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テバク13話あらすじ&日本語訳vol.3

   

チャン・グンソク、ヨ・ジング出演「テバク」13話の終盤です。

さっそくGo~♪

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テギルと延礽君を執務室へ通すと、骨蛇は亂廛組合から手に入れた帳簿を差し出した。

延礽君「この帳簿か?」

骨蛇が目だけで静かに頷く。
延礽君が手を伸ばそうとすると、骨蛇はさっとその手を掴んだ。「延礽君様…」

骨蛇「この帳簿が公開されれば老論も少論も揃って反発するでしょう。乗り越えられるのですか?」
延礽君「その程度の覚悟もなしに、ここへ来るはずもなかろう」

骨蛇がそっと手を離した。

テギル「整理しておけよ。この賭場以外、麻浦の商権全部だ。明日の朝、俺が引き継ぐ」

#え?麻浦の商権全部?

骨蛇「わかった」
テギル「あぁ、それから…。願いを一つ聞いてもらううことになってたろ」
骨蛇「…。」

「爺ちゃん!」テギルの合図で、トッケビが張り切って入ってくる。

トッケビ「骨蛇!」
骨蛇「トッケビの旦那」

トッケビはかつて、骨蛇と闘牋勝負をした際にイカサマを見破られ、目玉を奪われたのだ。

「…。」骨蛇はトッケビの前へ進み出ると、その場に跪き、深々と頭を下げた。

骨蛇「旦那。若気の至りで犯した過ちです。どうぞお許しください」
トッケビ「体が千両なら目は900両だ。これまで450両分の片目で生きてきたことを思えば、両手足をざっくり…!」
骨蛇「…。」
トッケビ「まぁ仕方ない。もういいから、お立ちなさい」

トッケビは骨蛇の肩に優しく手を置く。
その場が穏やかな空気に包まれた。

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賭場の外へ出ると、テギルはこれまで辛酸を嘗めてきた人々からの賞賛に迎えられた。

ペク・ジュンギ「漢陽の亂廛を率いるペク・ジュンギと申します」

麻浦の商団長、船荷商、安養商団長、釜山商団長… 各地の商人を率いる男たちが次々と名乗りでて、テギルに頭を下げる。

延礽君「英雄になったな」
テギル「礼はいらんぞ」

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延礽君が笑った。「感謝する」

延礽君「では、ここで別れよう」

テギルが頷くと、延礽君は漢城府を引き連れ、去っていく。
続いて立ち去るテギルを、人々は何度も万歳をして送り出した。「ペク・テギルの旦那、万歳!」

178

#釜山とかいろんなところの商人がお礼に来てる意味がよくわからない。骨蛇の許可なく船荷を詰めないとは言ってたけど、だから?

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人々が外で大喜びしているのを覗き見て、ヨナは耐えられずに窓を閉めた。「お父さん」

ヨナ「受け入れられないわ、あいつに賭場を渡すなんて。ここを作るのにお父さんがどんなに苦労したか!」
骨蛇「お前が作ったわけでもあるまいし。未練なんか捨てて、お前は嫁にでも行けばいいんだ」
ヨナ「お嫁になんか行かないわ」
骨蛇「どうだ?あいつは」
ヨナ「?」
骨蛇「あいつだ、ペク・テギル」
ヨナ「お父さん!」
骨蛇「お前を助けてくれたじゃないか」

「その顔を見ると、嫌ではなさそうだな」骨蛇は娘の顔を覗き、ふふふと笑い声を立てる。

ヨナ「お父さん!」

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少論の大臣たちが集まっていた。

チョ・イルス「ペク・テギルなる者が西小門を潰し、骨蛇の麻浦まで手に入れたと…。しかも、延礽君は我々を牢へ送る帳簿まで手に入れたのだ」

「…。」正面に座っているインジャは、黙ってイルスの怒りを受け止める。

イルス「一体どういうことだ!そなたに任せていればいいと言ったではないか!」
大臣「明日、万が一にでも市廛の商人と我々の裏取引を暴く帳簿が殿下の手に渡りでもすれば…!今すぐ対応策を用意すべきです」

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延礽君は領議政キム・チャンジプを訪ねていた。

延礽君「賄賂を贈った者と金額の記された帳簿です」

「それから」延礽君はもう一冊、帳簿を出す。「この帳簿には賄賂を受け取った者の名前と日時、それに、証人の名前まで一つ一つ記録されていますが、幸い大監の名前はどこにもありませんでした」

チャンジプ「それでは約束通り、延礽君様はこれで手をお引きください。後は私が処理いたしますゆえ」

延礽君は2冊の帳簿をキム・チャンジプの元に残し、立ち去った。

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夕飯の席で、トッケビは上機嫌でテギルに酒を勧めた。「感心だなぁ」
「わしが育てたからな」犬斫刀の元から戻っていたソリムに自慢する。

トッケビ「男に生まれて、朝鮮全土にこれだけ名を馳せるとは、実に感心だ!さぁ、わしのおごりだから美味しく食べろ」
テギル「ん?爺ちゃんの金は俺の金じゃないのか?」
トッケビ「こら、金ってのは握ってる人間が持ち主だ」

「ははは」テギルが笑う。
「酒をもっと持って来よう」トッケビが席を立ち、その場にテギルとソリム、二人が残された。

ソリム「テギル、本当に素敵だね」

「…。」テギルは嬉しそうにソリムを見つめ返した。

そのとき…「ペク・テギル」姿を現したのは延礽君だ。

テギル「?」
延礽君「明日の朝になれば世間はひっくり返っていることだろう。ペク・テギルの名のもとに」

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しばらくして…

テギルは延礽君と二人で酒を酌み交わし、空瓶をずらりと並べていた。

延礽君「全く…。君はなぜ酔わないんだ?」
テギル「そんなことまで気になりますか?宮様」

「宮様?」延礽君が高らかに声をあげて笑う。

延礽君様「朝廷の大臣たちに毎日呼ばれて、あれだけ疎ましかったのに、こんなに嬉しいとはな」

「さぁ、もう一杯」延礽君はテギルの盃に酒を注ぎ足す。
そこへ、サンギルがいかにも深刻な顔でやって来た。「延礽君様」

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延礽君は父、粛宗に呼ばれ、宮廷に戻っていた。

粛宗「ペク・テギル、あやつとずっと親しくしているのは何故だ?」
延礽君「…。」
粛宗「お前の身分で友が出来ると、そう思っているのか?」
延礽君「身分を捨て… 権力を捨て… 打算も捨てて… 初めて見えるようになったのです」

#延礽君が真剣に話してるところへ、粛宗が梨か何かをムシャムシャ食べてるのが何ともイイよね

延礽君「これまで見えなかった友が見えるようになり、知っていながら無視してきた民の苦しみがようやく見えるようになったのです」
粛宗「友も見え、民も見え、それは実に良いことだが、お前はその友のために命を差し出せるか?」
延礽君「…!」

「民のために…」そう言って粛宗は自分の腰掛けている座に手を伸ばす。「この玉座を放棄できるのか」

延礽君「!」

黙りこむ延礽君を、粛宗は静かに眺めた。

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粛宗「肝に銘じよ。それが出来ぬならお前の友でもなければ、お前の民でもないのだ。身分を考えて立ち回れ」
延礽君「…。」

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テギルはソリムと並んで夜空を見上げていた。
「テギル…」ソリムが口を開く。「あんたの夢って何?」

テギル「夢?さぁな… 俺の夢はわかんないけど…」

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テギルは六鬼神から救われた人々の姿を思い浮かべる。

テギル「誰かの夢になりたい、そんな気がする」
ソリム「…。じゃあ、私の夢になってくれる?」
テギル「…? ソリム、お前は夢がないのか?」
ソリム「私は… 手も届かないような遠い夢じゃなくて、いつもそばにある(いる)現実になりたいの」

「…。」テギルが少し気まずそうに咳払いをした。
「私ももう寝るね」ソリムは照れ隠しに立ち上がる。

テギル「あ、あぁ」
ソリム「ありがとう」
テギル「何が?」
ソリム「全部よ」

テギルがふっと笑った。「早く寝ろよ」

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ソリムが家の中へ入って行くと、テギルはふと物陰に気配を感じ、剣を掴んだ。「誰だ」
「思ったより強いな」先に声が聞こえる。
ゆっくりと姿を現したのは…犬斫刀だ。「六鬼神に骨蛇まで」

テギル「犬斫刀!」

「どれ、実力を見せてもらおうか」犬斫刀が脇へ消えたその瞬間、闇の中から刀が飛んでくる。
「!!!」テギルはそれを掴み、気配のする方へ投げ返した。

と、次の瞬間…
犬斫刀は彼の背後でのんびり酒瓶を手にしているではないか。

テギル「!」
犬斫刀「ハッタリってわけじゃないな」
テギル「どうした?(周囲の気配を探り)一人で来るのが怖かったのか」
犬斫刀「?!」

物陰に誰かがさっと身を潜めた。
「…。」犬斫刀はそっと酒瓶を置き、卓上の惣菜に手を伸ばす。「ソリムを… どうするつもりだ?」

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テギル「あんたの手中から去ると言ってたが…?」
犬斫刀「去る…か」

犬斫刀は立ち上がると、鋭い目でテギルを見る。「頼む」

犬斫刀「死ぬなよ」

そう言い残し、犬斫刀はすっと背を向けた。

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少し歩くと、犬斫刀は身を潜めていた手下を手招きした。
男が二人、さっと彼に駆け寄る。

犬斫刀「恥をかかせるな」
手下「申し訳ありません!」

「…。」犬斫刀はゆっくり手を伸ばし、手下の顎を上げると、両目めがけて二本の指を…
と、指先でおでこをちょんと弾いた。

#なぁ~んやそれ^^;;;

犬斫刀「気をつけろ」

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執務室で一人酒を飲んでいた骨蛇は、扉の向こうの人影にはたと緊張を高めた。

骨蛇「何だ。来たなら入れ」

扉がゆっくりと開く。
誰かが中へ足を踏み入れた。

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「テギル、気をつけてね」出かけるテギルを、ソリムが表へ出て来て見送る。

#ん?今何時?

テギルの背中を見送り、ソリムはファングの言葉を反芻する。
方法はたった二つ。俗世を離れて隠居するか…

ソリム(心の声)「私、凶殺を持ってるんだって。遠いところに行くね。テギル、あんたもいない、誰もいないところに…」

と、突然忍び寄った誰かが彼女の口を塞ぎ、音もなく連れ去った。「!」

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「一体どこ行ったんだ?」トッケビが出て来た時、庭には誰もいなかった。「テギル?!」

ふと見ると、縁台の上に書状がぽつりと置いてあるではないか。「?」
書状を広げてみて、トッケビは目を丸くした。「ソリムが!!!」

足元には草履がコロリと転がっている。「ソリムの草履だ!」

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朝が来た。

テギルが骨蛇の賭場へやって来る。
彼を迎えたのは骨蛇の娘、ヨナだ。

ヨナ「主(あるじ)の座に就いたからって、父に成り代われるなんて勘違いしないで」
テギル「…。」
ヨナ「私は認めないわ、絶対に」
テギル「成り代わること出来ないだろうが、骨蛇の願いは必ず聞き入れるつもりだ」
ヨナ「願い?」

テギルはそれ以上何も言わず、奥の執務室へ向かう。
扉を開けた途端、彼はぎょっと目を見開いた。「やめろ!!!」

倒れている骨蛇に、黒装束のタムソがまさに刀を突き刺そうとしていたのだ。

テギル「何の真似だ?」

それでもトドメを刺そうとしたタムソの刀を自分の刀で払いのけ、それをタムソの首に突きつけた。

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タムソ「!」
テギル「!」

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ここでエンディングです。
ストーリー展開や時間の感覚やらいろいろとめちゃくちゃで、さっぱり頭に入って来ませんです。

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