないムギョルを待ちくたびれながら、ドラマをお気楽に鑑賞中のソヨンさんを横目に大量の白菜キムチ製造中。

ソヨン:「チッ、だから男は信じちゃダメだっつーの。まぁね、ここまで裏切られるとは思わなかった。はぁ~、ろくでもない」
メリ:「!」

はたと気づいたメリは…

メリ:「あの、前から気になってることが一つあるんですけど」
ソヨン:「ん?」
メリ:「ムギョルが”ろくでなし”って言葉をすごく嫌がってたんです。どうしてなんですか?」
ソヨン:「・・・。それはさ、あたしが17歳でムギョルのこと計画なしに産んだでしょ。あちこち親戚のところで、”ろくでなし”って言われながら育ったのよ」
メリ:「そんな…」
ソヨン:「あたしも後で知ったんだ。ムギョルには悪いことしちゃった… ムギョルじゃなくてあたしがろくでなしなのよ。あたしがろくでもないから…!」
メリ:「そんなこと言わないでください」
ソヨン:「?」
メリ:「そんなこと言っちゃダメです。良い言葉は良運を呼んで、悪い言葉は悪運を呼ぶんですって。」
ソヨン:「そうよね?そう言われてみれば事がやたらと拗れる気がする。とにかく、ムギョルには黙ってて」
メリ:「えぇ」

そこへようやく帰ってきたムギョル。
彼の目の前には、だらしなくアイスクリームを頬張る母と、健気にキムチを漬ける嫁の光景が広がります。

メリ:「カン・ムギョル、夕飯食べたの?」
ムギョル:「!」
ソヨン:「あんにょんMyLove ♪」

そのとき、疲れのあまり「あ…」と思わず苦しい声を上げるメリ。

ムギョル:「(どっさりの白菜に気づき)何の騒ぎだよ?」

そして、新婚夫婦は仲良く白菜キムチを漬け、記念すべき「初めての共同作業」です。
おめでとう!うん。

相変わらず横でのんびり口だけ挟むソヨンさん。

ムギョル:「はぁ…。母さん、なんでこいつにやらせんだよ。悪いだろ」
メリ:「大丈夫だって」
ソヨン:「上手いからよ」
ムギョル&メリ:「・・・」

漬けてみたキムチをちょっとつまんだムギョルは、メリの口元に差し出します。

ムギョル:「食べてみろよ」
メリ:「え?」
ソヨン:「!」
メリ:「うん」

メリはパクっと一口。

ムギョル:「上手いだろ?」
メリ:「(うんうんうん)」
ソヨン:「あんたたちホントに新婚夫婦みたいね^^」
ムギョル&メリ:「!」「何言ってんだよ」「違いますよ~」
ソヨン:「ふふっ。分かったってば」

「よっこらしょ!」と立ち上がったソヨンさんは、「ちょっと気晴らししてくるから」とフラっと出て行きます。
キムチを浸けながら二人で取り残されたムギョルとメリ。はぁ…。

ムギョル:「俺が一人でやるから帰れよ。遅れちまうわ、10時に」
メリ:「いいよ…。こんなにたっぷりやること残して帰れないでしょ」
ムギョル:「(ため息)… ごめんな」
メリ:「(ジロリ)知~らない。あんたのお母さん、あんまりだよ…」
ムギョル:「マジで大変だったろぉ~」(←何だ、どうした
メリ:「何よ。早くやって!」

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なかなか調子よく働いているメリ父。
ちょっと落ち着いたところで、娘が気になって電話を掛けてみますが…

メリ父:「ウィ・メリ!まだあいつの家なんだろ。父さん、今から退勤するから一緒に帰るぞ。お前にトッポッキ作ったぞ」
メリ:「お父さん、先に帰ってて。私、ちょっと遅くなりそう」
メリ父:「もう10時なのに何やってんだ?何の用事だよ?!」

+-+-+-+

さっそくムギョルの家にやって来た父の前には、タッパに詰められたキムチと、エプロン姿で並んで突っ立っている新婚夫婦。

メリ父:「何だ、これ全部一人でやったのか?!」
メリ:「違うよ!ムギョルが今手伝ってたでしょ」
メリ父:「(ムギョルに)キムチ工場でも開業したのか?一体なんでこうなるんです?!」
ムギョル:「… すみません」
メリ父:「メリは働かせて自分は毎日女に会いに行って!職に就いたからってメリに雑用させるために結婚したんですか?」
メリ:「違うよ!ムギョルがやらせたわけじゃないって!」
メリ父:「それじゃ誰がさせたんだ!!!」

そこに景気よく帰ってくるソヨンさん。

ソヨン:「ムギョル~!おやつ食べてからやろうよ。トッポッキとスンデ買ってきたからさ」

ハッと振り向いたところに立っていたのは、驚いている見知らぬおじさん。

ソヨン:「どちら様?」
メリ父:「???」
メリ:「あ、うちのお父さんです」
ソヨン:「あぁそうなの!」
ムギョル:「(最悪…)」
ソヨン:「初めまして~!私はムギョルの母、ソヨン。カム・ソヨンです^^」
メリ父:「お、お母さん… ?叔母さんじゃなくて… お母さん?」
ソヨン:「ふふっ♪」
ムギョル:「うちの母親っすけど」
メリ父:「あ… とにかく、おたくがうちの娘にキムチを作らせたんですか?」
ソヨン:「えぇ、そうですけど?」
メリ父:「何でうちの娘に嫁稼業をやらせるんです?!」
ソヨン:「嫁稼業?(ムギョルに)あ…そんなんじゃないのに、このおじさんどうしたの?」

これ以上は危険。
息子と娘は二人ともすっかり心得た様子で、一人はソヨンさんを後ろへ下がらせ、一人は父の腕をひっぱり「早く帰ろう!!!」と一斉に素早い行動。

メリ父:「キムチが食べたいなら、おばさんが自分で漬けて食べるべきだろ!!!」
ソヨン:「おばさんですって???あたしのどこがおばさんなのよ!!!」
メリ父:「それじゃお嬢さんですか?!結婚する年の息子がいる人が、年も考えずにそんな格好を?!」
ソヨン:「何ですって!何の分際であたしの服に口出しを?!」
メリ父:「あ~そう言えばご子息は母親にそっくりですな!だらしないし図々しくてね!」
ソヨン:「ムギョル、こんな人ってあり得る?」

厳しい表情で口を開いたムギョルは…

ムギョル:「母さんに謝ってください」
メリ父:「謝るべきなのはどっちだ?せっかく育ってた娘を毎日こき使って!これ以上我慢出来ない!!!」

駆け寄ってムギョルの胸ぐらをつかみ、ぐわんぐわんと思い切り揺さぶるメリ父。
その勢いに、思わずソヨンさんはメリ父の手をガブッと噛みます。
びっくりして離れたものの、さらに腹が立ち、もう一度ムギョルの胸ぐらを掴むメリ父。

#女の人相手には胸ぐら掴むわけにはいかないから、息子が犠牲にw

再び手に噛み付かれ、メリ父はメリを引っ張り退散します。

#↑この瞬間、斜め立ちで見送るムギョル親子がカッコイイ^^ ハリウッド映画のヒトコマみたいだ

ソヨン:「だから一緒に住もうって言ったのよ!」

すると、何故かイソイソと戻ってくるメリ父。

メリ父:「キムチ持って行かなきゃな…」

キムチの入った容器を一つ抱えると、黙って出て行きます。

ソヨン:「キムチの中に落ちちまいな!」

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翌日。
メリはムギョルに電話していました。

メリ:「お父さんのせいでごめんね。でも、お父さんの立場からすれば怒っても仕方ない状況だよ」
ムギョル:「状況がこじれたからな。ちにかく、母さんのせいで悪かった…」
メリ:「あたしたち、ホント”同病相憐れむ”だよね」

そこにやって来て声を掛けたソラに、「ムギョルと電話してるから」と伝えます。
電話に戻るメリ。

メリ:「代表と二人きりなのは気まずいからジヘとソラを呼んだの」

要するにここはチョンインの自宅。
ジヘとソラはリビングで、忙しそうに仕事を処理するチョンインをうっとりと眺めていました。

ジヘ:「あぅ~ん、日曜日なのにと~ってもお忙しいんですね。ワーカーホリック♪ 素敵だわ~」
ソラ:「そうよね~」

ビミョーに微笑んでそばに腰掛けるチョンイン。

チョンイン:「失礼しました。ウィ・メリさんは?」
ソラ:「あぁ、メリは…」
ジヘ:「!」
ソラ:「電話中です。えっと… お父さんと」

黙ってうなずき、メリの後ろ姿を目で追うチョンイン。

ジヘ:「はぁ~、代表って手がお綺麗なんですねぇ」
チョンイン:「?」
ジヘ:「まさに御曹司の手だわ♪」
ソラ:「そうよね~」
ジヘ:「結婚指輪がないせいか、余計ピュアに見えますわぁ」
チョンイン:「… そうですか」

とりあえず返事をして、チョンインは気になってもう一度メリの方を振り返ります。

ジヘ:「婚姻届出しただけなんですよね~?ホントに結婚したわけじゃなくて。実際は完全に独身じゃないですかぁ。でしょう~?あははっ♪」

やはりまだメリの方ばかり見ているチョンインは…

チョンイン:「そう言えばウィ・メリさんは結婚指輪をしてないようですが…」
ジヘ:「・・・」
ソラ:「あぁ~!あの時急遽結婚式挙げたから、記念品の準備が出来なくって。(ジヘに)そうよね!」
ジヘ:「え、えぇ!そうですよ。すごく急だったから~。はははははっ」
チョンイン:「… えぇ」
ジヘ:「・・・」
ソラ:「私、ちょっと… お手洗いに^^;」

ソラが席を外すと…

チョンイン:「契約のために指輪をしていないのかと思っていたもので」
ジヘ:「カ、カップルリングはありますよ!14金の。お金掛かりますからね^^;」
チョンイン:「・・・」

そこへソラと一緒に戻ってきたメリは…

メリ:「ジヘ、今日約束あるって言ってたよね?」
ジヘ:「え?」

ソラにバンバンと肩を叩かれるジヘ。

ジヘ:「あ、あ~!今日ヨンフンオッパと弘大で約束してるんだった!(チョンインに)私たち帰りますね~」
ソラ:「招待して下さってありがとうございます。さようなら!」

風のように去っていく二人。

二人を見送りるメリ。
チョンインはまっすぐメリの後ろ姿に近づきます。
振り返り、メリは驚きますが…

チョンイン:「結婚指輪、用意できなかったそうですね」
メリ:「あ… えぇ。急に結婚したので」
チョンイン:「・・・。カップルリングはあるって言ってたな…」
メリ:「シルバーリング程度のものです。契約のために付けて歩けないけど」
チョンイン:「シルバー?」
メリ:「… えぇ」
チョンイン:「・・・」
メリ:「でも、代表。今日はなんだか変ですね。私にもそうだし、友だちにだって」
チョンイン:「・・・」
メリ:「どうしてそんなに確認したがるんですか?」
チョンイン:「最初からそのつもりだったわけじゃないんですが… 。ちょっと話し合いませんか?」
メリ:「!… な、なんの話を?」
チョンイン:「ウィ・メリさんとカン・ムギョルさんは本当に愛しあって結婚したんでしょうか
メリ:「・・・」

チョンインのストレートな問いかけに、思わず答えを躊躇してしまったメリ。
事の複雑さに何の言葉も出てこず、思わず「すみません。話はまた…」と慌てて荷物を持ち、家を出て行きます。

黙って見送ったチョンインは、そこに何らかの事情があることを感じ取ったに違いありません。
考えをめぐらせながら、ふとそこにメリの傘が置き忘れてあることに気づきます。

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ここで一旦区切ります。

今まで文中では迷ってたんですが、日本で最初に放送することに決まったDATVが「メリです」と言うので、何から何まで「メリ」に統一したんですけど…、タイトルまで「メリは外泊中」になると正直何となく収まりが悪いのよね(-_-;)

とりあえず前半のまとめは、ムギョルがえらく可愛かったことかなw

※前半記事のコメント欄は閉鎖しています。

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