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イタズラなkiss韓国ドラマ版14話 あらすじ vol.2

      2010/10/17

韓国ドラマ「いたずらなキス」14話の後半です。

スンジョとハニには解決しなければいけない問題がいくつかありました。

スンジョはヘラに会いに行き、
ハニはジュングに会おうと彼を探し…。

ククス屋を訪れたハニがなかなか話を切り出せずにいたところに、
スンジョが現れます。

ハニを心から大切に思うジュングに納得してもらうには、
スンジョが直接会いに来て、男同士で話す必要があるのは確か。

ハニに任せておかず、自ら会いに来て堂々と話したスンジョは立派だと、私は思います^^

では、続きをどうぞ。

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ククス屋を出て、スンジョはある車のキーをロックし、ドアを開けます。

ハニ:「どうしたの?」
スンジョ:「乗れよ」

見慣れない車に驚いたものの、とりあえず言われたとおりに乗り込むハニ。

ハニ:「どうしたの?この車」
スンジョ:「会社のなんだけど、しばらく使うことにしたんだ。父さんは運転しない方がいいし、格に合わないからな」
ハニ:「(車を見渡し)うわぁ~素敵♪ じゃあ私たちさ、これでドライブ…」
スンジョ:「無駄だ。この車はとことん社用にしか使わないから」

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財布を取りにククス屋へ戻ったハニ父は、店からスンジョとハニが出てくるのを目撃します。
店に入った彼は、ジュングの心境を思い、一緒に一杯やることに。

ジュング:「シェフ」
ハニ父:「あぁ、ジュング」
ジュング:「僕はね、シェフをお父様と呼びたかったんですわ。”장인어른(お義父様)” って…」

涙を拭いながら、思いがほとんんど言葉にならないジュング。
ハニ父は何も言わず、じっと彼の話を聞いてやるのでした。」

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スンジョの父はユン会長を訪ねていました。

父:「お孫さんのことは本当に申し訳ございません。全て私の不徳のいたすところでして…。いきなりダメになってしまうとは…。スンジョはまだ幼すぎまして…お孫さんにはきっと…」
ユン会長:「(話をさえぎり)ぐだぐだ言うことはない。投資の条件がダメになったから、投資もなかったことにすると言ってるんだよ。簡単な話だ」
父:「しかし、ゲームはほとんど完成しておりますし、会長もたいそうお気に召していましたのに…」
ユン会長:「私はそんなにできた人間じゃんないんだよ。そんなに上手く公私を区別出来んのでね。(私情?的な?)があったからゲームも気に入ったんだ」
父:「…えぇ」

そこにノックの音がし、スンジョが現れます。

ユン会長:「どうした。処分を受けに来たのか?」
スンジョ:「いいえ。お孫さんとのことは本人と話しました。今日は事業の話をしに来たんです」
父:「スンジョ!」
ユン会長:「何だと?」
スンジョ:「僕がそのことで会長に謝罪することは、ヘラも望まないと思います。どんな理由であれ自分が傷つく立場になったり、謝罪を受ける立場になることを嫌うでしょう。性格が似ているのでよく分かるんです」
ユン会長:「それで?ヘラのことは謝罪しない、でも投資はしろと?」
スンジョ:「はい」
父:「ス、スンジョ」
スンジョ:「投資してください。必ずしも我が社に投資してくださる必要はありません。我々のゲーム…他の制作者に移しても構いませんし、御社の自社サービスとされてもいいでしょう。どこであれ、ゲームのサービスが出来るようにだけしていただきたいんです」
ユン会長:「・・・」
スンジョ:「給料も貰えずに、我々のスタッフは2ヶ月間昼夜かかりきりでやってきました。本当に頑張ったんです。そして、とてもいいモノが出来上がってきています。我が社のことはお捨てになっても構いません。このゲームにだけは日の目を見させてやってください。そして、開発チームだけは救ってやっていただきたいのです。船長が憎いからと、船員まで放棄するのは…」
ユン会長:「愚かだと?」
スンジョ:「・・・」
ユン会長:「私に説教してるのか?」
スンジョ:「そうではなく…」
ユン会長:「ペク・スンジョ!君は気に食わん」
スンジョ:「申し訳ありません」
ユン会長:「もっと言うことがあるんじゃないのか?!”投資してください。じゃないと我々はおしまいだ””ヘラのことも大変な罪を犯しました。許してください” そう言うべきじゃないのか!そうやって初めて私が投資してやるんじゃないか!」
スンジョ:「・・・」

怒り心頭で秘書を呼ぶユン会長。
ユン会長:「印鑑持って来い」

スンジョ:「ありがとうございます」
ユン会長:「お前!俺の金を無駄にするなよ。何倍にもして返せ!!!」
スンジョ:「はい、そういたします!」

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ペク家でも夕食後の団欒で新しいゲームの話に。
来週にもサービスが開始されることになるとのことで…

ハニ父:「スンジョは本当にすごいな」
スンジョ父:「あぁ。今度のことでお前に教えられたよ。今日も驚いた。本当に私の息子かな…とね。立派だったよ。だからってエラそうにするんじゃないぞ。こんな思いをしたのは1度や2度じゃない」
スンジョ:「えぇ、そうでしょうね」
スンジョ父:「あぁ、だから、もうやめなさい」
スンジョ:「!」
スンジョ父:「もうこの辺でいいぞ。来年は専攻を選択するんだろう?医大に行かなきゃな」

父の一言にホッとし、笑顔になる一同。

スンジョ:「けど、このゲームがうまくいく保証もないし、そうすれば借金もたまります。父さんの体だって…」
スンジョ父:「エラそうにするなと言ったばかりだぞ!私は韓国一人気のあるゲームを作っている人間だぞ。そんな私を差し置いて…(ニコニコ 」
一同:「(笑)」
スンジョ父:「スンジョお前、私の座を狙うなよ。少なくともあと20年は居座るからな」
ハニ父:「20年?!その次は?」
ウンジョ:「僕がいるでしょ!」
ハニ父:「ん?」
ウンジョ:「ゲームだったらお兄ちゃんより僕の方がいいよ」
スンジョ父:「(ニコニコ)」
ウンジョ:「お兄ちゃんはあんまり上手じゃないし、好きでもないし。僕、大きくなったら立派な後継者になれると思うよ」
一同:「(嬉)」
ウンジョ:「だから、お兄ちゃんは医者になりなよ。医者になって… ノリの病気治してあげて。また悪くなったって…」
スンジョ:「… 。結局みんな上手く行って、フラれた気分ですね」
一同:「(笑)」
母:「そうよ!新しいゲームのサービスさえ始まればパン!と追い出しましょうよ、医大にね」

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美容師の資格試験が迫っているジュリ。
カットの練習のため、手は切り傷だらけです。
彼女は「合格したらハサミのセットをプレゼントしてね」と二人にリクエスト。

ミナ:「そんなの高いでしょ」
ジュリ:「高くても買ってよ~~。合格したときはそういうの買うものよ!二人とも、今日からお小遣い貯めてよね」
ハニ:「うん。またバイトしなきゃね」

ミナも漫画に使う道具をリクエスト(←”テブリー?”
ハニはミナが描いたWEBコミックのことを思い出します。「あたしたちの話よ。不思議な感じ!」
ミナのWEBコミックはとても人気が高いようで^^

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スンジョたちが開発したゲームが公式に発表されます。
多くの記者たちの前でこの斬新なゲームについて語るスンジョ。

それはニュース番組でも「オンラインゲームに新しい変化が」と紹介されます。

その報道を祖父と一緒にテレビの前で見守るヘラ。

「面白いアニメーションを観るように、気軽に楽しめるゲームを開発しました」
画面の向こうではインタビューに答えるスンジョの姿が。

そんな最高にかっこいいスンジョの姿に、ヘラは思わず溜息をつきます。

ヘラ:「はぁ~、やっぱり…。 素敵でしょ?お祖父さん」
ユン会長:「あぁ、欲が出るな」
ヘラ:「当然よ。つまらない男なら好きになんかならなかったわ。ふふっ」
ユン会長:「… 過去形だな」
ヘラ:「・・・」
ユン会長:「心の整理はついたのか?」
ユン:「今になると、また欲が出るわ。はぁ… いいなぁ」

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こちらは厨房で洗い物をしているジュング。
忙しい中、今日も元気に気持ちよく働きます^^

ジュング:「そうやな、ペク・スンジョ。頑張ってみようや。ん?」

彼の前に置いてある小さなテレビには、同じく、インタビューに答える華々しいスンジョの姿。

ジュング:「おい、お前がおると刺激になるで。見とれよ。俺もお前に負けへん立派な人間になるから」

そういって画面に向かい笑います。

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ペク家。
食事の席では明るい会話が弾みます。

母:「インターネットで見たら、ゲームの人気、爆発的なんですって?」
スンジョ父:「自分の息子ながら、スンジョのヤツは本当に凄いよ」
母:「そうだ、ハニ!ミナがネットで公開してるWEBコミック見たわ。すごく面白かったわよ!」
ハニ:「そうでしょう?最近ものすごい人気なんです。もうすぐ人気作家コーナーに入れそうですよ」
母:「良かったわ!」
ハニ:「えぇ、私もすごく嬉しいです^^」
父:「そうやって才能のある子はもう職を見つけてるんだな。最近は就職が難しいから就職浪人も多いらしいが…。良かったなぁ、こんな厳しい状況でも呑気な学生も多いだろうが、君の友だちも頑張ったんだろうねぇ」
ハニ:「はい。頑張ってるんですよ」
ウンジョ:「その呑気な学生、うちにも一人いるよ」
母:「あなたまた!!!」

クスクス笑うウンジョ。

ママはふと思い出し、学校から届いたという封筒をハニに渡します。
さっそく開けてみると、それは成績表。

部屋へ持って帰り、成績表をじっと見つめて途方にくれているところへスンジョが入ってきます。

あぅ、こうやってハニの部屋に来るだけでドキドキしちゃいますな(・∀・)

ハニ:「どうしよう~~~」

そうやって彼に甘えて泣きついてみるハニですが、「無言」という分かりやすい反応が返ってくる…というか返ってこないというか^^;

ハニ:「私ね、単位を計算して安心してて…大丈夫だと思ってたんだけど…。単位が足りないの」
スンジョ:「それなら計算が間違ってたんだろ」
ハニ:「えっ…うん、そうみたい。… どうしよう!」
スンジョ:「単位が足りないなら、もう一度取り直さなきゃな。俺に泣きついても仕方ないだろ」

゜。(*´∀`)。゜【 祝!冷血スンジョ ☆ 復活 】゜。(´∀`*)。゜
これからもWARM & COOL を巧みに使い分けてくださいませ♪

ハニ:「・・・」
スンジョ:「自分で招いた結果なんだから、お前が自分で解決するしかない」
ハニ:「… うん。分かってるよ、そのくらい」
スンジョ:「ならいいけど」

部屋を出ていこうとするスンジョですが…

ハニ:「ねぇ」
スンジョ:「?」
ハニ:「私、やっぱり勉強の素質ないみたい。もう学校やめようかな…。私なりにやってみたけど…成績あがりそうにそうにないし」
スンジョ:「それで?また俺の後をついて来るつもりか?」
ハニ:「そういうわけじゃないよ」
スンジョ:「周りが就職のためにいい成績を取ろうと必死で勉強してる時に、お前何やってたんだよ。これからのこと、考えたことあるのか?」
ハニ:「・・・」
スンジョ:「そうやってぼんやり学校に行ってるから単位の計算も間違えて、足らなくなるんだ」
ハニ:「…ペク・スンジョ」
スンジョ:「俺の言ってること、間違ってるか?」
ハニ:「…あんたはあたしの気持ち分かってないよ。努力しなくても勉強も運動も何でも出来て、女の子にもモテて、ペク・スンジョ、あんたには他の人の痛みが分からないのよ。そんな人にあたしの気持ちがわかるワケないわ!」
スンジョ:「お前から根気を取ったら何が残るんだよ」
ハニ:「・・・」
スンジョ:「そうなったらお前には…何の魅力もないな」
ハニ:「… こんな冷たい人だったのね、ペク・スンジョ」

立ち上がり、上着を羽織るハニ。

スンジョ:「どこ行くんだよ」
ハニ:「どこだってイイでしょ」
スンジョ:「行くとこあるんだかな」
ハニ:「… あるもん!もしかしたら他の男のとこに行っちゃうかもね」
スンジョ:「そんな勇気あったっけ?ボン・ジュングか?それとも、ギョンス先輩?」
ハニ:「あんた!後で後悔しても知らないんだから!」
スンジョ:「好きにしろ」

ハニがバッグを掴んで出て行くより先に、さっさと部屋を出て行ってしまうスンジョ。

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引っ込みがつかなくなったハニは、スーツケースをコロコロ引っ張りながら夜の街を歩いていました。

ハニ:「ひどいよ、ペク・スンジョ。単位が足りなくなっちゃって、ただでさえ辛いのに、踏みつけるようなこと言うなんて!いくらあたしでも傷つくよ。あたしはただ…分かってほしかっただけなのに。冷血人間ペク・スンジョ!」

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ハニが家出したと聞いたママは…

母:「一体ハニに何を…(スンジョに)ハニがどんな子だと思う?あなたが冷たくしてもビクともしなかった子よ。言ってごらんなさい。ハニに何て言ったの?一体何を言ったらこんなことが起きるの?」
スンジョ:「友だちのところにでも行ったんでしょう。それに、大したこと言ってませんよ。学校からの通知が来たからチクリと言ってやっただけです」
母:「はぁ~、あなたホントに… 上手くやってると思ってたら、どうしてまたこうなるのよ?」
スンジョ:「いい機会ですよ。僕から離れて自分のことを考えるのもハニには必要です」
母:「・・・」

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ハニがトボトボとやって来たのは、やっぱり友だちのところ。

ハニ:「私… 家を出て来ちゃった」
ジュリ:「え゛っ?!」

ジュリの美容室に来たハニは、ミナも誘って三人で飲みに出かけます。

ミナ:「単位足りなくなっちゃったんだ」
ハニ:「うん」
ジュリ:「あらま~、それでペク・スンジョと喧嘩したって?」
ハニ:「・・・」
ジュリ:「夫婦喧嘩?」
ハニ:「ちょっと!冗談言う気分じゃないんだから」
ミナ:「いくら腹が立ったからってさ、荷物まとめて出てきちゃうなんて」
ジュリ:「迎えに来るよ~」
ハニ:「(嬉)そうかな?!」
ミナ:「もぅ~知らないよ。久しぶりのビールなんだから楽しく飲もうよ」
ジュリ:「そうそう!飲みまくるぞーー!」

もう一度乾杯する3人ですが、ハニはやはり元気がなく…

ミナ:「心配しないで飲みなよ。今日はうちに泊まればいいからさ」
ハニ:「…ありがとう^^」

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3人で楽しく飲み、ミナの家へ向かうタクシーの中で、ハニはぼんやり考えごとをしていました。

ハニ(心の声):「スンジョはもう眠ったかな。ううん、そんなはずないわ。あたしがいなくなって、心配で眠れないはずよ。もしかして、探し回ってるんじゃないかな…」

ふぅ~っと溜息をつくハニ。

ハニ(心の声):「どこにいるのかメールしとこうかな。やっぱり… あたしが言い過ぎたみたい。他の男の人のところに行くなんて…。明日はあたしを迎えに来てくれるよね? 反省してるよね?ペク・スンジョ…。あんたがいないと寂しいよ。悔しいけど… 会いたい。スンジョ… 」

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翌朝。
ハニはミナの家から一緒に登校します。

ミナ:「オ・ハニ、あんた眠れなかったんでしょ?スンジョに会いたいんなら、もう元に戻りなよ」
ハニ:「ここまで来てあたしから折れるなんて出来ないよ。スンジョに”俺にとってオ・ハニの存在はこんなに大きかったのか”って思い知らせるチャンスよ。あたしばっか好きだって言ってちゃダメなんだって!」
ジュリ:「あらま~オ・ハニ!やっと正気になったんだね。ははは。あたし、先に行くね。遅刻しそう」

挨拶をして別れるハニとミナ。
ミナはハニの手を握り、励まします。

ミナ:「そうよ、エライわ。あんただってたまには強気に出なきゃ」
ハニ:「でもさ… スンジョ、何してるかな?」
ミナ:「はぁ… 」
ハニ:「遠くからこっそり観察してみない?」
ミナ:「オ・ハニ~!」
ハニ:「何でよ~?面白いでしょ?あたしに会いたくて悶えるペク・スンジョの顔とか見ちゃってさ」

静かに耳を押さえ、貝になるミナ。

ハニ:「行こうよ♪」

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結局ミナはハニの先に立ってペク・スンジョ捜索をする羽目に。
あぁ、気の毒なミナ。

こっそりのぞき見たスンジョは、学生たちに囲まれ、楽しそうに談笑しています。

ミナ:「すごく楽しそうだよ。寂しくて身悶えしてるようには見えないけど?(ニヤリ 」
ハニ:「あたし、絶対帰らないから!」
ミナ:「^^」
ハニ:「絶対に!」

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可哀想なのは家でハニを心配しているママ。
今日もぼんやり溜息をついています。

スンジョ父:「君、また溜息かい?」
母:「ハニから連絡がないんだもの…」

そこへちょうど帰ってきたスンジョ。

スンジョ:「ただいま」
母:「ハニは?学校で会った?」
スンジョ:「いえ」
母:「ねぇ!もうハニを連れて帰ってきたらどう?」
スンジョ:「・・・」
母:「ハニだって意地を張ってるだけよ。帰りたくても帰るキッカケがなくて困ってるはずだわ」
スンジョ:「・・・」

スンジョにもそれはちゃんと分かっていること。
それでも、スンジョは何も話すことなく2階へ上がってしまいます。
娘が家出したというのに黙ってスンジョに任せているハニ父に何気に感動^^

母:「はぁ~。どうしてあんなに冷たいのかしら。ハニが可哀相でならないわ…」
ハニ父:「放っておいてやってください」
母:「?」
ハニ父:「(2階を見上げ)二人のことですから。離れてみるのもいいでしょう」
母:「キドンさんまでそんなことおっしゃって…。はぁ~、ハニ… 一日いないだけでこんなに会いたいのに」

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その夜。

ハニは荷物を持ってミナの家の前に立っていました。

ミナ:「ごめんね。急に家族が来ることになって。帰るよね?」
ハニ:「え?」
ミナ:「そうしてないで帰りなよ」
ハニ:「・・・」
ミナ:「確かに言い方はキツイけどさ、全部あんたのために言ったことだと思うな」
ハニ:「・・・」
ミナ:「ね?帰りなよ?」
ハニ:「うん、分かったよ。もう入って^^」
ミナ:「ごめんね、ハニ。元気出して」

ミナに見送られて歩き出したハニですが、後戻りして先にミナを帰らせます。

ハニ:「先に帰って。家族の人たちが待ってるよ」

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一人になったハニ。
さて、どうしよう。
途方に暮れて、とりあえず溜息をついてみます。

ハニ:「どこに行こうかな…。ひどいよペク・スンジョ!心配じゃないのかな(携帯を開き)電話もして来ないなんて!」

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一方のスンジョは、机に向かって本を開き、ペンを持って…

でも、やっぱり身が入らず、視線はつい携帯電話に。
手を伸ばし、ダイヤルを押してみますが… 思い直して電話を閉じます。

はぅ、こうやってハニが心配でたまらないスンジョを観るのは至福の時ですね♪
ハニには見せてあげられないのだっ

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スンジョが下に降りてくると、ちょうどママがどこかへ出かけようとしていました。

スンジョ:「こんな遅くにどこへ?」
母:「あなたが行かないから、私だけでも探しに行かなきゃ」
スンジョ:「僕だって心配ですよ」

「心配だ」とサラッと素直に言えるスンジョは、急に大人になったように見えて何だか感動…です。

スンジョ:「けど、一人で解決するいい機会だと思って、放っておいてやってください。それがハニのためにもいいと思うんです」
母:「… 分かったわ。だけど、分かってる?人の心っていうのは試験問題みたいに答えが一つじゃないの」
スンジョ:「・・・」
母:「何が正解なのか… 私も分からないわ」

+-+-+-+

ハニはまだ街の中をアテもなく歩いていました。

ハニ(心の声):「スンジョの言うとおりかもしれないな。人に頼ってばかりで、自分について考えたり、あたしの未来のために何もしたことないし」

立ち止まったハニは…

ハニ(心の声):「あたし、まだ帰るわけにはいかないわ。前と何にも変わってないもん。待ってて、結婚するまでに絶対ペク・スンジョに似合う女性になるわ」

依存心や迷いが晴れた途端、お腹がすいたハニは、目の前にあった食堂に入ろうとします。
ふと見ると、入り口の近くには「従業員募集 (住み込み)」の張り紙。

そして…

出された食事をすっかり平らげたハニ。

女主人:「全部食べた?」
ハニ:「はい!」
女主人:「けど、お嬢さんみたいな人に出来そうかしら。見た目よりずっと大変よ」
ハニ:「大変なほどいいんです」
女主人:「注文がたまったら調理もしなきゃいけないんだけど?」
ハニ:「そんなのご心配なく。うちの父は食堂を営んでるんです。しかも60年も続いてるククス屋なんですよ^^」(なぜにそこまで絶好調なのか
女主人:「そうなの?それなら、今日から始められる?実は従業員がやめちゃって人手が足りないの」
ハニ:「えぇ、もちろんですよ^^ 一生懸命やります!」

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ジュリ:「食堂でバイト?」

ジュリはミナから話を聞いて驚きます。

ミナ:「うん。家に帰ったとばかり思ってたら、食堂に住み込みで入ったんだって」
ジュリ:「はぁ… オ・ハニがまたやらかしちゃったね」
ミナ:「ペク・スンジョには秘密にしてくれって」
ジュリ:「一人の力で立派にやり遂げるまで、ペク・スンジョには会わないって?」
ミナ:「ううん。その食堂ちょっとイケてないみたいでさ、汚れたエプロン姿がカッコ悪いんだって」
ジュリ:「それはそうと学校はどうすんの?やめるとかどうとか言ってたけど。ずっと食堂でバイトするのかな」
ミナ:「!!!そんな…」

ふと横を見ると、そこに立っていたのは…

ジュリ:「?(振り返り)ペク・スンジョ!」

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ハニは持ち前の明るさとひたむきさで立派に働いていました。
出前を運び、注文を取り、洗い物をし、調理をし(普通にやってるし!)、洗った食器を拭き…

そして、ふと考えに浸るハニ。

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いつものようにハニが出前の食器を引きとって帰る道中。
ヘラの姿を見つけた彼女はとっさに身を翻しますが、すぐに気づかれてしまいます。
分厚い法律用語辞典を抱えた彼女は…

ヘラ:「ここで何してるの?(持っているトレイを見て)バイト?商売?」

真夜中に「商売?」がツボにはまってひとしきり笑うなど^^;

ハニ:「法学部に入ったって聞いたけど、司法試験の勉強があるんだよね。すごく難しいのに…」
ヘラ:「天下のペク・スンジョみたいな人じゃなきゃ一度で合格するのは簡単じゃないわね。10余年、同じ試験を受け続ける人もいるくらいだから」
ハニ:「やっぱり…何でも簡単に出来て羨ましいな」
ヘラ:「他人はそう言うわ。だけど、いくら天才でも全てを掴むのは難しいことよ。知らないだけで、スンジョも一人ですごく努力してるはず」
ハニ:「・・・」
ヘラ:「(ハニを見て)はぁ~何てこと?よりどころがないのね…この子は。ハニには勉強は難しいから…違うことをするつもりなのね。何かしら~~。ひょっとして専業主婦?はははっ!ピッタリだわぁ~。お盆ともよく調和してるし♪ 頑張ってね、応援するわ^^じゃあね、(辞書をトントン)勉強しなきゃ♪ 」

思いっきりからかって陽気に去っていくヘラの後ろ姿を見送り、ハニはまた歩き出します。

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ハニが食堂に帰ると…

女主人:「ご苦労様。9番テーブルに味噌チゲ一つね。ちょっと出てくるから」
ハニ:「はぁい♪」

言われたとおり味噌チゲを調理し、客の前に出すハニ。
新聞を素早く置き、食べ始めたその客は…

ペク・スンジョでした。

ふふふっ、バレないように読んでもいない新聞で隠してる顔を想像しただけで萌えるwww
天下のペク・スンジョがね^^

一口すすった彼は…。

スンジョ:「マズイぞ」

慌てて客の前に戻ったハニは…

ハニ:「そうでしたか?もう一度作って来ますね」

とチゲを下げようとしますが…

スンジョ:「作り直しても同じだと思うけど?」

そう言って彼女を見上げた客の顔に、初めてそれがスンジョであることに気づくハニ。

ハニ:「ス、スンジョ…」
スンジョ:「”美味しい店がある”ってお前の友だちが言うから来てみたけど、何だよ、この味は」

+-+-+-+

二人は近くの公園に来ていました。
ベンチに優雅に座るスンジョの横で、うつむいて立っているハニ。

スンジョ:「それで… これからどうしたいんだ?」
ハニ:「私ね、何日かあんたと離れてて、これまでどれだけ子どもっぽくて、あんたにしんどい思いをさせていたか…分かったの。自分が楽なようにしか考えてなかった。
スンジョ:「それで… よく考えて、決めたのか?」
ハニ:「うん。私が一番やりたいのは何かって…考えてみた」
スンジョ:「それは…何?」
ハニ:「スンジョ、あんたは笑うかもしれないけど… いくら考えてもコレしかないわ。”ペク・スンジョを助けること” 」
スンジョ:「・・・(フッ」
ハニ:「私ね、看護師になるわ」
スンジョ:「!」
ハニ:「命に関わる仕事だから私には無理じゃないかって思ったけど、でも… 本当に心からそう思ったの」
スンジョ:「・・・」
ハニ:「あんたに似合う奥さんになりたいんだ」

じっとハニの話を聞いていたスンジョは、ふっと微笑んで立ち上がります。
彼がうつむくハニの頭を撫でる、この背丈の違いに萌え♪

スンジョ:「いろいろ考えたんだな。頑張ってみろよ、看護師」

悩んだ彼女をすっかり認めてくれるような、そんな言葉に驚いて、思わず彼を見上げるハニ^^

ハニ:「スンジョ…」

スンジョは優しくハニを抱きしめます。

スンジョ:「帰って来いよ… そろそろ」
ハニ:「… そうしてもいい?ホントはね、会いたくてたまらなかったの」
スンジョ:「 分かってるよ。… 全部」

+-+-+-+

無事ハニが戻り、ママにも笑顔が戻り(笑)、数日ぶりに全員がそろったペク邸。

ハニ父:「スンジョは勉強でだんだん忙しくなりそうだな。顔を見ることも少なくなりそうだ」
スンジョ:「そうなりそうです。卒業まですごく忙しそうで」
ハニ:「私…」

話を切りだそうとしたハニですが…

スンジョ父:「あ、そうだ!スンジョが開発したゲームだがね、アメリカのゲームショーに出品することになったんだ」
一同:「わぁ~~~!」
スンジョ:「良かったですね」
ハニ:「私…」
母:「私も言うことがあるのよ、皆さん!」
一同:「?」
母:「今度の水曜日、みんな予定を空けてね」
スンジョ父:「水曜日?ユン会長とゴルフの約束があるんだが」
ハニ父:「従業員たちとアウトドアに出掛けるんだけど…」
ウンジョ:「僕もダメだよ。誕生日会に呼ばれてるんだ」
スンジョ:「僕もです」
母:「はいOK!!!全部キャンセルよ!」
一同:「何で?」
スンジョ:「何の日なんですか?」
母:「あなたの結婚式♪♪♪ 」
一同:「あぁ~」

・・・・。(ふ~んとうなずいてるスンジョに注目www

一同:「… えっ?」

驚いてぽか~んと口を空ける一同の中で、思わず顔を見合わせるスンジョとハニ^^

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ここでエンディングです。

泣きながら訳し終えた前半に対し、がらっと変わって将来に向かい希望を感じる後半。
数日でまた従業員にやめられる羽目になった食堂のおばちゃんには同情しますが、
とてもいい構成だったんじゃないでしょうか^^

これまでスンジョの目に「キッ!」と入っていた力が抜けましたね。
心にまとっていた鎧を捨て、迷いのなくなった落ち着いた瞳に、大人になった彼を感じます。
ハニを信じて黙って待ち、決めたことを尊重する姿に惚れましたデス。

ではでは、今回も今はとりあえず(?)がたくさん残ったままで、vol.2の前半なんてもう苦し紛れですが、申し訳ないです^^;
最後までお読みくださってありがとうございました。

たくさんのコメントも、いつも本当にありがとうございます!

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