韓国ドラマから美しい言葉を学ぼう

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個人の趣向12話あらすじvol.2

   

個人の趣向(ソン・イェジン、イ・ミノ主演)12話の後半に入りますね。

チェジュ島ですったもんだした末、仲良く帰ってきたケインとジノ。
でも、問題は残っている上、二人を引き裂く新たな影まで忍び寄っていました。

ケインをサンゴジェまで送り、自宅へ戻ってきたジノは…?

個人の趣向 ソン・イェジン画像

では、続きをどうぞ^^


☆<個人の趣向>>原作本~オール韓国語

好きなドラマの原作本を読んで勉強してみましょう!
分からない単語があってもとりあえず読み進め、フレーズ全体で意味を掴む訓練をすることをおすすめします。

玄関に入り、靴も脱がないうちにヘミに捕まるジノ。
もぅ…この子はもういいってorz イニだけで十分すぎるほど気分悪いですから

ヘミ 「オッパ、チェジュ島へはあの人も一緒に行ったんだって?美術館でそう聞いたわ。二人で遊んで来たんでしょ!」
ジノ 「お前、何でまた美術館に?」
ヘミ 「・・・。」
ジノ 「余計なことばかりするなよ」

家に上がると、今度は「おかえり」も言わずに怖い顔の母orz

ジノ母 「どうしてこんなに失望させるの?母さんが死んでも嫌だって言った子とどうしてチェジュ島へ?!」
ジノ 「遊びに行ったんじゃありません。二人とも仕事で行ったんです。母さんのお気持ちは分かりますが、ケインさんのことはお願いだから僕を信じてください」
ジノ母 「・・・。」
ジノ 「いい人なんです。母さんだって好きになるはず…」
ジノ母 「私はあの子のこと…!絶対好きにはなれないわ。チャンニョルの家と絡んでることを考えるだけでも不快だし…嫌よ!」

その後、ジノが戻ったのは自宅の部屋ではなく…暗いオフィスでした。

——–

こちらは未来建設。
「今日今すぐ中国へ行け!」と張り切って息子に命令するハン会長ですが、息子の反応はこれまでと違っていました。

チャンニョル 「行けません」
ハン会長 「何だと?行けない?偉そうになぜ行けないなどと?!パク教授の娘もジノのヤツに奪われたくせに!」

息子を殴ろうとして振りかざした手を、チャンニョルは素早く掴みます。

チャンニョル 「父さん。これまで非力だったから父さんに殴られてたとお思いですか?僕も未来建設の理事です。(6歳の子どもにだってこんなことできないでしょう?)」
ハン会長 「お前がちゃんとやれば(?)」
チャンニョル 「これからはもっとしっかりやります!」
ハン会長 「パク教授の娘も取られた癖に、お前に何ができる?!」
チャンニョル 「ケインは…必ず取り戻します」
ハン会長 「missパクも了解してるのか?」
チャンニョル 「見ていてください。それから、これまで準備してきたプロジェクトは全面的に修正する予定です」
ハン会長 「何だと?こいつ何を?」
チャンニョル 「新しいプロジェクトのコンセプトを進める必要がありますので、スタッフを増やしてください。また秘密維持のため、新たに事務室の用意をお願いします」
ハン会長 「何か考えが?」
チャンニョル 「それは追々お話します。その代わり、僕と一つだけ約束してください」
ハン会長 「何だ」
チャンニョル 「今後僕とチョン・ジノの間でのことには、父さんは決して介入しないでいただきたいんです」

——–

チャンニョルの元へ、秘書がサンゴジェに資料を持参します。
資料の少なさを指摘するチャンニョルに、秘書は「パク教授が公開していないからだ」と。
「チェジュ島で何かいいアイディアでも?」とつぶやく秘書に「むやみに喋ったらすぐクビだぞ」と警告します。

秘書が出て行くと、どこかへ電話を掛けるチャンニョル。

チャンニョル(電話) 「どうするか決めましたか?」

——–

ジノのオフィス。
ジノの部屋へ慌てた様子でサンジュンが入って来ます。
オフィスが入っている建物の所有者が、この建物を売却することにしたので今月中に明け渡して欲しいと連絡してきたとのこと。

一方、「ケインさんと昼食をご一緒したいから」と、チェ館長はイニにケインを呼ぶように頼みます。

ケインの作業場へやって来たイニ。

イニ 「館長室に行ってちょうだい。館長が一緒に食事をしたいって」
ケイン 「私と?」
イニ 「大した腕前ね。ずっと一人でお食事なさっていた方から招待まで受けるなんて」
ケイン 「…何でもケチつけるのね」
イニ 「あんたは努力して手に入れるってことがないでしょ。いつだって運良く手にいれるわ。私のように些細なもの一つでも手に入れようと歯を食いしばって飛び込む人をがっかりさせてるって分かってる?」
ケイン 「それで…それがそんなに憎らしくてチャンニョルさんを奪ったの?」
イニ 「どうかしら」
ケイン 「それで…ジノさんのこともまた奪いたい?」
イニ 「チェジュ島でジノさんと私がエレベーターでしてたこと…気にしてるようね」
ケイン 「ううん。気にならないわ。ジノさんを信じてるから」
イニ 「・・・。」
ケイン 「そうやって私を刺激しようとする…私の古い友人キム・イニが憐れなだけよ」
イニ 「私に同情してるの?」
ケイン 「そういう行動してるでしょう?」
イニ 「(笑って)自信に溢れてるのね。ジノさんがあんたを愛してるって言ったからって、世の中の全てを手に入れたつもり?」
ケイン 「・・・。」
イニ 「でも油断しないことね。チャンニョルさんのこともそうやって信じてて…裏切られたじゃない?」
ケイン 「ジノさんは違うわ」
イニ 「そうね。チャンニョルさんより遥かに賢くて、野心も大きい人だわ。でも、変じゃない?そんな人が…何でよりによってあんたみたいな子を愛してるって?」
ケイン 「嘲笑いたければ、好きなだけそうしなさい。そうすればするほど、あんた自身が惨めになるだけよ」

ケインはその場にイニを残して立ち去ります。

イニ 「あんたは私ほどチョン・ジノを知らないのよ」(あまりに呆れて思わず太字

——–

館長室へやって来たケインはビクビク状態。
ジノから事実を告げられた館長が、自分をどう思っているのか、どういう意図で呼ばれたのか不安なのです。

厳しい表情でケインに席を勧めるチェ館長。

チェ館長 「拷問するつもりで呼んだんです」
ケイン 「・・・!」
チェ館長 「チョン・ジノさんとそういう関係になっていながら、私に片想いの話までさせ、片想いの先輩と呼ばせて…パク・ゲインさんは私に申し訳ないと思っていますよね?」
ケイン 「あの…館長、それは…私、本当にジノさんが愛してもいい男性だと知らなかったんです」
チェ館長 「とにかく、私は今、不愉快で混乱しています。だから、一緒にぎこちなく向き合って食事をし、拷問を受けてください

( ´,_ゝ`)プッ
憎らしいからちょっと懲らしめてやろうって、こうやって先に宣言しちゃうチェ館長の可愛らしさ最高!

ケイン 「…本当にすみません」

しばらくケインの顔を見つめ、一呼吸置いたチェ館長。

チェ館長 「おめでとう」
ケイン 「え?」
チェ館長 「片想いクラブを退会なさったこと」 ( ´,_ゝ`)プッ
ケイン 「あ…」
チェ館長 「片想いの相手はチョン・ジノさんだったんでしょう?」
ケイン 「…えぇ」
チェ館長 「私と同じように辛い愛なんだろうと思っていましたが…良かったです」
ケイン 「…ありがとうございます。そう言ってくださって」
チェ館長 「有り難いと思うなら、私とときどき昼食をとる拷問を受けてくださいね」 ( ´,_ゝ`)プッ
ケイン 「もちろんです。いつでも…」

うなずき、食事を勧めるチェ館長。

——–

チェ館長との昼食が終わり、ニコニコして出てくるケイン。
チェ館長がチクッと愚痴を言ってくれたことも、祝福してくれたことも、両方がケインを安心させてくれたようですね。
うん、こういうときはちょっと文句を言ってくれた方が絶対楽。

そこへ電話がかかってきます。

家具店に呼ばれたケインは、「我が社でシングルのための家具ブランドを売り出すのだが、パク・ゲインさんがデザインした家具がイメージにピッタリだ」と言われビックリ。

出てきたケインはすぐにジノに連絡します。

ケイン 「ジノさん、どこですか?」
ジノ 「どこって…事務室ですけど」 (←この力の抜けた話し方がセクシーすぎる件
ケイン 「終わったらすぐに家に来て下さい。ビッグニュースがあるんです!」

次にヨンソンに連絡したケイン。
ヨンソンは「契約金が入るから財産管理をちゃんとしなきゃ。ジノさんと結婚しなきゃいけないし、財テクのやり方も覚えなきゃ」と、ケインを銀行へ連れて行きます。

銀行で話しているうち、ケインはサンジュンが新しい賃貸事務所を探していることを知ります。
予算もなく、事務所探しは難航している模様。

それを知らなかったケインは、ジノが自分に話してくれなかったことにショックを受けますが、サンジュンは「突然のことだったから。ジノの自尊心だってご存知でしょう?」とフォロー。

困っている人たちを放っておけないケインは「そんなに緊急事態なら…」と協力を申し出ようとしますが、ヨンソンに止められます。

ヨンソン 「結婚もしてないのにあんたが何で?!」
ケイン 「ジノさんの事なのに知らんぷりできないでしょ!」
ヨンソン 「あんたそこがダメなのよ。(あったらあるだけ出すでしょ?)」
ケイン 「・・・。」
ヨンソン 「絶対ダメよ!ジノさんとどうなるかも分からないのに、お金の貸し借りはタブーよ!」
ケイン 「おかしいよ!さっきはジノさんと結婚の準備しなきゃって言ったくせに」
ヨンソン 「それはそれ、これはこれよ」
ケイン 「もう分かんないよ!頭が悪いからそんなこと計算して生きられないよ!あんたは黙ってて」

そう言ったケインはサンジュンに何かを申し出ます。

——–

サンゴジェで乾杯するケインとジノ。

ケインはジノに「ドイル家具?」の新ブランドに彼女のデザインが採用されたことを告げます。
ジノは「どうしてそんな大きな会社が、ケインさんのような無名のデザイナーを?」と疑問を感じますが、ケインは「私は名前ありますから」と疑いもしません。「これまで社内でかなり悩んだみたいで、今日やっと確定したそうなんです。あとは契約書を交わすだけ」と説明します。

ケイン 「私、契約したらすぐにお金が入るんですけど…貸しましょうか?」
ジノ 「え?」
ケイン 「低利子で貸してあげられますけど」
ジノ 「恋人相手に金貸しの真似ごとを?」
ケイン 「(?)はハッキリしとかなきゃ。ジノさんはそういうの好きでしょ?」
ジノ 「金貸しをするのが(?)をハッキリさせることなんですか?」
ケイン 「銀行より安くしてあげますよ。だからここは私に譲って、使ってくださいよ。」
ジノ 「お金を借りるようなことはありません」
ケイン 「…とにかく借りてください。どうせ私、そんな大金の使い方知らないから」
ジノ 「そのお金で、この家が担保になってる借金から返したらいいんです」
ケイン 「それを返しても余りますから。だからとりあえず借りて…銀行に入れとけばいいんですよ(?)」

しつこいケインを、落ち着いてじーーっと見つめるジノ。

ジノ 「どうしてそんなに金を貸したがるんです?」
ケイン 「…投資ですよ!ジノさんがタム美術館を手がけたらめちゃくちゃ儲かるでしょ!」
ジノ 「そんな保証ないですよ」
ケイン 「私は信じてますよ。確実な投資先に投資するんです。私、賢いでしょ?」
ジノ 「(しばらくケインを見つめ)結構です。祝杯を続けましょう」

困っているだろうジノに、それを知らない振りして何とか助けようとするケインと、「変だ」と思いながら深くは聞かず好きに喋らせる(笑)ジノ、ふたりの優しさが静かに流れているシーンです。

——–

二人でワインを飲んだ後、夫と仲直りしたらしいヨンソンと電話で楽しく話すケイン。
部屋でその様子を聞くジノにも笑顔がこぼれます。

ジノ 「あのアジュンマがついに家に帰ったようだな^^」

すると、部屋の外から自分を呼ぶケインの声が。

ケイン 「ジノさん?もう遅いから帰らなきゃいけないんじゃ?」

帰りたくないジノは慌ててベッドに飛び込んで眠った振り。
部屋を覗いたケインは「もう寝ちゃったの?」と呆れてドアを閉めます。

ジノ 「チョン・ジノ…お前ホントに頑張ってんな。。。」

部屋に帰ったケインは退屈そう。

ケイン 「ちょっと飲んだくらいでイビキかいちゃって…。家に帰る前に遊びたかったのに」

そして、ケインとジノ、二人はそれぞれの部屋でお互いを思い、なかなか眠ることができず…。

しばらくして部屋から出てきて水を飲むジノに「酔いが覚めたんなら家に帰らなきゃ」とうながすケインですが、
「あぁ~今日はなぜか酔いが覚めないな」と首をかしげてみせるジノ^^;

ジノ 「今日は泊まっていかなきゃいけないかも」
ケイン 「(なぜか納得してみせる)あのお酒、強かったみたいね」
ジノ 「(うんうん)えぇ」
ケイン 「酔った人に…帰れとも言えないしぃ~」
ジノ 「(しんどそうに)ですね。。。」
ケイン 「・・・。」(←ここの表情が絶妙

ケインが幼い頃のアルバムを仲良く見る二人。
楽しく見ていた二人でしたが…

ジノ 「けど、お母さんの写真は一つもないんですか?」
ケイン 「・・・。小さいときに家が火事になったみたいで、そのときに全部燃えちゃったんです」
ジノ 「・・・!」
ケイン 「残ってたお母さんの写真も、お父さんが処分してしまって」

悲しい表情のケインの肩を優しく抱き寄せてやるジノ。

ケイン 「ジノさん」
ジノ 「?」
ケイン 「お母さんとあまりぶつからないで…」
ジノ 「・・・。」
ケイン 「私、ずっと待つことになってもいいんです。だから焦らないで。ゆっくり…お母さんの心がおさまるまで待ちましょう。いいでしょう?」
ジノ 「(うなずく)」

個人の趣向 画像

笑顔になり、ジノから体を離すケイン。

ケイン 「もう帰らなきゃ。おかあさん待っていらっしゃるわ」
ジノ 「あ…今はムリなんです」
ケイン 「どうして?」
ジノ 「今、飲酒集中取り締まりの期間なんですよ。帰る途中、取り締まりに遭ったらすぐに引っ掛かりそうですから」
ケイン 「あ…ですよね。免許取り消しになったらダメだわ」
ジノ 「えぇ」
ケイン 「じゃあ!何します?」
ジノ 「えっとそうですね…えっと…」

何この空気^^;

テレビを観始めた二人ですが、面白くもない放送が流れるばかり。
「酔が覚めたんなら部屋で眠ったら?」と勧めるケインですが、まだ一緒にいたいジノは頭が痛くて眠れないフリ。
チャンネルを変えると、そこには熱~い交尾をする動物の姿。
慌ててまたチャンネルを変えると、雨に打たれながら激しく愛しあう男女の姿^^;

テレビを消してしまったウブな二人は、ここで突然わざとらしく眠気が訪れたようで、揃って立ち上がります。

部屋でベッドに転がったジノは、以前バスタオル一枚でコンタクトを探していたケインを思い出し、悶々。
ケインは脱衣所のドアを開けたとき、ちょうど風呂から出てきたジノの姿を思い出し、悶々。

個人の趣向 イ・ミンホ ソン・イェジン 画像

たまらず同時に部屋から出てきた二人。
水を飲み干し、「酔いも覚めたな。帰らなきゃ」と言うジノに、ケインは力強く「そうですか」と返事^^;
途端にまた忙しい振りをし始める二人のわざとらしさが絶妙です。

結局、自宅には帰らず、事務室へ戻るジノでした。

——–

翌朝。
ジノの事務室に顔を出したサンジュンはご機嫌。「昨日ケインさんと会って、ドイル家具と契約したら金を借りることになったんだが、連絡ないか?」とジノに尋ねます。
ジノはやめるように言いますが、サンジュンはノリノリ。
ドイル家具に連絡して、ケインがどれだけ契約金を受け取るのか確認しなければ…と言って出て行きます。

そして…。

さっきとは違い、深刻な顔で戻ってきたサンジュン。ジノの顔を見て溜息をつきます。
言いづらそうに切り出した話は…?

サンジュン 「未来建設が投資しているそうだ」
ジノ 「・・・!」
サンジュン 「突然デザイナーはパク・ゲインさんにするように言われたんだと」
ジノ 「・・・。」
サンジュン 「一体チャンニョルのヤツはどういうつもりでこんなことを?!」

ジノはすぐに立ち上がります。

——–

ジノはチャンニョルを呼び出します。

チャンニョル 「どうした?お前から呼び出すとは」
ジノ 「お前、ケインさんのこと諦めるって言ったのは本気じゃなかったのか?」
チャンニョル 「・・・。」
ジノ 「チェジュ島で言ったことは全部何だったんだ?」
チャンニョル 「・・・。」
ジノ 「それとも、申し訳なさに足長おじさんのマネか?」
チャンニョル 「回りくどいのはやめて、単刀直入に言えよ」
ジノ 「ドイル家具」
チャンニョル 「だよな。やっぱりさすがだな、チョン・ジノ。驚くべき情報力だ。その驚くべき情報力で何を嗅ぎつけたんだろうな」
ジノ 「陰でそんなことをする理由は一体何だ」
チャンニョル 「お前、そんなこと心配してる時か?すぐにオフィスを明け渡さなきゃいけないときに、そんなこと心配してる時間が?」
ジノ 「!!!お前、正々堂々と戦おうって言ったよな」
チャンニョル 「それはお前も正々堂々と戦うならってことだろ」
ジノ 「俺が何をしたと?」
チャンニョル 「それはお前の良心に聞かなきゃな。俺に聞くなよ」
ジノ 「お前が何かしたからって俺たち(ケインとジノ)の仲がどうにかなると思うか?」
チャンニョル 「そのうち分かるさ」
ジノ 「・・・。」
チャンニョル 「何だよ?ケインにチャンニョルのやつが企んだことだからやめろって言うつもりか?ケインが初めて自分のブランドを持つことになったのに、それを止めるのか?お前の(?)なプライドのために?」
ジノ 「・・・。」
チャンニョル 「チョン・ジノ、俺がどうしてケインを取り戻そうと思ったか分かるか?お前はケインのために何もできないヤツだが、俺は違う。」

チャンニョルがからかうように肩に置いた手を振り払うジノ。

ジノ 「卑怯なヤツ!」
チャンニョル 「卑怯?(笑う)誰が本当の卑怯者か、お前の方がよく知ってるはずだが」
ジノ 「一体俺が何をしたと?」
チャンニョル 「自分自身に聞いてみろよ。自分がどんなヤツか、ここで静かに考えてみるんだな」

背を向け、歩き出すチャンニョル。

チャンニョル 「…お前にケインを利用させるわけにはいかない。どんな手を使っても」

——–

美術館での作業場で、家具会社からの電話を受けているケイン。

ケイン 「(電話)来週ですか?そんなに早く?私は大丈夫です、いつでも」

ジノが入って来たのに気づき、軽く手を振るケイン。

ケイン 「(電話)では、そのときお目にかかります」

電話を切ったケインは満面の笑み。
昼ごはんをおごるから…とゴキゲンです。

ジノ 「嬉しい電話だったんですね」
ケイン 「えぇ!来週、契約しようって。めちゃくちゃ忙しくなりそう。ここの仕事に、ドイル家具の仕事に…」
ジノ 「その…ドイル家具のことなんですけど」
ケイン 「?」
ジノ 「急ぎすぎ…では?」
ケイン 「先方で全部決定して契約しようって言うんですから」
ジノ 「けど…もうちょっと詳細を調べてから」
ケイン 「調べることなんてないわ。私のデザインが気に入って採用したっていうのに」

喜んでいるケインに何も言えなくなるジノ。

ケイン 「私、これまでお父さんに何か一つでもちゃんとやる姿を見せたことがないんです。でも、今度お父さんが帰国なさる前にこんなことが起きて、どんなに嬉しいか…」
ジノ 「・・・。」
ケイン 「デザイナーとして自分の名前のブランドを持つってことはどんな意味か、ジノさんなら分かるでしょう?それを私がやり遂げたんです。お父さんに生まれて初めて認められる事を…」

ケインの気持ちは痛いほどわかるし、それがチャンニョルの差し金だと知らせたところで彼女のためにもならない。
そして、自分がこのことで彼女のためにできることは…何もない。

ジノ 「仕事、続けてください」
ケイン 「え?帰るんですか?昼ごはん一緒に食べないで?」
ジノ 「忙しくてちょっとムリなんです」

——–

オフィスに戻って考え込んでいたジノ。
そこへある男性が訪ねてきます。彼は以前仕事を共にした人。
そういえば、ドラマの序盤で出てきた人ですね。休みなしで働いて現場の人間が怪我したのをジノが見舞いに行ってたアレ!

男性 「この間の事故の処理をしてくれたのも有り難いし、現場の職人たちの人件費もチョン所長が払ってくれたと聞いたよ。本当にありがとうな」
サンジュン 「うちのチョン所長は表現が苦手なんですが、現場の方々のことを心から思っているのがお分かりでしょう?」
男性 「そうだとも!チョン所長みたいな人は他にいないよ」
ジノ 「すべきことをしただけですよ」
男性 「近頃はどうだ?不景気だから大変だろ?」
ジノ 「まぁ何とか耐えられてます」

そのとき、男性はジノの後ろに目をやり、

男性 「お?これはサンゴジェじゃないのか?」

そこには、サンゴジェの絵が掛けてありました。

ジノ 「サンゴジェをご存知なんですか?」
サンジュン 「所長がなぜサンゴジェを?」
所長 「知ってるさ!ソウルに出てきてこの業界に入ってから初めて任された工事だからな」
ジノ 「そうなんですか!」
所長 「末っ子で雑用ばかり引き受けてた俺が、初めて建てた家を忘れるわけがないだろ?」
サンジュン 「それじゃ、サンゴジェについては(詳しく知って?)いらっしゃるんですね?」
所長 「まぁ、そうだな」
ジノ 「それなら建設当時に苦労したところとか、特に変わってたところとか…何か覚えていらっしゃることは?」

——–

ジノは誰もいない昼間のサンゴジェに来ていました。
門を入って来たこの空間、昼間の柔らかい光が綺麗ですよね。

所長の言葉を思い出しながら、ジノはサンゴジェを注意深く歩きます。

所長(声) 「韓屋なのに地下室があった。掘るのにすごく苦労したんだ」

ある部屋の扉を開けたジノ。
床の一部に違和感を感じます。そこをめくってみると…
そこには地下室への扉がありました。

地下室へ降りて行くジノ。
そこは作業場だったようで、たくさんの工具類が置いてありました。

ジノはある写真立てに目を止め、埃をふぅ~っと吹き飛ばして見つめます。

——–

ケインがサンゴジェへ戻ってくると、ジノが大掛かりな家具の移動をしている最中でした。
ジノが掃除をしていると思ったケインは…「可愛い人!チューしてあげましょうか?!」と超ゴキゲン。

ジノ 「何を見つけたと思います?」
ケイン 「?」
ジノ 「お母さんの写真ですよ」
ケイン 「…お母さんの写真?」

——–

ジノは地下室の入り口へとケインを導きます。

ジノ 「ここがお母さんの作業場への入り口だったんですね」

ケインの手を引き、注意深く地下への階段を降りるジノ。
ケインは驚いて辺りを見回します。
ジノから手渡された写真立てには、美しい女性と女の子の写真。

ジノ 「もっと面白いもの、見せてあげましょうか?」
ケイン 「?」
ジノ 「サンゴジェの工事をしたのは、僕が知っている現場の所長さんだったんです。その方がおっしゃってたんだけど、(上を指差し)この上には元々大きなガラスがはめてあったそうなんです」

上を見上げるケイン。

ジノ 「天気のいい日は日光が入る設計だったんでしょうね」

ジノはテーブルに上がり、天井にはめてある板を剥がし始めます。
すると、天井からまぶしい光が差し込み、ケインを照らして…

個人の趣向 画像

ジノ 「お母さんがこの部屋で作業をしながら、上で遊んでいるケインさんを見ていたんでしょう」

>>幼い日のケイン

床の一部を掘り下げた空間で遊ぶケイン。
地下室では母親が作業をしていて、天井を見上げるとケインが遊んでいる姿が見えています。
ケインの姿を笑顔で確認し、木材に向かって金槌を振るう母親。

「お母さん、お母さん」

母親を呼び、ガラスの床をコンコンと叩くケイン。
母親はまた木材をトントンと金槌で叩きます。

>>

ジノ 「それなのに、どうしてここを封鎖しちゃったんでしょうね?(?)」

ジノの声はケインの耳には入っていませんでした。

「お母さん、トントントン」「お母さん、トントントン」

そして、突然記憶の中で天井のガラスが激しく砕け散ります。

ケイン 「きゃーーーーっ!」

耳を塞ぎ、その場にしゃがみこんだケインは、そのまま気を失ってしまいます。

ジノ 「ケインさん!どうしたんです!ケイン!おい、パク・ゲイン!!!」

——–

ここでエンディングです。

ブログやTwitterでほかの方もおっしゃっていますが、これまでケインに対して硬い言葉遣いが多かったジノが、最後に倒れたケインに「개인아 !(ケイナ)」と呼びかけた瞬間がとても印象的でした。
きっと、もっとロマンティック寄りな状況でそう呼んで欲しかったと思っていらっしゃる方も…とは思いますが、
私はこの状況で「ケイナ!」と呼ばせたのがたいそうお気に入りです^^

全然関係ないんですが、花より男子でジフ先輩が初めて「チャンディヤ!」と叫んだのも、チャンディが倒れたときでした。
思わず思い出してしまったわ^^;

おそらくケインの母親がこの世にいない理由は、フラッシュバックしたケインの記憶と直接関係があるはず。
その記憶が今後のケインを苦しめることになるのかもしれません。
ジノにしっかり彼女のことを守ってあげてほしい。。。そう願いながら13話を楽しみに待とうと思います。

ではでは、今回は聞き取れないor訳せないまま(?)にしちゃった部分が多くてすみませんデス。
最後まで読んでくださってありがとうございました!(´∀`)ノ

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