メリーは外泊中1話あらすじvol.1
はい、成均館スキャンダルは必ず最後まで訳しますです!(笑
予定ならとっくに成均館は一区切りつけているはずだったんですが、
体調崩しちゃったり、成均館が終わっちゃったショックが予想より遥かに大きく…。
放送が始まっちゃったものは仕方ないので、やっぱりメリーの方へ外泊させてくださいまし。
とりあえずは訳し始めてみますが、つまんなかったり忙しくなったらサボりますね^^;
それではスタート♪
+-+-+-+
メリーは誰かさんと結婚式の真っ最中。
そこへ、これまた誰かさんの手を引いた誰かさん(笑)が「ダメだーーっ!この結婚は無効だ!」と叫びます。
振り返るメリー。
メリー:「お父さん?!」
つかつかとメリーに歩み寄った父は、連れてきた男性をメリーの隣へ立たせ、手をつながせます。
途端に二人の男性は首の捻れた人形に…!
+-+-+-+
家から運びだされる家具。
そこには「押収品」と書かれた赤い札が貼られています。
すっかり広くなった部屋の真ん中で、溜息をついて座り込むメリー。
目を閉じると…
メリー:「1,2,3,4,5,6,7,8,9…10!」
もう一度目を開けた彼女は、気分を一新して広い室内を走りまわるのでした。
+-+-+-+
次に、階下から大きなスーツケースを部屋へ運び入れ、隣の家の呼び鈴を押すメリー。
メリー:「おばさん!」
おばさん:「終わったの?」
メリー:「えぇ」
押収されないように隣家に預かってもらっていたテレビを返してもらいます。
運び入れた大きな荷物の中からは、勉強の本と服。
テレビからは女優ソジュンのドラマが…。
メリー:「あ、ソジュンだ。あのときはホントにキレイだったのに、最近ドラマでないのかな…。演技も上手いのに」
荷物の底からコンロと鍋を探しだした彼女。
メリー:「まずはご飯!」
押収された冷蔵庫から出された食材をガサッと鍋に入れ、豪快に混ぜて食べ始めます。
+-+-+-+
場所は日本・東京
ある男性が見つめている写真には…メリーにそっくりの女性の笑顔がありました。
男性がふと視線を送ったテレビでは、不思議なテレビ番組「真劍勝負」(笑)でアイドル歌手?が歌唱中。
歌い終わった彼女に「もう結構です」と冷たく言い放ったのは、キム・ジェウク演じるチョンイン。
驚く周囲に「才能がない人は努力しても無駄だ」と表情を崩しません。
場面は男性に戻り…
#って日本人設定なのに何言ってるかさっぱり分からない…orz
韓国語字幕によりますと(笑)、どうやら、韓国で人を総動員して誰かを探しているようですが、「居住地を把握できずになっておりました」だそうです^^;
彼が探しているのは…?
+-+-+-+
そこへ「父さん、今戻りました」と入ってきたのはチョンイン。
父にあらかじめ渡してあったドラマ制作の企画書を推します。
投資するには条件がひとつあるという父。
筆を持ち、話を続けます。
父:「男が仕事をしようと思えば、頭を上げろ。それでこそ”夫(一人前の男)”となるのだ。家庭を持つ男は本当の男で…その大仕事を成し遂げられる」
と?言って父が書き上げたのは「大丈夫(りっぱな男子の意)」の文字。
父:「私はまともに成し遂げられなかったが、お前が”大丈夫”として事業をおこなう姿が見たいのだ」
チョンイン:「… 承知しました、父さん」
+-+-+-+
一方、一人ぼっちのメリーの部屋にそっと訪ねてきたのは… 父。
父:「メリー、もうこれ以上はうんざりだ」
メリー:「お願いだからしっかりしてよ!事業も、人を信じるのもやめるの!だから詐欺に遭うんでしょ」
父:「メリー、 父さんどうすればいい?どうすればいいんだよ~」
メリー:「大丈夫よ。またやり直せばいいの。お父さんと二人でいっぱい稼いで借金なんて全部返せばいいのよ!」
父:「借金がいくらだと思ってんだよ!全部払うのにいつまでかかると…」
メリー:「お父さんはそこが問題なのよ。いっぺんに解決しようとするから事がこんがらがるのよ!」
そこへノックの音と共に、「おい、ウィ・デハン!中にいるんだろ!」「俺たちの金、いつ返すんだ!」と借金取りの叫ぶ声が響きます。
慌てて明かりを消し、息を潜める二人。
あまりのしつこさに仕方なくドアを開けたメリー。
母は再婚で、ウィ・デハンは自分の父なんかじゃない、殴られてて育ったんだと主張。
メリー:「明後日はおかあさんの命日なのに…うんざりよ。父親でもないくせに何で殴んのさ。あいつ、今どこです?私も被害者なんですよ!あいつ、お金持って逃げちゃったんですから。あいつを捕まえなきゃいけないのは私よ!!!」
メリーに同情し、すっかり静かになった借金取り。
「あいつが見つかったら連絡を」と頼み、メリーは部屋へ戻ります。
ですが… 半開きのままだった玄関から中を覗いた借金取りに結局ばれてしまい、
父は窓から逃げ出します。
+-+-+-+
再び一人になったメリーの電話が鳴ります。
友だちからの呼び出しに最初は気の乗らなかった彼女。「お酒を飲んだ」と聞いた途端、張り切って出掛けます。
友だち二人を乗せて車を運転し、お金を受け取るメリー。
代理運転サービスを呼ばない代わりに、安い料金で請け負っているのですね。
ジヘ:「メリー、あんた去年からすっかり変わっちゃったわね」
メリー:「仕方ないよ。来年復学するにはたっぷり稼がなきゃ」
ソラ:「メリー、節約のためにあたしたちと会わなくなったの?」
メリー:「そう言われるのが嫌で会わなかったのよ」
ソラ:「分かったよん。久しぶりに会ったんだから今日は遊ぼうよ~」
メリー:「うん。お駄賃貰ったから今日はあんたたちと遊んであげるよ」
ジヘ:「もう!あんたは運転手なんだから飲んじゃダメだってば」
メリー:「心配ないよ。ところで、どこ行くの?」
景気よく走り出した車。
+-+-+-+
ムギョル(チャン・グンソク)はギターを背に、大音量の音楽をイヤホンで聞きながら一人雑踏を歩いていました。
同じく、目的の店を探しながら、人ごみの中を侵入してくるメリーたちの車。
そして…
前をよく見ていなかったメリーは通行人に車をぶつけてしまいます。
慌てて外へでて声を掛けるメリー。「もしもし!大丈夫ですか?!」
しばらくしてゆっくり体を起こした彼は…
手から出ていた血を無表情でペロリ。
メリー:「大丈夫ですか?」
ムギョル:「… だいじょうぶ」
メリー:「ホントに大丈夫ですか?ホントに?」
ムギョル:「だいじょうぶだってば」
立ち上がった彼は「遅れてんのに…」と顔をしかめ、歩き出します。
後から出てきたソラは彼に見惚れますが…。
ジヘは振り返ったムギョルをみて、「車のナンバー覚えてるわよ!大丈夫って言いながら、後でお金を要求されるんじゃ?!」と大騒ぎ。
「運転はあんたがしてたのよ」と責任を押し付けられたメリーは、慌てて彼を追いかけます。
後ろからいくら呼んでも音楽を聴いている彼には届かず…。
ある場所で突然彼を見失ったメリーは、「ここに入ったのかな?」と、そこにあった建物の中へ。
+-+-+-+
そこはライブハウス。
メリーが探していた彼は、ステージの中央でライトと歓声を浴びていました。
ステージで今まさに歌っている彼に「あのー!」「大丈夫ですか?!」と夢中で声を掛けるメリー。
彼女は飛び跳ねてアピールしているうちに、一人の女性客の足を踏んでしまいます。
その女性客の顔を見て「ひょっとしてソジュンさんでは?」とメリーは声を掛けますが、女性の反応せず、その場を後にします。
そこへソラからの電話。「全然大丈夫みたい!」と答えるメリーですが、大丈夫な証拠に写真を撮影します。
+-+-+-+
ライブが終わり、楽屋から出てきたムギョルをこっそり見送る人物が一人。
それは、さっき「ソジュンさんですか?」と声を掛けられた女性客でした。
出待ちの女の子たちに紛れて、メリーも彼が出てくるのを待ちます。
延々と待たされ、ようやく出てきた彼は、駆け寄るファンたちを順番にハグし…。
彼の前に進み出たメリーは…
メリー:「あの!私のこと覚えていらっしゃいますか?さっき通りで…」
メリーを見つめ、「ミニョン?ジヘ?あ~」とテキトーに納得した彼は、さっさとメリーをハグし、彼女の前を通り過ぎます。
メリー:「そうじゃないのに…。あの~!話があるんですぅ!」
+-+-+-+
ムギョルを追いかけたメリーは、女性を泣かせている彼を観て「悪いヤツだったのね」と尾行を開始。
すぐ別の女性と会っているのを見て呆れますが、実はこの女性はビジネス相手。
売るために違う音楽をさせようとする女性に対し、バンドや自分のやりたい音楽じゃないとやらないとムギョルは主張し、契約書をビリビリに破り、違約金の入った封筒を差し出します。
女性が去った後、残されたムギョルの前にさっと座るメリー。
メリー:「こんばんは~。ファンなんですけど、ここにサインしてもらえませんか?」
ムギョル:「(うんざりしながら書き始める)名前は?」
メリー:「ウィ・メリーですけど…」
ムギョル:「ウィ、メ、リ」
メリー:「あぁ、こんなに大きく書いちゃダメなのに…」
ムギョル:「何か問題あんの?」
メリー:「いいえ~(裏返し)ここに名前だけ書いてもらっちゃだめですか?」
言われるとおりに書き、いつもの癖でファンサービスのハグをしようと右手を伸ばした彼に…
メリー:「ファンサービスは…結構です!」
ムギョル:「?」
メリー:「感謝します!ホントにありがとうございます。(立ち上がり)本当にありがとうございます!」
+-+-+-+
外へ出てきたメリーは、小さくムギョルの名前が書かれた用紙に「確認書」の文字を書き始めます。
メリー:「(確認書執筆中)通りで起きたとってもとっても些細な事故は被害者の過失によるものであり決して…」
そこへやってきて用紙を奪い取ったのは…ムギョル。
ムギョル:「何だこれ?」
メリー:「いや、それはですね~」
ムギョル:「ファンだって言ったよな」
メリー:「いや、それは~~!返してくださいよ~~」
無表情で「確認書」を破き、背を向けて歩き出すムギョル。
メリー:「ちょっとー!そのまま行っちゃったらダメなんですよー!ちょっと話があるんですってば!!!」
+-+-+-+
メリーとムギョルは近くのバーで向かい合っていました。
たえず静かに飲み続けるムギョル。
メリー:「あの… ホントに大丈夫なんですよね?」
ムギョル:「… そう言ってんだろ」
メリー:「あ、それなら!確認書、書いてくださいよ」
ムギョル:「…(呆れて)人生騙されてばっかかよ」
メリー:「えぇ、騙されて生きてきました。家族以外は誰も信じられません。いいえ、信じません!」
ムギョル:「(うなずいて) …家族も信じんな」
一人で飲んでいた彼はメリーに酒をすすめます。
「飲まない!」と慌てて断るメリー。
傾けた酒の瓶を動かさない彼に、メリーは諦めて一気飲みし…。
メリー:「いいでしょ?サインしてくださいよ」
ムギョル:「これからは… 誰にでもサインはしない」
メリー:「え?…はぁ(ため息)」
ムギョル:「・・・」
メリー:「もう… 騙されたことでも?」
ムギョル:「あぁ(うんうん)」
メリー:「あの… 酔っていらっしゃるんですか?」
ムギョル:「… 気分も散々だし… (酒を差し出し)飲めよ」
メリー:「飲めないんですってば!」
と言いながら、(ほとんど酔っ払いなんだから、もっと飲ませてサインさせちゃおう!)と思いついたメリーは…
メリー:「気分は散々なんだし… 私が付き合います。どうぞ~」
ムギョル:「(酒瓶を奪い取り)お前の番だ」
メリー:「… 分かりましたよぅ」
後ろを向き、飲むふりをしながら床にこぼす彼女。
ムギョル:「捨てんなよ」
メリー:「!… 見えました?」
ムギョル:「 うん。反則だから2杯」
メリー:「分かりましたってば~。飲みますから」
彼女に酒を注ぎ、初めてニヤリとほほ笑むムギョル。
一気に飲み干す彼女を見て、「ふふっ」と笑います。
+-+-+-+
すっかりいい気分になった二人はフラフラとよろけながら手をつないで帰り道。
まだかろうじて確認書のことを忘れていないメリーは、何とか最後にサインを書くよう頼みます。
そんな彼女の頬をつまみ、「かわいいな~」とおどけるムギョル。
メリー:「もぅお~この人全く変だよ!散々な気分でどーしよーもないのにさ」
ムギョル:「何で散々なんだよ~、何で何で~~!」
メリー:「お宅のせいで!…家のせいで。はぁ、私、今日一日どんなに辛かったか分かりますか?」
ムギョル:「辛い…?そりゃダメだな」
メリーが可哀相になっちゃった彼は、彼女を抱きしめようとしますが…
メリー:「きゃー!変人変人!癖がスキンシップだなんて~!」
…と叫んでいるうちに彼を見失ったメリーが家にトボトボ帰ろうとしたところ、
彼女の前に差し出された謎の花束…いや、草束、根っこ付き。
草束の向こうを覗き込んだ彼女の目に飛び込んできたのは、
彼の嬉しそうな笑顔でした^^
メリー:「何ですか???」
ムギョル:「ふふっ、ふふふふふっ♪」
彼女の顔をじっと覗き込んだムギョルは、ふと何かに気づきます。
ムギョル:「ん?何だこれ?」
彼女の前髪をそっとかき分けてみると、そこには傷痕が。
メリーは慌てて隠します。
メリー:「子どものころ怪我したんですよぉ」
ムギョル:「おい、えらい大きな傷だな… 女の子なのにコンプレックスだな」
メリー:「コンプレックスじゃありませんってば!」
ムギョル:「・・・」
メリー:「だから何も言ってくれなくていいですから」
前髪をしっかり下した彼女は…
メリー:「私はこーいう髪型にしたいだけなんだから」
ムギョル:「見せてみろよぉ~(おでこを覗き込む)」
メリー:「嫌ですよぁ~」
ムギョル:「(メリーのおでこを出して微笑み)わぁ…。めちゃくちゃキレイじゃん」
メリー:「…何が?」
ムギョル:「ハリー・ポッターみたいだな」
メリー:「ハリー・ポッターだなんて…」
おでこを出したメリーの顔をじっと見つめたムギョルは、吸い寄せられるようにおでこにフワッと口づけます。
メリーの中で突然止まる時間…。
ふっふ♪と楽しそうに笑った彼は、何もなかったように歩き出し…。
メリー:「(笑)はぁ…。全く自由そのものだわ」
+-+-+-+
ここで一区切り。
後半もこんな感じで一気にやります^^;
※前半記事のコメント欄は閉鎖します。
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