韓国ドラマから美しい言葉を学ぼう

韓国ドラマのあらすじや詳細日本語訳を紹介!セリフを題材にした文法解説も

メリーは外泊中4話あらすじvol.1

      2010/11/21

メリーとムギョルとチョンイン、3人が結びついて今後どうなるのか。
高まる期待と共に迎えた「メリーは外泊中」4話です。

チョンインの寝室で鉢合わせになった3人。
ムギョルは裸でベッドの上。
チョンインは濡れ髪でバスローブ。
そして、お互いが「メリーの夫」であることに気づく二人。

ではどうぞ。

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ムギョル:「おい、お前こんなとこで何やってんだ」
チョンイン:「二人は知り合いだったんですか?」

メリ:「(チョンインに)私の夫です!」

チョンイン:「それじゃ、結婚式の…?」
ムギョル:「それじゃ、おたくは婚姻届の…?」

メリ:「(ムギョルに)ダーリン!」
ムギョル:「???」
メリ:「ここで何してるのよぉ~(引っ張って)早く行こうよ」
チョンイン:「・・・」
ムギョル:「どこにだよ」
メリ:「早くぅ~」

シーツにくるまったままのムギョルをベッドから引きずり下ろし、
畳んであった彼の服をさっと抱えて寝室をでるメリー。

+-+-+-+

かろうじて服を着たムギョルを外へ連れ出したメリーは…

メリ:「ドラマ音楽制作?ダメよ!あんた、その仕事やったら…」
ムギョル:「何でだよ。なかなかいい人だったけど」
メリ:「違うって!悪い人よ!あんたに下心があるからよ。あんたのこと探ってるんだって」
ムギョル:「(呆)ありえねー。お前、小説でも書いてんのか?知り合いでもなかったのに」
メリ:「考えてみなよ。愛する人がいる女性に100日間契約結婚しようっていう人がマトモだと思う?」
ムギョル:「!… そうかな」
メリ:「そうだよ~。結婚も事業だっていう人なの。あんたのこと利用するつもりなんだってば!」
ムギョル:「音楽の話してるときはすごくピュアに見えたんだけどな」
メリ:「違うってば!物質主義で二重人格の慇懃無礼者よ!」
ムギョル:「・・・」

自分の感じたチョンインとは違うことに首をかしげ、歩き始めようとしたムギョルは、
ふと何かを思い出して踵を返します。

メリ:「どこ行くのよ!」
ムギョル:「ギター置いてきたから」
メリ:「入っちゃダメ」
ムギョル:「何で?!」
メリ:「あの人、いろいろ探ろうとするって。あたしたちの偽装結婚がバレちゃったらどーすんのよ」

うんざりして思わず叫び声をあげるムギョル。

メリ:「だからさ、あたしが取ってきてあげる。退勤したらすぐに持って行くからさ。ね?」
ムギョル:「はぁ…(イライラ)」

+-+-+-+

メリーはオフィスに来ていました。

メリ:「ムギョルに関わらないでください」
チョンイン:「彼、まだ荒削りですが…(お茶を一口)才能のある人です」
メリ:「・・・」
チョンイン:「今回のドラマ音楽制作にはそういう人材がぜひ必要なんです」
メリ:「とにかく駄目です!駄目なんですよ!」
チョンイン:「・・・」

その時、扉が開き、「代表、こんにちは」と入ってきたのはソジュンは、チョンインの前に立っているメリーに気づきます。

メリーは姿勢をただして彼女に挨拶をし、チョンインに向き直って「じゃ、私は(睨)」と声をかけ下がろうとしますが、そんな彼女を呼び止めるソジュン。

ソジュン:「あ、ウィ・メリさん、ちょっと待って」
メリ:「?」

メリに歩み寄ったソジュンは、笑顔で紙袋を差し出します。

ソジュン:「これを受け取って」
メリ:「え?」
チョンイン:「何事です?」
ソジュン:「私、ウィ・メリさんの携帯電話を壊してしまったんです」
メリ:「・・・」
チョンイン:「あ、それじゃ… 昨日スタジオであったのは…」
ソジュン:「私としてはまだ気が済んではいないけれど、(メリーを見つめ)ウィ・メリさんは嘘ついてるように思えないわ」
メリ:「(かすかな微笑み)」
ソジュン:「受け取らないんですか?」
メリ:「いいんです。携帯電話、壊れはしなかったんです。謝罪だけ受け取りますね」

まっすぐ、笑顔でメリーを見つめ返すソジュン。

メリーも笑顔で一礼し、彼女の前を離れます。

ソジュン:「代表、台本あがりました?」

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社内では、チョンインとソジュンの噂話がメリーの耳に入ってきます。
お似合いだと。
噂をすれば… そこにチョンインとソジュンが二人ならんで通りかかります。

メリ(心の声):「何よ、あんな風に似合う女の人と付き合って結婚すればいいのに… 何であたしを引っ張り込むわけ?はぁ~、ホントに変な人」

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ソジュンはチョンインと歩きながら台本をめくります。

ソジュン:「歌の練習もしなきゃならないし、ギターの練習もしなきゃならないし…」
チョンイン:「会社にスタジオがあるので、そこで練習なさってください」
ソジュン:「えぇ^^ 代表が音楽監督だから教えてくださいね」

エレベーターの前までやって来た二人。

ソジュン:「あ、そうだわ、代表。ここの日本語の発音だけど、サイコです で合ってます?」
チョンイン:「後ろに伸ばして サイコー と言えばもう少し自然ですね」
ソジュン:「ふ~ん、後ろに? サイコーです

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メリーも掃除をしながら日本語の練習をしていました。

メリ:「おげんきですか。さようなら。こんばんは。ほくがいる

はたと手を止めるメリー。

メリ:「ほくがいる? どんな意味だっけ? ほくがいる… ほくがいる?」

そこへ戻ってくるチョンイン。
メリーが拭いているチョンインの机の上には、開かれた台本が。

チョンイン:「何をなさってたんです?」
メリ:「私、ドラマが好きなんですけど、台本見るのって初めてなので物珍しくて…」
チョンイン:「(作業しながら)どう思いました?」
メリ:「あぁ… 新鮮で面白いかったです。音楽ドラマでロマンティックコメディーっていうのは新しいなって…」
チョンイン:「(無表情でうなずき)…そうですか」
メリ:「けど、すごく若者向けのドラマですよね。大人は観ない気がしますけど?」
チョンイン:「・・・。そうですか。あ、夜勤で疲れてるでしょうし、退勤してください」
メリ:「 毎日早く帰れだなんて…! あ、ムギョルのギター返してください」
チョンイン:「カン・ムギョルさんのギターは僕が自分で持って行きます」

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ムギョルは路上に停めた車の前で何やら店開き。
女の子が「電源が入らない」と言って持ってきたノートPCらしきものを受け取ったとき、遠くの方から「ダーリ~ン!ダーリ~~~~~~~ン!」と走ってくるメリーの姿が。

ドタバタと走りこんでくるメリーのそのまたずっと後方から怪しい男(笑)の姿も見えます。

ムギョルにしがみついたメリーは…

メリ:「わぁ~!ダーリン仕事してるんだ!」

「また来ます」とノートPCを受け取って去っていく女の子たち。

ムギョル:「おい、何なんだよお前」
メリ:「…追い払って」

ムギョルが向こうを見ると、ギターを片手にサングラスをかけて近づいてくるターミネーターw

これでまた首が回ったら完璧だね。

ムギョル:「何だ?」
メリ:「あたしがギター持って行くって言ったら、ついてくるんだもん!」

ギターを車に立てかけ、サングラスを外した…チョンイン。

チョンイン:「カン・ムギョルさん。疲れていたでしょうに… ちゃんと休めましたか?」
メリ:「見て分かりません?うちのダーリン仕事ですご~く忙しいんですよね。(立ち上がり)ギター返したんですから、早く帰ってください!」

#ムギョルがほとんど気に留めていない感じが好き^^

メリ:「ダーリン!仕事続けてね~~!!!」

車の中には機材がたくさん。それを見て大喜びで中に入るメリーを見て、ムギョルは「触んなよ!」と慌てて止めようとします。そのとき…

チョンイン:「二人で… 少し話しませんか」

メリ:「(車の中から顔を出し)駄目!!!話しちゃ駄目です!」
二人:「・・・」
チョンイン:「ちょっと失礼」

メリーの頭を片手で車の中へ押し戻し、ドアを閉めるチョンイン。

ムギョル:「俺、契約する気はないんですけど」
チョンイン:「…そうですか。カン・ムギョルさんとは音楽センスがピッタリ合うと思ったんですが」

#メリーうるさい!ナムジャたちの話が聞こえないじゃまいか

ムギョル:「そうやって契約詐欺に何度も遭ったんで」
チョンイン:「詐欺ですか?」

車の後ろを開けて脱出したメリー。
「ダーリンに関わらないで!」と彼らの間に立ちはだかりますが…

ムギョル:「おぃ、大げさにすんなよ。俺の問題だから」

メリーの頭を押さえ、後ろにどかせるムギョル。

メリ:「… 分かったよ」

ムギョル:「おたく何者なんです?」
チョンイン:「何者… とは」
ムギョル:「結婚式挙げた女と婚姻届を出す… それって常識かな」
チョンイン:「誤解があるようですが、この結婚は我々にとって…」
ムギョル:「事業なんでしょ。結婚も事業、音楽も事業…」
チョンイン:「 だから僕を信頼できないんです?」
ムギョル:「当然でしょ」
チョンイン:「・・・」

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一方、メリーの父はチョンイン父を安心させようと、必死です。

メリ父:「あいつは心配ないですよ、先輩!もともと女ったらしだから、メリーに興味なんてないんですよ。心配するような関係じゃないそうです」
イン父:「お前、その男の話を信じるのか?」
メリ父:「あ、それは… 僕がしっかり取り締まりますから先輩は心配しないで…
イン父:「取り締まるだけでは駄目だ。100日の間に確実に処理しろ。メリーがそいつを選択することになれば、お前がすべての責任を取るんだ」
メリ父:「あ、は、はぃ…。何でそんな怖い言い方するんです、先輩?ははっ」
イン父:「・・・」
メリ父:「(怯)じゃ、会長が払ってくださった借金は…」
イン父:「返してもらわねばな。メリーの言うとおり、この世にタダなどない」
メリ父:「・・・。はい、承知しました、会長。今日中に確実に処理いたします」

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メリと男二人に戻ります。

チョンイン:「どうも今日は話すのが難しいようですね」

素知らぬ顔で機械をいじるムギョル。

チョンイン:「また来ることにしましょう」
ムギョル:「また会うことはないと思いますよ」
メリ:「そうですよ!ダーリンにもう連絡しないでください」

それ以上なにも言葉を発さず、ふたたびサングラスを掛けて背を向けるチョンイン。

メリ:「(小声で)よくやったよ!よくやった!」
ムギョル:「こっちの問題だ。お前のために言ったんじゃない」
メリ:「どっちにしてもさぁ、 はぁ、良かった。二人はこれで完全に解決だね。ふふっ、良かった」
ムギョル:「・・・」
メリ:「ところでさ、さっきから何を修理してんの?」
ムギョル:「見りゃ分かるだろ、いろいろとな」

そんな二人を、建物の影からそっと監視する人物が一人。
メリ父でした。

メリ父:「メリーと一緒にいるじゃないか!あいつと二人きりで話つけようと思ったのに、こりゃ予定が狂ったな。 今何時なんだ?(時計を見て)チョン旦那、えらい早く退勤させたもんだ。どうすりゃいいんだ?」

そして、見張られている当人たちは…

機材の修理をするムギョルの横で見物するメリー。

メリ:「これでどんだけ稼げるの?食べてくの大変そう」
ムギョル:「ライブで貰える分もあるし、まぁ食べていくには足りるな」
メリ:「(ふ~ん)」
ムギョル:「なぁ、ところでさ、お前嫁さんか?」
メリ:「私が何であんたの?!… あ、契約上はそうか」
ムギョル:「・・・」

ムギョルは向かいの建物の窓ガラスに知った顔が映っているのに気づきます。
「あ」という彼の声に顔を上げるメリー。

メリ:「どしたの?」
ムギョル:「3時の方向にお前ん家の父さんが」
メリ:「お父さんが?お父さんが来てるの?!」
ムギョル:「その壁の向こう」

そっとメリーがそこを覗くと、慌てて隠れる人影。

メリ:「ホントにお父さんだ!」
ムギョル:「はぁ~、そういうことか。今日は後ろが気になると思ったんだよな」
メリ:「一日監視されてたの?!そんな~!お父さん、あたしたちのこと疑って、ホントに愛しあって結婚したのかって」
ムギョル:「おぃ、こっちに来るみたいだけど」
メリ:「ホント?どうしよう…」

メリーはムギョルの手を掴んで走り出します。
「あ゛ー全く!」とうんざりしながら、手を引かれて走るムギョル。

メリ父も走って後を追いかけます。

ひとしきり走った二人は。
二人とも赤がポイントのコーディネートに、ひらひらと舞い落ちる銀杏の葉がキレイ^^

ムギョル:「なぁ、いつまで走り回るんだよ」
メリ:「お父さんがあれじゃ仕方ないでしょ?あたしたち、もう同じ舟に乗ったんだから!」
ムギョル:「これじゃダメだ。こっち行くぞ」

今度はムギョルがメリーの手を引き、走り出します。

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二人がやって来たのはカラオケBOX。
部屋へ入るなり、ムギョルは寒そうに縮まって座ります。

メリ:「何でこんなとこ入ったの?カラオカBOXとか嫌いだって言ってたじゃん」
ムギョル:「ここにいて、お前の父さんが帰ったら出ようぜ。あ~寒ぅ」

膝を抱えたままゴロンと横になるムギョル。
部屋のドアの外でメリ父が覗いているのに気づきます。
メリ父は、部屋の中から自分が見えていないと思っている様子。

「早く歌おうよ」と言って、メリーは曲集を開きます。

ムギョル:「俺、こんなとこで歌うのまっぴらなんだけど」
メリ:「ダメだよ~。歌わないのに入ったってバレたら疑われるでしょ」
ムギョル:「なら、お前が歌え。俺はいいや(ゴロン)」
メリ:「あたし、すごい音痴なんだけど…」

曲が始まります。

※ちなみに、メリーがいれた曲は성시경(ソン・シギョン)さんの「넌 감동이었어」(君は感動だった)。Youtubeなどで曲名を入れて検索すればMVも観られます。

歌い出したメリーの声に、ムギョルの眉間がピクピクッと動きます。

ムギョル:「何だお前!すごい音痴じゃん」

途中まで歌ったメリーは…

メリ:「あー、男の人の歌だから上手く歌えないよ。どうしよー」

仕方なく起き上がってマイクを奪ったムギョルは、テーブルの上に小さくあぐらをかいて、続きを歌い始めます。

ムギョルの歌声は、部屋の外にいるメリ父にも届いていました。

メリ父:「いやぁ… こりゃ大変だ!いやぁ~かっこいいじゃないか!あんな歌、耳元で歌われたらメリーがコロッと行っちまうはずだ。どうすりゃいいんだ。(電話を取り出し)あ~、ホントに上手いぞ」

そして電話がつながり…

メリ父:「もしもし、会長!いや、先輩!僕ですよ、チョンの旦那のことなんですけどね、うちのメリーを!メリーをさっさと退勤させちまって、メリーに興味もないんですよ!チョンの旦那、ひどいんじゃないですかね?!」

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チョンインは電話を受けていました。

チョンイン:「えぇ、承知しました、監督。またご連絡します」

神妙な表情で受話器を置くチョンイン。

スタッフ:「編成結果、どうなったんです、代表?」

※日本のテレビ局でもそうですが、どの番組をどの枠で放送するか等、編成局という部署で決定しますよね。その決定が下りたようです。

チョンイン:「今期は編成に入れなかったそうです」
スタッフ:「・・・」
チョンイン:「次期にもう一度出すようにと」
スタッフ:「それでは… どうしましょう、代表」
チョンイン:「次の編成に合わせるには、内部で再検討しなければ」

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ムギョルたちが出てきたのは携帯ショップ。
彼は新しい携帯を手にしています。

メリ:「毎日飲み歩いてたら携帯だってなくすはずだよ」
ムギョル:「もうお父さん帰ったよな?」
メリ:「うん。でもひょっとしたらってこともあるから、ちょっと待ってね」

道の真ん中にでてキョロキョロと周囲を見渡すメリー。
そこへちょうど知り合いに会って話し始めるムギョルですが、メリーは慌てて「1時の方向よ!」と駆け寄ります。

ムギョルは知り合いが持っていた自転車を貸してもらい、メリーを後ろに乗せて走り出します。

二人は公園の中を自転車で走ります。

メリ:「最初からこうすれば良かったな」
ムギョル:「まぁな」
メリ:「でもさ、あんたさっきかっこ良かったよ」
ムギョル:「何って?」
メリ:「歌ってたときかっこ良かったって!」

突然自転車のブレーキを踏み、メリーを振り返るムギョル。

メリ:「だって~、毎日うるさい歌ばっか歌ってると思ってたから。雰囲気のある音楽やってるとこ初めて見たでしょ」
ムギョル:「それで?好きになった?」

メリ:「!(ムギョルの背中をバシバシ)バカバカバカッ!!!!」
ムギョル:「あ゛!」
メリ:「かっこいいって… そう思っただけよ!客観的にね」
ムギョル:「分かってるって。一度も恋愛したことないお前に何が分かんだよ」

ムギョルは思いっきりペダルを踏みます。
急に走り出す自転車。

自転車で切る風は冷たく、ムギョルは手に息を吹きかけ、マフラーで顔を覆いながら走ります。
ある店の前で「止めて!」と声をかけたメリー。
その中には色とりどりの毛糸が並んでいました。

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ムギョルの家へ戻ってきた二人。
メリーは毛糸、ムギョルは針金をいじります。
ムギョルはストーブをつける準備をしているようですね。

寒さが苦手な二人は、今でさえ寒いのにこれから冬が来ることにぶつくさ。

メリ:「あたし、冬生まれなのに何で寒いの苦手なんだろ」
ムギョル:「誕生日いつ?」
メリ:「11月30日。あんたは?」
ムギョル:「クリスマスイブ」
メリ:「! メリークリスマ~ス!あたしが”ヌナ”だね。ふふっ♪ これからヌナって呼びな、トンセン^^」

※ヌナ=男性が年上の女性に呼びかけるときに使う語。お姉さん。
※トンセン=弟。

苦笑したムギョル。編み物をしているメーリが気になります。

ムギョル:「おい、ヌナ。そうしてると女みたいだな」
メリ:「チッ。おい、トンセン、あたしは女だよ」
ムギョル:「(笑)」

メリーが作っていたのは手袋。
ピンクの手袋の片方ができて、「完成~♪」とはめてみたメリーの隣にムギョルがやって来ます。

ムギョル:「めちゃ早いな~。達人だよ、達人」
メリ:「(手を擦り合わせ)あったか~い♪」

そんなメリーを見て、何気なく自分の裸の手を擦り合わせるムギョル^^

メリ:「あんたにも編んだげよーか?」
ムギョル:「… うん」

#すぐにウンって言わないこの間(ま)がかわいい^^
女に慣れてるくせに… 彼こそ魔性w
慣れてると言っても、女が勝手に寄ってくるだけで、彼はいつだって自然体なんですよね。

メリ:「手貸してよ。サイズ調べなきゃ」

差し出されたムギョルの手に、自分の手を合わせてみるメリー。
ムギョルはそんなメリーの顔を見つめていましたが…

ムギョル:「その傷、いつできたんだ?」
メリ:「覚えてないんだよね。4歳のとき怪我したって」
ムギョル:「なんで?」
メリ:「分かんない。遊んでて怪我したって、お父さんが言ってた」
ムギョル:「… そうなんだ」

まだムギョルの手を触っているメリ&触られるがままのムギョル^^

メリ:「ギター弾くからかな。指がすごく長いね」
ムギョル:「・・・」
メリ:「(手を離し)OK!手袋編んだげるから、早くストーブつけて」

そして、メリーは明るいブルーの毛糸を手に取ります。

+-+-+-+

時間だけが経ち、相変わらずブルーの手袋を編み進めているメリー。

メリ:「ムギョル、今何時?」

ムギョルは火の灯っていないストーブの前に座ったまま、読書中。

ムギョル:「9時半過ぎてる頃じゃないか」
メリ:「ホント?!大変、遅れちゃう!」

慌てて立ち上がり、帰り支度をするメリー。
ムギョルの目は作りかけのブルーの手袋に留まり…

ムギョル:「何だよ、半分も出来てないじゃん」
メリ:「残りはまた編むからさ。遅れちゃうから帰るね!」

と帰りかけて…

メリ:「そーだ。あんた、これ解いちゃったらダメだからね!あんにょん♪」

出て行くメリーの背中を見送り、ムギョルの視線はテーブルの上に。
そこには、嫁の置き土産。
ブルーの編みかけ手袋を、黙って手に当ててみるムギョル。
ため息をつき、ソファに倒れこみます。

+-+-+-+

チョンインたちはドラマが今期の編成に入らなかったことで対応に追われていました。

「編成が先送りになれば、俳優たちのスケジュールが最大の問題ですが」「イアンが一番問題ですよ。海外ツアーを言い訳に抜けようとするはず」…

イアンが抜けると膨大な損失が出るというスタッフ。
さらに俳優の契約金まで計算に加え、絶句します。

+-+-+-+

チョンインの自宅を訪ねてきた父。

父:「冴えない表情だな」
チョンイン:「超えなければならない山ができまして…。父さん、体はいかがですか?」
父:「私はまぁ、治療だと言われれば受けて、休めと言われれば休んでな」
チョンイン:「今日も病院へ行ってらしたんですよね。すみません、僕がお連れしなきゃいけないのに」
父:「いや、構わん。ところで、契約はどうなってる」
チョンイン:「あ、100日契約ですか。このところ仕事が忙しくて…」

顔を上げ、表情を厳しくする父。

父:「お前は何か勘違いしているようだな」
チョンイン:「・・・」
父:「契約したことで終わったわけじゃない。お前は必ずやメリーに選ばれなきゃならないんだ」
チョンイン:「… え?」
父:「お前はその気がないようだが、ハッキリした条件をやろう。この結婚を成功させなければ、これまでの投資はすべて回収する」
チョンイン:「… 父さん!」
父・:「残された時間、最善を尽くすんだ。私を失望させないでくれ」

+-+-+-+

メリーの家。
父は昨日撮ったムギョルとファンの子の写真を見せ「女ったらしだろ!お前、苦労するぞ」と説得しますが、メリーは動じません。

メリ:「お父さん、今度また尾行したら契約おジャンにするよ!」
父:「そんなのダメだよ。全部お前のためにやってるんだ!」
メリ:「もう諦めなよ。あたしのこと好きでもない人とビジネスで結婚するつもりないから」:
父:「そうじゃないさ。チョンの旦那だってこれからお前に良くしてくれるはずだ。だから!」
メリ:「お父さん!」
父:「朝から父さんに向かって大声上げるとは…」

そのとき、父の携帯が鳴ります。

父:「あれ?チョンの旦那だな」
メリ:「?」
父:「(電話をとり)婿様、何用です?」

+-+-+-+

軽いコートに身を包み、車の横にまっすぐ立ってメリーを出迎えるチョンイン。

そこに、父親に連れられたメリーがやって来ます。
気の乗らないメリーを車の助手席に座らせる父。

チョンイン:「(父に)それでは行って参ります、お父様」
父:「おっ?お父様?♪」

車から出てきたメリー。

メリ:「お父様ですって?!」
父:「そうだそうだ~お父様だって」

大喜びで父は再びメリーを助手席に乗せます。
そうして車はどこかへ出発し…

+-+-+–+

車中では…

メリ:「こんなやり方ってあります?いきなりお父様に挨拶しに行くだなんて…」
チョンイン・:「事情が変わったんです。カン・ムギョルさんには僕から連絡します。番号は?」
メリ:「え?… ダメです!自分でしますから」
チョンイン:「・・・」

自分の携帯からムギョルに連絡を入れるメリー。

メリ(電話):「あ、ダーリン!あたしよ~」

ムギョルはソファで丸くなっていました。

ムギョル:「朝からまた始まったのか…?徹夜作業だったのに」
メリ:「ダーリン、大変よ!私今チョン代表とどこかに向かってるんだけど、1泊2日の日程なんだって!あり得ないでしょ!」
ムギョル:「… 好きにしろよ。俺は寝なきゃ」
メリ:「でしょー!絶対あり得ないよね!!!」
ムギョル:「何があり得ないんだよ…」

チョンイン:「僕が話します」
メリ:「ダメですよ!運転中は携帯電話での通話禁止!」
チョンイン:「・・・」

電話に戻るメリー。

メリ:「だからさぁ、ダーリン。その代わりにあたしたちも3泊4日の時間貰おうよ。それに、この際、時間も調整するの。これまでダーリンの時間が短すぎたから平等じゃなかったでしょ?9時から3時まではチョン代表、移動時間1時間を引いて、4時から10時まではダーリンの時間。どう?正々堂々そうしようよ!」
ムギョル:「… (眠)おぃ、一人で何言ってんだ?」
メリ:「分かったよ、ダーリン!私からよく言っとくからさ。うん、じゃ切るね~♪」

電話を切ったメリーは…

メリ:「お聞きになったでしょ?」
チョンイン:「じゃあ、そうするといい。その代わり、1泊2日は最善を尽くしてください」
メリ:「え?どんな最善を?」

#「最善を尽くして僕を知ってください」ってわけですね(*´∀`*)ポワワ

+-+-+-+

メリーが連れて来られたのは、ある豪邸。
門のところで立ち止まったメリ-に、振り返ったチョンインはいつになく柔らかい笑顔で声を掛けます。

チョンイン:「行きましょう」

中へ入った二人に気づき、声をかけたのは管理人。

チョンイン:「こんにちは、おじさん。父さんは…どこかに出かけたんですか?」
管理人:「会長は散策にお出かけですが。探してみましょう」

そこに、チョンインの携帯が鳴ります。
電話の途中でメリーのところへ戻ってきた彼は…

チョンイン:「急なミーティングがありまして。ここで待っていてもらえますか?」
メリ:「私一人でここに?!」
チョンイン:「すぐ戻ります」

そう言って、さっさと行ってしまうチョンイン。
一人残されたメリーは、広い家の中と窓の向こうに広がる風景を眺めます。

メリ:「変だな…。どこかで見た気がするんだけど(思い直し)ドラマで見たんだろうな」

彼女は部屋の中に飾ってある写真に気づきます。
それは…

メリ:「お母さんとお父さんだ。(もう一人に目が留まり)この人は誰かな」

そこへ、管理人に伴われ現れた一人の男性。
チョンインの父は、ポツンと立っていたメリーを感慨深げに見つめます。

イン父:「君がメリーだね」
メリ:「あ、はい。こんにちは」

+-+-+-+

チョンインがオフィスへ戻ったのは、イアン側と話すためでした。

マネージャ:「私たちは代表を信じてスタートを切ったんですよ。それなのに編成から外れたなんて、待っていられないわ。代表のことはホントに信じてますけど」
チョンイン:「私ではなく作品を信じてください。国内だけでなく海外市場でも注目されていますので。(イアンに)私はこれがイアンさんのフィルモグラフィでとても重要なターニングポイントになると確信しているんです」

顔を見合わせるイアン側の二人。

マネージャ:「だから、こちらも待ちたいのは山々なんですけど、海外ツアーの日程がありますから」
チョンイン:「・・・」

そこへ「嘘よ」と言いながら入ってきたのはソジュン。

イアン側:「!」
ソジュン:「海外公演は調整できるんでしょ?」
イアン側:「・・・」
ソジュン:「(イアンに)あんた何なのさ?あんなにいい作品だってあたしに薦めたくせに。命をかけて一緒にやろうって」
チョンイン:「(微笑)」
ソジュン:「カッコつけちゃって」
イアン:「おい、お前!!!」
ソジュン:「(無視して)代表、私は待てるわ。代表を信じてるからじゃなくて、私はこの作品を信じてるから。(イアンたちに)私は舞台を断ったわ。これに賭けるつもりよ」
イアン側:「!」
ソジュン:「先送りになれば準備もしっかり出来ていいんじゃない?代表、この際事前制作しましょうよ、サイコー にね」
チョンイン:「^^」
マネージャ:「何?サイコ?とにかく話にならないわ!事前制作して編成に漏れたらどうするつもり?!(イアンに)次のスケジュールに遅れるわ。急ぎましょう」

立ち上がった二人。

マネージャ:「代表、とにかく私たちはそういう考えだとご理解くださいね」
イアン:「ジュン、またな。代表、それでは」
チョンイン:「えぇ。考えを整理して、またお会いしましょう」

二人が出て行った応接室で「全く義理がないわ」とすっかり呆れ顔。
チョンインも深い溜息をつきます。

ソジュン:「代表、こんな気分だしパーティーでもなさいません?私、今日誕生日なんですよ」
チョンイン:「(微笑)おめでとうございます」
ソジュン:「そこでイアンのヤツ懲らしめてやってくださいな」
チョンイン:「今日は父と先約があるんです」

+-+-+-+

メリーはチョンインの父と話し始めます。
昔、3人で撮った写真を見つめるイン父。

メリ:「うちの借金を払ってくださったのは本当に感謝しているんですが、どうして私を嫁にしたいんですか?」
イン父:「… それが気になるかね?」
メリ:「… えぇ。おじ様は私をご存知なんですか?」
イン父:「君と君の父さん、それに母さん、皆知ってるさ」
メリ:「お父さんとは故郷の先輩後輩同士だって聞きましたが、お母さんともお知り合いだったんですか?」
イン父:「あぁ。君の父さんが会う前からね」
メリ:「あ… そうなんですか」
イン父:「お母さんの話はこれからゆっくりすることにしよう」
メリ:「… はい」

+-+-+-+

メリーの湯呑みに自らお茶を入れてやるイン父。
陽だまりの中、静かにお茶を飲むメリーを、イン父は黙って見つめます。
飲み終えると、言葉が見つからずに「もう一杯」と急須を差し出し…。
まるでお見合いの席のようにぎこちない二人。

イン父:「会社ではどうだ?」
メリ:「あ… 私の仕事はあまりなくて、特別申し上げられることも…」
イン父:「そうか」

再び流れる気まずい空気。

イン父:「あ、君、ゴルフはできるか?」
メリ:「ゴルフですか?(笑)うちのような家がゴルフなんて」
イン父:「あ、あぁ、それもそうだな。失礼なことを」
メリ:「・・・」
イン父:「あ、それなら君のできるスポーツでも…」
メリ:「私、あまりスポーツに興味がなくて、深呼吸くらいしか…」
イン父:「あぁ、深呼吸か。… それはとても大事だな」
メリ:「・・・」
イン父:「・・・」

あ~たまらん!

イン父:「あ!(碁石を取り出し)囲碁は打てるだろう?」
メリ:「いえ。… できないんですけど」
イン父:「はぁ~そうか。(苦笑)今日は失礼ばかりしてしまうな(ため息)」
メリ:「あ、いいんです!私が出来ないことばかりですごくつまらないでしょう?」
イン父:「いいんだ」
メリ:「あ!できること一つあります!」
イン父:「おぉ、そうか!それは何だい?」

+-+-+-+

会社から戻ってきたチョンイン。
彼の耳に最初に入ったのは、メリーが楽しそうに「やった~~~!」と叫ぶ声でした。
「私がもう一度やっていいでしょ?」「えらく上手だな」「あ~あ、次はおじ様の番!」「あぁ私の本領発揮だ」(←ちょっと聞き取りにくいけどこんな感じ

不思議に思ったチョンインが声のする方を覗いてみると…
二人は碁石を使っておはじき遊びに熱中していました。

イン父:「(構えて)一度で二つ飛ばせばいいんだろう?」
メリ:「えぇ。いいには違いないけどぉ~(ドキドキ」

イン父が弾いた渾身の一発は、他の碁石に当たることなく遥か彼方へ。
がっかりして苦笑いするイン父に…。

メリ:「大丈夫ですよ!初めてなのにここまで出来るなんて上手ですって!(パチパチ)ナイスショット~!」
イン父:「(笑顔)ありがとうな」

笑いあう二人。
そこで、イン父はキョトンとして立っているチョンインに気づきます。

イン父:「あぁ、来たのか」

黙って頭を下げ、怪訝そうにチョンインは二人を見比べます。

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ここで一旦区切りますね。

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