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韓国ドラマのあらすじや詳細日本語訳を紹介!セリフを題材にした文法解説も

メリーは外泊中5話あらすじvol.2

      2010/11/28

チャン・グンソク、ムン・グニョン、キム・ジェウク、キム・ヒョジンが織り成す<超状況先行ラブコメディ>(爆)、「メリーは外泊中(매리는 외박중)」、5話の後半です。

事情が変わったことが大きな理由ではありながら、ドラマ制作などを通してメリーを少しずつ認め始めるチョンイン。
彼がメリーをめぐって発揮する完璧ながらも微笑ましい紳士っぷりに顔がほころびます。

一方のムギョルも相変わらずメリーの夫の振りを続けながら、少しずつ心の中にメリーが入り込んでいる様子。
チョンインの申し出を再び断り、おまけに母の借金のせいでミュージシャン廃業の危機?!
彼にも思い切ってこの状況をひょいと飛び越えて欲しいところです。

もう二人ともムコってことでOKですけど。

では続きを。

チャン・グンソク [メリーは外泊中] ストラップ #21

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家に帰ってきたムギョルを迎えたのは、ソファーに寝転がって待っていたソジュンでした。

ソジュン:「”完全無欠” おかえり」
ムギョル:「何だ?どーやって入ったんだよ」
ソジュン:「どこに鍵隠して出掛けてるか、あたしが知らないと思ってんの?」
ムギョル:「友だちならこーやって入ってもいいってのか?」
ソジュン:「… うん」

彼は前を通り過ぎ、そのままPCへ直行します。
体を起こしたソジュンは、ムギョルが背負っていたギターに気づき…。

ソジュン:「何?あんた、恋人売ろうとしたの?」
ムギョル:「・・・」
ソジュン:「(ため息)ちょっと仕事の話があるのよ」
ムギョル:「仕事?何の仕事?」

ムギョルの隣に座るソジュン。

ソジュン:「OSTの話が来てるでしょ。それ、あたしが出るドラマなのよね。やりなよ、その仕事」
ムギョル:「やだね。断る」
ソジュン:「いいチャンスよ。音楽的にも経済的にも大きな力になるはず。あたしがそばで助けるからさ」
ムギョル:「あいつと仕事する気ねーから」
ソジュン:「あいつ?チョン代表のこと?どーしたのよ、モメたの?」
ムギョル:「チッ、あんなやつとモメるほど幼稚じゃねーよ」
ソジュン:「あの人すごく能力があるし、合理的な人よ。人間的にも十分だしね」
ムギョル:「 人間的、合理的…」

嘲るようにふっと笑ったムギョルは、時計で時間を確認し…

ムギョル:「もういいから、いつ帰んだよ」
ソジュン:「何で?誰か来るの?」
ムギョル:「ん?いや、別に」

ムギョルの見せた小さな動揺がなんとなく気になるソジュン。
そこへ誰かが入ってくる音がしますが、それは大家のおばさんでした。
「保証金のことで話があるんだけど…」と言う大家。

まず、彼はソジュンを帰らせるために、外へ見送りに出ます。
車のドア開け、やはり言わずにいられず振り返った彼女は…

ソジュン:「お金がいるの?」
ムギョル:「… いいんだ」
ソジュン:「友だちだから言ってるのよ。付き合ってるとき、お金貸したことあった?」
ムギョル:「いいっつってんだろ」
ソジュン:「・・・」

ムギョルのプライドを気遣い、強く言うこともできずにもどかしい表情のソジュン。
諦めて車に乗ったところへ向こうから歩いてきたメリーは、
ソジュンがいるのに気づき、慌ててフードで顔を隠します。

ソジュンの車が通り過ぎるのをじっとやり過ごしたメリーは…

メリ:「はぁ、何でソジュンはしょっちゅうムギョルの家に来てるのかな。鉢合わせになったら困るんだけど…」

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急いで家に上がってきたムギョルは、待っていた大家に「保証金は来週までに必ずお渡しします」と話しますが、返って来たのは意外な反応でした。

大家:「何言ってるのよ~?おたくの恋人がもう払ってくれたわよ」
ムギョル:「え?恋人?」

そこへちょうど入ってきたメリー。
大家は部屋を見渡し「出るときに壊れてるところがあったら保証金から引くから」と、現在壊れている箇所がないことを確認して出ていきます。

そして…

ムギョル:「おい、何で余計なことすんだよ!!!」
メリ:「?!ビックリした。どーして怒鳴るの?」
ムギョル:「お前と関係ないことだろ!」
メリ:「ちょっと!関係ないわけないでしょ!あたしはこの家のルームメイトだもん。当然家賃は払うべきよ!」
ムギョル:「何だって?」
メリ:「プライド持ってるのはあんた一人?あたしだってあるよ!いつも邪険にされてばかりであたしだって気分悪いわ!」
ムギョル:「何だよ…盗人猛々しいな」

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ムギョルは借用書を書いていました。

『俺、カン・ムギョルはウィ・メリに200万ウォンを必ず返す ムギョル』

サインしたムギョルは、むくれてそっぽを向いたまま紙とペンをメリーに突き返します。

ムギョル:「2ヶ月以内に返すから」
メリ:「ダメよ~。100日まであと86日残ってるから、そのときまでゆ~~っくり返してくれたらいいの」
ムギョル:「(うんざり)」
メリ:「わぁ~~い♪ これであたしも好きなように来ていいんだぁ~!」
ムギョル:「4時から10時までなんだろ」
メリ:「うん!絶対迷惑掛けないからさ。きれいに掃除するし、美味しいご飯も作るよ。OK ?!」

ふくれっ面で腕組みをしたムギョル。でも「ダメ」とは言いません^^

メリ:「OK ねーーーっ!じゃあ掃除しなきゃ~~!」

メリーは大喜びでさっそくモップを手に家中を駆けまわります。
腹が立って足をガタガタワナワナ、それでも腕組みをして何とか耐えるムギョル。

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翌日(かな?)。
メリーはチョンインの家に来ていました。
広々とした床の上を静かにお掃除ロボットが這い、女性執事がテーブルや家具の埃を拭っています。

メリ:「執事さん、置いておいてください。私がやりますから」
執事:「いいえ。奥様には何も家事をさせないようにと会長からお言いつけがありますので」

そこに掛かってきた電話の相手はソラ。

ソラ:「どこ?土曜日だから一日じゅうあの人の家ね?」
メリ:「うん。仕事が忙しいみたいで、あたし一人なんだ」
ジヘ:「メリ!あたしたち、遊びに行ってもいい?」
ソラ:「今から!」
メリ:「ダメよ、うちの家じゃないんだから。それに執事のおばさんもいらっしゃるのに」
ジヘ:「執事がいるの?いや~、完全にカン・ムギョルと差がついたね」
メリ:「ちょっと、人の生活比べるもんじゃないよ」
ジヘ:「ねぇ、あんた、その男絶対捕まえなよ!一人息子なら家の財産全部継ぐんだからさ」
メリ:「何言ってんの?あんた、うちのお父さんに言われて電話してるんでしょ。やめてよね」
ジヘ:「全く…この純情。義理のお父さんになる人に愛嬌の一つも振りまいときなよ、バカね」
メリ:「結構よ」

そこにキャッチコールが入り、「あ、おじ様からだ」と通話を切り替えたメリー。

メリ:「おじ様、こんにちは。お元気でしたか?」

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そして、本日ムギョルくん宅へご訪問なさっているのはメリ父。

もぉどんだけorz
頼み込まれて偽装結婚の相手になってやってること、よく言わずに我慢してますよね、彼。しかも元はと言えば誰でもないこのオヤジのせい。
1・2話の頃の彼のキャラ(笑)なら特に気にすることもなく黙っていると考えても自然だし、その方が私は好きなんですが、今となっては辛抱忍耐強い人w

ムギョル:「今日はまた何の御用です?」
メリ父:「君が言うことを聞かぬゆえ、最後通告をしに来たのだ」(←最大限、威厳のある言葉遣い

懐から封筒を出したメリ父は…

メリ父:「受け取りなさい」
ムギョル:「何すかコレ」

封筒の中から出てきたのは、小切手と航空券。
『 TO NARITA 』と書いてあります。

ムギョル:「え?」
メリ父:「メリーを愛するなら姿を消してくれ」

呆れつつも、逆にもうすっかり冷静なムギョルは、さっと中身を封筒に戻し…

ムギョル:「これ以上やってらんないっすね。メリーと話さないと」

メリーに電話しようとしたムギョルに、慌てていつもの調子に戻るメリ父。

メリ父:「ダメダメ、メリーに知らせちゃダメだ。黙って去ってくれるわけにいきませんかね?ドラマみたいに」

もう付き合っていられず、ギターを持って出て行くムギョル。
メリ父は「ちょっと!」と慌てて追いかけます。

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メリーはイン父に誘われ、買い物に来ていました。
いくつもの買い物袋が、メリーと後ろの部下たちの手に。

イン父:「他にいるものはないのかい?24歳ならお洒落をするのに興味があるだろうに」
メリ:「あの、おじ様」
イン父:「あぁ」
メリ:「私、受け取れません。すごく重荷に感じるんです」
イン父:「(当惑)」

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結局、外に出たムギョルはまだメリ父の相手をしていました。
テーブルの向こうに座っているメリ父は、ビールのジョッキを前にすでに酔いが回り…。

メリ父:「こんなことじゃいけないんだ。ダイエットしなきゃならんのにどーすりゃいいんだ、全く」
ムギョル:「・・・」
メリ父:「私がどれだけ辛いと思います?ちょっと私の話を聞いてごらんなさいよ」
ムギョル:「僕はもう話すことないんですよ。先に失礼します(立ち上がる)」
メリ父:「ちょっと!」
ムギョル:「・・・」
メリ父:「うちのメリー… ホントに愛してるんですか?」
ムギョル:「(イライラ)… はぁ」
メリ父:「あぁ可哀想に!純粋なうちのメリー!愛してもくれない男のために一人で尽くしてるなんて」

立ち上がったものの、酔ったメリ父を一人にして帰れず、もう一度座ってあげる優しいムギョル。

ムギョル:「昼酒はやめてください」
メリ父:「放っといてくれ!腹が立って昼から飲まずにはいられないんですから」
ムギョル:「(ジョッキを取り上げようと)もうおやめになってくださいよ」
メリ父:「飲まずにいられますか?!去れと言っても去らない、メリーを愛してもいないようだし、一体あんた何者なんです?!」
ムギョル:「… 気楽に話してくださいよ」
メリ父:「結構です!私は気まずい相手にぞんざいな口はきかないんですからね」
ムギョル:「?」

初めて会った頃、メリーが全く同じように言ったのを思い出したムギョルは、思わず噴き出します。

メリ父:「お?ちょっと。私のことバカにして笑ってるんですか?」

下を向いて声も出さずに爆笑していたムギョルは、真顔で顔を上げます。

ムギョル:「いえ、ちょっと他のこと思い出して」
メリ父:「全くこの人は!飲まずにいられるかぁ!」

やけくそになってビールを流しこむメリ父。

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そして、本日もまたカフェでぎこちないメリーとイン父。

イン父:「(咳払い)気まずい思いをさせてすまなかったね。私は女性のことがよく分からなくて、贈り物をたくさんすればいいと思ってしまったんだ」
メリ:「プレゼントはドレスルームだけで十分です。ですからおじ様、これからはその代わりにお母さんの話をしてくださいませんか」
イン父:「お母さんの話?… そうだな、何が気になる?」
メリ:「どんな話でもいいんです。4歳のとき亡くなったから何も覚えてなくて…。お父さんに聞いたら、お母さんのこと思い出すって泣いてばかりで」
イン父:「そうだろう。あいつはお母さんのこととても愛していたからね」
メリ:「えぇ。おじ様、お母さんはどんな人だったんですか?」
イン父:「そうだな。太陽のような人だった。春の日差しのように柔らかく、暖かくて… 穏やかな感じとでも言うのかな」
メリ:「おじ様、詩人みたいですね」
イン父:「詩人だなどと…(笑)」

そのとき、カフェに入ってきたチョンインは、父とメリーの様子を見て思わず立ち止まります。
この間、別荘で盛り上がっていた碁石でのおはじき。「練習なさいました?」「一生懸命やってるぞ」「ふふふ」「次は私が必ず勝つぞ」「ホントですか?」「もちろん」「じゃ私も練習しなきゃ」「ははは」…。

それはきっと、父が彼の前で久しく見せていない楽しそうな笑顔…。

一緒に過ごすうちに、メリーのことを人間としてかなり認めているチョンインですが、
まだ、父に言われて強制的にメリーと関わっていることは事実。
でも、それが投資のためだけではなく、メリーと過ごすときにこんなに幸せそうな父を見て、
「父のためにもメリーに選ばれなければ」 と感じるようになったかもしれません

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そして、一方のムギョルは本日、おそらくメリー二人分相当の酔っ払ったメリ父を抱え、踏んだり蹴ったりで帰宅中。

… としか書くことがないほどヒドイ酔っ払いorz

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メリーを家の前まで送ってきたチョンインは…

チョンイン:「あの服、そんなに不自由でしたか?」

メリーはイン父と一緒にいたときの服ではなく、もともとの自分の服に着替えていました。

メリ:「あ… おじ様のお気持ちはありがたいんですけど、私は自分の服のほうが楽なんです。あんな高い服は会社だけで着ますね」

黙って彼女を見つめ、話を聞くチョンイン。
そこへ、道の向こうから月光を浴びて登場した二人は…?

ジブリの平成狸合戦ぽんぽこを思い出した

バランスを崩し、倒れたメリ父の下敷きになってギブを必死で訴えるムギョル。
慌てて父の体を起したメリーは…

メリ:「カン・ムギョル、どーなってんの?何であんたがお父さんと一緒に帰ってくるのよ?!」

最悪だ。
そろそろムギョルの代わりにキレておくか^^;

ムギョル:「(瀕死)お前の父ちゃんに聞け!」
メリ:「お父さん、しっかりしてよ!」
メリ父:「お~うちのメリ~!おぉ~」

そこへ「大丈夫ですか、お父様?」と斜め後ろに跪くチョンイン。

ムギョル:「チッ、お父様?」

「お、チョン亭主!!!」とメリ父はチョンインにも抱きつく始末。
メリーは慌てて「やめてよ!恥ずかしい!」と厳しい声を上げます。

笑ったチョンインは、メリ父の腕を肩にかけ立たせると、「おぶさってください」とかがみこみ…。

ムギョル:「大変だと思うけど」
チョンイン:「…^^」

ニッコリ笑い、かっちょ良く正面を向いたチョンインは、気合を入れて立ち上がろうと…

立ち上がろうと…

… して、よろけて崩れ去り。
痛快に笑うムギョルを「カン亭主!何してんのよ!」とメリーが引っ張ります。

そして、右と左に別れて肩を貸し、大切な義父を支えるために力を合わせる二人の亭主。

メリ父:「(右を見て)うちのチョン亭主♪ はははっ」
チョンイン:「… ^^;」
メリ父:「(左を見て)… そいつ」
ムギョル:「… -_-;」
メリ:「カン亭主に”そいつ” だなんて!!!」
メリ父:「(左に)カン亭主、(右に)チョン亭主。ははっ、俺には婿が二人いるぞぉ~~!」

そして、のろのろと歩き出す3人(以下略

+-+-+-+

ムギョルは自分のコートに付着したナニかを拭うメリーの横で、ガックリとうなだれていました。

メリ:「お父さんのせいですごく大変だったでしょ?… 大丈夫?」
ムギョル:「はぁ(顔を上げ)… いいから」
メリ:「お父さんが会いに行ったの?何って?」

何も答えず、コートを引ったくるように取って立ち上がった彼。
チョンインがメリ父を寝かせてるのを尻目に帰ろうとします。

メリ:「ごめんね、ホントに」
ムギョル:「・・・」
メリ:「あたしのせいで毎日あんたばっかり苦労して」
ムギョル:「一体いつまでこうしてなきゃいけないんだよ!!!」
メリ:「!」

そこへ、布団を離れて近づいてきたチョンインに気づいたムギョルは、
カッとなった心を何とかそこでおさめ、そのまま出ていってしまいます。

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フラフラと夜道を歩いて帰るムギョルの横に滑り込む一台の車。

チョンイン:「乗ってください」
ムギョル:「結構です」
チョンイン:「いいから乗ってください。話したいこともあるので」

歩き続けるムギョルの横をピッタリとついて、車はゆっくりと進みます。

ムギョル:「何の話です?」
チョンイン:「僕たちには話しておくことが多そうですね」
ムギョル:「俺はありませんよ」
チョンイン:「… とにかく体調管理気をつけてください。カン・ムギョルさんは体が財産ですから」

走り去る車。
取り残されたムギョルのイライラは募るばかりです。

ムギョル:「何だよ。何様のつもりであーしろこーしろって?ムカつくな」

+-+-+-+

翌朝。
メリ父は起き上がり、しおらしく座っておりましたが…

メリ:「恥ずかしいったら。ムギョルに申し訳ないって思わないの?」

叩かれてまた「うっ!」ともよおした彼は、とりあえずスープを口に入れて落ち着きます。
そしてその口から出た一言は…

メリ父:「よく覚えてないんだけどな、父さん、チョン亭主に失態犯さなかったか?」

本当に可哀想なムギョルorz

メリ:「チョン亭主の問題なの?!お父さん、ムギョルに対して犯した失態は心配じゃないわけ?」
メリ父:「あいつはいいんだ!大人の酒を受けることもできない失礼なヤツ!」

そして、再び二日酔いで横になってしまう父。

父の服を洗濯しようとポケットを探ったメリーは、そこに封筒が入っているのに気づきます。
それは、紛れもなく昨日父がムギョルに渡そうとした封筒。
その中から出てきたのは航空券。

メリ:「お父さん、海外旅行にでも行くの?」
メリ父:「海外なんか…」
メリ:「ん?何?カン・ムギョル To 成田?」
メリ父:「!」
メリ:「お父さん、ひょっとして昨日ムギョルに会いに行ったのは…」
メリ父:「違うって、メリー、それ見ちゃ困るんだよ」
メリ:「お父さん、何考えてんのよ! 正気なの????!!!」

+-+-+-+

メリーがやって来たのはムギョルのところでした。
そうでなくても、昨日の今日だから日曜日ですね。

横になって背を向けている彼の後ろで正座したメリーは…

メリ:「ごめん、ムギョル。ホント、何て言えばいいのか分かんないよ」

起き上がり、彼女を振り返ったムギョル。

ムギョル:「もうやめようぜ」
メリ:「何をやめるって?あたしたち、契約したよね?借用書だって書いたんだし」
ムギョル:「金は返すから」
メリ:「お金の問題じゃなくってさぁ!」
ムギョル:「・・・」
メリ:「もう、あんたとあたしは義理で結ばれた姉弟でしょ」
ムギョル:「考えなきゃな…。ちょっと出掛けてくるから」

ベッドから立ち上がり、いきなり服を脱いで着替え始めたムギョルに驚き、メリーは両手で目を覆います。

メリ:「そうね。友だちと気晴らししてくればいいよ。キレイに掃除して、美味しいご飯作っとくから…」

+-+-+-+

ムギョルが出て行った後、買い物に出かけようとして、彼が携帯を置いていったことに気づいたメリー。
そこへ母親のソヨンさんが入ってきます。

ソヨン:「ムギョルいないの?電話に出ないわね」
メリ:「電話置いていっちゃったんです」
ソヨン:「あぁそうなんだ。じゃ、いつ帰ってくる?」
メリ:「分からないんです。ここでお待ちいただいたほうがいいかも…」
ソヨン:「そうねぇ(荷物を置き)どこか出掛けるところ?」
メリ:「買い物に行こうと思って」
ソヨン:「それじゃチョコアイス買って来てくれる?」
メリ:「え?あ、買ってきます、チョコアイス」
ソヨン:「あ、それからさ、カクトゥギ作れる?」
メリ:「えぇ。でも、どうしてですか?」

+-+-+–+

そして…

ソファーでのんびりチョコアイスを味わうソヨンさんの目の前で、一生懸命カクトゥギを作るメリー。

ソヨン:「ムギョルとどうやって知り合ったの?」
メリ:「え?あぁ… 交通事故です」
ソヨン:「ふぅ~♪ めちゃくちゃロマンティックね」
メリ:「・・・」
ソヨン:「愛は交通事故のようなもの…ってね」
メリ:「あ、えぇ」
ソヨン:「あたし、ドラマ大好きなのよ。テレビがあって最高だわ!」
メリ:「…そうなんですね^^;」
ソヨン:「うん。カクトゥギできた?味見してみようか」

メリーが口に入れてくれたカクトゥギをボリボリと噛み…

ソヨン:「ふぅ~♪ すごく美味しいよ。唐辛子、もうちょっと入れて」

唐辛子の粉を足し、混ぜ始めるメリーをよそに、テレビを見て大笑いするソヨンさんでした。

+-+-+-+

外へ出掛けたムギョルがやって来たのはいつもの店。
そして、一緒にテーブルを囲んでいるのはいつもの3人^^
レオとリノはムギョルだけでもチョンインの会社と契約するよう勧めます。
何も言わず、浮かない表情で自分のグラスに酒を注ぎ足すムギョル。

そこに入ってきたのはソジュンでした。

ソジュン:「何よ、電話にも出ないで!」

ムギョルの隣に座り、とりあえず一杯飲んだソジュンは…

ソジュン:「会って話しなよ。ね?代表の顔見て話そうって」
ムギョル:「・・・」

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ムギョルの家の外にゴミを出しに来たメリー。
突然カクトゥギ作りをさせられ、手はヒリヒリ。「嫁でもないのに」と少々イライラ気味です。

ふと見ると、家の前に停まっている車の中ではムギョルとソジュンが二人で話しているところでした。
慌てて隠れたメリーは、壁の影からそっと二人の様子をのぞき見ます。

メリ:「誰かさんは家で苦労してんのにさ… ひどいよ」

そのままムギョルの家をあとにするメリー。

+-+-+-+

なぜか急いで帰ってきたかのように家に入ってきたムギョル(笑)
そこにあったのは、ラーメンをすすっているソヨンさんの姿でした。

ムギョル:「いつ来たんだ?ウィ・メリどこ行ったんだよ」
ソヨン:「カクトゥギ作って帰ったよ」
ムギョル:「母さんがさせたのか?」
ソヨン:「うん。カクトゥギ食べたくてさ」

彼の目の前には容器に入れられた真っ赤なカクトゥギの山。

ムギョル:「こんなにたくさん、メリーが一人で作ったのか?」
ソヨン:「(ニコッ)母親は0点だけど、恋人は100点だね~♪」
ムギョル:「(呆)母さん!」

すぐメリーに電話するムギョルですが、彼女は電話に出ません。
イライラするムギョルに、ソヨンさんは「恋人が怒ってるんじゃないかって心配なのね」とからかって笑います。

ソヨン:「あ、そうだ。!500万ウォン、どうなった?借りられたの?」
ムギョル:「… 待ってて。何とかしてるところだから」

+-+-+-+

家に帰ったメリーの頭には、二人で話し込んでいたムギョルとソヨンの姿がしきりに浮かびます。

メリ:「… あり得ないよ。あたしは一生懸命カクトゥギ作ってたのに、他の女の人と会ってるなんて」

+-+-+-+

そして、ムギョルが曲作りのためPCに向かっているそばで、ソヨンさんはソファに寝転がって相変わらずテレビ鑑賞。

喉が乾き、水のボトルを取り出したムギョルは、冷蔵庫を占領しているカクトゥギの容器に目が留まります。


しばらくそれを見つめてから扉を閉めるムギョル。

家の中にはソヨンさんの笑い声だけが響きます。

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翌日、意を決したムギョルはチョンインが代表を務めるJIエンターテインメントに来ていました。

契約書を差し出すチョンイン。

チョンイン:「契約金は2000万ウォンです」

先に契約書を手に取ったのは同席していたソジュン。
ムギョルは腕を組んだまま硬い表情を崩しません。

ソジュン:「やっぱり…。ホントにいい条件よ、ムギョル。見てよ」

渡された契約書を受け取り、それを開きもせずにテーブルの上に戻したムギョル。

ムギョル:「(チョンインに)ごちゃごちゃしたことはいいんで、俺が望む契約の条件は一つです。OSTで俺が作る曲はうちのバンドに演奏させてください」
チョンイン:「バンドは解散したのではなかったんですか?」
ムギョル:「 俺たちは家族なんすよ。事業家だから義理がどーいうもんかご存じないでしょ」
ソジュン:「代表、他のドラマならともかく、このドラマはインディーズバンドの話だから、少しお考えになっていただけません?」
チョンイン:「1曲は聴くことにしましょう。聴いてみて僕の考える水準に達していなければ、メンバーを多少変更する必要があるでしょうね」
ムギョル:「!… 俺らアイドルですか。あんたの思い通りに作ろうって?」
チョンイン:「音楽的プライドも全て守り通し、ビジネスとしても譲歩できない…。一体どうしようと言うんです?」

暗い笑みを浮かべたムギョルは「もう結構です」と立ち上がります。
「カン・ムギョルさん!」と一緒に立ち上がるチョンイン。

ソジュン:「二人ともどうしたのよ、興奮して」

立ったままチョンインを睨みつけるムギョル。
チョンインも彼から視線を外しません。

そのとき、ノックの音が響き、メリーが顔を出します。

メリ:「代表、報告書が出来上がりました」

いつもとは違う、キレイに身なりを整えたメリーに驚くムギョル。
メリーも彼に気づき、ハッと驚きます。

メリ:「お客様がお越しとは気づきませんでした。失礼いたしました」

メリーは逃げるように自分の部屋へ戻ります。

チョンイン:「カン・ムギョルさん」
ムギョル:「・・・」
チョンイン:「OSTの曲は公正に選ぶこととし、バンドの練習室としてスタジオを開放しましょう」
ムギョル:「・・・」
ソジュン:「ムギョル、バンドのメンバーたちも音楽やりたがってるんだから考え直してみたら?」

そこで、スタッフに呼ばれ部屋を出て行くチョンインとソジュン。
「すぐ戻ってくるから待ってて」とソジュンに言われ、ムギョルはそこに一人で残ります。

その瞬間、携帯に入るメリーからのメッセージ。

メリー(メッセ):「ちょっと話そうよ」

+-+-+-+

メリーの使う秘書室へやって来たムギョル。

メリ:「あたしに相談もなしに困るよ!」
ムギョル:「電話出なかったろ。あの… 母さんのこと悪かった」
メリ:「分かってくれたらそれでいいよ。あんただってうちの父さんのせいで腹立てたんだから、これでおアイコだし」
ムギョル:「・・・」
メリ:「あんた… この契約絶対しちゃダメだよ」
ムギョル:「お前とは関係ないことだから。自分のことは自分で決める」
メリ:「はぁ… 困っちゃうよ。あんたが契約しちゃったら会社は地雷だらけになるんだもん」
ムギョル:「俺の知ったことじゃないけど」
メリ:「何?!」
ムギョル:「・・・」
メリ:「あたしのこと苛めるつもりね」
ムギョル:「ところでお前さ、会社で毎日そんな格好してんのか?」
メリ:「・・・」
ムギョル:「似合わね…」
メリ:「何言ってるのよ。みんな、キレイだって大騒ぎだったのに…」
ムギョル:「お前は違うと思ってたけど、他の女たちと一緒だな。ブランド志向は」
メリ:「ちょっと!私がそんなブランド女だったら、あんたと偽装結婚なんかする?さっさと金持ちのお坊ちゃまと結婚するよ」
ムギョル:「何だって?」

※「ブランド女」と訳した部分は「テンジャン(味噌)」と言っていますが、ブランド品を好むというだけでなく、男や親の財力に依存する女性を卑下して使われるスラングのようです。以前出てきた時は「玉の輿狙い」と訳したような^^

そこに「ここにいらっしゃったんですね」とチョンインが入ってきます。
さっとムギョルと腕を組んだメリーは…

メリ:「代表、ダーリンと相談したんですけど… どう考えてもこの契約は」
ムギョル:「しません」
メリ:「!」
チョンイン:「・・・」

頑なな表情のムギョルに、ふっと顔を和らげたチョンインは…

チョンイン:「今回のような契約は他の企画会社では出来ないと思いますよ」
ムギョル:「嫌なところに無理やり入るつもりもないし、リアリティのないドラマに参加するつもりもないんすよね」

そう言って背を向けるムギョル。

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ムギョルの後を追いかけたメリー。

メリー:「ムギョル、ありがとね」
ムギョル:「お前のために契約しなかったわけじゃないって」
メリ:「どっちにしてもよ。ホッとしたの」

そこにやって来たのはソジュン。

ソジュン:「帰るの?」
ムギョル:「うん。代表との話は済んだから」

とっさに、ムギョルをエレベーターまで案内しようとしていた振りをするメリー。
「後は私が一緒に行くから」とソジュンに言われ、メリーは戻ります。

ソジュン:「歩きながら話そう」
ムギョル:「いい。話すことないから」

ソジュンが組んできた腕を振りほどき、ムギョルは一人で歩き出します。
「ちょっと!」と後を追うソジュン。

そこへ、次に通りかかったのはパン室長。
ちなみに、1話で3倍の違約金を手に入れてムギョルとの契約破棄した人ですね。

ムギョルに気づいた彼女は、居合わせたスタッフから彼が音楽プロデューサーの契約のために来たことを知ります。

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一人でどんどん先を歩くムギョルをやっと引き止めたソジュン。

ソジュン:「何で契約がイヤなのよ?!理由は?」

ムギョルは何も答えず、ふたたび歩き始めます。

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パン室長が向かったのはチョンインのところ。

パン室長:「編成に漏れてこのまま他の作品ができなければ、テレビ出演にCFに… 損害は10億以上になりそうなんですよね。断らなきゃならないから。空白になった部分は補償していただかなければ」
チョンイン:「度を越した要求をなさるんですね。すでに出演料は最高の待遇として十分な額に達しています。独断で決められることではないので、投資者側と相談してみましょう」
パン室長:「… お願いしますよ~」
チョンイン:「・・・」

パン室長:「あ、代表。さっき打ち合わせに来ていた音楽プロデューサーのことなんですけど…」
チョンイン:「カン・ムギョルさんのことですか?」
パン室長:「あの人、気をつけてくださいな。世間知らずで音楽しか知らない振りしてるけど、あれは見せかけなんですよ」
チョンイン:「?」
パン室長:「ピュアな振りしてどれほどお金好きか」(←自分で言ってるよ
チョンイン:「どういう意味です?」
パン室長:「カン・ムギョルはね、うちと契約してるんです。代表が契約なされば二重契約になるわ」
チョンイン:「!」

+-+-+-+

ムギョルの家を訪れたパン室長。
すっかりウンザリした表情のムギョルは…

ムギョル:「何言ってんだよ。違約金くれてやったろ」
パン室長:「何の違約金?私は記憶にないけど。渡したって証拠、あるの?」
ムギョル:「… 奴隷契約じゃ物足りずに今度は脅迫かよ」
パン室長:「それなら専属契約破棄の訴訟でもすれば?あたしと綱引きでもしてみる?」
ムギョル:「!」
パン室長:「あたしが手放さなきゃ、あなたは向こう3年間何も出来ないわ」
ムギョル:「・・・」

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メリーはチョンインの車に乗り、一緒にどこかへ向かっていました。

メリ:「どうしてそんなに急ぐんですか?どういうつもりでムギョルと契約を?私たちの関係がスタッフたちに知れたらどう説明なさるおつもりですか?!」
チョンイン:「スタジオで作業するので二人が顔を合わせることはありません。ご心配なく」
メリ:「(ため息)」
チョンイン:「カン・ムギョルさんにとってもいいチャンスですから、ウィ・メリさんが一緒に説得してくださると嬉しいんですが」
メリ:「・・・」
チョンイン:「あ、そういえば、さっきカン・ムギョルさんが会社に来ると知らなかったようですが…。二人で仕事のことを相談していないんですか?」
メリ:「え?… しますよ!したから契約しないって言ったんですよ」
チョンイン:「あぁ、そうですか。お二人がどこかぎこちなく見えたので」
メリ:「… 疑っていらっしゃるんですか?」
チョンイン:「疑うとは?」
メリ:「結婚… いえ、私たちの愛をですよ!」
チョンイン:「?」
メリ:「代表の前だったからですよ。私たちホントにラブラブなんですから」
チョンイン:「あ、えぇ」
メリ:「・・・」
チョンイン:「カン・ムギョルさんが…ですか」(←メリーとデレデレしてるムギョルは想像つかないですよね^^;
メリ:「(ヒヤヒヤ)」

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一人になったムギョルは、がっくりとうなだれたまま動けずにいました。
その静寂を「ダーリ~~ン!」の叫び声が破ります
大慌てで入ってきたメリーですが…

ムギョル:「今そんな気分じゃねーから。放っといてくれ」
メリ:「ダメよ~。非常事態なんだから!」
ムギョル:「(顔を上げ)今度は何だよ」
メリ:「あの人、あたしたちのこと疑うの。ぎこちないって」
ムギョル:「何?」
メリ:「だからさ~あの人が来たら助けてよ。ね?」
ムギョル:「・・・」

そこへ登場するチョンイン。

チョンイン:「カン・ムギョルさん」

立ち上がり、向きあう二人。
すかさずメリーはムギョルの腕にピッタリしがみつきます。

チョンイン:「・・・」
ムギョル:「最善を尽くすから気を引き締めろって、俺に言ったよな」

そうして、メリーを自分の方へ振り向かせた彼は、突然チョンインの目の前で彼女にキスを…。

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【サボりながらも実践中】スポーツ速読完全マスターBOOK

はぅ… ここでエンディングです。

キスシーンのキャプを載せるときは、ほぼ例外なく直前の瞬間を切り取るようにしているのですが、スピードが速すぎて撮ることもできず。そして、それ以前に特にキャプを載せる気にもならないキスシーンで^^;
恋敵の前でキスしてみせる!なんて刺激的な場面のはずなのに、萌えないとは勿体ない。

その前から、ムギョルの悩みを知らないメリーの見当違いな言動に嫌気がさしていたので、
とにかく最後のシーンまで「ムギョルお気の毒」以外の感想がありません^^;
ここまで気持ちが通じ合ってなくていいんでしょうか。
チョンインがとても冷静であり、彼に対して好意的なのが救いです。

個人的に、今回のピークは冒頭のドア前。そして、イン父とメリがいるカフェにチョンインが入ってきたときですね^^
そして、ムギョルの「オンマ~」が毎度やたら可愛いくて仕方ないことかw

今回のラストシーンが起爆剤になって、3人の気持ちがぐっと動いてくれるといいですね。
それに、詐欺契約を乗り越えて、ムギョルとチョンインが力を合わせる姿がみたいです^^

 - メリーは外泊中 ,