イタズラなkiss韓国版4話 あらすじ vol.1
SS501リダことキム・ヒョンジュン主演、韓国ドラマ「イタズラなキス」4話を訳していきますね^^
一緒に勉強しているうちに眠ってしまったスンジョとハニの写真が思わぬところから滑り落ち、
そのニュースはあっという間に全校生徒に広がってしまいます。
同居していることを口止めされているハニは大パニック!
写真がばらまかれていることは、とうとうスンジョにも知れてしまいました。
そして…
では、続きをどうぞ~
/* 皆さん、楽しいコメントをありがとうございます。苦労して訳した記事にこうやってコメントをいただくと、本当に嬉しいです。一つ一つ頷きながら大切に読ませていただいてます。これからもどうぞお気軽に感想を聞かせてくださいね。*/
ハニがスンジョの家に住んでいることを知ったジュリとミナ。
興味津々の二人を阻止することができず、ハニは二人を連れて家の前まで来てしまいます。
ジュリ:「あの家?」
ハニ:「(うんうん)」
ジュリ&ミナ:「うわぁ…」
ハニ:「もういいでしょ?早く行こ!ペク・スンジョが来たら騒ぎになっちゃうからさ。ね?」
そんなハニの言葉は耳に入らず…
吸い寄せられるようにペク邸へ近づいていく二人。
ミナ:「あんたの部屋どこ?」
ジュリ:「あそこ?あそこ?」
ハニ:「もぉおーーーっ!」
ジュリ:「あそこっぽいよ、あそこ」
ミナ:「あそこがハニの部屋なら…そっちがペク・スンジョの部屋?」
ジュリ&ミナ:「うふふふ♪」
ハニ:「お願いだからぁあーーっ!勘弁してよ。もう行こうって!」
そこへ家の中から声が。
スンジョ母:「ハニ、おかえり~♪」
ママが門を開き、顔を覗かせます。
またママ、今日も髪飾りが一段と素敵^^;
スンジョ母:「早かったわね」
ハニ:「あ…はい」
スンジョ母:「どうしたの?入りなさいよ」
ハニ:「今日はちょっと…」
スンジョ母:「(ジュリたちを見て)友だち?!」
ジュリ&ミナ:「こんにちは」
スンジョ母:「(ポンと手を叩き)あぁ!あなた、レディガガでしょっ!」
ジュリ:「あ…はい。あぁ!ピザの!」
スンジョ母:「そうよぉ~」
ハニはスンジョが帰ってくるんじゃないかと気が気ではありません。
スンジョ母:「(ミナに)それからあなたは…あ!あのとき走ってた子ね!でしょ?」
ミナ:「(ニッコリ)はい。こんにちは」
スンジョ母:「うふ~♪」
ハニ:「私がどこに住んでるのか気になるっていうので…。もう帰りますから。(ジュリたちに)だよね?バイバイ~!」
スンジョ母:「まぁ!帰るなんて!入りなさいよ」
ジュリ&ミナ:「…え?」
スンジョ母:「いちごピンス(←デザートの名前)作ってあげようかっ♪ 食べて行きなさいよ」
ノリノリでジュリたち二人の手を引き、家に引っ張り込むママ。
ハニは仕方なく後に続きます。
その様子を少し離れているところから伺っている人物が一人。
溜息をついてうなだれたその人は…?
ジュング:「あぁ…!」
—————
ジュリたちはママが作ってくれたデザートに大喜び。
食べながらも、友だちみたいに仲の良いママとハニが気になって仕方ありません。
そこへ…
スンジョ:「…調子いいんだな」
冷たい目で食卓を見下ろすスンジョの姿。
スンジョ母:「あぁ~おかえり!」
ウンジョ:「お兄ちゃん♪」
スンジョ:「噂だけじゃ物足りず、さっそくお連れしたってわけ?」
ハニ:「あの、それは…」
ウンジョ:「僕に言わせてよ、お兄ちゃん。ここはお前ん家か?!」
ハニ:「・・・」
スンジョ母:「私が引っ張り込んだのよ。すごく素敵じゃない?人が住んでる家らしくなって」
一同:「・・・」
スンジョ母:「でね、この子たち、本当に私がスンジョの母親なんですか?って言うのよ。お姉さんじゃないんですか?って…!(嬉)」
ハニ:「(気まずい笑い)」
スンジョ:「オ・ハニ、性格テストでもやってるのか?」
ハニ:「え?」
スンジョ:「そっとしといてくれって言ったよな。これ以上俺の人生に割り込むなって!」
ハニ:「(うなだれる)」
スンジョ:「どこまでやるつもりだ?いい加減にしてくれ!」
ママが立ち上がり、スンジョを諌めます。
スンジョ母:「何を言ってるの?!写真を撮ったのは私で、黙って本に挟んだのも私なのに、どうしてハニを責めるの?!」
スンジョ:「母さんも…!(言いかけて口をつぐむ)はぁ…そのブログ、すぐに閉鎖してください」
スンジョ母:「何ですって?どうしてあなたが私の趣味に口を挟むのよ?」
スンジョ:「息子に恥をかかせるのが趣味なんですか?」
スンジョ母:「(ギクリ)」
とにかく、ハニがやったことじゃないってママがちゃんと言ってくれてホッとした^^
スンジョ母:「今、話は聞いたけど…噂になったからってどうなの?何が恥なのかしら」
口を開きかけて、出掛かった言葉は溜息に。
そのままスンジョは黙って2階へ上がってしまいます。
何だか…こんなに冷たくされると、アウェイからホームに戻ってきたようでホッとするわ(爆
居ても立ってもいられなくなったジュリたちは立ち上がり…
ジュリ&ミナ:「私たちはこれで…失礼します」
スンジョ母:「どうして?晩ご飯食べて行きなさいよ~」
ミナ:「い、いいえ」
ジュリ:「さようなら」
腕を掴み、それでもまだ引き止めるママ。
スンジョ母:「ダメよ~。晩ご飯食べてから!ね?」
ジュリ&ミナ:「・・・」
スンジョ母:「(ポンと手を叩き)そうだわ!週末に海に行くんだけど、一緒に行きましょうよ!」
ハニ:「!」
スンジョ母:「ね?」
ジュリ&ミナ:「え?」
ハニ:「今週は”遊ぶ土曜日(※土曜日が休日になる日)”じゃないですよ」
スンジョ母:「もぅ!一日休んじゃえばいいでしょっ」
ハニ「・・・」
スンジョ母:「きゃーっ、面白そうだわ!(ジュリたちに)あなたたちは水着だけ用意すればいいわ。私が全部用意するから!」
ジュリたち:「ふふふふ♪ はい」
盛り上がるママの横で、またスンジョが気分を害しないかと気になって仕方ないハニ…。
————
傷心のジュングは誰かに電話で訴えている真っ最中。
ジュング:「(電話に向かって)お願いですって~!理由は聞かんと、、ただやってくれたらいいやないですか!」
電話の男性:「何や?お前、またやらかしたんか?!」
ジュング:「違いますって」
電話の男性:「何や?もしかしてお前…どっか具合でも悪いんか?」
ジュング:「違いますよ。どこも悪うないです」
電話の男性:「ならええんや。一体いくらいるんや?」
ジュング:「1000!…いや、2000?3000!そう3000でいいです」
電話の男性:「3000?」
ジュング:「はい!俺の結婚資金をちょっと先に使うと思って…きっかり3000だけください!」
電話の男性:「3000でいいか?」
ジュング:「はい!3000でええんです!」
またしても笑える予感^^;
電話の男性:「分かった。送ってやる」
ジュング:「おーっ、ホンマですか?ありがとうございます、父さん!ホンマにありがとうございます!」
父:「そやけど、3000ウォン貰ってどないするんや?」
ジュング:「実は…1部屋借りようかと…!」
意外と気づくのが早かったね(残念
ジュング:「…え?3000、3000ウォン?父さん、冗談ですか?!」
父:「冗談なわけあるかーーっ!ずうずうしい面(ツラ)見せやがって!こいつ!3000万ウォンで部屋を借りるやと?無駄口叩いとらんとサッサと帰らんか!伯母さんが心配しとる」
電話を切ってしまう父。
ジュング:「あ゛ぁーーーっ!金があってこそ愛を守れるんやないですかーー!」
そこへ、後ろから「うるさい!」の声が。かぶっていた新聞紙をめくって出てきた男性は「どいてくれるか?そこは俺の場所だ」と言って、ジュングの横に座ります。
男:「失恋したのか?青年。金のせいで?」
ジュング:「…結構ですよ!」
男:「愛が孤独なのは運命を賭けているからだ。すべてを賭けるから孤独なんだ」
ジュング:「はぁ?」
男:「生きていくのが寂しくて肌寒いとき、そんな世間を美しく見せてくれるのが愛だって?」
ジュング:「はぁ?」
男:「それは愛が人をどれだけ孤独にするか知らないから言えることだ」
ジュング:「?」
やばい。まさかこの二人、すっかり気が合ってしまうんじゃなかろーか。
男:「…だがな!」
立ち上がった男につられて、思わず自分も立ち上がるジュング。
男:「だからといって愛を諦めるのか?この眩しい青春時代に?」
ジュング:「(すっかり素直に聞いている)」
男:「我々より不幸に生きたゴッホに申し訳ないだろう?」
ジュング:「…ゴッホ?」
深く溜息をつき、建物の中に目を向ける男。
そこには大きく飾られたゴッホの自画像…?
男:「ゴッホの愛を知っているか?」
まだ続くのか?この話
男:「全てを賭け、全てを失っても後悔しない…それでこそ愛だと言えるんだ」
去っていこうとする男を呼び止めるジュング。
ジュング:「待ってくださいよ!他にも何かお話を!」
そのまま黙って去っていく男。
ひょっとして、私たちは今後、変態おじさんの行く末を辛抱強く見届けることになるのでしょーか。
ジュング:「(強く頷き)そうや、ボン・ジュング。お前、愛に運命を賭けたって言えるんか?まだハニに俺の気持ちを告白もしてないやないか!例え告白してフラれたって関係あらへん!全て失っても愛を後悔しないこと… はぁ… 」
————
暗い表情で部屋から出てきたハニは、ちょうど自室から出てきたスンジョと鉢合わせになります。
しばらく流れた沈黙の後、何も言わずに背を向けるスンジョ。
数歩、行ったところで立ち止まり、振り返った彼は…
スンジョ:「よく聞け」
ハニ:「!」
スンジョ:「俺が一番嫌いなことは…」
ハニ:「?」
スンジョ:「まさにお前のように頭の足りないヤツらが、事情も知らず、まともに理解も出来ないくせに、知ったかぶりして騒いで人を煩わせることだ」
ハニ:「!」
スンジョ:「同じことを何度も言わせるな!!!事あるごとに大弊害だって言ったのは…虚言じゃない」
何も言えず洗面所に入り、扉を閉めたハニの目から涙が溢れます。
ハニ(心の声):「手紙のことで…みんなの前であんな目に遭っても泣かなかったのに…」
————-
スンジョもまた部屋で溜息をついている頃、ハニは窓辺で友だちと電話を…
ハニ:「ううん、大丈夫。仕方ないよ。全部あたしがわざとやったと思ってるみたい…。(溜息)違うってば!あたしがスンジョだとしてもきっと怒るよ。ショックが大きいだろうな」
部屋の窓辺で、外を見つめるスンジョ。
電話を切ったハニも、隣の部屋の窓から同じ方向を見つめます。
>>回想
スンジョ:「オ・ハニ?お前がオ・ハニかって」
スンジョ:「俺、頭の悪い女は嫌いだ」
そして、初めて一緒に登校したときのこと、変な男から守ってくれたときのこと、
幼い頃の写真に慌てて追いかけられたときのこと、二人きりで勉強を教えたもらったこと、
予想問題を作ってくれたこと、横で眠ってしまったこと、
50位に入ったときのこと、おんぶしてくれたこと…
スンジョ:「これ以上俺の人生に割り込むな!どこまでやるつもりなんだよ?いい加減にしてくれ!」
>>
—————-
土曜日。
スンジョが制服を着て1階へおりてくると、荷物の山の中でお洒落して盛り上がっている女たちの姿が^^;
スンジョ母:「スンジョ、来たのね~」
そこへ、同じくオシャレをしたハニがやって来ます。
軽く申し訳程度にスンジョに挨拶したハニは…
ハニ:「(ママに)準備できたから早く出てくるようにって」
スンジョ母:「そう?じゃ、出発しましょっ!」
制服を着て立っているスンジョの前で、どうにもリアクションに困るジュリとミナ。
スンジョ母:「スンジョ、あなたもカバンはここに置いといて早く行きましょうよ!」
スンジョ:「行くって?どこに…」
スンジョ母:「私たち、1泊2日でキャンプすることにしたの!名づけて…?」
ジュリ&ミナ:「(気まずく)オートキャンピング…」
スンジョ:「え?学校どうするんですか?」
スンジョ母:「もう連絡しておいたわ」
スンジョ:「・・・」
そのときスンジョの電話にSOSが。
画面にはパパに捕まって困っているウンジョの姿が映し出されます。
ウンジョ(電話):「お兄ちゃん、僕、さらわれちゃったよ!目が覚めたら車の中だよぉ!」
スンジョ父(電話):「早く出て来たほうが身のためだぞ。ははは」
呆れて電話を切るスンジョ。
スンジョ母:「早く!荷造りもすっかり出来てるのよ!(紫の海パンをフリフリ)水着もね~!」
慌てて取り上げるスンジョ。
スンジョ:「おっ… 困るよホントに」
カ、カワユス・・・。私はスンジョが微かに慌てたところに弱いらしい。
そのとき、玄関のチャイムが鳴り、インターホンのモニタにハニパパの姿が。
ハニ父:「ハニ!この子が一緒に行くって」
…と横から割り込んできたのはジャンミ。
ジャンミ:「アンニョ~ン!私も来ちゃいました~!」
スンジョ母:「この子また?!」
————
朝の7組教室。
ハニたちがいない教室は、いつになる静まり返っています。
がらんと空いたハニの席を見つめるジュング。
ジュング:「何や?なんでまだ来ぉへんのや?」
そこへ担任が登場します。
担任:「いつもどおりね~!」
ジュング:「先生!ハニがまだ来てないんです!」
女生徒たち:「ミナもジュリも来てません」
担任:「あの子たちは遊びに行ったわ」
ジュング:「!」
担任:「海に行くって。羨ましいわ!!!」
ジュング:「な、な!遊びに行ったって?!今のご時世物騒なのに(年頃の女の子で海へ?)」
担任:「あの子たちだけで行ったんじゃないわ。ペク・スンジョの家族たちとみんなで行くって!」
思わず立ち上がるジュング。
ジュング:「ペ、ぺ、ペク・スンジョやて?!あ゛ーーーーっ!」
———–
腹立ちを抑えられず、階段を降りてくるジュング。
ジュング:「あー、いっそのこと俺を殺してくれ!一緒に旅行やと?しかも1泊2日?」
ポケットをさぐってみるジュングですが、わずかな小銭が出てきただけ…。
ジュング:「あー、何とかして金稼がなあかんな」
外に出てみると、ちょうどスクーターでやって来た教頭。
ジュングは急いで駆け寄ります。
教頭:「何だ、ボン・ジュング。今来たのか?!」
ジュング:「違うんです。急遽早退するんです」
教頭:「早退?」
ジュング:「叔母が…突然…事故にあったって!(渾身の泣き演技)急いで行かなあかんのです!」
教頭:「そ、そ、そうか…。それじゃ、急いで行きなさい」
ジュング:「はい。それがですね~、少しでも早く行かなあかんのですが、金がなくて、その…(スクーターを指さし)これ、一度だけ貸していただけませんか?」
教頭:「これを?!」
ジュング:「はい!今、危篤だって!!!」
めでたくスクーターを走らせるジュング。「やっぱり天は俺の味方や!」
そこへ手を上げて道路を渡ろうとする小学生たちが通りかかります。
ジュング:「いや~、可愛いなぁ」
小学生の行列を見送り、ふたたび出発しようとしたジュングに近づいてきたのは、あるキャンペーンガール。ライターを彼の手に握らせ「オープンしたばかりだから遊びに来てください!」
ダメダメ!せめてもう少し先まで行かせてあげてください、お姉さん!
ジュング:「俺、まだ学生なんで」
女性:「大学生もたくさん来るんですよ~。お兄さんも来てくださいよ~」
ジュング:「・・・」
女性:「ところでお兄さん、可愛い~!」
ジュング:「あ、はい…ありがとぅござぃます(照)」
女性:「絶対来てくださいね~♪」
手を振って去っていったお姉さんの後ろ姿を見送り、もらったライターを見るジュング。
”宮廷マッサージ”?
ジュング:「”宮廷マッサージ”?何やこれ?青少年保護はこんなんでええんか?」
とにかく、出発したジュング。ホッとした^^;
さて、どこまで行けるかな?w
—————-
海へと向かうキャンピングカーの中には、気まずい雰囲気が漂っていました。
本を読んでいるスンジョの横にちゃっかり陣取っていたジャンミが立ち上がり、荷物をごそごそ。
ジャンミ:「オッパ、すいか食べますか?食べやすいように切って来たんだけど」
スンジョ母:「冷蔵庫に冷やしてあるから」
ジャンミ:「あぁ~。でも、私が持ってきたのは全然違うんです。ハチミツみたいな味なんですよ」
スンジョ母:「スイカはスイカの味だからスイカなのよ。ハチミツの味なら…スイカって言える?ハチミツでしょ」
スンジョ:「(チラリ)」
ジャンミ:「・・・」
ジュリ:「ところで、あたしたちが出掛けるの、どうやって知ったの?」
ジャンミ:「あ…それは…まぁ知る方法があるんです」
それは…
美術室で荷物の相談をしているハニたちの話を、こっそり盗み聞きするという…
単にそれだけでございます。
シーンとした車内でキョロキョロするジャンミ。
ジャンミ:「カラオケもできるのね!オッパ、歌でも歌いながら行きましょ」
スンジョ母:「あら…観光バスじゃあるまいし…歌だなんて」
ハニ:「じゃあ、しりとりでもやりましょうか?」
スンジョ母:「ん~?♪」
ジャンミ:「しりとりだなんて!あ~幼稚だわ」
スンジョ母:「まぁ~面白そう!」
ジャンミ:「!」
スンジョ母:「ハニ、いいアイディアだわ。そうね、四字熟語でやりましょうよ。ミナから始めて!」
ミナ:「え?え~と、”이심전심(以心伝心)”」
スンジョ母:「”以心伝心”?”心”…”심심풀이(暇つぶし)”!」
ウンジョ:「(呆れて)”暇つぶし”が四字熟語なの?」
スンジョ母:「(構わず)じゃ、”심심풀이” ほら、早く!」
ウンジョ:「・・・」
スンジョ:「あんた、言えなかったら罰ゲームよ。尻文字で名前書くの!」
思わず笑うジュリたち。
ウンジョ:「幼稚だなーっ」
スンジョ母:「1、2…」
ウンジョ:「”이실직고(以実直告)”!」
スンジョ母:「スンジョ!」
スンジョ:「(へっ?)ホントに言うんですか?」
スンジョ母&ハニ:「1、2…」
スンジョ:「”고”?”고장난명(コジャンナンミョン:孤掌難鳴)”」
ハニ:「(笑って)”고장난 병(コジャンナンビョン:壊れたビン?)” ?何それ?それを言うなら”壊れた車”とかにしなよ」
各自、それぞれ解釈して笑う面々。
ウンジョ:「コジャンナンビョンじゃなくて、コジャンナンミョン!手のひら片方だけじゃ音を出せないってことだよ」
ハニたち:「あぁ~~~」
ハニ:「賢いねぇ。(ジュリたちに)あんたたち知ってた?」
ジュリたち:「(首を横に)」
ウンジョ:「…バカばっか(順番に指差し)”類は友を呼ぶ” だ!」
ママがさっさと仕切ります。
スンジョ母:「(ジャンミに)あなた!早く言いなさい。”고장난명”」
焦るジャンミ。
スンジョ母:「1、2…」
ジャンミ:「”명명백백(明々白々)”!」
ハニ:「”백”?えーと」
あはは。何となく先が読めてワクワクしますね^^
ウンジョ:「1!」
ハニ:「ちょっと待って!”백”って何がある?」
ウンジョ:「2!」
ハニ:「・・・」
ウンジョ:「3!」
ハニ:「”백승조짱(ペク・スンジョ最高)”」
ジュリ&ミナ:「!!!」
スンジョ母:「!!!」
ジャンミ:「?」
次の瞬間、爆笑するママたち。
一瞬我慢したスンジョも思わず笑います。
スンジョ:「それが言いたくて尻取りやろうって言ったんだな」
ハニ:「違うよ~!何言ってんの?何も浮かばなかったからよぉ~^^;(恥)」
—————-
車はキャンプ場へ。
大人たちはテントを設置し、ハニたちはさっそく水着に着替えます。
みんながビキニを着ている中、一人だけワンピースタイプの水着姿のハニ。
ハニ父:「ハニもビキニを一着買って来るんだったな…」
スンジョ母:「清純で素敵だわ。女子高生の魅力は…(一瞬、ジャンミの方へ目をやり)清純さだわ!」
そこへ、並んで歩いてきて並んでベンチに座るツンデレ兄弟。
ウンジョ:「あれ?オ・ハニも浮き輪使うんだ。僕だって使わないのに」
ハニ:「うん。あたし、水泳苦手なんだ」
スンジョ母:「スンジョ!ハニ、可愛いでしょっ!清純で。女子高生らしいわ~」
無理やり^^;
スンジョ:「(チラリ)小学生みたいですけど?」
ハニ:「・・・」
笑って「ハニが一番可愛いよ!」と口々にフォローする大人たち。
そこへ、立ち上がったスンジョがハニに渡したものは…?
スンジョ:「忘れてた。あんた、これがいるんだろ?」
それは…例の靴下1組。
ちょ^^;
わざわざ皮肉るために家から持って来たのか?君が?
セ、セクハラ高校生めorz
靴下を渡された意味が分からず、「何で?」とキョトンとするジュリたち。
ハニは以前、縄跳びをしていて胸から落ちてしまった靴下を思い出し、愕然とします。
ハニ(独り言):「神様、私、今日…あいつを片付けて地獄へ行きます…!」
スンジョに飛びかかろうとしてロープに引っかかり、スンジョの目の前で派手に転んだハニ。
「大丈夫か?」と声を掛けたスンジョにかえって怒り爆発のハニ。
追いかけようとして転んだところをまた…
スンジョ:「大丈夫か?痛いところは?靴下履けってーー」
ハニ:「もぉおーーーっ!!!」
スンジョ:「(逃亡)」
ハニ:「ペク・スンジョーーーっ!」
—————-
さて、そろそろ皆さん、我らのボン・ジュングくんのことを思い出してあげてください。
快調に海への道を進む彼。
ハニたちも通った分かれ道を過ぎ…
そこでスクーターが動かなくなってしまいますorz
いや~、彼、ヘルメットにメガネのこの格好、最高に似合ってますね(ゲラゲラ
ジュング:「あ゛ー、ガソリン切れたんか?金もないのにどないしたら…」
ガソリンの量を確認しようと中を覗き込み「よく見えないな」と考えるジュング。
ハッ!やばい!!!
彼は明かりをつけようと、さっきもらったライターを取り出して給油口に近づけると…(以下略
—————–
波打ち際で遊ぶハニたち。
波と戯れ、写真を撮って…女の子の仲良し3人組はいいねぇ^^
そこへ、飛んできたビーチボールを拾いに来て、「スンジョオッパ!」と投げ返すジャンミ。
ウンジョがそれを受け取り、「お兄ちゃん!」と声を掛けて投げます。
ウンジョに見せるスンジョの笑顔はとても優しく…。
ジャンミ:「(ウンジョを撫でて)う~ん!上手ね!」
スンジョの後を追いかけ、ベタベタするジャンミの姿に、ジュリたちは面白くありません。
口には出せないものの、やっぱり寂しさが募るハニ…。
——————
スイカを切って運んできたママは、子どもたちに声を掛けます。
スンジョ母:「子どもたち~!スイカ食べなさ~い」
ジュリ:「あ、呼んでるみたい」
スンジョ母:「ハニ~、早くおいで」
行こうとしたハニにウンジョは…
ウンジョ:「おい!ポン・ハニ!」
ハニ:「何よ!’(ゲンコツを作り)やめないと怒るよ~」
※「뽕 (ポン)」というのはブラに入れるパットのことだそうです。ウンジョにもバレちゃったということ。
調子に乗って「ポン!ポン!」と歌ってハニをからかうウンジョ。
怒って追いかけるハニですが、ウンジョも彼女をからかいながら逃げ出します。
走っているうちに海へ入っていくウンジョ。
ハニは水が怖く、それ以上追いかけることができません。
ウンジョ:「捕まえてみろ!入って来いよ~!」
ハニに向かってあっかんべーをして、走りだそうとした途端、何かに足を取られ、水の中で転んでしまうウンジョ。
あっという間に海にのまれ、溺れてしまい…
ハニ:「ちょっと!演技してるの?やるならちゃんとやりなよ」
水の中でもがきながら叫ぶウンジョに、ハニの顔からも笑顔が引いていきます。
ハニ:「ちょっと、ペク・ウンジョ!」
思わず海に入ろうとし、まずは助けを呼ぼうと手を振るハニ。
でも、誰も彼女に気づいてくれません。
彼女は意を決して水の中に入っていきます。
—————–
一方、のんびりスイカを食べている面々。
ハニたちがふざけているんだと思い込み…
スンジョ母:「スイカを食べなさいって言ったのに、また(海に)入ってるわ」
ジャンミ:「あの二人、精神年齢が一緒なんですよ」
スンジョ母:「(怒)純粋なのよ!」
——————
ウンジョのところまでたどり着いたハニは、片手で彼を抱きとめ助けようとしますが、元々泳げない彼女が暴れているウンジョを助けられるはずもなく…
スイカを食べず、ぼんやりハニたちを眺めていたスンジョの表情が変わります。
いやーーん、ジフ先輩じゃないの?(遠い目
スンジョ母:「えっ!溺れてるの?!!」
慌ててジュリを押しのけ(笑)走りだすママ。
ジュリとミナも後に続きます。
砂に埋められたパパ二人…オットッケorz
ようやく近くまでたどり着いたママ。
ウンジョはミナに抱えられ、そして、ハニはスンジョに…
無事、助けあげられるところでした。
意識を失いかけていたウンジョは、ママに頬を叩かれ、飲んでいた水を吐き出します。
フラフラでつかまっているハニに、「じっとしてろ!」と大声をかけるスンジョ。
浜まで上がってきたところで、二人一緒に倒れこみます。
スンジョの胸元で怖さに泣き声をあげるハニ…。
———————–
陽がすっかり落ち、夕食の準備をする面々の後ろで、まだ憔悴しているウンジョ。
両親がそばに寄り添います。
ぼんやりとバーベキューを焼いているスンジョの横にさっと座るジャンミ。
あかん…マジで勘弁してください。
彼女が来るくらいなら、なぜジュングをあんな目にorz
ジャンミ:「きゃ~、美味しそう!」
スンジョ:「(うんざり)」
そんなジャンミとスンジョの様子を見たママは…
スンジョ母:「スンジョ!」
スンジョ:「?」
スンジョ母:「ハニにも水を持って行ってあげて。温かいのをね」
ジャンミ:「私が行ってきます!」
スンジョ母:「ダメダメ!ジャンミ、あなたは肉を焼いててね」
ジャンミ:「え?」
スンジョ:「(返事のない息子に)ペク・スンジョ?早く」
黙って立ち上がるスンジョ。
ハニは「大丈夫か?病院に行かなくていいか?」と心配する父を気遣っていました。
ハニ:「…驚いたでしょう?」
ハニ父:「もちろんさ!あんまり驚いて心臓が痛いよ」
ハニ:「・・・」
ハニ父:「よりによってあんなときに砂に埋れてたもんだから…」
ハニ:「大丈夫よ…すぐ助かったんだし」
ハニ父:「大丈夫なもんか!砂の中で身動きできずにいたのに、お前は目の前で溺れてて…」
思わずジワッと涙が出てしまった。
父一人、娘一人なのに、娘が溺れてる目の前で何も出来なかった父(涙
悔しいですね。
ハニ父:「あのとき、まさにこれは地獄だと思ったよ」
ハニ:「…ごめんね、お父さん」
ハニの手を取り、その温かさを確かめるかのように大切に大切に頬に当て、涙ぐむ父。
そこへ、マグカップを手にしたスンジョが近づきます。
スンジョ:「水飲むか?」
彼をまっすぐ見上げたハニは、黙ってうなずき、差し出されたカップを受け取ります。
ハニ父:「スンジョ、ホントにありがとう」
スンジョ:「・・・」
ハニ父:「君じゃなかったらどうなってたか…」
ハニ:「・・・」
スンジョ:「(微笑んで)いいえ」
ハニ父:「お礼に最高の夕食をご馳走するよ。な?」
「…えぇ」笑顔で答えるスンジョ。
そして、娘とスンジョを交互に見たパパは、二人を残してその場を後にし…(いい人だ
パパがいなくなると、途端に口調が変わるスンジョくん(嬉
スンジョ:「泳げもしないくせに思い切ったことを…!」
ハニ:「じゃあどうすれば…?叫んでも誰にも聞こえないし」
ハニの隣に座るスンジョ(わざわざ隣に腰を落ち着けただけで歓喜^^;
スンジョ:「とにかくトラブルメーカーだな」
ハニ:「・・・」
スンジョ:「あんたに会って以来、静かな日は一日もない」
ハニ:「またいじめる…。まだ辛いのに」
スンジョ:「辛いとは…?」
そのとき、耳をつんざくような悲鳴が響きます。
ゲラゲラ^^;
スンジョ父:「ど、どなたですか?」
とにかく根性で辿りついてよかった。
これこそ愛の力。
それは、真っ黒に焦げたジュングでした。
ジュング:「俺のハニ… どこにおるんや?」
——————-
さて、キャンピングカーの中では寝床の準備が整ったようです。
男性陣はテントへ、心身ともにまだ回復していないウンジョはママと一緒に眠ることに。
キャンピングカーの中へ入ってきたハニたちは大喜び!
すっかりおとなしいウンジョは、はしゃいでいるハニを見つめます^^
泳げないのに自分のことを助けようとしてくれたハニのことを思い出すウンジョ少年。
——————-
父同士がテントで語らう中、スンジョは外で夏の風に吹かれ、ギターを爪弾いていました。
そこへやって来て、隣に座るジュング。
ジュング:「へぇ~、お前、ギターも弾けるんか」
スンジョ:「・・・」
ジュング:「お前の服、借りたで」
スンジョ:「・・・」
ジュング:「話は聞いた。ハニを助けたんやってな」
ギターを弾くのをやめたスンジョ。
ジュング:「もっと早よ来なあかんかったのに…エライ大変やったな」
スンジョ:「オ・ハニのために…ここまで来たのか?」血も湧く18歳や、いつオオカミに豹変するか分からんから、俺が守らんとな!」
スンジョ:「(笑)どうだ?いっそのこと家に来たら…」
ジュング:「…空き部屋あるんか?」
それには答えず、ジュングを一瞥してまたギターを触り始めるスンジョ。
ジュング:「はっきり警告しとくけどな、お前、ちょっとでも変な気を起こすんやないぞ」
スンジョ:「・・・」
ジュング:「俺がいつでもどこでも見張ってるから肝に命じとけ!分かったか?」
スンジョ:「…オ・ハニがそんなに好きか?」
ストレートに聞くスンジョに、圧倒されたように言葉を失うジュング。
ジュング:「…あ、それは…ダイレクトに聞かれると困るな」
スンジョ:「・・・」
ジュング:「俺はとにかく早く一人前になってハニを幸せにする…それが俺の夢や」
スンジョ:「…あぁ。お似合いだよ、お前とオ・ハニは」
ジュング:「(嬉)そうか?そう思うか?」
喜ぶジュングの横で、力なく視線を落とすスンジョ。
ジュング:「いやぁ、イガイやな、ペク・スンジョ」
スンジョ:「”意外”だ」
ジュング:「イガイ、イガイ^^」
スンジョ:「・・・」
ジュング:「お前、よぅ分かってんなぁ!」
再びスンジョは静かにギターを弾き始めます。
ジュング:「そうやそうや、ハニはお前とは似合わん。いくらハニがお前のこと好きでもやな…」
すっかり嬉しくなって調子よく喋りまくるジュング。
車の陰には「お似合いだよ、お前とオ・ハニは…」その言葉に心を痛めるハニの姿…。
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ここで一旦区切ります。
#このドラマ、2記事に分けるのに区切りどころが分かりやすくて助かる^^
※前半のコメント欄は閉鎖しています。
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