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テバク6話あらすじ&日本語訳vol.3

      2018/07/11

チャン・グンソク、ヨ・ジング出演「テバク」6話の終盤です。

どんどん次行こう、次!

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テギルはまた餓鬼の元へ連れ戻された。

#もう何て言うか… さっきの干潟はホント何なんだよ

餓鬼「クズ、帰ってきたか」

漂う臭いに、回りの手下たちが鼻をつまむ。

餓鬼「こっちを見ろ」

テギルが顔を上げ、鋭い目で餓鬼を睨み上げる。

餓鬼「ほう、まだ目つきは死んでないな」
テギル「口だけだな。だから別名餓鬼なのか」

餓鬼が愉しげに笑い声を立てる。

餓鬼「そうさな、手足を折れてもそう言ってられるかどうか。(手下に)そいつの手足をへし折って、その殺気立った目から火を噴かせてやれ」
テギル「望みは何だ?」
餓鬼「?」
テギル「金か?そんなら俺が大地主に負けないほど稼いでやる」
餓鬼「こいつ、何ほざいてやがる?」

「そいつだ」テギルは、ちょうど餓鬼が手に持っている札を指した。
闘牋だ!

餓鬼「?」

テギルは不敵に笑った。

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テギルと餓鬼、一対一の闘牋勝負が始まった。

テギルの札は十が二枚。
「おぉ!」見物するテギルの手下たちから、思わずどよめきが起きる。

餓鬼の札は二と八。
テギルの勝ちだ。

テギルは父が見せた手技を思い浮かべていた。
手に持っていたはずの札を、瞬時に消してしまうのだ。
消えたと思ったら、また一瞬で手に戻る。

「…。」「…。」
二人は黙ったまま、お互いをじっと窺った。

餓鬼はホンメの言葉を思い巡らせる。
【こいつはね、あたしが迎えに来るまで絶対漢陽の土を踏ませちゃ駄目だよ】

餓鬼は懐からテギルが持っていた葉銭を取り出し、それを見つめた。
こいつは勝負師なのか…?

テギル「どうだ?俺と漢陽へ行って大勝負してみるってのは」

しばらく考えると、餓鬼は葉銭をテギルの方へ投げて寄越す。

餓鬼「風呂に入れ」

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072

風呂場でじっと考え事をしているところへ、ソリムが着替えを持って入ってきた。
上半身裸でいた彼は、慌てて上着を奪い取る。「女のくせに恥じらいってものを知らないのか」

#前のときもそうだったけど、これは浸かるための湯船じゃないの?

ソリムは彼の上着の合わせ紐を結んでやる。「ありがとう」

テギル「?」
ソリム「本当にありがとね。あんたがいなかったら、私どうなってたか…。舌噛んで死んでたかも」

テギルは小さく咳払いをする。「どうしてここへ来ることになったんだ?」
「…。」ソリムが上着の合わせ紐を解くと、その白い胸にざっくりと刀の跡が現れた。

テギル「!!!」
ソリム「その日、お父さんが指輪まで買ってくれたんだ。でも、賭博の掛け金代わりに私の腕を掛けちゃって…。それで先に三途の川を渡っちゃった」

#え?え?何回も聞き直してみたけど… え?

テギル「…。」
ソリム「だけど、もっと辛いのは何だと思う?それでも私、会いたいんだよね…お父さんに」

「父ちゃんか…」テギルは思わず呟いた。

ソリム「これもみんな、あの六鬼神のせいよ!」
テギル「?」
ソリム「私が歯を食いしばって耐えてるのは、お父さんとお母さんの仇… 六鬼神の首をへし折るまで死ねないから!」

ソリムの目から大粒の涙が溢れる。

テギル「…。」
ソリム「あんたは?記憶は戻ったの?」

#そうだ!記憶喪失の件を完全に忘れてた(爆)

テギル「…まだ。全部は」

#回想に出てくるんだから、お父さんのこともインジャのことも、ストーリーに必要なことは全部思い出してるよね?

ソリム「すぐ思い出すよ。私のこと忘れないで。ね?」

出会ってから初めて… テギルは微笑んだ。

073

#で、胸の傷は何?こんなことなら「私のこと忘れないで、最後に抱いて♥」って前をはだけりゃ良かったんだよ(ブツブツ

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すっかり綺麗に身支度を整えたテギルは、再び餓鬼の前に立った。

餓鬼「お前、良からぬ気を起こしたらどうなるかわかってるな」
テギル「心配すんな。俺はただの犬コロだ。葉銭を咥えて持ってくる犬コロ」

「ワンワン!」犬の鳴きマネをしてみせるテギルに、皆が笑顔を見せた。

#息子を殺されたばかりの老人まで笑ってるのが何とも…。

餓鬼「とくと見せてもらおう。葉銭を咥えて持ってくる犬コロか… 主人に噛みつく狂犬か」

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ホンメがうつらうつらと昼寝をしているところへ、部下が大慌てで駆け込んできた。「姐さん!!!!!」

ホンメ「何だい?」
部下「奴だ!」

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急いでホンメが賭場へ出てみると、中央の席に静かに陣取っている一団がいた。

餓鬼と手下たち、そしてテギルではないか!

餓鬼「ホンメ、元気だったか?」

「…。」条件を守らず、勝手に押しかけてきた餓鬼を、ホンメは睨みつけた。

餓鬼「いやぁ、綺麗な顔して」
ホンメ「…。」
餓鬼「楊貴妃も泣いて帰るぞ」

手下たちが笑い声を上げる。

ホンメ「あたしが言ったこと忘れちまったのかい?ハッキリ言っ…」
餓鬼「ハッキリ言った。こいつは生きて戻るってな。違うか?」
ホンメ「それで?用件だけお言いよ。くたばる前に」
餓鬼「約束通り、お前が買い戻せ」
ホンメ「買い戻す?いくらで?」

餓鬼は指を5本出してみせた。

ホンメ「5両?」
餓鬼「500だ」
ホンメ「500?… 兄さん、あたしをからかってんじゃないだろうね!」

場の空気が一気に緊迫する。

餓鬼「ホンメ姐、俺だってここで血を見たくはない」

彼は闘牋の札を差し出した。「一勝負どうだ?こいつを賭けてな」

テギル「…。」

ホンメが苦笑いを浮かべる。「何企んでるんだい?」

餓鬼「俺が負けたら… まぁいいさ、綺麗さっぱり消えてやる。ホンメ姐、お前が負けたら500両でこいつを連れて行くってことに」
ホンメ「…。」
餓鬼「どうだ?明瞭だろ」

テギルは考えこむホンメを上目遣いに見て、挑発的に口角を上げた。

ホンメ(心の声)「どうせ記憶もない奴だし…」

結論が出るまでは一瞬だ。売られた喧嘩を買わないわけにはいかない。

ホンメ「後で駄々こねるんじゃないよ。塩田に頭から突っ込んでやる」
餓鬼「へっへっ。何をそう殺気立ってるんだ?」

「さぁ、いっちょ遊んでみるか」餓鬼が愉しげに卓を叩いた。

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勝負が始まった。

テギルの相手をしているのは、ホンメの手下の大男だ。
いとも簡単に勝負がつき、男はさっさと退散する。

二人目も同様…。

あっという間にテギルの前に葉銭の山が出来た。

#何?テギルは記憶喪失を機に覚醒したの?

餓鬼「漢陽一の賭場も大したことないな」

満を持して、ホンメがテギルの向かいに腰を下ろした。

ホンメ「そうだね。あんたの首はあたしが獲らなきゃ」
テギル「見覚えがあると思ったが… 俺のこと知ってるのか?」
ホンメ「バクチ打ちの顔なんてどれも同じさ。さっさと札を配りな」

074

「お前ら、支度しとけ」餓鬼の言葉に手下たちが景気よく答えて、武器を握る。「おぉ!」

餓鬼「ホンメ姐がカッとなったら何しでかすかわからんからな」

そのとき…

「何の騒ぎです?」後ろから女の声がする。
客たちが振り返った奥から、タムソが顔を見せた。

「おっと、大変だ」ホンメがつぶやき、立ち上がる。
タムソの後ろから… インジャが姿を現した。

ホンメ「旦那さんお越しですか。お嬢さんも!」

隠そうとするホンメをかわし、インジャはテギルの前へゆっくりと進み出た。

テギル「…。」
タムソ「!」
インジャ「…ペク・テギル?!」
ホンメ「旦那さん、ここはあたしが説明を…」
インジャ「君の言い訳は後で聞こう」

ホンメはぎゅっと口をつぐみ、下を向いた。

インジャ「こうも元気そうな顔で出会うとは実に驚きだ。だが、命が助かるや否や賭場にいるとは」
テギル「俺をご存知で?」
インジャ「はははっ。記憶を失くしたのか?」
テギル「おい、両班の旦那。訊いてんだろ、俺を知ってんのかってな」
インジャ「知っているとも。ペク・テギル」

「!!!」テギルはドンと卓を叩き、身を乗り出すと、インジャの襟首を鷲掴みにした。

テギル「あんた何だ?知ってること話せ。全部だ!」
インジャ「悪いが話してやるわけにはいかん」
テギル「何だと?」
インジャ「お前が自ら選んだことだ。記憶を取り戻すのもお前の役割、お前の運命ではないか?」
テギル「よし。なら俺と勝負しろ」
インジャ「…。」
テギル「聞かなきゃならないんだ。あんたが知ってること、全部な」

テギルは手元にあった葉銭の山を押しやる。

テギル「両班の体裁を考えりゃ、刃物沙汰になるよりましだろ」

挑発的なテギルに、インジャは笑う。

テギル「どうした?掛け金が少なすぎるか?俺が負けたらあんたの尻でも何でも拭いてやる。だから心配しないで勝負しろ」
インジャ「本気だな」

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二人は向き合って座った。

インジャ「勝負は一度だ。よければ先に札を2枚選びなさい」

筒の中に立てて入れた札を、テギルは指先で慎重に撫でた。

インジャ「心から願えば何事も叶うものだ」

テギルが先に札を2枚引き抜いた。
続いてすぐにインジャも2枚、引き抜く。

インジャ「その札に君の運命が掛かっている」
テギル「運命?獣の口から出る言葉じゃないな」

テギルは札を1枚表に返した。九。

テギル「…白面書生。いや、イ・インジャだったか?」
インジャ「はははっ。記憶を失くしてはいなかったのか?それとも取り戻したのか?」
テギル「何で殺した?親父を何で殺した?!!!」

テギルはもう1枚…九の札を卓上に叩きつけた。

ホンメ「九テンじゃないか!」
インジャ「この一手のために、これまで苦痛に耐え忍んできたのであろうが… 実に気の毒だ」

インジャがめくった札は…
どちらも十だった。

テギル「!」
餓鬼「十テンじゃないか!」
テギル「…。」
インジャ「これで全部か?私を仕留めるために用意した札がまだあるなら、出してみろ」

テギルはふっと鼻で笑った。「イカサマだ」

インジャ「イカサマ?」
テギル「賭場でイカサマをやったらどうなる?」
餓鬼「イカサマが見つかったら、腕を切らないとな。違うか?」
ホンメ「一度目は手首、二度目は本当に首が飛ぶよ」
インジャ「イカサマとは。証拠があるのか?」

テギルが卓を叩く。「あったら?」

インジャ「私がイカサマをしていないのは、お前がよく知っているはずだが」
テギル「自信があるなら掛けろ。手首一つ失くしても生きていけるだろ」
インジャ「…。」
テギル「どうした?怖いのか?そんなら掛け金も自尊心も全部差し出して帰れ!」
インジャ「よかろう、そこまで言うなら手首を掛けることにしよう。だが、お前が間違っていたら決して聞けなくなるぞ。お前の父…ペク・マングムが死んだ理由をな」

「おい、餓鬼!」テギルの語気が荒くなる。「さっさと袖をめくれ」
「ちょいと失礼」餓鬼がインジャの右腕の袖に手を入れた。

「?!」餓鬼の表情が変わった。袖から出した手に札が握られていたのだ。「八だぞ、八!」

インジャ「…。」
テギル「隠しておいた十を八とすり替えたんだな」

「…。」インジャは静かに首をかしげる。
さっき、襟首を掴まれた時だったのか…?
間違いない。インジャは感心したようにニヤリとした。

テギル「証拠は出た。女将、何してる?さっさとこいつの手首を斬れ」
ホンメ「…。」
テギル「聞こえねぇのか!!!!!」

#”ソルジュ”っていうのは店主のことですね。ホンメにもハッキリ言ってるのを確認。お騒がせしました(笑)

手下から小斧を差し出され、ホンメは苦笑いを浮かべた。「参ったね」
「手首一つ斬るくらい簡単だろ」餓鬼が小斧を奪い取る。

餓鬼「両班の旦那。私は餓鬼ってんですよ、餓鬼。よく覚えてておくんなさいよ」

餓鬼がインジャの袖をまくり、手首に狙いを定める。
インジャは表情一つ変えず、じっとテギルの顔を窺った。「ペク・テギル…」

テギル「何してる?斬れーーーっ!」

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ここでエンディングです。

よく読者の皆様が「お陰でわからなかった部分がわかってスッキリしました!」と嬉しい声を掛けてくださるんですが…。
すみません、さっぱりわかりません(;´Д`)

何で漢陽に戻ってきたのかも、何で餓鬼一団がすっかりフレンドリーになってるのかも、何でこんな勝負してるのかも、頭がごちゃごちゃしてて、よくわかりませーん

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